JP2838971B2 - 海上輸送設備 - Google Patents

海上輸送設備

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JP2838971B2 JP6074932A JP7493294A JP2838971B2 JP 2838971 B2 JP2838971 B2 JP 2838971B2 JP 6074932 A JP6074932 A JP 6074932A JP 7493294 A JP7493294 A JP 7493294A JP 2838971 B2 JP2838971 B2 JP 2838971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的長尺あるいは大
単重の多数の貨物を大量に拠点間輸送する技術、例えば
鉄鋼製品の製鉄所と流通センター間の海上輸送の技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製鉄所で生産された鉄鋼製品(鋼
帯コイル、鋼板、形鋼、パイプ、棒鋼等)を貨物船を使
用して目的地まで海上輸送するためには、通常、多くの
クレーンによる鉄鋼製品のハンドリング(鉄鋼製品の積
み替え)を必要としていた。
【0003】すなわち、製鉄所で生産された鉄鋼製品
をキャリアカーに搭載する際、キャリアカーで搬送し
た鉄鋼製品を岸壁の保管場所に降ろす際、保管場所の
鉄鋼製品を貨物船に載せる際、貨物船で目的地まで運
航後、この貨物船から岸壁の保管場所に降ろす際、保
管場所からユーザーに配送時、運搬車に搭載する際、の
それぞれにおいてクレーンで鉄鋼製品をハンドリングす
る必要があり、その作業が極めて厄介であり、また危険
を伴っていた。
【0004】こうした問題に鑑み最近では、パレットに
載せた複数の鉄鋼製品を、パレットごと大型のキャリア
カー内に抱え込むように収納して搬送し貨物船内の一定
の積降ろし場所で降ろした後、船内移載装置で鉄鋼製品
を載せた各パレットを船倉内に積み替えし、そして、貨
物船が目的地の岸壁に到着後、上記とは逆の順序で、船
内移載装置で各パレットを前記積降ろし場所に移動させ
た後、キャリアカーで再びパレットを抱え込むようにし
て収納し、岸壁の倉庫等まで搬送している(日本造船学
会誌第757号18〜22頁、平成4年7月参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のキャリ
アカーを使用する従来技術においては、鉄鋼製品のハン
ドリング回数が減るものの、貨物船やキャリアカー等の
構造が原因して、依然、貨物船内でのハンドリングを必
要とすると云う問題があった。
【0006】すなわち、貨物船は鉄鋼製品を搭載したパ
レットを船倉内に搭載するものであると共に、キャリア
カーは、パレットを抱え込むようにして収納する構造で
あるためパレットと比較して大型とならざるを得ず、よ
ってこの大型のキャリアカーが船倉内まで入り込み、各
パレットを各搭載位置まで直接搬送することが不可能だ
からである。
【0007】又、貨物船はパレットを搭載するための船
倉を有する構造であるため、通常の船舶同様、その建造
には莫大な費用を必要とし、キャリアカーもパレットを
抱え込む構造のものであるため大型でその仕組みも複雑
となり、製造費が高額となると云う問題があった。
【0008】さらに、この従来技術にあっては、前記し
た如く、キャリアカーをパレットを抱え込む構造とした
ことによって、輸送する鉄鋼製品が限られる。すなわ
ち、H形鋼等のパレットより長い長尺鉄鋼製品を搭載し
た場合、当該長尺鉄鋼製品の端部がパレットから突出す
るため、キャリアカーでパレットを駆け込む際にその突
出した端部がキャリアカーに突き当たり、よってキャリ
アカー内にパレットを収納することが不可能となると云
う問題があった。
【0009】本発明は、上記した従来技術における問題
点を解消すべく草案されたもので、鉄鋼製品等の貨物の
船内移載作業を不要とすることを技術的課題とし、もっ
て貨物の輸送をより円滑かつ安全とし、貨物船やキャリ
アカー等の構造を簡易としてそれらに要する設備費を軽
減し、さらに寸法の異なる各種の貨物を一緒に輸送でき
るようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段は、受台の両側端部から複数の脚片を垂
下設して自立機能を持たせ、受台上に貨物を上載する平
板状の架台を設けた正面形状が門型で、側面形状が、上
辺が下辺よりも長い台形形状のパレットを有すること、
このパレットの受台の下にもぐり込みでき、かつ自走機
能を有し、パレットを下から持ち上げる持ち上げ装置を
有するキャリアカーを有すること、上面全体が平坦な甲
板を有するフラットデッキ型貨物船をゆうすること、こ
のフラットデッキ型貨物船と岸壁とを、キャリアカーが
往来自在に連結するランプウエーをゆうすること、にあ
る。
【0011】フラットデッキ型貨物船に、航行機能を持
たせず、他の船舶によって曳航するものとするのが良
い。
【0012】
【作用】本発明によって、貨物を目的地である輸送先に
輸送するまでを以下説明する。まず、貨物を上載したパ
レットの下にキャリアカーをもぐり込ませる。パレット
は受台の両側端部から、側面形状が上辺を下辺よりも長
くした台形形状の脚片を垂下設して自立機能を持たせ、
受台上に貨物を上載する平板状の架台を設けた正面形状
が門型とし、又、キャリアカーはパレットの下に自在に
もぐり込むことが可能である。
【0013】次に、キャリアカーの持ち上げ装置を作動
してパレットを下から持ち上げて自走し、ランプウエー
を経てフラットデッキ型貨物船の積載位置まで搬送す
る。
【0014】本発明にあっては、キャリアカーをパレッ
トの下にもぐり込み自在とし、当該パレットより小型と
した(従って小回り可能とした)こと、およびフラット
デッキ型貨物船をその上面全体を車両の走行可能な平坦
な甲板としたことにより、キャリアカーによってパレッ
トを直接積載位置まで搬送することができる。
【0015】キャリアカーは、パレットをフラットデッ
キ型貨物船の積載位置まで搬送した後、パレット持ち上
げ装置を作動してパレットを積載位置に降ろし、パレッ
トから迅速に離脱して新たなパレットを搬送すべく自走
する。
【0016】この場合、キャリアカーをパレットの下に
前後方向通過自在とすれば、甲板上の中央部や端部等、
それぞれ異なる場所に位置する積載位置へ、自在にパレ
ットを搬送した後、迅速にそのパレットから離脱するこ
とが可能である。
【0017】例えば、甲板の中央部に位置する積載位置
にパレットを載置する場合には、キャリアカーを前進移
動してその積載位置にパレットを降ろした後、あおのま
ま前進してパレットから離脱するこたができるので、キ
ャリアカーによるフラットデッキ型貨物船に対するパレ
ットの積み込み、積み下ろし作業を効率良く行うことが
できる。
【0018】なを、積載位置が、例えば甲板の端部に位
置してキャリアカーをそのまま前進させることができな
い場合は、パレットを降ろした後、後退させてパレット
から離脱するものである。
【0019】貨物を搭載したパレットの積み込みが完了
した後、フラットデッキ型貨物船を輸送先である岸壁ま
で運航する。岸壁に着岸後、再びキャリアカーを各パレ
ットの下にもぐり込ませ、持ち上げ装置で下から持ち上
げた状態で、ランプウエーを経て輸送先まで搬送し、当
該輸送先に降ろす。
【0020】この作業を繰り返すことによって、フラッ
トデッキ型貨物船上の全てのパレットを輸送先まで搬送
し、輸送作業を完了する。
【0021】なお、例えば、輸送先に空きがない場合や
輸送先での中継作業を省略したい場合には、岸壁に着岸
したフラットデッキ型貨物船を倉庫(仮の輸送先)とし
て使用し、貨物をフラットデッキ型貨物船から直接ユー
ザーに配送すれば良い。
【0022】また、本発明において、フラットデッキ型
貨物船にバラスト機能を持たせた場合には、潮の干潮に
よってフラットデッキ型貨物船の甲板と岸壁との高低差
が大きくなるに伴いランプウエーの傾斜角度が大きくな
り、キャリアカーの通行が不可能となり得る場合におい
ても、潮の干潮に対応してフラットデッキ型貨物船の吃
水を自在に調節してランプウエーの傾斜角度を一定以内
に維持することができるので、常にキャリアカーによる
パレットの搬送が可能となる。
【0023】本発明は、パレットの架台を、上載する貨
物の大小に応じて交換自在であるので、コイルのみでな
く、H形鋼のような長尺鉄鋼製品等、あらゆる種類の貨
物を一緒に搬送すること(品種混載)ができる。
【0024】すなわち、例えば長尺鋼製品を搬送する場
合には、その長さに対応する長さの架台を受台上に取付
けることによって、当該製品の全体を安定して支持し、
当該製品を変形させることなく搬送することが可能であ
り、この場合において、キャリアカーはパレットの下に
もぐり込む構成としているので、架台の長さに関係なく
パレットを搬送することができる。
【0025】又、本発明においては、パレットの側面形
状を、上辺が下辺より長い台形形状としたので、パレッ
トがランプウエーや、キャリアカーの走行路周辺の構造
物に接触するこたがない。
【0026】すなわち、ランプウエーは潮の干潮の影響
により、フラットデッキ型貨物船にバラスト機能を持た
せても常に水平に保つことは困難であり、或る程度の傾
斜は避けられず、この傾斜によりキャリアカーがランプ
ウエー上を通過する際、パレットの前端部あるいは後端
部の脚片がランプウエー等に接触する事態が生じる可能
性があるが、パレットを台形形状としたことによって、
こうした事態を未然に防止することができる。
【0027】また、ランプウエー前後の曲折路走行の際
に、長大なパレットの前後端が走行路からはみ出して
も、手すり等の構造物に接触する恐れが少ない。
【0028】フラットデッキ型貨物船に自走機能を持た
せず、他の船舶によって曳航する、いわゆる艀とするこ
とによって、その構造を簡易化でき、建造費を軽減する
ことができ、特に押し船形式のプッシャーバージが好適
であり、岸壁係留倉庫としての使用形態の経済的に成り
立つ。
【0029】本発明に係るフラットデッキ型貨物船は、
従来技術の船倉に貨物を積載するものと異なり、上面全
体を平坦とした甲板に貨物を搭載したパレットを積載す
るものであるため、その構造が極めて簡易で建造費も従
来の貨物船と比較して大幅に軽減できるが、自走機能を
持たせないことによって、さらにその構造の簡易化が図
れると共に建造費の軽減につながり、また寸法形状の異
なるパレットを、高い自由度でもって混載積付けが可能
である。
【0030】
【実施例】本発明の一実施例を、図1から図8を参照し
ながら説明する。本実施例においては、鉄鋼製品5を搭
載した正面形状が門型のパレット2(図1)の下に、キ
ャリアカー1をもぐり込ませた後、キャリアカー1に具
備された持ち上げ装置(図示せず)でパレット2を持ち
上げた状態で自走し(図2)、ランプウエー4を経て艀
であるフラットデッキ型貨物船3の全体が平坦な甲板6
上に設けられた積載位置7まで搬送し、当該積載位置7
で持ち上げ装置を作動してパレット2を降ろした後、新
たなパレット2を搬送すべくそのパレット2から離脱す
る(図3)こととしている。
【0031】鉄鋼製品5を搭載したパレット2の積載完
了後、フラットデッキ型貨物船3を他の船舶(図示せ
ず)によって曳航し(図4)、目的地の輸送先8のある
岸壁9に着岸する(図5)。
【0032】ここで、再びキャリアカー1を鉄鋼製品5
を搭載したパレット2の下にもぐり込ませた後、持ち上
げ装置でパレット2を持ち上げ、ランプウエー4上を通
過して輸送先8まで直接搬送し、当該輸送先8で持ち上
げ装置を作動してパレット2を降ろす(図6)。こうし
た工程を繰り返すことによって、フラットデッキ型貨物
船3上のパレット2をそれぞれの輸送先8に直接搬入し
ている。
【0033】なお、本実施例では、フラットデッキ型貨
物船3に自走機能を持たせず艀として、他の船舶(図示
せず)で曳航するものとすることによって、同貨物船3
の構造を簡易にすると共に乗組員の人数を大幅に削減し
ている。
【0034】ちなみに、自走機能を持たせた場合には、
法の規定で12名程度の乗務員が必要とされるが、本実
施例の如くフラットデッキ型貨物船3を自走機能を持た
ない艀とした場合には、4〜5名の乗務員で良く、よっ
て人件費の削減につながり経済的である。
【0035】又、本実施例では、フラットデッキ型貨物
船3から一旦輸送先8に搬送し、その後、各輸送先8か
らユーザーに配送するものとしているが、着岸したフラ
ットデッキ型貨物船3から直接ユーザーに配送すること
も可能である。
【0036】本実施例におけるパレット2は、受台10
の両側端部から脚片11を垂下設して自立機能を持た
せ、受台10に鉄鋼製品5を上載する平板状の架台12
を設けて構成している(図1)。この架台12の幅は約
4mで長さは約17mである。
【0037】本実施例では鉄鋼製品5としてコイルを搭
載しているが、例えばH型鋼を搭載する場合には架台1
2をさらに長いものと交換することによって、その搭載
を可能とすることができる。
【0038】又、本実施例においては、鉄鋼製品5の落
下を防止するために、パレット2の両側端部から柵片1
4を立設している。
【0039】パレット2の脚部側面形状は、上辺が下辺
より長い台形形状(図7、8)となっているので、潮の
干潮の影響によりランプイェーが傾斜していてもその前
端あるいは後端の脚片11下端部がランプウエー等に接
触するのを未然に防止できるが、その具体的な形状等は
キャリアカー1の持ち上げ装置によるパレット2の持ち
上げ高さやランプウエーの傾斜角度等によって決定され
る。
【0040】鉄鋼製品5を保護するためにパレット2に
幌13を設ける場合、幌13は、受台10、架台12あ
るいは脚片11に組付けても良いし、柵片14に組付け
ることもできる(図9)。
【0041】キャリアカー1は、パレット2の受台10
の下に前後方向通過自在にもぐり込みできる大きさで、
複数の車輪15により自走機能を有し、パレット2を下
から持ち上げる持ち上げ装置(図示せず)を有している
(図2、3)。
【0042】本実施例における艀であるフラットデッキ
型貨物船3は、その上面全体が平坦な甲板6(図3〜図
6)であり、またキャリアカー1の幅がパレット2の幅
よりも大きくないので、隣接するパレット2同志の間隔
を小さくすることができ、従って、甲板6の全域にわた
ってパレット2を密に積載することができるので、高い
積載効率を得ることができる。
【0043】又、その船型は、吃水が浅く、平面形状が
幅の広い長方形で極めて簡易な構造であため、その建造
費の低減を図ることができると共に浅瀬での運航をも可
能としており、この構造で2000トン級船舶とした場
合、水深が3.5mあれば運航可能となる。
【0044】フラットデッキ型貨物船3に、パレット2
を固定すべく固定装置(図示せず)を設けた場合、この
固定装置は、使用時に甲板6から突出してパレット2の
脚片11等を保持し、不使用時には甲板6内に収納され
る構造とすることが、キャリアカー1の走行を阻害する
ことがないので好ましい。
【0045】ランプウエー4は、フラットデッキ型貨物
船3と岸壁9との間に架設され、キャリアカー1の通路
を構成すべく、その上面を平坦としており、海面の水位
の変化によって同貨物船3の甲板6上面と岸壁9上面と
の間に生じる水平レベルの差異に対応すべくその端部に
回動機構を備えているが、本実施例では、フラットデッ
キ型貨物船3側に配設され、接岸時、貨物船3から繰り
出し可能としている。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。パレットを、正面形状が
門型で、側面形状が上辺が下辺より長い台形形状とした
ので、キャリアカーによる搬送時に、パレットがランプ
ウエー等に接触するのを未然に防止でき、これによりキ
ャリアカーによるパレットの搬送の安全性を高めること
ができる。
【0047】キャリアカーを、パレットの下にもぐり込
んで持ち上げる構成としたので、キャリアカーの小型化
を達成でき、これにより小回りがきくので、フラットデ
ッキ型貨物船に対するパレットの積み卸しを容易にかつ
安全にそして効率良く達成することができる。
【0048】パレットを、受台の上に、貨物載置用の架
台を組付ける構成としたので、搭載する貨物に適合させ
て架台を組付けることにより、パレットの貨物搭載能力
を適正に変更設定することができ、これにより多種の貨
物を、有利な条件のまま安全にかつ効率良く搬送するこ
とができる。
【0049】フラットデッキ型貨物船に自走機能を持た
せず、他の船舶によって曳航する、いわゆる艀とするこ
とによって、その構造を簡易化できると共に、膨大な設
備費を要する船舶建造の経費を大幅に軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、パレットに貨物を搭載した状態
図。
【図2】本発明に係る、キャリアカーが貨物搭載パレッ
トを搬送している状態図。
【図3】本発明に係る、キャリアカーが貨物搭載パレッ
トを、フラットデッキ型貨物船に積載している状態図。
【図4】本発明に係る、フラットデッキ型貨物船が運航
している状態図。
【図5】本発明に係る、フラットデッキ型貨物船が岸壁
に着岸した状態図。
【図6】本発明に係る、岸壁に着岸したフラットデッキ
型貨物船から、キャリアカーで貨物搭載パレットを輸送
先に直接搬入する状態ず。
【図7】本発明に係る、パレットの一実施例を示す側面
図。
【図8】本発明に係る、パレットに幌を設けた状態を示
す正面図。
【符号の説明】
1 ; キャリアカー 2 ; パレット 3 ; フラットデッキ型貨物船 4 ; ランプウエー 5 ; 貨物 6 ; 甲板 7 ; 積載位置 8 ; 輸送先 9 ; 岸壁 10; 受台 11; 脚片 12; 架台 13; 幌 14; 柵片 15; 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 輝行 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 (日比谷国際ビル) 川崎製鉄株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−163841(JP,A) 特開 昭58−33577(JP,A) 特開 昭62−163842(JP,A) 特開 平3−8606(JP,A) 実開 昭63−133492(JP,U) 実開 昭62−97899(JP,U) 実開 昭63−32991(JP,U) 鉄鋼物流の革新を目指した鋼材専用R O−RO船,TECHNO MARIN E(日本造船学会誌),社団法人 日本 造船学会,1992年,第757号 p.18− 22 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 25/22 B60P 1/02 B60P 1/64 B63B 25/28 B63B 27/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受台(10)の両側端部から複数の脚片(11)
    を垂下設して自立機能を持たせ、前記受台(10)上に貨物
    (5) を上載する平板状の架台(12)を設けた正面形状が門
    型で、側面形状が、上辺が下辺よりも長い台形形状のパ
    レット(2)と、該パレット(2) の受台(10)の下にもぐり
    込みでき、かつ自走機能を有し、前記パレット(2) を下
    から持ち上げる持ち上げ装置を有するキャリアカー(1)
    と、上面全体が平坦な甲板(6) を有するフラットデッキ
    型貨物船(3) と、該フラットデッキ型貨物船(3) と岸壁
    (9) とを、前記キャリアカー(1) が往来自在に連結する
    ランプウエー(4) と、から成る海上輸送設備
  2. 【請求項2】 フラットデッキ型貨物船(3) に航行機能
    を持たせず、他の船舶によって曳航するものとした請求
    項1記載の海上輸送設備
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鉄鋼物流の革新を目指した鋼材専用RO−RO船,TECHNO MARINE(日本造船学会誌),社団法人 日本造船学会,1992年,第757号 p.18−22

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