JP2840817B2 - タイマー付さし餌撒餌器 - Google Patents

タイマー付さし餌撒餌器

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JP2840817B2 JP7188429A JP18842995A JP2840817B2 JP 2840817 B2 JP2840817 B2 JP 2840817B2 JP 7188429 A JP7188429 A JP 7188429A JP 18842995 A JP18842995 A JP 18842995A JP 2840817 B2 JP2840817 B2 JP 2840817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイマーの働きにより
設定時間経過後に自動的にさし餌及び撒餌を放出するこ
とで、効果的にさし餌及び撒餌が行えるタイマー付さし
餌撒餌器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、魚釣りを行う際にさし餌撒餌
器を使用することが知られているが、一般的なさし餌撒
餌器の場合、水中に投入すると直ちに餌が放出されて拡
散するために、水面に近い層にいる魚に餌を取られてし
まい、目的とする魚を効率良く取ることができなかっ
た。そこで、さし餌及び撒餌が放出されるまでの時間が
調節可能な構造を有したさし餌撒餌器として、例えば実
公昭58−18715号公報や特公平3−32978号
公報に記載されるものが提案されてきた。
【0003】ところが、このようなさし餌撒餌器はいず
れも、特殊な回動部材が回動し、設定時間に達した時に
蓋の係合が解除される構造を有し、蓋の閉鎖固定及び解
除が機械的であるために、蓋が確実に解除されないこと
が起こり得るという問題があった。又、さし餌撒餌器の
内部に巻きバネや歯車等に部品が設けられた構造である
ので、本体を海中に深く沈めた時にはこのようなタイマ
ー機構部分への海水の浸入を防止しなければ塩害により
作動不良を招く恐れがあるが、構造的に防水性の点でも
問題があった。更に、このようなさし餌撒餌器における
本体の底面部分に設けられた開放口は、その構造が単純
でなく、蓋が開いた時に装餌針が本体構造部分の開放口
及び蓋の形状から引っ掛かりやすく放出されにくいこと
がある。又、本体が沈降する際に受ける水の抵抗を少な
くする形状はなされているが、潮流に対しては考慮され
ておらず、そのため本体を含めた仕掛け全体は潮流の影
響を受け斜めに沈降することになり、その分棚がずれて
しまう問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
のさし餌撒餌器における問題点を解決し、目標となる水
深までさし餌を保護することができ、目的とする魚の泳
層において確実に蓋が開いて撒餌を広範囲に放出可能な
さし餌撒餌器を提供することを目的とする。本発明者
は、電磁石により発生する磁力を利用した場合に、さし
餌撒餌器における蓋(開閉底)の閉鎖固定及び解除が確
実に行えることを見い出し、本体に、開閉底閉鎖固定及
び解除用の電磁石、この電磁石に電流を供給するための
内部電源、この内部電源からの電流を時間制御するため
のタイマー(電気回路)及び、このタイマーを起動させ
るための主スイッチを設け、更に、本体の底面部分に、
該本体の周側面に対して傾斜した開放口を設けることに
より、潮流の影響を受けにくく、タイマーの設定時間経
過後に撒餌を広範囲に放出できることを見い出して、本
発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のタイマー付さし
餌撒餌器は、底部分に開放口2を有する実質的に筒状の
容器の本体1と、開放口2を開閉自在に覆うことが可能
な開閉底3とからなり、タイマーの働きにより設定時間
経過後に自動的にさし餌及び撒餌を放出することが可能
なものであって、本体1における開放口2が、該本体1
の周側面に対して傾斜して設けられており、開閉底3
が、本体1の下端部にその一端が蝶着されて設けられて
おり、本体1が、該本体1における開放口近傍に設けら
れた電磁石4と、該本体1内に設けられ、電磁石4と電
気的に接続された内部電源5と、電磁石4と内部電源5
との電気的接続を時間制御可能なタイマー6と、タイマ
ー6を起動させるための主スイッチ12を具備するこ
と、及び、本体1における開放口2の近傍に、該本体1
に取り付けられた板バネ8によって該本体1の外側方向
に付勢されている係止部材7が設けられており、開閉底
3には係止部材7と係止可能な係止片9が設けられてお
り、タイマー6の設定時間経過前では、内部電源5から
電磁石4に電流が流れて発生する磁力により、係止部材
7が板バネ8に抗して本体1の内側方向に移動して開閉
底3の係止片9と係止され、開閉底3の閉鎖状態が維持
され、タイマー6の設定時間経過後には、内部電源5か
ら電磁石4への電流が遮断されると同時に磁石としての
働きを失い、係止部材7が板バネ8の作用により本体1
の外側方向に移動して該係止部材7と係止片9との係止
が解除されて開閉底3が開放されることを特徴とする。
【0006】又、本発明は、上記のタイマー付さし餌撒
餌器において、電磁石4が低消費電流電磁石であること
を特徴とするものでもある。更に、本発明は、上記のタ
イマー付さし餌撒餌器において、主スイッチ12が押し
ボタン構造のスイッチであり、一旦起動させた主スイッ
チ12が水圧がかかった際に再度起動するのを防止する
ことが可能な水圧スイッチ20が本体1に設けられてい
ることを特徴とするものでもある。
【0007】以下、本発明のタイマー付さし餌撒餌器の
好ましい一例を図面に示して、本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明のタイマー付さし餌撒餌器の好まし
い一例における内部構造を示す図である(但し、電気配
線は示されていない)。本発明のタイマー付さし餌撒餌
器は、底部分に開放口2を有する実質的に筒状の容器の
本体1と、本体1の開放口2を開閉自在に覆うことが可
能な開閉底3とからなり、この本体1には、電磁石4、
内部電源5、タイマー6及び主スイッチ12が設けられ
ている。本発明における本体1は、底部分が開放した実
質的に筒状の容器であり、この底部分に形成された開放
口2の開口面は、本体1の周側面に対して一定角度で傾
斜している。本体1の周側面と開放口2の開口面とのな
す角度(傾斜角度)としては特に30〜60度が好まし
く、本発明では、このような開放口2によって、さし餌
撒餌器を沈降させる際に開閉底3の外側面にかかる水圧
が小さくなり、さし餌撒餌器を水中に沈めた際、開閉底
3はタイマー6の設定時間経過後に開閉底3の自重で自
然に開き、広範囲に撒餌が行える。本発明では、この本
体1の内部にさし餌及び撒餌が収納され、本体1の内部
は、図1に示されるようにして、仕切り板10によって
仕切られるのが一般的であり、この場合、本体1の開放
口2側には、さし餌及び撒餌を収納するための餌収納室
11が形成される。図1には、円筒状の容器である本体
1が示されているが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0008】そして、本体1の下端部分には、開放口2
を開閉自在に覆うことが可能な開閉底3が、その一端が
蝶着されて設けられており、図1には、開閉底3が開放
された時の状態が点線で示されている。一方、本体1に
おける開放口2の、開閉底3が蝶着される側と相対する
側には、図1に示されるようにして小型の電磁石4が設
けられており、電磁石4としては特に低消費電流電磁石
が好ましい。更に、本体1には、電磁石4と電気的に接
続され、電磁石4に電流を通すことで磁石として作用さ
せることのできる内部電源5、電磁石4と内部電源5と
の電気的接続を時間制御可能なタイマー6及び、タイマ
ー6を起動させるための主スイッチ12が設けられてお
り、本発明では、このタイマー6によって、タイマー設
定時間経過前においては、内部電源5から電磁石4に電
流が流れで発生する磁力により開閉底3の閉鎖状態が維
持され、タイマー設定時間経過後には内部電源5から電
磁石4への電流が遮断されて開閉底3が開放される
【0009】本発明のタイマー付さし餌撒餌器にあって
は、本体1に設けられた電磁石4によって発生する磁力
によって開閉底3の閉鎖固定及び解除を行うことができ
れば良く、開閉底3の開閉先端部に金属片が取り付けら
れ、電磁石4の磁力が直接、開閉底3に取り付けられた
金属片に作用する構造であっても、開閉底3に設けられ
た係止部(固定用突起)と係止可能な形状を有する金属
片(ラッチ金具)を本体1側に設け、この金属片に間接
的に電磁石4の磁力を作用させて開閉底3の閉鎖固定及
び解除が行える構造であっても良い。本発明における電
磁石4は、磁性体に変化する鉄芯等の芯材にコイルが巻
き付けられたものであり、この心材の両端部がラッチ金
具と密着する構造であることが好ましい(図2参照)。
【0010】図1に示される本発明のタイマー付さし餌
撒餌器にあっては、本体1における開放口2の近傍に、
板バネ8を介して取り付けられた係止部材7が設けられ
ており、この係止部材7は、板バネ8によって該本体1
の外側方向に付勢されており、電磁石4に電流が流れて
いる時には電磁石4側に移動するが、電流が流れていな
い時には電磁石4から離れる。一方、開閉底3には、係
止部材7と係止可能な形状を有した係止片9が設けられ
ている。従って、本発明では、タイマー6により設定さ
れた時間の経過前においては、電磁石4により発生した
磁力が金属製の係止部材7に作用して、係止部材7が板
バネ8に抗して本体1の内側方向に移動し、開閉底3の
係止片9と係止することで、開閉底3の閉鎖状態が維持
できる。逆に、タイマー6により設定された時間の経過
後には、電磁石4への電流が遮断されると同時に磁石と
しての働きを失い、係止部材7が板バネ8の作用により
本体1の外側方向に移動し、係止部材7と係止片9との
係止が解除されて開閉底3が開放される。
【0011】但し、本発明における係止部材7及び板バ
ネ8は、図1に示されるものに限定されるものではな
く、金属製の板バネ8の外側面に係止部材7が取り付け
られ、電磁石4に電流が流れた際に板バネ8が電磁石4
と接する構造であっても良い。この際、本体1が上下し
た時に板バネ8が破損するのを防止する目的で、本体1
の周側面には、係止部材7及び板バネ8を保護するため
のカバー部材(ラッチカバー)22が取り付けられてい
る。本発明では、係止部材7(ラッチ)の形状とそれに
かかる開閉底3の係止片9の形状を選ぶことにより更に
強くラッチを掛けることができる。特に、開閉底3の係
止片9の先端と係止部材7との間には、0.8〜1mm
程度の隙間を設けることが好ましく(図2参照)、この
場合には、開閉底3が下がる力を防げ、強くラッチが掛
かる。
【0012】図1のタイマー付さし餌撒餌器では、本体
1の周側面に、タイマー6を作動開始させるための主ス
イッチ12が設けられており、この主スイッチ12は通
常、ゴム製のカバーで覆われており、防水構造を有して
いる。本発明では、この主スイッチ12の構造が特に限
定されるものではないが、主スイッチ12が押しボタン
構造のスイッチである場合には、一旦起動させた主スイ
ッチ12が水圧がかかった際に再度起動することがない
ように、さし餌撒餌器に水圧がかかっていない場合には
オン状態であるが、水圧がかかった場合にはオフ状態と
なる機能を有した水圧スイッチ20を本体1に設けるこ
とが好ましい。本発明においては、主スイッチ12は、
強く押した際にオンの状態となるものであるが、水圧が
かかった際の主スイッチ12の誤作動防止を防止するた
めの水圧スイッチ20は、小さな圧力がかかった際にも
主スイッチ12の起動を防止することのできるものとな
っている。
【0013】ところで、本発明における本体1の周側面
には、水流入出孔13が設けられており(図1参照)、
この水流入出孔13は、水中に投入した際に本体が沈み
易くなるように空気抜き孔として機能するだけでなく、
水中から本体を引き上げた際の水抜き孔としても機能す
る。又、本体1の上面には、さし餌撒餌器全体を吊り下
げるための吊り金具14が取り付けられている。本発明
のタイマー付さし餌撒餌器は、図1に示されるようにし
て、さし餌及び撒餌と一緒に、針16が取り付けられた
糸15を餌収納室11内に収納して使用する。
【0014】図2は、図1のタイマー付さし餌撒餌器に
おいて、電磁石4に電流が流れて開閉底3が閉鎖された
際の状態を示す部分拡大図であり、図3は、本発明のタ
イマー付さし餌撒餌器の一例における外観を示す図であ
る。図3に示される本発明のさし餌撒餌器にあっては、
本体1の周側面と開放口近傍に、群をなして水流入出孔
13が設けられており、開閉底3の先端部分には、開放
口2を覆った際の位置ズレを防止するための位置ズレ防
止用突起24が設けられ、本体1の開放口縁部における
対応する位置には、位置ズレ防止用切欠部25が設けら
れている。尚、図3における開閉底3は、ピン26によ
って本体1に蝶着されている。
【0015】本発明では、本体1の周側面の開口縁に、
図4に示されるような、餌収納部に釣針を収納するため
の釣糸ガイド用の切欠溝17を設けることが好ましく、
本体1の下部側面には、容器が水中に浸漬しやすいよう
に、重り19を吊り下げるための重り吊り下げ用金具1
8を設けることが好ましい。又、タイマーの起動に連動
して点灯する発光ダイオードを表示ランプ21として本
体1の周側面に設けることが好ましく(図3)、この場
合にはタイマーが作動中であることを容易に確認でき
る。尚、表示ランプ21には、発光によって魚が集まる
という効果が得られる点で、緑色の発光ダイオードが好
ましい。
【0016】図5は、本発明における開閉底の開放を時
間制御するためのタイマー機構の好ましい一例における
回路図であるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。図5に示したタイマー機構の場合には、抵抗値を適
宜選択することにより、主スイッチをセットしてから開
閉底が開くまでの時間が自由に設定でき、この際、切替
スイッチを設けて設定時間を予め数種類設定しておくと
非常に便利である。又、本発明では、このような回路が
基板上に形成されたタイマー基板全体を、防水性を有し
た樹脂で被覆し、電磁石が設けられた部分についても防
水性樹脂で被覆し、内部電源(電池)については防水性
を有したケースの中に収納するのが一般的である。図1
及び図3に示されるさし餌撒餌器では、本体1の上面に
ゴム製の電池ケース蓋23が設けられている。本発明の
タイマー付さし餌撒餌器では、タイマー回路、スイッ
チ、電池収納ケース等は、大きな水圧、例えば10気圧
以上の水深に耐えるように製作されたものであるのが好
ましい。
【0017】
【実施例】図5に示される回路図のタイマー機構、及び
図1に示される内部構造を有し、電磁石として低電力消
費電磁石が設けられた、図3に示される外観の本発明の
タイマー付さし餌撒餌器を作製し、餌収納室にさし餌及
び撒餌を入れて使用したところ、本体に設けられた電磁
石によって開閉底を確実に閉鎖固定することができ、設
定時間経過後には、開閉底の閉鎖が解除されてさし餌及
び撒餌を放出することができた。
【0018】
【発明の効果】本発明のタイマー付さし餌撒餌器では、
本体に設けられた電磁石により開閉底の閉鎖固定及び解
除を自動的に確実に行うことができ、本体に内蔵された
タイマーを、目標とする水深に応じて所望の時間にセッ
トするだけで、設定時間経過後に、水中にて開閉底が自
動的に確実に開き、さし餌と少量の撒餌を自然放出する
ことができ、その間、餌取りの魚より餌を守り、目的と
する魚の泳層でのみ撒餌が行える。又、さし餌と撒餌が
同時に放出させることによって、魚の食いつきが良くな
る。尚、本発明のさし餌撒餌器では、目的とする魚の水
深にさし餌撒餌器が到達して設定時間経過後に餌が放出
されるが、餌がなくなるまでの時間もわかるために手返
しが早くなり、効率良く、目的とする魚を取ることがで
きる。
【0019】更に、本発明のタイマー付さし餌撒餌器で
は、本体の開放口が、本体の周側面に対して一定角度で
傾斜して設けられているので、本体の周側面に対して垂
直な開放口を有する従来のさし餌撒餌器に比べて開口面
積が大きく、餌を広い範囲に放出でき、本体を含めた仕
掛け全体が沈降時に潮流の影響を受けにくいという利点
もある。又、本発明のさし餌撒餌器にあっては、一旦起
動させた主スイッチが水圧によって押されて誤作動する
のを防止するためのスイッチを設けることにより、この
ような誤作動が防止できる。尚、電磁石として低電力消
費電磁石が設けられた本発明のタイマー付さし餌撒餌器
では、内部電源の電力消費が少ないことにより、頻繁に
内部電源を交換する必要がなく、長時間連続使用できる
ので非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイマー付さし餌撒餌器の一例におけ
る内部構造を示す図である。
【図2】図1のタイマー付さし餌撒餌器において、電磁
石4に電流が流れて開閉底3が閉鎖された際の部分拡大
図である。
【図3】本発明のタイマー付さし餌撒餌器の一例におけ
る外観を示す図である。
【図4】本体1の先端部分の好ましい構造の一例を示す
図である。
【図5】開閉底の開放を時間制御するためのタイマー機
構の回路図である。
【符号の説明】
1 本体 2 開放口 3 開閉底 4 電磁石 5 内部電源 6 タイマー 7 係止部材(ラッチ) 8 板バネ 9 係止片 10 仕切り板 11 餌収納室 12 主スイッチ 13 水流入出孔 14 吊り金具 15 糸 16 針 20 水圧スイッチ 22 カバー部材(ラッチカバー)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部分に開放口2を有する実質的に筒状
    の容器の本体1と、前記開放口2を開閉自在に覆うこと
    が可能な開閉底3とからなり、タイマーの働きにより設
    定時間経過後に自動的にさし餌及び撒餌を放出すること
    が可能なタイマー付さし餌撒餌器であって、 前記本体1における開放口2が、該本体1の周側面に対
    して傾斜して設けられており、前記開閉底3が、前記本
    体1の下端部にその一端が蝶着されて設けられており、
    前記本体1が、該本体1における開放口近傍に設けられ
    た電磁石4と、前記本体1内に設けられ、前記電磁石4
    と電気的に接続された内部電源5と、前記電磁石4と内
    部電源5との電気的接続を時間制御可能なタイマー6
    と、前記タイマー6を起動させるための主スイッチ12
    を具備すること、及び、 前記本体1における開放口2の近傍に、該本体1に取り
    付けられた板バネ8によって該本体1の外側方向に付勢
    されている係止部材7が設けられており、前記開閉底3
    には前記係止部材7と係止可能な係止片9が設けられて
    おり、前記タイマー6の設定時間経過前では、前記内部
    電源5から前記電磁石4に電流が流れて発生する磁力に
    より、前記係止部材7が前記板バネ8に抗して前記本体
    1の内側方向に移動して前記開閉底3の係止片9と係止
    され、前記開閉底3の閉鎖状態が維持され、前記タイマ
    ー6の設定時間経過後には、前記内部電源5から前記電
    磁石4への電流が遮断されると同時に磁石としての働き
    を失い、前記係止部材7が前記板バネ8の作用により前
    記本体1の外側方向に移動して該係止部材7と前記係止
    片9との係止が解除されて前記開閉底3が開放されるこ
    とを特徴とするタイマー付さし餌撒餌器。
  2. 【請求項2】 前記電磁石4が低消費電流電磁石である
    ことを特徴とする請求項1記載のタイマー付さし餌撒餌
    器。
  3. 【請求項3】 前記主スイッチ12が押しボタン構造の
    スイッチであり、一旦起動させた主スイッチ12が水圧
    がかかった際に再度起動するのを防止することが可能な
    水圧スイッチ20が前記本体1に設けられていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のタイマー付さし餌撒餌
    器。
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