JP2843313B2 - はさみ形リフト制御装置及び制御方法 - Google Patents

はさみ形リフト制御装置及び制御方法

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JP2843313B2
JP2843313B2 JP9049570A JP4957097A JP2843313B2 JP 2843313 B2 JP2843313 B2 JP 2843313B2 JP 9049570 A JP9049570 A JP 9049570A JP 4957097 A JP4957097 A JP 4957097A JP 2843313 B2 JP2843313 B2 JP 2843313B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66F11/00Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for
    • B66F11/04Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations
    • B66F11/042Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations actuated by lazy-tongs mechanisms or articulated levers

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、はさみ形の架空作
業架台用のマイクロプロセッサ・ベースの制御システム
に関する。詳細には、本発明は、制御機能において必要
とされる構成要素の数を削減できるようにするはさみ形
架空作業架台用のマイクロプロセッサ・ベースの制御シ
ステムの使用に関する。本発明は、制御システムにおい
て必要とされる導体の数を削減する多重化装置にも関す
る。
【0002】
【従来の技術】
a)ある品目の倉庫での積み上げ及び積み降ろしや、
b)体育館の天井のライトの修理のような特定の高度に
配置された構成要素の修理など、様々な異なる用途に作
業架台が使用されている。図1に、例えば倉庫で使用で
きる従来型の作業架台を示す。作業架台は、この場合は
はさみ形架空作業架台10として示されており、作業架
台10を特定の高さへ上下させることによって、大型の
箱をある位置から他の位置へ移動させるために使用した
り、又は作業員を特定の位置へ移動させるために使用す
ることができる。作業架台10には、基部20と、垂直
に移動できる架台部30(「架空作業架台」とも呼ぶ)
が含まれる。
【0003】架空作業架台の1つの重要な態様は、基部
20に対する可動架台30の移動の制御である。通常、
これを行うには、オペレーターによる入力を監視し、可
動架台30を上下させ、可動架台30上のデッキを伸縮
させるか、又はオペレーターの特定の入力に基づいて作
業架台10を駆動する。図2は、図1と同じ作業架台1
0を示すが、可動架台30上でデッキ40が伸長されて
おり、そのため可動架台30上のオペレーターに関して
はより大きな範囲の動きが可能になっている。
【0004】リトルジョン(Littlejohn)らの米国特許
第5,274,331号に、モーター及び/又は運動制御システ
ムにネットワーク通信概念が適用されたシステムが示さ
れている。具体的には、リトルジョン(Littlejohn)ら
の文献には、3つのモジュールがRS−485バスによ
って相互接続された車椅子制御機構が示されている。こ
れらのモジュールとは、a)ユーザ・コマンド・モジュ
ール、b)マザーボード・コントローラ・モジュール、
及びc)駆動モータ・コントローラ・モジュールであ
る。リトルジョン(Littlejohn)らのシステムでは、コ
マンド・モジュールで入力されたコマンドは、バスを通
じてマザーボード・コントローラへ伝送される。マザー
ボード・コントローラは、バスを通じてモーター・コン
トローラと通信する。
【0005】ミナミダ(Minamida)らの米国特許第4,51
9,042号には、計量機械と、物体の最適な組合せを決定
するマイクロコンピュータが、適切に動作しているかど
うかを判定するための組合せ計量装置の動作を検査する
方法が示されている。ミナミダ(Minamida)のシステム
において、情報を複数の被制御要素、すなわち計量機械
からマイクロコンピュータへ伝達するために使用される
マルチプレクサーも示されている。キスキ(Kiski)の
米国特許第4,691,805号には、いくつかの機能がソフト
ウェアによって制御されるリフティング装置が示されて
いる。これらの機能には、伸長可能なブームの伸長と、
伸長可能なブームの傾斜と、ブームの端部での作業架台
の配向とが含まれる。
【0006】アンダーソン(Anderson)らの米国特許第
5,011,358号には、倉庫内の様々な棚に関するプログラ
ムされた保管高及び回収高とフォークの現在の高さを比
較する、フォークリフト用のコントローラが示されてい
る。アンダーソン(Anderson)らのシステムはまた、フ
ォークが棚の保管高又は回収高にあるか、又はそのよう
な高さから所定の範囲内にあるときにそのことをオペレ
ーターに表示する。
【0007】前記のシステムは、便宜的な方法におい
て、架空型作業架台を制御するためアナログ入力とディ
ジタル入力の両方に適応する装置を示すものでも、特定
の作業架台機能を活動化するように複数の弁を制御する
ため様々なセンサ入力ならびに架台選択入力及び地上選
択入力を受信することができる装置を示すものでもな
い。
【0008】さらに、前述のシステムはそれぞれ、作業
架台の必要な制御をするために、外部リレー及びダイオ
ードを使用する。様々な制御装置は、中央に配置されて
おらず、また、作業架台の制御機能用に半導体構成要素
を使用していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、はさ
み形架空作業架台を制御する固体システムを提供するこ
とである。
【0010】本発明のもう一つの目的は、作業架台から
得られる様々な検知入力に基づいて作業架台を安全動作
モードで操作する方法を提供することである。
【0011】本発明のもう一つの目的は、モメンタリ・
メンブレン押しボタン及びジョイスティックを使用し
て、駆動モード、リフト・モード、及びデッキ・モード
のうちの少なくとも1つを実行するように作業架台を操
作する方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】これら及びその他の目的
は、基部と可動架台部とを有する作業架台用のコントロ
ーラによって達成される。コントローラは、作業架台の
状態の複数の検知入力を受信する手段を含む。この状態
には、作業架台に対する負荷、可動架台部の高さ、及び
作業架台の角位置のうちの少なくとも1つが含まれる。
コントローラは、オペレーター入力によって、基部に配
置された地上制御ステーションと、可動架台部上に配置
された架台制御ステーションのうちの一方から作業架台
を操作できるようにする手段も含む。コントローラはさ
らに、受信された検知入力及びオペレーター入力に応答
して、複数の所定の条件のうちの1つにおいて作業架台
を操作する手段を備え、それにより、所定の条件のいず
れによっても作業架台を安全に操作することができる。
【0013】これらの目的はまた、基部も含む作業架台
の可動架台部の架台制御ステーションによって達成され
る。架台制御ステーションは、単軸方向に動作すること
ができ、オペレーターによって操作されていないときに
は中央部に位置するジョイスティックを含む。架台制御
ステーションは、ジョイスティックが単軸方向に沿って
第1の方向へ移動されたときに第1の信号を与え、ジョ
イスティックが単軸方向に沿って第1の方向と反対側で
ある第2の方向へ移動されたときに第2の信号を与える
手段も含む。架台制御ステーションはさらに、駆動選択
押しボタンと、リフト選択押しボタンと、デッキ選択押
しボタンとを含む。架台制御ステーションはさらに、ジ
ョイスティックの頂部に位置するロッカ・スイッチを含
む。ロッカ・スイッチは、オペレーターによって操作さ
れているときには第1の状態と第2の状態のうちの一方
に位置し、オペレーターによって操作されていないとき
には非動作状態を示す第3の状態に位置する。前述の架
台制御ステーションを用いて、駆動選択押しボタンと、
リフト選択押しボタンと、デッキ選択押しボタンのうち
の1つを選択したときに、オペレーターは、ジョイステ
ィックを係合させ作業架台の移動を実行するための所定
の時間を有する。
【0014】これら及びその他の目的はまた、引き込み
式のデッキを含む可動架台部を有する作業架台の移動を
制御する方法を使用することによっても達成される。こ
の方法は、作業架台の駆動移動と、リフト移動と、デッ
キ移動のうちの1つを要求するオペレーター入力を、可
動架台部に収納された架台制御ステーション上で受信す
る段階を含む。
【0015】即ち、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(1)作業架台上の負荷、可動架台部
の高さ、及び作業架台の角位置のうちの少なくとも1つ
を含む作業架台の状態の複数の検知入力を受信する手
段、オペレーターの入力によって基部上に位置する地上
制御ステーションと可動架台部上に位置する架台制御ス
テーションのうちの一方から作業架台を操作できるよう
にする手段、並びに受信された検知入力及びオペレータ
ーの入力に応答して複数の所定の条件のうちの1つで作
業架台を操作する手段を含み、それにより、該所定の条
件によって作業架台を安全に操作できるようにする、基
部と可動架台部とを有する作業架台用のコントローラで
あることを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(2)オペレーターの入力を可能にす
る手段が、可動架台部上に位置し、単軸方向へ操作する
ことができるジョイスティック、作業架台が配置された
表面に沿って作業架台を移動させる駆動選択スイッチ、
可動架台部を垂直方向に持ち上げるリフト選択スイッ
チ、及び可動架台部のデッキ部を水平方向に移動させる
デッキ選択スイッチを含む(1)に記載のコントローラ
であることを特徴とする。
【0017】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(3)オペレーターの入力を可能にす
る手段と作業架台を操作する手段との間に設けられ、複
数の使用可能なオペレーター選択肢に1対1の関係で対
応する複数の信号を対応する入力ポート上で受信し、複
数の信号を単一の出力回線上で作業架台を操作する手段
へ出力する多重化手段をさらに含む(1)に記載のコン
トローラであることを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(4)(2)に記載のコントローラに
おいて、可動架台を上昇方向と下降方向のうちの一方へ
移動させるように構成された第1のスイッチ、及びデッ
キ部を伸長方向と引き込み方向のうちの一方へ移動させ
るように構成された第2のスイッチを含み、作業架台を
駆動することも又はかじ取りすることもできない、地上
ステーション上でのオペレーター入力を可能にする手段
をさらに含むコントローラであることを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(5)複数の所定の条件のうちの1つ
において作業架台を操作する手段が、それぞれの異なる
所定の条件を可能にするようにプログラムできるマイク
ロプロセッサを含む(1)に記載のコントローラである
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(6)2進数に基づいて所定の条件を
判定するために内部メモリにアクセスする、複数の所定
の条件を示す複数の2進数を受信する手段をさらに含む
(1)に記載のコントローラであることを特徴とする。
【0021】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(7)複数の2進数が内部メモリに記
憶される、所定の条件を異なる1組の所定の条件に再プ
ログラムするために異なる1組の2進数を受信するよう
設けられたディジタル・ポートをさらに含む(6)に記
載のコントローラであることを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る作業架台用のコントロ
ーラにおいては、(8)オペレーターの入力を可能にす
る手段が、ジョイスティックの頂部に位置し、作業架台
の基部の前輪を右方向へ移動させ右旋回を可能にする右
位置と、基部の前輪を左方向へ移動させ左旋回を可能に
する左位置の一方へ移動するように操作することができ
るロッカ・スイッチをさらに含む(1)に記載のコント
ローラであることを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(9)オペレーターが、駆動選択スイッ
チ、リフト選択スイッチ、及びデッキ選択スイッチのう
ちの1つを選択する際、それぞれ作業架台の駆動移動、
リフト移動、又はデッキ移動を実行するためにジョイス
ティックを係合させるための所定の時間を有する、作業
架台の可動架台部上の架台制御ステーションであって、
単軸方向へ操作することができオペレーターによって操
作されないときには中央位置に位置するジョイスティッ
ク、該ジョイスティックが単軸方向に沿って第1の方向
へ移動されるときに第1の信号を与え該ジョイスティッ
クが単軸方向に沿って第1の方向と反対の第2の方向へ
移動されるときに第2の信号を与える手段、作業架台の
駆動移動を実行するため該作業架台を駆動モードにおく
よう構成された駆動選択スイッチ、可動架台部の上下移
動を実行するため該作業架台をリフト・モードにおくよ
う構成されたリフト選択スイッチ、可動架台部上のデッ
キの引き込み移動及び伸長移動を実行するため該作業架
台をデッキ・モードにおくよう構成されたデッキ選択ス
イッチ、並びに該ジョイスティックの頂部に位置しオペ
レーターによって操作されたときに第1の状態と第2の
状態のうちの一方に位置しオペレーターによって操作さ
れないときには非作動状態を示す第3の状態に位置する
ロッカ・スイッチを備える基部を含む架台制御ステーシ
ョンであることを特徴とする。
【0024】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(10)駆動選択スイッチ、リフト選択ス
イッチ、及びデッキ選択スイッチがそれぞれ、モメンタ
リ・メンブレン押しボタンとして構成される(9)に記
載の架台制御ステーションであることを特徴とする。
【0025】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(11)作業架台が駆動モードにあるとき
にオペレーターによって選択されると、ハイ駆動モード
において駆動モードで可能なよりも高速な作業架台の駆
動移動を可能にするよう該作業架台を配置する、モメン
タリ・メンブレン押しボタンとして構成されたハイ駆動
選択スイッチをさらに含む(10)に記載の架台制御ス
テーションであって、該作業架台が作業架台の駆動移動
を実行する駆動モーターが必要とする電流の量を監視す
る監視手段を含み、該監視手段が該ハイ駆動モードにあ
るときに電流量が所定の値を超えていると判定すると該
ハイ駆動モードが動作不能になり、該駆動モードが開始
される架台制御ステーションであることを特徴とする。
【0026】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(12)監視手段が駆動モードにあるとき
に電流量が所定の値を超えていると判定すると該ハイ駆
動モードが所定の時間だけ実行され、該所定の時間が経
過した後該電流量が依然として所定の値を超えている場
合、該ハイ駆動モードが動作不能になり駆動モードが開
始される(11)に記載の架台制御ステーションである
ことを特徴とする。
【0027】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(13)可動架台を上昇方向と下降方向の
うちの一方へ移動させるように構成された第1のスイッ
チ、及び作業架台のデッキ部を伸長方向と引き込み方向
のうちの一方へ移動させるように構成された第2のスイ
ッチを含み、作業架台を駆動することも又はかじ取りす
ることもできない基部上に設けられた地上制御ステーシ
ョンをさらに含む(9)に記載の架台制御ステーション
であることを特徴とする。
【0028】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(14)可動架台の高さと可動架台に対す
る負荷を含む作業架台の複数の検知条件を判定するよう
構成された複数のセンサと、複数のセンサからの複数の
検知条件を受信するように接続され、内部にプロセッサ
を含み、作業架台の検知条件に基づいて架台制御ステー
ションへのオペレーター入力を可能又は不能にするよう
に構成されたコントローラとをさらに含む(9)に記載
の架台制御ステーションであることを特徴とする。
【0029】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(15)それぞれ駆動選択スイッチ、リフ
ト選択スイッチ、デッキ選択スイッチ、及びジョイステ
ィックに接続された複数の入力ポートを有し複数の入力
ポートのそれぞれで受信された信号が順次出力される単
一の出力ポートを有する多重化装置、並びに一方が多重
化装置に接続されもう一方がコントローラに接続され、
1つが多重化装置の単一の出力ポートとコントローラと
の間を接続する複数のポートを有するインタフェース装
置、をさらに含む(9)に記載の架台制御ステーション
であることを特徴とする。
【0030】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(16)インタフェース装置の第2のポー
ト及び第3のポートがロッカ・スイッチとコントローラ
との間を接続し、ロッカ・スイッチが第1の状態に位置
すると、オペレーターによって左方向かじ取りコマンド
が入力されたことを示す第1の信号が第2のポート上の
コントローラに送信され、ロッカ・スイッチが第2の状
態に位置すると、オペレーターによって右方向かじ取り
コマンドが入力されたことを示す第2の信号が第3のポ
ート上のコントローラに送信される(9)に記載の架台
制御ステーションであることを特徴とする。
【0031】また、本発明に係る架台制御ステーション
においては、(17)駆動選択スイッチ、リフト選択ス
イッチ、及びデッキ選択スイッチがそれぞれモメンタリ
・メンブレン押しボタンとして構成される(9)に記載
の架台制御ステーションであることを特徴とする。
【0032】また、本発明に係る方法においては、(1
8)a)作業架台の駆動移動、リフト移動、及びデッキ
移動のうちの1つを要求するオペレーターの入力を、可
動架台部に収納された架台制御ステーション上で受信す
る段階、b)可動架台部の高さを含む、作業架台の複数
の位置条件に関する検知入力を受信する段階、並びに
c)受信された検知入力に基づき、受信されたオペレー
ター入力に基づいて要求を許容するか、拒否するか、又
は低減状態で許容する段階、を含む、引き込み可能なデ
ッキを含む可動架台部を有する作業架台の移動を制御す
る方法であることを特徴とする。
【0033】また、本発明に係る方法においては、(1
9)段階a)において、オペレーター入力が複数の機能
選択スイッチ及びジョイスティックを介して行われ、固
定時間内にジョイスティックを動かすことによって要求
が許容された場合にオペレーターが作業架台の移動を行
うための固定時間を有する(18)に記載の方法である
ことを特徴とする。
【0034】また、本発明に係る方法においては、(2
0)通常の駆動モード、又は該駆動モードで可能なより
も高速な作業架台の駆動速度を可能にするハイ駆動モー
ドのいずれかによって駆動移動を開始することができ、
該作業架台がその時点で該駆動モードであるときにし
か、該作業架台を該ハイ駆動モードにすることができな
い(19)に記載の方法であって、d)駆動モード及び
ハイ駆動モードにあるときに作業架台の駆動移動を実行
する駆動モーターが必要とする電流量を監視し、該ハイ
駆動モードにあるときに電流量が第1の値を超えている
場合、該ハイ駆動モードを動作不能にし該駆動モードを
開始する段階、をさらに含む、方法であることを特徴と
する。
【0035】また、本発明に係る方法においては、(2
1)監視段階において、駆動モードにあるときに電流量
が所定の値を超えていると判定されると、ハイ駆動モー
ドが第1の時間だけ実行され、該第1の時間が経過した
後、該電流量が依然として第1の値を超えている場合該
ハイ駆動モードが動作不能になり該駆動モードが開始さ
れる(20)に記載の方法であることを特徴とする。
【0036】本発明のこれら及びその他の目的は、下記
の詳細な説明を添付の図面と共に読んだときにより完全
に明らかになろう。図面全体にわたって、同じ参照符号
は、対応する部品を示す。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明によるシステムの一例にお
いて、はさみ形リフト架空作業架台の機能にために特別
に設計されているが、ブーム形架台など、他のタイプの
作業架台を制御するように容易に再プログラム又は再構
成することができる、マイクロプロセッサ・ベースのコ
ントローラが使用される。本発明によるシステムは、架
台制御ステーションと、地上制御ステーションと、電動
機と、制御弁とを含むこともできる。これらはすべて、
マイクロプロセッサによって監視され制御される。本発
明によるシステムでは、リレーやダイオードなど、制御
に使用されるすべての従来型の電気構成要素をコントロ
ーラ・モジュール内の固体装置に転換することができ
る。マイクロプロセッサは、すべての機能入出力を個別
に制御し、はさみ形架空作業架台の動作のフェールセー
フ・モードを実行するように構成することができる。
【0038】はさみ形架空作業架台用の従来型の架台制
御ステーション210を図3に示す。架台制御ステーシ
ョン210は、作業架台(図1、図2参照)の可動架台
部30に位置する。図3に、架空作業架台への電力を使
用不能にし、それによって緊急停止機能を実行する緊急
ボタン220を示す。順方向位置又は逆方向位置のいず
れかへ移動できる3つの別々のバネ装着スイッチ23
0、240、及び250も示されている。スイッチ23
0は、架空架台30を垂直方向へ移動させるためのもの
である。スイッチ240は、可動架台30に対して内部
又は外部へデッキ40を移動させるためのものである。
デッキは、図2に示したように、可動架台の一端から伸
長する。再び図3を参照すると分かるように、スイッチ
20は、作業架台10を順方向又は逆方向のいずれかへ
駆動するためのものである。駆動モードにあるときにス
イッチ250が移動されると、作業架台10を移動させ
るよう、作業架台10の基部20上のホィール7が回転
する。オペレーターがスイッチを放したときに中央位置
に戻る(非活動化される)ように、各スイッチ230、
240、及び250にはばねが装着されている。
【0039】左方向又は右方向のいずれかに移動するこ
とができ、作業架台10のかじ取り機能を実行するため
に使用される第4のバネ装着スイッチ260も設けられ
る。一例では、次に図1を参照すると分かるように、か
じ取り機能が活動化されると、作業架台10を回転運動
させるよう、前輪7が適当な方向に回転する。図3の架
台制御ステーション210には、架空形作業架台が所定
の傾斜角を超えたときに点灯する傾斜ライト・インジケ
ータ270も示されている。これは、オペレーターの安
全が脅かされる可能性があることを示すために使用され
る。別のスイッチ280は、3つの位置のうちの1つに
セットすることができ、これによって、a)中央位置に
セットされたときの通常の駆動条件、b)頂部にセット
されたときのハイ駆動条件、c)底部位置にセットされ
たときのクリープ速度条件の3つの駆動モードのうちの
1つが可能になる。
【0040】架台制御ステーション210の左側には動
作可能ボタン242がある。作業架台10用のリフトモ
ード、又はデッキ・モード、又は駆動モードを開始する
ために、オペレーターはまず、動作可能ボタン242を
押し、次いで動作可能ボタン242を押してから3秒以
内にスイッチ230、240、250のうちの1つを切
り替えなければならない。例えば、オペレーターが、3
秒以内に動作可能ボタンを押さずに駆動スイッチ250
を切り替えた場合、駆動モードは開始されない。
【0041】架台制御ステーション210の右側には、
ポジトラック(2輪駆動)ボタン244がある。駆動モ
ード中に作業架台10の車輪が回転しているときに、オ
ペレーターがポジトラック・モードを開始することがあ
る。ポジトラック・モードを開始するためには、オペレ
ーターは、駆動モードの間にポジトラック・ボタン24
4を押し続ける。ポジトラック・モードは、ポジトラッ
ク・ボタン244を押し下げている間だけ維持される。
【0042】架台制御ステーション210の頂部に、押
されたときにホーンを作動させるホーン装置295が配
置されている。最後に、バッテリーが、架空形作業架台
を動作させるための電力を供給できるほど十分に充電さ
れているかどうかを示すために使用されるバッテリー・
インジケータ290がある。このインジケータが点灯し
ているとき、バッテリーは所定の充電よりも低く、オペ
レーターに、バッテリーを再充電する必要があることを
知らせる。従来型の架台制御装置では、スイッチが押さ
れた後、所定の速度で移動が開始するので、スイッチを
使用することによってリフト機能、デッキ機能、駆動機
能のうちのいずれの様々な移動速度を与える手段は存在
しない。架台を円滑に操作できるようにするために架台
の速度が特定の値まで上昇する間、上昇速度を容易に調
整することはできない。
【0043】本発明による架台制御装置を図4に示す。
架台制御ステーション310には、それぞれ、駆動機
能、リフト機能、及びデッキ機能を制御するために使用
される、3つのモメンタリ・メンブレン押しボタン32
0、330、340が含まれる。架台制御ステーション
310にはまた、作業架台の基部上の車輪を介して作業
架台の順方向移動及び逆方向移動を制御するジョイステ
ッィク350も含まれる。ジョイスティック350には
バネが装着されており、したがってオペレーターがジョ
イステッィク350を放すと中央位置又は中立位置に戻
る。
【0044】ジョイステッィク350の頂部に、作業架
台の車輪を操縦するロッカ・スイッチ355が配置され
る。ジョイスティック350及びロッカ・スイッチ35
5は、作業架台の回転機能を与えるように同時に操作す
ることができる。架台制御ステーション310にはま
た、架台制御ステーション310の頂部の大きな赤いボ
タンとして構成された緊急停止装置360も含まれる。
作業架台の偶発的な動作を防止するために、架台制御ス
テーションの各機能選択メンブレン押しボタン320、
330、340に動作可能機能も組み込まれる。傾斜イ
ンジケータ385は、作業架台が傾斜状態である(すな
わち、傾斜路にある)ときに点灯する。
【0045】本発明によるシステムにおいて、基部に位
置するコントローラに収納されたマイクロプロセッサ
は、多重化装置を通じて架台制御ステーションから信号
を受信する。多重化装置は、可動架台部に位置し、架台
制御ステーションとマイクロプロセッサとの間に必要な
導体又は通信回線の数を削減するために設けられる。こ
れによって重量が節約され、この2つの装置を接続する
制御ケーブルの寸法が小さくなる。本発明によるこの態
様の多重化装置では、単一の導体を通じて8つの別々の
信号を送信することができ、そのうちの1つの信号を将
来使用するために保存されるスペアとすることができ
る。もちろん、入力信号の数は、多重化装置を通じて受
信されるそれぞれの異なるタイプの信号に基づいて変更
することができ、その場合でもなお本発明の範囲内であ
る。
【0046】作業架台の特定の機能を操作するために、
オペレーターは、架台制御ステーション310上の使用
可能な3つのモメンタリ・メンブレン・スイッチ32
0、330、340のうちの1つを押さなければならな
い。1つのモメンタリ・メンブレン押しボタンを選択す
ると、多重化装置の出力線を介してマイクロプロセッサ
へコード化信号が送信される。マイクロプロセッサは、
受信したコード化信号に基づいて選択された所望の機能
を認識するようにプログラムされており、所望の機能が
選択されてから指定の時間枠内に方向性制御機構(すな
わち、ジョイスティック)が作動した場合にその機能を
活動化する。方向性制御機構が、指定された時間枠内に
作動しない場合、マイクロプロセッサは時間切れとな
り、すべての機能を動作不能にする。一例では、マイク
ロプロセッサは他のすべての主要な機能をロックし、単
一の時間に1つの機能しか活動状態にならないようにす
る。すなわち、所定の時間に駆動モードを開始すること
も、リフト・モードを開始することも、又はデッキ・モ
ードを開始することもできるが、2つの別々の動作モー
ドを同時に実行することはできない。一例では、指定さ
れた時間枠は3秒であるが、マイクロプロセッサは、時
間枠が他の時間、例えば4秒に設定され、それでも本発
明によるシステムと共に動作するようにプログラムする
ことができる。
【0047】地上制御ステーション410は、作業架台
10の基部20上に位置する。図5を参照すると分かる
ように、地上制御ステーション410には、それぞれ、
リフト移動及び自動デッキ移動を制御する、2つの機能
スイッチ420、430が含まれる。地上制御ステーシ
ョン410によって、オペレーターが可動架台30上に
いる必要なしに作業架台のある種の移動が可能になる。
安全上の理由で、地上制御ステーション410では作業
架台を駆動制御することはできない。地上制御ステーシ
ョン410にはキー切替スイッチ440も含まれ、この
スイッチは架台制御ステーション310又は地上制御ス
テーション410のいずれかに電力を与える。キー切替
スイッチ440が選択され地上制御位置に維持されてい
るとき、地上制御ステーションでのみ機能を活動化する
ことができる。キー切替スイッチ440が架台制御位置
でも地上制御位置でもないとき、地上制御ステーション
410でも架台制御ステーション310でも作業架台を
操作することはできない。地上制御ステーション410
には、回路ブレーカ478と、緊急スイッチ(EMS)
482と、任意選択の時間計484も含まれる。
【0048】マイクロプロセッサはまた、作業架台の安
全な動作を可能にするため、機能を活動化させる前にす
べての安全入力を分析するようプログラムされる。すべ
ての安全条件が満たされている場合、マイクロプロセッ
サは電動機に電力を与え作業架台が移動できるようにす
る。マイクロプロセッサは、ジョイスティックの中立
(中心)位置からの移動量に基づく加速装置の入力に基
づいて作業架台の速度を制御する。マイクロプロセッサ
はまた、特定の制御弁を作動させて特定の機能を活動化
できるようにするようにプログラムされる。
【0049】マイクロプロセッサは、様々な安全入力装
置を通じて架空タイプ作業ステーションの安全な動作を
監視する。安全でない動作条件が判定された場合、マイ
クロプロセッサは機能の動作を終了又は変更し、及び/
又はオペレーターへ警告を(視覚的もしくは聴覚的に、
又はその両方で)送信する。
【0050】制御モジュールをパッケージ化することに
よって制御ケーブル、電動機、地上制御ステーション、
及び制御弁のモジュール式アセンブリが形成され、組立
及び交換を迅速に行えるようになり、それによって誤っ
た配線端子付けを行う可能性が大幅に低減される。本発
明によるシステムには、内蔵診断機能と、はさみ形架空
架台用の選択された特定の機能に関する速度及び/又は
円滑さを変更するようにパラメータをカスタマイズする
能力とが含まれる。
【0051】本発明によるシステムの一つ特徴は、架空
架台を制御するために必要な補助構成要素の数が最小限
に抑えられることである。この低減は、下記で詳しく説
明するように、コントローラ・モジュールを使用するこ
とによるものである。
【0052】通常、作業架台は、そのデッキ(すなわ
ち、可動部)上に位置する架台制御ステーションを使用
し、又は作業架台の基部(すなわち、非可動部)に位置
する地上制御ステーションを介して、制御することがで
きる。安全のために、地上制御ステーションを介した作
業架台の操作を使用する際、デッキの移動及びリフトの
移動が可能であるが、作業架台自体の駆動移動は許容さ
れない。架台制御ステーションには、それぞれ、作業架
台の駆動移動、デッキ移動、及びリフト移動を選択す
る、3つのメンブレン型押しボタン(図4の320、3
30、340)が配置されている。適当なモメンタリ・
メンブレン押しボタンが選択された後、駆動、デッキ、
及びリフトの実際の移動を実行するように動作するジョ
イスティック(図4の350)も配置されている。ジョ
イスティックは、図6では電位差計510として動作可
能に示されており、ジョイスティックをより遠くへ動か
すほど、選択された駆動機能、デッキ機能、又はリフト
機能の移動速度が高くなる。
【0053】駆動モードでは、ジョイスティックによっ
て作業架台は順方向と逆方向のいずれかに移動させるこ
とができる。一例では、ジョイスティックは単軸装置で
あり、順方向(すなわち、ジョイスティックの真上から
見て12時の方向)又は逆方向(すなわち、6時の方
向)にしか押すことができない。ジョイスティックの頂
部に位置するロッカ・スイッチを押し続けることによっ
て作業架台を操縦する(図4参照)。ロッカ・スイッチ
を押し続ける時間の長さは、作業架台の前輪の、所望の
回転方向への移動量に対応する。前輪を左方向へ移動す
るには、ロッカ・スイッチの左側を押し続け、前輪を右
方向へ移動するには、ロッカ・スイッチの右側を押し続
ける。リフト・モードでは、ジョイスティックによって
上昇運動(12時位置)又は下降運動(6時位置)のい
ずれかが可能になる。デッキ・モードでは、ジョイステ
ィックによって拡張運動(12時位置)又は引き込み運
動(6時位置)のいずれかが可能になる。
【0054】図6にはブロック図形で、8入力・1出力
多重化装置520も示されている。多重化装置520
は、架台制御ステーション310から様々な入力を受信
する。各入力は、架台制御ステーション310上の特定
の機能から受信されたそれぞれの信号に対応する。これ
らの信号は、架台制御ステーション310上の対応する
機能がオペレーターによって選択されたかどうかを示す
ために使用される。
【0055】オペレーターによって架台制御ステーショ
ン310上のどの入力も活動化されていないとき、多重
化装置520の8つの各入力ポートは、ロー状態(すな
わち、0V)のそれぞれの信号を受信する。オペレータ
ーによって架台制御ステーション310上の入力が活動
化されると、そのそれぞれの信号はハイ状態(すなわ
ち、+24V)に遷移する。それぞれの信号は、オペレ
ーターがスイッチを閉じたままにする時間に対応する時
間だけハイ状態に維持される。
【0056】図7は、架台制御ステーション310の各
入力に対応するそれぞれの信号の例を与えるものであ
る。図7で分かるように、瞬間t0には、オペレーター
によってどの入力も活動化されていない。時間t1に
は、それぞれの信号がハイ状態に遷移することから分か
るように、オペレーターによって駆動選択モメンタリ・
メンブレン押しボタンが活動化される。時間t2には、
駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタンがロー状態
に遷移し、オペレーターが、駆動選択モメンタリ・メン
ブレン押しボタンを押すのを停止したことが示される。
時間t3には、リフト選択モメンタリ・メンブレン押し
ボタンがロー状態からハイ状態に遷移し、オペレーター
によってリフト選択モメンタリ・メンブレン押しボタン
が押されたことが示される。時間t4には、リフト選択
モメンタリ・メンブレン押しボタンのそれぞれの信号が
ロー状態に遷移し、オペレーターが、リフト選択モメン
タリ・メンブレン押しボタンを押すのを停止したことが
示される。
【0057】多重化装置520は、それぞれの入力ポー
ト上の架台制御ステーション310上の各入力からそれ
ぞれの信号を受信する。多重化装置520は、出力ポー
トにパルス列を出力する。パルス列中の各パルスは、架
台制御ステーション310上の1つの入力に対応する。
すなわち、第1のパルスは、駆動選択モメンタリ・メン
ブレン押しボタンに対応し、第2のパルスは、リフト選
択モメンタリ・メンブレン押しボタンに対応し、以下同
様である。オペレーターによって架台制御ステーション
310上のどの入力も活動化されていないとき、多重化
装置520は、8つの入力ポートにロー状態のすべての
それぞれの信号を受信する。多重化装置520は、図8
のt0+△に対応するパルス列から分かるように、それ
ぞれ、同じパルス幅及び同じ高さを有する、8つの連続
パルスのパルス列を出力する。8つのパルスは、多重化
装置520の8つの入力ポートで受信される信号に対応
する。
【0058】図7に示したように時間t1で駆動選択モ
メンタリ・メンブレン押しボタンが活動化されると、多
重化装置520は、図8のt1+△に対応するパルス列
から分かるように、パルス列中の第1のパルスのパルス
幅が、パルス列中の他のパルスのパルス幅の2倍であ
る、8つのパルスからなるパルス列を出力する。このパ
ルス列は、インタフェース560を介してマイクロプロ
セッサによって受信され、駆動選択モメンタリ・メンブ
レン押しボタンが選択されたことをマイクロプロセッサ
に示す。
【0059】図7に示したように、時間t2で駆動選択
モメンタリ・メンブレン押しボタンが非活動化される
と、多重化装置は、図8のt2+△に対応するパルス列
から分かるように、パルス幅のらしい8つのパルスから
なるパルス列を出力する。
【0060】図7に示したように時間t3でリフト選択
モメンタリ・メンブレン押しボタンが活動化されると、
多重化装置520は、図8のt3+△に対応するパルス
列から分かるように、(リフト選択モメンタリ・メンブ
レン押しボタンに対応する)パルス列中の第2のパルス
のパルス幅が、他の7つのパルスのパルス幅の2倍であ
る、8つのパルスからなるパルス列を出力する。
【0061】図7に示したように、時間t4でリフト選
択モメンタリ・メンブレン押しボタンが非活動化される
と、多重化装置は、図8のt4+△に対応するパルス列
から分かるように、パルス幅のらしい8つのパルスから
なるパルス列を出力する。
【0062】架台制御ステーション310にいるオペレ
ーターによって複数の入力が同時に選択された場合、多
重化装置520の8パルス出力パルス列中の一つのパル
スがより大きなパルス幅サイズを有することに留意され
たい。すなわち、オペレーターによって駆動選択モメン
タリ・メンブレン押しボタンとリフト選択モメンタリ・
メンブレン押しボタンが同時に押された場合、多重化装
置520は、第1の2つの入力ポートにハイ状態の入力
を受信する。多重化装置520は、パルス列中の最初の
2つのパルスが大きなパルス幅サイズを有し、最後の6
つのパルスが通常のパルス幅サイズを有する8パルス列
を出力する。
【0063】ジョイスティックの移動に基づいて、オペ
レーターの入力により、多重化装置への方向A(順方向
又は12時位置)入力又は方向B(逆方向又は6時位
置)入力をハイ状態にセットすることができる。
【0064】方向Aは、順方向(駆動モードの場合)、
上昇(リフト・モードの場合)、及び伸長(デッキ・モ
ードの場合)に対応し、方向Bは、逆方向(駆動モード
の場合)、下降(リフト・モードの場合)、及び引き込
み(デッキ・モードの場合)に対応する。加速機能なら
びに方向A機能及び方向B機能は、ジョイスティックが
動かされる方向と、ジョイスティックが動かされる中央
位置又は中立位置からの距離に基づいてジョイスティッ
クに組み込まれる。ジョイスティックが中立位置からど
れだけ移動されるかは、リフト・モードでリフトがどの
くらいの速度で上下されるか、デッキ・モードでデッキ
がどのくらいの速度で伸縮されるか、又は駆動モードで
作業架台が特定の方向にどのくらいの速度で移動される
かを決定する。
【0065】次に、架空形作業架台の動作についてさら
に詳しく説明する。オペレーターは、使用可能な駆動モ
ード、リフト・モード、又はデッキ・モードから特定の
モードを選択する際、架台で適当な機能選択モメンタリ
・メンブレン押しボタンを押す。その瞬間に、マイクロ
プロセッサは、オペレーターによって実際に選択された
機能について知らせるコード化入力を多重化装置520
を通じて受信する。例えば、オペレーターが、駆動選択
モメンタリ・メンブレン押しボタンを押すことによって
駆動モードを選択したと仮定する。多重化装置は、駆動
選択機能、リフト選択機能、及びデッキ選択機能(なら
びにハイ駆動機能、ポジトラック機能、方向A入力及び
方向B入力)から入力を受信する。この情報は、多重化
装置を通じインタフェース560を介してマイクロプロ
セッサに伝達される。マイクロプロセッサは、これらの
信号を解釈し、駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボ
タンを点灯するためのLEDをオンにするよう、インタ
フェース560のポート8を通じて第1の所定の電圧値
の制御信号を出力する。マイクロプロセッサはまた、3
秒までカウントするようタイマーをセットし、その時点
で、ジョイスティックが中間位置から動かされていない
場合、駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタンの点
灯をオフにするよう、インタフェース560のポート8
を通じて第2の所定の電圧値の制御信号を出力する。通
常、インタフェース560のポート8上の制御信号出力
は第2の所定の電圧値に設定され、それによって、駆動
選択モメンタリ・メンブレン押しボタンは静止(未使
用)条件の下で非点灯状態に維持される。言い換えれ
ば、ライトは、ジョイスティックが中立位置に戻された
後3秒間だけ点灯したままになる。
【0066】駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタ
ンが点灯された時点から約3秒以内に、オペレーターは
作業架台の駆動移動を実行する方向へジョイスティック
を動かす。この3秒間の窓は、前述のように、駆動選択
モメンタリ・メンブレン押しボタンの動作可能ボタンに
対応する。ジョイスティックがその3秒間の窓内に中立
位置から移動された場合、これは(中央位置に対する順
方向へのジョイスティックの移動を検出する)方向Aス
イッチと(ジョイスティックの逆方向への移動を検出す
る)方向Bスイッチのいずれかによって検出される。そ
の結果、ジョイスティックの移動を示す信号が多重化装
置520及びインタフェースを通じてマイクロプロセッ
サへ送信される。マイクロプロセッサは次いで、作業架
台が駆動移動できるようにする。ジョイスティックが3
秒間の窓内に中立位置から移動されなかった場合、駆動
モードは動作可能にならず、オペレーターは、このモー
ドを活動化するために、後でもう1度駆動選択モメンタ
リ・メンブレン押しボタンを押さなければならない。す
なわち、オペレーターが駆動選択モメンタリ・メンブレ
ン押しボタンを押してから4秒後にジョイスティックを
動かした場合、作業架台は移動せず、ジョイスティック
の動きに対応する受信された信号は無視される。
【0067】コントローラ600は、架空形作業架台の
現在の状況に基づいてある種の動作しか実行できないよ
うに構成することもできる。図9に示したように、傾斜
センサ入力610及び負荷センサ入力630など、コン
トローラ600に対するいくつかのセンサ入力がある。
傾斜センサ(図示せず)は、作業架台が傾斜路を昇降す
る(すなわち、前輪が後輪よりも高くなる)ときなど
に、作業架台の傾斜量を検知する。この傾斜条件は、傾
斜センサ入力610を介してコントローラ600に中継
される。負荷センサ(図示せず)は、作業架台によって
保持されている負荷の量を検知し、この情報は、負荷セ
ンサ入力630を介してコントローラに中継される。コ
ントローラ600は、一つ又は複数のこれらの検知入力
に基づいて、作業架台のための適当な安全動作モードを
判定する。角センサ(図示せず)をコントローラ600
と共に使用することもでき、このセンサは、架台が存在
する高さを検知する。角センサは、高さの情報を角セン
サ入力(図示せず)を介してコントローラ600へ中継
する。この高さは、(架台の上下移動を可能にする)は
さみ形接続の角度に基づくものである。
【0068】例えば、作業架台が上昇位置にあるとき、
すなわち架台がある高さよりも高い位置にあるとき、コ
ントローラは、オペレーターが作業架台を駆動モードで
作業架台の最大通常速度の30%でしか動作できないよ
うにする(削減値はソフトウェア・プログラム可能であ
り、所望の値に設定することができる)。このように、
コントローラは、作業架台が、上昇位置にあるときに過
度の速度のために過度に傾斜する可能性を低減させる。
一例では、この安全上の判定はソフトウェア・プログラ
ム可能であり、(コントローラ600の内部の)マイク
ロプロセッサは、それ自体からアクセスできるメモリに
記憶されている専用安全ソフトウェアにアクセスするこ
とによって安全特徴を判定する。他の例を挙げれば、デ
ッキが作業架台の基部からある距離だけ離れた位置、例
えば3フィート「伸長された」位置にある場合、マイク
ロプロセッサはこの場合も、この条件を検知し、デッキ
が完全に引き込まれるまで下降移動を許容しない(すな
わち、リフト下降機能を動作不能にする)。
【0069】前述のように、図6は、多重化装置520
とコントローラ600との間のインタフェース560を
示す。インタフェース560は、14個のポートを有
し、そのうちの2つはスペアとして保存される。第1の
ポート572は、緊急停止(EMS)ボタンからのもの
である。EMSボタンは、活動化されると、回線接触器
によって電源ケーブルとの接続を切り離し、それによっ
て作業架台が電力を得られないようにすることによって
作業架台を停止させる。第2のポート574は、多重化
装置520から単一の導体出力を受信する。第3のポー
ト576は、右方向かじ取りのためのものであり、第4
のポート578は左方向かじ取りのためのものである。
これらのポートは、ジョイスティック上に位置決めされ
たロッカ・アームの特定の位置決めに対応し、多重化装
置520を通じて供給を受けることはない。第5のポー
ト580は、傾斜ライトのためのものであり、コントロ
ーラへ傾斜センサ・ポートが傾斜したときにマイクロプ
ロセッサによって活動化される。第6のポート582
は、架台警報のためのものであり、安全上の特定の問題
をオペレーターに知らせる警報(すなわち、警笛)を架
台において出力するために使用される。第7から第9の
ポート584、586、588はそれぞれ、リフト・ラ
イト、駆動ライト、及びデッキ・ライトのためのもので
ある。これらのポートはそれぞれ、マイクロプロセッサ
から送信された信号を通過させ、そのため、オペレータ
ーによって対応する機能選択押しボタンが押されたとき
に、その機能選択押しボタン上のライトが活動化され
る。ライトは、この機能が活動状態である時間にわたっ
てオンのままである。
【0070】第10のポート590は、地上制御ステー
ションからの電力入力であり、図6ではDC24Vとし
て示されている。第11のポート592は、地上制御ス
テーションからの接地入力(すなわち、DC零V)であ
る。第12のポート594は、ジョイスティックから加
速器入力信号を受信する。加速器入力信号は、ジョイス
ティックが中立位置から順方向位置又は逆方向位置のい
ずれかへ移動された量に対応する。この入力は、電位差
計510によって行われる。電位差計510は、ジョイ
スティックの移動量に基づいて抵抗を変化させ、電位差
計510によって、ジョイスティックの位置を示す比例
電流量がコントローラに入力される。すなわち、ジョイ
スティックがほんのわずかに順方向に押された場合、ジ
ョイスティックが順方向へ遠くまで押された状態と比べ
て異なるアナログ信号が、第12のポート594を通じ
て送信される。ジョイスティックをわずかに順方向へ押
した場合、移動の最大許容順方向速度が達成される、ジ
ョイスティックを順方向へ遠くまで押す場合に反して、
架台の順方向移動速度が遅くなる。第13のポート59
6及び第14のポート598は、将来使用するためにス
ペアとして保存される。
【0071】次に、図9を参照すると分かるように、イ
ンタフェース560からの18ゲージ14ワイヤ入力
(14個のポート用)は、コントローラ600上の架台
ケーブル655プラグに接続される。
【0072】コントローラ600はまた、障害条件を検
出するように構成される。例えば、作業架台に電力を投
入した後、1つの機能選択押しボタンが閉鎖位置にある
場合、障害が検出され、その障害がクリアされるまで作
業架台は動作することができなくなる。マイクロプロセ
ッサは、1つの機能選択モメンタリ・メンブレン押しボ
タンが常に閉じていることも検出し、これも障害として
判定される。例えば、オペレーターが、駆動選択モメン
タリ・メンブレン押しボタンを閉鎖位置にテープ止めす
ることによって駆動モードを選択した場合、これは、多
重化装置520の第1の入力ポートでのそれぞれの信号
が、駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタンが閉鎖
位置にある時間だけハイ状態にセットされることによっ
て示される。多重化装置520の出力は、この条件を反
映し、マイクロプロセッサへ送信される。これは、駆動
選択モメンタリ・メンブレン押しボタンが、少なくとも
所定の時間、例えば2秒よりも長い時間にわたって閉鎖
位置にあることをマイクロプロセッサに示す。この場
合、マイクロプロセッサは、障害条件を出力し、この障
害がクリアされるまで、すなわちモメンタリ・メンブレ
ン押しボタンのテープが外され、それによって開放位置
に配置されるまで作業架台を動作不能にする。
【0073】コントローラ600は、インタフェース5
60を介して架台制御ステーション310と通信する。
コントローラ600は、キー切替スイッチ(図5の要素
440を参照されたい)の位置決めによって決定され
る、架台選択入力622及び地上選択入力624など、
地上制御ステーション410からの入力も受信する。コ
ントローラ600は、地上制御ステーション410を介
して行われるリフト上下動制御633、635ならびに
デッキ伸縮制御637、639を示す信号も受信する。
架台制御ステーション310と地上制御ステーション4
10の両方から受信されるコントローラ600への様々
な入力を下記の表1に示す。
【0074】
【表1】 コントローラ600の出力を下記の表2に示す。
【0075】
【表2】 図9のコントローラ600の左側に示した最初の10個
の出力信号660〜669は、コントローラ600によ
って受信された入力に基づいてコントローラ600によ
って制御される対応する装置670〜679へ送信され
る。コントローラ600はまた、警報信号を線670a
上で、架台制御ステーション310上の警報装置680
へ出力する。警報装置680は、オペレーターに様々な
警報状態を知らせるために使用される。各弁671〜6
79は、コントローラ600から受信された対応する制
御信号に基づいて完全に開くか、又は完全に閉じるオン
/オフ弁である。例えば、オペレーターによってリフト
選択モメンタリ・メンブレン押しボタンが選択された場
合、オペレーターによるジョイスティックの位置決めに
基づいて、コントローラが上昇弁673又は下降弁67
4のいずれかを作動させる。第1の出力は、バッテリー
に対して直列に配置された回線接触器670である。コ
ントローラ・ソフトウェアは、検出された状態に基づい
て、(本質的にリレーである)回線接触器670を、作
業架台からバッテリーを切り離すように作動させ、それ
によって作業架台の移動を停止させる。例えば、緊急停
止ボタンが押された場合、コントローラ600に存在す
るマイクロプロセッサによって回線接触器670が停止
される。
【0076】上昇弁、下降弁、順方向弁、及び逆方向弁
671〜674などの作業架台を移動するために使用さ
れる弁は、作業架台の厳密な移動を制御するようにマイ
クロプロセッサによって制御される。コントローラ60
0は、パルス幅変調(PWM)信号を介して、ある量の
作動液が弁を通過し、それによって作業架台のデッキ、
リフト又は駆動が適切に移動するようにポンプ・モータ
ー(図示せず)を適切にパルスする。したがって、順方
向弁671が開き、次いで、マイクロプロセッサによっ
て駆動されるMOSFET(図示せず)から出力された
PWM信号を介してモーターがパルスされると、PWM
信号のパルス幅が、マイクロプロセッサの制御に応じ
て、駆動機能の速度を決定する。速度は、インタフェー
ス(図6参照)を通じ加速器の入力を介してコントロー
ラに入力されたジョイスティックの移動量によって決定
される。また、傾斜、負荷、及び作業架台の角度など、
他の条件に基づいて安全上の理由で作業架台の速度を所
定の値に制限することができる。
【0077】再び図9を参照すると分かるように、高度
低減691は、コントローラ600への入力であり、可
動架台が完全に下降したかどうかをコントローラ600
に知らせるために使用される。駆動停止入力692は、
可動架台が、事前に決定された高度よりも上方にあるか
どうかをコントローラ600に知らせるために使用され
る。検知は、リフティング機構上に配置された機械的ス
イッチ(図示せず)を介して行われ、事前に決定される
高度は国ごとに異なる。地上すき間下降入力693は、
地上すき間下降システム(図示せず)が作動したかどう
かをコントローラ600に示す。架台の基部20の底部
フレーム5(図1、図2参照)は作動時には地上3/
4”の位置に配置され、非作動時には底部フレーム5は
地上3”の位置に配置される。地上すき間下降システム
は、可動架台30が、完全下降位置から持ち上げられた
ときに自動的に作動するはずである。可動架台30が完
全下降位置にないときに地上すき間下降システムが作動
しない場合は、このことが、地上すき間下降入力693
を介してコントローラ600に示され、地上すき間下降
システムのこの誤動作のために様々な機能を動作不能に
するか、又は停止させることができる。
【0078】機能停止入力694は、作業架台10上の
負荷が所定量を超えているかどうかの圧力表示である。
これは、架台が使用されている国に基づいてそれぞれの
異なる値に設定することができる。架台に負荷が加えら
れているかどうかに基づいてある種の機能を許容しない
ことができる(すなわち、停止)。
【0079】デッキ伸長入力695は、デッキが完全に
取り込まれたかどうかに関する入力をコントローラ60
0に与える。
【0080】図9で、デッキの伸長及びデッキの引き込
みを制御する弁675、676もまたそれぞれ、右方向
かじ取り機能及び左方向かじ取り機能を制御するために
使用される。これは、デッキの移動中にはかじ取りが不
可能であるからである。通常、かじ取り機能は活動化さ
れ、したがってコントローラ600によって回線665
及び666上で出力される信号が前輪のかじ取り移動を
制御する。しかし、デッキ選択モメンタリ・メンブレン
押しボタンが選択され、オペレーターによって所定の時
間枠(3秒)以内にジョイスティックが動かされた場
合、回線665及び666上の出力信号はそれぞれ、作
業架台のデッキ伸長及び引き込みを制御する。したがっ
てデッキ・モードでは、ジョイスティック上に位置する
ロッカ・スイッチが移動されてもかじ取り作動は行われ
ない。2つの弁675、676の共用は、切替弁(図示
せず)によって制御される。この切替弁は、デッキ・モ
ードが選択されるときに、通常はかじ取り機能を実行す
るように作業架台の前輪を移動するために送られる作動
液が、デッキを伸長させるか、又は引き込む経路へ再び
送られるように構成される。一例では、作業架台の機種
に応じて、デッキを最大で4フィートないし6フィート
だけ伸長させることができる。
【0081】本発明によるシステムのソフトウェア構成
可能性に基づき、検知された入力に基づいて、様々な機
能の速度を制御することができる。オペレーター入力の
送信元と、作業架台が使用されている国。例えば、地上
制御ステーションでリフト・モードが選択された場合、
リフティング速度を、架台制御ステーションで選択され
た場合の50%にしかならないようにプログラムするこ
とができる。また、傾斜状態が検出された場合、リフテ
ィングを停止することができる。各国がそれぞれの異な
る安全基準を有するので、本発明によるシステムは、特
定の国の安全要件に適応するように容易にプログラムす
ることができる。例えば、大部分の国では、デッキを伸
長させる場合、作業架台をリフト・モードにすることは
できず、オペレーターはまず、デッキを完全に引き込ん
でおかないかぎり、架台を下向きに移動することはでき
ない。しかし、イタリアでは、デッキが伸長され、かつ
架台が所定の高さよりも高い場合、架台を下向きに移動
することができる。したがって、イタリアで使用されて
いる作業架台のコントローラは、そのような条件を許容
するようにプログラムされる。
【0082】又は、作業架台を空港で使用する場合、デ
ッキの伸長が所定の速度を超えるのを防止するようにコ
ントローラをプログラムし、それによって、修理中の飛
行機との偶発的な接触を大幅に低減させることができ
る。すなわち、空港で使用される作業架台の場合、デッ
キ伸長モードでの移動速度を通常の倉庫での作業架台の
移動速度よりもずっと低くすることができる。しかし、
デッキの引き込みを、空港で使用される作業架台の通常
の速度にまですることもできる。
【0083】他の特徴は、架台制御ステーションでモメ
ンタリ・メンブレン押しボタンを使用することである。
従来型の装置では、従来型の架台制御装置上のスイッチ
を移動させるときには通常、従来型のコントローラへ高
電流を送る必要がある。しかし、コントローラ内のマイ
クロプロセッサに接続された多重化装置を使用すること
によって、マイクロプロセッサへ送る必要がある電流の
量は、端子ストリップ(又はブロック)、リレー、及び
ダイオードを必要とする従来型のシステムの場合よりも
低くなる。例えば、マイクロプロセッサへ信号を送信す
るのに必要な電流は数ミリアンペアに過ぎない。これ
は、少なくとも従来型のコントローラにおける電流要件
よりも10倍低い。入力電流要件をこのように低減させ
れば、本発明によるシステムでメンブレン型押しボタン
を使用することができる。
【0084】次に、各制御機能の機能性について詳しく
説明する。回線接触器670が適当な瞬間にオン又はオ
フにされるよう、コントローラ600によって行われる
回線接触器制御が使用される。作業架台の電源をオンに
するときは、すべての機能選択押しボタンが開いている
はずである。閉じているボタンがある場合、すべての機
能が動作不能になり、架台制御ステーション及び地上制
御ステーション上に障害が示される(すなわち、障害L
EDが明滅する)。閉鎖されている機能をオペレーター
が解放すると、障害が取り除かれる。作業架台に電力が
投入されると、a)機能選択押しボタンが瞬間的に閉じ
られた後3秒窓内で加速器(ジョイスティック)が選択
される場合、又はb)3秒以内に他の機能が選択された
場合に、すべての機能が動作可能になる。
【0085】ある機能が作動すると、モメンタリ・メン
ブレン押しボタンを断続的に閉じても無視される。モメ
ンタリ・メンブレン押しボタンを10秒以上の時間(必
要に応じて、他の値にプログラムすることができる)に
わたって閉じ続けると、障害が示される。しかし、機能
は終了するまで継続することができ、終了した時点です
べての機能が動作不能になる。
【0086】次に、図6及び図9を参照すると分かるよ
うに、多重化装置520の入力ポート5上の順方向駆動
入力は、駆動モードを活動化する際に順方向弁671の
動作を制御するためにコントローラ600によって使用
される。選択時には(すなわち駆動モード中にジョイス
ティックを順方向に押すと)、順方向弁671が駆動さ
れ、モーターの速度が、選択された逆方向速度まで増加
する。モーターが上下する速度は、ソフトウェア調整可
能である。さらに、それぞれの異なる機能(すなわち、
駆動、リフト、デッキ)ごとのモーターの速度が増減す
る速度は、他の機能の速度が増減する速度とは独立に設
定することができる。この速度は、コントローラ600
によって決定される安全動作モードに応じて、全速で
も、低速でも、又は可変入力速度でもよい。解放時には
(すなわち、ジョイスティックを解放すると)、モータ
ーが減速して停止し、次いで順方向弁671がオフに切
り替えられる。コントローラ600による弁671の制
御に、弁671のコイルを横切る抑圧(すなわち、ダイ
オード、図示せず)が組み込まれる。
【0087】多重化装置520の入力ポート4上の駆動
反転入力は、駆動モードが活動化されたときに逆方向弁
672の動作を制御するためにコントローラ600によ
って使用される。選択時には(すなわち、駆動モード中
にジョイスティックを逆方向に押すと)、逆方向弁67
2が駆動され、モーターの速度が、選択された逆方向速
度まで増加する。モーターが上下する速度は、ソフトウ
ェア調整可能である。この速度は、コントローラ600
によって決定される安全動作モードに応じて、全速で
も、低速でも、又は可変入力速度でもよい。解放時には
(すなわち、ジョイスティックを解放すると)、モータ
ーが減速して停止し、次いで逆方向弁672がオフに切
り替えられる。弁672のコイルを横切る抑圧(すなわ
ち、ダイオード、図示せず)が、コントローラ600に
組み込まれる。
【0088】高度低減入力691は、コントローラ60
0への入力である。この入力を選択解除すると、最大駆
動速度が低減事前設定レベル(ソフトウェア・プログラ
ム可能)に低減され、ハイ駆動コイルが停止される。高
度低減入力691が選択解除されるのは、架空架台が完
全下降位置にないときと、この入力がその他の理由で選
択されたときである。高度低減入力が選択モードにある
ときは、コントローラ600によって高度に基づく速度
低減が実行されることはない。
【0089】駆動停止入力692もコントローラ600
への入力である。この入力を選択解除すると、駆動が完
全に停止される。選択すると、駆動は停止されない。駆
動停止入力692を選択解除できるのは、架空架台が、
事前に設定された高度よりも上方にあるときである。
【0090】地上すき間下降入力693はコントローラ
600へのもう一つの入力である。この入力を選択解除
すると、地上すき間下降システムは作動せず、選択する
と、地上すき間下降システムが作動する。
【0091】機能停止入力694は、活動化されると、
あるオペレーター機能を停止させる。機能停止入力69
4が活動化されるのは、作業架台に対する圧力が、事前
に設定された値よりも高く、作業架台によって重い負荷
が保持されていることが示され、したがって安全動作モ
ードにする必要があるときである。
【0092】傾斜センサ入力610が作業架台の傾斜を
検出すると、インタフェース560のポート6を通じて
コントローラ600によって送出される制御信号を介し
て傾斜ライトが作動する。
【0093】表3は、駆動停止入力、高度低減入力、及
び地上すき間下降入力に基づく様々なコントローラ応答
を列挙したものである。これらの入力の組合せに基づい
て、様々な機能を動作可能にすることも、低下させるこ
とも、又は動作不能にすることもできる。
【0094】
【表3】 架台制御ステーションで動作可能にすることができる他
の機能にはハイ駆動機能とポジトラック機能とが含まれ
る。図4に示したように、これらの機能はそれぞれ、架
台制御ステーション310上に対応するモメンタリ・メ
ンブレン押しボタン370、380を有する。ハイ駆動
機能によって、通常駆動モードにあるときの1 1/2
mphの代わりに最大速度3mphなど、作業架台の速
度を増加させることができる。オペレーターは、ハイ駆
動機能を選択するためにはまず、駆動選択モメンタリ・
メンブレン押しボタン320を押し、次いでハイ駆動モ
メンタリ・メンブレン押しボタン370を押す。この点
で、オペレーターは、ハイ駆動モードにあり、作業架台
を移動オペレーターはジョイスティック350を作動さ
せてなければならない。そうしない場合、ハイ駆動機能
は動作不能になる。オペレーターがすでに駆動モードに
ある場合、ハイ駆動モメンタリ・メンブレン押しボタン
370を押すと、ハイ駆動モードが動作可能になる。ハ
イ駆動モードは、活動化されると、駆動機能が終了され
ないかぎり、又はモーター電流が、事前に設定された時
間(ソフトウェア制御を介して調整可能)の間130A
(やはりソフトウェア調整可能)に達するか、又はそれ
を超えるまで活動化されたままである。モーター電流
が、事前に設定された時間の間130Aに達するか、又
はそれを超えた場合は、駆動モーターに対するひずみが
過度である(丘を登る場合など)ことを示し、コントロ
ーラによってハイ駆動機能が停止される。ハイ駆動機能
は、コントローラ600が、ハイ駆動弁678(図9)
を開き、それによって通常駆動弁(図9の弁671又は
672)の場合の2倍の量の作動液をハイ駆動弁を通過
させるようにする信号を回線668上で送信することに
よって動作可能になる。これによって、作業架台は、よ
り高い速度で移動することができる。
【0095】ポジトラック機能は、駆動モードにあると
きに、架台制御ステーションで、オペレーターがポジト
ラック・モメンタリ・メンブレン押しボタン380(図
4参照)を押すことによって選択することができる。こ
の機能を選択すると、(回線667上で送信される信号
を介して)コントローラ600によって、ポジトラック
・モメンタリ・メンブレン押しボタン380が押し下げ
られている間ポジトラック弁677(図9参照)が駆動
され、さらに、ポジトラック・モメンタリ・メンブレン
押しボタン380が放されてから所定の追加時間が経過
するまでポジトラック弁677が駆動される。この指定
の時間は、ポジトラック・モメンタリ・メンブレン押し
ボタン380が係合解除されてから10秒間の最小値か
ら、ポジトラック・モメンタリ・メンブレン押しボタン
380が係合解除されてから300秒間の最大値までプ
ログラム可能である。もちろん、作業架台が駆動モード
ではなく、ポジトラック・モメンタリ・メンブレン押し
ボタン380が押された場合、ポジトラック・モードが
開始されず、多重化装置520を通じたその入力はコン
トローラ600から無視される。ポジトラック・モード
では、作業架台の各駆動輪にらしい量の動力を供給する
ことができ、小さな障害物を乗り越えるとき、又は砂利
などの不均一な舗道を横切る際に有用であることがあ
る。例えばポジトラック・モメンタリ・メンブレン押し
ボタン380が放されてから5秒以内にこの押しボタン
380が係合解除された後、ソフトウェア・プログラム
可能な所定の時間、例えば100秒間の任意の時点で、
オペレーターがこの押しボタン380を再び押した場
合、所定の時間は零から再開され、それによってポジト
ラック・モードの時間が延長する。すなわち、前記の例
を用いた場合、ポジトラック・モメンタリ・メンブレン
押しボタン380が再び押された時点で、さらに100
秒間だけポジトラック・モードになる。
【0096】駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタ
ンと、リフト選択モメンタリ・メンブレン押しボタン
と、デッキ選択モメンタリ・メンブレン押しボタンのい
ずれかがオペレーターによって押されると、それぞれの
メンブレン押しボタンは、機能が活動状態である時間
中、点灯する。ハイ駆動モメンタリ・メンブレン押しボ
タン及びポジトラック・モメンタリ・メンブレン押しボ
タンは、オペレーターによって押されても点灯しない。
【0097】デッキ・モードが開始すると、選択弁(図
示せず)が活動化され、オイルを右方向かじ取り弁及び
左方向かじ取り弁からそれぞれ、デッキ伸長弁及びデッ
キ引き込み弁へ分流させる。本質的に、デッキ・モード
中には、選択弁の動作のために、右方向かじ取り弁67
5及び左方向かじ取り弁676はデッキ伸長弁及びデッ
キ引き込み弁になる。オペレーターが、デッキ・モード
中にジョイスティックを順方向へ押すことによってデッ
キを伸長させる際には、弁675が駆動され、モーター
の速度が、事前に設定された遅延(ソフトウェア調整可
能)以内に、選択された速度値(全速又は可変入力)に
単調増加する。単調増加/単調減少速度は、駆動モード
の単調増加/単調減少速度の場合と同様に、ソフトウェ
ア調整可能である。ジョイスティックを放すと、モータ
ーは減速して停止し、弁675が閉じる。コントローラ
による弁675の制御に、弁675のコイルを介した抑
圧(すなわち、ダイオード)が組み込まれる。駆動モー
ドが選択されるとき、又はリフト・モードも、デッキ・
モードも動作可能でない場合、弁675は、右方向かじ
取りが選択されたとき(すなわち、駆動モード中にロッ
カ・スイッチが右側に保持されるか、又はどのモードも
選択されないとき)には右方向かじ取り機構を実行する
ように動作する。
【0098】オペレーターが、デッキ・モード中にジョ
イスティックを逆方向へ押すことによってデッキを引き
込む際には、デッキ引き込み弁676が駆動され、選択
弁が作動することによってオイルが左方向かじ取り弁で
はなくデッキ引き込み弁676を通じて送られる。モー
ターの速度は、事前に設定された遅延(ソフトウェア調
整可能)以内に、選択された値(全速又は可変入力)に
単調増加する。ジョイスティックを放すと、モーターは
減速して停止し、弁676が閉じる。コントローラ60
0による弁676の制御に、弁676のコイルを介した
抑圧(すなわち、ダイオード)が組み込まれる。駆動モ
ードが選択されるとき、又はリフト・モードも、デッキ
・モードも動作可能でない場合、弁676は、左方向か
じ取りが選択されたとき(すなわち、駆動モード中にロ
ッカ・スイッチが左側に保持されるか、又はどのモード
も選択されないとき)には左方向かじ取り機構を実行す
るように動作する。
【0099】リフト・モードが動作可能であり、ジョイ
スティックを順方向へ動かした場合、回線663上でコ
ントローラ600から送信される信号を介してリフト上
昇弁673が駆動され、モーターの速度が、事前に設定
された遅延(ソフトウェア調整可能)以内に、選択され
た値(全速又は可変入力)まで単調増加する。ジョイス
ティックを放すと、モーターは減速して停止し、次いで
回線663上で送信される信号を介して弁673がオフ
に切り替えられる。コントローラ600による弁673
の制御に、弁673のコイルを介した抑圧(すなわち、
ダイオード)が組み込まれる。
【0100】リフト・モードが動作可能であり、ジョイ
スティックを逆方向へ動かした場合、リフト下降弁67
4が駆動され、モーターの速度が、事前に設定された遅
延(ソフトウェア調整可能)以内に、選択された値(全
速又は可変入力)まで単調増加する。ジョイスティック
を放すと、モーターは減速して停止し、次いで弁674
がオフに切り替えられる。コントローラ600による弁
674の制御に、弁674のコイルを介した抑圧(すな
わち、ダイオード)が組み込まれる。デッキ伸長制限ス
イッチが活動状態である場合、リフト下降機能はコント
ローラ600によって動作不能にされる。
【0101】駆動モードが選択されると、駆動モードで
は圧電計/ジョイスティックがモーターの速度を制御す
る。制御は、最小速度(ソフトウェア調整可能)から最
大事前設定速度(ソフトウェア調整可能)まで比例して
行われる。これは、リフト・モード及びデッキ・モード
にも当てはまる。コントローラ600に接続された様々
なセンサから受信される入力に応じて、駆動速度を低減
選択速度に設定することもできる(すなわち、架空架台
が、事前に設定された高さよりも上方へ移動する)。
【0102】コントローラ600は、様々なタイプの架
台警報も行う。第1の状態では、傾斜センサがトリップ
し、高度低減スイッチが開いているときに、架台上の警
報が連続的に発せられる。この警報状態は、下記で詳し
く説明するマシン・デジットによって動作可能にされ
る。第2の状態では、機能停止入力が開いているとき
に、警報が2秒間だけ発せられ、次いで2秒間だけオフ
になる。この警報状態は、マシン・デジットによって動
作可能にされる。このオン/オフ・サイクルは、過負荷
条件が補正されるまで継続する。第3の状態では、デッ
キ伸長制限スイッチが開いており、オペレーターがリフ
ト・モードで下向き移動を試みたときに、警報が1秒間
だけオンになり、1秒間だけオフになり、1秒間だけオ
ンになり、3秒間だけオフになるというサイクルを用い
て発せられる。この警報状態もマシン・デジットによっ
て動作可能にされる。このサイクルが継続するのは、オ
ペレーターがリフト・モードで下向き移動を試みている
間だけである。
【0103】これらのマシン・デジットは、各作業架台
ごとに設定される1組の8つの数字に対応する。この8
つの数字は、特定の作業架台に関してどのオプションが
設定されているかをコントローラに知らせるために使用
される。コントローラ600は、マシン・デジットに基
づいて、例えば、駆動モード、リフト・モード、及びデ
ッキ・モードに関するデフォルト単調増加・減少速度を
設定する。本発明によるシステムでは、第1のマシン・
デジットは、作業架台の機種番号に対応し、6つの可能
な値のうちのいずれかに設定することができる(すなわ
ち、第1のマシン・デジットは実際には、6つの可能な
状態のうちのどれかを示すことができる3つの2進数で
ある)。第2のマシン・デジットは、傾斜スイッチが作
動する角度に対応し、5つの可能な状態(0=非傾斜ス
イッチ、1=5度傾斜スイッチ、2=2度傾斜スイッ
チ、3=2度傾斜スイッチ(活動状態時にはリフト上昇
を停止し、上昇時には駆動を停止する)、4=5度傾斜
スイッチ(活動状態時にはリフト上昇を停止し、上昇時
には駆動を停止する))のうちのいずれかに設定するこ
とができる。
【0104】第3のマシン・デジットはパワー・デッキ
・モードに対応する(0=パワー・デッキなし、1=パ
ワー・デッキ)。第4のマシン・デジットは、デッキ伸
長制限スイッチに関する情報に対応し、3つの可能な状
態(0=デッキ伸長制限スイッチなし、1=活動状態時
にリフト下降を停止する、2=活動状態時に高度が高い
場合にはリフト下降を停止する)のうちの1つに設定す
ることができる。第5のマシン・デジットは、コントロ
ーラへの機能停止入力に関する情報に対応し、4つの可
能な状態(0=機能停止なし、1=活動状態時にすべて
の機能を停止する、3=活動状態時にすべてのリフト機
能及び駆動機能を停止する)のうちの1つに設定するこ
とができる。第6のマシン・デジットは、地上警報に関
する情報に対応し、4つの可能な状態(0=地上警報な
し、1=リフト下降が活動状態のときに活動状態、2=
駆動が活動状態のときに活動状態、3=リフト、駆動、
又はデッキが活動状態のときに活動状態)のうちの1つ
に設定することができる。第7のマシン・デジットは、
角センサに関する情報に対応する(0=角センサなし、
1=角センサ)。第8のマシン・デジットは、負荷セン
サに関する情報に対応する(0=負荷センサなし、1=
負荷センサ)。もちろん、マシン・デジットに関する上
記の説明は、他のタイプの作業架台条件に適合するよう
に変更し修正することができ、それでも本発明の範囲内
である。
【0105】負荷センサ入力630は、コントローラ6
00へのアナログ(又はディジタル)入力を生成し、こ
の入力は、コントローラ600によって決定されるある
種の動作機能を停止するために角センサ入力と共に使用
される。角センサ入力620は、コントローラ600へ
のアナログ入力を生成し、この入力は、コントローラ6
00によって決定されるある種の動作機能を停止するた
めに負荷センサ入力630と共に使用される。
【0106】前述のように、駆動機能、リフト機能、及
びデッキ機能は一緒には使用しないことが好ましい。オ
ペレーターによって2つの機能が同時に選択された場
合、コントローラ600は障害条件を出力する。他の場
合では、方向が選択されている場合、最後に選択された
機能を3秒窓内で使用することができる。
【0107】かじ取り機能は、リフト・モード時及びデ
ッキ・モード時を除いて常に活動状態である。機能が選
択され、ジョイスティック/加速器が中立位置にない場
合には障害が発生する。機能が活動状態であり、他の機
能が選択される場合、第2の選択は無視される。
【0108】表4は、本発明によるシステムで使用され
る、様々な国の仕様及びオプションの詳細を示すもので
ある。もちろん、このリストはこれらの国の様々な標準
に適合するように変更することができ、その場合にも本
発明の範囲内である。
【0109】
【表4】 表5は、本発明の一つの態様において使用される、工場
で事前に設定することができ、及び/又は顧客が携帯ア
ジャスタを用いて調整することができる様々な調整値を
列挙したものである。
【0110】
【表5】 ある種の機能はマシン・デジットを介して設定される。
これらのマシン・デジットは、コントローラ上のRS2
32インタフェースを介して与えることができ、このイ
ンタフェースには、パーソナル・コンピュータ(PC)
又はアナライザを接続することができる。アナライザは
携帯装置であり、PCで実行できるのと同じ診断機能を
実行するが、より廉価で小型である。アナライザには、
プロンプトを含め、それぞれ16文字の、2行のLCD
英数字ディスプレイが含まれる。アナライザは、機能を
選択できるようにする6つのボタン、すなわちa)LE
FT(マルチデジット・エントリに関する前のメニュー
項目又は前の数字を選択する)、b)RIGHT(マル
チデジット・エントリに関する次のメニュー項目又は次
の数字を選択する)、c)UP(可能なら、選択された
項目又は数字を増加させる)、d)DOWN(可能な
ら、選択された項目又は数字を減少させる)、e)EN
TER(可能なら、表示された項目を選択する。マルチ
デジット・エントリを完成する)、及びf)ESC(可
能なら、選択項目を取り消す。マルチデジット・エント
リを取り消す)。本発明によるシステムで使用されるア
ナライザでは、LEFTボタン、RIGHTボタン、U
Pボタン、DOWNボタンは、対応するボタンに関する
特定の方向を指し示す矢印で示される。
【0111】アナライザをオンにすると、メイン・メニ
ューが使用可能になる。メイン・メニューからすべての
機能を選択することができる。LEFTボタン又はRI
GHTボタンを押すと、様々な項目のうちの1つが選択
され、ENTERボタンを押すと、表示された項目が選
択される。ESCボタン又はUPボタン又はDOWNボ
タンを押しても効果はない。主要なメニュー項目は、
a)ACCESS LEVEL、b)DIAGNOST
ICS、c)PERSONALITIES、d)MAC
HINE SETUP、及びe)MACHINE DI
GITSである。
【0112】ACCESS LEVELが表示される
と、その後に現アクセス・レベル(複数のアクセス・レ
ベルのうちの1つ)が表示される。一例では、アクセス
・レベル3が最初のレベルであり、「表示専用」アクセ
スを与える。アクセス・レベル2は、適当なコードを入
力することによって選択することができ、ある種のパー
ソナリティを変更できるようにする。アクセス・レベル
1は、適当なコードを入力することによって選択するこ
とができ、追加パーソナリティを変更できるようにする
と共に、マシン・セットアップを変更できるようにす
る。アクセス・レベル0は、アナライザから入力するこ
とはできず、製造施設で作業架台をセットアップするた
めに保存される。
【0113】DIAGNOSTICS項目を選択する
と、a)架台、b)地上、c)電力、d)長期、及び
e)障害コードの5つの診断メニュー項目が表示され
る。これらの項目のうちの1つを選択すると、選択され
た項目に関係する診断情報にアクセスすることができ
る。例えば、架台項目を選択した場合、加速器の入力に
関する情報を得ることができる。
【0114】PERSONALITIES項目を選択す
ると、a)架台及びb)地上の2つのメニュー項目のう
ちの一方を使用することができる。
【0115】「架台」を選択すると、架台制御モードに
関係するパーソナリティにアクセスすることができ、
「地上」を選択すると、地上制御モードに関係するパー
ソナリティにアクセスすることができる。
【0116】MACHINE SETUP項目を選択す
ると、a)機種番号、b)傾斜スイッチ、c)パワー・
デッキ、d)デッキ伸長制限、e)機能停止、及びf)
地上警報の6つのマシン・セットアップ項目を使用する
ことができる。各項目は、マシン・デジット番号とその
数字の意味を表示する。
【0117】MACHINE DIGITSメニュー項
目は、アクセス・レベル1を選択したときしか使用でき
ない。このメニューではすべてのマシン・セットアップ
・デジットが一緒に表示される。
【0118】特定のマシン・デジットを選択することに
よって、作業架台に必要な特定の作業に適合するように
作業架台を構成することができる。
【0119】表6は、コントローラ600に装備された
様々な端子を示す。診断は、コントローラ600によっ
て単一のLEDを介して行われ、このLEDは、発生し
た障害に関係する事前に設定された時間だけ点滅する
(すなわち、電力障害用の3回のフラッシュ、マイクロ
プロセッサ障害用の4回のフラッシュ)。アナライザ
は、コントローラ600に取り付けることもできる。ア
ナライザは受話器の形のものであり、前述の特徴を含
む。
【0120】
【表6】 適当なパスワードをRS−232ポートを介してコント
ローラに入力することによって作業架台の特定のプログ
ラミング・レベルにアクセスするために、PC又はアナ
ライザを使用することもできる。例えば、4つのアクセ
ス・レベルを構想することができ、この場合、第4のレ
ベルでは、許容される様々な動作モード範囲を表示する
ことができるが、オペレーターはそれらの範囲を修正す
ることはできない。第3のレベルでは、駆動加速度、リ
フト加速度など、ある種の動作モードをある程度修正す
ることができる。第2のレベルでは、第3のレベルのす
べての動作モード、及びハイ駆動電流制限、高度低減速
度など、より多くの動作モードを修正することができ
る。第1のレベルでは、事実上すべての動作モードを修
正することができる。第1のレベルにアクセスできるの
は、作業架台を特定の位置に輸送する前にセットアップ
するユーザだけである。オペレーターは、作業架台の動
作特性を変更するために、RS−232インタフェース
を介してPC又はアナライザから入力するパスワードに
基づいて、前述の4つのレベルのうちのいずれかを入力
することができる。
【0121】現在の所、本発明による例示的な態様であ
ると考えられるものを図示し説明したが、当業者には、
様々な変更又は修正を加えることができ、本発明の真の
範囲から逸脱せずに本発明の要素を等価物で代替できる
ことが理解されよう。また、本発明の中心的な範囲から
逸脱せずに本発明の開示に特定の状況又は材料を適応さ
せるように多数の修正を加えることができる。したがっ
て、本発明は、本発明を実施するために企図された最良
の方法として開示された特定の態様に限定されるもので
はなく、添付の請求の範囲内のすべての態様を含むもの
である。
【0122】
【発明の効果】本発明により、はさみ形架空作業架台を
制御する固体システムが提供された。また、本発明によ
り、作業架台から得られる様々な検知入力に基づいて作
業架台を安全動作モードで操作する方法が提供された。
また、さらに、本発明により、モメンタリ・メンブレン
押しボタン及びジョイスティックを使用して、駆動モー
ド、リフト・モード、及びデッキ・モードのうちの少な
くとも1つを実行するように作業架台を操作する方法が
提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムを使用して制御すること
ができるはさみ形架空作業架台の側面図である。
【図2】可動架台上でデッキが伸長された、はさみ形架
空作業架台の側面図である。
【図3】はさみ形架空作業架台用の従来型の架台制御ス
テーションの平面図である。
【図4】本発明によるシステムのはさみ形架空作業架台
用の架台制御ステーションの平面図である(図を明確に
するためにジョイスティックは側面図で示されてい
る)。
【図5】本発明によるシステムの地上制御ステーション
の平面図である。
【図6】本発明によるシステムの架台制御ステーション
と、多重化装置と、インタフェース装置と、制御装置と
の間の接続状態のブロック図である。
【図7】本発明によるシステムの多重化装置の入力ポー
トに到着する様々なパルス列のタイミング図である。
【図8】本発明によるシステムの多重化装置の出力信号
線のタイミング図である。
【図9】本発明によるシステムのコントローラの様々な
入出力のブロック図である。
【符号の説明】
5 底部フレーム 7 ホイール 10 作業架台 20 作業架台の基部 30 作業架台の可動架台部 40 作業架台のデッキ 210 架台制御ステーション 220 緊急ボタン 230 スイッチ 240 スイッチ 242 動作可能ボタン 244 ポジトラック(2輪駆動)・ボタン 250 駆動スイッチ 260 スイッチ 270 傾斜ライト・インジケータ 280 スイッチ 290 バッテリー・インジケータ 295 ホーン装置 310 架台制御ステーション 320 駆動選択モメンタリ・メンブレン押しボタン 330 リフト選択モメンタリ・メンブレン押しボタン 340 デッキ選択モメンタリ・メンブレン押しボタン 350 ジョイスティック 355 ロッカ・スイッチ 360 緊急停止装置 370 ハイ駆動モメンタリ・メンブレン押しボタン 380 ポジトラック・モメンタリ・メンブレン押しボ
タン 385 傾斜インジケータ 410 地上制御ステーション 420 機能スイッチ 430 機能スイッチ 440 キー切替スイッチ 478 回路ブレーカ 482 緊急スイッチ(EMS) 484 時間計 510 電位差計 520 多重化装置 560 インタフェース 572 第1ポート 574 第2ポート 576 第3ポート 578 第4ポート 580 第5ポート 582 第6ポート 584 第7ポート 586 第8ポート 588 第9ポート 590 第10ポート 592 第11ポート 594 第12ポート 596 第13ポート 598 第14ポート 600 コントローラ 610 傾斜センサ入力 620 角センサ入力 622 架台選択入力 624 地上選択入力 630 負荷センサ入力 633 リフト上昇制御 635 リフト下降制御 637 デッキ伸長制御 639 デッキ引き込み制御 655 架台ケーブルプラグ 660 回線 661 回線 662 回線 663 回線 664 回線 665 回線 666 回線 667 回線 668 回線 669 回線 670 回線接触器(回線) 671 順方向弁(通常駆動弁) 672 逆方向弁(通常駆動弁) 673 リフト上昇弁 674 リフト下降弁 675 デッキ伸長弁(右方向かじ取り弁) 676 デッキ引き込み弁(左方向かじ取り弁) 677 ポジトラック弁 678 ハイ駆動弁 679 オン/オフ弁 680 警報装置 691 高度低減入力 692 駆動停止入力 693 地上すき間下降入力 694 機能停止入力 695 デッキ伸長入力 778 回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597011614 1 JLG Drive, McCon nellsburg, PA, U. S.A. (72)発明者 メロット レックス エー. アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ワ ーフォーズバーグ ルート 1 ボック ス 495 (56)参考文献 特開 平6−94005(JP,A) 特開 平7−101698(JP,A) 実開 昭61−59296(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業架台上の負荷、可動架台部の高さ、
    及び作業架台の角位置のうちの少なくとも1つを含む作
    業架台の状態についての複数の検知入力を受信する手
    段、基部上に位置する地上制御ステーションと可動架台
    部上に位置する架台制御ステーションのうちの一方から
    作業架台を操作するためのオペレーターの入力を可能に
    する手段、受信された検知入力及びオペレーターの入力
    に応答して複数の所定の条件のうちの1つで作業架台を
    操作する手段と、該オペレーターの入力を可能にする手
    段と該作業架台を操作する手段との間に設けられ、複数
    の使用可能なオペレーター選択肢に1対1の関係で対応
    する複数の信号を対応する入力ポート上で受信し、当該
    複数の信号を単一の出力回線上で該作業架台を操作する
    手段へ出力する多重化手段とを含み、前記所定の条件
    いずれにおいても作業架台を安全に操作できるようにす
    る、基部と可動架台部とを有する作業架台用のコントロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】 作業架台上の負荷、可動架台部の高さ、
    及び作業架台の角位置のうちの少なくとも1つを含む作
    業架台の状態についての複数の検知入力を受信する手
    段、基部上に位置する地上制御ステーションと可動架台
    部上に位置する架台制御ステーションのうちの一方から
    作業架台を操作するためのオペレーターの入力を可能に
    する手段、受信された検知入力及びオペレーターの入力
    に応答して複数の所定の条件のうちの1つで作業架Aを
    操作する手段とを含んで構成され、前記所定の条件のい
    ずれにおいても作業架台を安全に操作できるようにす
    る、基部と可動架台部とを有する作業架台用のコントロ
    ーラであって、当該オペレーターの入力を可能にする手
    段は、可動架台部上に位置し、単軸方向へ操作するこ
    とができるジョイスティック、作業架台が配置された表
    面に沿って作業架台を移動させる駆動選択スイッチ、可
    動架台部を垂直方向に持ち上げるリフト選択スイッチ、
    及び可動架台部のデッキ部を水平方向に移動させるデッ
    キ選択スイッチを含むことを特徴とする作業架台用のコ
    ントローラ。
  3. 【請求項3】 可動架台を上昇方向と下降方向のうちの
    一方へ移動させるように構成された第1のスイッチ、及
    びデッキ部を伸長方向と引き込み方向のうちの一方へ移
    動させるように構成された第2のスイッチとを含み、作
    業架台を駆動することも又はかじ取りすることもできな
    い地上ステーション上のオペレーター入力を可能にする
    手段をさらに含む、請求項2記載のコントローラ。
  4. 【請求項4】 複数の所定の条件のうちの1つにおいて
    作業架台を操作する手段が、それぞれの異なる所定の条
    件を可能にするようにプログラムできるマイクロプロセ
    ッサを含む、請求項1に記載のコントローラ。
  5. 【請求項5】 複数の所定の条件を示す複数の2進数を
    受信する手段をさらに含み、当該2進数に基づいて所定
    の条件を判定するために内部メモリにアクセスする、請
    求項1に記載のコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記複数の2進数内部メモリに記憶さ
    れており前記所定の条件を異なる1組の所定の条件に
    再プログラムするために異なる1組の2進数を受信する
    よう設けられたディジタル・ポートをさらに含む、請求
    項5に記載のコントローラ。
  7. 【請求項7】 作業架台上の負荷、可動架台部の高さ、
    及び作業架台の角位置のうちの少なくとも1つを含む作
    業架台の状態についての複数の検知入力を受信する手
    段、基部上に位置する地上制御ステーションと可動架台
    部上に位置する架台制御ステーションのうちの一方から
    作業架台を操作するためのオペレーターの入力を可能に
    する手段、受信された検知入力及びオペレーターの入力
    に応答して複数の所定の条件のうちの1つで作業架台を
    操作する手段とを含んで構成され、前記所定の条件のい
    ずれにおいても作業架台を安全に操作できるようにす
    る、基部と可動架台部とを有する作業架台用のコントロ
    ーラであって、当該オペレーターの入力を可能にする手
    段が、ジョイスティックの頂部に位置し、作業架台の基
    部の前輪を右方向へ移動させ右旋回を可能にする右位置
    と、基部の前輪を左方向へ移動させ左旋回を可能にする
    左位置の一方へ移動するように操作することができるロ
    ッカ・スイッチをさらに含む、ことを特徴とするコント
    ローラ。
  8. 【請求項8】 基部を有する作業架台の可動架台部上の
    架台制御ステーションであって、単軸方向へ操作するこ
    とができオペレーターによって操作されないときには中
    央位置に位置するジョイスティックと、該ジョイスティ
    ックが単軸方向に沿って第1の方向へ移動されるときに
    第1の信号を与え該ジョイスティックが単軸方向に沿っ
    て第1の方向と反対の第2の方向へ移動されるときに第
    2の信号を与える手段と、作業架台の駆動移動を実行す
    るため該作業架台を駆動モードにおくよう構成された駆
    動選択スイッチと、可動架台部の上下移動を実行するた
    め該作業架台をリフト・モードにおくよう構成されたリ
    フト選択スイッチと、可動架台部上のデッキの引き込み
    移動及び伸長移動を実行するため該作業架台をデッキ・
    モードにおくよう構成されたデッキ選択スイッチと、該
    ジョイスティックの頂部に位置しオペレーターによって
    操作されたときに第1の状態と第2の状態のうちの一方
    に位置しオペレーターによって操作されないときには非
    作動状態を示す第3の状態に位置するロッカ・スイッチ
    とを含み、オペレーターが、駆動選択スイッチ、リフト
    選択スイッチ、及びデッキ選択スイッチのうちの1つを
    選択する際、それぞれ作業架台の駆動移動、リフト移
    動、又はデッキ移動を実行するためにジョイスティック
    を係合させるための所定の時間を有する、架台制御ステ
    ーション。
  9. 【請求項9】 駆動選択スイッチ、リフト選択スイッ
    チ、及びデッキ選択スイッチがそれぞれ、モメンタリ・
    メンブレン押しボタンとして構成される、請求項8に記
    載の架台制御ステーション。
  10. 【請求項10】 作業架台が駆動モードにあるときにオ
    ペレーターによって選択されると、該作業架台を駆動モ
    ードで可能なよりも高速な作業架台の駆動移動を可能に
    するハイ駆動モードに切り替える、モメンタリ・メンブ
    レン押しボタンとして構成されるハイ駆動選択スイッチ
    をさらに含む、請求項9に記載の架台制御ステーション
    であって、該作業架台は作業架台の駆動移動を実行する
    駆動モーターが要求する電流の量を監視する監視手段を
    含み、ハイ駆動モードにあるときに該監視手段が電流量
    が所定の値を超えていると判定するとハイ駆動モードが
    動作不能になり、駆動モードに切り替わる、架台制御ス
    テーション。
  11. 【請求項11】 駆動モードにあるときに監視手段が電
    流量が所定の値を超えていると判定するとハイ駆動モー
    ドが所定の時間だけ実行され、該所定の時間が経過した
    後電流量が依然として所定の値を超えている場合、ハイ
    駆動モードが動作不能になり駆動モードに切り替わる、
    請求項10に記載の架台制御ステーション。
  12. 【請求項12】 可動架台を上昇方向と下降方向のうち
    の一方へ移動させるように構成された第1のスイッチ、
    及び作業架台のデッキ部を伸長方向と引き込み方向のう
    ちの一方へ移動させるように構成された第2のスイッチ
    を含み、作業架台を駆動することも又はかじ取りするこ
    ともできない基部上に設けられた地上制御ステーション
    をさらに含む、請求項8に記載の架台制御ステーショ
    ン。
  13. 【請求項13】 可動架台の高さと可動架台に対する負
    荷を含む作業架台の複数の検知条件を判定するよう構成
    された複数のセンサと、複数のセンサからの複数の検知
    条件を受信するように接続され、内部にプロセッサを含
    み、作業架台の検知条件に基づいて架台制御ステーショ
    ンへのオペレーター入力を可能又は不能にするように構
    成されたコントローラとをさらに含む、請求項8に記載
    の架台制御ステーション。
  14. 【請求項14】 それぞれ駆動選択スイッチ、リフト選
    択スイッチ、デッキ選択スイッチ、及びジョイスティッ
    クに接続された複数の入力ポートを有し複数の入力ポー
    トのそれぞれで受信された信号が順次出力される単一の
    出力ポートを有する多重化装置、並びに一方が多重化
    装置に接続されもう一方がコントローラに接続され、
    1つが多重化装置の単一の出力ポートとコントローラ
    との間を接続する複数のポートを有するインタフェース
    装置とをさらに含む、請求項8に記載の架台制御ステー
    ション。
  15. 【請求項15】 インタフェース装置の第2のポート及
    び第3のポートがロッカ・スイッチとコントローラとの
    間を接続し、ロッカ・スイッチが第1の状態に位置する
    と、オペレーターによって左方向かじ取りコマンドが入
    力されたことを示す第1の信号が第2のポート上におい
    コントローラに送信され、ロッカ・スイッチが第2の
    状態に位置すると、オペレーターによって右方向かじ取
    りコマンドが入力されたことを示す第2の信号が第3の
    ポート上においてコントローラに送信される、請求項8
    に記載の架台制御ステーション。
  16. 【請求項16】 駆動選択スイッチ、リフト選択スイッ
    チ、及びデッキ選択スイッチがそれぞれモメンタリ・メ
    ンブレン押しボタンとして構成される、請求項8に記載
    の架台制御ステーション。
  17. 【請求項17】 a)作業架台の駆動移動、リフト移
    動、及びデッキ移動のうちの1つを要求するオペレータ
    ーの入力を、可動架台部に収納された架台制御ステーシ
    ョン上で受信する段階、b)可動架台部の高さを含む、
    作業架台の複数の位置条件に関する検知入力を受信する
    段階、並びにc)受信された検知入力に基づき、受信さ
    れたオペレーター入力に基づいて要求を許容するか、拒
    否するか、又は低減状態で許容する段階、を含む、引き
    込み可能なデッキを含む可動架台部を有する作業架台の
    移動を制御する方法。
  18. 【請求項18】 段階a)において、オペレーター入力
    が複数の機能選択スイッチ及びジョイスティックを介し
    て行われ、固定時間内にジョイスティックを動かすこと
    によって要求が許容された場合にオペレーターが作業架
    台の移動を行うための固定時間を有する、請求項17に
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 通常の駆動モード、又は該駆動モード
    で可能なよりも高速な作業架台の駆動速度を可能にする
    ハイ駆動モードのいずれかによって駆動移動を開始する
    ことができ、該作業架台がその時点で該駆動モードであ
    るときにしか、該作業架台を該ハイ駆動モードにするこ
    とができない請求項18に記載の方法であって、d)駆
    動モード及びハイ駆動モードにあるときに作業架台の駆
    動移動を実行する駆動モーターが要求する電流量を監視
    し、該ハイ駆動モードにあるときに電流量が第1の値を
    超えている場合、該ハイ駆動モードを動作不能にし該駆
    動モードを開始する段階、をさらに含む方法。
  20. 【請求項20】 監視段階において、駆動モードにある
    ときに電流量が所定の値を超えていると判定されると、
    ハイ駆動モードが第1の時間だけ実行され、該第1の時
    間が経過した後、該電流量が依然として第1の値を超え
    ている場合該ハイ駆動モードが動作不能になり該駆動モ
    ードが開始される、請求項19に記載の方法。
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