JPH1013306A - 光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置 - Google Patents
光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置Info
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- JPH1013306A JPH1013306A JP8182760A JP18276096A JPH1013306A JP H1013306 A JPH1013306 A JP H1013306A JP 8182760 A JP8182760 A JP 8182760A JP 18276096 A JP18276096 A JP 18276096A JP H1013306 A JPH1013306 A JP H1013306A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】伝送路の伝送帯域を有効に利用する光パルスス
ペクトル拡散符号化多重伝送方式及び装置を提供する。 【解決手段】広帯域をもつ光パルスから光符号器1で光
スペクトル拡散符号が生成される。そして、該光スペク
トル拡散符号の情報ビットが位相変調器2によって変調
され、情報信号帯域より広帯域の光パルス帯域に拡散さ
れ、一方、受信側においては、送信側と同じ光符号器1
によって逆拡散ための光拡散符号が生成され、受信した
情報信号と3dBカプラ10で合成され、バランス検波器
11によって逆拡散及び光電変換を行い、積分器6と波
高弁別器7を用いて送信情報を検出する。
ペクトル拡散符号化多重伝送方式及び装置を提供する。 【解決手段】広帯域をもつ光パルスから光符号器1で光
スペクトル拡散符号が生成される。そして、該光スペク
トル拡散符号の情報ビットが位相変調器2によって変調
され、情報信号帯域より広帯域の光パルス帯域に拡散さ
れ、一方、受信側においては、送信側と同じ光符号器1
によって逆拡散ための光拡散符号が生成され、受信した
情報信号と3dBカプラ10で合成され、バランス検波器
11によって逆拡散及び光電変換を行い、積分器6と波
高弁別器7を用いて送信情報を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光符号分割多重通信
ネットワークにおける光パルススペクトル拡散符号分割
多重伝送方式及び装置に関する。
ネットワークにおける光パルススペクトル拡散符号分割
多重伝送方式及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より光符号分割多重伝送に関して
は、様々な伝送方式及び装置が開発されてきた。光符号
分割多重通信は、複数の通信チャンネルが異なる拡散符
号を用いることで、同一の光伝送路を共有し、伝送路の
伝送帯域を有効に利用し、通信容量を拡大するための光
多重伝送技術である。
は、様々な伝送方式及び装置が開発されてきた。光符号
分割多重通信は、複数の通信チャンネルが異なる拡散符
号を用いることで、同一の光伝送路を共有し、伝送路の
伝送帯域を有効に利用し、通信容量を拡大するための光
多重伝送技術である。
【0003】従来の光符号分割多重伝送方式において
は、図12に示すようにチップレートとビットレートが
同じコヒーレントな光パルス時間拡散符号分割多重伝送
方式か、若しくは図12に示すように情報ビットを電気
信号のチップ符号で拡散し、光キャリアの位相を変調す
るスペクトル拡散符号分割多重伝送方式がある。
は、図12に示すようにチップレートとビットレートが
同じコヒーレントな光パルス時間拡散符号分割多重伝送
方式か、若しくは図12に示すように情報ビットを電気
信号のチップ符号で拡散し、光キャリアの位相を変調す
るスペクトル拡散符号分割多重伝送方式がある。
【0004】図12の方式は光パルス時間拡散分割多重
伝送方式であって、情報ビットで変調された光パルスを
ラダーネットワーク型光符号器12により時間領域で拡
散し、受信側に送り、受信側に設けられた逆拡散ための
光マッチドフィルタ復号器28で逆拡散した後に、光検
波器18で光電変換した光電流を積分器と波高弁別器に
よって送信情報を検出する。この光パルス時間拡散分割
多重伝送方式の問題点としては、情報ビットレートと拡
散符号チップレートとは同じであるため、符号チップ拡
散レートは閥値処理能力に制限されている。一方、伝送
路の伝送帯域を有効に利用すると通信容量の拡大に対し
ては支障になる。
伝送方式であって、情報ビットで変調された光パルスを
ラダーネットワーク型光符号器12により時間領域で拡
散し、受信側に送り、受信側に設けられた逆拡散ための
光マッチドフィルタ復号器28で逆拡散した後に、光検
波器18で光電変換した光電流を積分器と波高弁別器に
よって送信情報を検出する。この光パルス時間拡散分割
多重伝送方式の問題点としては、情報ビットレートと拡
散符号チップレートとは同じであるため、符号チップ拡
散レートは閥値処理能力に制限されている。一方、伝送
路の伝送帯域を有効に利用すると通信容量の拡大に対し
ては支障になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、図13に示す方
式では、情報ビットを電気信号のチップ符号で拡散し、
光キャリアを位相変調するスペクトル拡散符号分割多重
伝送方式である。情報信号に変調された光キャリアを位
相変調によって拡散符号器29で発生した拡散符号を電
気信号によって拡散して受信側に送り、受信側では位相
変調で逆拡散を行った後に光フィルタによって、信号帯
域以外の干渉をカットし、光検波器で光電変換し、光電
流を積分器と波高弁別器によって、送信情報を検出して
いた。この光キャリアを位相変調するスペクトル拡散符
号分割多重伝送方式の問題点としては、情報ビットを電
気信号の拡散符号で拡散しているので、情報ビットレー
ト及び拡散符号チップレートは光キャリアを位相変調す
る速度の限界に制限されている。一方、伝送路の伝送帯
域を有効に利用すると通信容量の拡大に対しても支障に
なる。
式では、情報ビットを電気信号のチップ符号で拡散し、
光キャリアを位相変調するスペクトル拡散符号分割多重
伝送方式である。情報信号に変調された光キャリアを位
相変調によって拡散符号器29で発生した拡散符号を電
気信号によって拡散して受信側に送り、受信側では位相
変調で逆拡散を行った後に光フィルタによって、信号帯
域以外の干渉をカットし、光検波器で光電変換し、光電
流を積分器と波高弁別器によって、送信情報を検出して
いた。この光キャリアを位相変調するスペクトル拡散符
号分割多重伝送方式の問題点としては、情報ビットを電
気信号の拡散符号で拡散しているので、情報ビットレー
ト及び拡散符号チップレートは光キャリアを位相変調す
る速度の限界に制限されている。一方、伝送路の伝送帯
域を有効に利用すると通信容量の拡大に対しても支障に
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、複数のチャンネルを異なる光符号を用
いて多重化して同時に一つの光伝送路を用いて伝送さ
せ、上記各チャンネルを光復号化することによってチャ
ンネルの識別を行う光符号分割多重通信ネットワークに
おいて、光符号器で光パルススペクトル拡散符号を生成
し、発生させた光符号を情報ビットで位相変調し、受信
側では光復号器と光検波器によって逆拡散及び光電変換
を行い、光電変換出力を積分した後、波高値で弁別する
ことによって送信情報を検出する光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送方式を提供する。
案されたもので、複数のチャンネルを異なる光符号を用
いて多重化して同時に一つの光伝送路を用いて伝送さ
せ、上記各チャンネルを光復号化することによってチャ
ンネルの識別を行う光符号分割多重通信ネットワークに
おいて、光符号器で光パルススペクトル拡散符号を生成
し、発生させた光符号を情報ビットで位相変調し、受信
側では光復号器と光検波器によって逆拡散及び光電変換
を行い、光電変換出力を積分した後、波高値で弁別する
ことによって送信情報を検出する光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送方式を提供する。
【0007】本発明は、受信側にて局部発振器を用い、
該局部発振器からの光パルスから光符号器で光パルスス
ペクトル拡散符号を生成して受信信号と合波し、更にバ
ランス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光
電変換出力を積分した後、波高値で弁別することによっ
て送信情報を検出する光パルススペクトル拡散符号分割
多重伝送方式を提供する。
該局部発振器からの光パルスから光符号器で光パルスス
ペクトル拡散符号を生成して受信信号と合波し、更にバ
ランス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光
電変換出力を積分した後、波高値で弁別することによっ
て送信情報を検出する光パルススペクトル拡散符号分割
多重伝送方式を提供する。
【0008】本発明は、受信側では、送信側からの受信
信号を用いて、光符号器によって光パルススペクトル拡
散符号を生成して受信信号と合波し、更にバランス光検
波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光電変換出力
を積分した後、波高値で弁別することによって送信情報
を検出する光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方
式を提供する。
信号を用いて、光符号器によって光パルススペクトル拡
散符号を生成して受信信号と合波し、更にバランス光検
波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光電変換出力
を積分した後、波高値で弁別することによって送信情報
を検出する光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方
式を提供する。
【0009】本発明は、また、複数のチャンネルを異な
る光符号を用いて多重化して同時に一つの光伝送路を用
いて伝送させ、上記各チャンネルを光復号化することに
よってチャンネルの識別を行う光符号分割多重通信ネッ
トワークにおいて、光符号器で光パルススペクトル拡散
符号を生成し、発生させた光符号を情報ビットで位相変
調し、受信側では光復号器と光検波器によって逆拡散及
び光電変換を行い、光電変換出力を積分した後、波高値
で弁別することによって送信情報を検出する光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
る光符号を用いて多重化して同時に一つの光伝送路を用
いて伝送させ、上記各チャンネルを光復号化することに
よってチャンネルの識別を行う光符号分割多重通信ネッ
トワークにおいて、光符号器で光パルススペクトル拡散
符号を生成し、発生させた光符号を情報ビットで位相変
調し、受信側では光復号器と光検波器によって逆拡散及
び光電変換を行い、光電変換出力を積分した後、波高値
で弁別することによって送信情報を検出する光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
【0010】本発明は、受信側にて局部発振器を用い、
該局部発振器からの光パルスから光符号器で光パルスス
ペクトル拡散符号を生成して合波器で受信信号と合波
し、更にバランス光検波器によって逆拡散及び光電変換
を行い、光電変換出力を積分器で積分した後、波高弁別
器にて波高値で弁別することによって送信情報を検出す
る光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供
する。
該局部発振器からの光パルスから光符号器で光パルスス
ペクトル拡散符号を生成して合波器で受信信号と合波
し、更にバランス光検波器によって逆拡散及び光電変換
を行い、光電変換出力を積分器で積分した後、波高弁別
器にて波高値で弁別することによって送信情報を検出す
る光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供
する。
【0011】本発明は、受信側では、送信側からの受信
信号を用いて、光符号器によって光パルススペクトル拡
散符号を生成して合波器によって受信信号と合波し、更
にバランス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行
い、光電変換出力を積分器にて積分した後、波高弁別器
にて波高値で弁別することによって送信情報を検出する
光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供す
る。
信号を用いて、光符号器によって光パルススペクトル拡
散符号を生成して合波器によって受信信号と合波し、更
にバランス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行
い、光電変換出力を積分器にて積分した後、波高弁別器
にて波高値で弁別することによって送信情報を検出する
光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供す
る。
【0012】本発明は、送信機側を光符号器と位相変調
器によって構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、
光マッチドフィルタ復号器、光電変換器、局部発振器、
光符号器、半ビット光遅延線、バランス光検波器、積分
器、及び波高弁別器にて構成した光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送装置を提供する。
器によって構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、
光マッチドフィルタ復号器、光電変換器、局部発振器、
光符号器、半ビット光遅延線、バランス光検波器、積分
器、及び波高弁別器にて構成した光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送装置を提供する。
【0013】本発明は、送信機側を1:2カプラ、2つ
の異なる光符号器、位相変調器と2:1カプラによって
構成すると共に、受信側を1:2カプラ、光マッチドフ
ィルタ復号器、光符号器、バランス光検波器、積分器、
及び波高弁別器によって構成した光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送装置を提供する。
の異なる光符号器、位相変調器と2:1カプラによって
構成すると共に、受信側を1:2カプラ、光マッチドフ
ィルタ復号器、光符号器、バランス光検波器、積分器、
及び波高弁別器によって構成した光パルススペクトル拡
散符号分割多重伝送装置を提供する。
【0014】本発明は、送信機側を1:2カプラ、2つ
の異なる光符号器、位相変調器及び第1のスイッチによ
って構成すると共に、受信機側を第2のスイッチ、光マ
ッチドフィルタ復号器、光符号器、バランス光検波器、
積分器及び波高弁別器によって構成した光パルススペク
トル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
の異なる光符号器、位相変調器及び第1のスイッチによ
って構成すると共に、受信機側を第2のスイッチ、光マ
ッチドフィルタ復号器、光符号器、バランス光検波器、
積分器及び波高弁別器によって構成した光パルススペク
トル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
【0015】本発明は、送信機側を1:2カプラ、光符
号器、位相変調器、偏波面制御器によって構成すると共
に、受信機側を受偏波面分離器、光符号器、バランス光
検波器、積分器、及び波高弁別器によって構成した光パ
ルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
号器、位相変調器、偏波面制御器によって構成すると共
に、受信機側を受偏波面分離器、光符号器、バランス光
検波器、積分器、及び波高弁別器によって構成した光パ
ルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供する。
【0016】本発明は、送信機側を送信情報を遅延伝送
する遅延伝送符号器からなる光符号器と光位相変調器に
よって構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、バラ
ンス光検波器、積分器、及び波高弁別器によって構成し
た光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供
する。
する遅延伝送符号器からなる光符号器と光位相変調器に
よって構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、バラ
ンス光検波器、積分器、及び波高弁別器によって構成し
た光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を提供
する。
【0017】本発明は、送信機側を1:2カプラ、2つ
の異なる光符号器、光位相変調器と2:1カプラによっ
て構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、送信側と
同様の2つの光符号器、バランス光検波器、積分器、及
び波高弁別器によって構成した光パルススペクトル拡散
符号分割多重伝送装置を提供する。
の異なる光符号器、光位相変調器と2:1カプラによっ
て構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、送信側と
同様の2つの光符号器、バランス光検波器、積分器、及
び波高弁別器によって構成した光パルススペクトル拡散
符号分割多重伝送装置を提供する。
【0018】本発明は、少なくとも光源と光パルススペ
クトル拡散符号を発生するラダーネットワーク型光符号
器と位相変調器によって構成した送信機と、少なくとも
同期引き込み器を用いた局部発振器とラダーネットワー
ク型光符号器とバランス光検波器で構成した受信機とを
有する光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を
提供する。
クトル拡散符号を発生するラダーネットワーク型光符号
器と位相変調器によって構成した送信機と、少なくとも
同期引き込み器を用いた局部発振器とラダーネットワー
ク型光符号器とバランス光検波器で構成した受信機とを
有する光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置を
提供する。
【0019】本発明は、少なくとも光タップ遅延線型符
号器を用いた送信機と、光タップ遅延線型符号器を用い
た受信機とを有する光パルススペクトル拡散符号分割多
重伝送装置を提供する。
号器を用いた送信機と、光タップ遅延線型符号器を用い
た受信機とを有する光パルススペクトル拡散符号分割多
重伝送装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態で
あり、光符号器1によって発生させたスペクトル拡散符
号光パルスを情報ビットによって、光位相変調器2で変
調し、異なる符号を利用した他チャンネルと共にスター
カプラ3で同一の光伝送路に送り、受信側には光逆拡散
の符号器4と光検波器5によって、逆拡散及び光電変換
を行い、光電流を積分器6で積分した後、波高弁別器7
で弁別することによって送信情報を検出する光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重伝送装置である。
あり、光符号器1によって発生させたスペクトル拡散符
号光パルスを情報ビットによって、光位相変調器2で変
調し、異なる符号を利用した他チャンネルと共にスター
カプラ3で同一の光伝送路に送り、受信側には光逆拡散
の符号器4と光検波器5によって、逆拡散及び光電変換
を行い、光電流を積分器6で積分した後、波高弁別器7
で弁別することによって送信情報を検出する光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重伝送装置である。
【0021】図2は本発明の第2の実施形態であり、送
信レーザ8が情報ビット間隔においたコヒーレント光パ
ルスを発生し、光符号器1によってスペクトル拡散符号
光パルスを変調器2を用いて情報ビットで変調し、スタ
ーカプラ3で他チャンネル信号と多重化させ、受信側で
は逆拡散ための光符号器9により光符号を発生させ、且
つ受信信号と3dBカプラ7で合波し、バランス光検波器
11によって逆拡散及び光電変換を行い、光電流を積分
器6と波高弁別器7を用いて、送信情報を検出する光パ
ルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置である。
信レーザ8が情報ビット間隔においたコヒーレント光パ
ルスを発生し、光符号器1によってスペクトル拡散符号
光パルスを変調器2を用いて情報ビットで変調し、スタ
ーカプラ3で他チャンネル信号と多重化させ、受信側で
は逆拡散ための光符号器9により光符号を発生させ、且
つ受信信号と3dBカプラ7で合波し、バランス光検波器
11によって逆拡散及び光電変換を行い、光電流を積分
器6と波高弁別器7を用いて、送信情報を検出する光パ
ルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置である。
【0022】図1及び図2において示された本発明の第
1及び第2の実施形態における光パルススペクトル拡散
符号分割多重伝送方式の原理は、以下のように理論的に
示すことができる。
1及び第2の実施形態における光パルススペクトル拡散
符号分割多重伝送方式の原理は、以下のように理論的に
示すことができる。
【0023】
【数1】
【0024】数式1は光のコヒーレントなパルスを表わ
す。ここで、[x]はx.の整数部分と定義し、pT(t)は
0≦t≦T のときpT(t)=1で、そのほかにt≦0とT≦tのと
きpT(t)=0として定義されている。また、Tcは光パルス
の間隔で、P0はレーザの出力パワーである。wはレーザ
光の周波数で、Nは拡散符号の周期である。
す。ここで、[x]はx.の整数部分と定義し、pT(t)は
0≦t≦T のときpT(t)=1で、そのほかにt≦0とT≦tのと
きpT(t)=0として定義されている。また、Tcは光パルス
の間隔で、P0はレーザの出力パワーである。wはレーザ
光の周波数で、Nは拡散符号の周期である。
【0025】
【数2】
【0026】数式2はラダーネットワーク符号器を用い
た時の符号器の出力で、k (k=1, 2,・・・, K)はk番目チャ
ンネルを意味する。
た時の符号器の出力で、k (k=1, 2,・・・, K)はk番目チャ
ンネルを意味する。
【0027】
【数3】
【0028】数式3はk番目チャンネルの情報系列で、
bl (k)はk番目チャンネルのl時間の情報ビットであ
る。また、Tbは情報ビット間隔で、Tb=NTcである。
bl (k)はk番目チャンネルのl時間の情報ビットであ
る。また、Tbは情報ビット間隔で、Tb=NTcである。
【0029】
【数4】
【0030】数式4は数式3の情報ビットが数式2の光
拡散符号を位相変調した後に受信側で受信された光信号
である。Kチャンネルの信号が非同期伝送であるため、
{τk}の遅延が存在する。そこで、{τk}は[0,T)の間の
一様分布変数である。
拡散符号を位相変調した後に受信側で受信された光信号
である。Kチャンネルの信号が非同期伝送であるため、
{τk}の遅延が存在する。そこで、{τk}は[0,T)の間の
一様分布変数である。
【0031】
【数5】
【0032】数式5は受信側で生成したチャンネル1の
拡散符号で、同期引き込みによって完全な同期が取れて
いるとしている。
拡散符号で、同期引き込みによって完全な同期が取れて
いるとしている。
【0033】
【数6】
【0034】数式6は光バランス検波器の出力であり、
RはPinPD (Photo Diode) やAPD (Avalanche Photo Diod
e)などの応答係数である。n(t)は光素子の雑音で、他チ
ャンネル干渉は下記の数式7で表される。
RはPinPD (Photo Diode) やAPD (Avalanche Photo Diod
e)などの応答係数である。n(t)は光素子の雑音で、他チ
ャンネル干渉は下記の数式7で表される。
【0035】
【数7】
【0036】
【数8】
【0037】数式8は積分器の出力を表わし、弁別器に
よって送信情報を検出する。そこで、hは光素子雑音
で、干渉は下記の数式9で定義されている。
よって送信情報を検出する。そこで、hは光素子雑音
で、干渉は下記の数式9で定義されている。
【0038】
【数9】
【0039】尚、図3は光符号をランダムコードで表わ
す際のチャンネル数とビット誤り率の関係の理論結果で
ある。
す際のチャンネル数とビット誤り率の関係の理論結果で
ある。
【0040】次に、本発明の実施形態の具体的な装置の
構成を図面に従い説明する。図4は上記第2の実施形態
における光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式
を採用したラダーネットワーク型光符号器を用いた送信
機(図4(a))及び受信機(図4(b))が示されて
いる。
構成を図面に従い説明する。図4は上記第2の実施形態
における光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式
を採用したラダーネットワーク型光符号器を用いた送信
機(図4(a))及び受信機(図4(b))が示されて
いる。
【0041】図において送信機側ではラダーネットワー
ク型光符号器12で発生させたスペクトル拡散符号光パ
ルスは位相変調器2で情報ビットによって変調するよう
に機能し、且つ受信機側では同期引き込み器14を用い
た局部発振器13で発生させた光パルスをラダーネット
ワーク型符号器12で逆拡散ための光パルススペクトル
拡散符号を発生させて、3dBカプラ10で合波し、バラ
ンス光検波器11、積分器6と波高弁別器7を用いて情
報を検出するように機能している。
ク型光符号器12で発生させたスペクトル拡散符号光パ
ルスは位相変調器2で情報ビットによって変調するよう
に機能し、且つ受信機側では同期引き込み器14を用い
た局部発振器13で発生させた光パルスをラダーネット
ワーク型符号器12で逆拡散ための光パルススペクトル
拡散符号を発生させて、3dBカプラ10で合波し、バラ
ンス光検波器11、積分器6と波高弁別器7を用いて情
報を検出するように機能している。
【0042】図5は本発明の第2の実施形態において、
光タップ遅延線型符号器15を用いた送信機(図5
(a))、及び受信機(図5(b))が示されている。
光タップ遅延線型符号器15を用いた送信機(図5
(a))、及び受信機(図5(b))が示されている。
【0043】図6は本発明における第3の実施形態であ
って、第2の実施形態の光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側で同期引き込み器を利
用しないときに、送信信号を受信側では1:2カプラ1
9で分離し、片方の信号を光マッチドフィルタ復号器1
7を用いて光パルスを再生し、光検波器18によって光
キャリアの位相にある情報信号成分を除去する。
って、第2の実施形態の光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側で同期引き込み器を利
用しないときに、送信信号を受信側では1:2カプラ1
9で分離し、片方の信号を光マッチドフィルタ復号器1
7を用いて光パルスを再生し、光検波器18によって光
キャリアの位相にある情報信号成分を除去する。
【0044】また、局部発振器13で光パルスを再生
し、送信光符号器と同じ光符号器1で光パルススペクト
ル拡散符号を生成し、半情報ビット遅延器16で遅延さ
せたもう片方の情報信号と3dBカプラ10で合波し、バ
ランス光検波器11によって逆拡散及び光電変換を行
い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を検出す
る。
し、送信光符号器と同じ光符号器1で光パルススペクト
ル拡散符号を生成し、半情報ビット遅延器16で遅延さ
せたもう片方の情報信号と3dBカプラ10で合波し、バ
ランス光検波器11によって逆拡散及び光電変換を行
い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を検出す
る。
【0045】図7は本発明の第4の実施形態であって、
第2の実施形態において、受信側で局部発振器を利用し
ないときに、送信側で光パルス信号を1:2カプラ19
で分離し、異なる二つの光符号器1と光符号器21とで
光パルススペクトル拡散符号を発生し、片方の光パルス
スペクトル拡散符号のみを情報信号によって位相変調器
2で変調し、2:1カプラ20で変調しない他方の光パ
ルススペクトル拡散符号信号と合波し、受信側に送る。
第2の実施形態において、受信側で局部発振器を利用し
ないときに、送信側で光パルス信号を1:2カプラ19
で分離し、異なる二つの光符号器1と光符号器21とで
光パルススペクトル拡散符号を発生し、片方の光パルス
スペクトル拡散符号のみを情報信号によって位相変調器
2で変調し、2:1カプラ20で変調しない他方の光パ
ルススペクトル拡散符号信号と合波し、受信側に送る。
【0046】受信側では1:2カプラ19で受信信号を
分離し、片方の信号を送信側で変調されない光符号の光
マッチドフィルタ復号器22によって光パルスを再生
し、変調された光符号と同じ光符号器1で光パルススペ
クトル拡散符号を再生し、他方の受信信号の半ビット間
隔の遅延器16で遅延させた信号と3dBカプラ10で合
波し、バランス光検波器11によって逆拡散及び光電変
換を行い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を
検出する。
分離し、片方の信号を送信側で変調されない光符号の光
マッチドフィルタ復号器22によって光パルスを再生
し、変調された光符号と同じ光符号器1で光パルススペ
クトル拡散符号を再生し、他方の受信信号の半ビット間
隔の遅延器16で遅延させた信号と3dBカプラ10で合
波し、バランス光検波器11によって逆拡散及び光電変
換を行い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を
検出する。
【0047】図8は本発明の第5の実施形態であって、
第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側で局部発振器利用しな
いときに、1:2カプラ19で分離した光パルスを異な
る2つの光符号器1と光符号器21で光拡散符号を発生
し、片方のみ情報信号によって位相変調器2で変調し、
スイッチ23によって半ビット間隔ずつで両方の信号を
光伝送路に送る構成とする。
第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側で局部発振器利用しな
いときに、1:2カプラ19で分離した光パルスを異な
る2つの光符号器1と光符号器21で光拡散符号を発生
し、片方のみ情報信号によって位相変調器2で変調し、
スイッチ23によって半ビット間隔ずつで両方の信号を
光伝送路に送る構成とする。
【0048】一方、受信側ではスイッチ23によって上
記半ビットずつの信号を分離し、変調されない半ビット
受信信号を光マッチドフィルタ復号器22と変調された
光符号と同じの光符号器1によって光パルススペクトル
拡散符号を生成し、他方を1/4ビット遅延器25に遅
延させた受信信号と3dBカプラ10で合波し、バランス
光検波器11によって逆拡散及び光電変換を行い、光電
流を積分した後、波高弁別することによって送信情報を
検出する。
記半ビットずつの信号を分離し、変調されない半ビット
受信信号を光マッチドフィルタ復号器22と変調された
光符号と同じの光符号器1によって光パルススペクトル
拡散符号を生成し、他方を1/4ビット遅延器25に遅
延させた受信信号と3dBカプラ10で合波し、バランス
光検波器11によって逆拡散及び光電変換を行い、光電
流を積分した後、波高弁別することによって送信情報を
検出する。
【0049】図9は本発明の第6の実施形態であって、
第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利用し
ないときに、送信側では1:2カプラ19で分離した光
パルスの一方を光符号器1で出力したスペクトル拡散符
号光パルスを情報信号によって位相変調器2で変調し、
また、上記分離した他方の光パルスを偏波制御器25を
介して発生した直交偏波面の光パルスと2:1カプラ2
0で合波し、同じ光伝送路に送信する。
第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利用し
ないときに、送信側では1:2カプラ19で分離した光
パルスの一方を光符号器1で出力したスペクトル拡散符
号光パルスを情報信号によって位相変調器2で変調し、
また、上記分離した他方の光パルスを偏波制御器25を
介して発生した直交偏波面の光パルスと2:1カプラ2
0で合波し、同じ光伝送路に送信する。
【0050】一方、受信側では偏波面分離器31によっ
て分離した変調しない偏波信号を戻し、光符号器1で光
パルススペクトル信号を発生し、他方の受信信号とを3
dBカプラ10で合波し、バランス光検波器11によって
逆拡散及び光電変換を行い、光電流を積分した後、波高
弁別することによって送信情報を検出する。
て分離した変調しない偏波信号を戻し、光符号器1で光
パルススペクトル信号を発生し、他方の受信信号とを3
dBカプラ10で合波し、バランス光検波器11によって
逆拡散及び光電変換を行い、光電流を積分した後、波高
弁別することによって送信情報を検出する。
【0051】図10は本発明の第7の実施形態であっ
て、第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符
号分割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利
用しないときに、送信情報が遅延伝送符号化源26によ
って符号化された場合、受信側では受信信号を1:2カ
プラ19で分離し、片方の受信信号をビット間隔遅延器
27で遅延させ、3dBカプラ10で合波し、バランス光
検波器11によって逆拡散及び光電変換を行い、積分器
6と波高弁別器7を用いて送信情報を検出する。
て、第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符
号分割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利
用しないときに、送信情報が遅延伝送符号化源26によ
って符号化された場合、受信側では受信信号を1:2カ
プラ19で分離し、片方の受信信号をビット間隔遅延器
27で遅延させ、3dBカプラ10で合波し、バランス光
検波器11によって逆拡散及び光電変換を行い、積分器
6と波高弁別器7を用いて送信情報を検出する。
【0052】図11は本発明の第8の実施形態であっ
て、第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符
号分割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利
用しないときに、送信側では1:2カプラ19で分離し
た光パルスの一方を光符号器1で出力したスペクトル拡
散符号光パルスを情報信号によって位相変調器2で変調
し、また、上記分離した他方の光パルスを光符号の異な
る光符号器21を介して遅延器32で遅延させ、この遅
延させた信号を位相変調器2の出力と2:1カプラ32
で合波して光伝送路に送信する。
て、第2の実施形態における光パルススペクトル拡散符
号分割多重伝送装置において、受信側に局部発振器を利
用しないときに、送信側では1:2カプラ19で分離し
た光パルスの一方を光符号器1で出力したスペクトル拡
散符号光パルスを情報信号によって位相変調器2で変調
し、また、上記分離した他方の光パルスを光符号の異な
る光符号器21を介して遅延器32で遅延させ、この遅
延させた信号を位相変調器2の出力と2:1カプラ32
で合波して光伝送路に送信する。
【0053】また、受信側では、1:2カプラ19で受
信信号を分離し、一方を遅延器32で遅延させた後に、
光符号器1で符号化し、他方を光符号器21で符号化し
て、それぞれの符号化された信号を3dBカプラ10で合
波し、バランス光検波器11によって逆拡散及び光電変
換を行い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を
検出する。
信信号を分離し、一方を遅延器32で遅延させた後に、
光符号器1で符号化し、他方を光符号器21で符号化し
て、それぞれの符号化された信号を3dBカプラ10で合
波し、バランス光検波器11によって逆拡散及び光電変
換を行い、積分器6と波高弁別器7を用いて送信情報を
検出する。
【0054】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
たが、本発明は上記した実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り、どのようにでも実施できる。
たが、本発明は上記した実施形態に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り、どのようにでも実施できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光パルス
スペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置は、伝送
路の伝送帯域を有効に利用して、多量の情報を効率良く
伝送することができる等、多大な効果を有する。
スペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置は、伝送
路の伝送帯域を有効に利用して、多量の情報を効率良く
伝送することができる等、多大な効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施形態における光ペクトル拡
散符号分割多重伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。
散符号分割多重伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施形態における光ペクトル拡
散符号分割多重伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。
散符号分割多重伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態における光ペクトル拡
散符号分割多重伝送装置における理論特性図である。
散符号分割多重伝送装置における理論特性図である。
【図4】(a)、(b)は本発明の第2の実施形態にお
ける光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送信機
及び受信機の構成を示すブロック図である。
ける光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送信機
及び受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】(a)、(b)は本発明の第2の実施形態にお
ける光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送信機
及び受信機の構成を示すブロック図である。
ける光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送信機
及び受信機の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態におけるコヒーレント
光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の
構成を示すブロック図である。
光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施形態におけるコヒーレント
光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の
構成を示すブロック図である。
光パルススペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施形態における光パルススペ
クトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示すブ
ロック図である。
クトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】本発明の第6の実施形態における光パルススペ
クトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示すブ
ロック図である。
クトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明の第7の実施形態における光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示す
ブロック図である。
ペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図11】本発明の第8の実施形態における光パルスス
ペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示す
ブロック図である。
ペクトル拡散符号分割多重方式の送受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図12】従来の光時間帯域拡散符号化多重伝送方式を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図13】従来のスペクトル拡散符号化多重伝送方式を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 光パルススペクトル拡散符号器 2 光位相変調器 3 スターカプラ 4 光パルススペクトル逆拡散符号器 5 光検波器 6 積分器 7 波高弁別器 8 半導体レーザ素子 9 符号1逆拡散ための光符号発生器 10 3dBカプラ 11 光バランス検波器 12 ラダーネットワーク型光符号器 13 局部共振器 14 同期引き込み器 15 遅延ライン型光符号器 16 Tb/2遅延器 17 符号1のマッチドフィルタ復号器 18 光電変換器 19 1:2カプラ 20 2:1カプラ 21 符号2の光パルススペクトル拡散符号器 22 符号2のマッチドフィルタ復号器 23 スイッチ 24 Tb/4遅延器 25 直交偏波面制御器 26 遅延変調情報源 27 Tb遅延器 28 ラダーネットワーク型マッチドフィルタ復号器 29 電気信号の拡散符号発生器 30 光フィルタ 31 光偏波ビーム分離器 32 2tb遅延器
Claims (14)
- 【請求項1】 複数のチャンネルを異なる光符号を用い
て多重化して同時に一つの光伝送路を用いて伝送させ、
上記各チャンネルを光復号化することによってチャンネ
ルの識別を行う光符号分割多重通信ネットワークにおい
て、 光符号器で光パルススペクトル拡散符号を生成し、発生
させた光符号を情報ビットで位相変調し、受信側では光
復号器と光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、
光電変換出力を積分した後、波高値で弁別することによ
って送信情報を検出することを特徴とする光パルススペ
クトル拡散符号分割多重伝送方式。 - 【請求項2】 受信側にて局部発振器を用い、該局部発
振器からの光パルスから光符号器で光パルススペクトル
拡散符号を生成して受信信号と合波し、更にバランス光
検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光電変換出
力を積分した後、波高値で弁別することによって送信情
報を検出することを特徴とする請求項1に記載の光パル
ススペクトル拡散符号分割多重伝送方式。 - 【請求項3】 受信側では、送信側からの受信信号を用
いて、光符号器によって光パルススペクトル拡散符号を
生成して受信信号と合波し、更にバランス光検波器によ
って逆拡散及び光電変換を行い、光電変換出力を積分し
た後、波高値で弁別することによって送信情報を検出す
ることを特徴とする請求項2に記載の光パルススペクト
ル拡散符号分割多重伝送方式。 - 【請求項4】 複数のチャンネルを異なる光符号を用い
て多重化して同時に一つの光伝送路を用いて伝送させ、
上記各チャンネルを光復号化することによってチャンネ
ルの識別を行う光符号分割多重通信ネットワークにおい
て、 光符号器で光パルススペクトル拡散符号を生成し、発生
させた光符号を情報ビットで位相変調し、受信側では光
復号器と光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、
光電変換出力を積分した後、波高値で弁別することによ
って送信情報を検出することを特徴とする光パルススペ
クトル拡散符号分割多重伝送装置。 - 【請求項5】 受信側にて局部発振器を用い、該局部発
振器からの光パルスから光符号器で光パルススペクトル
拡散符号を生成して合波器で受信信号と合波し、更にバ
ランス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光
電変換出力を積分器で積分した後、波高弁別器にて波高
値で弁別することによって送信情報を検出することを特
徴とする請求項4に記載の光パルススペクトル拡散符号
分割多重伝送装置。 - 【請求項6】 受信側では、送信側からの受信信号を用
いて、光符号器によって光パルススペクトル拡散符号を
生成して合波器によって受信信号と合波し、更にバラン
ス光検波器によって逆拡散及び光電変換を行い、光電変
換出力を積分器にて積分した後、波高弁別器にて波高値
で弁別することによって送信情報を検出することを特徴
とする請求項5に記載の光パルススペクトル拡散符号分
割多重伝送装置。 - 【請求項7】 送信機側を光符号器と位相変調器によっ
て構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、光マッチ
ド(matched) フィルタ復号器、光電変換器、局部発振
器、光符号器、半ビット光遅延線、バランス光検波器、
積分器、及び波高弁別器にて構成したことを特徴とする
請求項5に記載の光パルススペクトル拡散符号分割多重
伝送装置。 - 【請求項8】 送信機側を1:2カプラ、2つの異なる
光符号器、位相変調器と2:1カプラによって構成する
と共に、受信側を1:2カプラ、光マッチドフィルタ復
号器、光符号器、バランス光検波器、積分器、及び波高
弁別器によって構成したことを特徴とする請求項5に記
載の光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置。 - 【請求項9】 送信機側を1:2カプラ、2つの異なる
光符号器、位相変調器及び第1のスイッチによって構成
すると共に、受信機側を第2のスイッチ、光マッチドフ
ィルタ復号器、光符号器、バランス光検波器、積分器及
び波高弁別器によって構成したことを特徴とする請求項
5に記載の光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装
置。 - 【請求項10】 送信機側を1:2カプラ、光符号器、
位相変調器、偏波面制御器によって構成すると共に、受
信機側を受偏波面分離器、光符号器、バランス光検波
器、積分器、及び波高弁別器によって構成したことを特
徴とする請求項5に記載の光パルススペクトル拡散符号
分割多重伝送装置。 - 【請求項11】 送信機側を送信情報を遅延伝送する遅
延伝送符号器からなる光符号器と光位相変調器によって
構成すると共に、受信機側を1:2カプラ、バランス光
検波器、積分器、及び波高弁別器によって構成したこと
を特徴とする請求項5に記載の光パルススペクトル拡散
符号分割多重伝送装置。 - 【請求項12】 送信機側を1:2カプラ、2つの異な
る光符号器、光位相変調器と2:1カプラによって構成
すると共に、受信機側を1:2カプラ、送信側と同様の
2つの光符号器、バランス光検波器、積分器、及び波高
弁別器によって構成したことを特徴とする請求項5に記
載の光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送装置。 - 【請求項13】 少なくとも光源と光パルススペクトル
拡散符号を発生するラダーネットワーク型(ladder netw
ork)光符号器と位相変調器によって構成した送信機と、
少なくとも同期引き込み器を用いた局部発振器とラダー
ネットワーク型光符号器とバランス光検波器で構成した
受信機とを有することを特徴とする請求項4乃至請求項
12の何れかに記載の光パルススペクトル拡散符号分割
多重伝送装置。 - 【請求項14】 少なくとも光タップ遅延線型符号器を
用いた送信機と、光タップ遅延線型符号器を用いた受信
機とを有することを特徴とする請求項4乃至請求項12
の何れかに記載の光パルススペクトル拡散符号分割多重
伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182760A JPH1013306A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8182760A JPH1013306A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013306A true JPH1013306A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16123957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8182760A Pending JPH1013306A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 光パルススペクトル拡散符号分割多重伝送方式及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013306A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100316855B1 (ko) * | 1999-09-07 | 2001-12-22 | 이계철 | 순환성 광 씨디엠에이 암호기와 해독기 및 이를 이용한 광 가입자 망 구조 |
WO2008001531A1 (fr) | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Système de communication par code optique |
JP2011029698A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 符号変換器、光符号分割多重用光送信機、及び光符号分割多重伝送システム |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8182760A patent/JPH1013306A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100316855B1 (ko) * | 1999-09-07 | 2001-12-22 | 이계철 | 순환성 광 씨디엠에이 암호기와 해독기 및 이를 이용한 광 가입자 망 구조 |
WO2008001531A1 (fr) | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Système de communication par code optique |
EP2034647A1 (en) * | 2006-06-29 | 2009-03-11 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Optical code communication system |
EP2034647A4 (en) * | 2006-06-29 | 2009-08-19 | Nippon Telegraph & Telephone | OPTICAL CODE COMMUNICATION SYSTEM |
JPWO2008001531A1 (ja) * | 2006-06-29 | 2009-11-26 | 日本電信電話株式会社 | 光符号通信システム |
JP4746676B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2011-08-10 | 日本電信電話株式会社 | 光符号通信システム |
US8032034B2 (en) | 2006-06-29 | 2011-10-04 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical code communication system |
JP2011029698A (ja) * | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 符号変換器、光符号分割多重用光送信機、及び光符号分割多重伝送システム |
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