JP2841545B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JP2841545B2
JP2841545B2 JP24585789A JP24585789A JP2841545B2 JP 2841545 B2 JP2841545 B2 JP 2841545B2 JP 24585789 A JP24585789 A JP 24585789A JP 24585789 A JP24585789 A JP 24585789A JP 2841545 B2 JP2841545 B2 JP 2841545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocouple
temperature
semiconductor manufacturing
thermoelectromotive force
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24585789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03108321A (ja
Inventor
裕司 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24585789A priority Critical patent/JP2841545B2/ja
Publication of JPH03108321A publication Critical patent/JPH03108321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2841545B2 publication Critical patent/JP2841545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.背景技術[第3図] D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図、第2図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は半導体製造装置、特に高周波電力を装置内部
へ導入して被処理基体を処理すると共に熱電対の熱起電
力に基づき上記被処理基体の温度をモニターする半導体
製造装置に関する。
(B.発明の概要) 本発明は、上記の半導体製造装置において、 高周波電力による熱電対の熱起電力への干渉をなくし
温度を正確にモニターできるようにするため、 高周波電力の印加と熱電対の熱起電力のサンプリング
とを時分割で行なうようにしたものである。
(C.背景技術)[第3図] LSIの高集積化に伴ってアスペクト比の大きなトレン
チへのSiO2等絶縁物の埋込み、層間絶縁膜の平坦化の重
要性が高くなっており、それにはバイアスECR−CVDが有
効である。
そのバイアスECR−CVDは、ECR放電により反応種の活
性化と堆積を行なわせると共にRFバイアスを半導体ウエ
ハに印加することによりスパッタリングも行なわせて高
アスペクトトレンチへの埋込み、層間絶縁膜の平坦化を
実現する可能性を有したものであり、バイアスECR−CVD
装置に関しては特開昭57−176742号公報等により提案が
為されている。
バイアスECR−CVDはプラズマCVDの一種であり、プラ
ズマのエネルギーを利用することにより低温で膜の堆積
等ができる、膜の平坦化ができる(特開昭57−176742号
公報)という利点を有すると一応はいえる。しかし、半
導体ウエハの温度は種々の事情、条件の変化によって変
動し、この温度変化は半導体ウエハ表面に堆積する膜の
膜質に微妙に影響を与える。従って、良好な膜質を得る
には第3図に示すようにウエハサセプタaに熱電対bの
先端部を埋込んで半導体ウエハcの温度をモニターし、
モニター結果に基づいてウエハサセプタaの温度を調節
して所定の値に保つようにすることが必要である。
(D.発明が解決しようとする問題点) ところが、RF(高周波)バイアスを印加すると、熱電
対bに直流電圧が発生し、温度が正確にモニターできな
いという問題があった。というのは、RFバイアスの電圧
は数百ボルトであり、高周波に対しては寄生容量と寄生
インダクタンスが分布した存在とみなし得る熱電対には
RFバイアス電圧の干渉により直流電圧が熱起電力とは別
に発生するからである。具体的には干渉により発生する
電圧は数ボルトであり、0.1〜数mボルトの熱起電力よ
りも相当に大きいので正確な温度モニターが不可能であ
る。
そのため、ウエハサセプタ内部に電気的絶縁をより完
全に保つように熱電対を埋込むようにする試みが為され
たが、そのようにするとウエハサセプタと熱電対との間
の熱伝導が悪くなり、サセプタの温度変化に対する熱電
対によるモニターの応答の速度が悪い、較正が必要とな
る等の問題があり、採り得ないものであることが判明し
た。
尚、熱電対として2種の導体金属を薄膜にして絶縁体
表面に付着させ、その膜厚を高周波領域の特定周波数の
表皮厚さ以下にしたものが特開昭60−79784号公報によ
り公表されている。このようにすれば、熱電対を構成す
る薄膜に高周波に起因する電流が流れないので干渉をな
くすことができる。
しかしながら、バイアスECR−CVDの場合、RFバイアス
の周波数は2.45ギガHzになり、熱電対の導体金属の薄膜
の厚さは1μm程度あるいはそれ以下ときわめて薄くし
なければならなくなる。そして、このような薄い薄膜を
棒状体の表面に形成することはきわめて困難であり、仮
にそれが形成できたとしても熱電対の製造コストは非常
に高くなる。従って、実用性はほとんどないといえる。
本願発明者は普通の熱電対を用いつつRFバイアスによ
る干渉を受けることなく温度を正確にモニターできる途
を追及した結果本発明を為すに至ったものである。
しかして、本発明は特殊な熱電対を用いることなく高
周波電力による熱電対の熱起電力への干渉をなくし温度
を正確にモニターできるようにすることを目的とする。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明半導体製造装置は上記問題点を解決するため、
高周波電力の印加と熱電対の熱起電力のサンプリングと
を時分割で行なうことを特徴とする。
(F.作用) 本発明半導体製造装置によれば、熱起電力を検出する
ときには高周波電力が印加されていないので熱電対から
は熱起電力のみが発生している。従って、その熱起電力
の検出によって温度を正確にモニターすることができ
る。
(G.実施例)[第1図、第2図] 以下、本発明半導体製造装置を図示実施例に従って詳
細に説明する。
第1及び第2図は本発明半導体製造装置の一つの実施
例を説明するためのもので、第1図はウエハ温度制御系
及び高周波電力供給系を示す回路ブロック図、第2図は
タイミングチャートである。
図面において、1は半導体ウエハ(サセプタ)2の温
度を検出する熱電対、3は熱電対1から出力される熱起
電力をサンプリングしホールドするサンプル・ホールド
回路、4は該サンプル・ホールド回路3の出力を受け、
その出力に応じて上記半導体ウエハ(サセプタ)2を所
定の温度になるように温度制御するウエハ温度制御回路
であり、これ等、即ち、熱電対1、サセプタ(ウエハ)
2、サンプル・ホールド回路3及びウエハ温度制御回路
4によってウエハ温度制御系が構成される。
5はバイアス用RF電圧を発生するRF発生器、6はサン
プリングのタイミング及びRF電圧の印加タイミングを制
御するパルスを発生するパルス発生器で、サンプリング
タイミングを制御するパルスは上記サンプル・ホールド
回路3にコントロール信号として印加される。このパル
スはデューティレシオが例えば0.05程度であり、このパ
ルスが「ハイ」の期間(例えば0.05秒間)にサンプル・
ホールド回路3による熱電対1からの熱起電力のサンプ
リングが行なわれる。
また、パルス発生器6から発生するところのRF電圧の
印加タイミングを発生するパルスと、RF発生器5の出力
はミキサー7に印加される。該パルスは周期が上記のサ
ンプリングタイミングを制御するパルスと全く同じであ
り、デューティレシオが90%である。そして、RF電圧の
印加タイミングを発生するパルスが「ロウ」の期間内に
サンプリングタイミングを制御するパルスが「ハイ」に
なり、両方のパルスが共に「ハイ」になる瞬間がないよ
うになっている。
ミキサー7はパルス発生器6からのパルスが「ハイ」
の期間中はRF発生器5の出力であるRFバイアス電圧をウ
エハ(サセプタ)2と装置外筐との間に印加し、一方そ
のパルスが「ロウ」の期間中はRFバイアス電圧を出力し
ない。
このような半導体製造装置によれば、RFバイアスと熱
電対1の熱起電力によるウエハ温度の検出とを時分割で
行なうことができ、熱起電力のサンプリング中はRFバイ
アス電圧が発生していない。従って、RFバイアス電圧に
よる干渉を全く受けない熱起電力を熱電対1からサンプ
リングすることによりウエハ温度をモニターすることが
できる。依って、正確に温度モニターを行なうことがで
きる。勿論、正確な温度モニターのために特開昭60−79
784号公報に紹介されたような薄膜からなる特殊な熱電
対を用いたり、あるいはウエハサセプタ内に電気的に絶
縁した熱伝導の悪い状態で熱電対を設置する必要は全く
ない。
尚、少なくとも熱電対1の熱起電力をサンプリング中
はRFバイアス電圧は供給されないことになるが、サンプ
リングするのは1秒周期における0.05秒程度ときわめて
短い時間であり、RFバイアス電圧を供給しないのは1秒
周期における0.1秒程度とやはり短い時間であるので、
膜質は影響されない。即ち、堆積膜の膜質は連続的にRF
バイアスをかけた場合と全く同じになり、問題が生じる
ことはない。
尚、本発明はバイアスECR−CVD装置のみならず、熱電
対による温度モニターをしながら高周波電力を導入する
半導体製造装置一般に適用することができる。
(H.発明の効果) 以上に述べたように、本発明半導体製造装置は、高周
波電力を装置内部へ導入して被処理基体を処理すると共
に熱電対からの熱起電力に基づき上記被処理基体の温度
をモニターする半導体製造装置において、高周波電力の
印加と熱電対の熱起電力のサンプリングとを時分割で行
なうことを特徴とするものである。
従って、本発明半導体製造装置によれば、熱起電力を
検出するときには高周波電力が印加されていないので熱
電対からは熱起電力のみが発生している。従って、その
熱起電力の検出によって温度を正確にモニターすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明半導体製造装置の一つの実施
例を説明するためのもので、第1図は回路ブロック図、
第2図はタイミングチャート、第3図は背景技術の要部
を示す断面図である。 符号の説明 1……熱電対、 2……ウエハ(サセプタ)、 3……サンプリング(サンプル・ホールド)回路、 5……RF発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/66 H01L 21/66 Z (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/205 H01L 21/31 H01L 21/324 H01L 21/66 C23C 16/46 C23C 16/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波電力を装置内部へ導入して被処理基
    体を処理すると共に熱電対からの熱起電力に基づき上記
    被処理基体の温度をモニターする半導体製造装置におい
    て、 高周波電力の印加と熱電対の熱起電力のサンプリングと
    を時分割で行なうようにしてなる ことを特徴とする半導体製造装置
JP24585789A 1989-09-21 1989-09-21 半導体製造装置 Expired - Fee Related JP2841545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24585789A JP2841545B2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24585789A JP2841545B2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21 半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03108321A JPH03108321A (ja) 1991-05-08
JP2841545B2 true JP2841545B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=17139867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24585789A Expired - Fee Related JP2841545B2 (ja) 1989-09-21 1989-09-21 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2841545B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101317144B (zh) * 2005-12-01 2010-09-29 雷声公司 热电偏置电压发生器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101317144B (zh) * 2005-12-01 2010-09-29 雷声公司 热电偏置电压发生器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03108321A (ja) 1991-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0472465B1 (en) yethod of depositing insulating layer on underlying layer using plasma-assisted CVD process using pulse-modulated plasma
US5891349A (en) Plasma enhanced CVD apparatus and process, and dry etching apparatus and process
US6297165B1 (en) Etching and cleaning methods
US5242561A (en) Plasma processing method and plasma processing apparatus
KR100232039B1 (ko) 플라즈마 cvd 장치, 플라즈마 처리장치 및 플라즈마 cvd 방법
JP3533105B2 (ja) 半導体装置の製造方法と製造装置
US4767496A (en) Method for controlling and supervising etching processes
JP3424182B2 (ja) 表面処理装置
US3661747A (en) Method for etching thin film materials by direct cathodic back sputtering
US3419761A (en) Method for depositing silicon nitride insulating films and electric devices incorporating such films
KR970008333B1 (ko) 전자 사이클로트론 공명을 사용한 플라즈마 처리방법 및 장치
US4810335A (en) Method for monitoring etching processes
JP2841545B2 (ja) 半導体製造装置
JPH05275191A (ja) 大気圧放電方法
JPH104085A (ja) ドライエッチング方法および装置
JP2000150478A (ja) プラズマ発生方法及びプラズマ発生装置
JPH05275190A (ja) エッチング装置及びエッチング方法
KR20000044851A (ko) 반도체 소자의 구리 금속 배선 형성 방법
JP2893391B2 (ja) プラズマパラメータ測定装置
JP2607582B2 (ja) スパッタによる成膜方法及びその装置
JPH0472064A (ja) プラズマ制御システム
JP3026447B2 (ja) バイアススパッタ成膜方法及びその装置
JPH02238626A (ja) 絶縁膜作成装置
JP3082711B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR960008523B1 (ko) 반도체 소자의 금속 배선 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees