JP2837940B2 - 原稿自動循環給送装置 - Google Patents

原稿自動循環給送装置

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JP2837940B2 JP25591190A JP25591190A JP2837940B2 JP 2837940 B2 JP2837940 B2 JP 2837940B2 JP 25591190 A JP25591190 A JP 25591190A JP 25591190 A JP25591190 A JP 25591190A JP 2837940 B2 JP2837940 B2 JP 2837940B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿自動循環給送装置に関し、詳しくは、原
稿束の上面に再び原稿を排出することができる原稿自動
循環給送装置に関する。
〔従来の技術〕 複写機により、複数枚よりなる原稿から複数部のコピ
ーを作成する場合、複写機のコンタクトガラス上に対し
て原稿給送を自動的に行って手数を省く手段として、頁
順に重て原稿載置台上に載置された原稿束の下から順次
1枚ずつ原稿を抽出して複写機本体のコンタクトガラス
上に給送し、原稿露光の完了した原稿を原稿載置台に載
置された原稿束の上に返送して重ね、コピー部数に相当
する回数だけ、給紙経路と返送経路とより成る循環路を
各原稿を頁順に繰返し循環させてコンタクトガラス上に
給送する原稿自動循環給送装置(Recycle document han
dler(以下、RDHと略する))が利用されている。
従来、この種のRDHとしては例えば第14図〜第18図に
示すようなものが知られている。
以下、これらの図面を参照してその概略構成を説明す
る。
第14図に示すRDHと第15図に示すRDHとは同一の原理で
動作するものであるため、両者を同一の番号を付して説
明する。すなわち、これらは原稿載置台aに原稿繰出し
用の繰出しベルトbを備えており、その上に原稿束cを
載置してコピースタートすると、繰出しベルトbが最下
位の原稿を抽出して給紙する。この原稿は、U字形に形
成された給紙路に所要の間隔で設けられた搬送ローラに
受け継がれてベルトdまたはローラd1によりコンタクト
ガラスe上の所定の位置にセットされる。その後、光学
走査が完了するとベルトdまたはローラd1によりU字形
に形成された返送経路に送り出され、経路上に設けられ
た所要数の搬送ローラに受け継がれて排紙口fから原稿
載置台a上に排出され、原稿束cの上に載置される。
ところで、第14図および第15図に示すRDHにあって
は、原稿群のコピー順序を維持するためには、排出され
た原稿の少なくとも一部が原稿束cの最上位紙の上に載
る必要があり、また、原稿を再度給紙路に送り出すため
には排出された原稿は少なくとも一部が繰出しベルトb
の上に存在する必要がある。すなわち、排紙口fから給
紙口a1までの長さl1と、排紙口fから繰出しベルトbの
後端までの長さl2と、原稿の給紙方向の長さLとの間に
次の関係が成立つことが必要である。
l1/2<L≦l1、かつ、L>l2、 換言すれば、第14図および第15図に示したRDHにおい
ては、使用できる原稿の最小長さがかなり制限されると
いう不都合が生じてしまう。
このような不具合を解消するために第16図および第17
図に示すようなものがある。このものは、原稿の給紙方
向の長さLに応じて排紙口f1の位置を移動することによ
り上述したような不具合を解消している。ところが、第
16図に示したRDHにあっては、テレスコピックに伸縮す
る排紙ガイドgを用いて位置可変の排紙口f1を実現して
いるため、排紙ガイドgの重なり長さにより可変範囲が
制限される。また、第17図に示したRDHにあっては、折
畳みの排紙ベルトhを用いて位置可変の排紙口f1を実現
しているため、機構的に複雑になるとともに、ベルトh
の組付けや交換に手間がかかるという不具合が生じてし
まう。
このような不具合を解消するものとして、比較的簡単
な構成で排出口の位置を広範囲に切換えて、種々の長さ
の原稿を給送できるようにしたRDH(特開昭63−143125
号公報参照)があり、第18図のように示される。
第18図に示すものは、原稿載置台aの搬入側相当の範
囲に亘ってその床下の部分に原稿返送路kを設け、その
上の原稿載置台aの床板には原稿返送路kを搬入されて
くる原稿を原稿載置台aの床を貫通して上方に排出する
ための開口および切換爪iが搬送方向の複数の位置に設
けられている。また、原稿載置台a上を搬送方向に移動
可能に、排紙口fと上記開口および切換爪iにより返送
路kより搬送された原稿を排出口fに導く搬送ガイドl
を有する排出部mが設けられている。そこで、使用され
る原稿のサイズに応じた位置の切換爪iを排出位置に切
換え、そこから排出される原稿を排出口fに案内するこ
とができる位置に排出部mを移動させれば排出口fより
排出された原稿は先端が給紙口a1に臨んだ繰出しベルト
b上に載置された原稿束上に排出される。なお、この装
置で使用可能な最大サイズの原稿を使用する場合は、排
出部mは原稿載置台aの後端に位置させられ、コンタク
トガラスeよりUターンして戻される原稿は原稿返送路
kを経由せず、ガイド板jにより直接排出部mの排出口
fに案内される。また、それより小さいサイズの原稿を
使用する場合は、ガラス板jを出口が原稿返送路kに臨
む位置に回動させて、Uターンして戻される原稿を原稿
返送路Kに導く。
第18図に示す構成のRDHでは、コンタクトガラスe上
より反転されて排出された原稿を原稿載置台a上の原稿
束上に排出する排紙口f1を有する排出部m迄搬送する原
稿返送路kは原稿載置台aの下側に形成されているた
め、返送炉を構成するガイド板は装置に固設することが
でき、構造が簡単になるという利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第18図に示す原稿自動循環給送装置に
あっては、排出部mに原稿を送り出す開口および切換爪
iの位置が固定されており、その構造上、開口位置を狭
い間隔で設けることができず、種々サイズの原稿の使用
に適さないという問題があった。また、返送路kが原稿
載置台aの下にあるため、返送路k内で原稿が紙詰まり
した場合の除去が面倒になってしまうという問題があっ
た。
一方、第16図および17図に示す原稿自動循環給送装置
にあっては、反転後の原稿返送路は原稿載置台の上方に
設けられているため、紙詰まりの除去は比較的容易にな
ると思われるが、排出口の位置の移動に伴い搬送路のガ
イドを伸縮させる必要があり、ガイドをテレスコピック
に進出可能な構成としたり、折畳み式にする等複雑な機
構を余儀なくされてしまう。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、広範囲に亘るサイズの原稿を円
滑、かつ確実に搬送することができ、しかも原稿載置台
上に載置された原稿束に悪影響を与えずに安全に搬送す
ることができる返送手段を備えた原稿自動循環給送装置
を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
本発明に係る原稿自動循環給送装置は、上記目的を達
成するため、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原
稿載置手段と、該原稿載置手段に載置された原稿束から
最下位の原稿を順次分離して給送する給送手段と、該給
送手段により給送された原稿を所定の原稿露光位置に搬
送し、露光後の原稿を該露光位置外に搬送する搬送手段
と、前記原稿載置手段の原稿載置面に沿って移動可能な
排出部と、前記搬送手段により前記露光位置外に搬送さ
れた原稿を前記排出部に案内すると共に、前記排出部の
移動に応じて伸縮する返送経路および該返送経路に沿っ
て原稿を前記排出部に搬送する複数の搬送部材を有し、
該原稿を前記返送経路および前記排出部を通して前記原
稿載置手段上に返送する返送手段と、を備えた原稿自動
循環給送装置において、前記複数の搬送部材は、前記排
出部が最大サイズの原稿を排出する位置にあるときに
は、その一部が前記搬送手段と干渉しない位置に退避し
て外部に露出しない位置に移動されるとともに、最小サ
イズの原稿を排出するときには他の搬送部材との間隔が
最小サイズの原稿の搬送方向長さより短く設定された位
置に移動されることを特徴とするものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1〜13図は本発明に係る原稿自動循環給送装置の一
実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第1図において、100は複写
機本体であり、この本体100の頂面に設けられたコンタ
クトガラス101を覆うカバー型のケース内にはその上部
の左右端部を除く範囲に亘って設けられた原稿載置手段
としての給紙テーブル1と、第1図中左端部に設けら
れ、給紙テーブル1上に載置された原稿束の下から順次
1枚ずつコンタクトガラス101上に送り出す給紙部(給
送手段)70と、下走部がコンタクトガラス101の上面全
長に亘って摺接し給紙部より給送された原稿をコンタク
トガラス101上の所定の原稿露光装置に搬送し、原稿露
光後にコンタクトガラス101上から排出する搬送手段と
しての搬送ベルト12を有する搬送部71と、搬送部71から
送り出された原稿を反転させる反転部72および反転部72
により反転された原稿を給紙テーブル1上の原稿束上に
戻すリターン部73から成る返送手段としての原稿返送部
と、が設けられている。
以下、給紙部70、搬送部71、反転部72およびリターン
部73から成る原稿返送路それぞれについて順に説明す
る。
<給紙部> 給紙テーブル1の前部の最小原稿載置範囲内の搬送方
向に対して左右両側にはサイドフェンス2が設けられて
いる。給紙テーブル1の給紙方向前端付近には、欠円部
を有する2固の呼び出しコロ3a、3bが設けられており、
このコロ3a、3bは欠円部が上にある場合に原稿載置面よ
り突出しないような位置になるようにして搬送方向に前
後に離隔して配置されている。呼び出しコロ3a、3bの軸
には第2図に示すようにその軸端部に光電センサ62によ
り検知されるスリット61を有するスリット板60と、呼び
出しコロ3a、3bの欠円部に対応する位置に凹部を備えた
位置決め板63とを備えており、位置決め板63の周縁には
ばねにより付勢された押圧ころ64が係合している。これ
らの機構により2つの呼び出しコロ3a、3bと欠円部が等
しい位相で互いに平行になるように同期して回転し、ス
リット板61と光電センサ62とが、給紙テーブル1と欠円
部とが同一平面となる回転角を検出して停止させ、位置
決め板63と、押圧コロ64とにより確実に位置決めしてそ
の位置に保持されるようになっている。
呼び出しコロ3aの上方には押え板4が設けられてお
り、この押え板4は図示しないソレノイドによって駆動
され、第1図中鎖線で示す位置で原稿の先端部を押下げ
て呼び出しコロ3aに押圧される。押え板4の上方には第
1図および第3図(a)に示すようにソレノイド67によ
り後端を支店として回動し、第1図中に破線で示す退避
位置と実線で示す作動位置との間に変位するストッパ5
が設けられている。このストッパ5はその動作位置で
は、爪先が給紙テーブル1の上面またはセットされた原
稿束の上面に当接するようになっており(第3図(b)
参照)、原稿束をセットするときのセット爪および循環
して後方から給紙テーブル1上の原稿束の上面に戻され
る原稿の先端を衝合させてスキューを矯正する機能を有
している。
押え板4により呼び出しコロ3aに押圧された原稿束
は、呼び出しコロ3a、3bが同期して回転することにより
後述する分離部に確実に搬送されるようになっている。
また、呼び出しコロ3aの近傍には原稿セットセンサ6が
設けられており、この原稿セットセンサ6は、原稿束が
給紙テーブル1上にセットされたことを検知する。そし
て、その検知信号によって呼び出しコロ3a、3bを一定量
回転させて、原稿束を第3図(b)に示す位置まで搬送
する。
呼び出しコロ3a、3bは、エンドレスベルト7と分離ロ
ーラ8より成る分離部と協動して上記の位置にある原稿
束の最下位の1枚を確実に給紙する機能をも有する。ま
た、分離ローラ8は原稿を搬送方向に移動させる方向に
周速が原稿搬送速度になる速度で回転し、一方、エンド
レスベルト7は分離ローラ8の周面にある周長に亘って
圧接し、原稿搬送方向と逆方向(第1図中に矢印Aで示
す方向)に原稿搬送速度の例えば1/20の低速度で移動
し、分離ローラ8と原稿との間の摩擦係数、エンドレス
ベルト7と原稿との間の摩擦係数および原稿相互間の摩
擦係数を適切に設定することにより、呼び出しコロ3a、
3bにより原稿束の下から送り出される原稿が1枚の場合
はそのまま下流側に設けられたルアウトローラ9、10の
方に搬送し、2枚以上の場合は最下位の1枚のみを分離
してプルアウトローラ9、10に向かって搬送する。ま
た、分離ローラ8には図示しないが一方向クラッチが内
蔵されており、プルアウトローラ9、10の原稿搬送時、
分離ローラ8の駆動を切っても連れ回りして原稿搬送負
荷を軽くして所定の速度で搬送されるようになってい
る。分離ローラ8は図示しないクラッチにより駆動がオ
ン、オフされ、給紙部70から搬送部71への搬送部に設け
られたレジストセンサ11が原稿先端を検知するとクラッ
チがオフし、分離ローラ8への駆動が遮断される。レジ
ストセンサ11は、原稿の後端検知を行って原稿をコンタ
クトガラス101上の所定の露光位置に停止制御するため
の検出手段をも兼ねている。なお、上述した呼び出しコ
ロ3a、3b分離ローラ8、プルアウトローラ9は給送手段
を構成し、単一のモータで駆動することも、別々モータ
で駆動することも可能である。
<搬送部> 搬送部71は、一対のローラ65、66に巻掛けられた1枚
の広幅搬送ベルト12より成り、その下走部が複数の加圧
コロ13によりコンタクトガラス101に押圧され、給送部7
0より送られてきた原稿を所定の露光位置に搬送し、露
光終了後の原稿を反転部72に送り出す。
<反転部> 反転部72には反転ガイドに沿って設けられた反転ロー
ラ15、このローラ15に圧接する加圧コロ16およびその下
流側て第1図中に実線で示す位置と破線で示す位置との
間に変位可能な切換爪14が設けられている。切換爪14
は、両面原稿モードの場合は破線の位置に切換られて、
片面露光済みの原稿を表裏反転して再度搬送部71に送り
出す。片面露光モードまたは両面原稿モードで両面露光
済みの原稿排出時には、切換爪14は図中に実線で示す位
置にあって、リターン部73に排出する。加圧コロ16と切
換爪14との間には反転ローラ15に対向して反転センサ17
が設けられており、このセンサ17によって搬送ベルト12
の駆動タイミングが制御されるようになっている。な
お、搬送ベルト12と反転ローラ15はそれぞれ図示しない
単独のモータで駆動されるようになっている。
<リターン部> リターン部73は、給紙テーブル1上を原稿搬送方向
(第1図において左右方向)に移動可能な排出部として
の排紙ユニット18と、排紙ユニット18の搬送方向後部に
連結され、排紙ユニット18の移動に応じて伸縮し、排紙
ユニット18より後部の給紙テーブル1の上面との間に返
送経路を形成する複数のガイド板21〜23と、反転部72か
ら排出された原稿を排紙ユニット18迄搬送するための中
間ベルト27とを有して構成されている。
ガイド板21〜23は、互いに重ね合わされて伸縮される
ようになっており、排紙ユニット18を移動させること
に、各ガイド板21〜23の重なり変化して伸縮するように
なっている。各ガイド板21〜23は原稿搬送方向の順に順
次外側に重なるようにして返送路を搬送される原稿の前
端がガイド板21〜23の重なり部で引掛ることがないよう
に成されている。それぞれのガイド板21〜23の上方には
それぞれ外装カバー24〜26が、各ガイド板21〜23後端を
上方に折曲げて形成された立上り部に後端を固着され、
ガイド板21〜23と同様互いに重ね合わせて伸縮伸縮可能
に設けられている。第4図〜第6図は、ガイド板21〜23
および外装カバー24〜26の伸長状態、中間状態および縮
小状態をそれぞれ示す図である。これらの図には、最後
部(図において右端)のガイド板23および外装カバー26
は後端がRDHの後端に一致する位置にある状態での収納
過程を示している。なお、これらガイド板23および外装
カバー26はこの位置に固定されているものではなく、第
1図中実線で示す位置と、鎖線で示す位置との間で摺動
可能になっている。ガイド板21〜23が延びた状態でその
後端が実線の位置に位置決めされた状態で、排紙ユニッ
ト18の前端面40とストッパ5の原稿前端面当接面との間
の距離が最小原稿の長さより僅かに長い距離になるよう
に成されている。そして、最後部のガイド板23と外装カ
バー26を第1図中に鎖線で示すように後端をRDHの後端
に一致させてガイド板21〜23および外装カバー24〜26を
重ね合わせて最も縮小させた状態(すなわち、第6図に
示す状態)にしたとき、第1図に鎖線で示す位置に来た
排紙ユニット18の前端面40とストッパ5の原稿前端当接
面との間の距離が最大原稿の長さよりも僅かに長い距離
になるように設定されている。原稿の長さが最小原稿の
長さと最大原稿の長さの間にあるときはそれに応じてカ
イド板21〜23および外装カバー24〜26を伸縮させて、排
紙ユニット18の前端面40とストッパ5の原稿前端当接面
との距離が原稿の長さより僅かに長い距離になるように
すればよい。すなわち、排紙ユニット18の前端面40は給
紙テーブル1上に原稿を載置する場合に後部ガイドにな
る。
排紙ユニット18は、第6図および第7図に詳細するよ
うに、反転部72の出口30から排出された原稿を直接、あ
るいは、中間ベルト27により返送経路の返送面となる給
紙テーブル1上を搬送される原稿を掬い上げて前端上部
の排出口迄案内する前上がりに傾斜した下ガイド29と、
この下ガイド29と一定の間隔を置き、ガイド板21の前端
部として形成される上ガイドとこれらの間に形成される
排紙ユニット搬送路の入口部および出口部にそれぞれ設
けられた排紙ローラ19a、19bおよびこれらの排紙ローラ
19a、19bを駆動するためのモータ20を有する。また、外
装カバー24の前含は排紙ユニット18の外装カバーとなっ
ている。なお、排紙ローラ19aは搬送部材を構成してい
る。
中間ベルト27は反転部72の出口30より前方へ、その上
走部が給紙テーブル1の上面と同一面となるように幅方
向に複数条に分割して設けられている。ガイド板22の伸
長時に、中間ベルト27の各条に対向する位置には第4
図、第7図に示すように板ばねを介して搬送部材として
の従動コロ28が設けられ、ガイド板22が矢印B方向に引
き出されて中間ベルト27の上に来る場合には従動コロ28
が板ばねの力により中間ベルト27に圧接して従動するこ
とにより原稿を搬送し、ガイド板22が第5図中の矢印C
方向に移動して、中間ベルト27の上方より後方に退避し
た場合には従動コロ28はテーブル1面よりも上方に突出
する部材31により跳ね上げられて中間ベルト27と干渉し
ないようにこのベルト27の後方に退避し、第6図に示す
ように最大サイズの原稿を排出する位置にあるときに反
転部出口30から後方に格納(外部から露出されない)さ
れる。この状態で、反転部出口30から排出された最大サ
イズの原稿は、従動コロ28やガイド板22、23に妨げられ
ることなく、排紙ユニット搬送路を排紙ローラ19a、19b
によって搬送され、前端より給紙テーブル1上に載置さ
れた原稿束上に放出され、ストッパ5に衝合してスキュ
ーを矯正され原稿束上に積重ねられる。
中間ベルト27の各条の間および排紙ユニット18の移動
により返送経路となる範囲の搬送テーブル1には、第7
図および第12図に示すように原稿搬送方向に延びる複数
本の平行な溝55が設けられ、下ガイド29の下端にはこれ
らの溝55に円滑に移動可能に嵌合する櫛歯状の突出部29
aが設けられている。このため、中間ベルト27と従動コ
ロ28により搬送される原稿は排紙ユニット18の位置のい
かんに拘らず、確実に円滑に下ガイド29に掬い上げられ
て排紙ユニット18を経て排出される。
一方、排出ローラ19aおよび反転部72の加圧コロ16か
ら従動コロ28までの距離は、第1図に実線で示すように
排紙ユニット18が最小サイズの原稿を排出する位置にあ
るとき、すなわち、最も伸長した位置にあるときにこの
最小サイズの原稿の搬送方向の長さより余裕を持って短
く設定されている。すなわち、排紙ローラ19a、加圧コ
ロ16および従動コロ28は最も伸張した位置にあるとき、
それぞれの間隔が最小サイズの原稿の搬送方向長さより
短く設定されている。このため、いかなるサイズの原稿
も支障なく円滑に搬送される。したがって、従動コロ28
は、搬送ユニット18の後方に0の原稿返送路において、
最大サイズの原稿を排出する位置にあるときに反転部出
口30から後方に格納されて外部から露出されない位置に
設定されるとともに、最大サイズの原稿を排出する位置
にあるときには、搬送ローラ19aおよび加圧コロ16との
間隔が最小サイズの原稿の搬送方向長さより短くなる位
置に設定されている。
また、反転部出口30から排出された原稿を中間ベルト
27によって排紙ユニット18に搬送しているため、原稿サ
イズ応じてガイド板21〜23が変位し、従動コロ28がかな
りの範囲変位しても中間ベルト27に係合されることが可
能となる。重ねることにより伸縮自在なガイド板21〜2
3、外装カバー24〜26および排紙ユニット18を摺動自在
に支持する手段として、第7図に示すように、RDHの操
作者から見て奥側に、これらガイド板21〜23、外装カバ
ー24〜26および排紙ユニット18の搬送範囲全長に亘って
円形断面のシャフト33が原稿搬送方向と平行に延設さ
れ、ガイド板21〜23、外装カバー24〜26および排紙ユニ
ット18の奥側に設けられた支持部の円形孔が摺動自在に
嵌合している。
それぞれのガイド板21〜23の奥側と手前側にはそれぞ
れのガイド板21〜23の概ね全長に亘ってリンク35〜37が
固着されており、ガイド板21、23に固定されたリンク3
5、37に概ね全長に亘るスリット35a、37aが設けられ、
それぞれ隣接するリンク35〜37の端部に長手方向にある
距離を置いて植設された2本の係合ピン34a、34bスリッ
ト35a、37aに掛合させて連絡されている。
RDHの手前側のフレーム上には、最後部のガイド板23
の移動距離に応じた長さの固定軸39が延設されい、ガイ
ド板23の図において右端部手前側に揺動可能に設けられ
た先端に凹入部を有するレバー38の凹入部が自重で、ま
たはばね力により摺動自在に掛合している。RDHの手前
側フレームのその他の部分には、ガイドレール53とラッ
ク50が原稿搬送方向に固定されており、排紙ユニット18
の手前側々板に設けられた複数のコロ4をガイドレール
53上面で支持し、コロ47と同軸的に設けられたピニオン
46をラック50に会合させ、ピニオン46をモータ20により
駆動し、排紙ユニット18を原稿サイズに応じた所定の位
置に移動させて停止する。原稿サイズに応じた位置決め
は、RDHの手前側のフレームの規格用紙サイズに対応し
た位置に設けたクリック溝51に排紙ユニット18手前側に
設けたクリックピン45を係合させることにより容易に行
うことができる。クリック溝51は、かなり近接して設け
ることができるため、種々の原稿サイズに対応して設け
ることができるが、その中間サイズの原稿を給送する場
合は、クリックピン45の先端をフレーム内面の凹凸面に
係合させて固定する。クリックピン45のクリック溝51は
またはフレーム内面への係脱は排紙ユニット18前端面に
設けたレバー52の操作により簡単に行なうことができ、
排紙ユニット18を容易に移動させ、所要の位置に係合さ
せることができる。排紙ユニット18の原稿搬送路上ガイ
ドと外装カバーとはそれぞれガイド板21および外装カバ
ー24の一部として形成されているが、第6図および第7
図に示すように、ガイド板21の前端(排紙ローラ19bの
近傍)付近の手前側と奥側にはそれぞれ磁性ピン49が下
方に向かって突出するように固定されており、これに対
応して排紙ユニット18の本体側には、上記のピン49が嵌
合しうる搬送方向を横切る方向に若干長い溝を有する磁
気吸着手段(永久磁石)48が固定されており、磁性ピン
49を磁気吸着手段48に吸着させることによりガイド板21
および外装カバー24は排紙ユニット18本体にロックさ
れ、かつ容易に離脱させて搬送路を開放することができ
る。排紙ユニット18は、その奥側の2箇所に設けられた
支持部で前記シャフト33に摺動自在に支持され、その1
つの支持部はガイド板21をシャフト33に摺動自在に支持
する2又状支持部に殆ど隙間なく挟まれている。したが
って、排紙ユニット18とガイド板21および外装カバー24
は相互の位置関係を常に保持することができ、ピニオン
46を回転し、排紙ユニット18を移動させれば、ガイド板
21〜23および外装カバー24〜26はリンク35、37のスリッ
ト35a、37aをリンク36の係合ピン34bが摺動することに
よりこれに伴って伸縮する。
中央のガイド板22の外装カバー25の手前端部付近に
は、外装カバー24〜26の収納を妨げない位置で、かつ外
装カバー24〜26を伸ばした状態で概ね中央付近の位置に
把手32が取付けられている。このため、ガイド板21〜23
および外装カバー24〜26がいかなる位置にある場合にも
把手32を持って持ち上げることによりガイド板の両端の
ロック38と39および48と49が外れガイド板21〜23、外装
カバー24〜26およびリンク35〜37は一体となって第12図
に示すように、奥側のシャフト33を軸として回動し、原
稿搬送経路を大きく開くことができる。この場合、各ガ
イド板21〜23に固定された各側のリンク35〜37同志が搬
送方向に間隔をおいて設けられた2本のピン34a、34bを
スリット35a、37aに係合しているため、各側3本のリン
ク35〜37は横から見て一直線に保持され、各ガイド板21
〜23と外装カバー24〜26がバラバラになったり、両端が
垂下ることなく、またロック38、39および48、49は大き
な力を加えなくても除去することができる。
排紙ユニット18を最大の原稿サイズに合わせた位置
(第6図に示す位置)から最小の原稿サイズに合わせた
位置(第1図中に実線で示す位置)に移動するときのリ
ンク35〜37の重なり状態およびガイドシャフト33、39に
対する位置関係の変化を第8図から第11図に順を追って
示す。なお、第9図および第10図には簡単にするため、
奥側のみを示す。すなわち、第8図に示すように3つの
リンク35〜37が重なった状態から第9図に示すように、
リンク35が排紙ユニット18とおよびガイド板21とともに
引出され、次いで、第10に示すようにリンク36がリンク
3の後端に引かれてガイド板22とともに引出され最後に
全部のリンク35〜37が一体となって、レバー38が固定軸
39に沿って摺動して前方に移動し、第11図に示す最少の
原稿サイズに対応した位置に来る。最小の原稿サイズ対
応位置から最大の原稿サイズ対応位置に移動させる場合
はこの逆になる。
このように、ガイド板21〜23および外装カバー24〜26
を移動させることにより最大の原稿サイズに対応した状
態では、ガイド板21〜23および外装カバー24〜26は反転
部出口30より下方(第1図の右方)に後退し、給紙テー
ブル1を無駄なく利用することができる。なお、上記の
リンク35〜37の引出し方法は一例を示すものであり、リ
ンク35と36をまず同時に引出し、リンク35〜37の全部を
軸39に沿って移動させたりすること可能である。
以上の動作により、排紙ユニット18を原稿サイズに応
じた位置に移動させれば、原稿返送経路のガイド板21〜
23および外装カバー24〜26の自動的に形成される。
なお、排紙ユニット18には、第1図および第6図に示
すように、仕切板41、図示しない仕切板作動機構、仕切
板センサ43、排紙センサ42、排紙ユニット18のセット位
置が正しいか否かを検知する位置決めセンサ44が設けら
れている。この位置決めセンサ44は、ストッパ5に衝き
当ててセットされた原稿の後端を検出することによっ
て、排紙ユニット18のセット位置が正しいか否かを検知
するもので、仮に、位置決めセンサ44が原稿の後端を検
知しない場合は、排紙ユニット18が原稿の後端から遠く
離れているか、排紙ユニット18が前進しすぎて原稿後端
が排紙ユニット18前面壁40に引掛った状態にあるものと
判断されるため、原稿給紙動作を禁止し、排紙ユニット
18のセット位置を修正する。排紙ユニット18の移動は排
紙ユニット18前面に備えられたレバー52(第7図参照)
を押しクリックを解除することにより容易かつ、円滑に
行うことができる。
仕切板41およびそれに関連した部材の機能について
は、従来のRDHと同様であるため詳述しない。
次に、作用を説明する。
第13図は以上の構成を有する原稿自動循環給送装置の
動作を説明するフローチャートであり、本フローチャー
トは、複写機本体100内に備えられた図示しない制御手
段で実行されるものである。まず、像画面を上向きにし
て頁順に重ねられた原稿束の先端をストッパ5に衝合し
て給紙テーブル1上に載置した後、サイドフェンス2を
移動して原稿束の両側を保持する。その後、排紙ユニッ
ト18を原稿サイズに適合する位置にセットする。このと
き、P1で原稿セットセンサ6がオンされたか否かを判断
し、オンされていた場合にP2に進んで給紙信号が入力さ
れたか否か、すなわち、コピースタート信号が入力され
たか否かを否かを判別する。入力された場合には複写機
のコピースタート信号により給紙信号が発振されるた
め、P3でストッパ爪ソレノイドおよび押え板ソレノイド
をオンさせる。このため、ストッパ5が原稿束先端から
退避し、押え板4が原稿束を呼び出しコロ3a、3bに押圧
する。次いで、P4に進み、所定時間経過したものと判断
された場合にP5に進んで給紙モータと搬送ベルトモータ
を作動する。このため、呼び出しコロ3a、3b、分離ロー
ラ8、プルアウトローラ9およびローラ65、66が駆動す
る。そして、まず、呼び出しコロ3a、3bの回転により最
下位の原稿から順に前進したくさび形状を形成するよう
に原稿束が給送され、エンドレスベルト7と分離ローラ
8により最下位の原稿のみが分離され、プルアウトロー
ラ9へ送られる。次いで、P6において原稿の先端がレジ
ストセンサ11で検知されると、P7に進んで給紙クラッチ
をオフして分離ローラ8の駆動を停止する。このため、
原稿はプルアウトローラ9のみでコンタクトガラス101
に搬送され、搬送ベルト12により原稿はコンタクトガラ
ス101上に搬送される。一方、呼び出しコロ3a、3bは第
2図に示す光電センサ62がスリット板60のスリット61を
検出することにより駆動が切れ、欠円面が給紙テーブル
1の面と一致した状態で停止する。レジストセンサ11が
原稿後端を検知してから所定のタイミング(エンコーダ
によるパルスカウントによる)で搬送ベルト12を逆転
し、原稿をスケール68に衝き当てた後、停止する。この
動作は、P8においてパルスカウントが所定値以上になっ
たと判断されたときにP9に進んで搬送ベルト停止するよ
うに制御される。これにより、原稿のスキューが矯正さ
れ所定の露光位置に停止する。また、この状態で原稿露
光走査が行われる。
次いで、原稿露光走査が終了すると、複写機本体100
からの露光走査終了信号が入力するのに伴って、P11に
おいて原稿排紙信号が入力されたか否かを判別する。入
力された場合にはP12に進んで搬送モータ、反転モータ
および排紙モータをオンする。このため、再び搬送ベル
ト12が正転し、原稿が反転部72に送られてUターンす
る。次いで、P13で反転センサ17が原稿の先端を検知す
ると搬送モータ12の駆動タイミングを制御する。そし
て、片面原稿または両面原稿で両面露光積み原稿はリタ
ーン部73に入ると原稿サイズに応じて中間ベルト27およ
び給紙テーブル1と伸縮可能なガイド板21〜23との間に
形成される返送路に搬送され、排紙ユニット18の下ガイ
ド29により掬い上げられ、排紙ローラ19a、19bにより給
紙テーブル1上の原稿束上に排出される。
このとき、最小サイズの原稿が搬送される場合には、
ガイド板21〜23が伸長し、従動コロ28が坂ばねの力によ
り中間ベルト27に圧接して従動することにより原稿を搬
送するため、原稿は円滑に搬送される。また、最大サイ
ズの原稿サイズが搬送される場合にはガイド板21〜23が
縮小し、従動コロ28が中間ベルト27から後方に退避し、
第6図に示すように反転部出口30から後方に格納(外部
から露出されない)されるために、原稿は従動コロ28や
ガイド板22、23に妨げられることなく、上述したように
排紙ユニット18搬送路を排紙ローラ19a、19bによって搬
送される。
次いで、P14で排紙ユニット18の排紙センサ42が原稿
の先端を検知した後所定のタイミングで第3図(b)に
示すようにストッパ5を原稿束の上に当接させ、排紙ユ
ニット18より排出されてきた原稿の先端がストッパ5に
突き当ることにより、スキューが矯正されて積み重ねら
れる。次いで、P15で排紙センサ42がオフするとP16に進
んで排紙モータおよび反転モータの作動を停止した後、
P17に進み、原稿が給紙中か否かを判別し、給紙中でな
い場合には搬送モータの作動を停止する。
なお、第3図(a)に示すように、給紙テーブル1の
上面にストッパ5に間隔をおいて設けられた爪部と間隔
をもって適当な長さのリブ1aを形成しておけば、給紙テ
ーブル1上に載置された原稿はストッパ爪に押されてリ
ブ1aの上端により入り込むように波を打つため、排紙ユ
ニット18より排出された原稿がストッパ5の下にもぐり
こむとは防止される。
コンタクトガラス101上にある原稿が露光走査されて
いる間、すなわち、露光終了前にクラッチを介して給紙
部70に駆動が伝達され、次の原稿が分離給紙されるよう
に制御すれば、原稿の交換間隔を短くすることができ、
かつ高速搬送することにより、トータルのコピー処理時
間を短縮することができる。
また、最初原稿束の上に仕切板41を載置しておけば、
これが最下位にきたことを仕切板センサ43が検知するこ
とにより、原稿が一巡したことを検知することができる
ことは周知のことである。
一巡した原稿はある程度整ってはいるが、充分ではな
く、波を打った状態になっていることもある。そこで、
次の給紙動作前に呼び出しコロ3a、3bを回転させること
により原稿に上下振動を与えて整えるようにするのがよ
い。このときには、押え板4とストッパ5は原稿から離
れた位置に退避させ、呼び出しコロ3a、3bにより搬送方
向の搬送力を発生させることにより原稿束の前端は分離
ローラ8とエンドレスベルト7の圧接部近傍迄前進し、
最下位から順に先端が退避したくさび状に整えられる。
以上の結果、原稿束は再給紙に支障のないように再セッ
トされ、給紙信号に応じて次の動作が開始される。
〔効果〕
本発明によれば、搬送手段により露光位置外に搬送さ
れた原稿を排出部に案内すると共に、排出部の移動に応
じて伸縮する返送経路および該返送経路に沿って原稿を
排出部に搬送する複数の搬送部材を有し、該原稿を返送
経路および排出部を通して原稿載置手段上に返送する返
送手段を設けたので、原稿サイズに応じた排出位置を容
易に設定して異なサイズの原稿を容易に搬送することが
できる。また、排出部が最大サイズの原稿を排出する位
置にあるときには、搬送部材の一部を搬送手段と干渉し
ない位置に退避させて外部に露出しない位置に移動させ
るとともに、最小サイズの原稿を排出するときには他の
搬送部材との間隔を最小サイズの原稿の搬送方向長さよ
り短く設定された位置に移動させるようにしたので、原
稿載置台上に載置された原稿に悪影響を与えずに原稿返
送路内でサイズの異なる原稿を安全に、かつ円滑に搬送
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜13図は本発明に係る原稿自動循環給送装置の一実
施例を示す図であり、第1図はその全体構成を示す側断
面図、第2図はその呼び出しコロ、その制御機構の一部
を示す斜視図、第3図(a)はその給紙テーブル上の原
稿およびストッパを示す正面図、第3図(b)はその給
紙部を拡大して示す側面図、第4図〜第6図はそのリタ
ーン部の排紙ユニットが種々の位置にある場合のガイド
板と外装カバーの状態を示す側断面図、第7図はそのリ
ターン部の全体構成を示す斜視図、第8図〜第11図はそ
のリターン部ガイド板の最も収縮した状態から最も伸長
した状態に変化する際の各ガイド板に取り付けられたリ
ンクの重なり状態を順を追って示す説明図、第12図はガ
イド板を開いた状態を示す断面図、第13図(a)(b)
は制御手段で実行される原稿給紙およびコンタクトガラ
ス上からの原稿排紙迄の動作を示すフローチャート、第
14図〜第18図はそれぞれ従来の原稿自動循環給送装置の
例を示す側断面図である。 1……給紙テーブル(原稿載置手段)、 3a、3b……呼び出しコロ(給送手段)、 8……分離ローラ(給送手段)、 9……プルアウトローラ(給送手段)、 12……搬送ベルト(搬送手段)、 18……排紙ユニット(排出部)、 19a……排紙ローラ(搬送部材)、 21〜23……ガイド板(返送経路)、 28……従動コロ(搬送部材)、 72……反転部(返送手段)、 73……リターン部(返送手段)。
フロントページの続き (72)発明者 石崎 博幸 愛知県名古屋市東区泉2―28―24 ヨコ タビル リコーエレメックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−261782(JP,A) 実開 平2−55683(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 83/00 - 85/00 G03G 15/00 107

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原
    稿載置手段と、 該原稿載置手段に載置された原稿束から最下位の原稿を
    順次分離して給送する給送手段と、 該給送手段により給送された原稿を所定の原稿露光位置
    に搬送し、露光後の原稿を該露光位置外に搬送する搬送
    手段と、 前記原稿載置手段の原稿載置面に沿って移動可能な排出
    部と、 前記搬送手段により前記露光位置外に搬送された原稿を
    前記排出部に案内すると共に、前記排出部の移動に応じ
    て伸縮する返送経路および該返送経路に沿って原稿を前
    記排出部に搬送する複数の搬送部材を有し、該原稿を前
    記返送経路および前記排出部を通して前記原稿載置手段
    上に返送する返送手段と、を備えた原稿自動循環給送装
    置において、 前記複数の搬送部材は、前記排出部が最大サイズの原稿
    を排出する位置にあるときには、その一部が前記搬送手
    段と干渉しない位置に退避して外部に露出しない位置に
    移動されるとともに、最小サイズの原稿を排出するとき
    には他の搬送部材との間隔が最小サイズの原稿の搬送方
    向長さより短く設定された位置に移動されることを特徴
    とする原稿自動循環給送装置。
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