JP2843381B2 - 内視鏡の撮像装置 - Google Patents
内視鏡の撮像装置Info
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- JP2843381B2 JP2843381B2 JP1279096A JP27909689A JP2843381B2 JP 2843381 B2 JP2843381 B2 JP 2843381B2 JP 1279096 A JP1279096 A JP 1279096A JP 27909689 A JP27909689 A JP 27909689A JP 2843381 B2 JP2843381 B2 JP 2843381B2
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- JP
- Japan
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- image
- endoscope
- imaging device
- optical system
- housing
- Prior art date
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- Endoscopes (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡の操作部より基端側に延設されたラ
イトガイドを接続する内視鏡の撮像装置に関するもので
ある。
イトガイドを接続する内視鏡の撮像装置に関するもので
ある。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することによりこ
の体腔内を観察すると共に、必要に応じて処置具を使用
して治療処理を行ったり、或いは上記挿入部を管孔内に
挿入して該管孔内の観察を行うことが可能な内視鏡装置
が広く用いられている。
の体腔内を観察すると共に、必要に応じて処置具を使用
して治療処理を行ったり、或いは上記挿入部を管孔内に
挿入して該管孔内の観察を行うことが可能な内視鏡装置
が広く用いられている。
上記挿入部にはファイババンドル等よりなるイメージ
ガイドが内蔵されており、該伝達光学系によって被観察
部位の映像が操作部の基端側に設けられた接眼部まで伝
達されるよう構成されている。この伝達された観察像は
上記接眼部にて直接肉眼にて観察することも可能である
が、複数の観察者の供覧に供したり、或いはVTR等に記
録して再生とすることができるように、接眼部にテレビ
カメラを取付けることができるようになっている。
ガイドが内蔵されており、該伝達光学系によって被観察
部位の映像が操作部の基端側に設けられた接眼部まで伝
達されるよう構成されている。この伝達された観察像は
上記接眼部にて直接肉眼にて観察することも可能である
が、複数の観察者の供覧に供したり、或いはVTR等に記
録して再生とすることができるように、接眼部にテレビ
カメラを取付けることができるようになっている。
このテレビカメラはコードを介してカメラコントロー
ラに接続されていて、テレビカメラにて撮影された被観
察部位の信号が該カメラコントローラにて信号処理され
てモニターに出力されることにより、このモニターを介
して上記被観察部位の映像を観察することが可能となっ
ている。
ラに接続されていて、テレビカメラにて撮影された被観
察部位の信号が該カメラコントローラにて信号処理され
てモニターに出力されることにより、このモニターを介
して上記被観察部位の映像を観察することが可能となっ
ている。
一方、上記挿入部の先端にCCD等の固体撮像素子を配
設して被観察部位の映像を光電変換し、信号処理して上
記モニタに出力する技術も実施されている。
設して被観察部位の映像を光電変換し、信号処理して上
記モニタに出力する技術も実施されている。
しかし、例えば血管等の細径部に挿入することが可能
なように挿入部が極細に構成された内視鏡装置では先端
に固体撮像素子を設けることが困難であるため、挿入部
にイメージガイドを内蔵し、接眼部にテレビカメラを取
付ける上記の如き手段がとられている。
なように挿入部が極細に構成された内視鏡装置では先端
に固体撮像素子を設けることが困難であるため、挿入部
にイメージガイドを内蔵し、接眼部にテレビカメラを取
付ける上記の如き手段がとられている。
このテレビカメラは、内視鏡の操作性が悪化すること
を可能な限り防止するためできるだけ軽量に構成されて
いるものの、取付けるとその分重くなることは回避でき
ない。
を可能な限り防止するためできるだけ軽量に構成されて
いるものの、取付けるとその分重くなることは回避でき
ない。
そこで、例えば特開昭62−201134号公報には、上記操
作部の基端側にユニバーサルコードを設け、このユニバ
ーサルコード内に、挿入部に内蔵されているイメージガ
イドを延設して内蔵すると共に、このユニバーサルコー
ドをコネクタ装置を介して固体撮像素子が内装されてい
る据置き型の撮像装置の筐体に接続するよう構成された
技術が開示されている。そして、上記コネクタ装置を観
察ユニットのコネクタ受けに接続してイメージガイドの
出射端を固体撮像素子に対向させ、上記イメージガイド
にて伝達される被観察部位の映像を固体撮像素子上に結
像させると、この映像が該固体撮像素子にて光電変換さ
れてモニターに出力されるようになっている。
作部の基端側にユニバーサルコードを設け、このユニバ
ーサルコード内に、挿入部に内蔵されているイメージガ
イドを延設して内蔵すると共に、このユニバーサルコー
ドをコネクタ装置を介して固体撮像素子が内装されてい
る据置き型の撮像装置の筐体に接続するよう構成された
技術が開示されている。そして、上記コネクタ装置を観
察ユニットのコネクタ受けに接続してイメージガイドの
出射端を固体撮像素子に対向させ、上記イメージガイド
にて伝達される被観察部位の映像を固体撮像素子上に結
像させると、この映像が該固体撮像素子にて光電変換さ
れてモニターに出力されるようになっている。
またこの先行技術では合焦つまみが上記筐体のフロン
トパネルに設けらられている一方、筐体内の結像光学系
が光軸に沿って移動可能に設けられており、上記合焦つ
まみを回動させるとこの回転がロッド及びギヤを介して
結像光学系に伝達されて該結像光学系が移動されること
により、フォーカスの調整が行われるよう構成されてい
る。
トパネルに設けらられている一方、筐体内の結像光学系
が光軸に沿って移動可能に設けられており、上記合焦つ
まみを回動させるとこの回転がロッド及びギヤを介して
結像光学系に伝達されて該結像光学系が移動されること
により、フォーカスの調整が行われるよう構成されてい
る。
しかし、このような構成では、結像光学系を移動させ
るためのロッドやギヤ等の部材が不可欠であり、それ分
部品点数の削減が困難であると共に、構成が複雑になる
可能性がある。
るためのロッドやギヤ等の部材が不可欠であり、それ分
部品点数の削減が困難であると共に、構成が複雑になる
可能性がある。
ところで、血管等に挿入される内視鏡は、挿入される
部位によってイメージガイドの径が異なっており、その
最少のものと最大のものとの径の比は2〜3倍となって
いる。また、このような径の差は将来的に挿入部の細径
化が進むに従って更に大きくなってゆくものと考えられ
る。
部位によってイメージガイドの径が異なっており、その
最少のものと最大のものとの径の比は2〜3倍となって
いる。また、このような径の差は将来的に挿入部の細径
化が進むに従って更に大きくなってゆくものと考えられ
る。
イメージガイドにて伝達される像はその径によって規
制される。モニターに映し出される像の大きさは該モニ
ターの1辺に対して50〜80%程度が適当と思われるが、
太径のバンドルにて伝達される像は大きく、小径のもの
によって伝達される像は小さくならざるを得ず、小径の
イメージガイドを撮像装置に接続した場合にがこの小径
のイメージガイドによって伝達される像がモニターの大
きさに比して小さくなってしまって観察に支障をきたす
可能性がある。
制される。モニターに映し出される像の大きさは該モニ
ターの1辺に対して50〜80%程度が適当と思われるが、
太径のバンドルにて伝達される像は大きく、小径のもの
によって伝達される像は小さくならざるを得ず、小径の
イメージガイドを撮像装置に接続した場合にがこの小径
のイメージガイドによって伝達される像がモニターの大
きさに比して小さくなってしまって観察に支障をきたす
可能性がある。
そのため、それぞれの内視鏡に応じて倍率を変える手
段が必要である。しかし、内視鏡側にズーム機構を設け
ると、それぞれの内視鏡の全てにこのズーム機構を設置
する必要が生じ、それだけ内視鏡が高騰化すると共に、
ユニバーサルコード末端部の重量が重くなる可能性があ
る。
段が必要である。しかし、内視鏡側にズーム機構を設け
ると、それぞれの内視鏡の全てにこのズーム機構を設置
する必要が生じ、それだけ内視鏡が高騰化すると共に、
ユニバーサルコード末端部の重量が重くなる可能性があ
る。
[発明の目的] 本発明はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、
部品点数が多くなることを防止した簡単な構成により、
複数種の内視鏡を介して伝達される観察像の倍率を適宜
変更することが容易であると共に、内視鏡の高騰化を防
止し、更にこの内視鏡の操作部より基端側に延設されて
いるユニバーサルコード末端部の重量が増大することを
防止することが可能な内視鏡の撮像装置を提供すること
を目的としている。
部品点数が多くなることを防止した簡単な構成により、
複数種の内視鏡を介して伝達される観察像の倍率を適宜
変更することが容易であると共に、内視鏡の高騰化を防
止し、更にこの内視鏡の操作部より基端側に延設されて
いるユニバーサルコード末端部の重量が増大することを
防止することが可能な内視鏡の撮像装置を提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明による内視鏡の撮像装置は、内視鏡の操作部よ
り基端側へ延設されたイメージガイドが着脱される接続
部材を、電源部及び映像処理回路及び映像出力部を内蔵
した筐体に設ける一方、イメージガイドにて伝達される
観察像を撮像手段に結像する対物光学系を上記筐体内に
配設すると共に、この対物光学系を移動させる移動部材
及び操作者がこの対物光学系を移動するための操作部材
を、上記接続部材と同軸上に設けたことを特徴とするも
のである。
り基端側へ延設されたイメージガイドが着脱される接続
部材を、電源部及び映像処理回路及び映像出力部を内蔵
した筐体に設ける一方、イメージガイドにて伝達される
観察像を撮像手段に結像する対物光学系を上記筐体内に
配設すると共に、この対物光学系を移動させる移動部材
及び操作者がこの対物光学系を移動するための操作部材
を、上記接続部材と同軸上に設けたことを特徴とするも
のである。
[作 用] かかる構成により、イメージガイドを接続部材に装着
し、該接続部材と同軸上に設けられている操作部材を回
動させることにより、移動部材を介して対物光学系を移
動させる。
し、該接続部材と同軸上に設けられている操作部材を回
動させることにより、移動部材を介して対物光学系を移
動させる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図乃至第7図は本発明の第一実施例に係り、第1
図は接続部材の側面図、第2図は第1図のA部拡大図、
第3図は第2図のB矢視図、第4図は内視鏡装置のシス
テム概略図、第5図は撮像装置の斜視図、第6図は撮像
装置の平面図、第7図は接続部材の交換状態を示す説明
図である。
図は接続部材の側面図、第2図は第1図のA部拡大図、
第3図は第2図のB矢視図、第4図は内視鏡装置のシス
テム概略図、第5図は撮像装置の斜視図、第6図は撮像
装置の平面図、第7図は接続部材の交換状態を示す説明
図である。
まず第4図を参照してシステムの概要を説明すると、
符号1は内視鏡、2は撮像装置、3は光源装置である。
符号1は内視鏡、2は撮像装置、3は光源装置である。
上記内視鏡1は例えば血管等に挿入することが可能な
極細に構成された挿入部4と、この挿入部4の基端側に
設けられた手などにより把持することが可能な操作部5
とを有している。該操作部5には鉗子チャンネルの開口
部6が設けられていて、この開口部6に図示しない鉗子
を挿入すると、該鉗子が鉗子チャンネルを介して上記挿
入部4の先端に設けられた先端部4aまで導かれ、該先端
部4aより先端側へ突出されるようになっている。
極細に構成された挿入部4と、この挿入部4の基端側に
設けられた手などにより把持することが可能な操作部5
とを有している。該操作部5には鉗子チャンネルの開口
部6が設けられていて、この開口部6に図示しない鉗子
を挿入すると、該鉗子が鉗子チャンネルを介して上記挿
入部4の先端に設けられた先端部4aまで導かれ、該先端
部4aより先端側へ突出されるようになっている。
また先端部4aに隣接する基端側に湾曲部4bが設けられ
ており、上記操作部5に設けられている操作ノブ5aを操
作してこの湾曲部4bを湾曲させることにより、上記先端
部4aを被観察部位へ指向させることができるよう構成さ
れている。
ており、上記操作部5に設けられている操作ノブ5aを操
作してこの湾曲部4bを湾曲させることにより、上記先端
部4aを被観察部位へ指向させることができるよう構成さ
れている。
また、上記挿入部4にはファイババンドルよりなるイ
メージガイドが内蔵されている。このファイババンドル
の一端は上記先端部4aに設けられた観察用透孔に固定さ
れている一方、このイメージガイドの他端は、上記操作
部5の基端側に該操作部5と同一軸心状に延設されたユ
ニバーサルコード7内に挿通されて、該ユニバーサルコ
ード7の基端に設けられたコネクタ装置8まで延設され
ている。そして先端部4aを介して観察される被観察部位
の映像がこのイメージガイドを介して上記コネクタ装置
8側へ伝達されるようになっている。また、上記ユニバ
ーサルコード7はこのコネクタ装置8を介して撮像装置
2へ接続されるよう構成されている。
メージガイドが内蔵されている。このファイババンドル
の一端は上記先端部4aに設けられた観察用透孔に固定さ
れている一方、このイメージガイドの他端は、上記操作
部5の基端側に該操作部5と同一軸心状に延設されたユ
ニバーサルコード7内に挿通されて、該ユニバーサルコ
ード7の基端に設けられたコネクタ装置8まで延設され
ている。そして先端部4aを介して観察される被観察部位
の映像がこのイメージガイドを介して上記コネクタ装置
8側へ伝達されるようになっている。また、上記ユニバ
ーサルコード7はこのコネクタ装置8を介して撮像装置
2へ接続されるよう構成されている。
また、上記コネクタ装置8の一側からは他のユニバー
サルコード7aが延設されている。このユニバーサルコー
ド7aの基端にも他のコネクタ装置8aが設けられている一
方、上記光源装置3にはこのコネクタ装置8aが接続され
るコネクタ受け3aが設けられている。このコネクタ装置
8aにはファイババンドルよりなるライトガイドの一端が
固定され、このライトガイドの他端が上記挿入部4を介
して先端部4aまで延設されている。そしてコネクタ装置
8aを上記コネクタ受け3aに接続することにより光源装置
3にて発生される照明光を先端部4aまで導き、該先端部
4aを介して上記被観察部位へ照射することができるよう
になっている。
サルコード7aが延設されている。このユニバーサルコー
ド7aの基端にも他のコネクタ装置8aが設けられている一
方、上記光源装置3にはこのコネクタ装置8aが接続され
るコネクタ受け3aが設けられている。このコネクタ装置
8aにはファイババンドルよりなるライトガイドの一端が
固定され、このライトガイドの他端が上記挿入部4を介
して先端部4aまで延設されている。そしてコネクタ装置
8aを上記コネクタ受け3aに接続することにより光源装置
3にて発生される照明光を先端部4aまで導き、該先端部
4aを介して上記被観察部位へ照射することができるよう
になっている。
ところで、上記撮像装置2にはコネクタ装置8を該撮
像装置2に接続する接続部材9が交換可能に設けられて
いる。
像装置2に接続する接続部材9が交換可能に設けられて
いる。
即ち、第1図に示す如く、上記撮像装置2の筐体11内
には筒状に形成された保持部材12が配設されている。こ
の保持部材12一端には太径部12aが形成されており、該
太径部12aが形成された側が上記筐体11のフロントパネ
ル11a側に位置されている。またこの太径部12aの下部に
は平坦部12bが削設されており、この平坦部12bが上記筐
体11の底面に固定された固定部材13を介して筐体11に固
定されることにより上記保持部材12が固定されている。
には筒状に形成された保持部材12が配設されている。こ
の保持部材12一端には太径部12aが形成されており、該
太径部12aが形成された側が上記筐体11のフロントパネ
ル11a側に位置されている。またこの太径部12aの下部に
は平坦部12bが削設されており、この平坦部12bが上記筐
体11の底面に固定された固定部材13を介して筐体11に固
定されることにより上記保持部材12が固定されている。
この保持部材12の軸心に沿って貫通孔14が穿設されて
いる。該貫通孔14の上記太径部12aに対応する部位は段
部14aを介して拡径されている。そしてこの拡径された
部位に上記接続部材9が挿入されて、該接続部材9の端
部に形成された当接ヘッド15が上記段部14aに当接する
ことにより、接続部材9の前後方向が位置決めされてい
る。尚、この接続部材9が位置決めされた際には、該接
続部材9の当接ヘッド15が形成された反対側の一側は上
記筐体11のフロントパネル11aに形成された孔より該筐
体11の外側へ所定距離突出されるよう設定されている。
いる。該貫通孔14の上記太径部12aに対応する部位は段
部14aを介して拡径されている。そしてこの拡径された
部位に上記接続部材9が挿入されて、該接続部材9の端
部に形成された当接ヘッド15が上記段部14aに当接する
ことにより、接続部材9の前後方向が位置決めされてい
る。尚、この接続部材9が位置決めされた際には、該接
続部材9の当接ヘッド15が形成された反対側の一側は上
記筐体11のフロントパネル11aに形成された孔より該筐
体11の外側へ所定距離突出されるよう設定されている。
この当接ヘッド15はフランジ状に形成されていて、第
2図に示すように、その外周にV溝15aが周回形成され
ている。一方、上記保持部材12の太径部12aにはこのV
溝15aに指向するねじ孔16が設けられている。該ねじ孔1
6の中心軸は、上記当接ヘッド15が貫通孔14の段部14aに
当接された際にV溝15aの底部が位置する部位よりも段
部14a側に偏心されており、このねじ孔16に尖り先ねじ1
6aが螺入されて該尖り先ねじ16aの先部にて接続部材9
が段部14aに押圧されることにより固定されている。そ
のため、第7図に示すように、筐体11のカバー11bを該
シャーシより取去って尖り先ねじ16aを弛めることによ
り、上記接続部材9は撮像装置2の筐体11より容易に取
外すことが可能である。
2図に示すように、その外周にV溝15aが周回形成され
ている。一方、上記保持部材12の太径部12aにはこのV
溝15aに指向するねじ孔16が設けられている。該ねじ孔1
6の中心軸は、上記当接ヘッド15が貫通孔14の段部14aに
当接された際にV溝15aの底部が位置する部位よりも段
部14a側に偏心されており、このねじ孔16に尖り先ねじ1
6aが螺入されて該尖り先ねじ16aの先部にて接続部材9
が段部14aに押圧されることにより固定されている。そ
のため、第7図に示すように、筐体11のカバー11bを該
シャーシより取去って尖り先ねじ16aを弛めることによ
り、上記接続部材9は撮像装置2の筐体11より容易に取
外すことが可能である。
また、上記接続部材9の当接部15よりも内奥には上記
貫通孔14の内径と略同径を有する筒状の突出部17が設け
られている。第3図に示すように、この突出部17の一側
にはU字状の切欠き部17aが形成されている一方、上記
保持部材12の外側からねじ17bが螺入されており、この
ねじ17bの貫通孔14内側へ挿入された部位が上記切欠き
部17aに係合されることにより上記接続部材9の回動方
向の位置決めが行われている。
貫通孔14の内径と略同径を有する筒状の突出部17が設け
られている。第3図に示すように、この突出部17の一側
にはU字状の切欠き部17aが形成されている一方、上記
保持部材12の外側からねじ17bが螺入されており、この
ねじ17bの貫通孔14内側へ挿入された部位が上記切欠き
部17aに係合されることにより上記接続部材9の回動方
向の位置決めが行われている。
一方、第1図に示す如く、上記接続部材9の外周には
移動部材20の一例であるフォーカスリング18と、同じく
移動部材20の一例であるズームリング19とが設けられて
いる。これらフォーカスリング18及びズームリング19は
筒状に形成されていて、上記接続部材9に対して同軸状
で、且つ回動自在に外装されている。
移動部材20の一例であるフォーカスリング18と、同じく
移動部材20の一例であるズームリング19とが設けられて
いる。これらフォーカスリング18及びズームリング19は
筒状に形成されていて、上記接続部材9に対して同軸状
で、且つ回動自在に外装されている。
上記フォーカスリング18の一端は、接続部材9のフロ
ントパネル11aより突出した側の端部と同一平面状に位
置され、他端は該フロントパネル11aに形成された孔を
介して筐体11内に所定距離挿入されている一方、フォー
カスリング18の上記筐体11より突出されている部位には
指掛かりとなる凹部が周回状に複数形成されている。ま
た、上記ズームリング19はフォーカスリング18に外装さ
れており、その一端が上記フォーカスリング18の突出側
端部とフロントパネル11aとの間に位置されている。こ
のフォーカスリング18のフロントパネル11aより突出し
た部位にも指掛かりとなる凹部が周回状に複数形成され
ている。一方、他端は上記フォーカスリング18の筐体11
内部に配設された端部よりも筐体11内奥へ挿入されて上
記当接部15近傍まで延出されている。
ントパネル11aより突出した側の端部と同一平面状に位
置され、他端は該フロントパネル11aに形成された孔を
介して筐体11内に所定距離挿入されている一方、フォー
カスリング18の上記筐体11より突出されている部位には
指掛かりとなる凹部が周回状に複数形成されている。ま
た、上記ズームリング19はフォーカスリング18に外装さ
れており、その一端が上記フォーカスリング18の突出側
端部とフロントパネル11aとの間に位置されている。こ
のフォーカスリング18のフロントパネル11aより突出し
た部位にも指掛かりとなる凹部が周回状に複数形成され
ている。一方、他端は上記フォーカスリング18の筐体11
内部に配設された端部よりも筐体11内奥へ挿入されて上
記当接部15近傍まで延出されている。
そのため、上記フォーカスリング18及びズームリング
19は筐体の外側より容易に、且つ個別に回動させること
が可能である。
19は筐体の外側より容易に、且つ個別に回動させること
が可能である。
一方、接続部材9には上記保持部材12の孔14と同一軸
心状に形成された孔21がか通して設けられ、この孔21の
筐体11より突出された側の開口より上記コネクタ装置8
が挿入されるよう設定されている。そして、コネクタ装
置8が孔21に挿入されると、該コネクタ装置8が上記接
続部材9の筐体11より突出した端部に設けられて、付勢
部材22によってフロントパネル11a側に付勢されている
係止部材22aにて付勢され、上記孔21の略中央に形成さ
れている当接部23に当接されて位置決めされるようにな
っている。
心状に形成された孔21がか通して設けられ、この孔21の
筐体11より突出された側の開口より上記コネクタ装置8
が挿入されるよう設定されている。そして、コネクタ装
置8が孔21に挿入されると、該コネクタ装置8が上記接
続部材9の筐体11より突出した端部に設けられて、付勢
部材22によってフロントパネル11a側に付勢されている
係止部材22aにて付勢され、上記孔21の略中央に形成さ
れている当接部23に当接されて位置決めされるようにな
っている。
上記孔21の中央部には小径部21aが設けられ、この小
径部21aに、レンズ枠24aを介して対物光学系の一例であ
る結像光学系24が光軸方向に摺動自在に配設されてい
る。上記フォーカスリング18はこのレンズ枠24aが配設
されている部位まで延出されており、該フォーカスリン
グ18に設けられたピン25が接続部材9の外壁に形成され
たカム溝25aを介して孔21の内部まで挿入され、この挿
入された部位が上記レンズ枠24aに係合されている。そ
のため、上記フォーカスリング18を手などにより把持し
て回動させると、ピン25がカム溝25aに沿って移動され
ると共にレンズ枠24aが摺動されることにより結像光学
系24が光軸方向に移動されるようになっている。
径部21aに、レンズ枠24aを介して対物光学系の一例であ
る結像光学系24が光軸方向に摺動自在に配設されてい
る。上記フォーカスリング18はこのレンズ枠24aが配設
されている部位まで延出されており、該フォーカスリン
グ18に設けられたピン25が接続部材9の外壁に形成され
たカム溝25aを介して孔21の内部まで挿入され、この挿
入された部位が上記レンズ枠24aに係合されている。そ
のため、上記フォーカスリング18を手などにより把持し
て回動させると、ピン25がカム溝25aに沿って移動され
ると共にレンズ枠24aが摺動されることにより結像光学
系24が光軸方向に移動されるようになっている。
また、上記接続部材9に形成された孔21の上記小径部
21aよりも内奥には一対の可動ズームレンズ26a,26b及び
固定ズームレンズ28よりなる、同じく対物光学系の一例
であるズームレンズ29が配設されている。即ち、上記孔
21に摺動自在に配設された可動レンズ枠27a,27bにて可
動ズームレンズ26a,26bが保持されていると共に、更に
その内奥の接続部材9端部に固定レンズ枠28aを介して
上記固定ズームレンズ28が設けられている。上記ズーム
リング19の一端は少なくとも可動レンズ枠27a,27bが配
設されている部位まで延出されていて、このズームリン
グ19に設けられている一対のピン31a,31bが、上記接続
部材9に穿設されたカム溝32a,32bを介して孔21内部へ
挿入され、その挿入された端部が上記可動レンズ枠27a,
27bに係合されている。そのため、上記ズームリング19
が回動されるとピン31a,31bがカム溝32a,32bを介して移
動されることにより可動ズームレンズ26a,26bが光軸方
向に移動されて、上記結像光学系24にて結像される被観
察部位の光学像の倍率が変更されるようになっている。
21aよりも内奥には一対の可動ズームレンズ26a,26b及び
固定ズームレンズ28よりなる、同じく対物光学系の一例
であるズームレンズ29が配設されている。即ち、上記孔
21に摺動自在に配設された可動レンズ枠27a,27bにて可
動ズームレンズ26a,26bが保持されていると共に、更に
その内奥の接続部材9端部に固定レンズ枠28aを介して
上記固定ズームレンズ28が設けられている。上記ズーム
リング19の一端は少なくとも可動レンズ枠27a,27bが配
設されている部位まで延出されていて、このズームリン
グ19に設けられている一対のピン31a,31bが、上記接続
部材9に穿設されたカム溝32a,32bを介して孔21内部へ
挿入され、その挿入された端部が上記可動レンズ枠27a,
27bに係合されている。そのため、上記ズームリング19
が回動されるとピン31a,31bがカム溝32a,32bを介して移
動されることにより可動ズームレンズ26a,26bが光軸方
向に移動されて、上記結像光学系24にて結像される被観
察部位の光学像の倍率が変更されるようになっている。
一方、上記保持部材12の孔14の内奥部であって、結像
光学系24及びズームレンズ29による結像部位には、撮像
手段の一例である固体撮像素子33が位置されるよう設定
されている。
光学系24及びズームレンズ29による結像部位には、撮像
手段の一例である固体撮像素子33が位置されるよう設定
されている。
即ち、上記孔14のフロトパネル11aより離間した側の
開口に、カメラヘッド34が挿入固定されるようになって
おり、このカメラヘッド34に上記固体撮像素子33が位置
されるようになっている。また、このカメラヘッド34の
上記孔14内に挿入される先端部には水晶フィルター群35
が固定されて光路内に介装されるよう構成されており、
該水晶フィルター郡35にてモアレが除去された光学像が
上記撮像素子33に結像されるようになっている。
開口に、カメラヘッド34が挿入固定されるようになって
おり、このカメラヘッド34に上記固体撮像素子33が位置
されるようになっている。また、このカメラヘッド34の
上記孔14内に挿入される先端部には水晶フィルター群35
が固定されて光路内に介装されるよう構成されており、
該水晶フィルター郡35にてモアレが除去された光学像が
上記撮像素子33に結像されるようになっている。
第6図に示す如く、上記カメラヘッド34の基端側より
ユニバーサルコード36が延設されており、このユニバー
サルコード36内に、上記固体撮像素子33に接続された信
号線33aが内設されている。このユニバーサルコード36
の中央部は上記筐体11内に配設された巻取りドラム37に
巻装され、他端に設けられたコネクター38を介して制御
部39に接続されている。尚、上記ユニバーサルコード36
及びカメラヘッド34,コネクタ38は、制御部39と共に一
つのユニットとして筐体11より取出し、内視鏡1の接眼
部へ取付け可能に構成してもよい。また、上記撮像装置
2の筐体11内には、電源トランス41,光源の調光制御を
行う制御回路42等も配設されている。
ユニバーサルコード36が延設されており、このユニバー
サルコード36内に、上記固体撮像素子33に接続された信
号線33aが内設されている。このユニバーサルコード36
の中央部は上記筐体11内に配設された巻取りドラム37に
巻装され、他端に設けられたコネクター38を介して制御
部39に接続されている。尚、上記ユニバーサルコード36
及びカメラヘッド34,コネクタ38は、制御部39と共に一
つのユニットとして筐体11より取出し、内視鏡1の接眼
部へ取付け可能に構成してもよい。また、上記撮像装置
2の筐体11内には、電源トランス41,光源の調光制御を
行う制御回路42等も配設されている。
上記撮像装置2は図示しない接続線を介してモニター
43に接続されるよう構成されている。そして、上記固体
撮像素子33にて光電変換され、制御部39にて信号処理さ
れた上記被観察部位の映像がこのモニター43に出力され
ることにより、該モニター43を介しての観察が可能とな
っている。また、上記撮像装置2はVTR装置44にも接続
されていて、必要に応じて上記被観察部位の映像をこの
VTR装置44にて記録し、また、再生することが可能に構
成されている。
43に接続されるよう構成されている。そして、上記固体
撮像素子33にて光電変換され、制御部39にて信号処理さ
れた上記被観察部位の映像がこのモニター43に出力され
ることにより、該モニター43を介しての観察が可能とな
っている。また、上記撮像装置2はVTR装置44にも接続
されていて、必要に応じて上記被観察部位の映像をこの
VTR装置44にて記録し、また、再生することが可能に構
成されている。
かかる構成を有するシステムにて観察を行う場合、ま
ず、ユニバーサルコード7の基端に設けられているコネ
クタ装置8を、撮像装置2に設けられている接続部材9
の孔21に係合し、このコネクタ装置8を該孔21に挿入す
る。すると、このコネクタ装置8の先端部が上記孔21に
設けられている当接部23に当接して停止されると共に、
付勢部材22にて付勢されている係止部材22aにより上記
コネクタ装置8が当接部23側へ押圧されて位置決めされ
る。
ず、ユニバーサルコード7の基端に設けられているコネ
クタ装置8を、撮像装置2に設けられている接続部材9
の孔21に係合し、このコネクタ装置8を該孔21に挿入す
る。すると、このコネクタ装置8の先端部が上記孔21に
設けられている当接部23に当接して停止されると共に、
付勢部材22にて付勢されている係止部材22aにより上記
コネクタ装置8が当接部23側へ押圧されて位置決めされ
る。
また、他のコネクタ装置8aを光源装置3のコネクタ受
け3aへ接続し、この光源装置3の電源を投入する。する
と、該光源装置3にて発生された照明光がユニバーサル
コード7a内に設けられているライトガイドを介して内視
鏡1の先端部4aへ導かれる。
け3aへ接続し、この光源装置3の電源を投入する。する
と、該光源装置3にて発生された照明光がユニバーサル
コード7a内に設けられているライトガイドを介して内視
鏡1の先端部4aへ導かれる。
この状態で挿入部4を血管等の内部へ挿入し、必要に
応じて操作部5の操作ノブ5aを操作することにより湾曲
部4bを湾曲させて上記先端部4aを被観察部位へ指向させ
ると、この先端部4aを介して照明光が被観察部位へ照射
されて該被観察部位が照明される。
応じて操作部5の操作ノブ5aを操作することにより湾曲
部4bを湾曲させて上記先端部4aを被観察部位へ指向させ
ると、この先端部4aを介して照明光が被観察部位へ照射
されて該被観察部位が照明される。
この被観察部位の映像は挿入部4内に内蔵されている
イメージガイドを介して上記コネクタ装置8まで導か
れ、イメージガイドの出射端より出射される。この観察
は、上記孔21内に配設されている結像光学系24により所
定の倍率で結像されると共に、ズームレンズ29により適
宜な倍率に拡大され、更に、水晶フィルタ35にてモアレ
が除去された状態で固体撮像素子33に到達される。そし
て、この固体撮像素子33にて光電変換され、制御部39に
て信号処理されてモニター43に出力されることにより、
上記被観察部位の映像をこのモニター43を介して観察す
ることが可能となる。
イメージガイドを介して上記コネクタ装置8まで導か
れ、イメージガイドの出射端より出射される。この観察
は、上記孔21内に配設されている結像光学系24により所
定の倍率で結像されると共に、ズームレンズ29により適
宜な倍率に拡大され、更に、水晶フィルタ35にてモアレ
が除去された状態で固体撮像素子33に到達される。そし
て、この固体撮像素子33にて光電変換され、制御部39に
て信号処理されてモニター43に出力されることにより、
上記被観察部位の映像をこのモニター43を介して観察す
ることが可能となる。
ところで、なんらかの理由により、上記イメージガイ
ドの出射端から出射される被観察部位の映像がうまく固
体撮像素子33に結像されない場合がある。このような場
合、上記接続部材9に外装されて撮像装置2のフロント
パネル11aより突出されているフォーカスリング18を把
持して回動させる。
ドの出射端から出射される被観察部位の映像がうまく固
体撮像素子33に結像されない場合がある。このような場
合、上記接続部材9に外装されて撮像装置2のフロント
パネル11aより突出されているフォーカスリング18を把
持して回動させる。
すると、該フォーカスリング18に設けられているピン
25が上記接続部材9に形成されているカム溝25aに沿っ
て移動されることによりレンズ枠24a介して結像光学系2
4が光軸方向に移動されてフォーカスが調整される。
25が上記接続部材9に形成されているカム溝25aに沿っ
て移動されることによりレンズ枠24a介して結像光学系2
4が光軸方向に移動されてフォーカスが調整される。
また、上記モニター43に表示される被観察部位の映像
の大きさが適切でない場合には、上記フォーカスリング
18に外装されて筐体11のフロントパネル11aより突修さ
れているズームリング19を把持して回動させる。する
と、このズームリング19に設けられている一対のピン31
a,31bが上記接続部材9に形成されているカム溝32a,32b
に沿って移動されることにより可動レンズ枠27a,27bを
介して可動ズームレンズ26a,26bが光軸方向に移動され
て、上記固体撮像素子33に結像される映像の倍率が変更
される。
の大きさが適切でない場合には、上記フォーカスリング
18に外装されて筐体11のフロントパネル11aより突修さ
れているズームリング19を把持して回動させる。する
と、このズームリング19に設けられている一対のピン31
a,31bが上記接続部材9に形成されているカム溝32a,32b
に沿って移動されることにより可動レンズ枠27a,27bを
介して可動ズームレンズ26a,26bが光軸方向に移動され
て、上記固体撮像素子33に結像される映像の倍率が変更
される。
一方、上記撮像装置2に他の内視鏡1を接続する必要
が生じ、この内視鏡1が有するイメージガイドが前述の
内視鏡1の有するイメージガイドの径よりも細いもので
ある場合には、この細いイメージガイドを介して導かれ
る被観察部位の映像が小さなものとならざるを得ない。
そのため、すでに撮像装置2に取付けられている接続部
材9のズームレンズ29にてその限界まで映像を拡大して
も観察に支障をきたすようになる可能性がある。また、
太径のイメージガイドを有する内視鏡1に交換した場合
には最少の拡大率にしても映像の一部分がモニター34に
映出されずに観察の支障となる可能性がある。
が生じ、この内視鏡1が有するイメージガイドが前述の
内視鏡1の有するイメージガイドの径よりも細いもので
ある場合には、この細いイメージガイドを介して導かれ
る被観察部位の映像が小さなものとならざるを得ない。
そのため、すでに撮像装置2に取付けられている接続部
材9のズームレンズ29にてその限界まで映像を拡大して
も観察に支障をきたすようになる可能性がある。また、
太径のイメージガイドを有する内視鏡1に交換した場合
には最少の拡大率にしても映像の一部分がモニター34に
映出されずに観察の支障となる可能性がある。
このような場合には、第7図に示す如く、撮像装置2
のカバー11bを筐体11より取外して、保持部材12を固定
する固定部材13を露呈させる。そして、工具等を介して
保持部材12のねじ孔16に螺入されている尖り先ねじ16a
を弛め、この尖り先ねじ16aの先部とV溝15aとの係合を
解除する。そして、上記フォーカスリング18やズームリ
ング19を把持してフロントパネル11aより離間する方向
へ移動させると、接続部材9がこれらフォーカスリング
18,ズームリング19と共に撮像装置2より取外される。
またこの接続部材9に設けられている結像光学系24,ズ
ームレンズ29も共に撮像装置より取外される。
のカバー11bを筐体11より取外して、保持部材12を固定
する固定部材13を露呈させる。そして、工具等を介して
保持部材12のねじ孔16に螺入されている尖り先ねじ16a
を弛め、この尖り先ねじ16aの先部とV溝15aとの係合を
解除する。そして、上記フォーカスリング18やズームリ
ング19を把持してフロントパネル11aより離間する方向
へ移動させると、接続部材9がこれらフォーカスリング
18,ズームリング19と共に撮像装置2より取外される。
またこの接続部材9に設けられている結像光学系24,ズ
ームレンズ29も共に撮像装置より取外される。
次いで、交換されるべき内視鏡1のイメージガイドに
て伝達される映像を適宜な大きさに拡大することが可能
な結像光学系24及びズームレンズ29を有する接続部材9
を選び、この接続部材9を、上記フロントパネル11aに
形成された孔を介して保持部材の貫通孔14に係合し、該
接続部材9を筐体11方向へ移動させて、当接ヘッド15を
上記貫通孔14の段部14aへ当接させる。また、上記接続
部材9を回動させて、この接続部材9の突出部17に形成
されている切欠き部17eをねじ17bと合致させることによ
り、接続部材9の回動方向の位置決めを行う。
て伝達される映像を適宜な大きさに拡大することが可能
な結像光学系24及びズームレンズ29を有する接続部材9
を選び、この接続部材9を、上記フロントパネル11aに
形成された孔を介して保持部材の貫通孔14に係合し、該
接続部材9を筐体11方向へ移動させて、当接ヘッド15を
上記貫通孔14の段部14aへ当接させる。また、上記接続
部材9を回動させて、この接続部材9の突出部17に形成
されている切欠き部17eをねじ17bと合致させることによ
り、接続部材9の回動方向の位置決めを行う。
この状態で上記尖り先ねじ16aを保持部材12の内側へ
螺入すると、この尖り先ねじ16aの先部がV溝15aの一側
に摺接することにより上記当接ヘッド15が段部14aに当
接して該接続部材9が位置決めされると共に、この接続
部材9が固定される。
螺入すると、この尖り先ねじ16aの先部がV溝15aの一側
に摺接することにより上記当接ヘッド15が段部14aに当
接して該接続部材9が位置決めされると共に、この接続
部材9が固定される。
そして、新たな内視鏡1のコネクタ装置8を上記接続
部材9の孔21に係合すると、この内視鏡1のイメージガ
イドにて伝達される被観察部位の映像が、結像光学系24
及びズームレンズ29にて適宜の拡大率にて拡大されて固
体撮像素子33に結像され、モニター43に適切な大きさを
有する被観察部位の映像が出力される。
部材9の孔21に係合すると、この内視鏡1のイメージガ
イドにて伝達される被観察部位の映像が、結像光学系24
及びズームレンズ29にて適宜の拡大率にて拡大されて固
体撮像素子33に結像され、モニター43に適切な大きさを
有する被観察部位の映像が出力される。
尚、このような接続部材9の交換は、サービスセンタ
ー等にて行うようにすることも可能である一方、内視鏡
1とセットで出荷する場合にはこの内視鏡1に適応する
接続部材9をあらかじめ取付けた状態で出荷するように
してもよい。
ー等にて行うようにすることも可能である一方、内視鏡
1とセットで出荷する場合にはこの内視鏡1に適応する
接続部材9をあらかじめ取付けた状態で出荷するように
してもよい。
また、本実施例では結像光学系24,ズームレンズ29の
双方が接続部材9に設けられ、これらの結像光学系24,
ズームレンズ29を移動させる移動部材20の一例であるフ
ォーカスリング18,ズームレンズ19の双方が上記接続部
材9に同軸状に配設されている例を説明したが、この移
動部材20はいずれか一方だけを上記接続部材9に同軸状
に設けて、この同軸状に設けられた移動部材20のみにて
対物光学系30の一方を移動させるよう構成することも可
能である。
双方が接続部材9に設けられ、これらの結像光学系24,
ズームレンズ29を移動させる移動部材20の一例であるフ
ォーカスリング18,ズームレンズ19の双方が上記接続部
材9に同軸状に配設されている例を説明したが、この移
動部材20はいずれか一方だけを上記接続部材9に同軸状
に設けて、この同軸状に設けられた移動部材20のみにて
対物光学系30の一方を移動させるよう構成することも可
能である。
更に、本実施例では撮像手段の一例として固体撮像素
子33が使用された例を上げたが、この撮像手段は固体撮
像素子33に限定されるべきものではなく、例えばフィル
ム等他のものに代えることも可能である。
子33が使用された例を上げたが、この撮像手段は固体撮
像素子33に限定されるべきものではなく、例えばフィル
ム等他のものに代えることも可能である。
第8図は本発明の第二実施例に係る撮像装置の斜視図
である。尚、前述した第一実施例で説明したものと同じ
部材及び同一の作用をなす部材には同一の符号を付して
説明を省略する。
である。尚、前述した第一実施例で説明したものと同じ
部材及び同一の作用をなす部材には同一の符号を付して
説明を省略する。
この実施例は、フォーカスリング18に外装されている
ズームリング19のフロントパネル11aより突出した部位
を平面状に形成すると共に、この平面状のズームリング
19に放射線状に突出する爪掛かり29aを設けたものであ
る。
ズームリング19のフロントパネル11aより突出した部位
を平面状に形成すると共に、この平面状のズームリング
19に放射線状に突出する爪掛かり29aを設けたものであ
る。
このような構成によると、ズームリング19のフロント
パネル11aより突出した部位が平面状に形成されている
分、フォーカスリング18及び接続部材9のフロントパネ
ル11aからの突出量を少なくすることが可能であり、そ
れだけこれら接続部材9,フォーカスリング18の強度を向
上せしめることが可能であるという効果を有する。
パネル11aより突出した部位が平面状に形成されている
分、フォーカスリング18及び接続部材9のフロントパネ
ル11aからの突出量を少なくすることが可能であり、そ
れだけこれら接続部材9,フォーカスリング18の強度を向
上せしめることが可能であるという効果を有する。
本実施例では、ズームリング19のみが平面状に形成さ
れている例を上げたが、フォーカスリング18の方を平面
状に形成することも可能であると共に、フォーカスリン
グ18,ズームリング19の双方を平面状に形成することも
可能である。
れている例を上げたが、フォーカスリング18の方を平面
状に形成することも可能であると共に、フォーカスリン
グ18,ズームリング19の双方を平面状に形成することも
可能である。
第9図は本発明の第三実施例に係る撮像装置及び光源
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
この実施例は、撮像装置2と光源装置3とが一体のユ
ニット49として構成されているものであり、フロントパ
ネル11aにはフォーカスリング18,ズームリング19が回動
自在に同軸状に設けられたコネクタ装置8の接続部材9
と、ライトガイドのコネクタ装置8aが接続されるコネク
タ受け3aとが設けられている。
ニット49として構成されているものであり、フロントパ
ネル11aにはフォーカスリング18,ズームリング19が回動
自在に同軸状に設けられたコネクタ装置8の接続部材9
と、ライトガイドのコネクタ装置8aが接続されるコネク
タ受け3aとが設けられている。
このように構成することにより、制御回路42からの信
号を光源装置3へ伝達する信号線が不要になると共に、
一体化することにより操作性を向上することも可能であ
る。
号を光源装置3へ伝達する信号線が不要になると共に、
一体化することにより操作性を向上することも可能であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による内視鏡の撮像装置
は、部品点数の増大が防止されると共に、簡単な構成よ
り、内視鏡を介して伝達される観察像の倍率を適宜変更
することが容易であり、内視鏡の高騰化が防止され、更
にこの内視鏡の操作部より基端側に延設されているユニ
バーサルコード末端部の重量が増大することが防止され
るという優れた効果を有するものである。
は、部品点数の増大が防止されると共に、簡単な構成よ
り、内視鏡を介して伝達される観察像の倍率を適宜変更
することが容易であり、内視鏡の高騰化が防止され、更
にこの内視鏡の操作部より基端側に延設されているユニ
バーサルコード末端部の重量が増大することが防止され
るという優れた効果を有するものである。
第1図乃至第7図は本発明の第一実施例に係り、第1図
は接続部材の側面図、第2図は第1図のA部拡大図、第
3図は第2図のB矢視図、第4図は内視鏡装置のシステ
ム概略図、第5図は撮像装置の斜視図、第6図は撮像装
置の平面図、第7図は接続部材の交換材料を示す説明
図、第8図は本発明の第二実施例に係る撮像装置の斜視
図、第9図は本発明の第三実施例に係る撮像装置及び光
源装置の斜視図である。 1……内視鏡 2……撮像装置 5……操作部 9……接続部材 11……筐体 20……移動部材 24……結像光学系 29……ズームレンズ 30……対物光学系 33……撮像手段
は接続部材の側面図、第2図は第1図のA部拡大図、第
3図は第2図のB矢視図、第4図は内視鏡装置のシステ
ム概略図、第5図は撮像装置の斜視図、第6図は撮像装
置の平面図、第7図は接続部材の交換材料を示す説明
図、第8図は本発明の第二実施例に係る撮像装置の斜視
図、第9図は本発明の第三実施例に係る撮像装置及び光
源装置の斜視図である。 1……内視鏡 2……撮像装置 5……操作部 9……接続部材 11……筐体 20……移動部材 24……結像光学系 29……ズームレンズ 30……対物光学系 33……撮像手段
Claims (1)
- 【請求項1】内視鏡の操作部より基端側へ延設されたイ
メージガイドが着脱される接続部材を、電源部及び映像
処理回路及び映像出力部を内蔵した筐体に設ける一方、
イメージガイドにて伝達される観察像を撮像手段に結像
する対物光学系を上記筐体内に配設する共に、この対物
光学系を移動させる移動部材及び操作者がこの対物光学
系を移動するための操作部材を、上記接続部材と同軸上
に設けたことを特徴とする内視鏡の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279096A JP2843381B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 内視鏡の撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279096A JP2843381B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 内視鏡の撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140137A JPH03140137A (ja) | 1991-06-14 |
JP2843381B2 true JP2843381B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17606361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279096A Expired - Fee Related JP2843381B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 内視鏡の撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843381B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1279096A patent/JP2843381B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03140137A (ja) | 1991-06-14 |
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