JP2002068078A - 浮体構造物 - Google Patents
浮体構造物Info
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- JP2002068078A JP2002068078A JP2000255336A JP2000255336A JP2002068078A JP 2002068078 A JP2002068078 A JP 2002068078A JP 2000255336 A JP2000255336 A JP 2000255336A JP 2000255336 A JP2000255336 A JP 2000255336A JP 2002068078 A JP2002068078 A JP 2002068078A
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- disaster
- floating structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浮体構造物の応用範囲の拡大を図る。
【解決手段】 平常時は所望の陸地14に係留してデッ
キ2上をコンテナヤードとしてコンテナ13の貯蔵や空
コンテナ13等の保管設備として使用し、災害発生時は
災害支援物資22を載置してタグボートで被災地へ曳航
し、被災地近傍の陸地14に係留して災害支援基地とし
て使用する浮体構造物1であって、該浮体構造物1のデ
ッキ2上には海側と陸側に張り出し部6b、6cを有し
て船舶19Aとデッキ2との間やデッキ2と陸側14と
の間で荷物の受け渡しをする走行可能な門型クレーン6
を搭載し、内部には災害支援物資22を格納する格納庫
3を設けるとともに、格納庫3内に多数のパレット8を
載置して循環し、パレット8をデッキ2上に設けた格納
庫搬入出口4まで移動するパレット搬送装置7を設け、
パレット8上に災害支援物資22を載置して格納するよ
うにした。
キ2上をコンテナヤードとしてコンテナ13の貯蔵や空
コンテナ13等の保管設備として使用し、災害発生時は
災害支援物資22を載置してタグボートで被災地へ曳航
し、被災地近傍の陸地14に係留して災害支援基地とし
て使用する浮体構造物1であって、該浮体構造物1のデ
ッキ2上には海側と陸側に張り出し部6b、6cを有し
て船舶19Aとデッキ2との間やデッキ2と陸側14と
の間で荷物の受け渡しをする走行可能な門型クレーン6
を搭載し、内部には災害支援物資22を格納する格納庫
3を設けるとともに、格納庫3内に多数のパレット8を
載置して循環し、パレット8をデッキ2上に設けた格納
庫搬入出口4まで移動するパレット搬送装置7を設け、
パレット8上に災害支援物資22を載置して格納するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮体構造物に係
り、特に平常時は所望の陸地に係留してデッキ上をコン
テナヤードとしてコンテナの貯蔵や空コンテナの保管設
備として使用し、災害発生時は災害支援物資などを載置
してタグボートで被災地へ曳航し、被災地近傍の陸地に
係留して災害支援基地として使用する浮体構造物に関す
るものである。
り、特に平常時は所望の陸地に係留してデッキ上をコン
テナヤードとしてコンテナの貯蔵や空コンテナの保管設
備として使用し、災害発生時は災害支援物資などを載置
してタグボートで被災地へ曳航し、被災地近傍の陸地に
係留して災害支援基地として使用する浮体構造物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】浮体構造物としては、箱型の構造物を陸
地に係留し、船を横着けして人や貨物の上陸、乗船の補
助として使用される浮体構造物(ポンツーン)や、最
近、洋上飛行場として注目されている浮体構造物、浮き
クレーンや浮き桟橋などが知られている。
地に係留し、船を横着けして人や貨物の上陸、乗船の補
助として使用される浮体構造物(ポンツーン)や、最
近、洋上飛行場として注目されている浮体構造物、浮き
クレーンや浮き桟橋などが知られている。
【0003】一方、近年、物資の輸出・入に、コンテナ
輸送がますます増大しているが、このコンテナ輸送の増
大に伴って、船舶とトレーラ(シャーシ)間のコンテナ
の積み替え作業や空コンテナの保管設備のための広大な
コンテナヤードが必要になってきている。
輸送がますます増大しているが、このコンテナ輸送の増
大に伴って、船舶とトレーラ(シャーシ)間のコンテナ
の積み替え作業や空コンテナの保管設備のための広大な
コンテナヤードが必要になってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記人
や貨物の上陸、乗船の補助としての浮体構造物や洋上飛
行場としての浮体構造物にはクレーンなどの荷役装置が
搭載されていないので、応用範囲が限られている。ま
た、浮きクレーンにはジブクレーンや旋回クレーンが搭
載されているが、これらは専ら重量物の港湾荷役、護岸
工事や橋梁構造物などの吊り上げ下げに使用されている
もので、これも応用範囲が限られる。一方、コンテナ輸
送の増大に伴ってコンテナの貯蔵や空コンテナの保管設
備のための広大なコンテナヤードを確保するのが難し
い。
や貨物の上陸、乗船の補助としての浮体構造物や洋上飛
行場としての浮体構造物にはクレーンなどの荷役装置が
搭載されていないので、応用範囲が限られている。ま
た、浮きクレーンにはジブクレーンや旋回クレーンが搭
載されているが、これらは専ら重量物の港湾荷役、護岸
工事や橋梁構造物などの吊り上げ下げに使用されている
もので、これも応用範囲が限られる。一方、コンテナ輸
送の増大に伴ってコンテナの貯蔵や空コンテナの保管設
備のための広大なコンテナヤードを確保するのが難し
い。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、平常時は所望の陸地に係留し
てデッキ上をコンテナヤードとしてコンテナの貯蔵や空
コンテナ等の保管設備として使用し、災害発生時は災害
支援物資などを載置してタグボートで被災地へ曳航し、
被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使用す
る浮体構造物を提供することを目的とするものである。
ために創案されたもので、平常時は所望の陸地に係留し
てデッキ上をコンテナヤードとしてコンテナの貯蔵や空
コンテナ等の保管設備として使用し、災害発生時は災害
支援物資などを載置してタグボートで被災地へ曳航し、
被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使用す
る浮体構造物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明における浮体構造物は、平常時は所望の陸地
に係留してデッキ上をコンテナヤードとしてコンテナの
貯蔵や空コンテナ等の保管設備として使用し、災害発生
時は災害支援物資を載置してタグボートで被災地へ曳航
し、被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使
用する浮体構造物であって、該浮体構造物のデッキ上に
は海側と陸側に張り出し部を有して船舶とデッキとの間
やデッキと陸側との間で荷物の受け渡しをする走行可能
な門型クレーンを搭載し、内部には災害支援物資を格納
する格納庫を設けるとともに、格納庫内に多数のパレッ
トを載置して循環し、パレットをデッキ上に設けた格納
庫搬入出口まで移動するパレット搬送装置を設け、パレ
ット上に災害支援物資を載置して格納するようにしたも
のである。
め、本発明における浮体構造物は、平常時は所望の陸地
に係留してデッキ上をコンテナヤードとしてコンテナの
貯蔵や空コンテナ等の保管設備として使用し、災害発生
時は災害支援物資を載置してタグボートで被災地へ曳航
し、被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使
用する浮体構造物であって、該浮体構造物のデッキ上に
は海側と陸側に張り出し部を有して船舶とデッキとの間
やデッキと陸側との間で荷物の受け渡しをする走行可能
な門型クレーンを搭載し、内部には災害支援物資を格納
する格納庫を設けるとともに、格納庫内に多数のパレッ
トを載置して循環し、パレットをデッキ上に設けた格納
庫搬入出口まで移動するパレット搬送装置を設け、パレ
ット上に災害支援物資を載置して格納するようにしたも
のである。
【0007】パレット搬送装置は、浮体構造物の格納庫
内に設けられ、パレットを載置して移動するローラコン
ベアと、ローラコンベアの両端に敷設したレール上を、
パレットを載置し、走行して一方のローラコンベアから
他方のローラコンベアへパレットを受け渡す横行台車と
からなり、横行台車の上面には上記ローラコンベアの延
長上にローラコンベアを設けるのが好ましい。
内に設けられ、パレットを載置して移動するローラコン
ベアと、ローラコンベアの両端に敷設したレール上を、
パレットを載置し、走行して一方のローラコンベアから
他方のローラコンベアへパレットを受け渡す横行台車と
からなり、横行台車の上面には上記ローラコンベアの延
長上にローラコンベアを設けるのが好ましい。
【0008】また、災害発生時には、上記デッキ上の一
部をヘリポートとして使用するとともに、他の部分は災
害支援施設を設置するスペースとして使用するのがよ
い。
部をヘリポートとして使用するとともに、他の部分は災
害支援施設を設置するスペースとして使用するのがよ
い。
【0009】さらに、災害発生時には、上記デッキ上に
電源車を搭載するようにするのが好ましい。
電源車を搭載するようにするのが好ましい。
【0010】次に、本発明の作用について説明する。平
常時は所望の陸地に係留してデッキ上をコンテナヤード
としてコンテナの貯蔵や空コンテナ等の保管設備として
使用する。コンテナを輸出する場合、図1に示すよう
に、荷物を積んだ輸出用コンテナ(実コンテナ)がトレ
ーラ(シャーシ)に載置されて浮体構造物が係留されて
いる陸地まで搬送されると、門型クレーンのトロリは、
陸側張り出し部のトレーラの上方まで移動して実コンテ
ナを吊り上げ、デッキ上に移動して実コンテナを降ろし
て段積みする。これらの作業を繰り返して実コンテナの
貯蔵を行う。実コンテナを輸出するためにコンテナ船が
浮体構造物に接岸すると、図2に示すように、門型クレ
ーンのトロリは、デッキ上から実コンテナを吊り上げ、
海側張り出し部のコンテナ船の上方まで移動して実コン
テナをコンテナ船上に降ろして船積みする。輸入用コン
テナの貯蔵を行う場合は、これらの作業と反対に行う。
また、空コンテナを保管する場合は、上記輸出用の実コ
ンテナをデッキ上に段積みしたと同様にして用済みの空
コンテナをトレーラに載置して搬送し、門型クレーンに
よりデッキ上に段積みして保管する。なお、空コンテナ
を陸側へ搬出する場合は、これらの作業と反対に行う。
一方、災害発生時は、浮体構造物のデッキ上に保管され
ている輸出用コンテナまたは空コンテナを、一旦、係留
地近くの空き地などに緊急避難的に仮保管し、浮体構造
物のデッキ上を空の状態にする。デッキ上が空になる
と、災害支援施設や災害支援物資をトレーラやトラック
に載置して浮体構造物が係留されている陸地まで搬送
し、上記輸出用コンテナをデッキ上に段積みしたと同様
にして門型クレーンによりデッキ上に搬入すると同時に
トレーラやトラックが連絡橋を通って直接浮体構造物の
デッキ上まで搬入する。災害支援施設がデッキ上に搬入
されると、門型クレーンにより吊り上げ、ヘリポート以
外の場所まで移動し、そこにテントなどを張って設置す
る。また、災害支援物資がデッキ上に搬入されると、門
型クレーンにより吊り上げ、デッキ上の格納庫搬入出口
から格納庫内に設けられているパレット搬送装置のパレ
ット上に降ろし、パレットを循環して格納庫内に災害支
援物資を満載する。さらに、デッキ上に電源車を搬入す
る。災害支援施設、災害支援物資や電源車などを載置す
るとタグボートにより被災地へ曳航し、図3に示すよう
に、被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使
用する。災害支援基地では、災害支援物資を積み込んだ
ときとは反対に、災害支援物資を格納庫から門型クレー
ンで吊り上げて陸地側の空トレーラや空トラックまたは
連絡橋を通って移動してきた浮体構造物のデッキ上の空
トレーラや空トラックに載置して被災地へ搬出する。ま
た、図2および図3に示すように、浮体構造物をコンテ
ナ船や支援船の岸壁として使用することもできる。ヘリ
ポートには支援のためのヘリコプターが発着する。浮体
構造物の電源は、コンテナヤードとしてコンテナを貯蔵
したり空コンテナの保管設備として使用するときは地上
側からとり、災害発生時にはデッキ上に搭載した電源車
からとるようにする。
常時は所望の陸地に係留してデッキ上をコンテナヤード
としてコンテナの貯蔵や空コンテナ等の保管設備として
使用する。コンテナを輸出する場合、図1に示すよう
に、荷物を積んだ輸出用コンテナ(実コンテナ)がトレ
ーラ(シャーシ)に載置されて浮体構造物が係留されて
いる陸地まで搬送されると、門型クレーンのトロリは、
陸側張り出し部のトレーラの上方まで移動して実コンテ
ナを吊り上げ、デッキ上に移動して実コンテナを降ろし
て段積みする。これらの作業を繰り返して実コンテナの
貯蔵を行う。実コンテナを輸出するためにコンテナ船が
浮体構造物に接岸すると、図2に示すように、門型クレ
ーンのトロリは、デッキ上から実コンテナを吊り上げ、
海側張り出し部のコンテナ船の上方まで移動して実コン
テナをコンテナ船上に降ろして船積みする。輸入用コン
テナの貯蔵を行う場合は、これらの作業と反対に行う。
また、空コンテナを保管する場合は、上記輸出用の実コ
ンテナをデッキ上に段積みしたと同様にして用済みの空
コンテナをトレーラに載置して搬送し、門型クレーンに
よりデッキ上に段積みして保管する。なお、空コンテナ
を陸側へ搬出する場合は、これらの作業と反対に行う。
一方、災害発生時は、浮体構造物のデッキ上に保管され
ている輸出用コンテナまたは空コンテナを、一旦、係留
地近くの空き地などに緊急避難的に仮保管し、浮体構造
物のデッキ上を空の状態にする。デッキ上が空になる
と、災害支援施設や災害支援物資をトレーラやトラック
に載置して浮体構造物が係留されている陸地まで搬送
し、上記輸出用コンテナをデッキ上に段積みしたと同様
にして門型クレーンによりデッキ上に搬入すると同時に
トレーラやトラックが連絡橋を通って直接浮体構造物の
デッキ上まで搬入する。災害支援施設がデッキ上に搬入
されると、門型クレーンにより吊り上げ、ヘリポート以
外の場所まで移動し、そこにテントなどを張って設置す
る。また、災害支援物資がデッキ上に搬入されると、門
型クレーンにより吊り上げ、デッキ上の格納庫搬入出口
から格納庫内に設けられているパレット搬送装置のパレ
ット上に降ろし、パレットを循環して格納庫内に災害支
援物資を満載する。さらに、デッキ上に電源車を搬入す
る。災害支援施設、災害支援物資や電源車などを載置す
るとタグボートにより被災地へ曳航し、図3に示すよう
に、被災地近傍の陸地に係留して災害支援基地として使
用する。災害支援基地では、災害支援物資を積み込んだ
ときとは反対に、災害支援物資を格納庫から門型クレー
ンで吊り上げて陸地側の空トレーラや空トラックまたは
連絡橋を通って移動してきた浮体構造物のデッキ上の空
トレーラや空トラックに載置して被災地へ搬出する。ま
た、図2および図3に示すように、浮体構造物をコンテ
ナ船や支援船の岸壁として使用することもできる。ヘリ
ポートには支援のためのヘリコプターが発着する。浮体
構造物の電源は、コンテナヤードとしてコンテナを貯蔵
したり空コンテナの保管設備として使用するときは地上
側からとり、災害発生時にはデッキ上に搭載した電源車
からとるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい1実施形
態について図面を参照して説明する。図1は本発明の浮
体構造物の斜視図で、平常時にコンテナヤードとして輸
出用コンテナの貯蔵設備として使用している状態を示す
図である。図2は本発明の浮体構造物の斜視図で、コン
テナヤードの岸壁として輸出用コンテナを船積みしてい
る状態を示す図である。図3は本発明の浮体構造物の斜
視図で、災害発生時に災害支援基地として使用している
状態を示す図である。図4はパレット搬送装置の一部平
面図である。図1ないし図4において、1は浮体構造物
である。2は浮体構造物1のデッキである。3は浮体構
造物1内に設けた災害支援物資22の格納庫である。3
Aは浮体構造物1内の格納庫3に隣接して設けた多目的
スペースである。4は浮体構造物1のデッキ2の1部を
開口して設けた格納庫搬入出口で、格納庫3内に災害支
援物資22を格納する際、災害支援物資22などを搬入
する。4aは格納庫搬入出口4の蓋である。5はデッキ
2上に設けたヘリポートである(図3)。ヘリポート5
は、平常時は輸出入コンテナ(実コンテナ)13の貯蔵
や空コンテナ13の保管場所として使用し、災害発生時
にヘリコプター基地として使用する。
態について図面を参照して説明する。図1は本発明の浮
体構造物の斜視図で、平常時にコンテナヤードとして輸
出用コンテナの貯蔵設備として使用している状態を示す
図である。図2は本発明の浮体構造物の斜視図で、コン
テナヤードの岸壁として輸出用コンテナを船積みしてい
る状態を示す図である。図3は本発明の浮体構造物の斜
視図で、災害発生時に災害支援基地として使用している
状態を示す図である。図4はパレット搬送装置の一部平
面図である。図1ないし図4において、1は浮体構造物
である。2は浮体構造物1のデッキである。3は浮体構
造物1内に設けた災害支援物資22の格納庫である。3
Aは浮体構造物1内の格納庫3に隣接して設けた多目的
スペースである。4は浮体構造物1のデッキ2の1部を
開口して設けた格納庫搬入出口で、格納庫3内に災害支
援物資22を格納する際、災害支援物資22などを搬入
する。4aは格納庫搬入出口4の蓋である。5はデッキ
2上に設けたヘリポートである(図3)。ヘリポート5
は、平常時は輸出入コンテナ(実コンテナ)13の貯蔵
や空コンテナ13の保管場所として使用し、災害発生時
にヘリコプター基地として使用する。
【0012】6はデッキ2上に搭載した門型クレーン
で、浮体構造物1の長手方向に沿って敷設した走行レー
ル6dを走行する。門型クレーン6は、クレーンガーダ
6aと、ガーダ6aの陸側に設けた張り出し部6bと、
ガーダ6aの海側に設けた張り出し部6cとを有し、こ
れらガーダ6a、張り出し部6b、6c上に連続して敷
設したレール6g上をトロリ6Aが移動できるようにな
っている。6eはトロリ6Aからワイヤロープ6fを介
して吊り下げられたスプレッダで、コンテナ13を吊り
上げ吊り降ろす際、コンテナ13を把持する。トロリ6
Aは、デッキ2上やコンテナ船19または支援船19A
とデッキ2との間やデッキ2と陸側14との間でコンテ
ナ13や災害支援物資22の受け渡しをし、さらに後述
するパレット搬送装置7上のパレット8とトレーラ12
やトラックとの間で災害支援物資22などの受け渡しを
する。なお、トロリ6Aは、デッキ3を介さないで支援
船19Aと陸側14のトレーラ12やトラックとの間で
災害支援物資22などの受け渡しすることもできる。
で、浮体構造物1の長手方向に沿って敷設した走行レー
ル6dを走行する。門型クレーン6は、クレーンガーダ
6aと、ガーダ6aの陸側に設けた張り出し部6bと、
ガーダ6aの海側に設けた張り出し部6cとを有し、こ
れらガーダ6a、張り出し部6b、6c上に連続して敷
設したレール6g上をトロリ6Aが移動できるようにな
っている。6eはトロリ6Aからワイヤロープ6fを介
して吊り下げられたスプレッダで、コンテナ13を吊り
上げ吊り降ろす際、コンテナ13を把持する。トロリ6
Aは、デッキ2上やコンテナ船19または支援船19A
とデッキ2との間やデッキ2と陸側14との間でコンテ
ナ13や災害支援物資22の受け渡しをし、さらに後述
するパレット搬送装置7上のパレット8とトレーラ12
やトラックとの間で災害支援物資22などの受け渡しを
する。なお、トロリ6Aは、デッキ3を介さないで支援
船19Aと陸側14のトレーラ12やトラックとの間で
災害支援物資22などの受け渡しすることもできる。
【0013】パレット搬送装置7は、浮体構造物1の長
手方向に沿って設けられ、パレット8を浮体構造物1の
長手方向に移動するローラコンベア7a、7bと、ロー
ラコンベア7a、7bの両端に短手方向に沿って敷設し
たレール10上を、パレット8を載置し、走行して一方
のローラコンベア7aから他方のローラコンベア7bへ
パレット8を受け渡す横行台車9とからなり、横行台車
9の上面には上記ローラコンベア7a、7bの延長上に
ローラコンベア9aが設けられている。
手方向に沿って設けられ、パレット8を浮体構造物1の
長手方向に移動するローラコンベア7a、7bと、ロー
ラコンベア7a、7bの両端に短手方向に沿って敷設し
たレール10上を、パレット8を載置し、走行して一方
のローラコンベア7aから他方のローラコンベア7bへ
パレット8を受け渡す横行台車9とからなり、横行台車
9の上面には上記ローラコンベア7a、7bの延長上に
ローラコンベア9aが設けられている。
【0014】11は浮体構造物1と陸地14を結んで掛
け渡した2個の連絡橋で、一方は往路、他方は復路とし
て使用する。12はコンテナ13や災害支援物資22な
どを載置して陸側から浮体構造物1へ搬入したり、浮体
構造物1から陸側14へ搬出するトレーラ(シャーシ)
である。15、15aは浮体構造物1を陸側14に係留
する係留索で、陸地14に設けた係船柱16、16aと
浮体構造物1に設けた係船柱17、17aとを結んでい
る。
け渡した2個の連絡橋で、一方は往路、他方は復路とし
て使用する。12はコンテナ13や災害支援物資22な
どを載置して陸側から浮体構造物1へ搬入したり、浮体
構造物1から陸側14へ搬出するトレーラ(シャーシ)
である。15、15aは浮体構造物1を陸側14に係留
する係留索で、陸地14に設けた係船柱16、16aと
浮体構造物1に設けた係船柱17、17aとを結んでい
る。
【0015】19はコンテナ船である(図2)。19A
は支援船で、災害時、災害支援物資22などを積み込
み、被災地近傍の陸地14に係留された浮体構造物1に
接岸して停泊し、浮体構造物1の門型クレーン6により
災害支援物資22などを吊り上げて浮体構造物1に移載
する(図3)。
は支援船で、災害時、災害支援物資22などを積み込
み、被災地近傍の陸地14に係留された浮体構造物1に
接岸して停泊し、浮体構造物1の門型クレーン6により
災害支援物資22などを吊り上げて浮体構造物1に移載
する(図3)。
【0016】20は牽引車に牽引されて移動する医療施
設、21はテントなどの災害支援施設である。23は電
源車である。電源車23は、災害発生時にデッキ2上に
搭載して使用する。平常時、浮体構造物1をコンテナヤ
ードとしてコンテナ13を貯蔵したり空コンテナ13の
保管設備として使用するときは、電源は地上側からとる
(図3)。
設、21はテントなどの災害支援施設である。23は電
源車である。電源車23は、災害発生時にデッキ2上に
搭載して使用する。平常時、浮体構造物1をコンテナヤ
ードとしてコンテナ13を貯蔵したり空コンテナ13の
保管設備として使用するときは、電源は地上側からとる
(図3)。
【0017】次に、本実施形態の作用について述べる。
平常時は所望の陸地14に係留してデッキ2上をコンテ
ナヤードとしてコンテナ13の貯蔵や空コンテナ13等
の保管設備として使用する。コンテナ13を輸出する場
合、図1に示すように、荷物を積んだ輸出用コンテナ
(実コンテナ)13がトレーラ(シャーシ)12に載置
されて浮体構造物1が係留されている陸地14まで搬送
されると、門型クレーン6のトロリ6Aは、陸側張り出
し部6bのトレーラ12の上方まで移動して実コンテナ
13を吊り上げ、デッキ2上に移動して実コンテナ13
を降ろして段積みする。これらの作業を繰り返して実コ
ンテナ13の貯蔵を行う。実コンテナ13を輸出するた
めにコンテナ船19が浮体構造物1に接岸すると、図2
に示すように、門型クレーン6のトロリ6Aは、デッキ
2上から実コンテナ13を吊り上げ、海側張り出し部6
cのコンテナ船19の上方まで移動して実コンテナ13
をコンテナ船19上に降ろして船積みする。輸入用コン
テナ13の貯蔵を行う場合は、これらの作業と反対に行
う。また、空コンテナ13を保管する場合は、上記輸出
用の実コンテナ13をデッキ2上に段積みしたと同様に
して用済みの空コンテナ13をトレーラ12に載置して
搬送し、門型クレーン6によりデッキ2上に段積みして
保管する。なお、空コンテナ13を陸側へ搬出する場合
は、これらの作業と反対に行う。一方、災害発生時は、
浮体構造物1のデッキ2上に保管されている輸出用コン
テナ13または空コンテナ13を、一旦、係留地近くの
空き地などに緊急避難的に仮保管し、浮体構造物1のデ
ッキ2上を空の状態にする。デッキ2上が空になると、
災害支援施設21や災害支援物資22をトレーラ12や
トラックに載置して浮体構造物1が係留されている陸地
14まで搬送し、上記輸出用コンテナ13をデッキ2上
に段積みしたと同様にして門型クレーン6によりデッキ
2上に搬入すると同時にトレーラ12やトラックが連絡
橋11を通って直接浮体構造物1のデッキ2上まで搬入
する。災害支援施設21がデッキ2上に搬入されると、
門型クレーン6により吊り上げ、ヘリポート以外の場所
まで移動し、そこにテントなどを張って設置する。ま
た、災害支援物資22がデッキ2上に搬入されると、門
型クレーン6により吊り上げ、デッキ2上の格納庫搬入
出口4から格納庫3内に設けられているパレット搬送装
置7のパレット8上に降ろし、パレット8を循環して格
納庫3内に災害支援物資22を満載する。さらに、デッ
キ2上に電源車23を搬入する。災害支援施設21、災
害支援物資22や電源車23などを載置するとタグボー
トにより被災地へ曳航し、図3に示すように、被災地近
傍の陸地14に係留して災害支援基地として使用する。
災害支援基地では、災害支援物資22を積み込んだとき
とは反対に、災害支援物資22を格納庫3から門型クレ
ーン6で吊り上げて陸地14側の空トレーラ12や空ト
ラックまたは連絡橋11を通って移動してきた浮体構造
物1のデッキ2上の空トレーラ12や空トラックに載置
して被災地へ搬出する。また、図2および図3に示すよ
うに、浮体構造物1をコンテナ船19や支援船19Aの
岸壁として使用することもできる。ヘリポートには支援
のためのヘリコプターが発着する。浮体構造物1の電源
23は、コンテナヤードとして実コンテナ13を貯蔵し
たり空コンテナ13の保管設備として使用するときは地
上側からとり、災害発生時にはデッキ2上に搭載した電
源車23からとるようにする。
平常時は所望の陸地14に係留してデッキ2上をコンテ
ナヤードとしてコンテナ13の貯蔵や空コンテナ13等
の保管設備として使用する。コンテナ13を輸出する場
合、図1に示すように、荷物を積んだ輸出用コンテナ
(実コンテナ)13がトレーラ(シャーシ)12に載置
されて浮体構造物1が係留されている陸地14まで搬送
されると、門型クレーン6のトロリ6Aは、陸側張り出
し部6bのトレーラ12の上方まで移動して実コンテナ
13を吊り上げ、デッキ2上に移動して実コンテナ13
を降ろして段積みする。これらの作業を繰り返して実コ
ンテナ13の貯蔵を行う。実コンテナ13を輸出するた
めにコンテナ船19が浮体構造物1に接岸すると、図2
に示すように、門型クレーン6のトロリ6Aは、デッキ
2上から実コンテナ13を吊り上げ、海側張り出し部6
cのコンテナ船19の上方まで移動して実コンテナ13
をコンテナ船19上に降ろして船積みする。輸入用コン
テナ13の貯蔵を行う場合は、これらの作業と反対に行
う。また、空コンテナ13を保管する場合は、上記輸出
用の実コンテナ13をデッキ2上に段積みしたと同様に
して用済みの空コンテナ13をトレーラ12に載置して
搬送し、門型クレーン6によりデッキ2上に段積みして
保管する。なお、空コンテナ13を陸側へ搬出する場合
は、これらの作業と反対に行う。一方、災害発生時は、
浮体構造物1のデッキ2上に保管されている輸出用コン
テナ13または空コンテナ13を、一旦、係留地近くの
空き地などに緊急避難的に仮保管し、浮体構造物1のデ
ッキ2上を空の状態にする。デッキ2上が空になると、
災害支援施設21や災害支援物資22をトレーラ12や
トラックに載置して浮体構造物1が係留されている陸地
14まで搬送し、上記輸出用コンテナ13をデッキ2上
に段積みしたと同様にして門型クレーン6によりデッキ
2上に搬入すると同時にトレーラ12やトラックが連絡
橋11を通って直接浮体構造物1のデッキ2上まで搬入
する。災害支援施設21がデッキ2上に搬入されると、
門型クレーン6により吊り上げ、ヘリポート以外の場所
まで移動し、そこにテントなどを張って設置する。ま
た、災害支援物資22がデッキ2上に搬入されると、門
型クレーン6により吊り上げ、デッキ2上の格納庫搬入
出口4から格納庫3内に設けられているパレット搬送装
置7のパレット8上に降ろし、パレット8を循環して格
納庫3内に災害支援物資22を満載する。さらに、デッ
キ2上に電源車23を搬入する。災害支援施設21、災
害支援物資22や電源車23などを載置するとタグボー
トにより被災地へ曳航し、図3に示すように、被災地近
傍の陸地14に係留して災害支援基地として使用する。
災害支援基地では、災害支援物資22を積み込んだとき
とは反対に、災害支援物資22を格納庫3から門型クレ
ーン6で吊り上げて陸地14側の空トレーラ12や空ト
ラックまたは連絡橋11を通って移動してきた浮体構造
物1のデッキ2上の空トレーラ12や空トラックに載置
して被災地へ搬出する。また、図2および図3に示すよ
うに、浮体構造物1をコンテナ船19や支援船19Aの
岸壁として使用することもできる。ヘリポートには支援
のためのヘリコプターが発着する。浮体構造物1の電源
23は、コンテナヤードとして実コンテナ13を貯蔵し
たり空コンテナ13の保管設備として使用するときは地
上側からとり、災害発生時にはデッキ2上に搭載した電
源車23からとるようにする。
【0018】このように、浮体構造物1上に門型クレー
ン6などの荷役装置を搭載したので、平常時は所望の陸
地14に係留してデッキ2上をコンテナヤードとして実
コンテナ13の貯蔵や空コンテナ13等の保管設備とし
て使用することができ、また、災害発生時は災害支援物
資22などを載置してタグボートで被災地へ曳航し、被
災地近傍の陸地14に係留して災害支援基地として使用
することができ、浮体構造物1の応用範囲の拡大を図る
ことができる。
ン6などの荷役装置を搭載したので、平常時は所望の陸
地14に係留してデッキ2上をコンテナヤードとして実
コンテナ13の貯蔵や空コンテナ13等の保管設備とし
て使用することができ、また、災害発生時は災害支援物
資22などを載置してタグボートで被災地へ曳航し、被
災地近傍の陸地14に係留して災害支援基地として使用
することができ、浮体構造物1の応用範囲の拡大を図る
ことができる。
【0019】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
得ることは勿論である。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、平常時は所望の陸
地に係留してデッキ上をコンテナヤードとして実コンテ
ナの貯蔵や空コンテナ等の保管設備として使用すること
ができ、また、災害発生時は被災地で、災害支援基地と
して使用することができるので、浮体構造物の応用範囲
の拡大を図ることができるなどの優れた効果を奏する。
地に係留してデッキ上をコンテナヤードとして実コンテ
ナの貯蔵や空コンテナ等の保管設備として使用すること
ができ、また、災害発生時は被災地で、災害支援基地と
して使用することができるので、浮体構造物の応用範囲
の拡大を図ることができるなどの優れた効果を奏する。
【図1】本発明の浮体構造物の斜視図で、平常時にコン
テナヤードとして輸出用コンテナの貯蔵設備として使用
している状態を示す図である。
テナヤードとして輸出用コンテナの貯蔵設備として使用
している状態を示す図である。
【図2】本発明の浮体構造物の斜視図で、コンテナヤー
ドの岸壁として輸出用コンテナを船積みしている状態を
示す図である。
ドの岸壁として輸出用コンテナを船積みしている状態を
示す図である。
【図3】本発明の浮体構造物の斜視図で、災害発生時に
災害支援基地として使用している状態を示す図である。
災害支援基地として使用している状態を示す図である。
【図4】パレット搬送装置の一部平面図である。
1 浮体構造物 2 デッキ 3 格納庫 3A 多目的スペース 4 格納庫搬入出口 5 ヘリポート 6 門型クレーン 7 パレット搬送装置 7a、7b ローラコンベア 8 パレット 9 横行台車 9a ローラコンベア 13 空コンテナ 19 コンテナ船 19A 支援船 20 医療施設 21 災害支援施設 22 災害支援物資 23 電源車
Claims (4)
- 【請求項1】 平常時は所望の陸地に係留してデッキ上
をコンテナヤードとしてコンテナの貯蔵や空コンテナ等
の保管設備として使用し、災害発生時は災害支援物資を
載置してタグボートで被災地へ曳航し、被災地近傍の陸
地に係留して災害支援基地として使用する浮体構造物で
あって、該浮体構造物のデッキ上には海側と陸側に張り
出し部を有して船舶とデッキとの間やデッキと陸側との
間で荷物の受け渡しをする走行可能な門型クレーンを搭
載し、内部には災害支援物資を格納する格納庫を設ける
とともに、格納庫内に多数のパレットを載置して循環
し、パレットをデッキ上に設けた格納庫搬入出口まで移
動するパレット搬送装置を設け、パレット上に災害支援
物資を載置して格納するようにしたことを特徴とする浮
体構造物。 - 【請求項2】 パレット搬送装置は、浮体構造物の格納
庫内に設けられ、パレットを載置して移動するローラコ
ンベアと、ローラコンベアの両端に敷設したレール上
を、パレットを載置し、走行して一方のローラコンベア
から他方のローラコンベアへパレットを受け渡す横行台
車とからなり、横行台車の上面には上記ローラコンベア
の延長上にローラコンベアを設けた請求項1記載の浮体
構造物。 - 【請求項3】 災害発生時には、上記デッキ上の一部を
ヘリポートとして使用するとともに、他の部分は災害支
援施設を設置するスペースとして使用する請求項1およ
び請求項2記載の浮体構造物。 - 【請求項4】 災害発生時には、上記デッキ上に電源車
を搭載するようにした請求項1ないし請求項3記載の浮
体構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255336A JP2002068078A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 浮体構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255336A JP2002068078A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 浮体構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002068078A true JP2002068078A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18744143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255336A Pending JP2002068078A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 浮体構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002068078A (ja) |
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-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255336A patent/JP2002068078A/ja active Pending
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