JP2844873B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロ波を利用して食品などを誘電加熱
する高周波加熱装置に関するもので、くわしくいえば、
電源に車などに搭載されている低電圧の直流電源を使用
する高周波加熱装置に関するものである。
従来の技術 以下、従来の技術について図面を参照して説明する。
第4図は、車に搭載されたバッテリーなどの直流電源
30に高周波加熱装置31と、エアコン、ライト等の複数の
負荷32が接続された状態を示すブロック図である。
高周波加熱装置31は、インバータ回路33、マグネトロ
ン35、インバータ回路33を制御する制御回路34と、直流
電源30の電源電圧変動の影響を防止し、制御回路34と、
基準レベル発生回路37に安定した電圧を供給するための
電圧安定化回路36と、インバータ回路33の入力電力の大
きさを検出するための電力検出手段38などからなる。
基準レベル発生回路37は、電圧安定化回路36から電圧
供給を受けるため、直流電源30の電圧変動があっても、
基準レベルは一定に保たれる。
高周波加熱装置31はマグネトロン35が発生するマイク
ロ波を利用して、食品などの被加熱物を加熱する。
例えば、300Wのマイクロ波出力を得るためには、高周
波加熱装置31全体の効率が約50%であるので、高周波加
熱装置31への入力電力は約600W必要である。車等の直流
電源は、一般に12Vであるので、インバータ回路33への
入力電流は約50Aの大きな電流となる。
発明が解決しようとする課題 従来の高周波加熱装置には、以下に示す課題があっ
た。
第一に、基準レベル発生回路37は、電圧安定化回路36
から電圧供給を受けるため、直流電源30の電圧変動があ
っても、基準レベルは一定に保たれる。このため直流電
源30の電圧が、他の負荷32を動作させた瞬間など8V程度
まで低下することがあり、このような場合インバータ回
路33の入力電圧が低下するので、入力電力も低下しよう
とするが、基準レベル発生回路37の基準レベルは一定で
あるため、インバータ回路33の入力電力の大きさを検出
する電力検出手段38の出力レベルと基準レベルが同等と
なるように、制御回路34はインバータ回路33を制御す
る。すなわち、インバータ回路33の入力電流を増加さ
せ、入力電力を一定に保とうとする。例えば、入力電圧
が8Vまで低下すると、インバータ回路33が600Wの入力電
力を扱うには、入力電流として75Aもの大電流を流す必
要が生じる。
すなわち、直流電源の電圧が定格電圧12Vのときの入
力電流50Aに比べ、25Aも電流が増大することになる。こ
のため、インバータ回路33内の配線や、コンデンサ、イ
ンダクタ、半導体スイッチング素子などの損失が増大
し、破壊に至るという課題があった。
第二に、インバータ回路33の入力電力の大きさを検出
する電力検出手段38は、インバータ回路33の入力電流
と、入力電圧を検知して電力を求める手段が取られてい
た。しかしながら、インバータ回路33の入力電流は前述
したように50A程度の大電流が流れるため、この電流を
検知するために挿入する抵抗の損失が大きく、大型の抵
抗を用いなくてはならないという課題があった。
課題を解決するための手段 第一に、直流電源と前記直流電源より電力供給を受け
るインバータ回路と、前記インバータ回路により付勢さ
れるマグネトロンと、前記直流電源の電圧を検知する電
源電圧検知手段と、前記インバータ回路が前記直流電源
から得る電力の大きさを検出する電力検知手段と、基準
レベルと前記電力検出手段からの電力検出レベルとを比
較し、前記電力レベルが前記基準レベルと同等になるよ
うに前記インバータ回路を制御する制御手段とを備え、
前記基準レベルを前記電源電圧検出手段により可変する
構成とする。すなわち、前記直流電源の電源電圧の低下
に応じて前記基準レベルを変え、前記インバータ回路が
前記直流電源から得る電力を下げる構成とする。
第二に、インバータ回路の入力電力を知る手段とし
て、マグネトロンのアノードに流れる電流を検出する構
成とする。
作用 本発明によれば以下の作用を有する。
第一に、直流電源の電源電圧の低下に応じて基準レベ
ルを変え、前記直流電源から得る電力を下げることによ
り、インバータ回路の入力電流がほぼ一定になるように
制御できるという作用を有する。
第二に、マグネトロンのアノードに流れる電流を検出
する構成とすることにより、インバータ回路の入力電力
の大きさを等価的に知ることができるという作用を有す
る。
実施例 以下、本発明の高周波加熱装置の一実施例を図面を参
照して説明する。
第1図は、直流電源1の電力を伝達する電力系統に高
周波加熱装置2と、その他の負荷3が接続されている状
態を示す。高周波加熱装置2は、インバータ回路4と、
インバータ回路4を制御する制御回路5と、インバータ
回路4の入力電力を検知する入力電力検出手段6と、直
流電源1の電圧を検出する電源電圧検出手段7と、電源
電圧検出手段7からの出力に応じて基準レベルを発生す
る基準レベル発生回路8と、直流電源1の電圧変動の影
響をなくし、制御回路5と基準レベル発生回路8に安定
した電圧供給を行う電圧安定化回路9と、マイクロ波を
発生させるマグネトロン10などから構成される。
第2図は、より具体的な構成を示すブロック図であ
る。同図、直流電源からの電力を伝達する電力系統11接
続された電圧安定化回路9は、直流電源の電圧変動の影
響をなくし、安定した電圧を制御回路5と基準レベル発
生回路8に供給する。制御回路5と基準レベル発生回路
8を駆動するための電力は、十数W程度の小電力なの
で、これに電力供給する電圧安定化回路9は、コンパク
トなもので済む。
直流電源の電圧を検出するために電力系統11に接続さ
れた電源電圧検出手段7は、抵抗分圧で電源電圧を検出
し、その情報を基準レベル発生回路8に電圧として伝達
している。基準レベル発生回路8は、電圧安定化回路9
により得られる電圧と、基準レベル発生回路8により得
られる電圧とを比較する比較器12を備え、両者の比較を
行い、その差に応じた大きさの電圧を出力し基準レベル
を発生する。制御回路5は、インバータ回路4の入力電
力を検出し、その情報を電圧として出力する入力電力検
出手段6と、基準レベル発生回路8とにより得られる情
報を比較する比較器12を備え、比較器12からの出力に応
じ、インバータ回路4内のトランジスタをPWM制御する
制御能力を持つ。すなわち、直流電源の電圧が低下し、
前記基準レベルが低下すると、前記トランジスタにあた
えるドライブ信号のオン時間を短くするように制御を行
う。インバータ回路4は、フォワード型の電圧共振型回
路方式を用いているため、前記トランジスタに与えられ
るドライブ信号のオン時間が短くなると、インバータ回
路4の出力は低下する。従って、直流電源の電圧が低下
しても、インバータ回路4の出力を下げることができる
ので、インバータ回路4の入力電流を直流電源の電圧が
低下しても、ほぼ一定に保つことができる。
第3図は、本発明の他の実施例の高周波加熱装置の構
成を示す図である。同図に用いている各構成要素の番号
のうち、第2図と同じ番号のものは同一の構成要素を示
す。同図は、インバータ回路4の入力電力を知る手段と
して、マグネトロン10のアノードに流れる電流をカレン
トトランス13を用いて検出し、カレントトランス13の出
力を整流器14で直流電圧に変換し、その情報を制御回路
5の比較器12に伝達している。
マグネトロン10のアノード電流は、マイクロ波出力に
比例するので、この電流を検出することは、インバータ
回路4の入力電力を検出することと等価である。アノー
ド電流は、マイクロ波出力が300W程度で120ミリアンペ
ア程度の微小電流なので、この電流を検出する場合、小
さなカレントトランスで簡単に検出することができる。
これに対し、インバータ回路4の入力電流は50A程度に
もなるので、この電流を検出するに比べて非常に簡単な
構成でインバータ回路4の入力電力を等価的に検出する
ことができる。
発明の効果 本発明によれば、以下に示す効果を有する。
直流電源の電圧低下に伴い、インバータ回路の入力電
力を抑制することにより、インバータ回路の入力電流を
ほぼ一定にすることができるので、インバータ回路を構
成する各要素部品の損失増大を防止することができ信頼
性を向上できる。
また、マグネトロンのアノード電流を検出することに
より、簡単な構成でインバータ電源が扱う電力を等価的
に知ることができ、回路構成が小型かつ簡素化できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の一実施例の
高周波加熱装置の構成を示す回路ブロック図、第4図は
従来の高周波加熱装置の回路ブロック図である。 1……直流電源、2……高周波加熱装置、4……インバ
ータ回路、5……制御回路、6……電力検出手段、7…
…電源電圧検出手段、8……基準レベル発生回路、10…
…マグネトロン、12……比較器、13……カレントトラン
ス、14……整流器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−318091(JP,A) 実開 昭51−154739(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、前記直流電源より電力供給を
    受けるインバータ回路と、前記インバータ回路により付
    勢されるマグネトロンと、前記直流電源の電圧を検知す
    る電源電圧検知手段と、前記直流電源から得る電力の大
    きさを検出する電力検出手段と、前記電力検出手段から
    の出力レベルと、基準レベルとを比較し前記出力レベル
    が前記基準レベルと同等になるように前記インバータ回
    路を制御する制御手段とを備え、前記基準レベルを前記
    電源電圧検出手段により可変する構成とした高周波加熱
    装置。
  2. 【請求項2】電力検出手段としてマグネトロンに流れる
    電流を検出する構成とした特許請求の範囲第1項記載の
    高周波加熱装置。
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