JP2844462B2 - 調節装置 - Google Patents

調節装置

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JP2844462B2
JP2844462B2 JP63239192A JP23919288A JP2844462B2 JP 2844462 B2 JP2844462 B2 JP 2844462B2 JP 63239192 A JP63239192 A JP 63239192A JP 23919288 A JP23919288 A JP 23919288A JP 2844462 B2 JP2844462 B2 JP 2844462B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被検物との位置合わせを行う機構と、測定
や撮影等の開始信号を出力する手段とを併合した調節装
置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、眼科用光学器械であるオートレフラクトメー
タ、オートケラトメータ又は眼底カメラ等においては、
光学器械と被検眼瞳孔との光軸を一致させるため、器械
の基台に被検者の顔を固定する顔受部を取り付け、かつ
基台の上には操作桿の操作によって前後・左右に自在に
移動できる摺動台を載置し、この摺動台上に測定光学系
を上下させる上下動機構を設置している。この上下動機
構は一般には、操作桿と同軸に設けた回転リングを回動
することによって操作されている。
しかし、このような従来の機構では、撮影や測定を開
始させる信号を出力するために、操作桿の握り内に機械
的スイッチを設け、このスイッチからの接点信号を操作
桿内を通る電線により外部回路に接続しているが、配線
が難しいとか、耐久性に劣るとかの欠点がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、操作桿に押釦を設けた構成におい
て、配線の困難性や耐久性の問題を解消し、より操作性
に優れた調節機構を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、対象に
対して回転操作によって位置合わせを行う操作桿の内部
に、該操作桿の上部に設けた押釦の作動によって前記操
作桿の軸方向に移動する磁性部材を設けると共に、該磁
性部材の移動を磁気的に検出する検出手段を前記操作桿
の外部に設けたことを特徴とする調節機構である。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は眼科用光学器械に適用した状態の平面図、第
2図は操作部の断面図である。第1図、第2図におい
て、1は基台、2はその上を前後左右に摺動する摺動
台、3は摺動台2に設けられた操作桿、4は測定光学系
であり、摺動台2上は下部を貫通する案内軸5に沿って
左右に摺動可能となっている。案内軸5の両端には外周
に等間隔の係合穴を持った車輪6が取り付けられ、これ
らの車輪は基台1上に設けられ車輪6の係合穴に係合す
る突起が等間隔に設けられた案内レール7に沿って前後
に走行されるようになっている。基台1の前方には、被
検者Pの顔を固定する顔受部が付設されており、被検者
Pは顔受部の額当て8に額を当てて検査を受けるように
なっている。
操作桿3は第2図に示すように、その上方の押釦収容
部3aに押釦9を格納し、この押釦9は内蔵のスプリング
10によって常に上方に押し出されている。押釦9の下端
には棒状の可動磁性コア11が連結され、この可動磁性コ
ア11は押釦9を押すことによって操作桿3の軸部3bに沿
って下動され、また押釦9を解放した場合はスプリング
10によって原位置へ復帰されるようになっている。摺動
台2には、ベアリング12を介して球受部材13が回転自在
に取り付けられ、球受部材13にはその周りにギア部13a
に掛けられたベルト14によって、測定光学系4を上下さ
せる周知の上下動機構に連結されている。球受部材13に
は操作桿3の基部をなす球状部15が嵌合され、この球状
部15の一部に設けたスリット16には、球受部材13側から
突出する廻り止めピン17が入り込んでいる。球状部15に
は下方へ突出した突部18が設けられ、突部18には基台1
上に置かれた摩擦板19の凹部に嵌合している。球状部15
の上方部には、可動磁性コア11と同一軸芯上に固定磁性
コア20が配置され、可動磁性コア11の下端と固定磁性コ
ア20の上端との間には、可動磁性コア11の可動を許容す
るための空間Aが設けられている。なお、可動磁性コア
11、固定磁性コア20を除く部分は、全て非磁性体から成
る材料により作られている。空間Aの近傍において、操
作桿3の軸部3bの周囲には信号検出用コイル21が配置さ
れ、この信号検出用コイル21は球受部材13の上面におい
て、操作桿3の傾動に追従して水平方向に自在に摺動さ
れる。信号検出用コイル21からの信号は、後述するよう
に信号処理部22により処理されてオン・オフ信号とな
る。この信号処理部22は例えば第3図に示すように、演
算増幅器23、同期検出回路24、低域フィルタ25、コンパ
レータ26、発信器27、可変抵抗器28等によって構成され
ている。ここで、演算増幅器23はその入出力間を抵抗R
によって接続され、電流電圧変換を行っている。
次に、操作の手順を説明すると、検者は片手で操作桿
3を握り、被検眼Eに測定光学系4の光軸を合わせるた
め、摺動台2を前後左右に動かして先ずラフアライメン
トを行う。この場合に、測定光学系4は左右の車輪6及
び摩擦板19、基台1間の摩擦により動作する。このラフ
アライメントが終了すると、操作桿3を前後に傾動させ
て被検眼Eに対するワーキングディスタンスを一致さ
せ、更に左右に傾動させて左右方向を一致させる。この
場合は摩擦板19と基台1間には測定光学系4の重量で摩
擦固定され、操作桿3を傾けることで球状部15の中心を
軸とし、操作桿3は回転するが突部18が摩擦板19で摩擦
固定されているため、球状部15は相対的に平行移動し摺
動部が微動する。また、操作桿3を回転させると、球状
部15のスリット16と廻り止めピン17とによって、ギア部
13a及びベルト14に回転力が伝達され、図示しない公知
の上下動機構によって測定光学系4が上下に微動し、被
検眼Eとのアライメントが行われる。
続いて押釦9を押すと、可動磁性コア11が第3図の実
線位置から点線位置まで移動する。この第3図におい
て、発信器27からの出力は振幅一定の電圧がそれぞれ信
号検出用コイル21及び同期検波回路24に供給されてお
り、また信号検出用コイル21の一端は演算増幅器23に接
続されているので、信号検出用コイル21に流れる電流は
電流・電圧変換を受ける。演算増幅器23の出力電圧は発
信器27の電圧に対し90度位相がずれたL成分を含んでい
る。このL成分の信号を次段の同期検波回路24で取り出
し、この出力電圧を低域フィルタ25により整流して直流
に変換し、コンパレータ26で可動磁性コア11の変位に応
じてオン・オフ信号Sが出力されるように、可変抵抗器
28は予め調整されている。従って、可動磁性コア11が下
方に移動して信号検出用コイル21内に挿入されると、信
号検出用コイル21の自己インダクタンスが急激に増加す
るため、演算増幅器23のL成分電圧も増大し低域フィル
タ25の出力を増加し、コンパレータ26の出力Sが反転し
てオン出力信号を出力することになる。なお、第3図の
構成において、信号検出用コイル21を含む発信回路を構
成し、可動磁性コア11の出入によって発信周波数を変動
させ、その変動によりオン・オフ信号Sを得るようにし
てもよい。
また、以上の実施例は操作桿3の軸部3bの周囲に信号
検出用コイル21を配置した場合を示したが、第4図に示
すようにコ字型コア29の一部に信号検出用コイル21aを
巻回し、コ字型コア29の開放部に操作桿3内の可動磁性
コア11が通るように配置し、可動磁性コア11の出入によ
ってコ字型29が形成する磁気回路の磁気抵抗を変動さ
せ、この変動により信号検出用コイル21aの自己インダ
クタンスを変化し、後は第3図に示す回路によりオン・
オフ信号Sを得るようにしてもよい。
更に、第5図に示すように操作桿3内の可動磁性コア
11の代りに磁石30を用い、操作桿3の周りに配置したホ
ール素子31やリードスイッチ等の磁気感応手段を、磁石
30の変位により作動させてオン・オフ信号Sを得ること
もできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る調節機構によれば、
操作桿の内部に設けた移動部材の移動を操作桿の外部か
ら検出する検出手段を備えたことにより、押釦の入力を
伝達するための操作桿内から操作桿の外部への配線が不
要となり、頻繁に動作する操作桿内と外部との間の面倒
な配線を不要とすると共に、操作桿の繰り返し操作によ
って例えば配線が切断されることを防止できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る調節装置の実施例を示し、第1図は
眼科用光学器械に適用した場合の平面図、第2図は操作
部の断面図、第3図は信号処理部の電気回路の構成図、
第4図、第5図はそれぞれ他の実施例の部分図である。 符号1は基台、2は摺動台、3は操作桿、4は測定光学
系、9は押釦、11は可動磁性コア、13は球受部材、14は
ベルト、15は球状部、18は突部、19は摩擦板、20は固定
磁性コア、21は信号検出用コイル、22は信号処理部、23
は演算増幅器、24は同期検波回路、25は低域フィルタ、
26はコンパレータ、27は発信器、28は可変抵抗器、29は
コ字型コア、30は磁石、31はホール素子である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象に対して回転操作によって位置合わせ
    を行う操作桿の内部に、該操作桿の上部に設けた押釦の
    作動によって前記操作桿の軸方向に移動する磁性部材を
    設けると共に、該磁性部材の移動を磁気的に検出する検
    出手段を前記操作桿の外部に設けたことを特徴とする調
    節機構。
JP63239192A 1988-09-22 1988-09-22 調節装置 Expired - Lifetime JP2844462B2 (ja)

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