JP2838105B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2838105B2
JP2838105B2 JP1133252A JP13325289A JP2838105B2 JP 2838105 B2 JP2838105 B2 JP 2838105B2 JP 1133252 A JP1133252 A JP 1133252A JP 13325289 A JP13325289 A JP 13325289A JP 2838105 B2 JP2838105 B2 JP 2838105B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波診断装置に関し、特に、超音波診断
装置における表示技術に適用して有効な技術に関する。
〔従来技術〕
従来の超音波診断装置における表示回路は、テレビモ
ニタを使用しており、この従来のテレビモニタでは、表
示画素数が決められているため、それ以上の解像度は得
られなかった。
そこで、従来の超音波診断装置における表示回路にお
いては、解像度を上げるために、例えば、第7図に示す
ように、Yのアドレスが5のとき、表示可能なXのアド
レスは、5〜15までの11画素(pixel)としている。そ
れを超音波ビーム走査ラインLN0〜LN18までの19ライン
で表示するため、19ライン/11画素=1.73データ/画素
となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記の従来技術においては、 Y=5のとき、X=5でLN0のデータ、 X=6でLN1のデータ、 X=7でLN3のデータ、 X=8でLN5のデータ というように、表示されないデータ(例えばLN2,LN4の
データ)が生じていた。
すなわち、超音波データとして有効なデータがあるの
にも関らず、表示されないデータが存在するという問題
があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
である。
本発明の目的は、超音波の全てのデータを有効に用い
てS/Nの良い画像を得ることができる技術を提供するこ
とにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、超音波探触子
から被検体内へ対し超音波ビームを送信してエコー信号
を受信する動作を送受信方向を変えて複数回行い、得ら
れた各受信超音波ビームのエコー信号をフレームメモリ
を介し走査変換して表示器へ超音波画像として表示する
超音波診断装置において、 前記フレームメモリに記憶された各受信超音波ビーム
データを前記表示器の水平方向走査に対応して読み出す
とともに、前記表示器の水平方向走査に対応して読み出
されたデータ群に前記表示器の表示画素位置に対応する
データが無いときには、前記データ群のうち前記表示画
素位置の近傍に位置する所定の複数の送受信方向のデー
タに対する加算平均、または前記表示画素位置の近傍に
位置する所定の複数の送受信方向のデータに対し前記表
示画素位置からの距離による重み付け演算を行って、前
記表示器の表示画素位置に表示されるデータを作成する
手段を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
前記の手段によれば、複数の超音波受波データを用い
て、表示画像を作成する演算を行うので、画像のS/Nの
向上が計られる。例えば、単純な平均化処理の手法を用
いると、画像のS/Nの向上は (N=データの個数)の割合で向上することができる。
例えば、1画素(1pixel)のデータを作るのに、4ライ
ンのデータを用いることが可能ならば、S/Nの向上は、 となり、6dBのS/Nの向上が計られることになる。
単純な平均化を行う場合は、平均ON判定フラグを設
け、平均処理を行うか、行わないかを判定すれば良い。
また、重み付け演算を行う場合は、重み付け係数を設
定し、重み付け演算を実施しながら、平均化処理を行え
ば良い。
これらにより画像の横方向のデータのつながりの改善
が計られるので、ノイズを低減することができる。これ
により、良質な画像が得られ、診断に適した画像を提供
することができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
〔実施例I〕
第1図は、本発明の実施例Iの超音波診断装置の概略
構成を説明するためのブロック図である。
本実施例Iの超音波診断装置は、第1図に示すよう
に、超音波探触子1、超音波送受波回路2、アナログ・
ディジタル変換器(ADC)3、フレームメモリ4、平均
化回路5、平均化オン・オフ(ON/OFF)・フラグ作成回
路6、補間回路7、ディジタル・アナログ変換器(DA
C)8及び表示装置9を備えている。
前記超音波探触子1は、超音波送受波回路2で送波コ
ントロールされる超音波打出し信号により、超音波を被
検者(患者)の生体内に打ち込み、生体からの反射信号
(エコー信号)を受波するためのものである。
前記超音波送受波回路2は、超音波打出し信号をコン
トロールすると共に、超音波探触子1で受波されたエコ
ー信号を受波整相増幅するためのものである。
前記ADC3は、超音波送受波回路2で受波整相増幅され
たエコー信号をディジタル信号に変換するためのもので
ある。
前記フレームメモリ4、ADC3でディジタル信号に変換
されたエコー信号が書き込まれ、テレビ水平同期信号に
同期したサイクルで、読み出されるようになっている。
前記平均化回路5は、フレームメモリ4から読み出さ
れたエコー信号をテレビ走査の水平方向に平均化処理を
行うためのものである。
例えば、第2図(平均化ON/OFFフラグの分布図)にお
いて、Y=1の座標系のデータ出力D(X,Y)は、次の
ように演算する。
D(9,1)=(LN0+LN1+LN2+LN3+LN4)/5 D(10,1)= (LN5+LN6+LN7+LN8+LN9+LN10 +LN11+LN12+LN13)/9 D(11,1)=(LN14+LN15+LN16+LN17+LN18)/5 前記平均化オン・オフ・フラグ作成回路6は、平均化
オン・オフ・フラグを作るためのものであり、例えば、
第3図に示すように、平均化オン・オフ・フラグが格納
されているROM(Read Only Memory)6A、このROM6Aの横
方向(X方向)の読み出しアドレスを作るためのカウン
タ6B及び縦方向(Y方向)の読み出しアドレスを作るた
めのカウンタ6Cで構成されている。第3図において、H
は水平同期信号、Vは垂直同期信号、CLOCKは読み出し
クロックである。
そして、平均化オンフラグは、第2図に示すように、
XYの各座標において、X方向で最も近い超音波データを
真のデータとして、平均化オンフラグを立てる。例え
ば、Y=1の座標系においては、LN=0,9,18のデータ
に、平均化オンフラグを立てるようになっている。
前記補間回路7は、平均化回路5で平均化処理が行わ
れたデータをテレビ走査ラインの補間を行うためのもの
である。
前記DAC8は、補間回路7でテレビ走査ラインの補間さ
れたデータをアナログ信号に変換するためのものであ
る。
前記表示装置9は、例えば、テレビモニタからなって
おり、DAC8で変換されたアナログ信号を超音波画像とし
て表示するためのものである。
次に、本実施例Iの超音波診断装置の動作を説明す
る。
第1図において、超音波探触子1に超音波送受波回路
2から超音波打出し信号が送られると、超音波探触子1
から超音波が生体内に打ち込まれる。
生体からのエコー信号は、再び、超音波探触子1で受
波され、超音波送受波回路2にて受波整相増幅が行わ
れ、ADC3によりディジタル信号に変換される。ディジタ
ル信号に変換されたエコー信号は、フレームメモリ4に
書き込まれ、テレビ走査の水平同期信号に同期したサイ
クルで読み出される。
このフレームメモリ4から読み出されたエコー信号
は、平均化回路5に送られる。そして、平均化オン・オ
フ・フラグ作成回路6で作られた平均化オン・オフ・フ
ラグは、第2図に示すように、XYの各座標において、X
方向で最も近い超音波データを真のデータとして、平均
化オンフラグを立てる。例えば、Y=1の座標系におい
ては、LN=9,10,11のデータに、平均化オンフラグを立
てる。その後、平均化回路5において、テレビ走査の水
平方向の平均化処理を行う。
例えば、前述したように、第2図において、 D(9,1)=(LN0+LN1+LN2+LN3+LN4)/5 D(10,1)= (LN5+LN6+LN7+LN8+LN9+LN10 +LN11+LN12+LN13)/9 D(11,1)=(LN14+LN15+LN16+LN17+LN18)/5 のように演算すると、S/Nが、例えば、D(9,1)及びD
(11,1)のデータでは、従来の装置より約7dB向上し、
D(10,1)のデータは、約9.5dB向上する。
平均化処理が行われたデータは、補間回路7に送ら
れ、テレビ走査ラインの補間が行われ、その後、DAC8に
よりディジタル信号に変換され、アナログ信号を超音波
画像として表示装置9上に表示する。
以上の説明からわかるように、本実施例Iによれば、
超音波データの密度が濃いところにおいては、複数のデ
ータ、例えば、1画素(1pixel)のデータを作るのに、
4ラインのデータを用いることが可能ならば、その平均
演算を行うことにより、S/Nは となり、6dBの向上が計れる (N=データの個数)の割合で向上する。これにより画
像の横方向(X方向)のデータのつながりの改善が計ら
れ、良質な画像が得られ、診断に適した画像を提供する
ことができる。
〔実施例II〕
第4図は、本発明の実施例IIの超音波診断装置の概略
構成を説明するためのブロック図である。
本実施例IIの超音波診断装置は、第4図に示すよう
に、前記実施例Iの平均化回路5の代わりに重み付け演
算回路10を、平均化オン・オフ・フラグ作成回路6の代
りに平均化重み付け係数作成回路11を用いたものであ
る。
前記平均化重み付け係数作成回路11は、第5図に示す
ように、平均化重み付け係数がマトリックス状に格納さ
れているROM11A、このROM11Aの横方向(X方向)の読み
出しアドレスを作るためのカウンタ11B及び縦方向(Y
方向)の読み出しアドレスを作るためのカウンタ11Cで
構成されている。
次に、本発明の実施例IIの超音波診断装置の平均化重
み付け処理の以後の動作について説明する。
まず、平均化重み付け係数作成回路11により、各超音
波データの重み付け係数を作る。平均化重み付け係数
は、例えば、第6図に示すように、(X,Y)=(5,1)の
データを作るのに、係数Ai(i=0〜8)をAi=1−ta
n(5゜×i)とし、 DO={A8×LN1+A7×LN2+…+A1×LN8+A0×LN9+A1× LN10+…+A7×LN17}/{1−tan40)+(1−tan35) +…+(1−tan0)+…+(1−tan35)+(1− tan40)} と演算すると、真の表示位置からの距離に応じ、重み係
数がかかった演算が重み付け演算回路10により行われ
る。
重み付け演算が行われたデータは、補間回路7によ
り、テレビ走査ラインの補間を行い、その後DAC8により
ディジタル信号をアナログ信号に変換し、超音波画像と
して表示装置上に表示する。
このように構成することにより、前記実施例Iと同様
の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施例にもとずき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、複数の超音
波受波データを用いて、表示画像作成する演算を行うの
で、画像のS/Nの向上が計られる。
例えば、単純な平均化処理の手段を用いると画像のS/
Nの向上は (N=データの個数)の割合で向上することができる。
これにより画像の横方向のデータのつながりの改善が
計られるので、ノイズを低減することができる。これに
より、良質な画像が得られ、診断に適した画像を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例Iの超音波診断装置の概略構
成を説明するためのブロック図、 第2図は、平均化オン・オフ・フラグの分布図、 第3図は、第1図に示す平均化オン・オフ・フラグ作成
回路の一例を示す詳細構成図、 第4図は、本発明の実施例IIの超音波診断装置の概略構
成を説明するためのブロック図、 第5図は、第4図に示す平均化重み付け係数作成回路の
一例を示す詳細構成図、 第6図は、平均化重み付け係数を説明するための図、 第7図は、従来の超音波診断装置における画像表示フォ
ーマットの一例を示す図である。 図中、1……超音波探触子、2……超音波送受波回路、
3……ADC、4……フレームメモリ、5……平均化回
路、6……平均化オン・オフ・フラグ作成回路、7……
補間回路,8……DAC、9……表示装置、10……重み付け
演算回路、11……平均化重み付け係数作成回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/14 G01N 29/22,29/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波探触子から被検体内へ対し超音波ビ
    ームを送信してエコー信号を受信する動作を送受信方向
    を変えて複数回行い、得られた各受信超音波ビームのエ
    コー信号をフレームメモリを介し走査変換して表示器へ
    超音波画像として表示する超音波診断装置において、 前記フレームメモリに記憶された各受信超音波ビームデ
    ータを前記表示器の水平方向走査に対応して読み出すと
    ともに、前記表示器の水平方向走査に対応して読み出さ
    れたデータ群に前記表示器の表示画素位置に対応するデ
    ータが無いときには、前記データ群のうち前記表示画素
    位置の近傍に位置する所定の複数の送受信方向のデータ
    に対する加算平均、または前記表示画素位置の近傍に位
    置する所定の複数の送受信方向のデータに対し前記表示
    画素位置からの距離による重み付け演算を行って、前記
    表示器の表示画素位置に表示されるデータを作成する手
    段を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
JP1133252A 1989-05-26 1989-05-26 超音波診断装置 Expired - Lifetime JP2838105B2 (ja)

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JPS60116344A (ja) * 1983-11-28 1985-06-22 株式会社島津製作所 超音波診断装置における画像形成方法

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