JP2842323B2 - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JP2842323B2
JP2842323B2 JP7215006A JP21500695A JP2842323B2 JP 2842323 B2 JP2842323 B2 JP 2842323B2 JP 7215006 A JP7215006 A JP 7215006A JP 21500695 A JP21500695 A JP 21500695A JP 2842323 B2 JP2842323 B2 JP 2842323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、室内空気を脱臭浄化
するために用いられる空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、室内空気に含まれる異臭物質等を
脱臭除去することにより、室内空気を清浄化するために
空気清浄器が開発され、使用されてきている。
【0003】上記空気清浄器としては、ケーシングに送
風機およびメインフィルターを内蔵し、空気吸込口から
吸い込まれた室内空気を、メインフィルターを通過させ
て脱臭した後、空気吹出口から室内へ吹き出すように構
成されたものが従来から良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
空気清浄器の場合、空気吸込口がケーシング前板の前面
側ほぼ全域に形成され、しかも空気吸込口には吸込グリ
ルが設けられることとなっているため、吸込グリルが塵
埃等の付着により汚れ易く、その場合吸込グリルの面積
が大きいところから掃除が面倒となる。また、空気吸込
口が大きな開口面積をもっているため、煙草の煙のよう
に限られた発生源から生ずるものを効率良く吸い込ませ
ることが難しいという問題もある。さらに、空気吸込口
には室内空気に含まれる塵埃等を除去するためにプレフ
ィルターが設けられるが、開口面積の大きい空気吸込口
全域を覆うプレフィルターが必要となるため、コストア
ップにつながるとともに、プレフィルターの掃除が面倒
になるという問題もある。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、空気吸込口の開口面積を限定することにより、空
気吸込口の掃除を容易ならしめるとともに、煙草の煙の
ように限られた発生源から生ずるものも効率よく吸い込
ませることができるようにし、さらにプレフィルターを
設ける場合におけるプレフィルターのコンパクト化をも
図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、ケーシング
内に内蔵された送風機と、該送風機の吸込側に配設され
たメインフィルターとを備え、該メインフィルターによ
り脱臭浄化した空気を空気吹出口から吹き出すように構
成された空気清浄器において、前記送風機の吸込側に位
置するケーシング前板に、上下方向中央部に位置して両
側部に至る1本の横長帯状の空気吸込口を形成して、空
気吸込口の開口面積を限定し、空気吸込口の掃除を容易
ならしめるとともに、煙草の煙のように限られた発生源
から生ずるものも効率よく吸い込ませることができるよ
うにしている。
【0007】本願発明の基本構成において、前記空気吸
込口を、前記ケーシング前板の上下方向中央部を横長に
凹まして形成され且つ上部が水平面とされ、下部が凹み
方向への上り勾配の傾斜面とされた凹部の内奥部に形成
するのが空気吸込口の口縁部への塵埃等の付着を少なく
し得る点と空気吸込口を外から見えにくくし得る点とで
好ましい。
【0008】また、前記ケーシング前板を着脱自在とす
るのが内部の機器の点検修理を容易ならしめ点で好まし
い。
【0009】また、前記ケーシングの底部に補助空気吸
込口を形成するのがメインフィルターへ吸い込まれる空
気の分布を均一化し得る点で好ましく、その場合におい
て、前記ケーシングの底部に、床面への載置部となる台
座を設け且つ前記補助空気吸込口を前記台座の取付部両
側に位置せしめるのが床置き状態で使用する場合におい
てスムーズな補助空気の吸込を得られる点でより好まし
い。
【0010】また、前記空気吸込口および補助空気吸込
口に、吸込空気に含まれる塵埃等を除去するプレフィル
ターを着脱自在に設けるのが室内空気からの塵埃を除去
できる点とプレフィルターの掃除を容易となす点とで好
ましく、その場合において、前記プレフィルターに、取
付状態において前記メインフィルターを位置決めする位
置決め手段をそれぞれ付設するのがプレフィルターの取
付と同時にメインフィルターの位置決めを行える点でよ
り好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について説明する。
【0012】第1の実施の形態 図1ないし図10には、本願発明の第1の実施の形態に
かかる空気清浄器が示されている。
【0013】この空気清浄器は、図1に示すように、略
矩形箱状のケーシング1内に送風機2と該送風機2の吸
込側に位置して空気中の塵埃、異臭物質等を吸着補集す
るメインフィルター3とを配設して構成されている。
【0014】前記ケーシング1は、前記送風機2の吸込
側に位置する合成樹脂製のお椀状の前板4と、該前板4
と対向する合成樹脂製のお椀状の背板5とからなってお
り、該背板5に対して前記前板4が後に詳述するように
着脱自在とされている。
【0015】前記ケーシング前板4には、該前板4の前
面側上下方向中央部を横長に凹ましてなり、上部6aが
水平面とされ、下部6bが凹み方向への上り勾配の傾斜
面とされた両側部に至る凹部6が形成されており、該凹
部6の内奥部には、室内空気Wを吸い込むための1本の
横長帯状の空気吸込口7が形成されている(図2参
照)。つまり、空気吸込口7は、開口面積が限定された
横長帯状とされることとなり、空気吸込口7の掃除を容
易ならしめるとともに、煙草の煙のように限られた発生
源から生ずるものも効率よく吸い込ませることができ
る。また、空気吸込口7を、上部6aは水平面、下部6
bは凹み方向への上り勾配の傾斜面とされた凹部6の内
奥部に形成しているため、空気吸込口7の口縁部への塵
埃等の付着が少なくなるとともに、空気吸込口7が外か
ら見えにくくなる。なお、空気吸込口7には吸込グリル
は設けられない。
【0016】一方、前記ケーシング背板5における上面
部5aの一側(図3の左側部分)には、清浄空気Wfを
吹き出すための空気吹出口8が斜め後向きに形成されて
いる。符号9は吹出グリルである。
【0017】前記送風機2は、駆動源であるファンモー
タ10と該ファンモータ10により回転駆動される多翼
羽根車11と該多翼羽根車11を被包するスクロールタ
イプのファンハウジング12とからなる多翼遠心型送風
機とされており、該ファンハウジング12の吸込口12
aを前面側に向け、ファンハウジング12の吐出口12
bを前記空気吹出口8に向けた状態で前記ケーシング1
内に配設されている。符号13はファンモータ10を支
持するためのモータ支持部材である。
【0018】前記メインフィルター3は、前記送風機2
の吸込側に位置して前記ファンハウジング12に一体成
形されたフィルター支持枠14により着脱自在に支持さ
れている。
【0019】前記ケーシング1の底部(具体的には、ケ
ーシング背板5の底面部5b)には、床面Fへの載置部
となる台座15が着脱自在に取り付けられている。該台
座15は、図4に示すように、ケーシング1よりやや小
さい縦横寸法を有する略矩形状とされており、この台座
15上においてケーシング1が所定角度(例えば、30
°)だけ回転せしめられることとなっている。
【0020】即ち、前記台座15の中心部には、上面中
央部および外周部に摩擦低減機能を有する半球状突起1
7,17・・を有する馬蹄形の回転座16が一体に形成
されており、該回転座16の円弧部16a外周には、複
数の係止突起18,18・・が一体に突設されている。
【0021】一方、前記ケーシング背板5の底面部5b
には、後端側が開放されたU字状の凹溝19が形成され
ており、該凹溝19の円弧部19aには、前記回転座1
6の係止突起18,18・・が係脱自在に係止される係
合穴20,20・・が形成されている。
【0022】そして、回転座16を、その円弧部16a
を前向きにして凹溝19の開放端側から挿入して係止突
起18,18・・を係合穴20,20・・に係入するこ
とにより、台座15とケーシング1とが相対回転自在に
結合される。この状態においては、ケーシング1を矢印
MあるいはN方向に回転させると、回転座16の矩形部
16bが凹溝19の直線部19bに当接された時点で回
転停止されることとなる。この時の回転角θが30°と
される。このようにすると、ケーシング1を回転させる
ことにより、吸込方向を自在に変更できるとともに、ケ
ーシング1の回転時においても台座15がケーシング1
の下方からはみ出すことがなくなる。
【0023】なお、ケーシング1の回転停止を回転座1
6と凹溝19との係合のみにより行うと、ケーシング1
が不安定になり易いため、台座15の両端部に半月状の
係止部21,21を形成しておき、該係止部21,21
に対してケーシング1の底部(具体的には、ケーシング
背板5の底面部5bに突設した係止片22,22(図2
参照)を係合せしめることによりケーシング1の回転停
止を行うようにしている。
【0024】また、前記ケーシング前板4とケーシング
背板5とは、図5に示すように、ケーシング背板5にお
ける側面部5cの前端内面側に固定された連結具23を
介して着脱自在に結合されることとなっている。該連結
具23は、前端ケーシング背板5の内面に突設されたリ
ブ24にビス25により固定される固定部23aと、該
固定部23の一端から前記ケーシング背板5の内面に沿
って前方に延びる係止部23bとからなっており、該係
止部23bの前端部には、前記ケーシング前板4におけ
る側面部4bの後端部に形成された係合穴26に係合さ
れる係合爪27と、該係合爪27よりやや後方に位置し
て係止部23bを内方(即ち、矢印P方向)に押圧操作
する操作片28とが一体に形成されている。なお、該操
作片28は、ケーシング背板5の側面部5c前端に形成
された切欠穴29に臨ましめられており、外方からの押
圧操作が可能とされている。
【0025】上記構成において、ケーシング前板4とケ
ーシング背板5とは次のようにして結合される。
【0026】即ち、ケーシング前板4の底面部4a後端
をケーシング背板5の底面部5b前端に対して相係合さ
せた状態で、ケーシング前板4を上向きに弧回動させ
て、ケーシング前板4の側面部4bとケーシング背板5
の側面部5cとを突き合わせると、ケーシング前板4側
の係合穴26に連結具23の係合爪27が自動的に係合
され、ケーシング前板4とケーシング背板5との結合が
得られる。
【0027】なお、ケーシング前板4をケーシング背板
5から取り外す場合には、連結具23の操作片28に対
して矢印P方向の押圧力を作用させると、連結具23の
係合爪27とケーシング前板4の係合穴26との係合が
解除されるので、その後前記と逆の操作を行えばよい。
【0028】つまり、ケーシング前板4はケーシング背
板5に対して、ワンタッチ操作により着脱されることと
なっているのである。
【0029】さらに、前記ケーシング前板4の底面部4
aには、前記台座15の取付部(換言すれば、回転座1
6)の両側に対応して補助空気吸込口30,30・・が
形成されている(図6参照)。該補助空気吸込口30
は、前後方向に長い長穴とされている。前記空気吸込口
7(ケーシング前板4の上下方向中央部において横長に
形成されている)のみからの吸込空気Wではケーシング
1内における空気分布が不均一となってメインフィルタ
ー3の全面を活用しにくい場合があるが、該補助空気吸
込口30,30・・の形成により、ケーシング1の底面
側からの吸込空気Wが得られ、ケーシング1内における
空気分布が改善されることとなり、メインフィルター3
の全面活用が可能となるのである。
【0030】そして、前記空気吸込口7および補助空気
吸込口30,30・・には、吸込空気Wに含まれる塵埃
等を除去するためのプレフィルター31,32がそれぞ
れ着脱自在に設けられている。
【0031】空気吸込口7に設けられるプレフィルター
31は、図7および図8に示すように、空気吸込口7の
開口全域を覆うように横長形状とされており、横方向に
複数個に区画された開口34,34・・を有する合成樹
脂製のフィルター枠33と、該フィルター枠33の開口
34,34・・にそれぞれ張設されたフィルター本体3
5とからなっている。前記フィルター枠33の上面に
は、着脱操作時において把持部となる一対のL字状把手
36が一体に突設されている。また、前記フィルター枠
33の下面における中央部および両側端部には、前記空
気吸込口7の下部口縁から内向きに一体突設された係止
レバー37に対して係脱自在に係止される係止爪片38
が一体に突設されている。さらに、前記フィルター枠3
3の両端内面には、取付状態においてメインフィルター
3を位置決めするための位置決め手段として作用する突
起39が一体に突設されている。
【0032】このプレフィルター31は、係止爪片38
と係止レバー37との係止力と、L字状把手36と空気
吸込口7の上部口縁との当接力とにより固定されること
となっており、取付状態においては、突起39がメイン
フィルター3の位置決めを行い、フィルター支持枠14
からの脱落を防止することとなっている。
【0033】一方、補助空気吸込口30,30・・に設
けられるプレフィルター32は、図9および図10に示
すように、補助空気吸込口30,30・・の全部を覆う
横長形状とされており、合成樹脂製の矩形状のフィルタ
ー枠40と、該フィルター枠40に張設されたフィルタ
ー本体41とからなっている。前記フィルター枠40の
後端には、着脱操作時において把持部となるとともに、
取付状態においてメインフィルター3を位置決めするた
めの位置決め手段として作用する上方に延びる把手42
が一体に突設されている。また、前記フィルター枠40
の後部側には、補助空気吸込口30,30・・の選ばれ
たものに係合される左右一対の半球状突起43,43が
一体に突設されている。
【0034】このプレフィルター32は、半球状突起4
3,43を補助空気吸込口30,30・・の選ばれたも
のに係合せしめた状態で、ケーシング前板4の底面部4
a内面に突設されたリブ44と底面部4a後端に形成さ
れた凸条45との間に挟持せしめられることとなってお
り、取付状態においては、把手42がメインフィルター
3の位置決めを行い、フィルター支持枠14からの脱落
を防止することとなっている。
【0035】さらに、前記ケーシング背板5の背面部5
dの中央部には、コードを巻き取るコードリール46が
一体に突設されている(図1および図3参照)。該コー
ドリール46の背面側は垂直面とされており、空気清浄
器を壁掛け状態で使用する際、あるいは空気清浄器を壁
際において床置き状態で使用する際においては壁面Gと
の当接面となり、ケーシング1と壁面Gとの間隔を保持
することとなっている。このことにより、空気吹出口8
が斜め後方に向かって開口されているにもかかわらず、
壁掛けあるいは床置きのいずれの使用形態においても空
気吹出口8から吹き出される清浄空気Wfの吹出空間を
確保することができるのである。
【0036】さらにまた、前記ケーシング背板5の背面
部5dにおいて前記コードリール46より上方位置に
は、空気清浄器を壁掛け状態で使用する場合に壁面Gに
固定された掛け金具47に対して吊り掛けられる一対の
吊り掛け部48,48が一体に形成されている。該吊り
掛け部48は、下面に切欠開口49を有する箱状体とさ
れており、該切欠開口49へ前記掛け金具47の係止片
50を係止させることにより壁掛け状態が得られること
となっている。なお、空気清浄器を壁掛け状態で使用す
る場合には、台座15は不要なので取り外される。符号
51は取付ビスである。
【0037】上記のように構成された空気清浄器におい
ては、送風機2の駆動により空気吸込口7および補助空
気吸込口30,30・・から吸い込まれ、プレフィルタ
ー31,32により塵埃等を除去された室内空気Wを、
メインフィルター3を通過させて異臭物質等を吸着補集
して清浄空気Wfとなし、該清浄空気Wfを空気吹出口
8から室内へ吹き出すことにより、室内空気を清浄なら
しめるという作用が得られる。この際、空気吸込口7か
ら吸い込まれた室内空気Wと補助空気吸込口30,30
・・から吸い込まれた室内空気Wとがメインフィルター
3に至る前で混合拡散されることにより、分布が均一化
されることとなり、メインフィルター3の全域が有効に
活用されることとなる。
【0038】プレフィルター31,32は、ケーシング
前板4を取り外した後、取り出されて洗浄等により汚れ
が落とされる。
【0039】第2の実施の形態 図11および図12には、本願発明の第2の実施の形態
にかかる空気清浄器における台座の取付構造が示されて
いる。
【0040】この場合、図11に示すように、台座15
の両端近くには、上向きの円弧状ガイド片52,52が
一体に突設される一方、ケーシング背板5の底面部5b
には、前記円弧状ガイド片52,52をそれぞれガイド
する円弧状のガイド溝53,53を有する円弧状の隆起
部54,54が一体に形成されている。そして、前記各
隆起部54内に前記円弧状ガイド片52の両側に位置し
てボールベアリング55を内装し、且つ前記円弧状ガイ
ド片52の上端(即ち、ガイド溝53より突出せしめら
れた部分)に断面ハット状の抜け止め具56をビス57
により固定することにより、台座15がケーシング背板
5の底面部5bに対して相対回転自在に取り付けられて
いる。なお、円弧状ガイド片52およびガイド溝53
は、台座15の中心支持部Oを中心として同一円周上に
位置せしめられており、しかも、円弧状ガイド片52の
ガイド溝53における移動量(換言すれば、回転許容角
度θ)は30°とされている。この場合、台座15はケ
ーシング1から取り外すことはできない構造となってい
る。
【0041】また、前記抜け止め具56としては、図1
2に示すように、円弧状ガイド片52に形成された切欠
溝58に係入される板状部材とすることもできる。
【0042】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】本願発明によれば、ケーシング前板に、
上下方向中央部に位置して両側部に至る1本の横長帯状
の空気吸込口を形成して、空気吸込口の開口面積を限定
するようにしているので、空気吸込口の掃除が容易にな
るとともに、煙草の煙のように限られた発生源から生ず
るものも効率よく吸い込ませることができるという優れ
た効果がある。
【0044】また、前記空気吸込口を、前記ケーシング
前板の上下方向中央部を横長に凹まして形成され且つ上
部が水平面とされ、下部が凹み方向への上り勾配の傾斜
面とされた凹部の内奥部に形成した場合、空気吸込口の
口縁部への塵埃等の付着を少なくし得るとともに、空気
吸込口を外から見えにくくなり、空気吸込口の掃除がよ
り容易となるとともに、意匠的にも優れたものとなる。
【0045】また、前記ケーシングの底部に補助空気吸
込口を形成した場合、メインフィルターへ吸い込まれる
空気の分布が均一化することとなり、メインフィルター
の全域を有効に活用することができる。
【0046】また、前記空気吸込口および補助空気吸込
口に、吸込空気に含まれる塵埃等を除去するプレフィル
ターを着脱自在に設けた場合、塵埃を除去した状態の室
内空気をメインフィルターへ供給できることとなり、メ
インフィルターの寿命が長くなる。その場合において、
前記プレフィルターに、取付状態において前記メインフ
ィルターを位置決めする位置決め手段をそれぞれ付設す
れば、プレフィルターの取付と同時にメインフィルター
の位置決め(即ち、脱落防止)を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器の正面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器の平面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器における台座の平面図である。
【図5】図1のV−V拡大断面図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器におけるケーシング前板の半分を示す横断平面図であ
る。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器における空気吸込口部分の拡大断面図である。
【図8】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器における空気吸込口用プレフィルターの拡大正面図で
ある。
【図9】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清浄
器における補助空気吸込口部分の拡大断面図である。
【図10】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気清
浄器における補助空気吸込口用プレフィルターの拡大平
面図である。
【図11】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気清
浄器における台座とケーシング背板との結合構造を示す
部分斜視図である。
【図12】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気清
浄器における台座とケーシング背板とを結合させるため
の抜け止め具の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1はケーシング、2は送風機、3はメインフィルター、
4はケーシング前板、5はケーシング背板、6は凹部、
6aは上部、6bは下部、7は空気吸込口、8は空気吹
出口、15は台座、16は回転座、23は連結具、30
は補助空気吸込口、31,32はプレフィルター、39
は位置決め手段(突起)、42は位置決め手段(把
手)。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に内蔵された送風機と、該
    送風機の吸込側に配設されたメインフィルターとを備
    え、該メインフィルターにより脱臭浄化した空気を空気
    吹出口から吹き出すように構成された空気清浄器であっ
    て、前記送風機の吸込側に位置するケーシング前板に
    は、上下方向中央部に位置して両側部に至る1本の横長
    帯状の空気吸込口が形成されていることを特徴とする空
    気清浄器。
  2. 【請求項2】 前記空気吸込口は、前記ケーシング前板
    の上下方向中央部を横長に凹まして形成され且つ上部が
    水平面とされ、下部が凹み方向への上り勾配の傾斜面と
    された凹部の内奥部に形成されていることを特徴とする
    前記請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング前板は着脱自在とされて
    いることを特徴とする前記請求項1および請求項2のい
    ずれか一項記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 前記空気吸込口には、吸込空気に含まれ
    る塵埃等を除去するプレフィルターが着脱自在に設けら
    れていることを特徴とする前記請求項1ないし請求項3
    のいずれか一項記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングの底部には補助空気吸込
    口が形成されていることを特徴とする前記請求項1ない
    し請求項4のいずれか一項記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングの底部には、床面への載
    置部となる台座が設けられており、前記補助空気吸込口
    は前記台座の取付部両側に位置されていることを特徴と
    する前記請求項5記載の空気清浄器。
  7. 【請求項7】 前記補助空気吸込口には、吸込空気に含
    まれる塵埃等を除去するプレフィルターが着脱自在に設
    けられていることを特徴とする前記請求項5および請求
    項6のいずれか一項記載の空気清浄器。
  8. 【請求項8】 前記プレフィルターには、取付状態にお
    いて前記メインフィルターを位置決めする位置決め手段
    がそれぞれ付設されていることを特徴とする前記請求項
    4および請求項7のいずれか一項記載の空気清浄器。
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