JP2842567B2 - 液体移し替えピペット - Google Patents

液体移し替えピペット

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JP2842567B2
JP2842567B2 JP8155558A JP15555896A JP2842567B2 JP 2842567 B2 JP2842567 B2 JP 2842567B2 JP 8155558 A JP8155558 A JP 8155558A JP 15555896 A JP15555896 A JP 15555896A JP 2842567 B2 JP2842567 B2 JP 2842567B2
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    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「普通目盛り」又
は「先端目盛り」移し替えピペット、特に、ピペット上
に計測目盛りの円周方向を示す標識を有する血清学用ピ
ペット(serological pipet)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ピペットは、多くの実験方法にて広く使
用されている。血清学実験室でピペットを使用すると
き、流体の移し替えを滅菌状態で行い、また、使用した
ピペットを滅菌処理する必要があることが多い。この必
要に応じて、幾つかの製造メーカは、例えば、1、2、
5、10、25、50、100mlといった各種の最大
容積の使い捨て型のプラスチック製血清学用ピペットを
製造しており、その中間の容積計測目盛りは、1/10
ml、0.5ml又はその他のmlの単位の増分で示し
てある。アメリカ材料試験協会(ASTM)は、これら
のピペットの構造体及び標識をASTM標準No.E9
34−85に詳細に規定している。ピペットの取扱いを
容易にし、また、充填中におけるピペットからの流体の
排出を防止するため、一般に、目盛りの端部とピペット
の頸部分との間で外筒にスペースが設けられている。A
STM標準No.E934−85によるピペットは、目
盛りの端部とピペットの頂部との間に少なくとも90m
mの間隔がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ピペットの頸部
分を自分の口内に挿入することにより、ピペット内に流
体を吸引すべくピペットに吸引力を付与することは、操
作者にとって一般的なことであった。この頸部分は、依
然として、「マウス・ピース」と呼ばれることが多い。
便宜のため、これらのピペットは、滅菌状の形態にて及
び個々の引剥ぎ包装品として市販されており、これらの
引剥ぎ包装品は、その包装品が開放される迄、その収容
されたピペットを滅菌状態に保つ。これらの包装品の大
多数は、紙、不織材料及びプラスチック・フィルムで製
造されている。これらの包装品の大多数は、不透明か、
又は半透明であり、一般に、包装体を通じてピペットに
付された目盛りを読み取ることができない。
【0004】経口ピペット法における実験室の安全性に
関して十分に文章化して配慮されているため、大多数の
実験方法では、現在、経口ピペット法を禁止しており、
吸引バルブ又は機械的なピペットを使用することを要求
している。このため、多くの通常の方法において、機械
的なピペッタとこうした滅菌状のピペットを使用し、取
り扱われるべき流体を吸引し且つ排出することは一般的
なことである。こうした実験室における滅菌処理方法及
び手順において、操作者は、滅菌包装品の頂部分のみを
開放して、ピペットの頸部分のみを露出させ、ピペット
を把持するラッパーを使用してピペットをピペッタのホ
ルダに取り付けるだけでよい。操作者は、流体の移し替
えを行う準備ができたとき、包装品の釣合い重り(ba
lance)を除去するだけでよい。
【0005】大多数の市販のピペットは、特定の角度か
ら最も良く見える容積表示標識を有している。このた
め、操作者が標識を容易に読み取れるようにピペットを
ピペッタに取り付けない場合には、操作者は、最適な位
置と多少異なる位置にてその読み取りを行わなければな
らず、読み取り誤差を生じたり、又は、むき出しとなっ
たピペットを把持し、そのピペットをホルダ内で回転さ
せて、最適な読み取り位置にしなければならなくなる。
むき出しのピペットを把持し且つそのピペットを回転さ
せることにより、ピペットが微生物で汚染されることが
確実となる。
【0006】ピペットがその頂部分に、目盛りの円周方
の標識を有する場合、操作者は、包装体を完全に取り
外す前に、ピペットをピペッタ内に最適な状態で配置し
て、測定誤差や汚染を生ずる可能性をなくすことができ
る。かかるピペットについて、以下に説明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の流体移し替え用
ピペットは、末端先端と、外面を有する外筒部分と、基
端の頸部分とを備えている。このピペットは、中空の孔
を有している。操作者が外筒内に収容された流体の容積
を判断することを可能にすべく、外筒の外面には、目盛
りの標識が付されている。これらの目盛りの標識は、外
筒の周りで長手方向及び円周方向の双方に関し、向きを
そろえられている。本発明のピペットは、外筒における
目盛り標識の円周方向を表示する基端の標識を有してい
る。
【0008】ピペットの外筒における目盛り標識の円周
方向の方位を表示する基端の標識を有することにより、
操作者は、保護用包装の一端のみを開放して基端部分を
露出させた後、ピペットを迅速に且つ正確に機械的なピ
ペッタ内に位置決めすることが可能となり、読み取り誤
差による体積の誤測定、及びピペッタ内でピペットを
周方向に方向変更するため、操作者が露出したピペット
を把持するという更なる取扱いステップに起因する微生
物による汚染、という血清学実験室における二つの誤り
の発生原因が著しく軽減される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、多くの異なる実施の形
態にて具体化されるが、この開示は本発明の原理を説明
するものであり、本発明の範囲を図示した実施例にのみ
限定することを意図するものでないとの理解の下、本発
明の幾つかの実施例を添付図面に図示し且つ説明する。
本発明の範囲は、特許請求の親囲の記載及びその均等物
によって判断される。本明細書において、「基端」とい
う語は、ユーザに最も近いピペットの端部を意味する一
方、「末端」という語は、ユーザから最も遠いピペット
の端部を意味するものとする。
【0010】図1及び図2に図示するように、流体を分
配するための本発明のピペット10は、末端先端14
と、外面を有する外筒部分16と、基端の頸部18とを
備えている。ピペット10は、中空の孔20を有してい
る。外筒16は、該外筒内に保持された流体の体積を判
断するため目盛り標識22を有している。これらの目盛
り標識22は、外筒の周りで長手方向への方向「A」
と、円周方向への方向「B」とを有している。本発明の
ピペット10は、「使い捨て型のプラスチック製血清学
用ピペット(Serological Pipet,D
isposablePlastic)」、に関するAS
TM標準仕様E934−85の規定に略適合するもので
あることが好ましい。好適なピペットの外筒の基端部分
23には、ピペットを「先端目盛り」タイプのピペット
として記述するASTM標準E934−85により要求
される標識25に加えて、外筒の周りで目盛り標識22
円周方向位置「B」を表示する標識24が付されてい
る。ASTM標準は、「完全に供給するためには、最後
の液滴を吹き飛ばす必要があることを意味すべく頂部の
端部に付与された帽の広いバンド、又は狭い二つのバン
ド」として、標識25を記述している。この標準によれ
ば、血清学用ピペットの全ての目盛り標識は、「全ての
側部にてピペットの頂部から少なくとも90mmより下
方の位置になければならない」。
【0011】図1及び図2を参照すると、好適なピペッ
ト10は、徴生物の透過を実質的に防止する材料の二つ
の細長の帯状部材28で出来た密封包装体26(図1に
仮想線で図示)内に収容されている。好適な包装体26
は、帯状部材28同士を接合した引剥ぎ可能な接着剤接
合部30を有している。ピペットを包装体内に密封した
後、そのピペットを収容する包装体は、その包装体内部
の全ての微生物を死滅させることのできる環境に露呈さ
せることが好ましい。かかる処理の後、包装体に手を触
れない限り、そのピペットは滅菌状態にあると考えられ
る。適当な環境は、酸化エチレン、及びガンマー線又は
電子線のような電離放射線を含むが、これらにのみ限定
されるものではない。その内部にピペット10を有する
包装体26は、ガンマー放射線に露呈させることが好ま
しい。包装材料、接着剤及びピペットを形成するのに使
用される材料は、採用される特定の滅菌状態に対して安
定的であるものを選択する必要がある。
【0012】図2に図示するように、帯状部材28は、
その各々が非密封の補助的な領域32を含んでおり、ユ
ーザがこれらの帯状部材を把持し、接着剤の接合部30
にてその帯状部材を引き剥ぎ、ピペットの外筒の頸部分
18及び基端部分23のみを露出させることができる。
このピペットは、非密封の補助的領域を有する包装体の
端部にその頸部分があるように、包装体内で方向決めさ
れる。次に、操作者は、包装体の頂部分のみを開放する
ことにより、ピペットをピペッタ34内に取り付けるこ
とができる。操作者が所望のピペット10をピペッタ3
4内に取り付けたとき、その操作者は、標識24を確認
し、自分の好みに従ってそのピペットをピペッタ内で方
向決めすることができる。操作者は、目盛り標識22が
ピペット内における流体の液位を判断するのに最適な位
置にあるように、ピペットの方向を設定することができ
る。前記標準によれば、標識22は外筒の頂部から少な
くとも90mmより下方の位置にあるため、本発明によ
るピペットの場合、操作者は、頸部分18及び外筒の基
端部分23を露出させるため、包装体の一部分のみを露
出させ、好適なピペットの標識を観察するだけでピペッ
トを正確に位置決めすることができる。従来、操作者
は、目盛りの方向を更に露出させるために、又は包装体
を除去した後に、ピペットをピペッタ内で再位置決めす
るためには、包装体を更に開放しなければならなかっ
た。
【0013】図1及び図2と共に図3乃至図14を参照
すると、「先端目盛り」タイプのピペットに要求される
標識25と、外筒の周りにおける目盛り標識22の円周
方向の向きを表示する好適な標識24との好適な一体の
組合せが示されている。目盛り標識22は、それぞれの
主要な計測目盛り42の基端方向にアラビア数字40が
配置されており、また、主要な目盛りの間には、中間の
計測目盛り44と、最小の計測目盛り45とがある。A
STM標準E934−85には、「中間目盛りは、ピペ
ットの外周の少なくとも1/5に亙って伸長していなけ
ればならず、また、最小の計測目盛りは、ピペットの外
周の少なくとも1/7に亙って伸長していなければなら
ない」と記載されている。この標準には、目盛りの線
は、「互いに平行であるピペットの長手方向軸線に対し
て垂直な面内になければならない」と更に記載されてい
る。図1及び図2に示し且つ図4に拡大詳細図で示すよ
うに、好適な目盛りの円周方向の標識24は、必要とさ
れる型式の標識25と一体化され、また、ASTMによ
り要求されるアラビア数字40及び最小の計測目盛り4
5と円周方向において整合されている。
【0014】ASTM標準E934−85には、ピペッ
トを「先端目盛り」タイプのピペットとして識別するた
め、ピペットは「頂端部」に幅の広いバンド、又は狭小
な二つのバンドを有することを要求している。「普通目
盛り」タイプのピペットは、頂部にバンド、又はその他
の標識がない。この「普通目盛り」タイプのピペットの
場合、本発明の目盛りの円周方向の標識24は、外筒の
基端部分、又は頸部分に設けられる唯一のものであろ
う。
【0015】「先端目盛り」タイプのピペットについ
て、好適な標識24を標準に従って要求される標識25
と一体化することにより、操作者はピペッタ内に取り付
けつつある、ピペットが所望の型式のものであることを
迅速に確認でき且つ自己の必要性又はその好みに従って
目盛り標識を円周方向において方向決めすることが可能
となる。図1、図2及び図3乃至図6に示した目盛りを
越えて目盛りの円周方向の向きを表示するその他の型式
の標識を本発明の範囲に含むことを意図するものであ
る。これらのその他の型式のものとしては、図7乃至図
10に示した目盛り標識と円周方向において整合された
必要とされる標識に、非連続部分、即ち、開放した非印
刷領域があるが、これに限定される訳ではない。本発明
の標識は、図11、図12、図13、及び図14に示す
ように、必要とされる標識25と一体化されない円周方
向標識24を更に含むが、これらに限定されない。ま
た、この円周方向を示す標識は、頭部18にも設けるこ
とができる。更に、本発明は、要求されるアラビア数字
40と最小の計測目盛り42とから離間された径方向角
度の位置に円周方向の整合のための標識24を、特別の
用途として備えている。
【0016】図1及び図2に示し、且つ図4に詳細に示
した好適な円周方向の標識は、印刷が容易で且つ読み易
いために選択されたものである。特別の用途について
は、その他の標識が好ましい。この好適な円周方向の標
識は、「先端目盛り」タイプとしてピペットを特定する
ために要求される標識、即ち、基端の幅の広い環状バン
ド及び比較的に狭小な環状バンドと一体化されている。
これらのバンドは、外筒の基端部分上で略等間隔に配置
されている。目盛り標識22の円周方向の向き「B」を
表示する標識24は、4つの頂点を有する菱形の形状で
あることが好ましい。この好適な菱形は、幅の広いバン
ドと第二の狭小なバンドとの中間にて第一の狭小なバン
ドと整合された、菱形の長手方向に対する短手方向に2
つの頂点を有している。好適な菱形の短手方向の2つの
頂点は、長手方向において、アラビア数字40、及び最
小の計測目盛り42の端部46と整合されている。これ
らの短手方向の頂点は、帽の広いバンドと第二の狭小な
バンドとの間の略中間にある。
【0017】ピペット10は、略透明であり、また結晶
性ポリスチレンで製造されたものであることが好まし
い。ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレ
ン、ガラス等のようなその他の材料も本発明のピペット
を製造するのに適している。計測目盛り標識、アラビア
数字、ピペットの型の指定、及び好適な円周方向を示す
標識24は、グラビア印刷、ジェットプリンタ又は読み
やすい標識を形成するその他の任意の同様の方法により
外筒の外面に印刷することができる。これらの標識は、
ピペットの表面にエンボス(凸型押)加工、デボス(凹
型押)加工し、又は機械加工することができる。計測目
盛り、ピペットの型式の指定、及び円周方向を示す標識
24は、一色の色インキ、又は異なる色のインキで印刷
することができる。計測目盛り標識は、略不透明な黒イ
ンキでグラビア印刷され、必要とされるピペットの型式
の指定25及び好適な円周方向の標識24は、略不透明
の赤インキで印刷する。特定の用途の場合、その他の任
意の色又は色の組合せを採用することができる。更に、
好適なピペットは、容積の識別、製造メーカの識別等を
目盛りの端部とピペットの基端との間の領域に概ね含ま
せることもできる。
【0018】外筒16は、押し出し成形法により製造
し、先端14及び頸部18は、射出成形により形成され
ることが好ましい。また、円周方向の標識24を頸部1
8に成形することもできる。次に、先端14及び頭部1
8を外筒16に結合することにより、好適なピペット1
0が組み立てられる。先端14及び頸部18を外筒16
に結合させるため、接着剤接合、溶剤接合、超音波接
合、又はその他の公知の接合方法を使用することができ
る。先端14及び頸部18を外筒16に接合するには、
超音波接合法を使用することが好ましい。先端14の孔
20は、外筒16の孔の内径よりも小さい内径を有し、
ピペットから排出される流体に対する流れの絞り部分を
提供することが好ましい。頭部18は、微粒子がピペッ
トを通って流れるのを略防止し得るようにその孔内にフ
イルタ栓19を備えることが好ましい。栓19は、吸着
性綿で形成されることが好ましいが、ビスコース、ポリ
エステル、連続気泡材料等のようなその他の材料も栓1
9の製造に適している。
【0019】本発明のピペット10は、1ml、5m
l、10ml、15ml、20ml、25ml、50m
l、100ml又はその他の特定の用途に合った容積の
ようなml単位の容積で提供することもできる。本発明
のピペット10は、汚染の原因を略軽減し、また包装体
がピペットを保護している間に、操作者がピペットをピ
ペッタ内に正確に配置することを可能にすることによ
り、実験方法の効率を向上させることで、滅菌状ピペッ
ト法の改良をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】一部分が開放した包装体内に保持され且つ機械
的なピペッタ内に取り付けられた、図1のピペットの斜
視図である。
【図3】計測目盛り標識の円周方向方位及びピペットの
型式を示す表示手段を提供する、本発明のピペットの基
端部分に対する標識の例を示す図である。
【図4】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図5】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図6】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図7】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図8】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図9】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図10】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図11】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図12】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図13】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図14】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ピペット 14 ピペットの末
端先端 16 ピペットの外筒部分 18 基端の頭部 19 フィルタ栓 20 中空の孔 22 標識 23 外筒の基端部
分 24 標識 25 標識 26 包装体 28 帯状部材 30 接着剤接合部 40 アラビア数字 42 主要な計測目盛り 44 中間の計測目
盛り 45 最小の計測目盛り 46 主要な計測目
盛りの端部
フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (56)参考文献 実開 昭63−9225(JP,U) 特公 昭50−32832(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01L 3/02 G01N 1/00 B65D 81/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体移し替えピペット(10)であっ
    て、 末端先端(14)と、外面を有する外筒部分(16)
    と、基端の頸部(18)とを備え、中空の貫通孔(2
    0)を有し、 前記外筒部分(16)に保持された液体の容量を判断す
    るために、前記外筒部分(16)に付された計測目盛り
    (42、44、45)を備え、ここで、前記計測目盛り
    (42、44、45)は、前記外筒(16)の長手方向
    に並んでいて、かつ、それぞれが円周方向に向きをそろ
    えられていて、 前記外筒部分(16)における前記計測目盛りの円周方
    向の位置を示すための基部の標識(24) を備えること
    を特徴とするピペット。
  2. 【請求項2】 実質的に微生物の透過を防止し、その中
    の微生物を実質的に生存不能にする環境にさらされた密
    封包装体(26)に包装されている請求項1に記載のピ
    ペット。
  3. 【請求項3】 前記密封包装体(26)が、引き剥ぎ可
    能な接着剤により互いに接着された、微生物の透過を防
    止する素材で形成された2つの細長のストリップ(2
    8)を含み、前記ストリップ(28)が、それぞれ、
    記ピペット(10)の前記基端の頸部(18)包んで
    いる前記包装体(26)の一端に接着していない領域を
    含み、ユーザが前記接着していない領域をつかんで前記
    ストリップ(28)の一部をひきはがすと、前記基端の
    頸部(18)と前記ピペット(10)の前記外筒の基部
    の部分が露出するようにしたことを特徴とする請求項2
    に記載のピペット。
  4. 【請求項4】 前記先端(14)の前記貫通孔(20)
    は、前記外筒部分(16)の内径より小さい内径をも
    ち、前記液体が前記ピペット(10)から排出されると
    き、流れ絞り部分を提供することを特徴とする請求項1
    に記載のピペット。
  5. 【請求項5】 前記外筒(16)の基部の部分は、前記
    ピペット(10)が「先端目盛り」タイプと「普通目盛
    り」タイプからなる群から選択されるタイプ であること
    を示す標識(25)をさらに含むことを特徴とする請求
    項1に記載のピペット。
  6. 【請求項6】 前記ピペットタイプの前記標識(25)
    と前記計測目盛りの円周方向の位置を示す前記標識(2
    4)とが一体となっていることを特徴とする請求項5に
    記載のピペット。
  7. 【請求項7】 ピペットが「先端目盛り」タイプである
    場合、前記計測目盛りの円周方向の位置を示す前記標識
    (24)が前記ピペットタイプの前記標識(25)内で
    標識の切れ目となる非印刷領域を含むことを特徴とする
    請求項5に記載のピペット。
  8. 【請求項8】 流体移し替え滅菌済み包装ピペット(1
    0)であって、 末端先端(14)と、外面を有する外筒部分(16)
    と、基端の頸部(18)とを備え、中空の貫通孔(2
    0)を有し、 前記外筒部分(16)に含まれる液体の容量を判断する
    ために、前記外筒部分(16)に付された計測目盛り
    備え、 ここで、前記計測目盛りは、前記外筒の長手方向に並ん
    でいて、かつ、それぞれが円周方向に向きをそろえられ
    ていて、前記計測目盛りは、主要な計測目盛り(42)
    と、中間の計測目盛り(44)と、最少の計測目盛り
    (45)とを含み、前記計測目盛り(42、44、4
    5)は、前記長手方向軸線に対して実質的に垂直な面に
    あり、それぞれの目盛りが実質的に平行であり、前記主
    要な計測目盛り(42)に近接する位置にあり、前記目
    盛りを識別するための数字(40)を含み、 前記計測目盛り(42、44、45)の円周方向の位置
    示すための標識(24)と、前記ピペット(10)が
    「先端目盛り」タイプであることを示す標識(25)
    を備え、円周方向の位置を示すための前記標識(24)
    「先端目盛り」タイプであることを示すための前記標
    (25)は、前記外筒表面の外筒の基端部分(23)
    に位置し、 ピペット(10)を密封して、その中の微生物を実質的
    に生存不能にする環境にさらされた、実質的に微生物の
    透過を防止する素材で形成された密封包装体(26)
    備えることを特徴とするピペット。
  9. 【請求項9】 前記密封包装体(26)が、引き剥ぎ可
    能な接着剤により いに接着された前記素材で形成され
    た2つの細長のストリップ(28)を含み、前記ストリ
    ップ(28)が、それぞれ、前記ピペット(10)の前
    記頸部(18)包んでいる前記包装体(26)の一端
    接着していない領域を含み、ユーザが前記接着してい
    ない領域をつかんで前記ストリップの部分をひきはがす
    と、前記基端の頸部(18)と前記ピペットの前記外筒
    の基部の部分が露出するようにしたことを特徴とする請
    求項8に記載のピペット。
  10. 【請求項10】 「先端目盛り」タイプであることを示
    すための前記標識(25)は、基端近くに位置する幅の
    広い環状バンドと、比較的幅の狭い2つの環状バンドと
    を含み、 前記バンドは、前記外筒(16)の前記基部で等間隔に
    配置され、 円周方向の位置を示すための前記標識(24)は、4つ
    の頂点を有する菱形の図形を含み、 前記菱形の2本の対角線のうち、短いほうの対角線によ
    って結ばれる前記菱形の2つの頂点が、第一の幅の狭い
    環状バンドと一直線上に並び、前記第一の幅の狭い環状
    バンドは、前記幅の広い環状バンドと第二の幅の狭い環
    状バンドとの中間の位置にあり、 長いほうの対角線によって結ばれる前記菱形の2つの頂
    点は、前記数字(40)及び前記最小計測目盛り(4
    5)の一端と長手方向に並んでいて、前記幅の広い環状
    バンドと前記第二の幅の狭い環状バンドとの間に位置す
    ることを特徴とする請求項8に記載のピペット。
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