JP2835510B2 - 道路等のための舗装材 - Google Patents

道路等のための舗装材

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JP2835510B2 JP34007196A JP34007196A JP2835510B2 JP 2835510 B2 JP2835510 B2 JP 2835510B2 JP 34007196 A JP34007196 A JP 34007196A JP 34007196 A JP34007196 A JP 34007196A JP 2835510 B2 JP2835510 B2 JP 2835510B2
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    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路等を舗装する
ための材料に関し、特にアスファルトの難着色性をも克
服した舗装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般道路、公園や商店街の遊歩道は、所
謂舗装がなされるものであるが、その舗装を行うための
方法あるいは材料としては、従来より種々なものが提案
されてきている。中でも、最近注目を浴びて来ている舗
装方法あるいは舗装材においては、十分な舗装を行うと
いう単なる機能性のみの追求だけでなく、美麗な色彩を
施すこともできるようにするという感性上の問題をも解
決しようとする方向に向いてきている。
【0003】例えば、特開平3−115607号公報に
は、透水性が良好で美麗な色彩や光沢を備え、しかも安
価なアスファルト舗装法を提供することを目的として、 「脱色アスファルトに骨材及び充填材等適宜の添加物を
95%以上配合し、それら全体が着色されてなる合材
を、砕石で形成される路盤上に直接適宜厚さでならして
表層を形成し、その表層面へ装飾用粒状体を散布して、
仕上げ転圧し、さらにその表層面を研磨することを特徴
とするアスファルト舗装法」 が提案されてきている。この舗装法によれば、「非常に
多孔質で透水性に富むとともに、着色されたアスファル
ト合材の美観と、表層面に散布し研磨された装飾用粒状
体の輝きとによって、周囲の風景や建造物によく調和
し、美麗な外観を呈し、コストも安い」ものとすること
ができるとしている。(上記公報第3頁の発明の効果の
項)
【0004】しかしながら、天然または原油の蒸留によ
って得られる未加工状態のアスファルトそのものは、本
来黒色または暗褐色を呈する「れき青」を主とする個体
または半個体のものであって、本発明者の実験による
と、これを安いコストで脱色することは殆ど不可能なも
のである。従って、上記特開平3−115607号公報
に示されている発明の大前提である「脱色アスファル
ト」そのものは、そもそも得難いものであり、得られた
としても非常にコストの高いものであって、上記公報に
示された発明は、全体として実施するのに適したものと
はなっていないのである。
【0005】一方、現在の車社会における道路に要求さ
れていることは、「透水性に富むこと」よりはむしろ、
表面層のより一層の耐久性である。すなわち、交通量の
激しい道路の、特に交差点においては、大量の車両がブ
レーキをかけながら通過することによって道路表面に大
きな力が何度も加えられ、このため舗装道路の表層に轍
ができる。この轍は、安全な交通の妨げとなるため、早
期に補修しなければならない。この補修を行うために
は、新規に舗装道路を形成する以上のコストが掛かるた
め、できれば補修の回数を減らすことができるようにし
なければならない。
【0006】また、道路舗装には、廃材を利用してコス
トを安くするとともに、廃材の有効利用を図る目的で、
アスファルトを利用することが一般に行われている。と
ころが、アスファルトが混在することによって、例えば
真夏の直射日光に曝されている道路のように、表面が軟
化して変形してしまうため、毎年補修を行わなければな
らないことになってしまう。
【0007】そうであれば、コンクリート舗装のよう
に、表層が非常に硬い舗装を行えばよさそうであるが、
余り硬質な表層を有する舗装道路であると、今度は通行
車両のためにならないことになる。タイヤが接地するこ
とになる表層が非常に硬質であると、タイヤの摩耗が激
しくなるからである。また、人が直接その上を歩くこと
になる公園や商店街の遊歩道について考察してみると、
この遊歩道が「土」のようにある程度の軟性を有してい
れば、歩き疲れることが少なくなる。ところが、これら
の遊歩道についても耐久性を考慮するあまり、非常に硬
質なものとしてしまうと、歩き疲れ易い遊歩道となって
しまうのである。
【0008】そこで、本発明者は、アスファルトを採用
することの長所を生かしながら、さらに機能性の高い舗
装材とするにはどうしたらよいかについて種々検討を重
ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実状
を改善すべくなされたもので、その解決しようとする課
題は、アスファルトを有効利用しながら、より一層機能
性を高めることにある。
【0010】すなわち、本発明の目的とするところは、
アスファルトを有効利用することができることは勿論、
必要な着色を施すことができ、しかも道路に最適な硬度
を付与することができて耐久性にも優れ、施工も通常の
方法によって行うことができる道路のための舗装材を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、 「アスファルト50gに対し、次の(1)〜(8)の材
料を、その各次段に示した量の割合で混練して形成した
ことを特徴とする道路等のための舗装材。 (1)アスファルト乳剤 50cc (2)アスファルト分散剤 500cc (3)苛性ソーダ 100g (4)白セメント 150g〜200g (5)酸化チタン 300g (6)合成ゴム 20g〜30g (7)ポリプロピレン粉末 30g (8)顔料 70g 」 である。勿論、各材料の次段に示した量は、例えばアス
ファルト50gに対し、(1)〜(8)の合計量に対す
る割合を示すものであり、これに限られるものではな
く、この割合で必要量の舗装材とすればよいことは言う
までもない。
【0012】さて、本発明の舗装材を構成するにあたっ
ては、アスファルト乳剤を採用する必要があるが、その
理由は、廃材として出るアスファルトを有効利用するこ
とであり、かつ舗装材全体のコストを安くするためであ
る。勿論、アスファルトそのものは、固形または半固形
状態のものであって、そのままでは取り扱いが困難なも
のであるため、乳化剤を用いてアスファルトを水中に分
散させた液状のアスファルト乳剤とするとともに、アス
ファルトのままであれば加熱して軟化しなければならな
いのであるが、アスファルト乳剤とすることによって、
混練時及び施工時の加熱をなくすか、できるだけ少なく
している。
【0013】以上のアスファルト乳剤中には、油性物質
であるアスファルトと、これを均一に分散させるための
乳化剤と、水とが含まれている。乳化剤は、水分子のア
スファルト中に対する均一分散を図る目的で使用される
ものであり、この場合のエマルジョンは、所謂W/O型
となる。そして、この乳化剤中の水は、セメントを硬化
させ、アスファルト舗装面に適度な強度を付与するのに
有効に作用するものである。
【0014】このアスファルト乳剤は、これを50cc
程度用意する必要があるが、この量は、以下の他の材料
との関係で規定されているものであるこは前述した通り
である。そして、このアスファルト乳剤の量が50cc
程度であることが必要な理由は、50ccより多過ぎる
と、以下で述べる顔料による着色性が低下して好ましく
ないからであり、50ccより少な過ぎると、アスファ
ルトの有効利用を十分図ることができないからである。
【0015】また、本発明の舗装材とするには、アスフ
ァルト分散剤が500cc程度必要であるが、その理由
は、アスファルトそのものは他の材料中に均等に分散さ
せることが困難な物質であるため、このアスファルト分
散剤によってアスファルト乳剤中のアスファルトを、他
の材料に対してさらに分散し易くさせるためである。そ
して、アスファルト乳剤が50cc程度使用されるので
あれば、その中のアスファルトを中和するためのアスフ
ァルト分散剤としては、500cc程度必要になるので
ある。
【0016】(3)の苛性ソーダは、アスファルト乳剤
中のアスファルトをある程度脱色するために必要なもの
であり、以下に述べる各材料の量と、アスファルト乳剤
中のアスファルトの量との関係で100g程度必要であ
る。
【0017】また、(4)の白セメントは、当該舗装材
によって完成された舗装の表面に硬さを付与するための
ものであり、各材料の量との関係で150g〜200g
程度必要なものである。勿論、この白セメントは、15
0gより少なければ、路面に必要な硬さが得られなくな
るのであり、200gより多ければ、以下の合成ゴムの
量を多くしなければ路面に必要な柔軟性を得ることがで
きなくなるのである。勿論、この白セメントは、水によ
って硬化するものであるが、その水は、上述したアスフ
ァルト乳剤やアスファルト分散剤中に含まれているもの
が有効に利用される。
【0018】一方、(5)の酸化チタンは、アスファル
トが含有される当該舗装材全体の脱色を行うことと、完
成された路面の硬さを維持するために使用されるもので
あって、その全体に占める割合としては、300g程度
が最適である。その理由は、この酸化チタンが300g
より少ないと、アスファルトの十分な脱色を行えないか
らであり、また300gより多くても、脱色のための効
果を向上させることができないからである。
【0019】アスファルトは、その主成分が、前述した
ように、個体または半個体の炭素系の黒色物質であり、
これを白色化することは極めて困難である。一般に、有
機色素類を脱色するには、酸化剤や還元剤等が用いられ
るが、当該アスファルトには有効ではない。従って、本
発明に係る舗装材においては、化学薬剤による分解脱色
ではなく、酸化チタンによる物理的手法で消色する方法
を採用しているのである。
【0020】(6)の合成ゴムは、完成された道路の表
層に「土」のような弾力性を付与するために必要なもの
であり、また各材料粒子間をつなぐ「バインダー」とし
ても必要なものである。すなわち、この合成ゴムは、ア
スファルトの表面で被膜を形成して、上述した酸化チタ
ン等の粘着剤として有効に作用するものである。その意
味では、この合成ゴムの量としては、20g〜30gが
最適である。合成ゴムが20gより少ないと、必要な弾
力性付与と各材料粒子間のつなぎ効果を十分発揮するこ
とができないのであり、30gより多いと、完成された
道路表面を必要以上に軟質なものとしてしまうだけでな
く、合成ゴムは高価な材料であることから、コストを上
昇させてしまって意味がなくなるのである。
【0021】合成ゴムは、これの単独使用、あるいはこ
れと天然ゴムとの混合使用が可能であるが、その添加量
は、舗装後の路面の硬軟度に大きく影響する。このた
め、重量車両が通行する可能性のある道路では、当該合
成ゴムの添加量を最小限にとどめる必要はある。
【0022】そして、(7)のポリプロピレン粉末は、
上記の合成ゴムと同様に、各材料粒子間をつなぐものと
して採用されるものであり、言わばコストの高い合成ゴ
ムの代わりに採用されるものであって、30g程度が最
適な量である。このポリプロピレン粉末は、後述する実
施の形態におけるように、各材料を混練していく場合
に、(1)〜(3)の次に添加されるものであり、
(6)の合成ゴムより先に添加・混練されるものであ
る。
【0023】以上の各材料によって、本発明の舗装材と
しての基材が完成するのであるが、本発明の舗装材で
は、必要な美観を得るために、(8)の顔料(種々な色
のものがあるが、どの色でも共通して)70gが使用さ
れるのである。その量は、各材料が上記のような割合で
あれば、この70g程度が最適である。
【0024】以上のように構成した本発明に係る舗装材
であれば、これを使用して舗装した場合に、アスファル
ト乳剤中のアスファルトが、苛性ソーダの脱色作用及び
白セメントと酸化チタンの白色とによって十分脱色さ
れ、顔料の有する色が確実に発色されるものとなってい
るのであり、遊歩道等の道路の美観が十分なものとされ
るのである。また、この舗装材によって形成された道路
表面が、例えば太陽熱によって上昇したとしても、白セ
メントや酸化チタンが軟化しないものであることと、ポ
リプロピレン粉末の軟化点が120℃以上であることと
によって、軟化することはない。勿論、この舗装材によ
って形成した道路表面は、白セメントや酸化チタンを多
く含むものであるため、所望の硬度を有しており、耐久
性にも優れたものとなっている。
【0025】従って、この舗装材によって形成した道路
は、これが交通量の激しい場所であっても、車の轍が形
成されることはなく、補修を頻繁に行う必要がないもの
である。また、舗装材がアスファルトや合成ゴムを含む
ものであっても、この舗装材によって形成した道路が真
夏の直射日光によって昇温された場合でも軟化すること
はなく、補修を頻繁に行う必要がないだけでなく、耐久
性にも優れたものとなっているである。
【0026】また、舗装材は合成ゴムを含むものである
から、この舗装材によって形成した道路表面は、あたか
も土の表面のようなある程度の柔らかさを有したものと
なっているため、その上を歩く人が疲れを感じることは
殆どなくなるのである。
【0027】
【発明の実施の形態】以上の舗装材を形成するために
は、次のようにするとよい。以下に示す各材料の量は、
実験室段階のものであり、実際の舗装施工を行う場合に
は、各量にみあった割合の材料を使用すればよいもので
あることは前述した通りである。
【0028】(1)重量車両が走行する可能性のある道
路のための舗装材 まず、アスファルト50gに対して、アスファルト乳剤
50ccと、アスファルト分散剤500ccと、ポリプ
ロピレン粉末30gとを添加して配合し、約100℃で
混練する。この段階では、混練による発熱は少ないた
め、ポリプロピレン粉末は未だ軟化していない。
【0029】以上の混練物に、白セメント200g、二
酸化チタン300g、及び合成ゴム20gを添加し、そ
の後約170℃まで加熱昇温させながら混練する。この
時においては、その混練作業による摩擦熱によって昇温
することになり、約170℃程度までになる。この昇温
によって、添加されている合成ゴム及びポリプロピレン
粉末が軟化して、各材料粒子間を結合させることになる
のである。
【0030】そして、以上のようにした混練物に対し
て、必要な色の顔料を70g添加し、この顔料が十分発
色するまで、混練を行う。その後、完成された混練物
を、砕石で形成される路盤上に直接適宜厚さでならして
形成した表層面へ敷設して、その硬化を待って舗装が完
了するのである。
【0031】以上のようにして得られた舗装材による舗
装道路は、重量車両の頻繁な走行に十分耐えられる強靱
な強度を有しており、かつ顔料による発色が十分なされ
ており、重量車両が走行する道路の舗装材として最適な
ものとなった。
【0032】(2)遊歩道のための舗装材 まず、アスファルト50gに対して、アスファルト乳剤
50ccと、アスファルト分散剤500ccと、ポリプ
ロピレン粉末30gとを添加して配合し、約100℃で
混練する。この段階では、混練による発熱は少ないた
め、ポリプロピレン粉末は未だ軟化していない。
【0033】以上の混練物に、白セメント150g、二
酸化チタン300g、及び合成ゴム30gを添加し、そ
の後約170℃まで加熱昇温させながら混練する。この
時においては、その混練作業による摩擦熱によって昇温
することになり、約170℃程度までになる。この昇温
によって、添加されている合成ゴム及びポリプロピレン
粉末が軟化して、各材料粒子間を結合させることになる
のである。
【0034】そして、以上のようにした混練物に対し
て、必要な色の顔料を70g添加し、この顔料が十分発
色するまで、混練を行う。その後、完成された混練物
を、砕石で形成される路盤上に直接適宜厚さでならして
形成した表層面へ敷設して、その硬化を待って舗装が完
了するのである。
【0035】以上のようにして得られた舗装材による舗
装遊歩道は、人体に対して地面のような感触を与え、か
つ顔料による発色が十分なされており、遊歩道の舗装材
として最適なものとなった。
【0036】ところで、以上の各材料の混合や混練は、
現在アスファルト舗装のために使用されているアスファ
ルトプラントをそのまま採用すればよいものである。こ
の場合、アスファルトプラントにおいては、顔料を添加
する前の混練物の形成だけにとどめておいて、顔料の添
加は舗装現場において、例えば一般に採用されているア
スファルトフィニッシャーを使用して行えば、舗装材の
色変更に伴うアスファルトプラントの製造作業を省略す
ることができる。すなわち、本発明に係る舗装材の顔料
による着色を、アスファルトプラントでは行わないよう
にすれば、その場合の混練物はアスファルトがほぼ脱色
されたものとなっているため、次の別の着色を行うのに
好都合だからである。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態においても例示したように、アスファルト
乳剤、アスファルト分散剤、苛性ソーダ、白セメント、
酸化チタン、合成ゴム、ポリプロピレン粉末、及び所望
の色の顔料を、上記の割合によって形成した舗装材にそ
の特徴があり、これにより、アスファルトを有効利用す
ることができることは勿論、必要な着色を施すことがで
き、しかも道路に最適な硬度を付与することができて耐
久性にも優れ、施工も通常の方法によって行うことがで
きる道路のための舗装材を提供することができるのであ
る。
【0038】また、本発明に係る舗装材による施工は、
常法で行うことができるのであり、特に新たな設備・装
置を採用する必要がないものであって、その施工費用を
安価にすることができるものでもある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 21:00)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト50gに対し、次の(1)
    〜(8)の材料を、その各次段に示した量の割合で混練
    して形成したことを特徴とする道路等のための舗装材。 (1)アスファルト乳剤 50cc (2)アスファルト分散剤 500cc (3)苛性ソーダ 100g (4)白セメント 150g〜200g (5)酸化チタン 300g (6)合成ゴム 20g〜30g (7)ポリプロピレン粉末 30g (8)顔料 70g
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