JP2835499B2 - 衝撃吸収体および作業用ゴンドラ - Google Patents

衝撃吸収体および作業用ゴンドラ

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JP2835499B2 JP11788095A JP11788095A JP2835499B2 JP 2835499 B2 JP2835499 B2 JP 2835499B2 JP 11788095 A JP11788095 A JP 11788095A JP 11788095 A JP11788095 A JP 11788095A JP 2835499 B2 JP2835499 B2 JP 2835499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衝撃を吸収する所に取付
けられる衝撃吸収体および該衝撃吸収体を取付けた作業
用ゴンドラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の作業用ゴンドラ等に取付けられる
衝撃吸収体はゴム材をブロック状に形成したものを使用
している。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のゴム材をブロ
ック状に形成した衝撃吸収体は衝撃吸収部を大きく外方
へ突出させようとすると、大きく重くなるとともに、見
苦しくなるという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
突出寸法を大きくとることができるとともに、軽量で、
十分な衝撃吸収を行なうことができる衝撃吸収体および
窓ガラス等の損傷を確実に防止できる作業用ゴンドラを
提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はゴム材、合成樹脂材等の曲げることができ
る材質で断面D字状で両端部が平坦に形成された棒状の
衝撃吸収体本体と、この衝撃吸収体本体の両端部に取付
けられた該衝撃吸収体本体を平坦面が内側に位置する半
円孤形状になるようにして衝撃吸収部に取付けることが
できる取付け具とで衝撃吸収体を構成している。
【0007】また、本発明はビル等の建物の屋上部より
ロープによって上下移動可能に吊り下げられる窓ガラス
等の清掃作業を行なう作業者が乗る作業用ゴンドラ本体
と、この作業用ゴンドラ本体の外壁面に取付けられた窓
ガラス等の損傷を防止する衝撃吸収体とからなる作業用
ゴンドラにおいて、前記衝撃吸収体をゴム、合成樹脂材
等の曲げることができる材質で断面D字状で両端部が平
坦に形成されたパイプ状の衝撃吸収体本体と、この衝撃
吸収体本体の両端部に取付けられた該衝撃吸収体本体を
平坦面が内側に位置する半円弧形状になるように前記作
業用ゴンドラ本体の外壁面に取付けることができる取付
け具とで構成したものを使用して作業用ゴンドラを構成
している。
【0008】
【作用】上記のように構成された衝撃吸収体をD字状の
棒状に形成された衝撃吸収体本体を平坦面が内側に位置
するように半円弧状に曲げて取付け具で取付けられるの
で、衝撃吸収体本体には圧縮応力と引張応力とが加わっ
た状態となり、剛性を持たせることができるとともに、
大きく外方へ突出しても十分な衝撃の吸収を図ることが
できる。
【0009】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0010】図1ないし図8の本発明の第1の実施例に
おいて、1は作業用ゴンドラで、この作業用ゴンドラ1
はビル等の建物2の屋上部に外方へ突出するように取付
けられた一対のゴンドラ支持アーム3、3と、この一対
のゴンドラ支持アーム3、3の先端部より吊り下げられ
た一対のロープ4、4と、この一対のロープ4、4をそ
れぞれ巻き取る電動ウインチ5、5を備える作業者が乗
ることができる作業用ゴンドラ本体6と、この作業用ゴ
ンドラ本体6の前面および後面の外壁面6a、6aの両
端部および中央部に外方へ突出するように取付けられた
圧縮力と引張力が付与された衝撃吸収体7、7、7、
7、7、7とで構成されている。
【0011】前記衝撃吸収体7、7、7、7、7、7は
ゴム材、合成樹脂材等の曲げることができる材質で、図
3に示すように断面D字状で両端部が平坦に形成された
パイプ状の衝撃吸収体本体8と、この衝撃吸収体本体8
の両端部にアングル状の取付け板9、板状の取付け板9
aおよび板状の取付け板9aとアングル状の取付け板9
とに衝撃吸収体本体8の端部を挟んで複数本のビス10
で取付けられた該衝撃吸収体本体8を平坦面8aが内側
に位置する半円弧形状になるように曲げて、前記作業用
ゴンドラ本体6の外壁面6aに複数本のビス11によっ
て取付けることができる取付け具12、12とで構成さ
れている。
【0012】上記のように構成された作業用ゴンドラ1
は電動ウインチ5、5によって一対のロープ4、4を伸
縮させることにより作業用ゴンドラ本体6が上下移動す
る。この作業用ゴンドラ本体6の上下移動時や窓ガラス
等の清掃作業時に作業用ゴンドラ本体6が前後方向に揺
れ動いた場合には、衝撃吸収体7、7、7、7、7、7
が窓ガラスや建物2の外壁面に衝突し、窓ガラスや外壁
面の損傷を防止する。
【0013】なお、衝撃吸収体7が窓ガラス等に衝突し
た場合、衝撃吸収体本体8自体の弾性力、該衝撃吸収体
本体8の半円弧状に曲げられた形状の変形および衝撃吸
収体本体8の平坦面8aが内側に位置するように曲げら
れているため、左右方向への変形を防止する剛性が得ら
れ、窓ガラス等を損傷しない最適な衝撃吸収を行なうこ
とができる。
【0014】
【本発明の異なる実施例】次に図9ないし図22に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0015】図9ないし図15の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、作業用ゴンドラ本体6の外壁面6aに、複数本のビ
ス11で取付けることができるコ字状の取付け板13を
用いた取付け具12Aを使用した衝撃吸収体7Aにした
点で、このように構成された衝撃吸収体7Aを用いた作
業用ゴンドラ1Aにしても、前記本発明の第1の実施例
と同様な作用効果が得られる。
【0016】図16ないし図19の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第2の実施例と主に異なる点
は、作業用ゴンドラ本体6の角部寄りの上下部に各外壁
面6a、6aと直角方向の外方へ突出する小寸法形状の
衝撃吸収体7B、7Bをそれぞれ取付けた点で、このよ
うに構成した作業用ゴンドラ1Bにしても、前記本発明
の第2の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0017】図20ないし図22の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、ゴム材、合成樹脂材等の曲げることができる材質で
断面D字状の棒状に形成した衝撃吸収体本体8Aを用い
て衝撃吸収体7Cを構成した点で、このように構成した
衝撃吸収体7Cを作業用ゴンドラ本体6に取付けても同
様な作用効果が得られる。
【0018】なお、前記本発明の各実施例では作業用ゴ
ンドラ本体6に衝撃吸収体7、7A、7B、7Cを取付
けて使用するものについて説明したが、本発明はこれに
限らず、衝撃を吸収したり、衝突時に損傷させたりする
おそれのあるものに衝撃吸収体を取付けて使用しても同
様な作用効果が得られる。
【0019】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0020】(1)ゴム材、合成樹脂材等の曲げること
ができる材質で断面D字状で両端部が平坦に形成された
棒状の衝撃吸収体本体と、この衝撃吸収体本体の両端部
に取付けられた該衝撃吸収体本体を平坦面が内側に位置
する半円孤形状になるようにして衝撃吸収部に取付ける
ことができる取付け具とで構成されているので、衝撃吸
収体本体自体の弾性、衝撃吸収体本体の半円弧形状の曲
げによる変形によって、衝撃の吸収を効率よく行なうこ
とができる。
【0021】(2)前記(1)によって、小型軽量状態
で取付け面より外方へ先端部を大きく突出した状態で取
付けることができる。
【0022】(3)前記(1)によって、衝撃吸収体本
体の平坦面が内側に位置するように半円弧形状に曲げて
いるので、左右方向の揺れに対する剛性を得ることがで
きる。したがって、横方向からの衝撃を受けても十分に
吸収することができる。
【0023】(4)前記(1)によって、衝撃吸収体本
体に圧縮力や引張力が付与されるとともに、内側の平坦
面によって左右方向の揺れに対する剛性が得られるの
で、衝撃に対して最適に吸収することができる。
【0024】(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の使用状態の正面図。
【図2】本発明の第1の使用状態の平面図。
【図3】衝撃吸収体の取付け状態を示す説明図。
【図4】衝撃吸収体の正面図。
【図5】衝撃吸収体の平面図。
【図6】衝撃吸収体の底面図。
【図7】衝撃吸収体の側面図。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図。
【図9】本発明の第2の実施例の使用状態の平面図。
【図10】本発明の第2の実施例の衝撃吸収体の取付け
状態を示す説明図。
【図11】本発明の第2の実施例の衝撃吸収体の正面
図。
【図12】本発明の第2の実施例の衝撃吸収体の背面
図。
【図13】本発明の第2の実施例の衝撃吸収体の側面
図。
【図14】本発明の第2の実施例の衝撃吸収体の平面
図。
【図15】図11の15−15線に沿う断面図。
【図16】本発明の第3の実施例の使用状態の正面図。
【図17】本発明の第3の実施例の使用状態の平面図。
【図18】本発明の第3の実施例の衝撃吸収体の取付け
状態を示す説明図。
【図19】本発明の第3の実施例の衝撃吸収体の斜視
図。
【図20】本発明の第4の実施例の使用状態の正面図。
【図21】本発明の第4の実施例の衝撃吸収体の取付け
状態を示す説明図。
【図22】本発明の第4の実施例の衝撃吸収体本体の説
明図。
【符号の説明】
1、1A、1B:作業用ゴンドラ、 2:建物、 3:ゴンドラ支持アーム、 4:ロープ、 5:電動ウインチ、 6:作業用ゴンドラ本体、 7、7A、7B、7C:衝撃吸収体、 8、8A:衝撃吸収体本体、 8a:平坦面、 9:取付け板、 10:ビス、 11:ビス、 12、12A:取付け具、 13:取付け板。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム材、合成樹脂材等の曲げることがで
    きる材質で断面D字状で両端部が平坦に形成された棒状
    の衝撃吸収体本体と、この衝撃吸収体本体の両端部に取
    付けられた該衝撃吸収体本体を平坦面が内側に位置する
    半円孤形状になるようにして衝撃吸収部に取付けること
    ができる取付け具とからなることを特徴とする衝撃吸収
    体。
  2. 【請求項2】 ゴム材、合成樹脂材等の曲げることがで
    きる材質で断面D字状で両端部が平坦に形成されたパイ
    プ状の衝撃吸収体本体と、この衝撃吸収体本体の両端部
    を該衝撃吸収体本体を平坦面が内側に位置するように半
    円孤形状に曲げた状態で取付けることができるととも
    に、衝撃吸収部に取付けることができるコ字状の取付け
    板を有する取付け具とからなることを特徴とする衝撃吸
    収体。
  3. 【請求項3】 ビル等の建物の屋上部よりロープによっ
    て上下移動可能に吊り下げられる窓ガラス等の清掃作業
    を行なう作業者が乗る作業用ゴンドラ本体と、この作業
    用ゴンドラ本体の外壁面に取付けられた窓ガラス等の損
    傷を防止する衝撃吸収体とからなる作業用ゴンドラにお
    いて、前記衝撃吸収体をゴム、合成樹脂材等の曲げるこ
    とができる材質で断面D字状で両端部が平坦に形成され
    たパイプ状の衝撃吸収体本体と、この衝撃吸収体本体の
    両端部に取付けられた該衝撃吸収体本体を平坦面が内側
    に位置する半円弧形状になるように前記作業用ゴンドラ
    本体の外壁面に取付けることができる取付け具とで構成
    したものを使用したことを特徴とする作業用ゴンドラ。
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