JP2835639B2 - 湿気硬化性コーチング組成物の製造方法 - Google Patents
湿気硬化性コーチング組成物の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は結合剤として有機ポリイソシアネートを含有
する新規湿気硬化性コーチング組成物およびその製造方
法に関する。
する新規湿気硬化性コーチング組成物およびその製造方
法に関する。
従来技術の記載 結合剤として有機ポリイソシアネート、特に比較的高
分子量のNCOプレポリマーを含有する湿気硬化性コーチ
ング組成物は知られている(例えばH.Kittel,Lehrbuch
der Lacke und Beschichtungen,1973年,Verlag W.A.Col
omb,Vo1.I,Part2,573−576頁参照)。
分子量のNCOプレポリマーを含有する湿気硬化性コーチ
ング組成物は知られている(例えばH.Kittel,Lehrbuch
der Lacke und Beschichtungen,1973年,Verlag W.A.Col
omb,Vo1.I,Part2,573−576頁参照)。
該コーチング組成物から得られる塗膜の品質、特に使
用する用意のできたコーチング組成物の貯蔵安定性は顔
料、充填剤および/または溶剤といった助剤および添加
剤の乾燥度により臨界的に決定される。従ってこれら添
加剤はコーチング組成物製造前に満足に乾燥しなければ
ならない。
用する用意のできたコーチング組成物の貯蔵安定性は顔
料、充填剤および/または溶剤といった助剤および添加
剤の乾燥度により臨界的に決定される。従ってこれら添
加剤はコーチング組成物製造前に満足に乾燥しなければ
ならない。
反応性の高い有機イソシアネートがこの乾燥に好首尾
に使用されている(DE−PS(ドイツ特許明細書)1 245
590、DE−OS(ドイツ公開公報)2 539 728およびDE−OS
3 204 128)。
に使用されている(DE−PS(ドイツ特許明細書)1 245
590、DE−OS(ドイツ公開公報)2 539 728およびDE−OS
3 204 128)。
しかし、そのような反応性の高い低分子量イソシアネ
ート化合物、特にトシルイソシアネートの使用は高い蒸
気圧;しばしば極端に高い反応性(これは特別の予防手
段を必要とする);および特にイソシアネートが水と反
応して尿素のような不溶性副生物(これは塗料混合物か
ら晶出し、曇りを生じそして従って膜欠陥および低レベ
リングを生じうる)を形成するということ;を包含する
欠点をも伴なう。
ート化合物、特にトシルイソシアネートの使用は高い蒸
気圧;しばしば極端に高い反応性(これは特別の予防手
段を必要とする);および特にイソシアネートが水と反
応して尿素のような不溶性副生物(これは塗料混合物か
ら晶出し、曇りを生じそして従って膜欠陥および低レベ
リングを生じうる)を形成するということ;を包含する
欠点をも伴なう。
従って本発明の目的は、乾燥剤として反応性の高いイ
ソシアネートの使用を含まず、しかしそれにも拘らず湿
気の不在下で優れた貯蔵安定性を示しそして高品質塗膜
を生ずるイソシアネート化合物に基く新規コーチング組
成物を提供することである。
ソシアネートの使用を含まず、しかしそれにも拘らず湿
気の不在下で優れた貯蔵安定性を示しそして高品質塗膜
を生ずるイソシアネート化合物に基く新規コーチング組
成物を提供することである。
この目的は以下に詳述する本発明に従って達成され
た。
た。
発明の要約 本発明は、有機ポリイソシアネートに基く湿気硬化性
結合剤および助剤および添加剤例えば充填剤、顔料、溶
剤、触媒および流れ助剤を含有するコーチング組成物で
あって、少なくとも完全には乾燥していない助剤および
添加剤および1.05ないし1.8の平均NCO官能性を有しそし
て a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含有するポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノールとの反応生成物に基くイソシアネー
ト成分a)を含有する混合物を形成させ、そしてイソシ
アネート/水の反応が実質的に完了後、混合物を更に、
2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCO含量を
有する芳香族ポリイソシアネートに基くポリイソシアネ
ート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよび/またはカーボネート基を含有するポリオ
ールに基くポリヒドロキシル成分(ここでポリオールは
成分b2)の全重量を基準にして40重量%までの少なくと
も1種の62ないし499の範囲の分子量および2ないし6
のヒドロキシル官能性を有するアルコールと混合しても
よい) との反応生成物に基くイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa)対b)の重量比1:1ないし1:30
に相当する)ことにより製造された前記コーチング組成
物に関する。
結合剤および助剤および添加剤例えば充填剤、顔料、溶
剤、触媒および流れ助剤を含有するコーチング組成物で
あって、少なくとも完全には乾燥していない助剤および
添加剤および1.05ないし1.8の平均NCO官能性を有しそし
て a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含有するポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノールとの反応生成物に基くイソシアネー
ト成分a)を含有する混合物を形成させ、そしてイソシ
アネート/水の反応が実質的に完了後、混合物を更に、
2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCO含量を
有する芳香族ポリイソシアネートに基くポリイソシアネ
ート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよび/またはカーボネート基を含有するポリオ
ールに基くポリヒドロキシル成分(ここでポリオールは
成分b2)の全重量を基準にして40重量%までの少なくと
も1種の62ないし499の範囲の分子量および2ないし6
のヒドロキシル官能性を有するアルコールと混合しても
よい) との反応生成物に基くイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa)対b)の重量比1:1ないし1:30
に相当する)ことにより製造された前記コーチング組成
物に関する。
本発明はこれらコーチング組成物の製造方法にも向け
られる。
られる。
発明の詳細な記載 本発明による方法の最終生成物は、DE−OS2 845 514
による系に対してさえかなりの改善を示す。モノーおよ
びポリイソシアネートの混合物に関するこの先行刊行物
の教示によれば、例えば実施例3からわかるように、水
含有助剤および添加剤をトシルイソシアネートのような
適当な乾燥剤で乾燥しなければならない。この文献は該
乾燥剤をいかにして排除しうるかを開示していない。
による系に対してさえかなりの改善を示す。モノーおよ
びポリイソシアネートの混合物に関するこの先行刊行物
の教示によれば、例えば実施例3からわかるように、水
含有助剤および添加剤をトシルイソシアネートのような
適当な乾燥剤で乾燥しなければならない。この文献は該
乾燥剤をいかにして排除しうるかを開示していない。
成分a)は成分a1)とa2)の反応生成物に基く。成分
a1)は上記組成を有するジフェニルメタン系のポリイソ
シアネート混合物である。成分a1)は好ましくは、20な
いし70重量%、より好ましくは30ないし50重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン;20ないし70重量
%、より好ましくは40ないし60重量%の4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタン;0ないし10重量%、より好ま
しくは0ないし5重量%の2,2′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン;および5ないし30重量%、より好ましく
は5ないし15重量%のより高次のジフェニルメタン系ポ
リイソシアネートの混合物である。成分a1)は>2ない
し2.3、好ましくは2.05ないし2.25の平均NCO官能性を有
する。これらポリイソシアネート混合物はアニリン/ホ
ルムアルデヒド縮合物のホスゲン化により既知方法で製
造される;2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの比
較的高含量が、アニリン/ホルムアルデヒド縮合の適当
な制御によるかまたは2,4′−ジイソシアナトジフェニ
ルメタンの高含量を有するジイソシアネート留分を留出
させそしてこの留分を他のジフェニルメタン系ポリイソ
シアネート混合物と再混合することにより得られる。
a1)は上記組成を有するジフェニルメタン系のポリイソ
シアネート混合物である。成分a1)は好ましくは、20な
いし70重量%、より好ましくは30ないし50重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン;20ないし70重量
%、より好ましくは40ないし60重量%の4,4′−ジイソ
シアナトジフェニルメタン;0ないし10重量%、より好ま
しくは0ないし5重量%の2,2′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン;および5ないし30重量%、より好ましく
は5ないし15重量%のより高次のジフェニルメタン系ポ
リイソシアネートの混合物である。成分a1)は>2ない
し2.3、好ましくは2.05ないし2.25の平均NCO官能性を有
する。これらポリイソシアネート混合物はアニリン/ホ
ルムアルデヒド縮合物のホスゲン化により既知方法で製
造される;2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの比
較的高含量が、アニリン/ホルムアルデヒド縮合の適当
な制御によるかまたは2,4′−ジイソシアナトジフェニ
ルメタンの高含量を有するジイソシアネート留分を留出
させそしてこの留分を他のジフェニルメタン系ポリイソ
シアネート混合物と再混合することにより得られる。
成分a2)はエーテル橋を含有してもよい1価の、場合
によりオレフィン型不飽和の、C1-26、好ましくは
C4-14、より好ましくはC6-12(シクロ)アルカノールに
基く。適当な(シクロ)アルカノールはi−プロパノー
ル、アリルアルコール、i−ブタノール、n−ドデカノ
ール、n−オクタデカノール、エトキシエタノール、プ
ロポキシエタノール、メトキシプロパノール、ブノキシ
エタノールおよびシクロヘキサノール;および好ましく
はネオペンチルアルコール、2−エチルヘキサノールお
よびトリメチルヘキサノール異性体のような枝別れ鎖ア
ルコールを包含する。
によりオレフィン型不飽和の、C1-26、好ましくは
C4-14、より好ましくはC6-12(シクロ)アルカノールに
基く。適当な(シクロ)アルカノールはi−プロパノー
ル、アリルアルコール、i−ブタノール、n−ドデカノ
ール、n−オクタデカノール、エトキシエタノール、プ
ロポキシエタノール、メトキシプロパノール、ブノキシ
エタノールおよびシクロヘキサノール;および好ましく
はネオペンチルアルコール、2−エチルヘキサノールお
よびトリメチルヘキサノール異性体のような枝別れ鎖ア
ルコールを包含する。
成分a)を製造するには出発成分a1)とa2)をNCO過
剰を用いて互いに反応させる。成分a2)は生ずる反応生
成物a)が1.05ないし1.8、好ましくは1.2ないし1.6、
より好ましくは1.3ないし1.5の平均NCO官能性を有する
ような量で使用される。出発成分a1)とa2)は既知方法
で約20ないし100℃、好ましくは30ないし80℃で例えば
最初にイソシアネート成分a1)を適当な反応容器に導入
しそしてアルコール成分a2)をイソシアネート成分中に
撹拌添加することにより反応させる。
剰を用いて互いに反応させる。成分a2)は生ずる反応生
成物a)が1.05ないし1.8、好ましくは1.2ないし1.6、
より好ましくは1.3ないし1.5の平均NCO官能性を有する
ような量で使用される。出発成分a1)とa2)は既知方法
で約20ないし100℃、好ましくは30ないし80℃で例えば
最初にイソシアネート成分a1)を適当な反応容器に導入
しそしてアルコール成分a2)をイソシアネート成分中に
撹拌添加することにより反応させる。
成分b)は出発成分b1)とb2)の反応生成物に基く。
成分b1)は10ないし50重量%、好ましくは25ないし48重
量%のNCO含量を有する芳香族ポリイソシアネートであ
る。ポリウレタン化学の知られているジイソシアネート
が成分b1)として好ましくは使用される。適当な出発ポ
リイソシアネートb1)の例は2,4−および/または2,6−
ジイソシアナトトルエン、2,4′−および/または4,4′
−ジイソシアナトジフェニルメタンおよびこれらジイソ
シアネートの混合物を包含する。成分a1)として使用す
るに適当なものおよびまた低い2,4′−ジイソシアナト
フェニルメタン含量および高い4,4′−ジイソシアナト
ジフェニルメタン含量を有するものといったジフェニル
メタン系ポリイソシアネート混合物も適当である。
成分b1)は10ないし50重量%、好ましくは25ないし48重
量%のNCO含量を有する芳香族ポリイソシアネートであ
る。ポリウレタン化学の知られているジイソシアネート
が成分b1)として好ましくは使用される。適当な出発ポ
リイソシアネートb1)の例は2,4−および/または2,6−
ジイソシアナトトルエン、2,4′−および/または4,4′
−ジイソシアナトジフェニルメタンおよびこれらジイソ
シアネートの混合物を包含する。成分a1)として使用す
るに適当なものおよびまた低い2,4′−ジイソシアナト
フェニルメタン含量および高い4,4′−ジイソシアナト
ジフェニルメタン含量を有するものといったジフェニル
メタン系ポリイソシアネート混合物も適当である。
ポリヒドロキシル成分b2)はエーテル、エステル、チ
オエーテルおよび/またはカーボネート基を含有しそし
て500ないし約10,000、好ましくは約1,000ないし4,000
の平均分子量(Mn、官能性および水酸基含量から計算し
うる)および2ないし6、好ましくは2ないし4のヒド
ロキシル官能性を有するポリヒドロキシル化合物に基
く。やはりポリヒドロキシル成分b2)として適当なのは
前記比較的高分子量のポリヒドロキシル化合物と62ない
し499、好ましくは62ないし200の分子量および2ないし
6、好ましくは2ないし4のヒドロキシル官能性を有す
る低分子量多価アルコールとの混合物である。低分子量
アルコールは成分b2)の全重量を基準にして40重量%ま
での量で使用しうる。
オエーテルおよび/またはカーボネート基を含有しそし
て500ないし約10,000、好ましくは約1,000ないし4,000
の平均分子量(Mn、官能性および水酸基含量から計算し
うる)および2ないし6、好ましくは2ないし4のヒド
ロキシル官能性を有するポリヒドロキシル化合物に基
く。やはりポリヒドロキシル成分b2)として適当なのは
前記比較的高分子量のポリヒドロキシル化合物と62ない
し499、好ましくは62ないし200の分子量および2ないし
6、好ましくは2ないし4のヒドロキシル官能性を有す
る低分子量多価アルコールとの混合物である。低分子量
アルコールは成分b2)の全重量を基準にして40重量%ま
での量で使用しうる。
成分b2)は好ましくは上記範囲の分子量およびヒドロ
キシル官能性を有するポリエーテルポリオールまたは該
ポリエーテルポリオールと述べた型の低分子量多価アル
コールとの混合物に基く。
キシル官能性を有するポリエーテルポリオールまたは該
ポリエーテルポリオールと述べた型の低分子量多価アル
コールとの混合物に基く。
比較的高分子量のポリヒドロキシル化合物は既知方法
で製造しうる。好ましいポリエーテルポリオールは適当
なスタータ分子例えば以下に詳記する多価アルコール;
エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンおよびアニ
リンのような少なくとも2個のNH結合を含有するアミ
ン;およびまたエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、プロパノールアミンおよびプロパノールアミンのよ
うなアミノアルコールのアルコキシル化により得ること
ができる。種々のスタータ分子の混合物も使用しうる。
プロピレンオキシドおよび/またはエチレンオキシド
が、混合してかまたは逐次に、アルコキシル化に好まし
くは使用される。
で製造しうる。好ましいポリエーテルポリオールは適当
なスタータ分子例えば以下に詳記する多価アルコール;
エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンおよびアニ
リンのような少なくとも2個のNH結合を含有するアミ
ン;およびまたエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、プロパノールアミンおよびプロパノールアミンのよ
うなアミノアルコールのアルコキシル化により得ること
ができる。種々のスタータ分子の混合物も使用しうる。
プロピレンオキシドおよび/またはエチレンオキシド
が、混合してかまたは逐次に、アルコキシル化に好まし
くは使用される。
スタータ分子として適当な低分子量アルコールは特に
エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチ
ロールプロパン、グリセリン、ペンタエリトリット、ソ
ルビットおよびそれらの混合物といった単量体アルカン
ポリオールを包含する。
エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチ
ロールプロパン、グリセリン、ペンタエリトリット、ソ
ルビットおよびそれらの混合物といった単量体アルカン
ポリオールを包含する。
成分b)は種々の方法で製造しうる。例えば、2,4−
ジイソシアナトトルエンのような成分b1)として使用す
るに適当なポリイソシアネートを、成分b2)として使用
するに適当な比較的高分子量アルコールと、またはその
ような比較的高分子量アルコールと少なくとも1種の低
分子量ポリオールの混合物と、反応中NCOの大過剰を維
持しつつ反応させうる;次に未反応の過剰イソシアネー
トを好ましくは蒸留により除去する。成分b)は出発ポ
リイソシアネートb1)の第一の部分を比較的高分子量ポ
リオールと、出発ポリイソシアネートb1)の第二の部分
を低分子量多価アルコールと反応させ、次に反応生成物
を互いに混合することによって製造することもできる。
異なる出発ポリイソシアネートb1)および種々のポリヒ
ドロキシル化合物混合物も勿論使用しうる。成分b)の
製造に使用する個々の方法は、成分b)が本質的に出発
芳香族ポリイソシアネートb1)および比較的高分子量
の、および場合により、低分子量のポリヒドロキシル化
合物b2)に基く限り、本発明に重要ではない。
ジイソシアナトトルエンのような成分b1)として使用す
るに適当なポリイソシアネートを、成分b2)として使用
するに適当な比較的高分子量アルコールと、またはその
ような比較的高分子量アルコールと少なくとも1種の低
分子量ポリオールの混合物と、反応中NCOの大過剰を維
持しつつ反応させうる;次に未反応の過剰イソシアネー
トを好ましくは蒸留により除去する。成分b)は出発ポ
リイソシアネートb1)の第一の部分を比較的高分子量ポ
リオールと、出発ポリイソシアネートb1)の第二の部分
を低分子量多価アルコールと反応させ、次に反応生成物
を互いに混合することによって製造することもできる。
異なる出発ポリイソシアネートb1)および種々のポリヒ
ドロキシル化合物混合物も勿論使用しうる。成分b)の
製造に使用する個々の方法は、成分b)が本質的に出発
芳香族ポリイソシアネートb1)および比較的高分子量
の、および場合により、低分子量のポリヒドロキシル化
合物b2)に基く限り、本発明に重要ではない。
成分b)は好ましくは2.5ないし25重量%、より好ま
しく3ないし20重量%のNCO含量を有する。
しく3ないし20重量%のNCO含量を有する。
本発明に従って製造されるコーチング組成物は充填
剤、顔料、溶剤、触媒および流れ調節剤といった塗料技
術から知られている助剤および添加剤を含有する。本発
明によれば少なくとも、完全には乾燥していない助剤お
よび添加剤を最初、乾燥剤として作用する成分a)と混
合する。乾燥完了後、即ち二酸化炭素がもはや発生しな
くなった時、得られた混合物を残りの成分と混合する。
剤、顔料、溶剤、触媒および流れ調節剤といった塗料技
術から知られている助剤および添加剤を含有する。本発
明によれば少なくとも、完全には乾燥していない助剤お
よび添加剤を最初、乾燥剤として作用する成分a)と混
合する。乾燥完了後、即ち二酸化炭素がもはや発生しな
くなった時、得られた混合物を残りの成分と混合する。
すべての添加剤および助剤の含水率を基準にして、成
分a)のイソシアネート基と水のモル比約1.5:1ないし3
0:1、好ましくは約2:1ないし15:1に相当する成分a)の
量を計算し、そしてこの計算量の成分a)と含水助剤お
よび添加剤、および場合により乾燥助剤および添加剤を
混合するのが好ましい。助剤および添加剤から除去すべ
き水に対し過剰の成分a)を使用する効果は、成分a)
中に遊離イソシアネート基が残って成分b)と同様の仕
方で一緒に大気湿気と反応し、欠陥のない均一な塗膜が
生ずることである。
分a)のイソシアネート基と水のモル比約1.5:1ないし3
0:1、好ましくは約2:1ないし15:1に相当する成分a)の
量を計算し、そしてこの計算量の成分a)と含水助剤お
よび添加剤、および場合により乾燥助剤および添加剤を
混合するのが好ましい。助剤および添加剤から除去すべ
き水に対し過剰の成分a)を使用する効果は、成分a)
中に遊離イソシアネート基が残って成分b)と同様の仕
方で一緒に大気湿気と反応し、欠陥のない均一な塗膜が
生ずることである。
多くの場合、成分a)は使用する用意のできたコーチ
ング組成物のチキソトロープ剤としても作用する。従っ
て成分a)は乾燥剤であると同時に安定剤、流動学的添
加剤および結合剤成分である。乾燥助剤および添加剤は
プロセスの最初に含水助剤および添加剤と一緒にまたは
プロセスの終りに添加しうる。乾燥工程中の水/NCO反応
を促進するために、混合物の温度を20ないし90℃、好ま
しくは50ないし80℃に調節し、そしてその温度を二酸化
炭素の発生が止むまで維持するのが有利である。予じめ
乾燥した溶剤中の溶液として存在してもよい残りの成
分、特に成分b)、および含水助剤および添加剤と共に
添加しなかった乾燥助剤および添加剤(もしあれば)を
次に添加しうる。一般に本発明による成分a)と成分
b)の重量比は約1:1ないし1:30、好ましくは約1:2ない
し1:10である。
ング組成物のチキソトロープ剤としても作用する。従っ
て成分a)は乾燥剤であると同時に安定剤、流動学的添
加剤および結合剤成分である。乾燥助剤および添加剤は
プロセスの最初に含水助剤および添加剤と一緒にまたは
プロセスの終りに添加しうる。乾燥工程中の水/NCO反応
を促進するために、混合物の温度を20ないし90℃、好ま
しくは50ないし80℃に調節し、そしてその温度を二酸化
炭素の発生が止むまで維持するのが有利である。予じめ
乾燥した溶剤中の溶液として存在してもよい残りの成
分、特に成分b)、および含水助剤および添加剤と共に
添加しなかった乾燥助剤および添加剤(もしあれば)を
次に添加しうる。一般に本発明による成分a)と成分
b)の重量比は約1:1ないし1:30、好ましくは約1:2ない
し1:10である。
所望なら、記載したように製造した混合物を追加の
(無水)溶剤の層で被覆して数時間放置してもよい。
(無水)溶剤の層で被覆して数時間放置してもよい。
注意深い再混合後、使用する用意のできた、湿気硬化
性の、一成分コーチング組成物が得られる。
性の、一成分コーチング組成物が得られる。
コーチング組成物中に存在しうる溶剤はトルエン、キ
シレン、アルキル置換芳香族化合物、酢酸エチル、酢酸
ブチル、酢酸メトキシプロピル、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンおよびこれら溶剤の混合物とい
った既知塗料溶剤を包含する。他の助剤および添加剤は
金属または無機顔料、充填剤および例えばH.Kittel,Leh
rbuch der Lacke und Beschichtungen,Vol.3,Verlag W.
A.Colomb,Berlin−Schwandorf(1976)に記載されてい
る型の他の助剤といった一成分ポリウレタン塗料に一般
に使用されるものを包含する。
シレン、アルキル置換芳香族化合物、酢酸エチル、酢酸
ブチル、酢酸メトキシプロピル、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンおよびこれら溶剤の混合物とい
った既知塗料溶剤を包含する。他の助剤および添加剤は
金属または無機顔料、充填剤および例えばH.Kittel,Leh
rbuch der Lacke und Beschichtungen,Vol.3,Verlag W.
A.Colomb,Berlin−Schwandorf(1976)に記載されてい
る型の他の助剤といった一成分ポリウレタン塗料に一般
に使用されるものを包含する。
本発明による方法により得られるコーチング組成物は
コーチング技術で使用される方法のいずれにより適用し
てもよい。それらは金属基材、コンクリート、石材およ
び他の基材上に泡を含まない層厚の大きいコーチングを
製造するに適当である。それらは例えば橋梁、コンテ
ナ、溶剤コンテナ、鉄構造物および高電圧塔門の腐食防
止プライマおよび塗料;および海上分野のコーチング例
えばドリリングプラットホーム、港湾設備、閘門、浮き
ドックおよび船舶のコーチングに特に有利に使用しう
る。
コーチング技術で使用される方法のいずれにより適用し
てもよい。それらは金属基材、コンクリート、石材およ
び他の基材上に泡を含まない層厚の大きいコーチングを
製造するに適当である。それらは例えば橋梁、コンテ
ナ、溶剤コンテナ、鉄構造物および高電圧塔門の腐食防
止プライマおよび塗料;および海上分野のコーチング例
えばドリリングプラットホーム、港湾設備、閘門、浮き
ドックおよび船舶のコーチングに特に有利に使用しう
る。
本発明によるコーチング組成物は改善された貯蔵安定
性により従来知られている一成分ポリウレタンコーチン
グ組成物と区別でき、一方少なくとも同じ乾燥速度およ
び得られる塗膜の少なくとも同等に良好な機械的性質を
維持している。
性により従来知られている一成分ポリウレタンコーチン
グ組成物と区別でき、一方少なくとも同じ乾燥速度およ
び得られる塗膜の少なくとも同等に良好な機械的性質を
維持している。
以下の実施例において別にことわらない限りすべての
百分率は重量による。
百分率は重量による。
実施例 実施例において以下の出発成分を使用する: イソシアネート成分I〔成分a)〕 4.2重量%の2,2′−、36.8重量%の2,4′−および48.
0重量%の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンおよ
び11重量%のより高官能性のポリイソシアネートを含有
するジフェニルメタン系のポリイソシアネート混合物76
0gを2−エチルヘキサノール240gと60℃で、NCO含量が
約15.9%で一定となるまで約2時間撹拌した。アルコー
ルとの反応前NCO官能性は約2.07であり、反応後NCO官能
性は約1.4であった。620mPa・s/23℃の粘度を有する黄
褐色液体が得られた。
0重量%の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンおよ
び11重量%のより高官能性のポリイソシアネートを含有
するジフェニルメタン系のポリイソシアネート混合物76
0gを2−エチルヘキサノール240gと60℃で、NCO含量が
約15.9%で一定となるまで約2時間撹拌した。アルコー
ルとの反応前NCO官能性は約2.07であり、反応後NCO官能
性は約1.4であった。620mPa・s/23℃の粘度を有する黄
褐色液体が得られた。
シソシアネート成分II〔成分a)〕 3.2重量%の2.2′−、41.0重量%の2,4′−および40.
8重量%の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンおよ
び15重量%のより高官能性のジフェニルメタン系ポリイ
ソシアネートからなるジフェニルメタン系ポリイソシア
ネート混合物274gをラウリルアルコール121gと60℃の温
度で充分に撹拌して反応させた。1価アルコールの添加
はNCO官能性を最初の値約2.15から約1.5に低下させた。
NCO含量は16%であった。黄褐色生成物は580mPa・s/25
℃の粘度を有した。
8重量%の4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンおよ
び15重量%のより高官能性のジフェニルメタン系ポリイ
ソシアネートからなるジフェニルメタン系ポリイソシア
ネート混合物274gをラウリルアルコール121gと60℃の温
度で充分に撹拌して反応させた。1価アルコールの添加
はNCO官能性を最初の値約2.15から約1.5に低下させた。
NCO含量は16%であった。黄褐色生成物は580mPa・s/25
℃の粘度を有した。
イソシアネート成分III〔成分b)〕 2,4−ジイソシアナトトルエンとトリメチロールプロ
パンおよび分子量4,000を有しそしてエチレンジアミン
のプロポキシル化により製造された4官能性ポリエーテ
ルポリオールの混合物との反応生成物に基くウレタンポ
リイソシアネートのキシレンと酢酸メトキシプロピルの
等部混合物中の60%溶液。トリメチロールプロパとポリ
エーテルポリオールの重量比は1:3であった。溶液は6.7
%のNCO含量を有した。
パンおよび分子量4,000を有しそしてエチレンジアミン
のプロポキシル化により製造された4官能性ポリエーテ
ルポリオールの混合物との反応生成物に基くウレタンポ
リイソシアネートのキシレンと酢酸メトキシプロピルの
等部混合物中の60%溶液。トリメチロールプロパとポリ
エーテルポリオールの重量比は1:3であった。溶液は6.7
%のNCO含量を有した。
イソシアネート成分IV〔成分b)〕 2,4−ジイソシアナトトルエンと分子量3,000を有しそ
してグリセリンのプロポキシル化により製造されたポリ
エーテルポリオールとの反応生成物に基く無溶剤ウレタ
ンポリイソシアネート。末端イソシアネートプレポリマ
ーは3.2%のNCO含量および23℃で8,000mPa・sの粘度を
有した。
してグリセリンのプロポキシル化により製造されたポリ
エーテルポリオールとの反応生成物に基く無溶剤ウレタ
ンポリイソシアネート。末端イソシアネートプレポリマ
ーは3.2%のNCO含量および23℃で8,000mPa・sの粘度を
有した。
イソシアネート成分V〔成分b)〕 (i)約24%の2,2′−および2,4′−ジイソシアナト
ジフェニルメタン、約25%の4,4′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび51%のより高官能性のジフェニル
メタン系ポリイソシアネートを含有するクルードMDI
と、 (ii)分子量4,000を有しそしてエチレンジアミンのプ
ロポキシル化により製造された4官能性ポリエーテルポ
リオールと分子量2,000を有するポリプロピレングリコ
ールの等重量部に基くポリエーテル混合物との反応生成
物に基く無溶剤ウレタンポリイソシアネート。成分
(i)と成分(ii)の重量比は約60:40であった。ウレ
タンポリイソシアネート(NCOプレポリマー)NCO含量は
16重量%でありそしてその23℃における粘度は800mPa・
sであった。
ジフェニルメタン、約25%の4,4′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび51%のより高官能性のジフェニル
メタン系ポリイソシアネートを含有するクルードMDI
と、 (ii)分子量4,000を有しそしてエチレンジアミンのプ
ロポキシル化により製造された4官能性ポリエーテルポ
リオールと分子量2,000を有するポリプロピレングリコ
ールの等重量部に基くポリエーテル混合物との反応生成
物に基く無溶剤ウレタンポリイソシアネート。成分
(i)と成分(ii)の重量比は約60:40であった。ウレ
タンポリイソシアネート(NCOプレポリマー)NCO含量は
16重量%でありそしてその23℃における粘度は800mPa・
sであった。
本発明による方法の一般的手順 溶剤、流れ調節剤、流動学的助剤およびイソシアネー
ト成分a)を分散容器中で混合した。イソシアネート成
分a)の量はすべての添加剤および顔料の含水率から計
算した。次に顔料および充填剤をゆるい撹拌下に導入し
た。次に混合物を撹拌無しで溶解機ディスクの回転速度
<18m/sで約30分分散させた。これらの条件下で温度は
急速に65から85℃に上昇した。水の除去は20−30分後に
完了した。混合物を冷却しそして結合剤成分b)を添加
した。次に混合物を、場合により混合物を残留溶剤の層
で覆った後、例えば一夜放置した。翌日混合物を充分に
撹拌しそして場合により、適用粘度に調整した。
ト成分a)を分散容器中で混合した。イソシアネート成
分a)の量はすべての添加剤および顔料の含水率から計
算した。次に顔料および充填剤をゆるい撹拌下に導入し
た。次に混合物を撹拌無しで溶解機ディスクの回転速度
<18m/sで約30分分散させた。これらの条件下で温度は
急速に65から85℃に上昇した。水の除去は20−30分後に
完了した。混合物を冷却しそして結合剤成分b)を添加
した。次に混合物を、場合により混合物を残留溶剤の層
で覆った後、例えば一夜放置した。翌日混合物を充分に
撹拌しそして場合により、適用粘度に調整した。
次にコーチング組成物を密封容器に包装しそして長期
間安定のままであった。
間安定のままであった。
助剤および添加剤を本発明によるイソシアネート成分
a)で乾燥せず、代りに市場で入手しうる乾燥剤(トシ
ルイソシアネート)で乾燥した対応コーチング組成物を
比較のために使用した。この乾燥剤はトシルイソシアネ
ートと水のモル比2:1に相当する量でのみ使用した。何
故ならばこの添加剤はその高い反応性および副生成物生
成の可能性のためにより多い量で使用することはできな
いからである。
a)で乾燥せず、代りに市場で入手しうる乾燥剤(トシ
ルイソシアネート)で乾燥した対応コーチング組成物を
比較のために使用した。この乾燥剤はトシルイソシアネ
ートと水のモル比2:1に相当する量でのみ使用した。何
故ならばこの添加剤はその高い反応性および副生成物生
成の可能性のためにより多い量で使用することはできな
いからである。
例 1 この例は本発明による低溶剤コーチング組成物および
エアレススプレーガンを使用して190×105×3mmの寸法
のグリットブラスト鋼板上に厚い塗膜を形成するための
その使用を記載する。
エアレススプレーガンを使用して190×105×3mmの寸法
のグリットブラスト鋼板上に厚い塗膜を形成するための
その使用を記載する。
比較のため、イソシアネート成分II(455重量部)を
トシルイソシアネート120重量部(トシルイソシアネー
トのイソシアネート基と水のモル比=約2:1;含水率は分
析により前以て測定)で置替えた対応コーチング組成物
を製造した。本発明によるコーチング組成物の組成: 添加剤 重量部 イソシアネート成分II 455 Solvesso 100(アルキルベンゼン混合物) Exxon,の製品 2,276 Acronal 700L(流れ調節剤,10%溶液) BASF,Ludwigshafen,の製品 20 Bentone 34(流れ助剤,10%ペースト) Kronos Titan,Leverkusen,の製品 54 Bayferrox 130 BM(酸化鉄顔料) Bayer AG,Leverkusen,の製品 116 Micro talc A.T.1(充填剤) Quarzmehlwerk Frechen,の製品 1,230 Lamellar silicite BS 30 (充填剤) Naintsch Mineralwerke, 8011 Graz,Austria,の製品 1,100亜鉛末 2,006 イソシアネート成分V 1,513 イソシアネート成分IIの量はイソシアネート基と水の
モル比約6:1に相当した。
トシルイソシアネート120重量部(トシルイソシアネー
トのイソシアネート基と水のモル比=約2:1;含水率は分
析により前以て測定)で置替えた対応コーチング組成物
を製造した。本発明によるコーチング組成物の組成: 添加剤 重量部 イソシアネート成分II 455 Solvesso 100(アルキルベンゼン混合物) Exxon,の製品 2,276 Acronal 700L(流れ調節剤,10%溶液) BASF,Ludwigshafen,の製品 20 Bentone 34(流れ助剤,10%ペースト) Kronos Titan,Leverkusen,の製品 54 Bayferrox 130 BM(酸化鉄顔料) Bayer AG,Leverkusen,の製品 116 Micro talc A.T.1(充填剤) Quarzmehlwerk Frechen,の製品 1,230 Lamellar silicite BS 30 (充填剤) Naintsch Mineralwerke, 8011 Graz,Austria,の製品 1,100亜鉛末 2,006 イソシアネート成分V 1,513 イソシアネート成分IIの量はイソシアネート基と水の
モル比約6:1に相当した。
粘度安定性の試験: 密封容器に貯蔵中の粘度: 製造後 269mPa.s/23℃ 約22℃で7日後 303mPa.s/23℃ 約22℃で14日後 297mPa.s/23℃ 約22℃で28日後 309mPa.s/23℃ 約22℃で60日後 310mPa.s/23℃ 次にコーチング組成物を鋼板上に厚い層にスプレー
し、そしてトシルイソシアネートで乾燥した組成物と比
較した。コーチングは約20〜25℃/60%相対湿度で3日
後乾燥後評価した。比較のために使用したコーチング組
成物は層厚50μmでは気泡を示さず、層厚80μmでは小
さな気泡を示し、そして層厚100μmでは多数の小さな
および比較的大きな気泡および垂れを示した。本発明に
よる塗料は層厚220μmまで垂れを示さずそしてより大
きな層厚でも気泡を含まなかった。
し、そしてトシルイソシアネートで乾燥した組成物と比
較した。コーチングは約20〜25℃/60%相対湿度で3日
後乾燥後評価した。比較のために使用したコーチング組
成物は層厚50μmでは気泡を示さず、層厚80μmでは小
さな気泡を示し、そして層厚100μmでは多数の小さな
および比較的大きな気泡および垂れを示した。本発明に
よる塗料は層厚220μmまで垂れを示さずそしてより大
きな層厚でも気泡を含まなかった。
例 2 この例は、プライマーの製造に適する不活性充填剤で
着色された本発明によるコーチング組成物およびそのプ
ライマー製造への使用を記載する。比較のため、本発明
によるイソシアネート成分I(810重量部、イソシアネ
ート基と水のモル比約5.5:1に相当)をトシルイソシア
ネート230重量部(トシルイソシアネートのイソシアネ
ート基と水のモル比=約2:1、水含量は前以て助剤およ
び添加剤の分析により測定)で置替えた対応コーチング
組成物を製造した。190×105×3mmの寸法の鋼板を基材
として使用した。コーチング組成物はエアガンで適用し
た。
着色された本発明によるコーチング組成物およびそのプ
ライマー製造への使用を記載する。比較のため、本発明
によるイソシアネート成分I(810重量部、イソシアネ
ート基と水のモル比約5.5:1に相当)をトシルイソシア
ネート230重量部(トシルイソシアネートのイソシアネ
ート基と水のモル比=約2:1、水含量は前以て助剤およ
び添加剤の分析により測定)で置替えた対応コーチング
組成物を製造した。190×105×3mmの寸法の鋼板を基材
として使用した。コーチング組成物はエアガンで適用し
た。
本発明によるコーチング組成物の組成: 重量部 Solvesso 100(アルキルベンゼン混合物) Exxonの製品 550 イソシアネート成分 I 810 流れ調節剤(Acronal 700 L;10%溶液) 30 BASF,Ludwigshafen,の製品 流れ助剤(Bentone 34;10%ペースト) 128 Kronos Titan,Leverkusen,の製品 酸化鉄顔料(Bayferrox 130 BM) 908 Bayer AG,leverkusen,の製品 充填剤珪酸マグネシウム(Micro Talc A.T.1) 1,312 Norwegian Talc,Bergen,Norway,の製品 充填剤シリカ粉末(Silbond 600 EST) 1,197 Quarzmehlwerk Frechen,Frechen,の製品 イソシアネート成分III 2,895 イソシアネート成分IV 441 Solvesso 100溶剤 315 DIN53214による極限粘度(mPa・s,23℃) 本発明 比 較 23℃で1日貯蔵後 280 1,090 23℃で30日貯蔵後 300 1,930 23℃で60日貯蔵後 350 2,890 プライマーを鋼板に適用し、22℃/60%相対湿度で3
日間硬化後試験した。DIN53167による切目におけるクリ
ーページ度(塩水噴霧ミスト試験)およびDIN53209によ
るふくれ度を試験した。
日間硬化後試験した。DIN53167による切目におけるクリ
ーページ度(塩水噴霧ミスト試験)およびDIN53209によ
るふくれ度を試験した。
42日試験後の評価: 本発明 比 較 層厚(km) 95 95 クリーページ(mm) 無 _* ふくれ度 無 強いふくれ *ひどいふくれのためクリーページ測定できず。結果:
本発明によるコーチング組成物は低い粘度を有しそして
優れた粘度安定性を有した。比較生成物は比較適高い粘
度を有し、それは貯蔵中更にかなり増大した。
本発明によるコーチング組成物は低い粘度を有しそして
優れた粘度安定性を有した。比較生成物は比較適高い粘
度を有し、それは貯蔵中更にかなり増大した。
本発明によるコーチング組成物から製造したコーチン
グは塩水噴霧ミスト試験において優れた抵抗性を示し
た。比較生成物は完全に落第し、そして腐食防止プライ
マーには全く不適当であった。
グは塩水噴霧ミスト試験において優れた抵抗性を示し
た。比較生成物は完全に落第し、そして腐食防止プライ
マーには全く不適当であった。
以下に本発明の態様を列記する。
(1) 有機ポリイソシアネートに基く湿気硬化性結合
剤および充填剤、顔料、溶剤、触媒および流れ助剤から
なる群から選ばれる助剤または添加剤を含有するコーチ
ング組成物であって、少なくとも完全には乾燥していな
い助剤および添加剤および1.05ないし1.8の平均NCO官能
性を有しそして a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含むポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノール との反応生成物を含むイソシアネート成分a)を含む混
合物を形成させ、そしてイソシアネート/水の反応が実
質的に完了後、該混合物を更に、2.5ないし25重量%の
イソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCO含量を
有する芳香族ポリイソシアネートを含むポリイソシアネ
ート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよびカーボネート基からなる群から選ばれる基
を含有するポリオールを含むポリヒドロキシル成分(こ
こで該ポリオールは成分b2)の全重量を基準にして40重
量%までの少なくとも1種の62ないし499の範囲の分子
量および2ないし6のヒドロキシル官能性を有するアル
コールと混合してもよい) との反応生成物を含むイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa)対b)の重量比1:1ないし1:30
に相当する)ことにより製造された前記コーチング組成
物。
剤および充填剤、顔料、溶剤、触媒および流れ助剤から
なる群から選ばれる助剤または添加剤を含有するコーチ
ング組成物であって、少なくとも完全には乾燥していな
い助剤および添加剤および1.05ないし1.8の平均NCO官能
性を有しそして a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含むポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノール との反応生成物を含むイソシアネート成分a)を含む混
合物を形成させ、そしてイソシアネート/水の反応が実
質的に完了後、該混合物を更に、2.5ないし25重量%の
イソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCO含量を
有する芳香族ポリイソシアネートを含むポリイソシアネ
ート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよびカーボネート基からなる群から選ばれる基
を含有するポリオールを含むポリヒドロキシル成分(こ
こで該ポリオールは成分b2)の全重量を基準にして40重
量%までの少なくとも1種の62ないし499の範囲の分子
量および2ないし6のヒドロキシル官能性を有するアル
コールと混合してもよい) との反応生成物を含むイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa)対b)の重量比1:1ないし1:30
に相当する)ことにより製造された前記コーチング組成
物。
(2) 成分a)のイソシアネート基と助剤および添加
剤中に存在する水のモル比が1.5:1ないし30:1である第
1項のコーチング組成物。
剤中に存在する水のモル比が1.5:1ないし30:1である第
1項のコーチング組成物。
(3) 成分a)のイソシアネート基と助剤および添加
剤中に存在する水のモル比が2:1ないし15:1である第1
項のコーチング組成物。
剤中に存在する水のモル比が2:1ないし15:1である第1
項のコーチング組成物。
(4) 該ポリオールがエーテル基を含有する第1項の
コーチング組成物。
コーチング組成物。
(5) 有機ポリイソシアネートに基く湿気硬化性結合
剤および充填剤、顔料、溶剤、触媒および流れ助剤から
なる群から選ばれる助剤または添加剤を含有するコーチ
ング組成物の製造方法であって、少なくとも完全には乾
燥していない助剤および添加剤および1.05ないし1.8の
平均NCO官能性を有しそして a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含むポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノールとの反応生成物を含むイソシアネー
ト成分a)を含む混合物を形成させ、そしてイソシアネ
ート/水の反応が実質的に完了後、該混合物を更に、2.
5ないし25重量%のイソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCOの含量
を有する芳香族ポリイソシアネートを含むポリイソシア
ネート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよびカーボネート基からなる群から選ばれる基
を含有するポリオールを含むポリヒドロキシル成分(こ
こで該ポリオールは成分b2)の全重量を基準にして49重
量%までの少なくとも1種の62ないし499の範囲の分子
量および2ないし6のヒドロキシル官能性を有するアル
コールと混合してもよい) との反応生成物を含むイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa対b)の重量比1:1ないし1:30に
相当する)ことを含む前記製造方法。
剤および充填剤、顔料、溶剤、触媒および流れ助剤から
なる群から選ばれる助剤または添加剤を含有するコーチ
ング組成物の製造方法であって、少なくとも完全には乾
燥していない助剤および添加剤および1.05ないし1.8の
平均NCO官能性を有しそして a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含むポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノールとの反応生成物を含むイソシアネー
ト成分a)を含む混合物を形成させ、そしてイソシアネ
ート/水の反応が実質的に完了後、該混合物を更に、2.
5ないし25重量%のイソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCOの含量
を有する芳香族ポリイソシアネートを含むポリイソシア
ネート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよびカーボネート基からなる群から選ばれる基
を含有するポリオールを含むポリヒドロキシル成分(こ
こで該ポリオールは成分b2)の全重量を基準にして49重
量%までの少なくとも1種の62ないし499の範囲の分子
量および2ないし6のヒドロキシル官能性を有するアル
コールと混合してもよい) との反応生成物を含むイソシアネート成分b)および、
もしあるなら、残余の助剤および添加剤と混合する(成
分a)とb)の量はa対b)の重量比1:1ないし1:30に
相当する)ことを含む前記製造方法。
(6) 成分a)のイソシアネート基と助剤および添加
剤中に存在する水のモル比が1.5:1ないし30:1である第
5項の方法。
剤中に存在する水のモル比が1.5:1ないし30:1である第
5項の方法。
(7) 成分a)のイソシアネート基と助剤および添加
剤中に存在する水のモル比が2:1ないし15:1である第5
項の方法。
剤中に存在する水のモル比が2:1ないし15:1である第5
項の方法。
(8) 該ポリオールがエーテル基を含有する第5項の
方法。
方法。
以上説明の目的で本発明を詳細に説明したが、該詳細
はその目的のためのみのものであることおよび特許請求
の範囲により限定されうる以外は本発明の精神および範
囲を逸脱することなく種々の変更が当該技術分野の熟達
者よりそこになされうることが理解されるべきである。
はその目的のためのみのものであることおよび特許請求
の範囲により限定されうる以外は本発明の精神および範
囲を逸脱することなく種々の変更が当該技術分野の熟達
者よりそこになされうることが理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セオドアー・エングベルト ブラジル国 サン・パウロ、アヴエニー ダ・ワシントン・ルイズ 1527 (72)発明者 マンフレツド・シヨーンボルン ドイツ連邦共和国デイー5090 レーヴア ークーゼン 1、アム・シエルフエンブ ラント 71 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 175/04 - 175/16 C08G 18/10 - 18/12
Claims (1)
- 【請求項1】有機ポリイソシアネートに基く湿気硬化性
結合剤および充填剤、顔料、溶剤、触媒および流れ助剤
からなる群から選ばれる助剤または添加剤を含有するコ
ーチング組成物の製造方法であって、少なくとも完全に
は乾燥していない助剤および添加剤および1.05ないし1.
8の平均NCO官能性を有しそして a1) 混合物の重量を基準にして20ないし70重量%の2,
4′−ジイソシアナトジフェニルメタン、20ないし70重
量%の4,4′−および/または2,2′−ジイソシアナトジ
フェニルメタンおよび5ないし30重量%の>2のNCO官
能性を有する、より高官能性のジフェニルメタン系ポリ
イソシアネートを含むポリイソシアネート混合物と a2) 1.05ないし1.8のNCO官能性を有する反応生成物を
与えるに充分な量の、エーテル橋を含有してもよい1価
C1-26アルカノールとの反応生成物を含むイソシアネー
ト成分a)を含む混合物を形成させ、そしてイソシアネ
ート/水の反応が実質的に完了後、該混合物を更に、2.
5ないし25重量%のイソシアネート含量を有しそして b1) 少なくとも1種の10ないし50重量%のNCO含量を
有する芳香族ポリイソシアネートを含むポリイソシアネ
ート成分と、 b2) 2.5ないし25重量%のイソシアネート含量を有す
る反応生成物を与えるに充分な量の、少なくとも1種の
500ないし約10,000の分子量および2ないし6のヒドロ
キシル官能性を有しそしてエーテル、エステル、チオエ
ーテルおよびカーボネート基からなる群から選ばれる基
を含有するポリオールを含むポリヒドロキシル成分(こ
こで該ポリオールは成分b2)の全重量を基準にして40重
量%までの少なくとも1種の62ないし499の範囲の分子
量および2ないし6のヒドロキシル官能性を有するアル
コールと混合してもよい)との反応生成物を含むイソシ
アネート成分b)および、もしあるなら、残余の助剤お
よび添加剤と混合する(成分a)とb)の量はa)対
b)の重量比1:1ないし1:30に相当する)ことを含む前
記製造方法。
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