JP2841132B2 - アゼチジン−2−オン誘導体の製造方法 - Google Patents

アゼチジン−2−オン誘導体の製造方法

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JP2841132B2 JP3199988A JP19998891A JP2841132B2 JP 2841132 B2 JP2841132 B2 JP 2841132B2 JP 3199988 A JP3199988 A JP 3199988A JP 19998891 A JP19998891 A JP 19998891A JP 2841132 B2 JP2841132 B2 JP 2841132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はβ−ラクタム系抗生物
質、例えばチエナマイシンに代表されるペネム系抗生物
質の合成中間体の製造方法、より詳細には次の一般式
(2)
【0002】
【化5】
【0003】[式中、R4 およびR5 は同一でも異なっ
ていてもよく、それぞれ水素原子、炭素数1〜8個
のアルキル基、またはアルコキシ基、アシル基あるい
はアルコキシカルボニル基によって置換されていてもよ
い炭素数1〜8個のアルキル基を表わし、R6 はアミノ
基の保護基を表わし、R7 はビニリデン基、すなわち
【0004】
【化6】
【0005】またはアセチレン基、すなわち
【0006】
【化7】
【0007】を表わし、R2 およびR3 は同一でも異な
っていてもよく、それぞれ水素原子または炭素数1〜8
個のアルキル基を表わし、R8 は前記R2 またはR3
相当する炭素数1〜8個のアルキル基を表わす。]で示
されるアゼチジン−2−オン誘導体の製造方法に関す
る。
【0008】
【従来の技術】チエナマイシンに代表されるβ−ラクタ
ム系抗生物質は広範囲の抗菌スペクトルを有することか
ら医薬品として注目されており、各種の新しいβ−ラク
タム系抗生物質が検討されている。その中で最近、アゼ
チジン−2−オン骨格の3位にビニリデン基、アセチレ
ン基を持つものが注目されておりβ−ラクタム系抗生物
質として期待されている(Tetrahedron L
ett.,29(1988)P.5053、J.Che
m.Soc.,Chem.Commun.,1990
P.294、同,1984 P.1066)。
【0009】それゆえ上記抗生物質の合成中間体であ
る、3位にビニリデン基またはアセチレン基を持つアゼ
チジン−2−オン誘導体を有利に製造する方法が求めら
れている。従来、3位にビニリデン基を持つアゼチジン
−2−オン誘導体を製造する方法としては、下記反応工
程式Aに示すように3−アルキリデンアゼチジン−2−
オン化合物の窒素原子をアルキル化し、次いでtert−ブ
チル次亜塩素酸塩を用いて塩素化し、さらに脱シリル化
と同時に脱塩素化を行なう3工程からなる方法で、3−
ビニリデンアチジン−2−オン誘導体を得る方法が知
られている(収率36〜68%)(J. Chem. Soc., Che
m. Commun., 1987 P.735)。
【0010】
【化8】
【0011】[式中、Meはメチル基を表わし、R9
メチル基または置換されていてもよいベンジル基を表わ
す。]3位にアセチレン基を持つアゼチジン−2−オン
誘導体を製造する方法としては、下記反応工程式Bに示
すようにジ(フェニルアセチル)シクロヘキサジエン誘
導体を四塩化炭素溶媒中、塩化亜鉛と反応させてビシク
ロ[2.2.2]オクタジエノン誘導体を得(収率60
%)、これを熱分解してアルキニルケテンを得、このア
ルキニルケテンとN−フェニルベンジリデンイミンを反
応させて3位にアセチレン基を有するアゼチジン誘導体
を得る工程からなる方法(収率72%)が知られている
(Tetrahedron Lett., 29(1988) P.2765)。
【0012】
【化9】
【0013】[式中、R10は水素原子またはトリメチル
シリル基を表わし、Phはフェニル基を表わす。]ま
た、例えば下記反応工程式Cに示すように2,5−ジア
ルキニル−3,6−ジクロロ−1,4−ベンゾキノンを
アジドイオンと反応させてジアジドキノンを得、これを
ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)の存在下、
四塩化炭素溶媒中で反応させることにより3位にアセチ
レン基を有するアゼチジン−2−オン誘導体を得る方法
が知られている(後者の工程の収率42〜86%)(J.
Org, Chem., 52(1987) P.1315 、J. Chem. Soc., Chem.
Commun., 1984 P.1066)。
【0014】
【化10】
【0015】[式中、R11はn−ブチル基、置換されて
いてもよいフェニル基、フェネチル基などを表わす。]
しかしながら、上記の方法はいずれも工業的製造方法と
しては反応工程が長く、不利なものであった。
【0016】一方β−ラクタム化合物の合成法に関して
はβ−アミノ酸の閉環、ハロゲン化プロパンアミドの閉
環、エノールシリルエーテルとクロロスルニルイソシ
アネートの反応、イミンとジケテンの反応により合成す
る方法など多くの例が知られている(Chem.So
c.Rev.,(1976)P.181,有機合成化
学,47(1989)P.606等)。これらの中でカ
ルボニル化と同時にラクタム化する方法として、下記反
応工程式Dに示す2−ブロモ−3−アミノプロペン誘導
体と一酸化炭素を反応させてβ−ラクタムを合成する方
法が知られている(J.Chem.Soc.,Che
m.Commun.,1979P.698)。
【0017】
【化11】
【0018】[式中、R12は水素原子またはフェニル基
を表わし、R13はベンジル基、フェネチル基などを表わ
し、Phはフェニル基を表わす。]
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は簡便な操作で、しかも収率よくアゼチジン−2−オン
骨格の3位にビニリデン基またはアセチレン基を持つア
ゼチジン−2−オン誘導体を製造する方法を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような実情に鑑み本
発明者らは鋭意研究を行なった結果、プロパルギルアル
コール誘導体にパラジウム錯体の存在下、一酸化炭素を
反応させることにより上記課題が解決できることを見出
し、本発明を完成した。以下、本発明を詳細に説明す
る。本発明は次の反応工程式Eで示される。
【0021】
【化12】
【0022】[式中、R1 は炭素数1〜6個のアルキル
基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
基を表わし、R2 およびR3 は同一でも異なっていても
よく、それぞれ水素原子または炭素数1〜8個のアルキ
ル基を表わし、R4 およびR5は同一でも異なっていて
もよく、それぞれ水素原子、炭素数1〜8個のアル
キル基、またはアルコキシ基、アシル基あるいはアル
コキシカルボニル基によって置換されていてもよい炭素
数1〜8個のアルキル基を表わし、R6 はアミノ基の保
護基を表わし、R7 はビニリデン基
【0023】
【化13】
【0024】またはアセチレン基
【0025】
【化14】
【0026】を表わし、R2 およびR3 は前記と同じ意
味を表わし、R8 は前記R2 またはR3 に相当する炭素
数1〜8個のアルキル基を表わす。]すなわち、本発明
はプロパルギルアルコール誘導体(1)にパラジウム錯
体の存在下、一酸化炭素を反応させることを特徴とする
アゼチジン−2−オン誘導体(2)の製造方法を提供す
るものである。
【0027】本発明の出発原料であるプロパルギルアル
コール誘導体(1)のR1 は炭素数1〜6個のアルキル
基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル
基を表わす。R1 が表わす炭素数1〜6個のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ヘキシル基等が挙げられ、ハロゲン原子で置
換されてもよいフェニル基としては、フェニル基、4−
ブロモフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオ
ロフェニル基等が挙げられる。R2 およびR3 は水素原
子または炭素数1〜8個のアルキル基を表わすが、アル
キル基の具体例としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、 sec
−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基等が挙げられる。
【0028】また、R4 およびR5 は水素原子、炭
素数1〜8個のアルキル基、およびアルコキシ基、ア
シル基あるいはアルコキシカルボニル基によって置換さ
れていてもよい炭素数1〜8個のアルキル基を表わす。
4 およびR5 が表わすアルキル基の具体例としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル基、tert−ブチル基、 sec−ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等が挙げられ
る。また、アルキル基の置換基であるアルコキシ基とし
てはメトキシ基、エトキシ基等が挙げられ、アシル基と
しては、ホルミル基、アセチル基、ベンゾイル基等が挙
げられ、アルコキシカルボニル基としてはメトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカル
ボニル基等が挙げられる。R6 はアミンの保護基を表わ
すが、具体的にはベンジル基、トシル基、アシル基、そ
の他p−メトキシベンジル基、ビフェニルメチル基等通
常アミンの保護基として用いられる基であればよい。
【0029】本発明方法の原料であるプロパルギルアル
コール誘導体(1)は、例えば反応工程式Fに示すよう
に、β−アミノアセチレン誘導体をカルボニル化合物
反応させてβ−アミノアルキル置換プロパルギルアルコ
ール誘導体とし、これハロゲン化ギ酸エステルを反応
させて得ることができる。
【0030】
【化15】
【0031】[式中、R、R、R、R、R
よびRは前記と同じ意味を表わす。] また、反応工
程式Hに示すようにシリル基で保護したプロパルギルア
ルコール誘導体をイミンと反応させてβ−アミノアルキ
ル置換プロパルギルアルコール誘導体とし(Tetra
hedron Lett.,25(1984)P.10
83)、適当な保護基でアミノ基を保護した後、ヒドロ
キシ基の保護基であるシリル基をはずして、ハロゲン化
ギ酸エステルを反応させることによっても得られる。
【0032】
【化16】
【0033】[式中、R、R、R、R、R
よびRは前記と同じ意味を表わし、TBDMSはte
rt−ブチルジメチルシリル基を表わす。]ここで、本
発明において、プロパルギルアルコール誘導体(1)の
およびRがともに水素原子の場合はアゼチジン−
2−オン誘導体(2)のRはビニリデン基となり、R
またはRのどちらか一方がアルキル基で他方が水素
原子の場合にはRはビニリデン基の場合もアセチレン
基の場合もある。また、RおよびRが共にアルキル
基の場合はRはビニリデン基となる。
【0034】本発明においてパラジウム錯体は触媒とし
て作用するものでよく、パラジウム化合物および配位子
を混在させることにより反応系中で錯体として存在させ
ることで反応は進行する。上記パラジウム化合物として
は、活性種である0価のパラジウムを反応系内で生成さ
せ得るものであればよく、具体的には酢酸パラジウム、
塩化パラジウム、パラジウムアセチルアセトナートのよ
うな2価のパラジウム化合物、トリベンジリデンジパラ
ジウム、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム
のような0価のパラジウム化合物等が挙げられる。配位
子としてはトリエチルホスフィン、トリブチルホスフィ
ンのようなトリアルキルホスフィン、トリフェニルホス
フィン、トリ(トリル)ホスフィンのようなトリアリー
ルホスフィン、トリエチルホスファイト、4−エチル−
2,6,7−トリオキサ−1−ホスファビシクロ[2.
2.2]オクタンのようなトリアルキルホスファイト等
が挙げられ、特に4−エチル−2,6,7−トリオキサ
−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタンが好ま
しい。
【0035】ここで、4−エチル−2,6,7−トリオ
キサ−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン
は、J. Org. Chem.,25, 1960年, 663-665頁の記載に準
じて、以下の反応工程式Iに示すように、三塩化リンと
1,1,1−トリ(ヒドロキシメチル)プロパンをピリ
ジンの存在下、大量の溶媒中で反応させることにより合
成することができる。
【0036】
【化17】
【0037】パラジウム化合物に混在させる配位子の一
部は2価のパラジウムを0価のパラジウムに還元するの
に消費されるため、本発明を行なうに際してはパラジウ
ム化合物に対する配位子の相対量を増やすと収率が向上
する。パラジウム化合物に対する配位子の相対量は1〜
5倍、特に1〜3倍が好ましい。また出発物質(1)の
アミノ基の保護基がトシル基のような遊離すると酸にな
るような保護基の場合には、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウムのような塩を共存させるとより好ましい。
【0038】本発明を実施するにはプロパルギルアルコ
ール誘導体(1)、パラジウム化合物、配位子を適当な
溶媒中で一酸化炭素雰囲気下、一酸化炭素圧1〜50a
tm、好ましくは1〜20atmで、室温〜100℃、
好ましくは室温〜80℃の温度で、撹拌下に2〜20時
間、好ましくは5〜16時間反応させることにより行な
われる。溶媒としてはテトラヒドロフラン(THF)、
ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリル、ジ
オキサン、ジメチルスルホキサイド(DMSO)、プロ
パノール、ブタノール等が挙げられ、特にTHF、DM
F、アセトニトリルが好ましい。パラジウム化合物はプ
ロパルギルアルコール誘導体(1)に対して0.001 〜1.
0 mol、好ましくは0.01〜0.2 mol使用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明方法は一工程で収率
良くペネム系抗生物質の製造中間体として有用なアゼチ
ジン−2−オン誘導体(2)を製造することのできる工
業的に有利な方法である。
【0040】
【実施例】以下、参考例および実施例により本発明をさ
らに詳細に説明するが本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。 参考例1 5−ヒドロキシ−2−メチル−2−トシルアミノ−3−
ドデシンの合成
【0041】
【化18】
【0042】[式中、Tsはトシル基を表わす。]3−
メチル−3−トシルアミノ−1−ブチン1.185g(5mm
ol)をTHF2mlに溶解し、この溶液に室温にて臭化
エチルマグネシウム(12mmol)のTHF溶液を加
え1時間還流した。この溶液を0℃に冷却した後、n−
オクタナール1.25ml(8mmol)のTHF(3ml)溶
液を加え、室温にて2時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を塩酸水溶液、炭酸
水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄し、乾燥した後溶
媒を留去した。残った油状物をカラムクロマトグラフィ
ーにて精製し、5−ヒドロキシ−2−メチル−2−トシ
ルアミノ−3−ドデシン1.37g(収率75%)を得た。
【0043】参考例2 5−メトキシカルボニルオキシ−2−メチル−2−トシ
ルアミノ−3−ドデシンの合成
【0044】
【化19】
【0045】[式中、Tsはトシル基を表わす。]参考
例1で得た5−ヒドロキシ−2−メチル−2−トシルア
ミノ−3−ドデシン1.37g(3.76mmol)をTHF1
0mlに溶解し、これに臭化エチルマグネシウム8.27mm
olのTHF溶液を加え、40分撹拌した後、塩化ギ酸
メチル0.668 ml(8.65mmol)を滴下し、さらに50
分撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を塩酸水溶液、炭酸水素ナトリウム、水で順
次洗浄し、乾燥した後溶媒を留去した。残った油状物を
カラムクロマトグラフィーにて精製し、5−メトキシカ
ルボニルオキシ−2−メチル−2−トシルアミノ−3−
ドデシン1.37g (収率86%)を得た。
【0046】1H−NMR(400MHz,CDC
3 ,δ):0.98(3H,d,J=1.10Hz, CH3), 0.99(3H,d,
J=1.46Hz,CH3 ), 1.30-1.50(1H,brs,NH), 1.80-1.9
0(1H,m,CH), 3.19-3.24(1H,m,NCH), 3.78(1H,d,J=
13.0Hz,CH), 3.81(3H,s, OCH3 ), 4.00(1H,d,J=1
3.0Hz,CH), 4.80(2H,d,J=1.47Hz,CH2 O), 7.20-7.
40(5H,m,aromatic protons)
【0047】参考例3 4−ベンジルアミノ−1−tert−ブチルジメチルシリル
オキシ−5−メチル−2−ヘキシンの合成
【0048】
【化20】
【0049】[式中、TBDMSはtert−ブチルジメチ
ルシリル基を表わし、n−Buはn−ブチル基を表わ
し、Bzはベンジル基を表わす。]3−tert−ブチルジ
メチルシリルオキシ−1−プロピン1.87g(11mmo
l)をTHF20mlに溶解し、この溶液に−83℃でn
−ブチルリチウム11.6mmolを10分間かけて加え
た。この溶液を30分間撹拌した後、三フッ化ホウ素エ
チルエーテル1.43ml(11.6mmol)を滴下し、さらに
10分間撹拌した。続いてこの溶液にiso −ブチリデン
ベンジルアミン886mg(5.5 mmol)のTHF(2
ml)溶液を−83℃で加えた後、室温にて1時間撹拌
し、10%水酸化ナトリウム水溶液15mlを加えて反応
を停止した。この反応液をジエチルエーテル(25ml×
3回)で抽出し、抽出した有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。ジエチルエーテルを留去した後、残った
油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
し、4−N−ベンジルアミノ−1−tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−5−メチル−2−ヘキシン1.64g (収
率90%)を得た。
【0050】参考例4 4−(N−ベンジル−N−tert−ブトキシカルボニル)
アミノ−5−メチル−2 −ヘキシン−1−オールの合成
【0051】
【化21】
【0052】[式中、t−Buはtert−ブチル基を表わ
し、Bz、TBDMSおよびn−Buは前記と同じ意味
を表わす。]常法により4−N−ベンジルアミノ−1−
tert−ブチルジメチルシリルオキシ−5−メチル−2−
ヘキシン2.26gと重炭酸ジtert−ブチルを塩化メチレン
中、トリエチルアミンの存在下反応させ、4−(N−ベ
ンジル−N−tert−ブトキシカルボニル)アミノ−1−
tert−ブチルジメチルシリルオキシ−5−メチル−2−
ヘキシン1.90g(収率84%)を得た。これをTHF
中、フッ化テトラ(n−ブチル)アンモニウムの存在下
反応させて4−(N−ベンジル−N−tert−ブトキシカ
ルボニル)アミノ−5−メチル−2−ヘキシン−1−オ
ール1.26g(収率90.6%)を得た。
【0053】参考例5 4−(N−ベンジル−N−tert−ブトキシカルボニル)
アミノ−1−メトキシカルボニルオキシ−5−メチル−
2−ヘキシンの合成
【0054】
【化22】
【0055】[式中、Bzおよびt−Buは前記と同じ
意味を表わす。]4−(N−ベンジル−N−tert−ブト
キシカルボニル)アミノ−5−メチル−2−ヘキシン−
1−オール634mg(2mmol)をTHF4mlに溶解
し、これに臭化エチルマグネシウム(2.4 mmol)の
THF溶液を加えた後、塩化ギ酸メチル0.31ml(4mm
ol)を加え、室温で6時間撹拌した。反応液を酢酸エ
チルで抽出した。その結果4−(N−ベンジル−N−te
rt−ブトキシカルボニル)アミノ−1−メトキシカルボ
ニルオキシ−5−メチル−2−ヘキシン679mg(収率
90.5%)を得た。
【0056】参考例6 4−N−ベンジルアミノ−1−メトキシカルボニルオキ
シ−5−メチル−2−ヘキシンの合成
【0057】
【化23】
【0058】[式中、Bzおよびt−Buは前記と同じ
意味を表わす。]4−(N−ベンジル−N−tert−ブト
キシカルボニル)アミノ−1−メトキシカルボニルオキ
シ−5−メチル−2−ヘキシン1.49g(3.96mmol)
を塩化メチレン6mlに溶解し、この溶液に0℃にてトリ
フルオロ酢酸1.23ml(23.76 mmol)をゆっくり加
え、室温で3時間撹拌した。常法により処理し油状の4
−N−ベンジルアミノ−1−メトキシカルボニルオキシ
−5−メチル−2−ヘキシン987.4 mg(収率90.7%)を
得た。
【0059】1H−NMR(400MHz,CDC
3 ,δ):0.89(3H,t,J=6.60Hz, CH3), 1.20-1.35
(10H,m, CH2 ), 1.45-1.62(2H,m,CH2 ), 1.53(6H,
s, CH3 ),2.42(3H,s, CH3 ), 3.79(3H,s, OC
3 ), 4.75(1H,brs, NH), 4.93(1H,t,J=6.60Hz,CH
O), 7.29(2H,d,J=8.06Hz,aromatic protons), 7.78(2
H,d,J=8.06Hz,aromatic protons) 。
【0060】実施例1N−トシル−3−(オクタン−1−イニル)−4,4−
ジメチルアゼチジン−2−オン(2a)の合成
【0061】
【化24】
【0062】[式中、MeおよびTsは前記と同じ意味
を表わす。]1a(R1 =Me,R2 =H,R3 =n−
6 13 ,R4 ,R5 =Me,R6=Ts)205mg、
酢酸パラジウム6mg、4−エチル−2,6,7−トリオ
キサ−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン8
mg、炭酸カリウム207mgとTHF2mlを撹拌しながら
45℃、常圧で一酸化炭素を吸収させながら6時間反応
させた。反応液を濃縮しシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて分離精製し、油状の2a129mg(収率71.5
%)を得た。
【0063】IR(neat, cm-1):2925, 2850, 1795,
1785, 1600, 1450, 1360, 1242, 1205, 1165, 1085, 10
20。1 H−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):0.87
(3H,t,J=6.59Hz, CH3), 1.18-1.37(6H,m,CH2 ), 1.
37-1.50(2H,m,CH2 ), 1.58(3H,s, CH3 ), 1.64(3H,
s, CH3 ), 2.14-2.20(2H,m,CH2 ), 2.45(3H,s, C
3 ), 3.70(1H,t,J=2.56Hz,CHCO), 7.35(2H,d,J=
8.1Hz,aromatic ), 7.90(2H,d,J=8.1Hz,aromatic )。13 C−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):89.
7, 101.3, 127.3, 129.8,136.7, 145.1, 161.4, 195.1
【0064】実施例2N−トシル−3−(ノナン−1−イニル)−4,4−ジ
メチルアゼチジン−2−オン(2b)の合成
【0065】
【化25】
【0066】[式中、MeおよびTsは前記と同じ意味
を表わす。]1b(R1 =Me,R2 =H,R3 =n−
7 15,R4 ,R5 =Me,R6=Ts)218mg、
酢酸パラジウム6mg、4−エチル−2,6,7−トリオ
キサ−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン1
7mg、炭酸カリウム211mgとTHF2mlを55℃、常
圧で一酸化炭素雰囲気下7.5 時間反応させた。酢酸エチ
ルで薄め、セライトろ過した後濃縮し、濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて分離精製し油状の
126.5 mg(収率66.2%)を得た。
【0067】1H−NMR(400MHz,CDC
3 ,δ):0.86(3H,t,J=6.96Hz, CH3), 1.18-1.36
(8H,m,CH2 ), 1.36-1.50(2H,m,CH2 ), 1.57(3H,s,
CH3 ), 1.63(3H,s, CH3 ), 2.14-2.18(2H,m,C
2 ), 2.44(3H,s, CH3 ), 3.68(1H,t,J=2.56Hz,CH
CO), 7.33(2H,d,J=8.4Hz,aromatic ), 7.89(2H,d,J=
8.4Hz,aromatic)。13 C−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):89.
9, 102.3, 127.3, 129.9,136.8, 145.1, 161.0, 195.0
。 元素分析:C21293 NS:計算値(%):C;67.17 ,H;7.78,N;3.73、 実測値(%):C;67.39 ,H;7.96,N;3.94。
【0068】実施例3N−トシル−3−(ノナン−1−イニル)−4,4−ジ
メチルアゼチジン−2−オン(2b)の合成 配位子としてトリフェニルホスフィンを用いた以外は実
施例2と同様にして化合物2bを得た(収率30%)。
【0069】実施例4N−トシル−3−ビニリデン−4,4−ジメチルアゼチ
ジン−2−オン(2c)の合成
【0070】
【化26】
【0071】[式中、MeおよびTsは前記と同じ意味
を表わす。]1c(R1 =Me,R2 ,R3 =H,
4 ,R5 =Me,R6 =Ts)325mg、酢酸パラジ
ウム22mg、4−エチル−2,6,7−トリオキサ−1
−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン32mg、炭
酸カリウム211mgとTHF2mlを50℃、一酸化炭素
圧10atmで6.5 時間反応させた後、実施例2と同様
に処理し、2c57.7mg(収率20.8%)を得た。
【0072】1H−NMR(400MHz,CDC
3 ,δ):1.67(6H,s,CH3 ), 2.44(3H,s, CH3 ),
5.42(2H,s, C=CH2 ), 7.34(2H,d,J=8.1Hz,aromati
c ), 7.91(2H,d,J=8.1Hz,aromatic)。13 C−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):21.
6, 25.1, 71.0, 85.1, 110.8, 115.0, 127.1, 129.8, 1
37.2, 145.0, 158.2, 198.4。
【0073】実施例5N−ベンジル−3−ビニリデン−4−イソプロピルアゼ
チジン−2−オン(2d)の合成
【0074】
【化27】
【0075】[式中、MeおよびBzは前記と同じ意味
を表わす。]1d(R1 =Me,R2 ,R3 =H,R4
=H,R5 =イソプロピル,R6 =Bz)226mg、酢
酸パラジウム18mg、4−エチル−2,6,7−トリオ
キサ−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン2
4mg、THF2mlを50℃、一酸化炭素圧10atmで
5時間反応させた後、実施例2と同様に処理し、2d7
0.1mg(収率37.8%)を得た。
【0076】IR(neat, cm-1):3060, 3040, 2960,
1995, 1975, 1755, 1740, 1610, 1500, 1455, 1380, 13
50, 1262, 1175, 1110, 1070, 1030, 970, 863。1 H−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):0.89
(3H,d,J=6.60Hz, CH3), 0.94(3H,d,J=6.60Hz,C
3 ), 1.92-2.02(1H,m,CH), 3.98-3.99(1H,m,CH
N), 4.11(1H,d,J=15.4Hz,CHN), 4.81(1H,d,J=15.4H
z,CHN), 5.24(1H,s,C=CH), 5.25(1H,s, C=C
H), 7.20-7.40(5H,m,aromatic)。13 C−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):16.
7, 18.9, 29.7, 45.3, 64.5, 82.0, 104.2, 112.1, 12
7.7, 128.1, 128.2, 128.8, 135.7, 163.1, 197.2。
【0077】実施例6N−ベンジル−3−ビニリデン−4−イソプロピルアゼ
チジン−2−オン(2d)の合成 実施例5で使用した化合物1d138mg(0.5mm
ol)、酢酸パラジウム11mg(0.05mmo
l)、4−エチル−2,6,7−トリオキサ−1−ホス
ファビシクロ[2.2.2]オクタン24mg(0.1
5mmol)を用いてTHF3ml中、一酸化炭素圧1
0atm、50℃で7時間実施例2と同様に反応させ、
β−ラクタム2dを54.5mg(収率48%)得た。
【0078】実施例7N−ベンジル−3−(n−ヘプチルビニリデン)−4−
イソプロピルアゼチジン−2−オン(2e)の合成
【0079】
【化28】
【0080】[式中、MeおよびBzは前記と同じ意味
を表わす。]1e(R1 =Me,R2 =n−C7 15
3 =H,R4 =イソプロピル,R5 =H,R6 =B
z)262mg(0.7 mmol)、酢酸パラジウム16mg
(0.07mmol)、4−エチル−2,6,7−トリオキ
サ−1−ホスファビシクロ[2.2.2]オクタン23
mg(0.14mmol)、アセトニトリル3mlを一酸化炭素
圧10atm、50℃で16時間反応させ、化合物2e
を116.5 mg(収率51%)得た。
【0081】1H−NMR(400MHz,CDC
3 ,δ):0.85-0.94(9H,m, CH3 ), 1.20-1.53(10
H,m, CH2 ), 1.90-2.00(1H,m,CH), 2.08-2.18(2H,
m,C=CCH2 ), 3.93-3.95(1H,m,CHN), 4.12(1H,
d,J=15.4Hz,CHN), 4.79(1H,d,J=15.4Hz,CHN), 5.
66(1H,t,J=6.96Hz,C=CH), 7.23-7.40(5H,m,aromati
c)。13 C−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ):98.
7, 104.5, 104.6, 127.5,128.1, 128.6, 135.7, 135.8,
163.9, 193.4, 193.5。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 [式中、R1 は炭素数1〜6個のアルキル基またはハロ
    ゲン原子で置換されていてもよいフェニル基を表わし、
    2 およびR3は同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ水素原子または炭素数1〜8個のアルキル基を表わ
    し、R4 およびR5 は同一でも異なっていてもよく、そ
    れぞれ水素原子、炭素数1〜8個のアルキル基、ま
    たはアルコキシ基、アシル基あるいはアルコキシカル
    ボニル基によって置換されていてもよい炭素数1〜8個
    のアルキル基を表わし、R6 はアミノ基の保護基を表わ
    す。]で示されるプロパルギルアルコール誘導体にパラ
    ジウム錯体の存在下、一酸化炭素を反応させることを特
    徴とする次の一般式(2) 【化2】 [式中、R4 、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表わ
    し、R7 はビニリデン基 【化3】 またはアセチレン基 【化4】 を表わし、R2 およびR3 は前記と同じ意味を表わし、
    8 は前記R2 またはR3 に相当する炭素数1〜8個の
    アルキル基を表わす。]で示されるアゼチジン−2−オ
    ン誘導体の製造方法。
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