JPH09950A - 流体移し替えピペット - Google Patents

流体移し替えピペット

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JPH09950A
JPH09950A JP8155558A JP15555896A JPH09950A JP H09950 A JPH09950 A JP H09950A JP 8155558 A JP8155558 A JP 8155558A JP 15555896 A JP15555896 A JP 15555896A JP H09950 A JPH09950 A JP H09950A
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    • B01L3/021Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護用包装の一端のみを開放して基端部分を
露出させた後、ピペットを迅速に且つ正確に機械的なピ
ペッタ内に位置決めすることが可能となり、読み取り誤
差による体積の誤測定、及びピペット内でピペットを半
径方向に方向変更するため、操作者が露出したピペット
を把持するという更なる取扱いステップに起因する微生
物による汚染、という血清学実験室における二つの誤り
の発生原因を著しく軽減するピペットを提供すること。 【解決手段】 本発明の流体移し替えピペット10は、
末端先端14と、外面を有する外筒部分16と、基端の
頸部18とを備え、また、中空の孔20を有している。
該ピペット内には流体が保持されている。目盛り標識
は、外筒を中心として長手方向位置及び半径方向位置を
有する。本発明のピペットは、外筒における目盛り標識
22の半径方向方位を表示する基端の標識24を更に備
えており、これにより、操作者は、使用に最も有利な方
向に向けてピペットの頸端部のみにて構造体を開放させ
て、ピペットをピペッタ34内に取り付けることが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を「保持し」
又は「分配する」移し替えピペット、特に、ピペット上
に計測目盛りの半径方向位置を示す標識を有する血清学
用ピペットに関する。
【0002】
【従来の技術】ピペットは、多くの実験方法にて広く使
用されている。血清学実験室でピペットを使用すると
き、流体の移し替えを減菌状態で行い、また、使用した
ピペットを減菌処理する必要があることが多い。この必
要に応じて、幾つかの製造メーカは、例えば、1、2、
5、10、25、50、100mlといった各種の最大
容積の使い捨て型のプラスチック製血清学用ピペットを
製造しており、その中間の容積計測目盛りは、1/10
ml、0.5ml又はその他のmlの単位の増分で示し
てある。アメリカ材料試験協会(ASTM)は、これら
のピペットの構造体及び標識をASTM標準No.E9
34−85に詳細に規定している。ピペットの取扱いを
容易にし、また、充填中におけるピペットからの流体の
排出を防止するため、一般に、目盛りの端部とピペット
の頸部分との間で外筒にスペースが設けられている。A
STM標準No.E934−85によるピペットは、目
盛りの端部とピペットの頂部との間に少なくとも90m
mの間隔がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ピペットの頸部
分を自分の口内に挿入することにより、ピペット内に流
体を吸引すべくピペットに吸引力を付与することは、操
作者にとって一般的なことであった。この頸部分は、依
然として、「マウス・ピース」と呼ばれることが多い。
便宜のため、これらのピペットは、減菌状の形態にて及
び個々の引剥ぎ包装品として市販されており、これらの
引剥ぎ包装品は、その包装品が開放される迄、その収容
されたピペットを減菌状態に保つ。これらの包装品の大
多数は、紙、不織材料及びプラスチック・フィルムで製
造されている。こらの包装品の大多数は、不透明か、又
は半透明であり、一般に、包装体を通じてピペットに付
された目盛りを読み取ることができない。
【0004】経口ピペット法における実験室の安全性に
関して十分に文章化して配慮されているため、大多数の
実験方法では、現在、経口ピペット法を禁止しており、
吸引バルブ又は機械的なピペットを使用することを要求
している。このため、多くの通常の方法において、機械
的なピペッタとこうした減菌状のピペットを使用し、取
り扱われるべき流体を吸引し且つ排出することは一般的
なことである。こうした実験室における減菌処理方法及
び手順において、操作者は、減菌包装品の頂部分のみを
開放して、ピペットの頸部分のみを露出させ、ピペット
を把持するラッパーを使用してピペットをピペッタのホ
ルダに取り付けるだけでよい。操作者は、流体の移し替
えを行う準備ができたとき、包装品の釣合い重り(ba
lance)を除去するだけでよい。
【0005】大多数の市販のピペットは、特定の角度か
ら最も良く見える容積表示標識を有している。このた
め、操作者が標識を容易に読み取れるようにピペットを
ピペッタに取り付けない場合には、操作者は、最適な位
置と多少異なる位置にてその読み取りを行わなければな
らず、読み取り誤差を生じたり、又は、むき出しとなっ
たピペットを把持し、そのピペットをホルダ内で回転さ
せて、最適な読み取り位置にしなければならなくなる。
むき出しのピペットを把持し且つそのピペットを回転さ
せることにより、ピペットが微生物で汚染されることが
確実となる。
【0006】ピペットがその頂部分に、目盛りの半径方
向方位の標識を有する場合、操作者は、包装体を完全に
取り外す前に、ピペットをピペッタ内に最適な状態で配
置して、測定誤差や汚染を生ずる可能性をなくすことが
できる。かかるピペットについて、以下に説明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の流体移し替え用
ピペットは、末端先端と、外面を有する外筒部分と、基
端の頸部分とを備えている。このピペットは、中空の孔
を有している。操作者が外筒内に収容された流体の容積
を判断することを可能にすべく、外筒の外面には、目盛
りの標識が付されている。これらの目盛りの標識は、外
筒の周りで長手方向及び半径方向の双方を向いている。
本発明のピペットは、外筒における目盛り標識の半径方
向を表示する基端の標識を有している。
【0008】ピペットの外筒における目盛り標識の半径
方向の方位を表示する基端の標識を有することにより、
操作者は、保護用包装の一端のみを開放して基端部分を
露出させた後、ピペットを迅速に且つ正確に機械的なピ
ペッタ内に位置決めすることが可能となり、読み取り誤
差による体積の誤測定、及びピペット内でピペットを半
径方向に方向変更するため、操作者が露出したピペット
を把持するという更なる取扱いステップに起因する微生
物による汚染、という血清学実験室における二つの誤り
の発生原因が著しく軽減される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、多くの異なる実施の形
態にて具体化されるが、この開示は本発明の原理を説明
するものであり、本発明の範囲を図示した実施例にのみ
限定することを意図するものでないとの理解の下、本発
明の幾つかの実施例を添付図面に図示し且つ説明する。
本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及びその均等物
によって判断される。本明細書において、「基端」とい
う語は、ユーザに最も近いピペットの端部を意味する一
方、「末端」という語は、ユーザから最も遠いピペット
の端部を意味するものとする。
【0010】図1及び図2に図示するように、流体を分
配するための本発明のピペット10は、末端先端14
と、外面を有する外筒部分16と、基端の頸部18とを
備えている。ピペット10は、中空の孔20を有してい
る。外筒16は、該外筒内に保持された流体の体積を判
断するため目盛り標識22を有している。これらの目盛
り標識22は、外筒の周りで長手方向への方向「A」
と、半径方向への方向「B」とを有している。本発明の
ピペット10は、「使い捨て型のプラスチック製血清学
用ピペット」、に関するASTM標準仕様E934−8
5の規定に略適合するものであることが好ましい。好適
なピペットの外筒の基端部分23には、ピペットを「供
給型」ピペットとして記述するASTM標準E934−
85により要求される標識25に加えて、外筒の周りで
目盛り標識22の半径方向位置「B」を表示する標識2
4が付されている。ASTM標準は、「完全に供給する
ためには、最後の液滴を吹き飛ばす必要があることを意
味すべく頂部の端部に付与された幅の広いバンド、又は
狭い二つのバンド」として、標識25を記述している。
この標準によれば、血清学用ピペットの全ての目盛り標
識は、「全ての側部にてピペットの頂部から少なくとも
90mmより下方の位置になければならない」。
【0011】図1及び図2を参照すると、好適なピペッ
ト10は、微生物の透過に対して実質的に抵抗性のある
材料の二つの細長の帯状部材28で出来た密封包装体2
6(図1に仮想線で図示)内に収容されている。好適な
包装体26は、帯状部材28同士を接合した引剥ぎ可能
な接着剤接合部30を有している。ピペットを包装体内
に密封した後、そのピペットを収容する包装体は、その
包装体内部の全ての微生物を死減させることのできる環
境に露呈させることが好ましい。かかる処理の後、包装
体に手を触れない限り、そのピペットは減菌状態にある
と考えられる。適当な環境は、酸化エテレン、及びガン
マー線又は電子線のような電離放射線を含むが、これら
にのみ限定されるものではない。その内部にピペット1
0を有する包装体26は、ガンマー放射線に露呈させる
ことが好ましい。包装材料、接着剤及びピペットを形成
するのに使用される材料は、採用される特定の減菌状態
に対して安定的であるものを選択する必要がある。
【0012】図2に図示するように、帯状部材28は、
その各々が非密封の補助的な領域32を含んでおり、ユ
ーザがこれらの帯状部材を把持し、接着剤の接合部30
にてその帯状部材を引き剥ぎ、ピペットの外筒の頸部分
18及び基端部分23のみを露出させることができる。
このピペットは、非密封の補助的領域を有する包装体の
端部にその頸部分があるように、包装体内で方向決めさ
れる。次に、操作者は、包装体の頂部分のみを開放する
ことにより、ピペットをピペッタ34内に取り付けるこ
とができる。操作者が所望のピペット10をピペッタ3
4内に取り付けたとき、その操作者は、標識24を確認
し、自分の好みに従ってそのピペットをピペッタ内で方
向決めすることができる。操作者は、目盛り標識22が
ピペット内における流体の液位を判断するのに最適な位
置にあるように、ピペットの方向を設定することができ
る。前記標準によれば、標識22は外筒の頂部から少な
くとも90mmより下方の位置にあるため、本発明によ
るピペットの場合、操作者は、頸部分18及び外筒の基
端部分23を露出させるため、包装体の一部分のみを露
出させ、好適なピペットの標識を観察するだけでピペッ
トを正確に位置決めすることができる。従来、操作者
は、目盛りの方向を更に露出させるために、又は包装体
を除去した後に、ピペットをピペッタ内で再位置決めす
るためには、包装体を更に開放しなければならなかっ
た。
【0013】図1及び図2と共に図3乃至図14を参照
すると、「分配型」ピペットに要求される標識25と、
外筒の周りにおける目盛り標識22の半径方向の向きを
表示する好適な標識24との好適な一体の組合せが示さ
れている。目盛り標識22は、それぞれの主要な計測目
盛り42の基端方向にアラビア数字40が配置されてお
り、また、主要な目盛りの間には、中間の計測目盛り4
4と、最小の計測目盛り45とがある。ASTM標準E
934−85には、「中間目盛りは、ピペットの外周の
少なくとも1/5に亙って伸長していなければならず、
また、最小の計測目盛りは、ピペットの外周の少なくと
も1/7に亙って伸長していなければならない」と記載
されている。この標準には、目盛りの線は、「互いに平
行であるピペットの長手方向軸線に対して垂直な面内に
なければならない」と更に記載されている。図1及び図
2に示し且つ図4に拡大詳細図で示すように、好適な目
盛りの半径方向の標識24は、必要とされる型式の標識
25と一体化され、また、ASTMにより要求されるア
ラビア数字40及び最小の計測目盛り45と半径方向に
おいて整合されている。
【0014】ASTM標準E934−85には、ピペッ
トを「分配型」ピペットとして識別するため、ピペット
は「頂端部」に幅の広いバンド、又は狭小な二つのバン
ドを有することを要求している。「保持用」型式のピペ
ットは、頂部にバンド、又はその他の標識がない。この
「保持」型式のピペットの場合、本発明の目盛りの半径
方向の標識24は、外筒の基端部分、又は頸部分に設け
られる唯一のものであろう。
【0015】「分配型」ピペットについて、好適な標識
24を標準に従って要求される標識25と一体化するこ
とにより、操作者はピペッタ内に取り付けつつある、ピ
ペットが所望の型式のものであることを迅速に確認でき
且つ自己の必要性又はその好みに従って目盛り標識を半
径方向において方向決めすることが可能となる。図1、
図2及び図3乃至図6に示した目盛りを越えて目盛りの
半径方向の向きを表示するその他の型式の標識を本発明
の範囲に含むことを意図するものである。これらのその
他の型式のものとしては、図7乃至図10に示した目盛
り標識と半径方向において整合された必要とされる標識
に、非連続部分、即ち、開放した非印刷領域があるが、
これに限定される訳ではない。本発明の標識は、図1
1、図12、図13、及び図14に示すように、必要と
される標識25と一体化されない半径方向標識24を更
に含むが、これらに限定されない。また、この半径方向
を示す標識は、頸部18にも設けることができる。更
に、本発明は、要求されるアラビア数字40と最小の計
測目盛り42とから離間された径方向角度の位置に半径
方向整合のための標識24を、特別の用途として備えて
いる。
【0016】図1及び図2に示し、且つ図4に詳細に示
した好適な半径方向の標識は、印刷が容易で且つ読み易
いために選択されたものである。特別の用途について
は、その他の標識が好ましい。この好適な半径方向の標
識は、「分配」型としてピペットを特定するために要求
される標識、即ち、基端の幅の広い環状バンド及び比較
的に狭小な環状バンドと一体化されている。これらのバ
ンドは、外筒の基端部分上で略等間隔に配置されてい
る。目盛り標識22の半径方向の向き「B」を表示する
標識24は、4つの頂点を有する菱形の形状であること
が好ましい。この好適な菱形は、幅の広いバンドと第二
の狭小なバンドとの中間にて第一の狭小なバンドと整合
された、菱形の長手方向に対する短手方向に2つの頂点
を有している。好適な菱形の短手方向の2つの頂点は、
長手方向において、アラビア数字40、及び最小の計測
目盛り42の端部46と整合されている。これらの短手
方向の頂点は、幅の広いバンドと第二の狭小なバンドと
の間の略中間にある。
【0017】ピペット10は、略透明であり、また結晶
性ポリスチレンで製造されたものであることが好まし
い。ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレ
ン、ガラス等のようなその他の材料も本発明のピペット
を製造するのに適している。計測目盛り標識、アラビア
数字、ピペットの型の指定、及び好適な半径方向を示す
標識24は、グラビア印刷、ジェットプリンタ又は読み
やすい標識を形成するその他の任意の同様の方法により
外筒の外面に印刷することができる。これらの標識は、
ピペットの表面にエンボス(凸型押)加工、デボス(凹
型押)加工し、又は機械加工することができる。計測目
盛り、ピペットの型式の指定、及び半径方向を示す標識
24は、一色の色インキ、又は異なる色のインキで印刷
することができる。計測目盛り標識は、略不透明な黒イ
ンキでグラビア印刷され、必要とされるピペットの型式
の指定25及び好適な半径方向標識24は、略不透明の
赤インキで印刷する。特定の用途の場合、その他の任意
の色又は色の組合せを採用することができる。更に、好
適なピペットは、容積の識別、製造メーカの識別等を目
盛りの端部とピペットの基端との間の領域に概ね含ませ
ることもできる。
【0018】外筒16は、押し出し成形法により製造
し、先端14及び頸部18は、射出成形により形成され
ることが好ましい。また、半径方向の標識24を頸部1
8に成形することもできる。次に、先端14及び頸部1
8を外筒16に結合することにより、好適なピペット1
0が組み立てられる。先端14及び頸部18を外筒16
に結合させるため、接着剤接合、溶剤接合、超音波接
合、又はその他の公知の接合方法を使用することができ
る。先端14及び頸部18を外筒16に接合するには、
超音波接合法を使用することが好ましい。先端14の孔
20は、外筒16の孔の内径よりも小さい内径を有し、
ピペットから排出される流体に対する流れの絞り部分を
提供することが好ましい。頸部18は、微粒子がピペッ
トを通って流れるのを略防止し得るようにその孔内にフ
ィルタ栓19を備えることが好ましい。栓19は、吸着
性綿で形成されることが好ましいが、ビスコース、ポリ
エステル、連続気泡材料等のようなその他の材料も栓1
9の製造に適している。
【0019】本発明のピペット10は、1ml、5m
l、10ml、15ml、20ml、25ml、50m
l、100ml又はその他の特定の用途に合った容積の
ようなml単位の容積で提供することもできる。本発明
のピペット10は、汚染の原因を略軽減し、また包装体
がピペットを保護している間に、操作者がピペットをピ
ペッタ内に正確に配置することを可能にすることによ
り、実験方法の効率を向上させることで、滅菌状ピペッ
ト法の改良をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】一部分が開放した包装体内に保持され且つ機械
的なピペッタ内に取り付けられた、図1のピペットの斜
視図である。
【図3】計測目盛り標識の半径方向方位及びピペットの
型式を示す表示手段を提供する、本発明のピペットの基
端部分に対する標識の例を示す図である。
【図4】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図5】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図6】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図7】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図8】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図9】図3と同様のピペットの標識を示す図である。
【図10】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図11】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図12】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図13】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【図14】図3と同様のピペットの標識を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ピペット 14 ピペットの末
端先端 16 ピペットの外筒部分 18 基端の頸部 19 フィルタ栓 20 中空の孔 22 標識 23 外筒の基端部
分 24 標識 25 標識 26 包装体 28 帯状部材 30 接着剤接合部 40 アラビア数字 42 主要な計測目盛り 44 中間の計測目
盛り 45 最小の計測目盛り 46 主要な計測目
盛りの端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー・ピー・スティール アメリカ合衆国ミシガン州07822,オーガ スタ,メドーズ・ロード 153

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体移し替えピペットにして、 末端先端と、外面を有する外筒部分と、基端の頸部とを
    備え、中空の貫通孔を有し、 前記外筒部分内に保持された流体の容積を判断すべく前
    記外面にて前記外筒部分の周りに設けられた目盛り標識
    であって、長手方向に及び前記外筒を中心として半径方
    向に方向決めされた前記目盛り標識と、 前記外筒における前記目盛り標識の前記半径方向の方位
    を表示する基端の標識とを備えることを特徴とする流体
    移し替えピペット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体移し替えピペット
    にして、 微生物の透過に対して実質的に抵抗性があり且つその内
    部の全ての微生物を生存不能にする環境に露呈された密
    封包装体内に保持されることを特徴とする流体移し替え
    ピペット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の流体移し替えピペット
    にして、 前記密封包装体が、引き剥ぎ可能な接着剤により互いに
    接合された、微生物の透過に抵抗する材料から成る二つ
    の細長のストリップを備え、該ストリップの各々が、前
    記ピペットの前記頸部を保持する前記包装体の一端に接
    合されていない領域を含み、ユーザが該接合されていな
    い領域を掴み且つ前記ストリップの一部を引き剥がして
    分離させたとき、前記ピペットの前記外筒の前記頸部及
    び基端部分が露出されるようにしたことを特徴とする流
    体移し替えピペット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の流体移し替えピペット
    にして、 前記末端先端における前記中空孔が、前記外筒部分の内
    径よりも小さい内径を有し、これにより、前記流体の容
    積が前記ピペットから排出されるとき、流れ絞り部分を
    提供することを特徴とする流体移し替えピペット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の流体移し替えピペット
    にして、 前記外筒の基端部分が、前記ピペットをある容積の流体
    を「分配する型式」及びある容積の流体を「保持する型
    式」から成る群から選択された型式を指示する標識を更
    に備えることを特徴とする流体移し替えピペット。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の流体移し替えピペット
    にして、 前記ピペットの型式を表示する前記標識、及び前記目盛
    り標識の前記半径方向の方位を表示する前記標識が一体
    化されていることを特徴とする流体移し替えピペット。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の流体移し替えピペット
    にして、 前記ピペットの型式が「分配型」であるとき、前記標識
    が前記表示標識内における開口した非印刷領域を備える
    ことを特徴とする流体移し替えピペット。
  8. 【請求項8】 流体を分配するための滅菌処理した包装
    ピペットにして、 先端と、外面を有する外筒部分と、頸部とを備え、長手
    方向軸線及び中空の貫通孔を有し、 前記外筒部分内に保持された流体の容積を判断すべく前
    記外筒部分の周りに設けられた目盛り標識であって、前
    記外筒を中心として長手方向に且つ半径方向に方向決め
    された前記目盛り標識とを備え、 前記目盛り標識が、主要な計測目盛りと、中間の計測目
    盛りと、最小の計測目盛りとを含み、前記目盛りが前記
    長手方向軸線に対して略垂直であり且つ互いに略平行な
    面内にあり、 前記主要な計測目盛りに近接する位置にあり、前記目盛
    りを識別する数字を含み、 前記目盛り標識の前記半径方向方位を表示する標識と、
    前記ピペットをある容積の「分配型」ピペットであるこ
    とを指示する標識とを備え、前記半径方向方位を示す標
    識及び前記ピペットの型式を指示する標識が前記外筒外
    面の基端部分に付与され、 微生物の透過に対して略抵抗する材料で形成され、前記
    ピペットをその内部に密封し、また、微生物がその内部
    で略生存不能にする環境に露出された密封包装体とを備
    えることを特徴とする流体を分配するための滅菌処理し
    た包装ピペット。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の流体を分配するための
    滅菌処理した包装ピペットにして、 前記密封包装体が、引き剥ぎ可能な接着剤により相互に
    接合された、前記材料から成る二つの細長のストリップ
    を備え、該ストリップの各々が、前記ピペットの前記頸
    部を保持する前記包装体の一端に接合されていない領域
    を含み、ユーザがこの接合されていない領域を掴み且つ
    前記ストリップの一部を引き剥がして分離させたとき、
    前記ピペットの前記外筒の前記頸部及び基端部分が露出
    されるようにしたことを特徴とする流体を分配するため
    の滅菌処理した包装ピペット。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の流体を分配するため
    の滅菌処理した包装ピペットにして、 前記ピペットを「分配型」ピペットであることを指示す
    る前記標識が、幅の広い基端の環状バンドと、比較的狭
    小な2つの環状バンドとを備え、該バンドが、前記外筒
    の前記基端部分上で略等間隔に配置され、前記標識が4
    つの頂点を有する菱形の形状であり、該菱形の長手方向
    に関して短手方向の2つの頂点が前記幅の広いバンドと
    第二の狭小な幅のバンドとの中間にて第一の狭小なバン
    ドと整合され、前記短手方向の2つの頂点が前記数字及
    び前記最小計測目盛りの一端と長手方向において整合さ
    れ、該短手方向の頂点が前記幅の広いバンドと前記第二
    の狭小幅のバンドとの間に略位置することを特徴とする
    流体を供給する滅菌処理した包装ピペット。
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