JP2844535B2 - 角筒挾持装置 - Google Patents
角筒挾持装置Info
- Publication number
- JP2844535B2 JP2844535B2 JP1162727A JP16272789A JP2844535B2 JP 2844535 B2 JP2844535 B2 JP 2844535B2 JP 1162727 A JP1162727 A JP 1162727A JP 16272789 A JP16272789 A JP 16272789A JP 2844535 B2 JP2844535 B2 JP 2844535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom plate
- receiving
- pair
- clamping device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は原子炉において使用済核燃料を撤去後、それ
を収納していた角筒をそのまま、或はそれを半裁したも
のの各片を挾持吊上げ可能とした挾持装置に関するもの
である。
を収納していた角筒をそのまま、或はそれを半裁したも
のの各片を挾持吊上げ可能とした挾持装置に関するもの
である。
［従来の技術］ 燃料棒は長い直立角筒中に収納されている。燃料棒を
抜き去ったあとの角筒を廃棄するには、これを対向稜線
に沿い切断して２本のＬ形材とし、これを個々に吊上
げ、収納箇所で表裏重ね合わせて、収納容積の節減をは
かる。この切断方法は特開昭62−257093で開示されてい
る。その際には角筒をそのまま、或は２箇のＬ形材をつ
ぎつぎと吊上げる挾持装置が必要である。しかし原子炉
廃棄は最近はじめて直面する問題であるため、これに類
するものは従来技術に見当たらない。
抜き去ったあとの角筒を廃棄するには、これを対向稜線
に沿い切断して２本のＬ形材とし、これを個々に吊上
げ、収納箇所で表裏重ね合わせて、収納容積の節減をは
かる。この切断方法は特開昭62−257093で開示されてい
る。その際には角筒をそのまま、或は２箇のＬ形材をつ
ぎつぎと吊上げる挾持装置が必要である。しかし原子炉
廃棄は最近はじめて直面する問題であるため、これに類
するものは従来技術に見当たらない。
［問題点解決の手段］ この挾持装置は原子炉の上方でかなりの高さ位置から
ロープで吊下げて用いるものとする。この装置の下部に
は角筒の各辺を挾持或は解除可能な４つの挾持機構を設
け、遠隔操作によりその上部に並列させた１対のシリン
ダを縮小すると４辺を把持し、伸長すると解除する。片
方のシリンダだけを伸縮作動すると一方のＬ形材だけが
把持又は解除するよう構成する。
ロープで吊下げて用いるものとする。この装置の下部に
は角筒の各辺を挾持或は解除可能な４つの挾持機構を設
け、遠隔操作によりその上部に並列させた１対のシリン
ダを縮小すると４辺を把持し、伸長すると解除する。片
方のシリンダだけを伸縮作動すると一方のＬ形材だけが
把持又は解除するよう構成する。
［実施例］ 図面について説明する。頂板１はロープＲを介して移
送機に吊下され、昇降及び水平移送自在である。側板２
は短冊形をなし、上端は頂板１の両側に、また下端は方
形の底板３に対向固着されている。１対のシリンダC1,C
2は両側板間へ並列に支持されピストン杆ｐを下方へ突
出させている。底板３にはピストン杆ｐに対応する位置
に、案内筒3aが設けてあり、昇降棒４が昇降自在に挿入
されている。矩形の受板５は長辺を側板と平行にして、
昇降棒上端に固着され、受板と案内筒との間にはばね６
が挿入されている。底板軸受７は側板と45゜傾斜して側
板３の角隅４カ所上面に設けてある。受板軸受８は底板
軸受７に対応して１対の受板５に各２箇設けてある。
送機に吊下され、昇降及び水平移送自在である。側板２
は短冊形をなし、上端は頂板１の両側に、また下端は方
形の底板３に対向固着されている。１対のシリンダC1,C
2は両側板間へ並列に支持されピストン杆ｐを下方へ突
出させている。底板３にはピストン杆ｐに対応する位置
に、案内筒3aが設けてあり、昇降棒４が昇降自在に挿入
されている。矩形の受板５は長辺を側板と平行にして、
昇降棒上端に固着され、受板と案内筒との間にはばね６
が挿入されている。底板軸受７は側板と45゜傾斜して側
板３の角隅４カ所上面に設けてある。受板軸受８は底板
軸受７に対応して１対の受板５に各２箇設けてある。
挾持機構は４セットから成り、各１対のリンク９とア
ーム10とから成る。アーム10はハサミ状に交叉し、その
上端はリンク９を介して受板軸受８に、また交叉部は底
板軸受７に夫々枢着されている。即ち底板に対する受板
の昇降により、アーム下端は開閉する。底板３にはアー
ムの動きを障げないよう窓3bがあけてある。アーム下端
には三角カム10aがその一頂点で対向軸支され、その揺
動によって下方からは板の差し込み自在であるが、これ
を引抜こうとすると対向カムではさみこんで抜け止めす
る。必要あらばカムの摩擦面に鋸歯状切込を設け、抜け
止め摩擦を強めておく。
ーム10とから成る。アーム10はハサミ状に交叉し、その
上端はリンク９を介して受板軸受８に、また交叉部は底
板軸受７に夫々枢着されている。即ち底板に対する受板
の昇降により、アーム下端は開閉する。底板３にはアー
ムの動きを障げないよう窓3bがあけてある。アーム下端
には三角カム10aがその一頂点で対向軸支され、その揺
動によって下方からは板の差し込み自在であるが、これ
を引抜こうとすると対向カムではさみこんで抜け止めす
る。必要あらばカムの摩擦面に鋸歯状切込を設け、抜け
止め摩擦を強めておく。
いま第７図の如く、a,b,c,dの４辺をもつ角筒Ｐに対
し、本装置を所定位置まで降下させ、シリンダを伸長す
ると、各辺はカム10a,10aにはさみこまれる。これを吊
上げるとカムは角筒の自重によるクサビ作用で強く各辺
へくいこみ、挾持を確実にする。挾持を解除するには、
シリンダC1,C2へ送気し、シリンダの縮小によりばね圧
に抗して両受板を下降させればよい。また第７図に於い
て角筒がabとcdの２つのＬ形材に分割されているとし
て、その一方だけを把持又は解除したい場合は、それに
対応するシリンダだけを作動させればよい。図示しない
が、これらの作動は全て制御装置による遠隔操作で行
う。
し、本装置を所定位置まで降下させ、シリンダを伸長す
ると、各辺はカム10a,10aにはさみこまれる。これを吊
上げるとカムは角筒の自重によるクサビ作用で強く各辺
へくいこみ、挾持を確実にする。挾持を解除するには、
シリンダC1,C2へ送気し、シリンダの縮小によりばね圧
に抗して両受板を下降させればよい。また第７図に於い
て角筒がabとcdの２つのＬ形材に分割されているとし
て、その一方だけを把持又は解除したい場合は、それに
対応するシリンダだけを作動させればよい。図示しない
が、これらの作動は全て制御装置による遠隔操作で行
う。
万一シリンダに不具合が起こり、対象物が挾持された
ままで解除不能となる異常事態に備え、受板上方で方形
枠体11を側板に固着しておく。
ままで解除不能となる異常事態に備え、受板上方で方形
枠体11を側板に固着しておく。
枠体11には下方受板の両端部に対応する位置へ耳11a
を設け、これにねじ孔を穿ち、ボルト12を螺合してお
く。長尺作業棒の先端にナットを固着したものを用意
し、ボルト12へ差しこんで回動させ、ボルト下端で受板
を押圧降下させればよい。
を設け、これにねじ孔を穿ち、ボルト12を螺合してお
く。長尺作業棒の先端にナットを固着したものを用意
し、ボルト12へ差しこんで回動させ、ボルト下端で受板
を押圧降下させればよい。
［効果］ 角筒或はそれを２分割したＬ形材の何れをも遠隔操作
によって確実に挾持吊上可能であり、解除も確実に行え
る。
によって確実に挾持吊上可能であり、解除も確実に行え
る。
第１図は本発明の正面図、第２図は同側面図、第３図は
AA断面矢視図、第４図はBB断面矢視図、第５図は挾持機
構の説明図、第６図はCC断面矢視図、第７図は角筒の端
面図である。 １……頂板、２……側板、３……底板、3b……窓、４…
…昇降棒、５……受板、６……ばね、７……底板軸受、
８……受板軸受、９……リンク、10……アーム、11……
枠体、C1,C2……シリンダ、ｐ……ピストン杆、Ｒ……
ロープ。
AA断面矢視図、第４図はBB断面矢視図、第５図は挾持機
構の説明図、第６図はCC断面矢視図、第７図は角筒の端
面図である。 １……頂板、２……側板、３……底板、3b……窓、４…
…昇降棒、５……受板、６……ばね、７……底板軸受、
８……受板軸受、９……リンク、10……アーム、11……
枠体、C1,C2……シリンダ、ｐ……ピストン杆、Ｒ……
ロープ。
Claims (2)
- 【請求項１】移送機へロープを介して昇降及び水平移動
自在に吊下された頂板と、上端は頂板の両側にまた下端
は方形底板の両側に夫々固着された短冊形側板と、両側
板間へ並列に支持された１対のシリンダと、底板に穿っ
た孔を昇降自在に貫通し上端に上記シリンダのピストン
杆と当接可能な受板を固着した２本の昇降棒と、受板と
底板の間へ挿入されたばねと、ハサミ状に交叉する１対
のアームをその交点に於いて底板附設の軸受に軸支しア
ーム上端はリンクを介して受板に係止して受板の昇降に
よりアーム下端を開閉可能としたハサミ機構と、から構
成された角筒挾持装置。 - 【請求項２】対向する両側板を囲んで両側板に固着され
かつ下方１対の受板の両端部に対応する位置に耳を備え
た方形枠体と、上記耳に穿ったねじ孔へ下向きに螺合し
受板端部を押圧可能なボルトとを設けた請求範囲第１項
記載の角筒挟持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162727A JP2844535B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 角筒挾持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162727A JP2844535B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 角筒挾持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328796A JPH0328796A (ja) | 1991-02-06 |
| JP2844535B2 true JP2844535B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15760126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1162727A Expired - Fee Related JP2844535B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 角筒挾持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844535B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100794125B1 (ko) * | 2006-07-27 | 2008-01-10 | 웅진코웨이주식회사 | 비접촉식 수위 제어 장치 |
| CN109979631B (zh) * | 2017-12-27 | 2024-04-09 | 核动力运行研究所 | 一种钳头及用于乏燃料相关组件水下解体的单棒转移装置 |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP1162727A patent/JP2844535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0328796A (ja) | 1991-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2844535B2 (ja) | 角筒挾持装置 | |
| US2665937A (en) | Grapple | |
| US3155416A (en) | Automatic leveling device for tongs | |
| JP2983909B2 (ja) | 木材固定装置 | |
| CN210953465U (zh) | 一种兽医用粪便取样器 | |
| CN211338549U (zh) | 一种钢锭夹钳 | |
| CN215364519U (zh) | 一种集装箱箱体支撑装置、吊具及起重设备 | |
| JPH01187193A (ja) | 円筒状物の吊具 | |
| US3186752A (en) | Lifter with substantially constant inward jaw pressure | |
| CN2319385Y (zh) | 一种钢板吊具 | |
| US3869053A (en) | Loading rigid sheet materials | |
| CN211971687U (zh) | 一种托盘式建筑施工用升降机 | |
| JPH08157179A (ja) | 吊 具 | |
| JP2506413Y2 (ja) | タイヤのハンガ―装置 | |
| JPH08133663A (ja) | 挟持吊り上げ装置 | |
| CN213224490U (zh) | 一种具有防护功能的液压摆式剪板机 | |
| CN220618047U (zh) | 一种提升机轿厢用的悬停机构 | |
| JP2553965B2 (ja) | 挟持形吊具 | |
| CN217575970U (zh) | 一种拆包机 | |
| JPS6246709Y2 (ja) | ||
| CN213387441U (zh) | 一种液压缸头专用转运吊具 | |
| CN217225602U (zh) | 一种用于巨型钢构件锻造的工业机器人夹持手臂 | |
| CN218261615U (zh) | 一种轻型板材吊装装置 | |
| JPH0320073Y2 (ja) | ||
| CN217256364U (zh) | 一种方便维护的智能制造用机械臂 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |