JP2844205B2 - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JP2844205B2 JP1032660A JP3266089A JP2844205B2 JP 2844205 B2 JP2844205 B2 JP 2844205B2 JP 1032660 A JP1032660 A JP 1032660A JP 3266089 A JP3266089 A JP 3266089A JP 2844205 B2 JP2844205 B2 JP 2844205B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの空燃比制御装置に関するもので
ある。
(従来の技術) エンジンの空燃比制御装置としては、エンジンの不安
定度(回転変動、振動レベル)が所定値以下になるよう
に、空燃比を失火直前の値すなわちリーンベストに制御
するようにしたものが知られている(例えば、特公昭56
−33571号公報参照)。この制御は、例えば、空燃比を
変動させての実験により、そのエンジンにおける不安定
度特性l1(第1図参照)を得、許容できる不安定度を示
す空燃比における最もリーンな値を考慮して、空燃比の
リーンベストを知り、このリーンベストに空燃比を制御
しようとするものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、エンジンによっては、突発的に不安定度特
性が向上し、すなわち線l1で示されたものから線l2で示
されたものとなることがある。このような場合に、不安
定度に余裕があるからといって、空燃比のリーンベスト
を更にリーン側に移行させると、その後、通常の不安定
特性l1に復帰した場合に、空燃比がリーン過ぎることか
ら、不安定度が急激に増大し、時にはエンジンストップ
となってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、リーンベスト値の大きな変動によ
るエンジンの不安定度の急激な増大を防止することので
きるエンジンの空燃比制御装置を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) このような目的は、下記(1)〜(3)の本発明によ
って達成される。
(1)エンジンの不安定度が所定値以下になるように、
空燃比をリーンベストに制御するようにしたエンジンの
空燃比制御装置において、エンジン安定度合を検出しな
がら空燃比の制御値を設定するフィードバック制御手段
を設け、このフィードバック制御手段を実行させて、空
燃比を徐々にリーンとし、エンジンの不安定度が所定値
を超えたか否かを判定し、所定値を超えたときの空燃比
制御値を検出するとともに、この検出した制御値に、エ
ンジンの不安定度が所定値内に収まるように、空燃比を
この制御値近傍でリッチ側にシフトさせる所定の制御値
を加えて最終制御値とし、この最終制御値を新たにリー
ンベストの制御値とし、新たに求められたこのリーンベ
スト制御値を中心に制御値の上下限ガード値を設定する
ように空燃比がリーンベストに制御されたときの制御値
を中心として、制御値の上下限ガード値を設定するよう
にしたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
(2)リーンベストの制御値を学習制御するものであっ
て、学習値に所定の上限値および下限値を設け、制御値
が、この上下限値を越えた時に学習値を変更する上記
(1)のエンジンの空燃比制御装置。
(3)リーンベストの制御値が所定期間継続して変化す
る時は、その制御値を中心としてガード値を変更する上
記(1)または(2)のエンジンの空燃比制御装置。
(発明の作用・効果) 本発明のエンジンの空燃比制御装置においては、空燃
比がリーンベストに制御されたときの制御値(フィード
バック制御手段を実行させることにより得られた新たな
制御値)を中心として、制御値の上下限ガード値を設定
するようにしたので、空燃比に対する不安定度特性が一
時的に向上したような場合であっても、空燃比をリーン
側に過制御してしまうようなことがなく、従って、その
後、通常の不安定度特性に復帰したときに、不安定度が
急激に大きくなることが防止できる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施
例によるエンジンの空燃比制御装置について説明する。
第2図は、本発明の実施例によるエンジンの空燃比制
御装置の全体構成図であり、この図において、符号1は
ロータリピストンエンジンを示し、このエンジン1に
は、吸気通路2および排気通路3が設けられている。上
記吸気通路2には、その上流側から、エアクリーナ4、
エアフローメータ5、スロットルバルブ6、およびプラ
イマリとセカンダリの燃料噴射弁7、8が設けられてい
る。この燃料噴射弁7、8は、燃料タンク9に燃料通路
10を介して連通されており、燃料ポンプ11により燃料タ
ンク9内の燃料が供給されるようになっている。また、
上記燃料噴射弁7、8には、マイクロコンピュータから
なるコントロールユニット12が接続されており、このコ
ントロールユニット12は、上記エアフローメータ5から
の出力信号を受け、この信号に基づいて、吸気量に応じ
た燃料供給量を演算し、該燃料噴射弁7、8の開弁時間
を制御するものである。なお、上記燃料通路10には、燃
料供給の脈動を防止するための脈動防止タンパ13、およ
び燃料の圧力を所定圧力に調整するための圧力調整器14
が設けられている。
上記コントロールユニット15は、更に、空燃比を失火
直前のリーンベストに制御するとともに、空燃比がリー
ンベストに制御されたことを確認し、このときの制御値
を中心として、制御値の上下限ガード値を設定する制御
をも行う。
この制御の一例を、第1図を参照して、簡単に説明す
ると、先ず、ある値の空燃比に設定し、そのときの不安
定度(エンジンの回転変動、振動レベル)を検出する。
この説明においては、空燃比を符号aに設定したものと
して説明する。次いで、この不安定度が目標値以下にあ
るか、すなわち許容範囲以内にあるかを判定する。図に
示したように、空燃比aのときには、不安定度が目標値
以下にあるので、空燃比を所定の微小値だけリーン側に
移動させ、再び不安定度が目標値以下にあるかを判定す
る。以上を不安定度が目標値以上になるまで繰り返し、
不安定度が初めて目標値以上になったときの空燃比より
所定値だけリッチ側に移動させた値をリーンベストとし
て設定する。次いで、このリーンベストの空燃比より所
定値リーン側に下限ガード値を設定し、一方、このリー
ンベストの空燃比より所定値リッチ側に上限ガード値を
設定する。そして、エンジンの通常運転時においては、
空燃比の制御を上記上下ガード値の範囲内で行うように
して、エンジンが常に安定した状態で運転されるように
する。なお、上記リーンベストの設定等の制御は、エン
ジンのアイドル状態で、かつ暖機状態等の条件が揃った
ときに行うようにする。このため、上記コントロールユ
ニット12は、スロットル開度センサ15、エンジン回転数
センサ16、冷却水温を検出する水温センサ17等のエンジ
ンの運転状態を検出する各種センサが接続されている。
次に、第3A図および第3B図のフローチャートを参照し
つつ、上記コントロールユニット12による燃料制御につ
いて詳細に説明する。
この制御は、まずフィードバックモード:0の基本フィ
ードバック制御から行われる。このフィードバックモー
ド:0の基本フィードバック制御は、まずステップS1で、
アイドル運転時の回転変動(180゜クランク角毎の変動
値:ΔNE)に基づき求められる10秒間のΔNEのトータル
値、すなわち不安定度DNE(i)が、所定値Aより小さ
いか、あるいは等しいかの判定から行われる。この所定
値は、例えば1000rpmに設定される。この判定がYESのと
き、すなわちエンジンの不安定度が低いときには、ステ
ップS2で、学習タイマカウンタを1にセットする。この
セットは、時間としては10秒相当である。次いで、ステ
ップS3で、フィードバック回数カウンタを5(回)に設
定し、この後、ステップS4で、リーンベストDNEmin設定
フラグをオフとし、再調整可能として、フィードバック
モード:1に移行する。
一方、上記ステップS1における判定がNOのとき、すな
わちエンジンが不安定なときには、ステップS5で、ライ
ン工程等でのアンイドル初期設定時を示すテストフラグ
TESTがオフとなっているかを判定する。この判定はYES
となるまで行われ、次いで、ステップS6で、リーンベス
トDNEmin設定フラグがオンとなっているかを判定する。
この判定はYESとなるまで行われ、次いで、ステップS7
で、大変動時の学習値設定フラグがオフであるかを判定
する。この判定もYESとなるまで行われ、この判定がYES
となったときには、ステップS8で、フィードバック回数
カウンタを5に設定する。
この後、ステップS9で、前回のフィードバック値IDCF
B(i−1)に2%を加え、これを新たに、現在のフィ
ードバック値IDCFB(i)として、イニシアル増量を行
う。次いで、ステップS10で、第4図のフローチャート
に示したようにして、フィードバック更新処理を行う。
このフィードバック更新処理は、まず、フィードバッ
ク値が前回増量したかの判定をステップS101で行い、次
いで、この判定がYESのときには、ステップS102で、不
安定度DNEが減少したかを判定し、この判定がYESのとき
には、ステップS103で、最終値(フィードバック値IDCF
Bに学習値IDCLCを加えたもの)CIDCFBの値を増量し、こ
の後、ステップS104で、現在の最終値CIDCFB(i)がガ
ード値に等しいかを判定し、この判定がYESのときに
は、ステップS105で、現在の最終値CIDCFB(i)を学習
記憶して、制御を終了する。上記ステップS104の判定が
NOのときには、スタートに戻って制御を再開する。
一方、ステップS101の判定がNOのときには、ステップ
S106で、不安定度DNEが減少したかを判定し、この判定
がNOのときには、上記ステップS102における判定がYES
の場合と同様に、ステップS103、ステップ104、ステッ
プS105を行って制御を終了する。一方、ステップS106に
おける判定がYESのとき、およびステップS102における
判定がNOのときには、今度はステップS107で、最終値CI
DCFBの値を減量し、その後、上記ステップS104およびス
テップS105を行って、制御を終了する。
このフィードバック更新処理が完了したときには、再
び第3図のルーチンに戻って、ステップS11で、フィー
ドバック回数カウンタから1を引き、次いで、ステップ
S12で、フィーバック回数カウンタが0となったかを判
定し、この判定がNOのときには、ステップS10およびス
テップS11を、フィードバック回数カンウンタが0とな
るまで行う。フィードバック回数カウンタが0となった
ときには、ステップS13で、不安定度DNEのB用タイマカ
ウンタを3に設定し、ステップS14で、B(i)を0と
し、ステップS15で、上記所定値Aを通常値にして、フ
ィードバックモード:0の制御を終了する。
この後、ステップS16で大変動フィードバック制御を
行う。この大変動フィードバック制御は、上記基本フィ
ードバック制御中、最終値CIDCFBを連続して5回以上増
量(あるいは減量)しても、不安定度DNEが上記所定値
A(例えば1000rpm)とならなかったとき行われるもの
である。この大変動フィードバック制御は、30秒間の不
安定度DNEを求め、最終値CIDCFBを4%増量(あるいは
減量)し、不安定度DNEが上記所定値Aの3倍(例えば3
000rpm)以下となったら終了する。不安定度DNEが上記
所定値Aの3倍以上のときには、これを前回の不安定度
DNE(i−1)と比較し、現在の不安定度DNE(i)が前
回の不安定度DNE(i−1)より小さいかあるいは等し
いときには、30秒毎に2%増量する。以上を、不安定度
DNEが上記所定値Aの3倍以下となるか、不安定度DNEの
増減が反転するまで行う。ただし、不安定度DNEの判定
の更新回数が2回目ならば、前更新時の最終値CIDCFBと
今回の最終値CIDCFBとの平均値を、新たな最終値CIDCFB
として大変動フィードバック制御を終了する。
一方、現在の不安定度DNE(i)が前回の不安定度DNE
(i−1)より大きいときには、30秒毎に2%減量す
る。以上を、不安定度DNEが上記所定値Aの3倍以下と
なるか、不安定度DNEの増減が反転するまで行う。ただ
し、不安定度DNEの判定の更新が2回目ならば、前更新
時の最終値CIDCFBと今回の最終値CIDCFBとの平均値を、
新たな最終値CIDCFBとして大変動フィードバック制御を
終了する。
次に、フィードバックモード:1の制御について説明す
ると、この制御は、まずステップS17で、ステップS1と
同様不安定度DNE(i)が、所定値Aより小さいか、あ
るいは等しいかの判定が行われる。この判定がNOのとき
には、ステップS18で、テストフラグTESTがオフになっ
ているかを判定する。ここで。テストフラグTESTがオフ
になるまで待機し、テストフラグTESTがオフとなった
ら、ステップS19で、学習タイマカウンタを1にセット
してスタートに戻る。
一方、上記ステップS17における判定がYESのときに
は、ステップS20で、学習タイマカウンタから1を減
じ、次いで、ステップS21で、学習タイマカウンタが0
かを判定して、不安定度DNE(i)が所定値Aより小さ
いか等しい状態が10秒間経過したかを判定する。この判
定は、学習タイマカウンタが0となるまで行われ、次い
で、ステップS22で、強制リーン制御が実行されたこと
を示す強制リーン実行済フラグがオン状態となっている
かを判定し、この判定がYESのときには、ステップS23
で、現在のフィードバック量CIDFBがバックアップメモ
リの学習値の±3%より大きいかを判定する。この判定
がNOのときには、今まで持っている学習値を変えないた
め、そのままスタートに戻る。
上記ステップS23における判定がYESのとき、および上
記ステップS22における判定がNOのときのには、ステッ
プS24で、学習値の更新処理を行う。この学習値の更新
処理は、現在の学習値IDCLC(i)を現在の最終値(フ
ィードバック値IDCFBに学習値IDCLCを加えたもの)CIDC
FB(i)とすることによって行われる。次いで、ステッ
プS25で、テストフラグTESTがオフかを判定する。この
判定は、テストフラグTESTがオフとなるまで行われ、テ
ストフラグTESTがオフのときには、ステップS26で、フ
ィードバック値IDCFB(i)を0に設定、すなわちフィ
ードバック項をリセットする。この後、ステップS27
で、強制リーンフィードバック量IDCFB3を0.5%に設定
し、ステップS28で、強制リーンカウンタを12に設定す
る。この数字12は、180秒に相当する。この後、フィー
ドバックモード:5の制御を行う。
このフィードバックモード:5の制御は、まずステップ
S29で、不安定度DNE(i)が、所定値Aより小さいか、
あるいは等しいかの判定から行われる。この判定がYES
のときには、ステップS30で、上記強制リーンカウンタ
から1を引き、次いで、ステップS31で、前回のフィー
ドバック値IDCFB(i−1)から強制リーンフィードバ
ック量IDCFB3(0.5%)を減量して、それを現在のフィ
ードバック値IDCFB(i)として、強制リーン制御を実
行する。この後、ステップS32で、強制リーンカウンタ
が0かを判定し、この判定がNOのときには、強制リーン
カウンタが0となるまで、すなわち180秒間は、ステッ
プS29、ステップ30およびステップS31の制御を行う。
この後、強制リーンカウンタが0となっても、すなわ
ち180秒が経過した後も、不安定度DNE(i)が所定値A
より小さいときには、ステップS33で、前回のフィード
バック値IDCFB(i−1)から強制リーンフィードバッ
ク量IDCFB3(0.5%)の2倍の値(1%)を減じて、そ
れを現在のフィードバック値IDCFB(i)として、強制
リーン制御を実行する。次いで、ステップS34で、現在
の不安定度DNE(i)が上記所定値Aより大きいかを判
定し、この判定がNOのときには、ステップS33の制御
を、現在の不安定度DNE(i)が上記所定値Aより大き
くなるまで行う。
このステップS34の判定がYESとなっととき、および上
記ステップS29の判定がNOのときには、ステップS35で、
前回のフィードバック値IDCFB(i−1)を今回のフィ
ードバック値IDCFB(i)として制御を行い、すなわち
フィードバック制御を一時停止する。これは、不安定度
DNE(i)が所定値Aを越えたけれども、一発失火の可
能性があるため、1回様子を見るためである。この後、
ステップS36で、再び現在の不安定度DNE(i)が上記所
定値Aより大きいかを判定し、この判定がYESのときに
は、空燃比がリーンベストに近いことを示しているの
で、次のステップS37で、現在の最終値CIDFB(i)に所
定値(2%)を加え、これを学習値IDCLC(i)として
更新する。即ち、強制的にCLDFBをリーンにしていたも
のに、所定値(2%)を加えて、リッチ側へ戻し、不安
定度DNEが所定値Aより小さくなる値をリーンベストと
して学習する。次いで、ステップS38で、フィードバッ
ク値IDCFB(i)を0とし、すなわちフィードバック項
をリセットする。
この後、ステップS39で、ガード設定フラグがオフと
なっているかを判定し、この判定がYESのとき、即ちま
だガードの設定が行われていないときには、ステップS4
0で、上記の現在の最終値CIDFB(i)に所定値KGCIDHMX
を加えて、上限ガード(リッチ側ガード)CIDHMXを設定
し、またステップS41で、上記の現在の最終値CIDFB
(i)から所定値KGCIDHMNを減じて、下限ガード(リー
ン側ガード)CIDHMNを設定し、ステップS42で、ガード
設定フラグをオンにして、制御を終了してスタートに戻
る。
一方、上記ステップS39における判定がNOであり、既
にガードが設定されているときには、先ず、ステップS4
3で、所定値Aを3倍にし、これを新たな所定値として
おく。これは、所定値Aをそのままとしておくと、一発
失火で再びフィードバック制御を行い、リーンベストの
値がずれる恐れがあるので、所定値Aを上記大変動フィ
ードバック制御における所定値の値(3000rpm)に設定
しておく。次いで、不安定度が高い値での制御の際に作
ったフラグを消し、リーンベストができていることを示
すため、ステップS44で、強制リーン実行済フラグをオ
ンとし、ステップS45で、リーンベストDNEmin設定フラ
グをオフとし、最後に、ステップS46で、大変動時の学
習値設定フラグをオフとして、制御を終了し、スタート
に戻る。以上により、本発明の実施例による制御の全て
を完了する。
なお、リーンベスト値が所定期間継続して変化すると
きには、そのリーンベスト値を中心としてガード値を変
更してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エンジンの不安定度特性等を示すグラフ図、 第2図は、本発明の実施例によるエンジンの空燃比制御
装置の概略を示す概略図、 第3A図および第3B図は、上記空燃比制御装置のコントロ
ールユニットにおける空燃比制御を説明するためのフロ
ーチャート図(第3B図は第3A図に*印のところで連続し
ている)、 第4図は、フィードバック更新処理の制御を説明するた
めのフローチャート図である。 1……エンジン、7、8……燃料噴射弁、12……コント
ロールユニット、16……エンジン回転数センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−195346(JP,A) 特開 昭54−20227(JP,A) 特開 昭62−225741(JP,A) 特開 昭61−43235(JP,A) 特開 昭58−38354(JP,A) 特開 昭58−222940(JP,A) 特開 昭60−243335(JP,A) 特開 昭60−187724(JP,A) 特開 昭60−133144(JP,A) 特開 昭58−30448(JP,A) 実開 平2−37241(JP,U) 実開 昭60−133144(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/14 310 F02D 41/04 305

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの不安定度が所定値以下になるよ
    うに、空燃比をリーンベストに制御するようにしたエン
    ジンの空燃比制御装置において、エンジン安定度合を検
    出しながら空燃比の制御値を設定するフィードバック制
    御手段を設け、このフィードバック制御手段を実行させ
    て、空燃比を徐々にリーンとし、エンジンの不安定度が
    所定値を超えたか否かを判定し、所定値を超えたときの
    空燃比制御値を検出するとともに、この検出した制御値
    に、エンジンの不安定度が所定値内に収まるように、空
    燃比をこの制御値近傍でリッチ側にシフトさせる所定の
    制御値を加えて最終制御値とし、この最終制御値を新た
    にリーンベストの制御値とし、新たに求められたこのリ
    ーンベスト制御値を中心に制御値の上下限ガード値を設
    定するように空燃比がリーンベストに制御されたときの
    制御値を中心として、制御値の上下限ガード値を設定す
    るようにしたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装
    置。
  2. 【請求項2】リーンベストの制御値を学習制御するもの
    であって、学習値に所定の上限値および下限値を設け、
    制御値が、この上下限値を越えた時に学習値を更新する
    請求項1のエンジンの空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】リーンベストの制御値が所定期間継続して
    変化する時は、その制御値を中心としてガード値を変更
    する請求項1または2のエンジンの空燃比制御装置。
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