JP2844372B2 - 分散系液状物充填用プラスチック容器 - Google Patents

分散系液状物充填用プラスチック容器

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JP2844372B2 JP1327684A JP32768489A JP2844372B2 JP 2844372 B2 JP2844372 B2 JP 2844372B2 JP 1327684 A JP1327684 A JP 1327684A JP 32768489 A JP32768489 A JP 32768489A JP 2844372 B2 JP2844372 B2 JP 2844372B2
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fat emulsion
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は分散系液状物充填用プラスチック容器に関す
るものであり、さらに詳しく言えば、リポソーム様分散
質の分散液、または、脂肪乳剤に代表されるような水中
油滴型エマルジョン製剤等の分散系液状物を充填する容
器に関するものであり、充填された該分散液、または、
エマルジョン製剤剤の安定性を向上する容器に関するも
のである。
[従来の技術] 脂質を血管を通して栄養剤として投与する場合は、脂
質をそのままのかたち、すなわち、油状のままで投与す
ることは出来ない。なぜなら、脂質は水に溶解しないの
で血液に一様に分散することなく油状のまま血管内を流
れることになり、血管壁に付着し血栓の原因となった
り、血球の膜の油性物質と結合し溶血を起こす原因とな
るからであり、たとえ、結果として、問題が起こらなか
ったとしても、そのままのかたちでは、血管壁を通過す
ることが困難なので、体細胞で栄養として利用されにく
いからである。因に、動物の体内で脂質は微細な脂質の
球体(以下、脂肪球という)として血管内を移動し、細
胞に取り込まれ、利用されている。
そのため、従来より、術後等の栄養輸液剤としてカロ
リーの高い脂質の投与が行われているが、その際の製剤
としては、水中油滴型エマルジョン製剤である脂肪乳剤
が使用されている。
ところが、一般の高カロリー輸液剤が、落としても容
易には割れない安全で、しかも、操作性の良いプラスチ
ック容器に充填されているにも係わらず、脂肪乳剤は、
未だ、プラスチック容器に充填されたものが市販されて
おらず、ガラス容器に充填されている。
脂肪乳剤は、直径が1μm以下の脂肪球が電解質を含
んだ水の中に浮遊した状態、すなわち、エマルジョン状
態になっているもので、温度変化、外部の刺激に弱く、
すなわち、いわゆるエマルジョン状態が破壊され易く、
ちょっとしたことで脂肪球相互の融合、または、脂肪球
の該容器壁への付着等の相分離を起こし易く、プラスチ
ック容器に充填、保存するだけでエマルジョン状態の安
定性が失われ、相分離を起こしてしまうものであった。
その原因の一つは、硝子容器の脂肪乳剤との接触面が
親水性であるのに反して、プラスチック容器の内面は一
般的に疎水性なので、疎水性を有する面と脂肪球が影響
し合って脂肪球の安定性が損なわれ、脂肪球同士が融合
してさらに安定性を失うとともに、該容器壁に付着し、
ついにはエマルジョンが破壊され相分離を起こすものと
考えらる。
高カロリー輸液は長期に継続的に実施する投薬である
ため投薬中に患者が移動したり、排尿、排便をしたりす
ることが多く、その時の危険性が少なく、移動が容易な
ように軽く、安全なプラスチック容器に充填されている
ことが要望されているにも係わらず、未だ開発されてい
ないのが実情である。
[発明が解決しようとする問題点] したがって、本発明は、従来技術の有する欠点を解消
しようとするものである。すなわち、充填された薬液の
脂肪球が硝子容器のように相分離を起こしにくく、安全
で操作性の良いプラスチック容器を提供しようとするも
のであり、さらに、その方法が、容器内面の微粒子、微
生物等の付着による汚染が少なく、しかも、汚染が少な
いことを容易に保証できる工程により製造された容器を
提供することである。
[問題点を解決しようとする手段] 本発明者らは、上記諸目的を達成すべく、脂肪球の破
損し易いプラスチック容器と破損しにくい硝子容器の違
い、すなわち、プラスチック容器の表面が強い疎水性で
あるのに対し、硝子容器の表面が親水性である点に着目
し検討した結果、本発明に到達したものである。すなわ
ち、少なくとも内容液と接触する容器内面の少なくとも
一部が、親水化処理されている分散系液状物充填用プラ
スチック容器であれば、前記問題点を解決することがで
きることを見いだし本発明に至ったものである。
[構成の具体的な説明] 以下に、本発明の分散系液状物充填用プラスチック容
器に医療用薬液である脂肪乳剤を充填した場合を例にと
って図面を見ながら説明する。
第1図は、本発明の脂肪乳剤を充填した分散系液状物
充填用容器の正面図であり、第2図は、X−X′断面図
である。
本発明の分散系液状物充填用容器1は、該容器1の内
側(以下、内面という)が親水化処理された容器壁21を
形成する1対のシート2の周縁が周縁シール3によりシ
ールされているとともに、分散系液状物を充填または排
出するためのポート4が取り付けられている。
該容器1は、該ポート4から分散系液状物、すなわ
ち、脂肪乳剤5を充填された後で、該ポート5の開口部
6を、点滴または混合するのに便利な構造物、たとえ
ば、ゴム栓8を内部に具備したプラスチック成形物組立
品7等で密封される。
上記の方法で製造された本発明の分散系液状物充填用
容器入り脂肪乳剤は、滅菌され、包装されて医師の管理
のもとに患者に使用される。
該脂肪乳剤は該容器に充填されてから、患者に使用さ
れるまでには、オートクレーブ滅菌時に高温下に晒され
たり、長時間放置され経時変化したり、もともと相分離
し易い性質を有する脂肪乳剤にとって、苛酷な条件に晒
されるので、通常のプラスチック容器、すなわち、内面
が親水化されていないプラスチック容器の場合には、該
脂肪乳剤が相分離を生じ、採用できないものであった
が、前記のように該プラスチック容器の内面を親水化す
ることによって脂肪乳剤が相分離を生じにくい分散系液
状物充填用の容器が得られるのである。
ところで、一概に親水化するといっても親水性にはレ
ベルがあるので、親水化レベルをパラメーターを用いて
説明する。
なお、親水性と疎水性を認識するパラメーターとし
て、一般に、水を物質の表面に滴下した時の接触角
(θ)が知られており、該接触角の小さいものがより親
水性であることが知られているので、ここでは、親水性
を数字で表すパラメーターとして、水との接触角を用い
るものとする。
発明者らは、該容器に充填された分散系液状物、すな
わち、脂肪乳剤の中の脂肪球の大きさとプラスチック容
器の内面の親水性とに関連性があることに気づき、目標
とする脂肪球、すなわち、脂肪乳剤の脂肪球の直径を測
ったところ、直径の平均が約0.5μm以下であった。
該脂肪球の直径の平均が0.5μm以下であれば、該容
器内面の水との接触角(θ)が80°以下で効果があらわ
れ、好ましくは水の接触角(θ)が64°以下のものが尚
良く目的を達成することができる。
プラスチック表面を親水化するには、すなわち、該表
面の水との接触角を小さくするには、該表面を極性化す
る、例えば、該表面に電気双極子を付与することが知ら
れている。その具体的な方法としては、プラスチック表
面をプラズマと接触させる方法、例えば、放電処理又は
火焔処理等、その他に、低圧水銀ランプ等から発生する
紫外線を照射する方法、電子線等の放射線を照射する方
法を挙げることができる。
前記各処理方法で処理を行うことにより、また、2種
類以上の方法を組み合わせて処理を行うことにより、該
容器内面の接触角が80°以下になれば、何れの方法で処
理を行ったとしても、脂肪乳剤の相分離を防止する効果
は少なからずあるが、好ましい結果を維持するために
は、該接触角が64°以下であれば良い。
なお、医療用容器としてその処理方法が適当か否かを
考えると、親水性樹脂をコーティングする方法、硫酸ク
ロム酸混液に浸漬処理する方法、サンドブラスト処理す
る方法は余り好ましい方法とは言えない。
水銀ランプには低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超
高圧水銀ランプ等があるが、最も効果の高い紫外線ラン
プは低圧水銀ランプであり、中でも効果の高いランプは
高出力型、または、高入力型といわれる低圧水銀ランプ
であった。しかし、他の紫外線ランプでも、被照射物が
溶けない条件を選んで、照度を強く、且つ、総照射時間
を長くすることにより効果は認められた。
紫外線ランプによるオゾン発生と活性酸素発生のメカ
ニズムは一般的に以下のように考えられている。初めに
253.7nm、184.9nmの波長の紫外線は気体中の酸素を酸化
し、オゾン(O3)を生成する。生成したオゾンに、さら
に、253.7nm、184.9nmの波長の紫外線が照射されると活
性化酸素(O)を生成する。
ここで生成された活性化酸素は、一般に、プラスチッ
ク表面の有機物を酸化分解して、プラスチックの表面を
気体として蒸発させると言われている。ところが、蒸発
させるだけでは、水溶液に対する接触角低下を完全に説
明することが出来ない。すなわち、生成したオゾンと活
性化酸素は、前記の挙動を示す一方、プラスチックの表
面に接触した時に酸素をプラスチック表面の分子に付加
するかたちで、プラスチックの表面を酸化し、プラスチ
ックの表面の水との接触角を小さくすると考えられる。
紫外線照射によるプラスチック表面の水との接触角の低
下は、後者の場合が多いと予想される。
ここでは、説明を簡単にするために253.7nm、184.9nm
の2波長の紫外線に限定して説明したが、プラスチック
表面の水との接触角を小さくする働きを有する紫外線の
波長は、前記の2波長に限定されるものではなく、その
近接した波長またはその他の波長でも、酸化力の程度は
ともかく接触角を小さくする効果はあるので、低圧水銀
ランプ以外のランプにより紫外線照射した時にもプラス
チック表面の水との接触角が低下するものと考えられ
る。
放電処理としては、グロー放電処理、コロナ放電処
理、高周波放電による処理、マイクロ波による放電を利
用する処理、CASING処理、プラズマジェット処理等があ
る。また、プラズマの種類としてはアルゴン、ヘリウ
ム、N2、O2等が挙げられる。
以上の方法は、医療用容器を製造する上でも適した処
理方法であるが、目的の容器が医療用容器以外である場
合は、セルロース系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、メタクリ
レート系の親水性樹脂等のコーティング、酸処理等も有
効である。
本発明の分散系液状物充填用プラスチック容器の容器
壁を形成する材料は、単層であってもよく、多層であっ
てもよいが、その内壁を形成する樹脂は、直鎖状低密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン等のポリエチレン、ポリプロピレンであることが好ま
しい。
また、説明を簡単にするために本発明の分散系液状物
充填用プラスチック容器の形状を第1図または第2図の
形状を例にして説明したが、本発明の分散系液状物充填
用プラスチック容器の形状としては、前記形状に必ずし
も限定されるものではなく、いろいろの構造のものが考
えられる。
[実施例] 次に、実施例に基づいて具体的に説明する。
実施例1 押出成形した厚さ約250μmの直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(L-LDPE:水との接触角θ=95°)のシートに
高出力型低圧水銀ランプ(250ワット)で25mm離した距
離から紫外線を6秒間づつ間欠的に総照射時間が48秒間
になるように照射したところ、水との接触角(θ)が70
°の表面が親水化されたシートが得られた。このシート
2枚を照射した側が対面するようにして重ね合わせ、3
方をインパルスシーラーでシールして袋状の容器を造っ
た。次に、医家向けに市販されている脂肪乳剤(ミドリ
十字社製イントラリポス10%)を充填し、窒素置換を
し、シールした。
次に、上記で調整したサンプル4個を60℃で1時間恒
温槽で加熱後、振動巾10cmで一分間に150回上下する振
とう機にかけて1時間振とうし、脂肪球の破壊を見た。
脂肪球の破壊の評価方法としては、直径が13mmの正確
な硝子試験管に取り、3000rpmで2時間血液分取用の遠
心機にかけて遠心後、試験管の上層に遊離したオイル状
液体層の厚さを、ノギスにより測定したところ表1に示
す結果が得られた。
また、もう一つの評価方法として、前記の処置を行っ
た容器から脂肪乳剤をスポイトに取り、スライドガラス
上に一滴たらし、800倍の顕微鏡で脂肪球の状態を観察
したところ表2の結果が得られた。
さらに、もう一つの評価方法として、前記の処置を行
った脂肪乳剤の着色度合いを観察したところ表3の結果
が得られた。なお、脂肪乳剤の着色については、一般に
脂肪乳剤の脂肪球、すなわち、球状粒子が油水分離を起
こし、または、巨大粒子が形成されると、初め白かった
脂肪乳剤の外観が黄色に変化することが知られている。
実施例2 押出成形した厚さ約250μmの直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(L-LDPE)のシートを、グロー放電装置によ
り、周波数5kHz、真空度0.6Torr、放電時間1秒の条件
でグロー放電処理を施したところ、水との接触角(θ)
が74°の表面が親水化されたシートが得られた。このシ
ートを用いて実施例1と同じように容器入りの脂肪乳剤
を調整し、実施例1と同じ方法で評価したところ表1、
表2、表3に示す結果が得られた。
実施例3 放電時間を3秒とした以外実施例と同じ条件で放電処
理し、水との接触角(θ)が64°の表面が親水化された
シートを用いたこと以外は、実施例2と同じ方法で調整
した容器入りの脂肪乳剤について、実施例1と同じ方法
で脂肪球の破壊状態を評価したところ、表1、表2、表
3に示す結果が得られた。
実施例4 押出成形した厚さ約250μmの直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂(L-LDPE)のシートを、コロナ放電装置(周波
数40kHz〜50kHz)により、電極間距離1.5mm、電流6.5
A、ライン速度500mm/分、繰り返し処理回数10回の条件
でコロナ放電処理を施したところ、水との接触角(θ)
が56°の表面が親水化されたシートが得られた。このシ
ートを用いて実施例1と同じように容器入りの脂肪乳剤
を調整し、実施例1と同じ方法で評価したところ表1、
表2、表3に示す結果が得られた。
実施例5 グロー放電処理を施す前に実施例1と同じ方法で紫外
線照射した以外実施例2と同じ条件で放電処理し、水と
の接触角(θ)が56°の表面が親水化されたシートを用
いたこと以外は、実施例2と同じ方法で調整した容器入
りの脂肪乳剤について、実施例1と同じ方法で脂肪球の
破壊状態を評価したところ、表1、表2、表3に示す結
果が得られた。
比較例 紫外線を照射しなかった以外は、実施例1と同じ方法
で調整した脂肪乳剤について、実施例1と同じ方法で脂
肪球の破壊状態を評価したところ、表1、表2、表3に
示す結果が得られた。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、少なくとも内容液と接
触する容器内面の少なくとも一部が、親水化処理されて
いる分散系液状物充填用プラスチック容器であれば、充
填された薬液の脂肪球が硝子容器のように相分離を起こ
しにくく、安全で操作性の良いプラスチック容器を提供
しようとするものであり、さらに、その親水化する方法
を紫外線の照射、コロナ放電処理、グロー放電処理等非
接触で連続化できるいろいろな方法の中から採用できる
ので、容器内面の微粒子、微生物等の付着による汚染が
少なく、しかも、製造された容器の内面の汚染が少ない
ことを容易に保証できる工程により製造された容器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の脂肪乳剤を充填した分散系液状物充
填用容器の正面図であり、第2図は、X−X′断面図で
ある。 1……分散系液状物充填用容器 2……シート 3……周縁シール 4……ポート 5……脂肪乳剤 6……ポートの開口部 7……プラスチック成形物組立品 8……ゴム栓 21……容器壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−215034(JP,A) 特開 昭61−264031(JP,A) 特開 昭56−116469(JP,A) 特開 昭62−169052(JP,A) 特開 昭57−125167(JP,A) 実開 昭63−42561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 30/02 B65D 33/38 A61J 1/00 331

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均粒子径が0.5μm以下の分散質を分散
    させた分散系液状物が充填され該分散系液状物は注射用
    の薬液である脂肪乳剤からなり、該分散系液状物と接触
    する容器内壁がポリエチレン又はポリプロピレンからな
    り且つ該容器内壁面が紫外線若しくは電子線照射又はプ
    ラズマ接触によって親水化処理され蒸留水の接触角
    (θ)が80°以下となっていることを特徴とする分散系
    液状物充填用プラスチック容器。
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