JP2844049B2 - 切粉回収装置 - Google Patents

切粉回収装置

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JP2844049B2
JP2844049B2 JP6197992A JP19799294A JP2844049B2 JP 2844049 B2 JP2844049 B2 JP 2844049B2 JP 6197992 A JP6197992 A JP 6197992A JP 19799294 A JP19799294 A JP 19799294A JP 2844049 B2 JP2844049 B2 JP 2844049B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを加工する際
に発生する切粉を回収する切粉回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを加工する加工機械においては、
その加工に伴って発生する切粉を加工機械の外部に排出
して回収する切粉回収装置が設けられている例が多い。
【0003】このような切粉を回収する装置として、従
来、図8に示すようなサイクロン型の集塵装置が知られ
ている。これは、モータ71を駆動してファン72を回
転し、これにより発生する吸引力によって、図示しない
切粉発生源で発生した切粉をその周囲の空気と一緒に分
離室73内に吸引するものである。この分離室73内
は、下部がテーパ状をなす縦長円筒形とされ、上部の流
入口77から流入させるようにしたものである。分離室
73内においては切粉がその慣性力により分離室73の
内周面に沿って螺旋状に回転しながら重力に従って徐々
に下降して、切粉の排出口74からバケット75内に収
容されるようになっている。一方、分離室73内の空気
は、ファン72によりフード76を通して上方へ吸い上
げられてエア排出路78を通して分離室73の外部へ排
出するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワークの加工によって
発生する切粉には、細長くてカールするなど絡み易い切
粉や、塊りなどの集合体を形成し易い切粉もある。この
ような塊を形成し易い切粉を回収する際に、従来のサイ
クロン型集塵機を用いると、次のような問題が生じる。
【0005】分離室73内に吸引された切粉は、分離室
73の内周面に沿って何回も回転しているうちに切粉同
士が絡み合って塊を形成してしまう。この切粉の塊が形
成されると、流入口77や切粉の排出口74が詰まっ
て、円滑な切粉の回収が行われなくなってしまう。さら
に、切粉の塊が上記のように詰まったり引っ掛かったり
する箇所は通常特定の部分に集中し易く、この詰まりや
引っ掛かりが集中する箇所では、切粉の塊が強く接触す
ることによって摩耗の進行が著しくなり、最悪の場合に
は孔が空いてしまう場合もある。
【0006】また、バケット75内に落下した切粉は、
その重量に対して容積が大きく、したがって、切粉が例
えば粉状や粒状であって密に詰まった状態で収容される
場合に比較して、1つのバケット75で回収できる切粉
の量が少ないためにバケット75の交換作業を頻繁に行
わなければならないばかりでなく、回収後の切粉の処理
や取り扱いが難しいという問題があった。しかも、従来
の技術では、バケット75を交換する際には、加工機械
の運転を停止して行なう必要があり、このために、加工
機械の運転も停止させなければならないという問題点が
あった。
【0007】これらの問題点を解決するために、請求項
1の発明では塊を生じ易い切粉を圧縮して回収すること
によって、回収後の処理や取り扱いを容易にすることを
目的としている。また、請求項2の発明では、さらに、
切粉発生源からの切粉の吸引を停止することなく切粉を
連続して回収できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、分
離室は、上下方向に中心軸線を有する円筒形に形成され
るとともに、その上面中心部にはエアの排出口が設けら
れ、また、その周壁には接線方向に開口する流入口と、
この流入口から離れた部位の周壁に、その接線方向に開
口する排出口が形成されて、流入口から流入する切粉が
周壁面に沿って移動して排出口から分離して排出され
る。
【0009】また、排出口に連通して切粉を貯留する貯
留室の一方には、横側から進出して貯留された切粉を押
出す押圧プランジャが設けられ、他方にはこの貯留室に
連続する縦型シリンダ形状の圧縮室が設けられ、圧縮室
の上部からこの圧縮室内に進出して圧縮室内の切粉を押
圧する圧縮プランジャが配設されるとともに、この圧縮
室の下端には開閉可能な開閉板が設けられている。
【0010】請求項2の発明では、切粉を貯留する貯留
室の一方には、横側から進出して貯留された切粉を押出
す押圧プランジャが設けられ、また該押圧プランジャの
進出に伴って貯留室の上部を区画するダンパが設けられ
ている。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、発生した切粉が気体とと
もに円筒形状の分離室内に流入する。この流入口はその
周壁に接線方向に開口して設けられているために、切粉
は周壁面に沿って運ばれる。そして、排出口がこの流入
口から隔たれた部位の周壁にその接線方向に開口して設
けられているので、この周壁面に沿って運ばれてくる切
粉は、その慣性力によって排出口から分離室の外に排出
される。一方、エアは分離室の上面中心部に設けられた
エアの排出口から排出されて、切粉がエアと分離して回
収される。
【0012】分離室の排出口から分離された切粉は貯留
室内に貯留される。この貯留室の一方の横側から押圧プ
ランジャが進出して貯留された切粉を押出す。また、貯
留室の他方に連続して縦型シリンダ形状の圧縮室が設け
られており、切粉がこの圧縮室内に押出される。そして
圧縮室の上部から圧縮プランジャが進出して切粉を押圧
して圧縮体とする。この後にこの圧縮室の下端に設けら
れた開閉板が開いて圧縮体が外部に排出される。
【0013】請求項2の発明では、押圧プランジャが進
出するにともなって、押圧プランジャの上部に設けられ
たダンパが進出して貯留室の上部を区画してシールす
る。シール後に分離される切粉はダンパの上部に蓄積さ
れる。そして押圧プランジャが収縮すると蓄積された切
粉は貯留室内に貯留される。これにより、切粉発生源か
らの切粉の吸引を停止することなく切粉を回収できる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明では、分離室は上下方向
に中心軸線を有する円筒形に形成され、その周壁には接
線方向に開口する流入口と、この流入口から隔たれた部
位に、その接線方向に開口する排出口が形成されている
ので、この流入口から流入する切粉は周壁に沿って運ば
れて排出口から排出される。
【0015】このため、分離室内で切粉が何回も回って
絡み合って塊となることがないために、塊を生じ易い切
粉にも適用できる切粉回収装置とすることができる。ま
た、切粉を圧縮して回収することができて、回収後の処
理や取り扱いを容易にすることができる。
【0016】請求項2の発明では、さらに、切粉を貯留
する貯留室の一方には、横側から進出して貯留された切
粉を押出す押圧プランジャが設けられ、また押圧プラン
ジャの進出に伴って貯留室の上部を区画するダンパが設
けられているので、切粉発生源からの切粉の吸引を停止
することなく切粉を回収することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図7を参照して説明する。この実施例では、図1に示
すように、基台1に取り付けた分離ドラム2と、分離ド
ラム2の上に設けたエア吸引機構3と、基台1に取り付
けた切粉取出機構5とからなる。
【0018】分離ドラム2の内部には、図3に示すよう
に、中心軸線を上下方向に向けた円筒形をなす分離室2
1が設けられており、この周壁に、その接線方向に水平
に開口する円形断面の流入口23が形成されていると共
に、この流入口23から約90゜隔てた部位の周壁に、
その接線方向に水平に開口する方形断面の切粉の排出口
24が形成されている。そして、この流入口23から切
粉の排出口24の間の約90度の範囲に亘る周壁が切粉
誘導面22とされている。また、分離ドラム2の中央位
置には、図2に示すように、その上面から下向きに分離
室21内に延びてその内底面の近くに開口するエア排出
口26が設けられており、このエア排出口26はエア吸
引機構3に接続されている。
【0019】そして、流入口23には、加工機械等の切
粉発生源の近傍に開口する吸引パイプ(図示せず)に接
続され、また、切粉の排出口24には後述する切粉取出
機構5に連通する切粉排出路25が接続されている。
【0020】エア吸引機構3は、図2に示すように、分
離ドラム2の上部に固設されたハウジング31内に設け
られ、このハウジング31の上面には排気口32が開口
すると共に側面に開閉扉31aが設けられている。この
ハウジング31内には、下面開放の円筒形状をなすバグ
フィルタ33がエア排出口26に被せて取付けられて、
分離ドラム2により分離されなかった切粉を回収するよ
うにされている。なお、このバグフィルタ33の周面に
は、清掃用の開閉扉33aが設けられている。
【0021】バグフィルタ33の上方にはハウジング3
1内を上下に隔絶する仕切板34が設けられ、その上面
に隔壁板39によって囲まれて駆動モータ36が取付け
られている。この駆動モータ36の出力軸37は仕切板
34の下側の空間内に突出され、この出力軸37の回転
によって回転するファン38が固着されている。また、
仕切板34には隔壁板39の周囲に環状のエア流出口3
5が形成されていて、駆動モータ36の駆動によりファ
ン38が回転すると、切粉発生源から、吸引パイプ、分
離ドラム2の流入口23、分離室21、エア排出口2
6、バグフィルタ33、エア流出口35を順に通って、
排気口32から排出されるエアの流れが形成されるよう
になっている。
【0022】切粉取出機構5は、図3、図4に示すよう
に、切粉排出路25の先端から下方へ落ち込む切粉落下
路51が連続して設けられ、切粉落下路51の下端には
左右に延びる貯留室52が連続して設けられている。図
4において貯留室52の左側には押圧プランジャ54が
待機する待機用凹部53とされ、右側には圧縮室55と
されている。そして、待機用凹部53内に収容されてい
る押圧プランジャ54は、エアシリンダからなる第1シ
リンダ57のピストンロッド57aに固着されていて、
ピストンロッド57aの伸長によって、押圧プランジャ
54は圧縮室55まで右方向に移動するようにされてい
る。この押圧プランジャ54の先端面は後述する圧縮室
55の半円弧面55bと同形の半円形断面の半円弧面5
5aとされている(図3参照)。このため、第1シリン
ダ57が伸長すると、ピストンロッド57aの先端に固
定された押圧プランジャ54が貯留室52内を進出し
て、図5に示すように、半円弧面55aと半円弧面55
bとによって、圧縮室55を円筒形状のシリンダ室とさ
れる。また、この押圧プランジャ54の上面には、左方
向へ長く延びる板状のダンパ56が固定されていて、押
圧プランジャ54の伸長にともなって、ダンパ56も右
側に移動し、切粉落下路51と貯留室52との間を区画
する。
【0023】圧縮室55は、上下方向の円筒形状に形成
されており、この下方に下部圧縮室58が連続して設け
られるとともに上方には圧縮プランジャ63が設けられ
ている。この圧縮プランジャ63は、油圧シリンダから
なる第3シリンダ62によりピストンロッド62aが上
下動するにともなって、圧縮室55及び下部圧縮室58
を上下動するようにされていて、上方に退避している図
4の状態においてはその先端部63aが少し圧縮室55
内に突出して、この先端部63aに貯留室52から進出
してくる押圧プランジャ54の先端が当接する位置で停
止するようにされている。また、圧縮プランジャ63は
2段階に下方へ進出するようになっており、第1段階で
は下端面が圧縮室55から下部圧縮室58内に達し、第
2段階では下端面が切粉取出口59に達するようになっ
ている。
【0024】下部圧縮室58は、圧縮室55より僅かに
小さい内径寸法の円筒形をなして連続して設けられてい
る。そして、その上端の開口縁がテーパ面58aとなっ
ていると共に、下端の開口が切粉取出口59となってお
り、この切粉取出口59には開閉板60が水平方向のス
ライド可能に設けられている。開閉板60は油圧シリン
ダからなる第2シリンダ61のピストンロッド61aに
固着されており、ピストンロッド61aが伸長すると開
閉板60が切粉取出口59を閉塞し、ピストンロッド6
1aが収縮すると開閉板60が切粉取出口59を開放す
るようになっている。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する。
図2に示すように、駆動モータ36を駆動してファン3
8を回転すると、図示しない切粉発生源から吸引された
エアが排気口32から排出されるエアの流れXが形成さ
れる。この状態で加工機械によるワークへの切削加工が
行われる。この切削加工によって生じる切粉は、エア吸
引機構3によって形成されたエアの流れにより切粉発生
源の周囲のエアと一緒に吸引され、吸引パイプを通って
流入口23から分離室21内に流入する。ここで、図3
に示すように、流入口23は円筒周面の接線方向に開口
しているために、エアは切粉誘導面22に沿うように分
離室21内に流入し、分離室21内を回転しながらエア
排出口26からバグフィルタ33、ファン38及びエア
流出口35を順に通って排気口32から大気中に放出さ
れる。なお、エアと一緒にエア排出口26に吸引された
細かい切粉は、バグフィルタ33によって補獲され、エ
アから分離される。
【0026】また、分離ドラム2内に吸引された切粉
は、その慣性力により、切粉誘導面22に沿って滑るよ
うに移動していき、約90゜の間を運ばれて切粉の排出
口24に達する。この切粉の排出口24は、切粉誘導面
22の接線方向に開口しているので、切粉はその慣性力
によって直進して矢線Yで示すように切粉排出路25内
へ排出される。このように、切粉は分離ドラム2内を何
度も回転することなく、流入口23から分離ドラム2中
に流入した後、約90゜円弧状に移動した後に切粉の排
出口24から排出されるために、分離ドラム2中で切粉
が絡み合うことなく排出される。そして、切粉の排出口
24から分離された切粉は、切粉排出路25を通り、そ
の先端の内壁に当たって切粉落下路51内へ落下し、貯
留室52内に貯留される。
【0027】係る切粉が貯留室52内に貯留され、その
貯留量が一定量に達すると、図4に示す第1シリンダ5
7が作動してピストンロッド57aが伸長する。これに
よって、押圧プランジャ54が待機用凹部53から、貯
留された切粉を押し出しながら進出止する(図5参
照)。これにより、押圧プランジャ54の半円弧面55
aと貯留室52の半円弧面55bとによって円筒形状の
圧縮室55が構成され、この圧縮室55内に切粉が圧縮
されつつ押出され、圧縮室55及び下部圧縮室58内に
貯留される。なお、ピストンロッド57aが伸長するに
伴って、ダンパ56が切粉落下路51内に進出し、貯留
室52との間を区画する。これによって、この後から落
下してくる切粉はダンパ56の上に貯留されることとな
る。
【0028】この後、図6に示すように、第3シリンダ
62が作動して、ピストンロッド62aが伸長し、圧縮
プランジャ63が下降する。この圧縮プランジャ63は
切粉を押し下げながら開閉板60との間で圧縮してい
き、これによって切粉の圧縮塊を形成する。続いて、第
2シリンダ61が作動してそのピストンロッド61aを
収縮すると、開閉板60が後退して切粉取出口59が開
放される。この状態から第3シリンダ62が再び作動し
て圧縮プランジャ63をさらに下降し、圧縮プランジャ
63は切粉の圧縮塊を切粉取出口59から押出す(図7
参照)。
【0029】この後、ピストンロッド62aが収縮し
て、圧縮プランジャ63が上方の退避位置に戻るととも
に、ピストンロッド61aが伸長して開閉板60により
切粉取出口59が閉塞される。また、第1シリンダ57
の作動によってピストンロッド57aが収縮し、押圧プ
ランジャ54が待機用凹部53内に退避する。この際、
ダンパ56の上面に貯留された切粉は貯留室52内に落
下する。そして、その後に落下してくる切粉と共に貯留
室52内に貯留される。
【0030】このように、上述した動作が繰返し行われ
て、加工機械を止めること無く連続運転することができ
るとともに、回収された切粉は系外に間欠的に排出され
る。また、回収された切粉はコンパクトな圧縮塊となっ
ているから、回収後の取扱いが容易となる。
【0031】なお、上記作業工程においては、切粉を圧
縮する毎にその塊となった切粉を取り出すようにした
が、貯留室52に切粉を貯留する工程とその切粉を圧縮
する工程とを複数回繰り返すことによって切粉を大きな
1つの塊にまとめ、その後にこの大きな切粉の塊を取り
出して回収するようにしてもよい。このようにすると回
収作業の頻度が少なくなるため、回収作業を人手によっ
て行う場合には、作業者の負担を軽減することができ
る。
【0032】この実施例では、分離ドラム2内に吸引さ
れた切粉が、何度も回転するのではなく、切粉誘導面2
2に沿って分離ドラム2外へ取り出されるようになって
いるから、切粉が細長くカールしていて他の切粉と絡み
合い易いものであっても、絡合うことなく分離ドラム2
内を通過する。このため、切粉の絡合いによる塊が生成
されることがなく、この生成された塊によって分離ドラ
ム2内が詰まることが防止される。また、切粉の塊が分
離ドラム2内の特定箇所に集中的に強く接触することも
ないため、特定部分の摩耗が進んで孔空きが生じるのを
防止することができる。
【0033】なお、この実施例では、図3に示すよう
に、分離ドラム2の内周と切粉の排出口24の孔縁との
境目部28が緩い曲面とされており、この境目部28に
切粉が引っかかり難くされている。
【0034】また、この実施例では、ハウジング31の
側面に開閉扉31aが設けられていると共にバグフィル
タ33の側周面に開閉扉33aが設けられているため、
バグフィルタ33のフィルタ面に突き刺さっている切粉
を、これらの開閉扉31a,33aを開けてバグフィル
タ33の中を清掃することができる。
【0035】以上、この一実施例について説明したが、
この発明はこの実施例に限定されるものではなく、例え
ば次のように実施することができる。
【0036】(1)上記実施例では、分離ドラム2の切
粉排出路25を水平方向に延出した例を示しているが、
この発明によれば、切粉排出路を下向のシュートとして
もよい。このようにすると、たとえ比重の大きな切粉で
あっても、切粉排出路25を滑って貯留室52内に確実
に貯留することができる。
【0037】(2)上記実施例では、細長くカールした
形状をなす切粉を回収する場合について説明したが、普
通の切粉についても適用できる。また、細長くカールし
た形状に限らず、特に塊になり易い切粉について有効で
ある。
【0038】(3)上記実施例では、切粉誘導面22を
約90゜の範囲に亘って設けたが、必ずしも90度でな
くてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の正面図
【図2】 全体の縦断面図
【図3】 分離ドラムと切粉取出機構部の横断面図
【図4】 切粉取出機構の圧縮室に切粉を貯留している
状態の断面図
【図5】 切粉取出機構の切粉を横方向に圧縮している
状態の断面図
【図6】 切粉取出機構の切粉を縦方向に圧縮している
状態の断面図
【図7】 切粉取出機構の圧縮済みの切粉を機外へ排出
している状態の断面図
【図8】 従来例を示す断面図
【符号の説明】
21…分離室 26…エア排出口 23…流入口 24…排出口 52…貯留室 54…押圧プランジャ 55…圧縮室 56…ダンパ 60…開閉板 63…圧縮プランジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−85262(JP,U) 実公 昭44−28216(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B04C 1/00 - 11/00 B01D 45/12,45/16 B23Q 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体とともに流入する切粉を排出口から分
    離して排出する分離室を備えた切粉回収装置において、 前記分離室は、上下方向に中心軸線を有する円筒形に形
    成されるとともに、その上面中心部にはエア排出口が設
    けられ、また、その周壁には接線方向に開口する流入口
    と、この流入口から離れた部位の周壁に、その接線方向
    に開口する排出口が形成されて、該流入口から流入する
    切粉が前記周壁面に沿って移動して該排出口から分離し
    て切粉を貯留する貯留室へ排出されるとともに、該貯留
    室の一方には、横側から進出して貯留された切粉を押出
    す押圧プランジャが設けられ、他方にはこの貯留室に連
    続する縦型シリンダ形状の圧縮室が設けられ、該圧縮室
    の上部からこの圧縮室内に進出して圧縮室内の切粉を押
    圧する圧縮プランジャが配設されるとともに、この圧縮
    室の下端には開閉可能な開閉板が設けられていることを
    特徴とする切粉回収装置。
  2. 【請求項2】切粉を貯留する貯留室の一方には、横側か
    ら進出して貯留された切粉を押出す押圧プランジャが設
    けられ、また該押圧プランジャの進出に伴って貯留室の
    上部を区画するダンパが設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の切粉回収装置。
JP6197992A 1994-07-28 1994-07-28 切粉回収装置 Expired - Lifetime JP2844049B2 (ja)

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