JP2837293B2 - スペクトラム拡散通信用送受信機 - Google Patents

スペクトラム拡散通信用送受信機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散通信
用送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のスペクトラム拡散通信用
送受信機を示すブロック図である。更に具体的に述べれ
ば、スペクトラム拡散を用いた多重接続の一例として直
接拡散を用いた光強度変調の場合のブロック図であると
云える。同図において、1はデータ信号入力端子、2は
PN系列等の拡散符号発生器、3は排他的論理和回路、
4はE/O(電気/光)変換器、5はスターカプラ等の
分岐ノード、6は光伝送路、7は6と同様の分岐ノー
ド、8はO/E(光/電気)変換器、9は相関器、10
は送信側で用いた符号を発生させる拡散符号発生器、1
1は復調信号出力端子である。
【0003】次に回路動作について説明する。先ず、入
力端子1から入力されたデータ信号1ビットと、拡散符
号発生器2で発生したチャネル固有の拡散符号を、拡散
符号を構成する複数ビットの1ビット毎に、排他的論理
和回路3により排他的論理和をとることで、スペクトラ
ム拡散による変調信号を作り、これをE/O変換器4に
より光強度変調する。こうして変調された複数の信号
は、分岐ノード5例えばスターカプラで多重され、1本
の光伝送路6で伝送される。受信側では分岐ノード7を
介し、O/E変換器8でO/E変換された後、相関器9
において拡散符号発生器10で発生した拡散符号との相
互相関をとり、相関値が復調信号となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスペクトラム拡
散通信用送受信機を用いた多重接続方式は、上記のよう
に構成され、各通信路(チャネル)の送受間には距離差
が存在する。距離差に起因して、受信側における各チャ
ネルの変調信号間には、レベル差と位相差が生じるた
め、受信側における符号間の相互相関値が増加する。こ
の相互相関値の増加がチャネル間干渉の原因となるた
め、従来技術では、拡散符号に用いるPN系列等の符号
長を大きく設定する方法や拡散符号の同期のとり方を工
夫することにより、この問題に対処していた。
【0005】しかし、PN系列等の符号長を大きくする
方法では、各変調信号間のレベル差や位相差を許容する
ため、要求される符号長が膨大となるという問題点が存
在し、また、符号長をより短くするために、例えば符号
間の相互相関値が零となる直交系列のような相互相関値
の小さな系列を、拡散符号に利用した同期多重接続で
は、拡散符号間の同期がとれなかったり、同期に小さな
誤差が生じた場合にチャネル間干渉が増加するといった
問題点を存在した。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、例えばM系列のような符号に対し
て前後を延長した符号を用い、受信側では、延長した部
分を除いて相関をとり復調信号を得ることで、各チャネ
ルのデータ信号の変化による相互相関値の増加を抑える
ことにより、チャネル間レベル差、チャネル間位相差が
存在しても、チャネル間干渉を抑えて複数のチャネルの
分離復調を可能とするスペクトラム拡散通信用送受信機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、符号長で構成される1周期の継続時間
が、データ信号1ビット分の継続時間に相当する如き、
拡散符号に、例えばM系列のような符号(符号長L1ビ
ット、但し、符号長1を含む)、あるいはM系列の末尾
に0を付加してできる直交系列のように、複数k個の符
号(符号長L1,L2,....Lk)をつなげて構成
される符号に対し、Li(1≦i≦k)ビットの各符号
の先頭の1ビットに等しい1ビットを、その符号の最後
に付加し、同様にLi(1≦i≦k)ビットの末尾のビ
ットに等しい1ビットを、符号の先頭に付加するという
ように、ビットを付加するという操作を、次はLi(1
≦i≦k)ビットの符号の先頭から2ビット目、及び末
尾から2ビット目のそれに、それぞれ等しい1ビット
を、それぞれ符号の最後と先頭に付加するというよう
に、かかる操作をn回繰り返すことにより、Li(1≦
i≦k)ビットの符号の前後にnビットずつ付加するこ
とで新たに形成される符号長ΣLi+2knビットの符
号を拡散符号に用い(但し、ΣLiは、i=1からi=
kまでについて足し合せることを意味する)、変調信号
を発生させる変調手段を送信側に設けた。
【0008】また、受信側において、送信されてきた信
号に対し、送信側で用いたものと同一の拡散符号を用い
て、拡散符号の1周期毎に相互相関値を得る際に、拡散
符号において各符号の前記に付加されているnビット部
分を除き、元のLi(1≦i≦k)ビットの各符号の部
分についてのみ、相互相関値を求め、これを復調信号と
する復調手段を備えた。
【0009】
【作用】本発明においては、スペクトラム拡散を用いた
符号分割多重通信の各送信機における変調の際、伝送路
における各チャネル間の距離差に起因する、最大のチャ
ネル間位相差に相当するビット数nを、符号の前後に付
加することで構成される符号、あるいはこのような符号
を複数個つなげて構成される符号を、拡散符号に用い、
復調時においては、拡散符号と受信信号との相互相関値
を求める際、符号の前後に付加されているビットの部分
を除いて相関をとることにより、チャネル間位相差によ
るデータ信号の変化が原因となる相互相関値の増加分を
排除でき、チャネル間位相差が存在しない場合に、ビッ
トを前後に付加する前の符号を拡散符号に用いて得られ
る復調信号と同等の、チャネル間干渉のない復調信号を
得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明にかかる送信機の一実施例を示すもの
で、スペクトラム拡散による変調信号を作る回路のブロ
ック図であり、図2は、その変調信号を復調する受信機
の回路のブロック図である。
【0011】図1において、21はデータ入力端子、2
2は入力されたデータ信号をxビットパラレルに変換す
るシリアル/パラレル変換回路、23は22によりxビ
ットパラレルに変換されたデータ信号を拡散符号の1周
期と同期させるためのD−FF回路、24は拡散符号と
データ信号から変調信号を作る排他的論理和回路、25
は拡散符号を記憶しているROM、26はxビットパラ
レルの変調信号を変換するパラレル/シリアル変換回
路、27は変調信号の出力端子である。
【0012】図1の送信機の動作を説明する。この送信
機における変調信号の速度をfc〔bps〕とする。ま
た、本実施例では、LビットのM系列に、チャネル間位
相差を許容する為M系列の巡回規則に従って前後にnビ
ットを付加した(L+2n)ビットの符号を拡散符号と
して用いることにする。従ってデータ信号の速度はfc
/(L+2n)〔bps〕とする。
【0013】これらから、図1における各ブロックの動
作速度は、シリアル/パラレル変換回路22、排他的論
理和回路24、ROM25ではfc/x〔Hz〕,D−
FF23ではfc/x(L+2n)〔Hz〕,パラレル
/シリアル変換回路26ではfc〔Hz〕となる。
【0014】データ入力端子21に入力された速度fc
/(L+2n)〔bps〕のデータ信号は、シリアルパ
ラレル変換回路22及び、D−FF23により、速度f
c/x(L+2n)〔bps〕のxビットのパラレルの
信号に変換されて、排他的論理和回路24の一方の入力
ポート(xビット入力)に入力される。排他的論理和回
路24の他方の入力ポートには、ROM25から速度f
c/x〔bps〕でxビットパラレルで拡散符号が入力
され、速度fc/x〔Hz〕で排他的論理和が計算さ
れ、排他的論理和回路24の出力ポートから速度fc/
x〔bps〕で出力される。この出力はxビットパラレ
ルであるため、パラレル/シリアル変換回路26により
速度fcのシリアル信号に変換され、出力端子27から
変調信号として出力される。
【0015】図2において、31は変調信号入力端子、
32はA/D変換回路、33はA/D変換回路32によ
りyビットパラレルのディジタル信号に変換された変調
信号と拡散符号の相互相関値を符号1周期毎に計算する
累積器、34は送信機で用いたものと同一の拡散符号を
累積器における累積の極性として記憶し、また累積値の
クリア信号も記憶するROM、35はD/A変換回路、
36は復調信号出力端子、37は同期判定回路、38は
ROM34の読み出しアドレスを発生させるカウンタで
ある。
【0016】図2の受信機の動作を説明する。図2の受
信機において入力される変調信号の速度は、送信機と同
一のfc〔bps〕であるとする。また、用いる拡散符
号は、図1の送信機で用いたものと同一の符号で、Lビ
ットのM系列の前後にnビットずつ付加した符号長(L
+2n)ビットのものを用いる。図2の受信機の各ブロ
ックの動作速度はfc〔Hz〕とする。
【0017】伝送されてきた変調信号は、入力端子31
に入力された後、アナログ信号としてA/D変換回路3
2において速度fc〔Hz〕でサンプリングされ、yビ
ットパラレルのディジタル信号として累積器33の入力
ポートに入力される。入力されたデータは、速度fc
〔Hz〕で累積され、拡散符号の1周期(速度fc〔b
ps〕でL+2nビット)毎に累積値が累積器33の出
力ポートからzビットのパラレル信号として出力され
る。
【0018】累積器33における累積の際の正負の極性
は、送信機で用いたものと同一の拡散符号として、RO
M34に記憶されており、(L+2n)ビットを1周期
とする符号の1ビットが1ならば、累積の極性は正,0
ならば負として累積される。ROM34には累積器33
に対し、累積値を拡散符号の1周期毎にクリアする信号
も記憶されているが、本実施例では、M系列の前後にn
ビットずつ付加されているものを拡散符号に用いてお
り、この場合クリア信号は前後に付加されたビットを極
性とした累積の期間中累積器33に入力されている。
【0019】これにより、拡散符号の1周期毎の累積に
おいて、変調時にM系列との排他的論理和をとった信号
のみが累積され、前後に付加された計2nビットの期間
は累積されない。クリア信号のレベルがLowのとき、
累積値がクリアされるとすると、クリア信号の立ち下が
りを累積器33の出力クロックに用いることで、累積器
33の出力ポートからは、拡散符号前後nビットを除い
たM系列の部分を極性とした変調信号の累積値がfc/
(L+2n)〔bps〕で出力されることになる。累積
器33の出力ポートからのzビットパラレルのディジタ
ル信号は、D/A変換回路35に入力され、アナログ信
号に変換された後、復調信号として出力端子36から出
力される。
【0020】また、この復調信号を同期判定回路37に
入力し、拡散符号の1周期毎に1ビットの復調信号が復
調される場合にROM34の読み出しアドレスがクリア
されるようカウンタ38へのクリアパルスが送出され、
伝送されてきた変調信号に施されている拡散符号との排
他的論理和の周期と累積器33における変調信号と符号
との相関の周期に同期がとれることになる。
【0021】図3はデータ信号と従来技術のスペクトラ
ム拡散技術により、変調された変調信号Aのタイムチャ
ートである。また、データ信号の上には、データ信号と
排他的論理和をとる拡散符号(M系列)aを示す(符号
長L=7)。
【0022】図4は、同じくデータ信号と本発明による
図1の送信機による変調信号A´のタイムチャートであ
る。また、データ信号の上にはデータ信号と排他的論理
和をとる拡散符号として、図3のM系列aの前後に2ビ
ットずつ付加することにより構成される符号a´を示す
(符号長L´=L+2n=9:L=7,n=1)。図5
は、図3の変調信号Aと、スペクトラム拡散技術により
変調信号Aが多重される場合の他のチャネルに用いられ
ている拡散符号(M系列)bと、符号bと変調信号Aと
の排他的論理和及び符号一周期毎の相互相関値である。
このとき、チャネル間には距離差に起因するチャネル間
位相差が存在するものとする。
【0023】図5において、排他的論理和「01000
10」に対して、(相互相関値)が(−3)と記載され
ているが、「0」は伝送路上で「−1」として伝送さ
れ、「1」は「+1」として伝送されるので、結果とし
て相互相関値が(−3)となるのである。
【0024】図6は図4の変調信号A´と、変調信号A
´がスペクトラム拡散により他のチャネルと多重される
場合の他チャネルに用いられる拡散符号b´と、符号b
´と変調信号A´との排他的論理和、及び符号一周期毎
の相互相関値である。また、符号b´は変調信号A´に
用いられた符号a´と同様、本発明の実施例であるM系
列の前後に2ビットずつ付加して構成される符号であ
る。このとき、チャネル間には図5と同じチャネル間位
相差を与える。
【0025】図4に示した拡散符号は、M系列の前後に
巡回規則に従って1ビットずつ付加したものである。従
来技術と、この符号を拡散符号に用いた場合のスペクト
ラム拡散による多重を、図5と図6で比較する。多重す
るチャネルに等しい位相差を与えた場合、従来技術で
は、位相差が存在しない場合に、M系列を符号として用
いた場合の相互相関値(−1),(+1)を維持できな
い。しかし、本発明による復調方法をとる場合、符号の
一周期毎の相互相関値には、他のチャネルのデータの変
化による増加分が含まれず、相互相関値の増加を抑える
ことができる。
【0026】さらにM系列のような巡回符号に、巡回規
則に従ってビットを付加したものを拡散符号に用いるこ
とによって、チャネル間に位相差が存在しても、巡回符
号同士の相互相関値を取ることになるため、位相差が存
在しない場合に等しい振幅を持つ復調信号(位相差がな
い場合と同等な、チャネル間干渉の少ない復調信号)を
得ることができる。
【0027】従って巡回符号にM系列を用い、これにチ
ャネル間位相差に相当するビットを前後に付加した符号
を拡散符号に用いることにより、チャネル間の符号の相
互相関値は、位相差に依らず(−1)を維持できる。ま
た巡回符号にM系列と0を用い、それぞれについてチャ
ネル間位相差に相当するビットを付加し、これをつなげ
た符号を拡散符号に用いることにより、チャネル間の相
互相関値は、チャネル間位相差に依らず0を維持でき
る。チャネル間相互相関値は小さいほど、チャネル間干
渉が少ないことを意味する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スペク
トラム拡散による符号分割多重通信の各送信機における
変調の際、拡散符号として、符号または複数の符号に対
し、チャネル間位相差に相当するビットnビットを各符
号の前後に付加することで構成される符号、あるいはこ
れらをつなげて構成される符号を用い、各受信機におけ
る復調の際には、元の各符号の前後に付加されているn
ビット部分を除き、元の符号と変調信号との相互相関値
を復調信号とすることにより、チャネル間位相差による
他チャネルのデータ信号の変化が原因となる相関値の増
加分を排除できるという利点がある。
【0029】さらに、元の符号にM系列のような巡回符
号や複数の巡回符号を用いることにより、相互相関を求
める期間において、チャネル間の符号の位相関係をチャ
ネル間位相差=0で巡回符号や巡回符号をつなげて構成
される符号を拡散符号に用いた場合の位相関係と等しく
できるため、チャネル間位相差の大きさによらず、巡回
符号や複数の巡回符号をつなげて構成される符号を、拡
散符号に用いた場合と同じ値の振幅を持つ復調信号を得
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスペクトラム拡散通信用送信機
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるスペクトラム拡散通信用受信機
の一実施例を示すブロック図である。
【図3】データ信号と、従来技術により拡散符号を使っ
て変調された変調信号A、のタイムチャートである。
【図4】データ信号と、本発明にかかる送信機による変
調信号A´、のタイムチャートである。
【図5】図3の変調信号Aと、スペクトラム拡散技術に
より変調信号Aが多重される場合の他のチャネルに用い
られている拡散符号(M系列)bと、該符号bと変調信
号Aとの排他的論理和、及び符号一周期毎の相互相関
値、を示すタイムチャートである。
【図6】図4の変調信号A´と、変調信号A´がスペク
トラム拡散技術により他のチャネルに多重される場合の
他のチャネルに用いられる拡散符号b´と、該符号b´
と変調信号A´との排他的論理和、及び符号一周期毎の
相互相関値、を示すタイムチャートである。
【図7】従来のスペクトラム拡散通信用送受信機を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
21…データ入力端子、22…シリアル/パラレル変換
回路、23…D−FF、24…排他的論理和回路、25
…ROM、26…パラレル/シリアル変換回路、27…
変調信号出力端子、31…変調信号入力端子、32…A
/D変換回路、33…累積器、34…ROM、35…D
/A変換回路、36…復調信号出力端子、37…同期判
定回路、38…カウンタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号長がLi(但し、1≦i≦kであ
    り、Li=1を含む)であるk個の、符号長を異にする
    符号をCiと表し(但し、1≦i≦k)、以下に行う操
    作の都合上、該符号Ciに全く同じ符号をCi´として
    別に置き、前記符号Ciの先頭ビット位置からj番目
    (但し、j≧1であり、j>Liの場合には、(j−
    1)/Liの剰余に1を加えた値を新たにjと置く)の
    ビット位置に位置する1ビットを、前記符号Ci´の末
    尾に付加し、前記符号Ciの末尾のビット位置から先頭
    に向けてj番目のビット位置に位置する1ビットを、前
    記符号Ci´の先頭に付加することにより、符号Ci´
    の再構成を行うという操作を、j=1から順にn回繰り
    返した後に得られる符号Ci´(即ちk個の符号)を相
    互につなげて構成される符号長(ΣLi+2kn)の符
    号Cを拡散符号として用い(但し、ΣLiは、i=1
    からi=k までについて足し合わせることを意味す
    る)、 データ信号の1ビット分の継続時間が、拡散符号1周期
    の継続時間に等しい如き、データ信号と、該拡散符号と
    の排他的論理和を、該拡散符号の1ビット毎にとること
    により、変調信号を構成し、これを送出する手段を備え
    たスペクトラム拡散通信用送信機と、 送信されてきたデータ信号1ビット分の変調信号に対
    し、データ信号1ビット分の継続時間において、送信機
    側で用いたのと同じ拡散符号Cを使い、両者間で相互相
    関値を求める際、拡散符号Cを構成する符号Ci´の各
    々について、前記符号Ciの前後にそれぞれ付加された
    nビット相当のビット部分を除いた後の(ΣLi)ビッ
    ト分について得た相互相関値を、復調信号として求める
    復調手段を備えたスペクトラム拡散通信用受信機と、か
    ら成ることを特徴とするスペクトラム拡散通信用送受信
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスペクトラム拡散通信
    用送受信機において、前記符号Ciが巡回符号から成る
    ことを特徴とするスペクトラム拡散通信用送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスペクトラム拡散通信
    用送受信機において、前記符号Ciが、1個の符号とし
    ての、M系列符号から成ることを特徴とするスペクトラ
    ム拡散通信用送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスペクトラム拡散通信
    用送受信機において、前記符号Ciが、2個の符号とし
    ての、M系列符号及び0という符号から成ることを特徴
    とするスペクトラム拡散通信用送受信機。
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