JP2844821B2 - 記録担体の切り離し装置 - Google Patents

記録担体の切り離し装置

Info

Publication number
JP2844821B2
JP2844821B2 JP8772890A JP8772890A JP2844821B2 JP 2844821 B2 JP2844821 B2 JP 2844821B2 JP 8772890 A JP8772890 A JP 8772890A JP 8772890 A JP8772890 A JP 8772890A JP 2844821 B2 JP2844821 B2 JP 2844821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
record carrier
paper
receipt
uncut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8772890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03286886A (ja
Inventor
真弘 上村
真種 下田
英司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8772890A priority Critical patent/JP2844821B2/ja
Publication of JPH03286886A publication Critical patent/JPH03286886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2844821B2 publication Critical patent/JP2844821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金銭登録機、卓上計算機、文字画像印刷装置
等の記録装置から送り出されて来るレシート等の連続状
の記録担体を切り離すための装置の構造に関するもので
ある。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕 例えば従来の金銭登録機においては、キーボード部で
入力した商品名や金額等を印字部で印字して繰り出した
レシート(以下記録担体という)を、作業者が一々カッ
ター部の刃先に当てて引き切る作業を実行していた(特
公昭63−62399号公報参照)ので、この記録担体の発行
数が多いスーパーマーケット等のレジスター係に余分の
作業をかけることになり、疲労が激しかった。
この欠点を解消するため、実公昭63−37192号公報で
は、金銭登録機の発行部の出口に設けるカッターを記録
担体の広幅面に向かって自動的に前進することにより、
記録担体を所定の寸法に切り離すように構成することを
提案している。
しかしながらこのように記録担体を発行部出口で完全
に切り離してしまうと、当該切り離された記録担体は直
ちに前記発行部出口から金銭登録機の外に落下してしま
うおそれが多分にあり、この切り離された記録担体が落
下する前に作業者は当該記録担体を手で迅速に掴むか、
前記切り離された記録担体を押さえておくためのピンチ
ローラ等を別途設ける必要があった。
このためカッターにスリットを設けて記録担体の切り
離し箇所の一部に切り残し連結部を設けることが考えら
れた。この場合には、記録担体を完全には切り離すもの
ではないから前述の問題を解決できるのであるが、カッ
ターの後退時にスリット内に切り残し連結部が引っ掛っ
たままになり、当該切り残し連結部に無理な力が作用し
て不用意に記録担体がちぎれるという問題があった。
本発明はこの問題を解決することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、記録担体に切り残
し連結部を形成するためのスリットを有し、記録担体に
対して進退動するカッターと、記録担体の送り手段とを
備えて成る記録担体の切り離し装置において、カッター
の後退時に当該カッターと共に記録担体における切り残
し連結部が移動することを許容する機構を備えたもので
ある。
〔発明の作用及び効果〕
本発明では、カッターを記録担体に向かって前進させ
て、記録担体を切断して切り離しするのであるが、この
カッターには、記録担体の切り離し箇所の一部を切り残
して、切り残し連結部が形成できるようにスリットを有
するので、カッターを後退させた後であっても前記切り
残し連結部箇所で記録担体が繋がっており、従来の完全
切り離しの装置のごとく記録担体を不用意に散逸させる
ことがない。
そして、前記スリット内に切り残し連結部が挟まった
状態となるので、カッターを後退させるときに、その切
り残し連結部が引き摺られてちぎれるおそれが生じる
が、本発明のように、後退時のカッターと共に記録担体
における切り残し連結部が移動することを許容する機構
を備えたものであるから、前述のように切り残し連結部
に無理な力が作用せず、その切り残し連結部で不用意に
切り離されるのを防止できるという効果を奏するのであ
る。
〔実施例〕
次に本発明を金銭登録機に適用した実施例について説
明すると、符号1は電子式の金銭登録機で、2は商品名
や金額等を入力するキーボード、3は金額等を表示する
発光素子等による表示部、符号4は、商品名や金額等を
印字したのちの記録担体であるレシート5が発行される
発行装置をそれぞれ示す。
発行装置4における本体フレーム4aの一側部には、ロ
ール状に巻いた用紙6,7を装着する左右一対の収納部
8、9を設けてあり、前記の両用紙6,7は印字部10,11で
それぞれ同じ金額等の記録データが印字された後、片方
の用紙6(ジャーナル用紙)を巻き取り部12で巻き取っ
て発行元の保存記録用とし、他方の用紙7は後述するよ
うにして切り離して顧客に手渡すものである。
符号13は上下一対のカッターガイド板14,15に穿設さ
れたレシート出口で、該レシート出口13を通過して用紙
7が下方から上方に出る。
前記一対のカッターガイド板14,15間には、先端が鋸
刃先16aに形成された板状のカッター16が、レシート出
口13が塞がれるように前進する方向とレシート出口13か
ら後退する方向とに進退動するように設けられている。
符号18は前記カッター16を支持する支持板で、該支持
板18と本体フレーム4aとの間に装架したばね19にて、カ
ッター16が後退する方向に付勢され、電磁ソレノイド17
のON(励磁)で、カッター16が前記ばね19力に抗して前
進する構成である。
また、第3図に示すように、カッター16の鋸刃先16a
の中途部を切欠いてスリット20を形成し、用紙7が前記
鋸刃先16aでその長手方向と直角に切断されるときに、
切り残し連結部21が形成されるようにしているのである
(第2図参照)。
なお、このスリット20は、前記切り残し連結部21が2
〜3箇所形成されるように、複数設けてもよいのであ
る。
前記カッターガイド板15の下方位置に設けられた送り
手段である送りローラ22とピンチローラ23とで用紙7を
挟持してレシート出口13方向に所定の寸法送り出す構成
であり、送りローラ22はステップモータ等の制御用の駆
動モータ24で作動する。
なお、本実施例では、送りローラ22とピンチローラ23
とによる用紙7の挟持点Aはカッター16が前進したとき
の前寄り位置に設けられており、従って、レシート出口
13の前縁(前進したカッター16の刃先16aが入り込む
側)から前記挟持点Aまでの距離は、レシート出口13の
後縁(後退したカッター16の刃先16aが位置する側)か
ら挟持点Aまでの距離より短くなるように設定してあ
る。
符号25は用紙7をレシート出口13に導くためのガイド
体である。
符号26は前記送りローラ22の下方位置に設けた印字部
11におけるシリアルドットピンヘッドであり、符号31は
プラテン、32はインクリボンである。
また符号27は用紙7にレシート発行元である商店名等
を印字するためのスタンプ部である。
なお、第5図に示すように、別の単票28を切欠き溝29
内に挿入して、該単票28に同時に印字できる構成であ
る。
符号30はマイクロコンピュータを内蔵した制御装置
で、前記キーボード2で入力して印字するのにつれて駆
動モータ24を作動させ、用紙6,7を適宜行づつ送給する
制御を実行する。
また本発明では、前記制御装置30で次のような制御も
実行する。
即ち、レシート発行時には、合計計算後に用紙を所定
寸法送給して、顧客に手渡すための所定の長さのレシー
ト5部分をレシート出口13に送給した後、電磁ソレノイ
ド17を所定の短時間だけ励磁(ON)させてカッター16を
前進させて、用紙7を切断する制御を実行した後、前記
電磁ソレノイド17の非励磁(OFF)させるとき、略同時
に駆動モータ(ステップモータ)24を所定のステップ数
だけ駆動させ、送りローラ22を第8図の矢印方向に回動
させる制御を実行するのである。
この場合、前記ステップ数は、例えば、用紙7の切断
位置から刃先16aが後退位置(退避位置)までの寸法に
略相当する長さ(L)に応じて、前記用紙7を寸法
(L)だけ送るのに必要な数となる。
これにより、前記電磁ソレノイド17のONでカッター16
が前進して用紙7を切断すると(第8図の二点鎖線参
照)、カッター16におけるスリット20により、用紙7に
は切り残し連結部21が形成され、電磁ソレノイド17のOF
Fでカッター16が後退するときには、前記スリット20内
に切り残し連結部21が挟まったまま用紙7が引っ張られ
てレシート出口13の後縁側まで移動する(第8図の実線
状態参照)。
このとき、送りローラ22が非回動であると、ピンチロ
ーラ23との挟持点Aが不動であり、用紙7における前記
切り残し連結部21に不用意に大きな力が作用して、ちぎ
れることになる。
そこで、前述のように、電磁ソレノイド17のOFF動作
と略同時に駆動モータ24を作動させ、送りローラ22を矢
印方向に回動させて、用紙7をレシート出口13側に所定
寸法(L)だけ送ることにより、送り下流側にて用紙7
に弛みを持たせ、前記の引張力を無くするようにするの
である。
これにより、カッター16が後退したときにも、前記切
り残し連結部21がちぎれず、第2図に示すように顧客に
手渡すべきレシート5は用紙7の先端部に連結状態を保
持でき、散逸や紛失することがないのである。
従って、作業者は、必要に応じて前記レシート5を弱
い力が引っ張るだけで簡単に切り離すこともできるので
ある。
なお、前述のように送りローラ22とピンチローラ23と
による用紙7の挟持点Aからレシート出口13の後縁(後
退したカッター16の刃先16aが位置する側)までの距離
が、レシート出口13の前縁(前進したカッター16の刃先
16aが入り込む側)から前記挟持点Aまでの距離と略同
じか短い場合であっても、カッター16の後退動の衝撃力
で前記切り残し連結部21が不用意にちぎれないように、
用紙に弛みを持たせることが必要となる。
また、この弛みを持たせるように、前記カッター16の
後退時に当該カッターと共にレシートにおける切り残し
連結部21が移動できることを許容する機構としては、送
りローラ22とピンチローラ23との挟持を解除するよう
に、前記いずれか一方のローラ22または23を相手側に対
して離れるように後退させる作動を実行させたり、駆動
モータ24と送りローラ22との結合を解除するなどして送
りローラ22を自由回転可能(軽い力で回転可能)状態に
するようにしても良いのである。
さらに、前記カッター16の後退ときに用紙7を弛ませ
るために送るための寸法(L)が大きい値に設定されて
いると、レシート5を分離させた後に、用紙7の先端が
レシート出口13から大きくはみ出して、無駄に用紙を消
費することになるから、前記駆動モータ24を適宜ステッ
プ数だけ逆転駆動させ前記寸法(L)の長さ分だけ巻き
もどすように構成しても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は金銭登録機の斜視図、第2図はレシートと用紙
の切り残し連結部を示す斜視図、第3図はカッターの平
面図、第4図は第3図のIV−IV視断面図、第5図は発行
装置の平面図、第6図は側面図、第7図は要部側面図、
第8図は作用説明図である。 1……金銭登録機、2……キーボード、4……発行装
置、5……レシート、6、7……用紙、10,11……印字
部、13……レシート出口、14,15……カッターガイド
板、16……カッター、17……電磁ソレノイド、19……ば
ね、20……スリット、21……切り残し連結部、22……送
りローラ、23……ピンチローラ、24……駆動モータ、28
……単票、29……切欠き溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−89192(JP,A) 実開 昭62−200454(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/66 - 11/70 B26D 1/08 B26D 5/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録担体に切り残し連結部を形成するため
    のスリットを有し、記録担体に対して進退動するカッタ
    ーと、記録担体の送り手段とを備えて成る記録担体の切
    り離し装置において、カッターの後退時に当該カッター
    と共に記録担体における切り残し連結部が移動すること
    を許容する機構を備えたことを特徴とする記録担体の切
    り離し装置。
JP8772890A 1990-04-02 1990-04-02 記録担体の切り離し装置 Expired - Fee Related JP2844821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8772890A JP2844821B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 記録担体の切り離し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8772890A JP2844821B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 記録担体の切り離し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03286886A JPH03286886A (ja) 1991-12-17
JP2844821B2 true JP2844821B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=13922978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8772890A Expired - Fee Related JP2844821B2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 記録担体の切り離し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2844821B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9400897D0 (en) * 1994-01-18 1994-03-16 Esselte Nv Cutting system for a printing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03286886A (ja) 1991-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2067627B1 (en) Printer
EP0733482B1 (en) A cassette for a thermal printer
EP0580438B1 (en) Tape printing device
US4671686A (en) Printer having removable paper feed module
JP2006181750A (ja) テープ印刷装置
DE69800196T2 (de) Bildaufzeichnungsgerät mit abnehmbarer Bandrollenkassette
EP0058900A2 (en) Serial printer provided with cutter
US4569610A (en) Multi-function document transport system for printers
EP0120043B1 (en) Record member feeding mechanism
EP0226327A2 (en) Paper-handling mechanism for a printer
EP0359584B1 (en) Apparatus for guiding media
US5254200A (en) Method and apparatus for peeling a releasable sheet from an adhesive label
JPH092441A (ja) ラベルプリンタ
US4568211A (en) Printer with slidable tear bar
JP2844821B2 (ja) 記録担体の切り離し装置
JP2000229751A (ja) プリンタ
JP2909302B2 (ja) 自動印字装置におけるロール紙挿入構造
JP4696552B2 (ja) カッタ機構、およびこれを備えたテープ処理装置
JPS643672B2 (ja)
JP3223010B2 (ja) レシート発行装置
US2124996A (en) Carbon stripping device
JPS5935407Y2 (ja) プリンタの紙案内機構
JPH0538854A (ja) テープ印字装置
JP3651512B2 (ja) プリンタ
JPS59136275A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees