JP2842089B2 - トークン方式通信システム - Google Patents

トークン方式通信システム

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JP2842089B2 JP4263885A JP26388592A JP2842089B2 JP 2842089 B2 JP2842089 B2 JP 2842089B2 JP 4263885 A JP4263885 A JP 4263885A JP 26388592 A JP26388592 A JP 26388592A JP 2842089 B2 JP2842089 B2 JP 2842089B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムに係り、
特に、複数の制御装置にそれぞれ接続した各通信ノード
の間の通信を巡回トークンにより行うようにした通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用トークンバス方式
通信システムにおいては、当該車両の制御装置に接続し
た通信ノードに対し同制御装置から送信データを出力す
るにあたっては、当該制御装置のCPUに内蔵のタイマ
ーが一定時間を計時する毎に、CPUが、定期的に、制
御装置のセンサー等から検出データを読み込み、送信デ
ータとして通信ノードに出力し、然る後、この出力デー
タを次の通信ノードへのトークンと合成し、フレームと
してトークンバスに送信するようになっている。また、
通信ノードでは、必要なデータをもつトークン番号のフ
レームを受信しCPUへ出力するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、上述のようにCPUから通信ノー
ドへの送信データの出力が定期的に行われても、当該通
信ノードに対し、送信権獲得のためのトークンがトーク
ンバスから巡回して来なければ、通信ノードからトーク
ンバスへのデータの送信を実現することができない。ま
た、CPUのタイマーの計時時間とトークンバスに対す
るトークンの一周時間、即ち、トークンの最速更新周期
との違いにより、トークン一周時間に一度、送信データ
を送信する場合、CPUは、トークンの一周時間よりも
短い時間内に、送信データを通信ノードに出力しなけれ
ばならず、その結果、トークンの一周時間内に出力処理
が2回発生する等の不要処理を招き、CPUの負荷を増
大させるという不具合が生ずる。
【0004】そこで、本発明は、このようなことに対処
すべく、トークンバス方式通信システムにおいて、トー
クンの巡回時期と送信データのCPUから通信ノードへ
の出力時期計時時間の経過時との相違に影響されること
なく、トークンの巡回時期に通信ノードへの送信データ
の出力時期を同期させることにより、効率のよいデータ
送信を行うようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明は、複数の制御装置にそれぞれ接続した各通
信ノード間の通信を巡回トークンにより行うようにした
通信システムにおいて、以下のように構成したことにそ
の特徴がある。
【0006】即ち、本発明の構成上の特徴は、前記複数
の制御装置のうちの一制御装置はセンサー等の入力素子
及びこの入力素子に接続したCPUを有し、前記各通信
ノードのうち前記一制御装置に接続した一通信ノード
が、前記巡回トークンを受信したとき、前記CPUに対
し同期信号を出力し、当該CPUが前記同期信号に応答
して前記入力素子からのデータを読み込み、かつ、前記
一通信ノードが前記CPUの読み込みデータを送信先通
信ノードへの前記巡回トークンとして送信するようにし
たことにある。
【0007】
【発明の作用・効果】このように本発明を構成したこと
により、前記一通信ノードが、前記トークンを受信した
とき、前記CPUに対し同期信号を出力し、当該CPU
が前記同期信号に応答して前記入力素子からのデータを
読み込み、かつ、前記一通信ノードが前記CPUの読み
込みデータを受けて次の通信ノードへのトークンと合成
しフレームとして送信するので、トークンの巡回時期に
通信ノードへの送信データの出力時期を同期させること
となり、その結果、トークンの巡回時期と送信データの
CPUから通信ノードへの出力時期計時時間の経過時と
の相違に影響されることなく、効率のよいデータ送信を
行い得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1は、本発明が車両用トークンバス方式通信シ
ステムに適用された例を示しており、この通信システム
は、当該車両の各制御装置U1、U2、U3及びU4にそれ
ぞれ接続した各通信ノードN1、N2、N3及びN4がトー
クンバスTbを介しトークンの巡回により各制御装置U
1、U2、U3及びU4からのデータの送信或いはこれら各
制御装置U1、U2、U3及びU4のデータの受信を司るよ
うになっている。但し、各通信ノードN1、N2、N3及
びN4に対して、送信のためのトークン番号m=1、
2、3及び4がそれぞれ設定されている。また、一通信
ノードからトークンバスTbにトークンを送信できる時
間は所定時間T1 (図2参照)とする。このため、トー
クンがトークンバスTbを一周するに要する時間はT2
=4T1であるから、一定周期でデータの更新が可能と
なっている。
【0009】また、各制御装置U1、U2、U3及びU4
は、当該車両の燃料噴射制御装置、エンジン点火制御装
置、車両姿勢制御装置等の各種制御装置に相当するもの
である。
【0010】例えば、制御装置U3 は、センサー10
と、CPU20とを備えており、CPU20は、通信ノ
ードN3から後述のように生ずる同期信号Sync(図2参
照)の立ち下がり毎に、センサー10からの検出データ
を読み込み通信ノードN3 に出力する。制御装置U4
は、CPU30と、アクチュエータ40とを備えてお
り、CPU30は、通信ノードN4から後述のように生
ずる受信信号Srec(図2参照)の立ち下がり時に同通
信ノードN4 から受信データを読み込みアクチュエータ
40に出力する。
【0011】通信ノードN3 は、そのトークン番号m=
3から1を減算した値(m−1)とトークンバスTbか
ら受信したトークンの番号とが一致したとき送信権獲得
との判断のもとに、送信データを合成したフレームをト
ークンバスTbに出力する。また、通信ノードN3 に
は、同期信号Syncのためのトークン番号ms=1が設定
されており、この通信ノードN3は、このトークン番号
ms=1がトークン番号Tbから受信したトークン番号
と一致したとき、同期信号Syncを制御装置U3のCPU
に出力する。通信ノードN4 には、受信信号Srecのた
めのトークン番号mr=3が設定されており、この通信
ノードN4は、このトークン番号mr=3とトークンバス
Tbから受信したトークンの番号とが一致したとき、上
述の受信信号Srecを制御装置U4 のCPUに出力す
る。なお、通信ノードN3の受信系統は通信ノードN4の
それと実質的に同様であり、また、通信ノードN4の送
信系統は通信ノードN3 のそれと実質的に同様である。
残余の各制御装置U1、U2及び各通信ノードN1、N2
も、各制御装置U3、U4及び各通信ノードN3、N4とそ
れぞれ実質的に同様である。
【0012】以上のように構成した本実施例において、
本発明システムが作動状態にあれば、トークン番号1〜
4のいずれかを含む送信フレームが巡回トークンとして
図2にて示す順序でいずれかの通信ノードからトークン
バスTb上に送信されて送信先の通信ノードにより受信
されるという動作過程を繰り返している。
【0013】ここで、例えば、トークンバスTb上のト
ークン番号1を含む巡回トークン(図2参照)が通信ノ
ードN3により受信されたとき、通信ノードN3が、その
設定トークン番号ms を巡回トークンのトークン番号1
と比較する。かかる場合、巡回トークンのトークン番号
1が通信ノードN3の設定トークン番号ms=に一致する
ため、通信ノードN3が、制御装置U3 に対し同期信号
Sync(図2にて符号a参照)を出力する。
【0014】すると、制御装置U3においては、CPU
20が、通信ノードN3からの同期信号Sync の立ち下
がり時に、センサー10からその検出データを読み込み
通信ノードN3 に出力する(図2にて各符号b、c参
照)。ついで、通信ノードN3は、トークンバスTb上
のトークン番号2と(m−1)とが一致したため、送信
権を得て、CPU20からの出力データとトークン番号
m=3を合成してトークンバスTbに送信する(図2に
て符号d参照)。
【0015】然る後、上述のように通信ノードN3 から
トークンバスTb上に送信されたフレームが通信ノード
N4により受信されると、この通信ノードN4が、その設
定トークン番号mを巡回トークンのトークン番号3と比
較する。かかる場合、巡回トークンのトークン番号3
が、通信ノードN4の設定トークン番号mr=3と一致す
るため、通信ノードN4が制御装置U4 に対し受信信号
Srec(図2参照)を出力する。すると、制御装置U4に
おいては、CPU30が、通信ノードN4からの受信信
号Srecの立ち下がり時に、同通信ノードN4からその受
信フレーム中のデータを読み込み、この読み込みデータ
をアクチュエータ40に出力する(図2にて符号e参
照)。
【0016】以上説明したように、例えば、制御装置U
3から制御装置U4へのデータ送信にあたっては、トーク
ンバスTb上の巡回トークンが通信ノードN3 により受
信されたとき、巡回トークンのトークン番号が通信ノー
ドN3 の設定トークン番号msに一致すれば、通信ノー
ドN3が制御装置U3に対し同期信号Syncを出力し、制
御装置U3のCPU20が、同期信号Syncの立ち下がり
時に、センサー10から検出データを読み込み通信ノー
ドN3に出力し、通信ノードN3が、通信ノードの設定ト
ークン番号m=3でもって制御装置U3 のCPUからの
出力データを巡回トークンを含むフレームとして送信す
る。然る後、この送信フレームが通信ノードN4により
受信されると、巡回トークンのトークン番号が、通信ノ
ードN4の設定トークン番号mr=3と一致するため、通
信ノードN4が制御装置U4 に対し受信信号Srecを出力
し、CPU30が、受信信号Srecの立ち下がり時に、
同通信ノードN4 からその受信フレーム中のデータを読
み込みアクチュエータ40に出力する。
【0017】これにより、上述のような同期信号Sync
の通信ノードN3からCPU20への出力に同期させて
CPU20のセンサー10からの検出データの読み込み
及び通信ノードN3 からトークンバスTbへのデータ送
信を行うこととなり、その結果、本明細書の冒頭にて述
べたようにCPU20に内蔵のタイマーの計時終了時期
とトークンの巡回時期とが一致しないためにデータの送
信が不能となったりトークンの一週時間内に送信処理が
2回発生してCPUの負荷増大となるというような不具
合を招くことなく、データ送信を効率よく行い得る。ま
た、上述のように、通信ノードN4 からアクチュエータ
40へのデータ出力が受信信号Srec の立ち下がりに同
期してなされるので、CPU20によるセンサー10か
らの検出データの読み込み時に対するCPU30のアク
チュエータ40へのデータ出力時の遅延時間は所定遅延
時間T3 (図2参照)内に規制され、その結果、本発明
システムの信頼性が向上する。なお、以上のような作用
効果は、制御装置U3 から制御装置U4 へのデータ送信
に限ることなく、その逆の送信や他の通信ノードとの間
等でも同様に達成される。
【0018】なお、本発明の実施にあたっては、車両用
トークンバス方式通信システムに限ることなく、各種の
トークンバス方式通信システムに本発明を適用して実施
してもよい。
【0019】また、前記実施例においては、制御装置及
び通信ノードがそれぞれ4個ずつの場合について説明し
たが、これに限らず、制御装置及び通信ノードの各個数
は適宜変更して実施してもよい。また、前記実施例にて
互いに接続された制御装置及び通信ノードの各組のう
ち、二組のみに本発明を適用して実施してもよい。
【0020】また、本発明の実施にあたっては、CPU
20の読み込み時期をどのトークン番号に同期させるか
は、同CPU20の読み込みや出力の能力により決定す
ればよく、CPU20の読み込み時期を同期させるトー
クン番号は、必ずしも、前記実施例にて述べた例に限定
されるものではなく、適宜、変更して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1にて示す制御装置U3から制御装置U4への
データ送信の作動説明図である。
【符号の説明】
U1〜U4…制御装置、N1〜N4…通信ノード、Tb…ト
ークンバス、10…センサー、20、30…CPU、4
0…アクチュエータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御装置にそれぞれ接続した各通信
    ノード間の通信を巡回トークンにより行うようにした通
    信システムにおいて、 前記複数の制御装置のうちの一制御装置はセンサー等の
    入力素子及びこの入力素子に接続したCPUを有し、 前記各通信ノードのうち前記一制御装置に接続した一通
    信ノードが、前記巡回トークンを受信したとき、前記C
    PUに対し同期信号を出力し、 当該CPUが前記同期信号に応答して前記入力素子から
    のデータを読み込み、かつ、前記一通信ノードが前記C
    PUの読み込みデータを送信先通信ノードへの前記巡回
    トークンとして送信するようにしたことを特徴とするト
    ークン方式通信システム。
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