JP2837943B2 - 作業用車両及びそのキャブの傾動装置 - Google Patents

作業用車両及びそのキャブの傾動装置

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JP2837943B2
JP2837943B2 JP2273118A JP27311890A JP2837943B2 JP 2837943 B2 JP2837943 B2 JP 2837943B2 JP 2273118 A JP2273118 A JP 2273118A JP 27311890 A JP27311890 A JP 27311890A JP 2837943 B2 JP2837943 B2 JP 2837943B2
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/063Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other
    • B62D33/067Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable
    • B62D33/07Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable characterised by the device for locking the cab in the tilted or in the driving position

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、作業用車両、特に、後車輪の上方の領域内
に配置されたキャブを有し、該キャブの下方部分が後車
軸間にて平行に位置しかつ動力列の少なくとも一部を覆
うようにした農業用又は建設用トラクタに関する。
(従来の技術及び本発明の課題) 保守、修理及び洗滌を行うため、かかるキャブの下方
にて動力列の構成要素、ブレーキ装置及びその他の機械
的、電気的並びに液圧的機構に良好にアクセスし得るよ
うにすることが極めて重要である。上方からのアクセス
はキャブによって妨害される一方、内側からのアクセス
はフレームの部品等によって妨害される。又、下方から
のアクセスはかなり困難で、実施しようとする多くの作
業に必要な程度に十分アクセスし得ない。又、クレーン
を使用して構成要素にアクセスすることも満足し得るこ
とではない。
トラクタの場合、キャブ下方の構成要素へのアクセス
は、従来、キャブをシャシ(ここで使用する「シャシ」
という用語は、キャブを除く車両の全部分を意味するも
のとする)から取り外すことによって行われていた。こ
のためには、先ず、キャブとシャシとの間の全ての接続
を解放しなければならない。これには、キャブをシャシ
に締結するねじ、キャブと車両の他の部分との間にてス
テアリング及びその他の信号をやり取りするための電気
ケーブル、ボーデンケーブル、液圧ライン等の解除が含
まれる。こうした接続を解除するためには、特別な工具
を必要とすることが多い。接続が解除されたならば、例
えばクレーンによってキャブをシャシから持ち上げなけ
ればならない。典型的に、このためには、キャブのルー
フフレームに取り付けられたアイフックにクレーンのフ
ックを掛止する。
キャブを取り外し、その後、元の位置に戻すことは非
常に時間がかかり、2作業日を必要とする。更に、この
作業はクレーンが利用可能である場合に限り実施し得
る。このことは、通常、天井の高い比較的大きい工場に
おいてのみ可能である。
キャブを完全に取り外さずにアクセス可能であるよう
にする1つの方法は、キャブを傾動させることである。
キャブを傾動させる一般的原理は、当該技術分野にて公
知である。例えば、多くのトラックにおいて、キャブは
正面側に傾動させることが出来る。しかし、例えば、後
車軸の上方に取り付けられたキャブを有する農業用又は
建設用トラクタのような多くの車両において、キャブを
正面側に傾動させることは不可能であるか、又はその程
度が限られている。
横方向に傾動可能であるキャブを有する作業車両は、
西独国特許第2841575号から当該技術分野にて公知であ
る。この場合、キャブは比較的小さい前輪の領域内にて
エンジンの上に配置されている。キャブの床は、車輪の
上端縁の上方に位置しており、このため、車輪はキャブ
の傾動中、邪魔にならない。車両のフレーム部分とキャ
ブとの間には、持上げ装置、例えばシザージャッキを使
用して傾動を行う。
この横方向に傾動可能であるキャブは、キャブが後車
輪間に位置するより一般的な作業用車両の場合には、後
輪がキャブの傾動を妨害し、キャブを横方向に十分に傾
動させて、キャブ下方の構成要素にアクセスすることが
出来ないため、適用することは出来ない。更に、従来技
術の正面取り付け式キャブの場合でさえ、傾動角度は比
較的小さい。これは、両側方向へ傾動可能であり、傾動
は保守を行うためで、例えば、変速機装置を交換するた
めではないから、当然である。
キャブの傾動は、西独特許第2841575号において比較
的具体的でなく記述されている。例えば、キャブ内の制
御装置と車両のシャシ上に配置された装置との間の接続
要素を取り扱うための方法は記載されていない。
本発明の目的は、キャブ下方の構成要素、特に、動力
列の部品の保守、修理、交換及び洗滌を行うための十分
なアクセスが、著しい困難を伴わずに、しかも時間を殆
ど消費することなく、可能である作業用車両を提供する
ことである。この作業に必要とされる工具は最小限で済
む。
(課題を解決するための手段) この目的は、本発明により、キャブを車両の縦軸に対
して略平行に傾動軸を中心として傾動可能に取り付ける
ことによって実現される。1つの後輪を取り外した後、
キャブは、該キャブの下方の構成要素への快適なアクセ
スが可能である程度にまで横方向に傾動可能である。
本発明によると、キャブは、約60゜乃至110゜の範囲
の最大角度、望ましくは約90゜まで傾動させることが出
来る。トラクタの場合、この最大傾動角度は、キャブの
側壁が後輪の最終駆動組立体にぶつかることにより制限
されるが、かかるぶつかりは回避しなければならない。
傾動軸は、キャブの横方向下端縁の1つに略沿って伸
長することが望ましい。このようにして、該傾動軸は、
各々、シャシをキャブに接続する少なくとも2つのヒン
ジによって画成することが望ましい。シャシは、例え
ば、駆動構成要素を担持する車両の第1のフレームとす
る。この第1のフレームがない場合、ヒンジは、第2の
フレーム、又は一体化された駆動構造体の場合、変速機
ハウジングの一部に締結することが出来る。
シャシからキャブに騒音及び振動が伝達されるのを軽
減するため、キャブの支持体は、通常、例えば、キャブ
床の四隅に配置された制振要素を有している。これら制
振要素の位置は、ヒンジを導入するのにも適しており、
これらの場合、両方の構成要素を共に取り付けることが
出来る。
作動中、制振要素の効果を妨害しないようにするた
め、各ヒンジは、ヒンジピンを有することが望ましく、
このヒンジピンはキャブを傾動させるためにのみ挿入
し、2つのヒンジリーフを可撓状に接続する。
本発明によると、キャブを傾動させるときの時間は、
キャブの制御装置をシャシ上の装置に接続する連通ライ
ンを可撓状にかつ移動可能に形成し、かかる連通ライン
を切断することなく、キャブの傾動が可能であるように
することにより、著しく軽減することが出来る。このた
め、シフト機構(例えばボーデンケーブル)、液圧装置
(例えばステアリング装置、ブレーキ装置、制御装
置)、換気、暖房及び空調装置並びに電気的装置(例え
ば配線器具)のような車両キャブの制御システムに関係
する全ての接続部が適所に取り付けられた状態を維持す
る。このため、車両は、一つの車輪が取り外されている
ため、走行することは出来ないが、キャブが傾動した状
態にて完全に作動可能である状態を維持することが出来
る。このため、キャブを傾動させた状態でも車両を作動
させかつ試験をすることが出来る。
キャブとシャシとの間を伸長する連通ラインを取り付
け、これら連通ラインが傾動軸と略交差し又は傾動軸に
沿って伸長するようにすると有利である。これにより液
圧ライン(管)、電気的ライン(配線器具)、変換機の
構成要素(ケーブル)及び暖房並びに空調ラインに対す
る過度に長いループの形成を回避することが出来る。こ
うしなかった場合、かかるループは、キャブの傾動中、
巻いて邪魔にならないようにしなければならない。本発
明におけるように配置したとき、連通ラインは、キャブ
の傾動中、極く僅かに動きかつ応力が加えられるだけで
ある。
引っかけ結合のためのブレーキペダル、ギヤシフト及
び制御レバー並びに加的液圧構成要素の制御レバーのよ
うな多数の制御装置は、通常キャブの右側に配置されて
いるため、傾動軸は車両の軸線の右側に沿って伸長する
ようにすることが特に有利である。これにより、キャブ
とシャシとの間の連通ラインを比較的短くかつ軽量にす
ることが可能となる。
キャブを傾動させるためには、先ず、傾動軸の側部の
後車軸を支持し、次に、車輪を取り外す。次に、ヒンジ
ピンをヒンジリーフ内に挿入し、キャブ支持体の領域に
おけるキャブのねじ止めを解除する。これで、キャブ
は、ライン等を切断することなく、横方向に傾動させる
ことが可能となる。キャブを傾動させて開始位置に戻す
ためには、上述の手順を逆に行えばよい。
キャブの傾動は、機械工場のクレーンを使用して行う
ことが出来る。これは、キャブのルーフフレームに固定
されたアイフック内にクレーンのフックを掛止させて行
うことが出来る。
しかし、キャブはクレーンを使用せずに傾動可能であ
ることが望ましく(例えば、工場外にて修理又は保守を
行う場合)、シャシに取り付け可能である機械的傾動装
置を設けることが望ましい。
本発明のこの形態によると、傾動装置は、車両の縦軸
に対して垂直にシャシに剛性に締結された軸組立体をキ
ャブの下方に提供し、またキャブには外方に伸長する持
上げアームが結合され、該持上げアームの伸長端は軸組
立体の従動子にコネクタにより枢動可能に接続されてい
る。傾動装置は、正面側傾動ヒンジの高さにてキャブの
前端で締結することが望ましい。これにより、傾動力を
伝達するための安定的な作用点を得ることが出来る。
傾動組立体は、比較的小さくかつ軽量であり、このた
め該傾動組立体は可動の工具カート内に入れて便宜に運
ぶことが出来る。傾動装置は、車両の標準的な作動装置
に属する構成要素を利用するようにすることが特に有利
である。このため、3点ヒッチを有する車両の上方連結
装置をコネクタとして機能させると便宜である。該上方
連結装置は、長手方向に調節可能であるように形成され
るため、該連結装置は長さ調節可能なコネクタとしても
機能する。
キャブに締結されかつ傾動軸の上を伸長する傾動装置
の部分は、傾動のための持上げアームとして機能する。
該部分は、キャブから略水平方向外方に伸長する支柱と
することが望ましい。望ましくは、この部分は、通常は
方形中空形状をなすキャブフレームの下部横軸内に圧入
可能な方形の中空外形を有するようにする。前記支柱
は、挿入される長さを制限するストッパ又は補強手段を
更に備えることが出来る。この型式の支柱は迅速に取り
付けることが出来、しかも、作動中、確実に固着されて
いる。該支柱は、フレームの穴及び支柱の対応する穴に
挿入することが出来るボルトにより外れないよう固着す
ることが望ましい。
該傾動装置が傾動を制限するストッパを備えるなら
ば、傾動装置の取り扱いは簡単となる。この目的のた
め、許容可能な最大の傾動角度に達したとき、アームが
軸ハウジングにぶつかるように軸ハウジング及び伸長す
る持上げアームの位置及び長さを選択するのが便宜であ
る。
軸組立体は、シャシの例えば、第1又は第2のフレー
ム、或いは変速機ハウジングに締結された適当な支持具
に締結するための2つの支持体を担持するU字形ハウジ
ングを備えることが望ましい。一方の支持体は、シャシ
から水平方向に伸長するフランジを囲繞することが出来
るU字形ガイドをその自由端に備えることが出来る。ガ
イド及びフランジの相互に対応する穴に挿入することの
出来る接続ボルトを使用してこの支持体をシャシに締結
する。第2の支持体は、シャシにねじ止めすることの出
来る自由端を有する軸ハウジングに溶接されたU字形レ
ールから成る。
この設計により、最初に、U字形ガイドを伸長するフ
ランジ上に付勢させ、これにより、軸組立体をフランジ
によって一時的に保持する望ましい取り付けが可能とな
る。次に、第2の支持体をシャシに緊密にねじ止めし、
最終的にボルトを第1の支持体及びフランジの穴に挿入
し、必要であれば、ボルトを緊密にねじ止めして、第1
の支持体をシャシに強固に固定する。支持体は、比較的
短いため、傾動装置は、比較的小さくかつコンパクトと
なり、高度の固有の安定性を備える。
軸組立体により、上方を向いた支持支柱を担持し、該
支柱の自由端をヒンジに又は該ヒンジの付近のキャブフ
レームに締結することにより、かかる軸組立体の安定性
を更に増大させることが望ましい。
支柱をキャブフレームに締結するためには、支柱の上
端をキャブフレームに支持されたボルトをねじ込むこと
の出来る垂直方向に配向させたねじ部分を備えることが
望ましい。横方向ねじを使用して、ボルトを支柱とキャ
ブフレームとの間に保持することが出来る。
十分なスペースが利用可能である安全な箇所から傾動
装置が作動可能であるようにするため、軸組立体は、傾
動軸と反対の車両側部に手動クランクを有している。手
動クランクが設けられた軸組立体の端部は、この側部に
てシャシを越えて伸長し、このため傾動状態を操作箇所
から十分に観察することが可能となる。
この傾動操作により、キャブは傾動動作中の任意の段
階にて案内されかつ確実に保持されるため、人間又は財
物に危険を及ぼすことなく、任意の時点にて、傾動動作
を中断することが出来る。
(実施例) トラクタの後部が第1図に図示されている。エンジン
10は、そのその冷却ファン12と共に、点線で図示されて
いる。該エンジン10には、典型的にクラッチ、シフト範
囲変速機、後方差動装置、後車軸1及び前車軸16を備え
るトラクタの動力列が取り付けられている。右側後輪は
取り外してある。動力列は1又は2以上の変速機ハウジ
ング18、及び2つの後方最終駆動組立体20、22内に配置
されている(最終駆動組立体は第2図及び第3図に図示
されている)。
キャブ24は、通常、動力列の上方でかつ2つの後輪16
の間に配置されている。従って、キャブの通常の作動位
置において、キャブ床26は、後輪16の上端縁より下方に
位置する。キャブ24は、4つのキャブ支持体27上に着座
し、これら支持体27は、キャブ床26の四隅に締結されか
つ制振要素を備えている。キャブ24が通常の作動位置に
あるとき、キャブ支持体27は変速機ハウジング18に締結
された支持体28上に位置している。穴30が支持体28に形
成されており、該穴30に締結ボルトを挿入しキャブ24上
に保持することが出来る。図面において、キャブ24はそ
の通常の位置ではなく、本発明により提供される修理/
保守位置に傾動されて図示されている。傾動軸32が、車
両の縦軸に対して略平行に車両の右側部に沿って伸長し
ている。該傾動軸32は2つのヒンジ34により形成され
る。
第2図に図示するように、各ヒンジ34は、2つのリー
フ36、38と1つのヒンジピン40とを備えている。各リー
フ36は、キャブ床26に締結される一方、各リーフ38は、
対応する支持体28に締結されている。キャブ支持体27の
制振効果を劣化させないようにするため、キャブ24を枢
動させようとする場合に限り、ヒンジピン40をリーフ3
6、38の対応する穴に挿入する。
好適な実施例において、キャブ24の表示装置及び制御
装置は、シャシ上の対応する装置に接続する予め完全に
取り付け可能である可撓性の連通ラインによってのみ車
両の他の部分に接続される。これら可撓性の連通ライン
は、第1図にて、キャブ24のギヤシフトと各種の変速機
構成要素との間のケーブル42、パワーステアリング及び
パワーブレーキ装置用の液圧ライン44、46、空調及び暖
房ライン48、例えば液圧カプラのような補助的な制御装
置52を作動させる制御ライン50、及び詳細には図示して
いないが、キャブ24とシャシとの間にて電気的信号のや
り取りをする働きをする配線器具に接続された電線とし
て図示されている。上述の連通ラインの全ては、略交差
し、又は一部分傾動軸32に沿って伸長するように取り付
けられているため、かかる連通ラインは、キャブの傾動
中、僅かに屈曲し又は曲げられるに過ぎない。この結
果、キャブ24の傾動時、連通ラインには、応力が全く作
用せず、又は極僅かしか作用しない。連通ラインを短く
保つため、対応する制御装置はキャブ24の右側に配置す
ることが望ましい。
第2図において、トラクタの右車輪は、右側最終駆動
組立体20の下方に木製ブロック60を位置決めしてトラク
タを支持した後に取り外されている。キャブ24は、その
作動位置から約90゜の位置となるその修理/保守位置に
傾動されている。
傾動装置62は、キャブの下方に取り付けられている。
該傾動装置62は、2つのブラケット66、68によりシャシ
(例えば、変速機ハウジング)に締結された軸組立体64
と、キャブの側壁から外方に伸長する持上げアーム70
と、コネクタ72とを備えている。コネクタ72は、一端に
て、キャブの側部から伸長する持上げアーム70に枢動可
能に取り付けられる。コネクタ72の他端は、軸組立体64
の軸従動子74に枢動可能に取り付けられる。
軸組立体64は、傾動軸32と反対のトラクタ側部にてシ
ャシを越えて伸長しかつ該箇所に手動クランク76を有し
ている。技術者が傾動領域に位置し、危険な状態に置か
れることなく、手動クランク76の位置から傾動動作を容
易に観察することが出来る。
傾動装置の好適な実施例が第3図に図示されている
が、該第3図にて、トラクタの殆どの部品は明確にする
ため省略されている(キャブ24、変速機ハウジング80及
び最終駆動組立体20、22のみが図示され、変速機をエン
ジンに接続するための変速機入力軸82が変速機ハウジン
グ80から伸長して図示されている)。
前の実施例と同一である傾動装置の上記実施例の構成
要素は、同一の参照符号にて表示した。変速機ハウジン
グ80は2つの第2フレーム部分84、86間に位置してい
る。正面支持体28がこれらフレーム部分に締結されてい
る。同様の後方支持体は、例えば、最終駆動組立体20、
22或いはトラクタのその他の後方ハウジング部分に締結
することが出来る。
傾動装置は、フレーム部分84、86の下方にてトラクタ
の縦軸線に対して垂直に取り付けられる。軸組立体64
は、軸を囲繞するU字形ハウジングとして形成される。
2つの支持体90、92は、例えば溶接によって軸組立体に
取り付けられる。第1の支持体90は、上法を向いたその
自由端に2つの水平方向に平行なブラケット94、96を備
え、これらブラケット94、96は、第2のフレーム部分84
の水平方向を向いたフランジ98と係合可能であるU字形
ガイドを形成する。接続ボルト(図示せず)を対応する
穴100内に挿入して第1の支持体90を第2のフレーム部
分84に締結することが出来る。第2の支持体92は、第2
のフレーム部分86にねじ止めすることの出来る上方自由
端を有するU字形レールにより形成される。
軸組立体64を第2のフレーム部分84の下方に取り付け
る場合、第1の支持体90のU字形ガイド94、95はフラン
ジ98を上方に付勢させる。次に、第2の支持体92を第2
のフレーム部分86にねじ込む。最後に、軸組立体64は、
該組立体64が車両の縦軸線に対し垂直に位置し、その結
果、接続ボルト(図示せず)を穴100に挿入し、必要で
あれば、該穴100にねじ込むことが出来るように方向決
めして配置される。
軸組立体64は、一端に手動クランク76を担持してい
る。軸組立体64の他端は、十分な長さを備え、キャブの
側壁に締結された持上げアーム70のストッパとして機能
する。キャブ24は手動クランク76を回転させることによ
り(従って、軸従動子74を第3図に示した位置より遠方
に付勢させることにより)、傾動軸32を中心として十分
遠方まで傾動されるならば、持上げアーム70の自由端10
2が手動クランク76と反対側の軸組立体64の面にぶつか
り(第2図に示すように)、傾動角度を約90゜に制限す
る。明らかであるように、最大傾動角度の正確な値は自
由端102の長さに依存する。
通常トラクタの見られる3点ヒッチの上方連結装置
は、コネクタ72として便宜に使用することが出来る。従
来の上方連結装置の長さは調節可能であり、傾動組立体
に適合するよう調節することが出来る。このようにして
上方連結装置を使用することは、キャブを傾動させるた
めトラクタ用として担持しなければならない部品数が最
小で済むという利点が得られる。
第2図に図示するように、持上げアーム70は、下方キ
ャブフレームの対応する凹所104内に挿入可能な方形管
であることが望ましい。該持上げアーム70は、凹所104
内に挿入される程度を制限するカラー106を備えてい
る。更に、持上げアーム70及びキャブフレームの双方に
は、穴108(第3図参照)が形成されており、ボルトを
該穴108に挿入し、持上げアーム70がキャブのフレーム
から落下するのを阻止することが出来る。
上方を向いた支柱110は又、U字形の軸組立体64に対
して横方向に締結することが望ましい。該支柱110の上
端は、前部右側ヒンジ34の付近にてキャブフレームに又
はヒンジ自体に枢動可能に接続する。支柱110の長さ
は、その上端に設けたねじ調節可能であるブラケットに
より調節可能であり、該ブラケットを通じボルトをキャ
ブフレームにねじ込むことが出来る。支柱の長さを調節
することにより、設計許容公差及び設定位置を適合させ
ることが出来る。
原則として、支柱110を使用する必要はない。しかし
ながら、かかる支柱110を使用すれば、傾動装置62の安
定性が増し、このため、通常の構造体部品は、より小さ
い力に耐えることが出来ればよく、従って、それほど堅
牢でない構成要素にて形成することが可能となる。
最適な実施例において、傾動装置62は、正面傾動ヒン
ジ34と略同一であるトラクタに沿った長手方向の位置に
締結することが望ましい。このことはキャブを安定的に
支持するのに資する。
(作用) 上述の傾動装置を使用してキャブ24の傾動は次のよう
に行われる。持上げアーム70をキャブフレームの対応す
る穴104に挿入し、穴108を通るボルトにより固着する。
軸組立体64は、上述した方法にて、第2のフレーム部分
84、86に締結される。支柱110を使用する場合、該支柱1
10の上端は、ヒンジ34の付近にてキャブフレームに締結
する。支柱110の有効長さは必要に応じ調節することが
出来る。次に、ボルト又はピンによりコネクタ72を持上
げアーム70の自由端102と軸従動子74との間に接続す
る。
傾動装置62を車両上に取り付けた後、車両の後方右側
を僅かに上に持ち上げ、木製ブロック60により支持す
る。次に、右側後輪を取り外すことが出来る。その後、
ヒンジピン40をヒンジ34内に挿入し、キャブ24をシャシ
に保持するねじを緩める。
次に、手動クランク76を回転させることによりキャブ
24を傾動させることが出来る。シャシとキャブ24(電気
的及び液圧的ライン並びにケーブル)間の更に別の接続
部は可撓性があり、かかる傾動を許容する。手動クラン
ク76を回転させると、軸従動子64は車両の左側に移動す
る。このようにして、コネクタ72は伸長する持上げアー
ム70を下方に引張り、キャブ24と共に該アーム70を枢動
軸32を中心として枢動させる。伸長する持上げアーム70
の自由端102が、軸組立体64の右側面にぶつかり、それ
以上の動きを阻止するまで、かかる傾動を継続させるこ
とが出来る。
キャブを傾動させて開始位置に戻し、トラクタシャシ
上にキャブを再設定するためには、上記の手順を逆にす
る。
特定の実施例について本発明を説明したが、当業者に
は、上記の説明に照して、多くの代替例、応用例及び変
形例が明らかであることが理解されよう。従って、本発
明は、特許請求の範囲に属するかかる代替例、応用例及
び変形例の全てを包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はキャブが横方向に傾動され、傾動装置が取り付
けられたトラクタの後方部分の右側方向3/4斜視図、 第2図はキャブが横方向に傾動され、傾動装置が取り付
けられたトラクタの正面図、 第3図はキャブが傾動され、別の実施例による傾動装置
が取り付けられたトラクタの後方部分の左側方向3/4斜
視図である。 10:エンジン、12:冷却ファン 14:後車軸、16:後輪 18:変速機ハウジング 20、22:最終駆動組立体 24:キャブ、26:キャブ床 27、28:支持体 30:穴、32:傾動軸 34:ヒンジ、36、38:リーフ 40:ヒンジピン、42:ケーブル 46、48:液圧ライン 48:空調及び暖房ライン 50:制御ライン 52:制御装置、60:木製ブロック 62:傾動装置、64:軸組立体 70:持上げアーム 72:コネクタ、74:軸従動子 76:手動クランク 86:フレーム部分 90、92:支持体 94、96:ガイド 98:フランジ、100:穴 102:アーム自由端 104:凹所、110:支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・レッセル ドイツ連邦共和国デー‐6852 ヴァルシ ュタート,ゼッカヒャーシュトラーセ 8 (56)参考文献 川崎ショベルローダ Ports C atalog (model 88 z▲ II▼) 川崎重工業株式会社(昭和62 年12月発行) 川崎ショベルローダ model 88 ▲II▼のカタログ 川崎重工業株式会 社(昭和60年8月発行) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 33/06 B62D 49/00 B62D 63/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業用車両にして、 a.その各端に後車輪を有する後車軸を含む車両シャシ
    と、 b.前記後輪間に少なくとも部分的に配置された動力列
    と、 c.前記車両シャシの縦軸に対して略平行な枢軸を中心と
    して枢動し得るよう前記車両シャシに枢動可能に取り付
    けられたキャブであって、前記キャブが後車軸上に配置
    され、前記キャブの下方部分が少なくとも一部分前記後
    車輪間にありかつ前記動力列の少なくとも一部を覆う通
    常の作動位置と、作動位置で前記キャブの下方になる構
    成要素に対して良好にアクセスするのを許容する修理/
    保守位置との間を傾動可能であり、前記後車輪の1つを
    取り外した後にその修理/保守位置に傾動可能である前
    記キャブと、を備え、 前記傾動軸が、キャブの横方向下端縁に略沿って伸長す
    るようにし、前記キャブが、少なくとも2つのヒンジに
    より前記シャシに取り付けられる、ことを特徴とする作
    業用車両。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の作業用車両にして、 キャブの作動位置と、その修理/保守位置との間の最大
    傾動角度が60゜乃至110゜の範囲にあることを特徴とす
    る作業用車両。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の作業用車両にして、 前記最大傾動角度が、約90゜であることを特徴とする作
    業用車両。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の作業用車両にして、 該作業用車両には、キャブとシャシとの間に位置して振
    動を制振する制振手段が更に設けられ、ヒンジが、前記
    制振手段に隣接することを特徴とする作業用車両。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の作業用車両にして、 前記ヒンジの各々が、キャブがその作動位置にあると
    き、取り外すことの出来るヒンジピンを備えることを特
    徴とする作業用車両。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の作業用車両にして、 キャブ内の表示装置及び制御装置をシャシに可撓状に接
    続する可撓性の表示及び制御連通手段が設けられ、キャ
    ブが、前記可撓性の表示及び制御手段の接続を解除せず
    に傾動可能であるようにしたことを特徴とする作業用車
    両。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の作業用車両にして、 可撓性の連通手段が、傾動軸に略沿って伸長するように
    したことを特徴とする作業用車両。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の作業用車両にして、 前記可撓性の連通手段が、液圧ライン、ボーデンケーブ
    ル及び電線から成る群から選択されることを特徴とする
    作業用車両。
  9. 【請求項9】各端に後車輪を有する後車軸を含む車両シ
    ャシと、 前記後輪間に少なくとも部分的に配置された動力列と、 前記車両シャシの縦軸に対して略平行な枢軸を中心とし
    て枢動し得るよう前記車両シャシに枢動可能に取り付け
    られたキャブであって、前記キャブが後車軸上に配置さ
    れ、前記キャブの下方部分が少なくとも一部分前記後車
    輪間にありかつ前記動力列の少なくとも一部を覆う通常
    の作動位置と、作動位置で前記キャブの下方になる構成
    要素に対して良好にアクセスするのを許容する修理/保
    守位置との間を傾動可能であり、前記後車輪の1つを取
    り外した後にその修理/保守位置に傾動可能である前記
    キャブと、を備えた作業用車両における前記キャブを傾
    動させる傾動装置にして、 a.軸及び軸縦動子を有する軸組立体であって、車両シャ
    シの縦軸に対して略垂直の位置となるキャブの下方でシ
    ャシに剛性に締結可能である前記軸組立体と、 b.一端にてキャブに締結可能な特上げアームと、 c.一端にて前記軸従動子に、及び他端にて前記特上げア
    ームに枢動可能に接続されたコネクタと、を備えること
    を特徴とする傾動装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の傾動装置にして、 前記車両が、3点ヒッチを備え、前記3点ヒッチの上方
    連結装置が、前記コネクタとして機能するようにしたこ
    とを特徴とする傾動装置。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の傾動装置にして、 キャブが、そのフレームに形成されたある形状の穴を有
    し、前記特上げアームが、同様の形状とされかつ前記穴
    に挿入可能であるようにしたことを特徴とする傾動装
    置。
  12. 【請求項12】請求項9に記載の傾動装置にして、 キャブが所定の最大傾動角度に達したとき、特上げアー
    ムが、軸組立体にぶつかり、それ以上動くのを阻止し得
    るように、軸組立体及び特上げアームの位置及び長さが
    設定されることを特徴とする傾動装置。
  13. 【請求項13】請求項9に記載の傾動装置にして、 前記軸組立体には、該軸組立体をシャシに取り付ける少
    なくとも2つのブラケットが設けられ、前記ブラケット
    の一方が、前記軸組立体の取り付け中、前記軸組立体の
    一端を少なくとも一時的に支持するガイド手段を備える
    ことを特徴とする傾動装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の傾動装置にして、 軸組立体をシャシに取り付ける第3のブラケットであっ
    て、調節可能な長さを有する前記第3のブラケットを更
    に備えることを特徴とする傾動装置。
  15. 【請求項15】請求項9に記載の傾動装置にして、 前記軸組立体が、該軸を回転させる手動クランクであっ
    て、キャブの傾動軸の反対側の前記シャシの側部に位置
    決めされる前記手動クランクを更に備えることを特徴と
    する傾動装置。
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