JP2835841B2 - 早期重合に対する環ブロム置換スチレンモノマーの安定化方法及び組成物 - Google Patents

早期重合に対する環ブロム置換スチレンモノマーの安定化方法及び組成物

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JP2835841B2 JP63123750A JP12375088A JP2835841B2 JP 2835841 B2 JP2835841 B2 JP 2835841B2 JP 63123750 A JP63123750 A JP 63123750A JP 12375088 A JP12375088 A JP 12375088A JP 2835841 B2 JP2835841 B2 JP 2835841B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に重合抑制剤及び禁止剤に関し、特
に、環ブロム置換スチレンモノマーの早期重合を防止す
るための安定化剤に関する。
[発明の背景] ビニル芳香族化合物はそのままで重合する傾向にあ
る。これらの化合物の製造、輸送、及び貯蔵の間、これ
らの化合物をポリマーに変えようとする時まで、重合を
防止するか又は高度に抑制するために、一般に禁止剤が
添加される。
一般にモノマーの望ましくない重合を防止するための
多数の安定化剤が、文献に報告されている。チェコスロ
バキア特許第163,428号公報(Konecny他)に記載されて
いるように、一種又は二種以上のモノマーを安定化する
ことが知られている組成物には、硫黄、銅、銀、金、活
性炭、トリフェニルアルシン、NH3、ジアゾアミノベン
ゼン、ある種のジオレフィン、フェニルアセチレン、sy
m−トリニトロベンゼン、p−ベンゾキノン、アセトア
ルデヒド、アニリン縮合体、N,N−ジブチル−o−フェ
ニレンジアミン、N−ブチル−p−アミノフェノール、
2,4,6−トリフェニルフェノキシル、ピロガロール、ピ
ロカテコール、ヒドロキノン、アルキル置換ピロカテコ
ール、ジアルキルヒドロキノン、2,4,6−ジクロロニト
ロフェノール、ハロゲン−オルソ−ニトロフェノール、
アルコキシヒドロキノン、フェノール及びピロカテコー
ルのモノ−、ジ−、及びポリサルファイド、芳香族ニト
ロ化合物、アミン、チオール、キノンのオキシム又はヒ
ドラゾン、フェノチアジン、ジアルキルヒドロキシルア
ミン、及びニトロ化合物が含まれる。しかしながら、Ko
necny他にも記載されているように、わずかの公知の安
定剤のみが、具体名でベンゾキノン、ヒドロキノン、及
び第三ブチルピロカテコールと共に商業的に使用されて
いる。他の安定化剤は、望ましくないレベルの毒性、爆
発性、又は不充分な安定化活性を含む種々の欠点を有し
ている。また、上記の化合物の多くは、限られた種類の
モノマーのみに関連して安定化剤であると述べられてい
る。Konecny他は、2,4−ジニトロ−o−クレゾールとジ
エチルヒドロキシルアミンとの協働混合物をスチレン及
びジビニルベンゼンと使用することを示唆している。
1960年に、米国特許第2,965,685号明細書(キャンベ
ル、Campbell)に、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン
(DEHA)のようなN,N−ジアルキルヒドロキシルアミン
を使用する、スチレンのようなビニル芳香族化合物を安
定化する方法が記載されている。禁止剤の推奨レベルは
約0.001〜約5重量%であると述べられている。
1966年に、米国特許3,248,440号明細書(アルバー
ト、Albert)に、DEHAの脂肪族カルボキシル酸塩が、ス
チレンのような芳香族ビニル化合物の安定化剤として記
載されている。
ジエチルヒドロキシルアミン含有組成物は、スチレン
のようなビニル芳香族化合物を安定化するために多くの
種類の化学品の中で有用であると記載されているが、そ
れを環ブロム置換スチレンと共に使用することは提案さ
れていない。僅かの組成物のみがジブロモスチレンのよ
うな環ブロム置換スチレンを安定化するために有用であ
ると記載されている。
英国特許第1,230,979号公報には、ピクリン酸又はピ
クリン酸とヒドロキノン、ベンゾキノン、及びt−ブチ
ルカテコールのようなキノン又はフェノールとの混合物
によってジブロモスチレン(DBS)が安定化されると記
載されている。悪いことに、ピクリン酸は、モノマーを
鮮明な黄色に着色するという望ましくない性質を有し、
衝撃感受性である。
また、米国特許第4,276,189号明細書(ジャッキシ
ュ、Jackisch)には、酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム又は酸化亜鉛のような金属酸化物を、4−第三−ブチ
ルカテコール及び多くのベンゾキノン類のような追加の
安定剤と共に又は追加の安定剤なしに添加することによ
りジブロモスチレンの重合を抑制する方法が記載されて
いる。
[解決すべき問題点] ジエチルヒドロキシルアミンを含む多くの禁止剤がビ
ニル芳香族化合物のために見出されているにもかかわら
ず、僅かのものしかジブロモスチレンへの応用が期待さ
れないことについては幾つかの理由がある。
環ブロム置換スチレンは、スチレンモノマー単独より
も著しく大きい重合性を示す。第1表は、ジメチルアセ
トアミド中、約30℃でのスチレンとモノ置換ハロスチレ
ンについての、重合定数(Kp)及び停止定数(Kt)[井
本らによりMakromol,Chem.,(1965),86,217に報告]
を示す。
第1表に示すように、スチレン及び置換スチレンモノ
マーについての重合速度(Kp)は、ハロゲン化スチレン
が非置換スチレンよりも著しく反応性であり、そのため
に早期重合に対して安定化することが一層困難であるこ
とを示している。また、活性なブロモスチレン基の停止
速度(Kt)は、スチレン又はそのp−F若しくはp−Cl
同族体のそれよりも低いので環ブロム置換スチレンは安
定化することが特に困難である。より低い停止速度
(Kt)では、各活性遊離ラジカル当り、高いKt値を有す
るモノマーよりも大量のポリマーを生成する。キュボン
及びスミス(Cubbon and Smith)は、「環ブロム置換ス
チレンIの性質−ジブロモスチレン及びトリブロモスチ
レンの合成及び重合」Polymer,Vol.10,no.7(1969)pp
479−487(この文献を参考文献といて本明細書に含め
る)との論文中で、その第1図で、ジブロモスチレンの
重合速度がスチレンよりも10倍以上も活性であることを
示している。
公知の方法で製造されたジブロモスチレンがモノ−、
ジ−及びトリブロモスチレンの混合物であることも報告
されている。トリブロモスチレンは高反応性ジブロモス
チレンよりも充分高い重合性を有している。上記のキュ
ボン及びスミスは、更に、熱重合速度の順序が、2,4,5
−トリブロモスチレン>2,4−及び3,4−ジブロモスチレ
ン>>スチレンであると述べている。
スチレンのための多くの公知の安定剤は、置換スチレ
ンのためには効果がないか又は劣った重合禁止剤であ
る。また、多くの遊離ラジカル安定剤は高温で効果があ
るが、室温まで一次の安定性関係で続かない。そのため
に、禁止剤の安定化能力は、意図する実際の条件又はそ
の付近で決定すべきである。
[発明の詳細な記述] 本発明は、環ブロム置換スチレンモノマーを、その環
ブロム置換スチレンモノマーを安定化させるのに充分な
量のN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンと接触させ
て、安定化モノマーを製造することからなることを特徴
とする、重合に対して環ブロム置換スチレンモノマーを
安定化する方法にある。
また本発明は、N,N−ジアルキルヒドロキシルアミン
の重合抑制量を環ブロム置換スチレンモノマーと混合さ
せて、安定化モノマーを製造することからなることを特
徴とする、環ブロム置換スチレンモノマーの迅速な重合
を抑制する方法にある。
また本発明は、環ブロム置換スチレンモノマーと、そ
の環ブロム置換スチレンモノマーの重合を禁止するのに
充分な量のN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンとを混
合してなることを特徴とする、安定化環ブロム置換スチ
レンモノマー組成物にある。
本発明により、モノ−、ジ−、若しくはトリブロモス
チレン、又はそれらの混合物のような環ブロム置換スチ
レンモノマーを、安定化又は重合抑制量のN,N−ジアル
キルヒドロキシルアミンと接触又は混合して安定化モノ
マーを生成する、重合に対して環ブロム置換スチレンモ
ノマーを安定化する新規な方法を提供する。
驚くべきことに、500ppmのような低い量のN,N−ジエ
チルヒドロキシルアミン(DEHA)は、50℃又はそれ以下
の温度で300時間の間環ブロム置換スチレンモノマーを
安定化する。
本発明において、環ブロム置換スチレンモノマーは、
芳香環1個当り約0.8〜約3.2個のブロム原子を有するモ
ノ−、ジ−、若しくはトリブロモスチレン、又はそれら
の混合物のようなar−ブロム化スチレンモノマーである
ことが好ましい。更に、本発明において、環ブロム置換
スチレンモノマーはジブロモスチレンモノマーであるこ
とが好ましい。
N,N−ジアルキルヒドロキシルアミンの安定化量は、
約2〜約50,000ppm、特に、約2〜約10,000ppm、更に特
に、約20〜約5,000ppmであることが好ましい。
また、N,N−ジアルキルヒドロキシルアミンは、N,N−
ジエチルヒドロキシルアミンであることが好ましい。
本発明において、N,N−ジアルキルヒドロキシルアミ
ンの重合抑制量は、50℃以下の温度で300時間、その最
初の容積の99%のレベルで前記モノマーをそのモノマー
状態で維持するのに十分な量であることが好ましい。上
記抑制量の具体的範囲は、前記安定化量の範囲と同様で
ある。
本発明方法は、早期重合を起さず、安定化されていな
いモノマーに比較して大きな調節性、安全性、及び経済
性で、貯蔵、取扱い、輸送及び続く重合をすることがで
きる前記の安定化環ブロム置換スチレンモノマー組成物
を提供する。
上記組成物において、環ブロム置換スチレンモノマー
とN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンとの混合割合
は、前記の方法について記載した割合と同様である。
本発明の方法は、早期重合に対して環ブロム置換スチ
レンモノマーを安定化するために有用である。使用のた
めに必要になるまでモノマーを輸送又は貯蔵するために
重合を防止又は抑制することが望ましい。ジブロモスチ
レンのような環ブロム置換スチレンは、耐炎材料を製造
するために使用される耐炎モノマーとして有用である。
[実施例] 次に本発明の方法及び組成物を示す実施例を示す。重
合の証明は体積膨張法(dilitometricmethod)によって
行なった。全ての実施例は、50℃で大気圧下で行なっ
た。実験の手順は次の通りであった。
モノマー試料を、清浄にした9インチKimble2075Cク
リームテストボトルに正確に既知の重量の試験禁止剤を
入れることによって試験のために調製した。クリームテ
ストボトルは、長く細い首に先細りになっている大きな
平たい底のガラス管球(bulb)からなっている。該首に
は0〜50の任意の単位で目盛が付けられている。次い
で、既知の重量のモノマーを間欠的に混合しながら少し
ずつ添加し、モノマー中の試験物質の指示された濃度に
した。各ボトルに栓を取り付け、ボトルを25回逆さにす
ることによって混合を完結させた。容積は約25の目盛の
レベルになるように予め計算しておいた。栓を取り外
し、ボトルを蒸発しないようにアルミニウム箔で緩く覆
っておいた。上記の方法と長く細い首のボトルを使用す
ることは、空気露出を最少にする。最少の空気露出は、
このモノマーのバルク取扱いのための正当な予期される
静的貯蔵条件をシミュレートするために、実験的条件と
して望ましい。ボトルを50.00℃+/−0.02℃の恒温浴
中に浸漬し、平衡にさせた。平衡になった後、容積をボ
トル目盛上正確に25.0に再調整した。ポリマーへの転化
を知るために、容積変化を時間に対して記録した。ボト
ル目盛上の5単位の変化を、中間目盛で全容積の1%変
化に等しいと決定した。
実施例で使用したスチレンは商業的に入手し得るもの
であり、コスデン・ケミカル社(Cosden Chemical Comp
any)のものを使用した。ジブロモスチレンは、グレー
ト・レイクス・ケミカル社(Great Lakes Chemicals)
の商品名「Dibromostyrene」、及びエチル・コーポレー
ション社(Ethyl Corporation)の商品名「Satex RB−2
5」でモノブロモスチレン、ジブロモスチレン及びトリ
ブロモスチレンの実験的モノマー混合物として得た。安
定剤との反応に関して、二つのモノマーの間に相違は観
察されなかった。N,N−ジエチルヒドロキシルアミン
は、アルドリッチ・ケミカル社(Aldrich Chemical Com
pany)から商品番号D−9720−7で97%純度で購入し
た。
その結果を比較を容易にするために第2表に示す。実
施例1〜3及び8は比較実施例であり、実施例4〜7及
び9は本発明の実施例である。
[実施例2] 第2表の実施例2のデータに示されるように、ジブロ
モスチレンモノマーは、安定化剤がないと、急速に重合
して僅か7時間後に容積における1%低下が生じる。そ
れで、安定化剤のない元のモノマーはコストがかかる除
去工程を必要とするポリマーに急速に転化し、モノマー
の一部をその意図する目的のために不適当にする。未安
定化ジブロモスチレン(DBS)の早期重合に対する安定
性は、空気中の酸素に対する最少の露出で試験したと
き、50℃で1〜数時間に変化する。
[実施例1及び3](本発明ではない) 第2表の実施例1及び3は、250ppmのt−ブチルカテ
コール(t−BC)で安定化されたジブロモスチレンが、
1%容積減少で測定したときt−ブチルカテコールを10
ppmしか含まない市販のスチレン試料の十分の一より小
さい安定性でしかないことを示している。t−BCをジブ
ロモスチレンに添加するとある程度安定化するが、t−
BCでのスチレンの安定化のレベルとは比較にならない。
[実施例4〜7] 第2表の実施例4、5、6及び7は、ジブロモスチレ
ン中のN,N−ジエチルヒドロキシルアミン500ppm、250pp
m、100ppm及び20ppmについての望ましくない重合前の誘
導期(1%容積減少)が、それぞれ320、180、52及び15
時間であったことを示している。第1図は、安定剤と濃
度との関係が本質的に直線であったことを示している。
安定化量は、添加した禁止剤のないモノマーについて観
察される時間を超えて重合を停止又は抑制するために十
分な添加された禁止剤の量として定義される。
第2表の実施例3と実施例6との比較は、DEHAがt−
ブチルカテコールに比べて優れたジブロモスチレンに対
する安定剤であることを示している。等重量濃度で、DE
HAはt−ブチルカテコールに比べて4〜6倍の効果があ
った。モル基準で計算すると、DEHAはt−ブチルカテコ
ールに比べて12倍以上のポリマー形成を最少にする効果
がある。
[実施例8〜9] 実施例8及び9は、重合開始剤を添加することによっ
て望むときに重合を開始することができることを示して
いる。N,N−ジエチルヒドロキシルアミン500ppm及びt
−BC250ppmを含有するDBSは、イー・アイ・デュポン社
(E.I.DuPont de Nemours Co.)からVAZO52の商品名で
販売されている商業的に入手し得る開始剤の0.1重量%
のような低ラジカルフラックス重合開始剤で、塊状で50
℃で開始したとき、1.5時間以内に急速に重合を始め
た。t−BCのみを含有するDBSは、同じ条件で0.4時間後
に急速な重合開始を示した。両方の場合に、ガラス状の
固体ホモポリマーを形成するまで重合を続けた。
ジブロモスチレンの重合への高い反応性は、このモノ
マーの貯蔵安定性と取扱い範囲を制限する。驚くべきこ
とに、ジエチルヒドロキシルアミンのようなジアルキル
ヒドロキシルアミンによるジブロモスチレンの安定化
は、ジブロモスチレンが市販のスチレンに匹敵するレベ
ルまで安定化されることを示している。また、N,N−ジ
エチルヒドロキシルアミンは、ジブロモスチレン中に適
当な貯蔵安定性を与えるようなレベルで使用されると
き、遊離ラジカルによって容易に負かされるという追加
の利点も持っている。N,N−ジエチルヒドロキシルアミ
ンの許容できる上限の濃度は、反応条件下に重合性に及
ぼす抑制効果のみによって制限されると思われる。重合
性が悪い影響を受けるレベルよりも十分低い濃度のN,N
−ジエチルヒドロキシルアミンで、DBSにおいて十分な
貯蔵安定性が達成される。
1〜7個の炭素原子を有する特に線状、分枝鎖又は環
状のジ低級アルキルヒドロキシルアミンのような他のジ
アルキルヒドロキシルアミンも適当である。
開示された本発明の他の変形は当業者にとって明らか
であるので、上記実施例は本発明とその利点を示すため
のものであり、本発明を限定すると解釈すべきではな
い。全てのこのような変形は、特許請求の範囲により定
義される本発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、1%容積減少を示すために必要な時間に対す
るDEHA濃度を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・カール・ウォズニー アメリカ合衆国、オハイオ州45723、ク ールヴィル、ピー・オー・ボックス112 (番地なし) (56)参考文献 米国特許2965685(US,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環ブロム置換スチレンモノマーを、その環
    ブロム置換スチレンモノマーを重合に対して安定化させ
    ることのできる量のN,N−ジアルキルヒドロキシルアミ
    ンと接触させることを特徴とする、重合に対して環ブロ
    ム置換スチレンモノマーを安定化する方法。
  2. 【請求項2】環ブロム置換スチレンモノマーと、その環
    ブロム置換スチレンモノマーの重合を禁止するに充分な
    量のN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンとを混合して
    なることを特徴とする、安定化環ブロム置換スチレンモ
    ノマー組成物。
JP63123750A 1987-05-20 1988-05-20 早期重合に対する環ブロム置換スチレンモノマーの安定化方法及び組成物 Expired - Lifetime JP2835841B2 (ja)

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