JP2836207B2 - 留守番電話方式 - Google Patents

留守番電話方式

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JP2836207B2
JP2836207B2 JP17902290A JP17902290A JP2836207B2 JP 2836207 B2 JP2836207 B2 JP 2836207B2 JP 17902290 A JP17902290 A JP 17902290A JP 17902290 A JP17902290 A JP 17902290A JP 2836207 B2 JP2836207 B2 JP 2836207B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 着信端巻装置の不在を、発信端末装置に音声で通知す
る機能を具備する通信網における留守番電話方式に関
し、 通信網の負荷を極力軽減し、且つ着信呼毎に返送する
音声メッセージを変更可能とする留守番電話方式を実現
することを目的とし、 着信端末装置に、自端末装置が不在であることと、不
在通知に関する情報とを登録している状態で、発信端末
装置から呼が着信した場合に、着信端末装置の不在を発
信端末装置に通知する音声メッセージの返送要求と、着
信端末装置に登録済の不在通知に関する情報とを、発信
端末装置を収容する発信交換機に返送する通知返送要求
手段を設け、発信交換機に、通知返送要求手段から音声
メッセージの返送要求と、不在通知に関する情報とを受
信した場合に、着信端末装置との間に接続路を設定する
こと無く、不在通知に関する情報に基づき音声メッセー
ジを生成し、発信端末装置に返送する通知返送手段を設
ける様に構成し、なお通知返送要求手段は、不在登録中
の着信端末装置に着信した呼に関する情報を分析し、分
析結果に応じて発信交換機に返送する不在通知に関する
情報の種類を選択し、通知返送手段は、通知返送要求手
段から転送される不在通知に関する情報種類に基づき、
発信端末装置に返送する音声メッセージを変更する様に
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、着信端末装置の不在を、発信端末装置に音
声で通知する機能を具備する通信網における留守番電話
方式に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来ある通信網の一例を示す図であり、第5
図は第4図における不在通知メッセージ送出過程の一例
を示す図で、第5図(a)は着信端末装置からの送出例
を示し、第5図(b)はセンタ装置からの送出例を示
す。
なお第4図に示される通信網は、サービス総合ディジ
タル通信網とする。
第4図および第5図(a)において、着信交換機3に
収容されている着信端末装置(TT)4が、音声メッセー
ジの録音および再生機能を具備しているものとすると、
不在となる場合に、不在通知メッセージ(ABM)41〔例
えば「3月12日17時迄留守にしております」等〕を録音
し、再生可能な状態にセットして置く。
かかる状態で、発信交換機1に収容される発信端末装
置(OT)2が、着信端末装置(TT)4と通信を行う為に
呼設定メッセージSETUPを生成し、加入者線5のDチャ
ネル5Dを経由して発信交換機1に転送すると、発信交換
機1の中央処理系装置(CPU)12は、着信交換機3向け
の通話路7を選択し、受信した呼設定メッセージSETUP
に基づきアドレス信号IAMを生成し、共通線信号網(CS
N)6を経由して着信交換機3に転送すると共に、呼設
定受付メッセージCALLPROCをDチャネル5Dを経由して発
信端末装置(OT)2に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、着信端
末装置(TT)4を接続する加入者線8を選択し、受信し
たアドレス信号IAMに基づき呼設定メッセージSETUPを生
成し、加入者線8のDチャネル8Dを経由して着信端末装
置(TT)4に転送すると共に、アドレス完了信号ACMを
生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して発信交換機
1に返送する。
呼設定メッセージSETUPを受信した着信端末装置(T
T)4は、応答メッセージCONNを生成し、Dチャネル8D
を経由して着信交換機3に返送した後、セットされてい
る不在通知メッセージ(ABM)41を再生し、Bチャネル8
Bを経由して着信交換機3に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、受信し
た応答メッセージCONNに基づき応答信号ANMを生成し、
共通線信号網(CSN)6を経由して発信交換機1に返送
すると共に、通話路系装置(NW)31を制御し、Bチャネ
ル8Bと通話路7とを接続する。
発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、受信し
た応答信号ANMに基づき応答メッセージCONNを生成し、
Dチャネル5Dを経由して発信端末装置(OT)2に返送す
ると共に、通話路系装置(NW)11を制御し、Bチャネル
5Bと通話路7とを接続する。
以上により、発信端末装置(OT)2と着信端末装置
(TT)4との間には、Bチャネル5B、通話路7およびB
チャネル8Bを経由する通話路が設定され、着信端末装置
(TT)4が再生する不在通知メッセージ(ABM)41は、
前述の通話路を経由して発信端末装置(OT)2に返送さ
れる。
不在通知メッセージ(ABM)41を聴取した発信端末装
置(OT)2は、公知の手順により呼を解放すると、発信
端末装置(OT)2と着信端末装置(TT)4との間に設定
された通話路が解放される。
次に第4図および第5図(b)において、着信端末装
置(TT)4が音声メッセージの録音再生機能を具備して
ないものとすると、不在となる場合に、不在通知メッセ
ージの録音再生を代行するセンタ装置(CRT)9を呼出
す特殊番号を指定した呼設定メッセージSETUPを生成
し、Dチャネル8Bを経由して着信交換機3に転送する
と、着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、セン
タ装置(CTR)9向けの通話路10を選択し、受信した呼
設定メッセージSETUPに基づきアドレス信号IAMを生成
し、共通線信号網(CSN)6を経由してセンタ装置(CR
T)9に転送すると共に、呼設定受付メッセージCALLPRO
Cを生成し、Dチャネル8Dを経由して着信端末装置(T
T)4に返送する。
アドレス信号IAMを受信したセンタ装置(CTR)9は、
アドレス完了信号ACMを生成し、共通線信号網(CSN)6
を経由して着信交換機3に返送した後、応答信号ANMを
生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して着信交換機
3に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、受信し
た応答信号ANMに基づき応答メッセージCONNを生成し、
Dチャネル8Dを経由して着信端末装置(TT)4に返送す
ると共に、通話路系装置(NW)31を制御し、Bチャネル
8Bと通話路10とを接続する。
以上により着信端末装置(TT)4とセンタ装置(CT
R)9との間には、Bチャネル8Bおよび通話路10を経由
する通話路が設定され、着信端末装置(TT)4が送出す
る前述と同様の不在通知メッセージ(ABM)91が、セン
タ装置(CTR)9内に録音される。
かかる状態で、発信端末装置(OT)2が、着信端末装
置(TT)4と通信を行う為に呼設定メッセージSETUPを
生成し、Dチャネル5Dを経由して発信交換機1に転送す
ると、発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、前
述と同様に着信交換機3向けの通話路7を選択し、アド
レス信号IAMを生成し、共通線信号網(CSN)6を経由し
て着信交換機3に転送すると共に、呼設定受付メッセー
ジCALLPROCをDチャネル5Dを経由して発信端末装置(O
T)2に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、着信端
末装置(TT)4がセンタ装置(CTR)9に転送中である
ことを識別すると、センタ装置(CTR)9向けの通話路1
0を選択し、受信したアドレス信号IAMに基づきアドレス
信号IAMを生成し、共通線信号網(CSN)6を経由してセ
ンタ装置(CTR)9に転送すると共に、アドレス完了信
号ACMを生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して発信
交換機1に返送する。
アドレス信号IAMを受信したセンタ装置(CTR)9は、
アドレス完了信号ACMを生成し、共通線信号網(CSN)6
を経由して着信交換機3に返送した後、応答信号ANMを
生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して着信交換機
3に返送した後、着信端末装置(TT)4により録音され
ている不在通知メッセージ(ABM)91を再生し、通話路1
0を経由して着信交換機3に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、受信し
た応答信号ANMに基づき応答信号ANMを生成し、共通線信
号網(CSN)6を経由して発信交換機1に返送すると共
に、通話路系装置(NW)31を制御し、通話路10と7とを
接続する。
発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、受信し
た応答信号ANMに基づき応答メッセージCONNを生成し、
Dチャネル5Dを経由して発信端末装置(OT)2に返送す
ると共に、通話路系装置(NW)11を制御し、Bチャネル
5Bと通話路7とを接続する。
以上により発信端末装置(OT)2とセンタ装置(CT
R)9との間には、Bチャネル5BB、通話路7および10を
経由する通話路が設定され、センタ装置(CTR)9が再
生する不在通知メッセージ(ABM)91は、前述の通話路
を経由して発信端末装置(OT)2に返送される。
不在通知メッセージ(ABM)91を聴取した発信端末装
置(OT)2は、公知の手順により呼を解散すると、発信
端末装置(OT)2とセンタ装置(CTR)9との間に設定
された通話路が解放される。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の説明から明らかな如く、従来ある通信網におい
ては、発信端末装置(OT)2が不在中の着信端末装置
(TT)4に対する呼設定メッセージSETUPを送信する
と、発信端末装置(OT)2と着信端末装置(TT)4また
はセンタ装置(CTR)9との間の全区間に通話路が設定
され、該通話路を経由して着信端末装置(TT)4または
センタ装置(CTR)9において再生される不在通知メッ
セージ(ABM)41または91が着信端末装置(OT)2に返
送され、発信端末装置(OT)2が呼を解放する迄、全区
間の通話路が保留されることとなり、当該通信網の負荷
が増大する問題があった。
また従来ある通信網においては、不在中の着信端末装
置(TT)4に着信する総ての着信端末装置(OT)2に対
し、同一の不在通知メッセージ(ABM)41または91を返
送しており、例えば特定の発信端末装置(OT)2に対し
ては、「3月12日17時迄留守にしております」の他に、
「その間の連絡先電話番号は2345です」等の詳細情報を
付加する等、発信端末装置(OT)2に応じて返送する通
知用メッセージを変更することは不可能であった。
本発明は、通信網の負荷を極力軽減し、且つ着信呼毎
に返送する通知用メッセージを変更可能とする留守番電
話方式を実現することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を示す図である。
第1図において、1は発信交換機、2は発信端末装
置、3は着信交換機、4は着信端末装置であり、通信網
を構成する。
100は、本発明により着信端末装置4に設けられた通
知返送要求手段である。
200は、本発明により発信交換機1に設けられた通知
返送手段である。
〔作用〕
通知返送要求手段100は、自端末装置4が不在である
ことと、不在通知に関する情報とを登録している状態
で、発信端末装置2から呼が着信した場合に、着信端末
装置4の不在を発信端末装置2に通知する音声メッセー
ジの返送要求と、着信端末装置4に登録済の不在通知に
関する情報とを、発信端末装置2を収容する発信交換機
1に返送する。
通知返送手段200は、通知返送要求手段100から音声メ
ッセージの返送要求と、不在通知に関する情報とを受信
した場合に、着信端末装置4との間に接続路を設定する
こと無く、不在通知に関する情報に基づき音声メッセー
ジを生成し、発信端末装置2に返送する。
なお通知返送要求手段100は、不在登録中の着信端末
装置4に着信した呼に関する情報を分析し、該分析結果
に応じて発信交換機1に返送する不在通知に関する情報
の種類を選択し、また通知返送手段200は、通知返送要
求手段100から転送される不在通知に関する情報種類に
基づき、発信端末装置2に返送する音声メッセージを変
更することが考慮される。
従って、音声による通知用メッセージを発信端末装置
に返送する為に、発信交換機と発信端末装置との間の通
信路のみが占有され、その他の区間の通信路は全て解放
される為、当該通信網の資源が効率良く使用されると共
に、着信呼に関する情報の分析結果に応じて音声による
通知用メッセージが変更可能となる為、当該通信網の利
便性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第2
図は本発明の一実施例による通信網を示す図であり、第
3図は第2図における不在通知メッセージの送出過程の
一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物を示す。
第2図においては、第1図における発信端末装置2と
して二種類の端末装置(OT)2aおよび2bが示され、また
第1図における通知返送要求手段100として通知返送要
求部(RMQ)43が本発明(請求項1)に対応して、また
呼情報分析部(CAN)42および通知返送要求部(MRQ)43
が本発明(請求項2)に対応して着信端末装置(TT)4
内に設けられ、また第1図における通知返送手段200と
して音声生成装置(ARU)13が発信交換機1に設けられ
ると共に、音声生成制御部(ARC)122が本発明(請求項
1)に対応して、また呼情報識別部(CDT)121および音
声生成制御部(ARC)122が本発明(請求項2)に対応し
て中央処理系装置(CPU)12内に設けられている。
第2図および第3図において、発信交換機1に併設さ
れる音声生成装置(ARU)13には、二種類の不在通知メ
ッセージ(ABM)131〔例えば「m月d日h時迄留守にし
ております」〕および132〔例えば「その間の連絡先電
話番号はnです」〕を生成する機能を具備している。
なお月情報m、日情報d、時刻情報hおよび連絡先電
話番号情報nは、生成の都度音声生成制御部(ARC)122
から指定されるものとする。
また着信交換機3に収容される着信端末装置(TT)4
が不在となる場合には、呼情報分析部(CAN)42および
通知返送要求部(MRQ)43を起動して置き、不在通知メ
ッセージ(ABM)131および132を生成するに必要となる
月情報mとして3(月)を、日情報dとして12(日)
を、時刻情報hとして17(時)を、連絡先電話番号をn
として2345(番)をそれぞれ決定して置く。
呼情報分析部(CAN)42には、不在通知メッセージ(A
BM)131のみを送信する発信端末装置(OT)として発信
端末装置(OT)2aの識別情報ID2aが、また不在通知メッ
セージ(ABM)131および132を併せ返送する発信端末装
置(OT)として発信端末装置(OT)2bの識別情報ID
2bが、予め登録されているものとする。
かかる状態で、発信交換機1に収容される発信端末装
置(OT)2aが、着信端末装置(TT)4と着信を行う為に
呼設定メッセージSETUPを生成し、加入者線5aのDチャ
ネル5aDを経由して背信交換機1に転送すると、発信交
換機1の中央処理系装置(CPU)12は、着信交換機3向
けの通話路7を選択し、発信端末装置(OT)2aの識別情
報ID2aを認識し、受信した呼設定メッセージSETUPに基
づきアドレス信号IAM(ID2a)を生成し、共通線信号網
(CSN)6を経由して着信交換機3に転送すると共に、
呼設定受付メッセージCALLPROCをDチャネル52Dを経由
して発信端末装置(OT)2に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、着信端
末装置(TT)4を接続する加入者線8を選択し、受信し
たアドレス信号IAM(ID2a)に基づき呼設定メッセージS
ETUP(ID2a)を生成し、Dチャネル8Dを経由して着信端
末装置(TT)4に転送すると共に、アドレス完了信号AC
Mを生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して発信交換
機1に返送する。
着信端末装置(TT)4においては、起動されている呼
情報分析部(CAN)42が、受信した呼設定メッセージSET
UP(ID2a)を分析し、識別情報ID2aが含まれていること
を識別すると、不在通知メッセージ(ADM)131のみを返
送する発信端末装置(OT)2aからの着信呼と判定し、通
知返送要求部(MRQ)43に対して識別情報ID2aを通知す
る。
通知返送要求部(MRQ)43は、不在通知メッセージ(A
BM)131の生成を要求する為の要求情報R131と、不在通
知メッセージ(ABM)131を生成する為に指定すべき月情
報m(=3)、日情報d(=12)および時刻情報h(=
17)とをファシリティ情報要素として保有する解放メッ
セージREL(R131、m=3、d=12、h=17)を生成
し、Dチャネル8Dを経由して着信交換機3に送送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17)を受信
すると、呼設定メッセージSETUP(ID2a)により選択し
た加入者線8を解放し、ファシリティ分析部(FAN)322
を起動する。
起動されたファシリティ分析部(FAN)322は、解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17)に保有
されるファシリティ情報要素の内容種別を分析し、指定
された内容種別が保有されていることを確認すると、フ
ァシリティ転送部(FTF)323を起動する。
起動されたファシリティ転送部(FTF)323は、解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17)に保有
されるファシリティ情報要素、即ち要求情報R131、月情
報m=3、日情報d=12および時刻情報h=17を、中央
処理系装置(CPU)12が生成する切断信号RELにも、ファ
シリティ情報要素として保有させる如く中央処理系装置
(CPU)32に指定する。
その結果中央処理系装置(CPU)32は、受信した解放
メッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17)に基
づき、要求情報R131、月情報m=3、日情報d=12およ
び時刻情報h=17をファシリティ情報要素として保有す
る切断信号REL(R131、m=3、d=12、h=17)を生
成し、共通線信号網(CSN)6を経由して発信交換機1
に返送する。
発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、切断信
号REL(R131、m=3、d=12、h=17)を受信する
と、呼情報識別部(CDT)121を起動する。
起動された呼情報識別部(CDT)121は、切断信号REL
(R131、m=3、d=12、h=17)に保有されるファシ
リティ情報要素の内容種別を分析し、要求情報R131、並
びに月情報m=3、日情報d=12および時刻情報h=17
が保有されることを確認すると、音声生成制御部(AR
C)122を起動し、月情報m=3、日情報d=12および時
刻情報h=17を伝達する。
起動された音声生成制御部(ARC)122は、音声生成装
置(ARU)13に対し、要求情報R131により指定される不
在通知メッセージ(ABM)131を、伝達された月情報m=
3、日情報d=12および時刻情報h=17を使用して生成
することを指示する。
音声生成装置(ARU)13は、音声生成制御部(ARC)12
2からの指示に基づき、月情報m=3、日情報d=12お
よび時刻情報h=17を使用して不在通知メッセージ(AB
M)131(=「3月12日17時迄留守にしております」)を
生成し、通話路系装置(NW)11に送出する。
また中央処理系装置(CPU)12は、呼設定メッセージS
ETUPにより選択した通話路7を解放し、また通話路系装
置(NW)11を制御し、音声生成装置(ARU)13をBチャ
ネル5aBに接続させ、更に復旧完了信号RLCを生成し、共
通線信号網(CSN)6を経由して着信交換機3に返送す
る。
以上により、音声生成装置(ARU)13が送出する不在
通知メッセージ(ABM)131(=「3月12日17時迄留守に
しております」)は、Bチャネル5aBを経由して発信端
末装置(OT)2に返送される。
なお発信交換機1から着信交換機3および着信端末装
置(TT)4に至る区間には、全く通話路が設定されてい
ない。
不在通知メッセージ(ABM)131を聴取した発信端末装
置(OT)2aが、呼を解放する為に切断メッセージDISCを
生成し、Dチャネル5aDを経由して発信交換機1に転送
すると、発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、
通話路系装置(NW)11を制御して音声生成装置(ARU)1
3とBチャネル5aBとを解放し、発信端末装置(OT)2a
音声生成装置(ARU)13との間に設定されている呼を解
放した後、解放メッセージRELを生成し、Dチャネル5aD
を経由して発信端末装置(OT)2aに転送し、解放メッセ
ージRELを受信した受信端末装置(OT)2aは復旧完了し
た後、解放完了メッセージRELCOMを生成し、Dチャネル
5aDを経由して発信交換機1に返送する。
次に、発信交換機1に収容される他の発信端末装置
(OT)2bが、着信端末装置(TT)4と通信を行う為に呼
設定メッセージSETUPを生成し、加入者線5bのDチャネ
ル5bDを経由して、発信交換機1に転送すると、発信交
換機1の中央処理系装置(CPU)12は、着信交換機3向
けの通話路7を選択し、発信端末装置(OT)2bの識別情
報ID2bを認識し、受信した呼設定メッセージSETUPに基
づきアドレス信号IAM(ID2b)を生成し、共通線信号網
(CSN)6を経由して着信交換機3に転送すると共に、
呼設定受付メッセージCALLPROCをDチャネル5bDを経由
して発信端末装置(OT)2に返送する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、着信端
末装置(TT)4を接続する加入者線8を選択し、受信し
たアドレス信号IAM(ID2b)に基づき呼設定メッセージS
ETUP(ID2b)を生成し、Dチャネル8Dを経由して着信端
末装置(TT)4に転送すると共に、アドレス完了信号AC
Mを生成し、共通線信号網(CSN)6を経由して発信交換
機1に返送する。
着信端末装置(TT)4においては、起動されている呼
情報分析部(CAN)42が、受信した呼設定メッセージSET
UP(ID2b)を分析し、識別情報ID2bが含まれていること
を識別すると、不在通知メッセージ(ABM)131及び132
を併せ返送する発信端末装置(OT)2bからの着信呼と判
定し、通知返送要求部(MRQ)43に対して識別情報ID2b
を通知する。
通知返送要求部(MRQ)43は、不在通知メッセージ(A
BM)131の生成を要求する為の要求情報R131と、不在通
知メッセージ(ABM)131を生成する為に指定すべき月情
報m(=3)、日情報d(=12)および時刻情報h(=
17)と、不在通知メッセージ(ABM)132の生成を要求す
る為の要求情報R132と、不在通知メッセージ(ABM)132
を生成する為に指定すべき連絡先電話番号情報n(=23
45)とをファテシリティ情報要素として保有する解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17、R132
n=2345)を生成し、Dチャネル8Dを経由して着信交換
機3に返信する。
着信交換機3の中央処理系装置(CPU)32は、解放メ
ッセージREL(R13、m=3、d=12、h=17、R132、n
=2345)を受信すると、呼設定メッセージSETUP(I
D2b)により選択した加入者線8を解放し、ファシリテ
ィ分析部(FAN)322を起動する。
起動されたファシリティ分析部(FAN)322は、解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17、R132
n=2345)に保有されるファシリティ情報要素の内容種
別を分析し、指定された内容種別が保有されていること
を確認すると、ファシリティ転送部(FTF)323を起動す
る。
起動されたファシリティ転送部(FTF)323は、解放メ
ッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17、R132
n=2345)に保有されるファシリティ情報要素、即ち要
求情報R131、月情報m=3、日情報d=12、時刻情報h
=17を、要求情報R132および連絡先電話番号情報=n=
2345を、中央処理系装置(CPU)12が生成する切断信号R
ELにも、ファシリティ情報要素として保有させる如く中
央処理系装置(CPU)32に指定する。
その結果中央処理系装置(CPU)32は、受信した解放
メッセージREL(R131、m=3、d=12、h=17、
R132、n=2345)に基づき、要求情報R131、月情報m=
3、日情報d=12、時刻情報h=17、要求情報R132およ
び連絡先電話番号情報n=2345をファシリティ情報要素
として保有する切断信号REL(R131、m=3、d=12、
h=17、R132、n=2345)を生成し、共通線信号網(CS
N)6を経由して発信交換機1に返送する。
発信交換機1の中央処理系装置(CPU)12は、切断信
号REL(R131、m=3、d=12、h=17、R132、n=234
5)を受信すると、呼情報識別部(CDT)121を起動す
る。
起動された呼情報識別部(CDT)121は、切断信号REL
(R131、m=3、d=12、h=17、R132、n=2345)に
保有されるファシリティ情報要素の内容種別を分析し、
要求情報R131、並びに月情報m=3、日情報d=12およ
び時刻情報h=17と、要求情報R132および連絡先電話番
号情報n=2345とが保有されることを確認すると、音声
生成制御部(ARC)122を起動し、要求情報R131、月情報
m=3、日情報d=12、時刻情報h=17、要求情報R132
および連絡先電話番号情報n=2345を伝達する。
起動された音声生成制御部(ARC)122は、音声生成装
置(ARU)13に対し、要求情報R131により指定される不
在通知メッセージ(ABM)131を、伝達された月情報m=
3、日情報d=12および時刻情報h=17を使用して生成
し、また要求情報R132により指定される不在通知メッセ
ージ(ABM)132を、伝達された連絡先電話番号情報n=
2345を使用して生成することを指示する。
音声生成装置(ARU)13は、音声生成制御部(ARC)12
2からの指示に基づき、月情報m=3、日情報d=12お
よび時刻情報h=17を使用して不在通知メッセージ(AB
M)131(=「3月12日17時迄留守にしております」)を
生成すると共に、連絡先電話番号情報n=2345を使用し
て不在通話メッセージ(ABM)132(=「その間の連絡先
電話番号は2345です」)を生成し、通話路系装置(NW)
11に送出する。
また中央処理系装置(CPU)12は、呼設定メッセージS
ETUPにより選択した通話路7を解放し、また通話路系装
置(NW)11を制御し、音声生成装置(ARU)13をBチャ
ネル5bBに接続させ、更に復旧完了信号RLCを生成し、共
通線信号網(CSN)6を経由して着信交換機3に返送す
る。
以上により、音声生成装置(ARU)13が送出する不在
通知メッセージ(ABM)131および132(=「3月12日17
時迄留守にしております」および「その間の連絡先電話
番号は2345です」)は、Bチャネル5bBを経由して発信
端末装置(OT)2に返送される。
なお発信交換機1から着信交換機3および着信端末装
置(TT)4に対しては、何らの通話路も設定されていな
い。
不在通知メッセージ(ABM)131を聴取した発信端末装
置(OT)2bは、前述と同様の過程で呼を解放させる。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、発
信端末装置(OT)2aおよび2bが不在中の着信端末装置
(TT)4に対する呼設定を要求すると、発信端末装置
(OT)2aおよび2bと発信交換機1に併設された音声生成
装置(ARU)13との間に呼が設定され、音声生成装置(A
RU)13が生成する不在通知メッセージ(ABM)131のみま
たは不在通知メッセージ(ABM)131および132がBチャ
ネル5aBまたは5bBを経由して発信端末装置(OT)2aまた
は2bに返送され、発信交換機1から着信交換機3および
着信端末装置(TT)4に至る区間には全く通話路が設定
されない。
また着信端末装置(TT)4の呼情報分析部(CAN)42
により発信端末装置(OT)2aが分析された場合には、予
め指定された不在通知メッセージ(ABM)131のみが返送
され、また発信端末装置(OT)2bが分析された場合には
予め指定された不在通知メッセージ(ABM)131および13
2が返送されたこととなる。
なお、第2図および第3図はあく迄本発明の一実施例
に過ぎず、例えば前記不在通知用の音声メッセージは例
示済の不在通知メッセージ(ABM)131および132に限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。また着信端末
装置4に着信した呼に関する情報は発信端末装置(OT)
2aおよび2bを識別する識別情報ID2aおよびID2bに限定さ
れることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明の対
象とする通信網は、図示されるサービス総合ディジタル
通信網に限定されぬことは言う迄も無い。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、前記通信網において、通知用
メッセージを発信端末装置に返送する為に、発信交換機
と発信端末装置との間の通信路のみが占有され、その他
の区間の通信路は総て解放される為、当該通信網の資源
が効率良く使用されると共に、着信呼に関する情報の分
析結果に応じて通信用メッセージが変更可能となる為、
当該通信網の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例による通信網を示す図、第3図は第2図における不
在通知メッセージの送出過程の一例を示す図、第4図は
従来ある通信網の一例を示す図、第5図は第4図におけ
る不在通知メッセージの送出過程の一例を示す図で、
(a)は着信端末装置からの送出例を示し、(b)はセ
ンタ装置からの送出例を示す。 図において、1は発信交換機、2、2aおよび2bは発信端
末装置(OT)、3は着信交換機、4は着信端末装置(T
T)、5、5a、5bおよび8は加入者線、5B、5aB、5bB
よび8BはBチャネル、5D、5aD、5bDおよび8DはDチャネ
ル、6は共通線通信網(CSN)、7および10は通話路、
9はセンタ装置(CTR)、11および31は通話路系装置(N
W)、12および32は中央処理系装置(CPU)、13は音声生
成装置(ARU)、41、91、131および132は不在通知メッ
セージ(ABM)、42は呼情報分析部(CAN)、43は通知返
送要求部(MRQ)、100は通知返送要求手段、121は呼情
報識別部(CDT)、122は音声生成制御部(ARC)、200は
通知返送手段、321は着信転送部(TRF)、322はファシ
リティ分析部(FAN)、323はファシリティ転送部(FT
F)、を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信端末装置(4)の不在を、発信端末装
    置(2)に音声で通知する機能を具備する通信網におい
    て、 前記着信端末装置(4)に、自端末装置(4)が不在で
    あることと、不在通知に関する情報とを登録している状
    態で、前記発信端末装置(2)から呼が着信した場合
    に、前記着信端末装置(4)の不在を発信端末装置
    (2)に通知する音声メッセージの返送要求と、前記着
    信端末装置(4)に登録済の前記不在通知に関する情報
    とを、前記発信端末装置(2)を収容する発信交換機
    (1)に返送する通知返送要求手段(100)を設け、 前記発信交換機(1)に、前記通知返送要求手段(10
    0)から前記音声メッセージの返送要求と、前記不在通
    知に関する情報とを受信した場合に、前記着信端末装置
    (4)との間に接続路を設定すること無く、前記不在通
    知に関する情報に基づき前記音声メッセージを生成し、
    前記発信端末装置(2)に返送する通知返送手段(20
    0)を設けることを特徴とする留守番電話方式。
  2. 【請求項2】前記通知返送要求手段(100)は、不在登
    録中の前記着信端末装置(4)に着信した呼に関する情
    報を分析し、該分析結果に応じて前記発信交換機(1)
    に返送する前記不在通知に関する情報の種類を選択し、
    前記通知返送手段(200)は、前記通知返送要求手段(1
    00)から転送される前記不在通知に関する情報種類に基
    づき、前記発信端末装置(2)に返送する前記音声メッ
    セージを変更することを特徴とする請求項1記載の留守
    番電話方式。
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