JP2835248B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光センサシステムを備
えた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の加熱調理器、例えば電子レンジに
よる加熱機能およびオーブンによる加熱機能さらにはグ
リルによる加熱機能を有する加熱調理器には、光センサ
システムを備えたものがある。このものの一例を図7に
示している。加熱調理室1の対向両側壁1a,1bに
は、例えば7対の発光素子2a,2b,2c,…2gお
よび受光素子3a,3b,3c,…3gが設けられてお
り、各対の発光素子および受光素子により光センサ4
a,4b,4c,…4gが構成されている。
【0003】各発光素子2a,2b,2c,…2gは制
御回路5によって駆動されると共に、各受光素子3a,
3b,3c,…3gの出力はこの制御回路5に与えられ
るようになっている。図9には各受光素子3aないし3
gのセンサ回路の詳細を示している。すなわち、各受光
素子3aないし3gには電源端子6から電源ラインLを
介して電源Vcc(+5V)が与えられ、各受光素子3
aないし3gの出力はマルチプレクサ7を介して制御回
路5の入力端子Iに与えられる。このマルチプレクサ7
および制御回路5の各電源端子7aおよび5aには電源
Vccが与えられている。
【0004】なお、加熱調理室1内の回転板8には、回
転皿9(図7参照)および回転天板10(図8)さらに
は解凍網(図示せず)が選択的に着脱可能に配置される
ようになっており、回転皿9,回転天板10および解凍
網の各配置高さ位置は光センサ4a,4bおよび4cの
各の高さ位置に対応する。また、加熱調理室1の両側壁
1a,1bには棚板を支持するための受け11a,11
a,11b,11bが設けられている。
【0005】制御回路5は上記各受光素子3aないし3
gの出力に基づいて加熱調理を次のように制御するよう
になっている。
【0006】(a)光センサ4aの受光素子3aから検
出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると、制御
回路5は、「回転皿有り」と判定し、電子レンジによる
加熱機能を選択して、マグネトロンを駆動し、電子レン
ジによる加熱を行なう。
【0007】(b)光センサ4bの受光素子3bから検
出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると、制御
回路5は、「解凍網有り」と判定し、電子レンジもしく
はオーブン機能による加熱機能を選択して、解凍を行な
う。
【0008】(c)光センサ4cの受光素子3cから検
出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると、制御
回路5は「回転天板有り」と判定し、ヒータおよびファ
ンにより熱風を生成するオーブン機能による加熱機能を
選択して、これによる加熱を行なう。図8には回転天板
10が回転板8に配置された場合を示している。
【0009】(d)光センサ4dおよび4fの各受光素
子3dおよび3fの双方から検出「有り」の信号が出力
されると、あるいは、光センサ4dの受光素子3dのみ
から検出「有り」の信号が出力されると、ヒータおよび
ファンにより熱風を生成するオーブン機能による加熱機
能を選択して、これによる加熱を行なう。このとき、光
センサ4eの受光素子3eあるいは光センサ4gの受光
素子3gから検出「有り」の信号が出力されると食品が
比較的高さがあるものであると判定して、例えば、加熱
時間を長めに設定する。
【0010】(e)光センサ4fの受光素子3fのみか
ら検出「有り」の信号が出力されると、グリルによる加
熱機能(グリルヒータのみによる加熱機能)を選択し
て、これによる加熱を行なう。この場合も、光センサ4
gの受光素子3gから検出「有り」の信号が出力される
と食品が比較的高さがあるものであると判定して、例え
ば、加熱時間を長めに設定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
各受光素子3aないし3gから出力される信号により加
熱調理を制御する場合、受光素子のセンサ回路に断線等
の異常がある場合、加熱調理制御をうまく行な得ず、調
理失敗を招く。
【0012】特に、回転皿9が配置されていないにもか
かわらず、受光素子3aのセンサ回路に断線が発生し
絡している場合とか、マルチプレクサ7の出力が常にロ
ウレベルにロックされているという異常の場合に、電子
レンジによる加熱機能が選択される危険がある。つま
り、使用者が例えばオーブンによる加熱機能にて調理を
行なうべく、回転天板10を加熱調理室1内に収容した
場合、正常であればこのオーブンによる加熱機能が選択
されるが、上述したように受光素子3aのセンサ回路に
断線が発生し短絡している場合とか、マルチプレクサ7
の出力が常にロウレベルにロックされた場合では、制御
回路5は、電子レンジ加熱に使用する加熱皿9が収容さ
れている、すなわち、電子レンジ機能を選択すべきもの
であると誤判定し、そして電子レンジによる加熱機能を
実行する。この場合、調理失敗を招くことはもとより、
マグネトロンが駆動されることになり、加熱調理室1内
の金属体である前記回転天板10にスパークが発生す
る。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、受光素子のセンサ回路に異常が発生
した場合にこれを検出できて、調理失敗をなくすことが
できる加熱調理器に関する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
発光素子および受光素子を有し、この受光素子から出力
される信号に基づいて加熱調理を制御するようにしたも
のにおいて、前記受光素子の端子間を開閉するように設
けられたモニター回路と、前記発光素子の非駆動状態で
このモニター回路を開放させたときの前記受光素子の出
力と該モニター回路を閉成させたときの前記受光素子の
出力とに基づいて前記受光素子のセンサ回路の異常の有
無を検出する異常検出手段とを備えたところに特徴を有
する。
【0015】この場合、発光素子および受光素子が、電
子レンジによる加熱機能およびこれ以外による加熱機能
を選択するためのものを含んでいて、その受光素子につ
いてモニター回路を設けるようにしても良い。
【0016】
【作用】受光素子のセンサ回路が正常であるとすると、
発光素子非駆動状態で、モニター回路を開放させたとき
には、受光素子は非受光に応じた正常な信号を出力す
る。そして、同じ発光素子非駆動状態で、モニター回路
を閉成させたときには、この受光素子が受光したと同様
の回路状況となる。このときには、受光素子の出力には
疑似的に受光状態と同じ正常な信号が現れる。
【0017】ところで、受光素子のセンサ回路が異常、
例えば、電源ラインに断線が発生している場合や、受光
素子が短絡状態である場合、あるいはセンサ回路の出力
端の信号電圧レベルがハイレベルあるいはロウレベルの
いずれかにロックされているとすると、発光素子非駆動
状態で、モニター回路を開放させたときあるいは閉成さ
せたときに、受光素子の出力状態が、予め判っている正
常な出力状態と異なるようになるから、センサ回路の異
常が検出される。従って、この異常検出を報知する報知
手段や運転停止手段を設けるようにしておけば、加熱調
理の失敗をなくすことが可能である。
【0018】さらに、発光素子を動作させないで簡単に
上述の異常検出を行なうことができる。
【0019】特に、発光素子および受光素子が、電子レ
ンジによる加熱機能およびこれ以外による加熱機能を選
択するためのものを含んでいるような場合にその受光素
子についてモニター回路を設けるようにしておけば、そ
の受光素子のセンサ回路の異常を検出できるから、加熱
調理の失敗をなくすことが可能であることはもとより、
電子レンジ以外による加熱機能の実行時に、マグネトロ
ン駆動によるスパークが発生するような不具合を防止す
ることも可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
6を参照しながら説明する。図5には、電子レンジおよ
びオーブン並びにグリルによる各加熱機能を有する加熱
調理器の全体構成を示している。また、図6には発光素
子および受光素子の配置を概略的に示している。加熱調
理器本体21の内部には加熱調理室22が設けられてお
り、前面には操作パネル23および扉24が設けられて
いる。
【0021】なお、加熱調理室22内の底部には図示し
ないモータによって駆動される回転板25(図6参照)
が配設されており、これには、図7で示した回転皿9が
着脱可能に配置されるようになっていると共に、これと
選択的に、図8に示した回転天板10あるいは解凍網
(これは図示せず)が着脱可能に配置されるようになっ
ている。
【0022】加熱調理室22の対向両側壁22a,22
bの外面には、図6にも示すように、それぞれ、対をな
す発光素子26a,26b,…26gおよび受光素子2
7a,27b,…27gが配設されている。そして、各
対の発光素子26a,26b,…26gおよび受光素子
27a,27b,…27gによりそれぞれ光センサ28
a,28b,…28gが構成されている。
【0023】図2には、発光素子26a,26b,…2
6gの駆動回路29を示している。各発光素子26a,
26b,…26gは制御回路30により、各NPNトラ
ンジスタ31a,31b,…31gを介して駆動される
ようになっている。なお、発光素子26a,26bおよ
び26cは一つの基板26nに設けられ、他の発光素子
26d,26e,26fおよび26gは別の基板26m
に設けられ、そして、基板26mの電源ラインLmの一
端はコネクタ32を介して電源端子Vddに接続され、
他端はリード線Lbを介して基板26nの電源ラインL
nに接続されている。
【0024】また、上記電源ラインLmの一端側には、
入力抵抗およびツェナダイオード並びにコンデンサから
なる発光側故障検知回路32aを介して制御回路30の
入力ポートIaに接続されている。
【0025】次に図1には、各受光素子27a,27
b,…27gのセンサ回路33を示している。受光素子
27a,27bおよび27c群と、受光素子27d,2
7e,27fおよび27g群とは、ぞれぞれ別の基板2
7n,27mに設けられており、各基板27n,27m
上において電源ラインLsおよびLtに接続されてい
る。そして、一方の電源ラインLtの一端はコネクタ3
4を介して、制御回路30が設けられた基板35の電源
端子36に接続されている。上記電源ラインLtの他端
は他方の基板24nの電源ラインLsの一端にリード線
Luを介して接続されている。
【0026】各受光素子27a,27b,…27gのエ
ミッタは前記コネクタ34を介してマルチプレクサ37
の各入力端子に接続されている。そして、各受光素子2
7a,27b,…27gのエミッタとマルチプレクサ3
7の各入力端子との間には、基板35上において、プル
ダウン抵抗38が接続されている。上記マルチプレクサ
37の出力端子は前記制御回路30の入力ポートIbに
接続されている。このマルチプレクサ37は制御回路3
0によって切替動作されるようになっている。このマル
チプレクサ37および制御回路30の各電源端子37a
および30aには電源Vccが与えられている。
【0027】このセンサ回路33には、モニター回路3
9が設けられている。すなわち、このモニター回路39
はPNPトランジスタ40を有して構成されており、そ
のエミッタは前記受光素子27a,27bおよび27c
を備えた基板27nの電源ラインLsの他端に接続さ
れ、コレクタはマルチプレクサ37の前記受光素子27
a用の入力端子に接続され、もって、受光素子27a端
子間を開閉するように設けられている。このトランジス
タ40は制御回路30によりオンオフされるようになっ
ている。
【0028】さて、上記制御回路30は、マイクロコン
ピュータおよびA/D変換器等を有して構成されてお
り、異常検出手段として機能するものであり、以下、そ
の制御内容について図3を参照して説明する。
【0029】制御回路30は、スタートスイッチが操作
されると、加熱運転プログラムに従って加熱調理を制御
するが、最初に、この図3に示す光センサに関連するサ
ブルーチンを実行する。
【0030】すなわち、発光素子26a,26b,…2
6gは発光動作させない状態(非駆動状態)として、モ
ニター回路39のトランジスタ40のベースをハイレベ
ルとしてこれをオフし、且つ、マルチプレクサ37を切
替え動作させる(ステップS1)。次に入力ポートIb
の信号がハイレベルであるか否かを検出する(ステップ
S2)。
【0031】ここで、このセンサ回路33が正常であれ
ば、マルチプレクサ37を各切替え動作時に入力ポート
Ibの入力レベルはロウレベルとなる。ただし、電源端
子36から受光素子27aのコレクタまでの電源ライン
が断線していた場合もロウレベルとなり、この時点では
この断線は検出できない。
【0032】また、例えば各受光素子27a,27b,
…27gのいずれかに短絡が発生していると、入力ポー
トIbの入力レベルはハイレベルとなり、故障検出報知
ルーチン(ステップS3)に移行して図示しない報知器
を駆動して、そして運転を中止する(ステップS4)。
また、マルチプレクサ37が故障してその出力がハイレ
ベルにロックされている場合、あるいは制御回路30の
入力ポートIbが故障してハイレベルにロックされてい
る場合にも同様にしてステップS3およびステップS4
が実行される。
【0033】上記ステップS2において、入力ポートI
bの入力レベルがロウレベルであれば、モニター回路3
9のトランジスタ40をオンし、そして、マルチプレク
サ37を切替え動作する(ステップS5)。次いで、入
力ポートIbの入力レベルがハイレベルか否かを判断す
る(ステップS6)。このときセンサ回路33が正常で
あれば、入力ポートIbはハイレベルとなる。
【0034】ここで、電源端子36から受光素子27a
のコレクタまでの電源ラインが断線していた場合や、マ
ルチプレクサ37の出力がロウレベルにロックされてい
るといった故障、あるいは制御回路30の入力ポートI
bがロウレベルにロックされているといった故障が発生
している場合には、入力ポートIbの入力レベルはロウ
レベルとなる。しかして、この場合には、上述のステッ
プS3およびステップS4に移行し、それぞれ異常報知
および運転停止を実行する。
【0035】上記ステップS6において入力レベルがハ
イレベルであると判断されると、つまり、センサ回路3
3に異常がない場合には、モニター回路38のトランジ
スタ39をオフし(ステップS7)、光センサ28a,
28b,…28gによるセンシングルーチンを実行する
(ステップS8)。この場合、各発光素子26a,26
b,…26gを順次点灯すると共に、その点灯タイミン
グに合わせてマルチプレクサ37を順次切替え動作し、
各受光素子27a,27b,…27gの出力信号のハイ
レベル、ロウレベルを入力ポートIbにて判断する。こ
の場合ロウレベルが検出「有り」に相当する。なお、図
4には、異常が検出されない場合の各部の状態を示して
いる。
【0036】そして、制御回路30は上記各受光素子2
7aないし27gの出力に基づいて加熱調理を制御する
ようになっている。
【0037】(a)光センサ28aの受光素子27aか
ら検出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると
(マルチプレクサ37への信号がハイレベルである
と)、制御回路30は、「回転皿有り」と判定し、電子
レンジによる加熱機能を選択して、マグネトロンを駆動
し、電子レンジによる加熱を行なう。
【0038】(b)光センサ28bの受光素子27bか
ら検出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると、
制御回路30は、「解凍網有り」と判定し、電子レンジ
もしくはオーブン機能による加熱機能を選択して、解凍
を行なう。
【0039】(c)光センサ28cの受光素子27cか
ら検出「有り」の信号(ロウレベル)が出力されると、
制御回路30は、「回転天板有り」と判定し、ヒータお
よびファンにより熱風を生成するオーブン機能による加
熱機能を選択して、これによる加熱を行なう。
【0040】(d)光センサ28dおよび28fの各受
光素子27dおよび27fの双方から検出「有り」の信
号が出力されると、あるいは、光センサ28dの受光素
子27dのみから検出「有り」の信号が出力されると、
ヒータおよびファンにより熱風を生成するオーブン機能
による加熱機能を選択して、これによる加熱を行なう。
このとき、光センサ28eの受光素子27eあるいは光
センサ28gの受光素子27gから検出「有り」の信号
が出力されると食品が比較的高さがあるものであると判
定して、例えば、加熱時間を長めに設定する。
【0041】(e)光センサ28fの受光素子27fの
みから検出「有り」の信号が出力されると、グリルによ
る加熱機能を選択して、これによる加熱を行なう。この
場合も、光センサ28gの受光素子27gから検出「有
り」の信号が出力されると食品が比較的高さがあるもの
であると判定して、例えば、加熱時間を長めに設定す
る。
【0042】このような本実施例によれば、次の効果を
得ることができる。受光素子27aの両端子間を開閉す
るようにモニター回路39を設け、発光素子27aの非
駆動状態でこのモニター回路39を開放させたときの受
光素子27aの出力により、該受光素子27aの短絡
や、マルチプレクサ37の出力ハイレベルロックといっ
た故障あるいは制御回路30の入力ポートIbのハイレ
ベルロックといった故障による異常を検出することがで
きる。
【0043】さらに発光素子27aの非駆動状態で該モ
ニター回路39を閉成させたときの受光素子27aの出
力により、電源ラインの断線、マルチプレクサ37の出
力ロウレベルロックといった故障あるいは制御回路30
の入力ポートIbのロウレベルロックといった故障によ
るといった異常を検出することができ、もってセンサ回
路33の異常の有無を検出することができる。この結
果、加熱調理の失敗をなくすことが可能である。
【0044】さらに、上記実施例では、発光素子26
a,26b,…26gを発光させずに受光素子側のセン
サ回路33の異常を検出でき、発光素子26a,26
b,…26gを発光させて異常検出を行なう場合に比し
て異常検出を簡単に行なうことができる。
【0045】特に本実施例によれば、複数の受光素子の
うち、電子レンジによる加熱機能およびこれ以外による
加熱機能を選択するための受光素子27aについてモニ
ター回路39を設けたから、この受光素子27aへの電
源ラインの断線や、該受光素子27aの短絡といった異
常を検出することができ、加熱調理の失敗をなくすこと
が可能であることはもとより、電子レンジ以外による加
熱機能の実行時に、マグネトロン駆動によるスパークが
発生するような不具合を防止することも可能である。
【0046】なお、上記実施例では、受光素子27aに
ついてモニター回路39を設けたが、各受光素子27b
ないし27gについてモニター回路39を設けるように
してもよい。この場合、電源ラインにおける断線箇所を
判定することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。
【0048】請求項1の加熱調理器によれば、受光素子
のセンサ回路の異常の有無を検出することができ、この
結果、加熱調理の失敗をなくすことが可能となる。しか
も簡単に異常の有無を検出できる。
【0049】請求項2の加熱調理器によれば、上記効果
を得ることができることはもとより、電子レンジ以外に
よる加熱機能の実行時に、マグネトロン駆動によるスパ
ークが発生するような不具合を防止することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す受光素子のセンサ回路
を示す図
【図2】発光素子の駆動回路を示す図
【図3】制御内容を示すフローチャート
【図4】異常が検出されない場合の各部の状態を示すタ
イムチャート
【図5】加熱調理器全体の斜視図
【図6】発光素子および受光素子の配置を概略的に示す
【図7】従来例を示し、回転皿を収容した状態の図6相
当図
【図8】回転天板を収容した状態の図6相当図
【図9】図1相当図
【符号の説明】
26aないし26gは発光素子、27aないし27gは
受光素子、28aないし28gは光センサ、30は制御
回路(異常検出手段)、33はセンサ回路、37はマル
チプレクサ、39はモニター回路を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子を有し、この受
    光素子から出力される信号に基づいて加熱調理を制御す
    るようにしたものにおいて、前記受光素子の端子間を開
    閉するように設けられたモニター回路と、前記発光素子
    の非駆動状態でこのモニター回路を開放させたときの前
    記受光素子の出力と該モニター回路を閉成させたときの
    前記受光素子の出力とに基づいて前記受光素子のセンサ
    回路の異常の有無を検出する異常検出手段とを備えたこ
    とを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 発光素子および受光素子は、電子レンジ
    による加熱機能およびこれ以外による加熱機能を選択す
    るためのものを含み、その受光素子についてモニター回
    路が設けられていることを特徴とする請求項1記載の加
    熱調理器。
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