JP2834338B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2834338B2
JP2834338B2 JP2233091A JP2233091A JP2834338B2 JP 2834338 B2 JP2834338 B2 JP 2834338B2 JP 2233091 A JP2233091 A JP 2233091A JP 2233091 A JP2233091 A JP 2233091A JP 2834338 B2 JP2834338 B2 JP 2834338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電源回路に係り、特
にコードレス電話の子機用電源に用いて好適な電源回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機の子機は、一般に、バ
ッテリーで駆動される。この場合、バッテリー電源は所
定の電源回路によって定電圧化されて負荷に供給され
る。この際、電源回路においては、バッテリー電源を無
駄に消費するのを防いで充電間隔を長くするために、パ
ワーセーブ手段として間欠駆動が行われる。
【0003】ところで、一般に負荷側にはリップル対策
用に大容量のバイパスコンデンサが介挿されるため、間
欠動作で電源が立ち上がるときに突入電流が発生する。
すなわち、電源の立ち上がり時に前記コンデンサに瞬時
に充電が行われ、この期間において大電流が流れる。こ
の結果、パワーセーブの目的が達成できないばかりか、
電源回路が破壊されるという問題が生じた。そこで、従
来の電源回路においては、過電流検出用の抵抗を負荷側
に直列に介挿して、これによって検出される電流値に応
じて出力電流の制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回路にあっては、過電流検出用の抵抗によって
パワーロスが増えるため電源電圧を高くする必要があっ
た。このため、バッテリーの容量が大きくなって大型
化、大重量化を招き、携帯に不便となる欠点があった。
【0005】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、過電流を防止するとともに、大容量のバッテ
リーを不要とすることができる電源回路を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した事情
に鑑み、入力直流電源から供給される電流を制御端子に
流れる電流によって増減して出力する出力段と、前記出
力段の出力電圧に対応する値を検出する検出部と、基準
電圧を発生する基準電圧発生手段と、前記基準電圧と前
記検出部の検出電圧とが等しくなるように前記制御端子
に流れる電流を制御する差動増幅部と、高抵抗の電流抑
制経路と、出力電圧が所定値を超えるか否かによりオン
/オフ状態が切り換わり、これによって、前記出力電圧
が所定値以下の場合には前記制御端子を流れる電流の経
路に前記電流抑制経路を介挿する切換手段とを具備す
る。
【0007】
【作用】負荷側に大容量のコンデンサがあると、前記ス
イッチ手段の間欠動作によって前記出力段が動作を開始
した直後には出力電圧が著しく低下する。このため、前
記差動増幅部が制御端子に流れる電流を増加させて出力
電流を急激に増加させようとする。しかし、前記切換手
段の動作により電流抑制経路が介挿され、制御端子に流
れる電流が抑制されて出力電流の増加が抑えられる。こ
れにより、間欠動作時の突入電流が防止される。そし
て、出力電圧が所定値を超えると前記切換手段によって
電流抑制経路が除去され、前記差動増幅部によって出力
電流が制御される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。
【0009】図1は、この発明の一実施例の構成を示す
回路図である。なお、この実施例はコードレス電話の子
機用電源などに用いられる場合の一例である。
【0010】図1に示す電源回路は、入力電源電圧を一
定の出力電圧Voにして、次段に供給する回路であり、
入力電源としてはバッテリー等が用いられる。この電源
回路は、トランジスタQ1,Q2によって構成される出
力段1、この出力段1の出力電流を制御する差動増幅部
2、差動増幅部2に対して基準電圧を与えるバンドギャ
ップ回路3、バンドギャップ回路3にバイアスを与える
バイアス回路4、出力電圧に対応する電圧を検出して差
動増幅部2に供給する検出部5、過電流に対して保護を
行う過電流保護回路6および間欠動作用のスイッチ部7
によって構成されている。
【0011】差動増幅部2はトランジスタQ8、Q9お
よびその周辺抵抗によって構成され、検出部5はトラン
ジスタQ10と抵抗R10,R11によって構成されて
いる。バイアス回路4は、ダイオード接続されたトラン
ジスタを有し、ベース−エミッタ間電圧VBEがほぼ一定
であることを利用してバンドギャップ回路3へ一定電圧
を出力する。バンドギャップ回路3は、カレントミラー
回路と、このカレントミラー回路の出力側にベースが接
続されるトランジスタとから構成されており、全体とし
て定電圧源を構成している。すなわち、カレントミラー
回路の出力側の電流および上記トランジスタのエミッタ
電流を入力電圧の変化に対して一定にし、これにより、
上記トランジスタのコレクタに得られる電圧を一定にす
る。このコレクタ電圧は、基準電圧として抵抗R8を介
してトランジスタQ8のベースに印加される。
【0012】スイッチ部7は、トランジスタQ11,Q
12から成り、端子Tcに1V以上の電圧が加えられる
と、差動増幅部2の利得が0となって、出力端子Toか
ら出力される出力電圧が0となる。過電流保護回路6
は、トランジスタQ3,Q4,Q5および抵抗R1,R2,R3
によって構成されており、トランジスタQ3,Q4はダ
イオード接続されている。
【0013】また、トランジスタQ9とトランジスタQ
10は、カレントミラー回路を構成しており、ダイオー
ド接続されたトランジスタQ10はアノード側およびカ
ソード側に介挿された抵抗R10,R11とともに出力
端子Toに得られる出力電圧を分圧し、そのベースに得
られる電圧を検出電圧としてトランジスタQ9のベース
に供給する。この場合、出力電圧が規定値の時には、検
出電圧が基準電圧に等しくなるように、抵抗R10,R
11の値が設定されている。
【0014】上述した構成において、出力端子Toに得
られる出力電圧が規定値より小さくなると、トランジス
タQ10、Q9のベース電位が下がり、トランジスタQ
8のVBEが上がってエミッタ電流が増加する。この結
果、ダーリントン接続された出力段1のトランジスタQ
1,Q2のベース電流が増加し、トランジスタQ2のベ
ース電流のhFE×hFE倍の電流をトランジスタQ1
を介して負荷側に流そうとする。そして、出力電圧が規
定値になるまで上記動作が継続され、これにより、出力
電圧が規定値に一致する。一方、出力電圧が規定値を超
えた場合は、上記とは逆に出力電圧を低下させるように
回路が動作する。以上のようにして出力電圧が規定値に
保持される。
【0015】また、スイッチ部7のオン/オフ動作によ
って間欠動作がなされると、負荷側にはリップル対策用
のバイパスコンデンサがあるため、電源立ち上がり時の
充電期間において負荷側インピーダンスが下がる。イン
ピーダンスが下がると、出力電圧が下がるため差動増幅
部2が上述のように動作し、トランジスタQ1,Q2の
ベース電流を増加させて出力電流を増加させようとす
る。ところで、出力電圧が低い状態においては、トラン
ジスタQ4はVBEが低く(0.8V以下)オフ状態に
あり、このため、トランジスタQ2のコレクタ電流は抵
抗R2,R3およびトランジスタQ5を介して流れる。
したがって、トランジスタQ2のコレクタ抵抗が高くな
り、そのベース電流が制限される。この結果、出力電流
は増加せず過電流が防止される。一方、負荷側コンデン
サの充電が進んで出力電圧が上昇してくるとトランジス
タQ4のVBEが上昇して0.8Vを超え、トランジス
タQ4がオン状態になる。この結果、トランジスタQ2
のコレクタ電流は、抵抗R2およびショート状態のトラ
ンジスタQ4を流れる。すなわち、トランジスタQ2の
コレクタ抵抗が減少し、そのベース電流が増加して出力
電流が増加する。このようにして、出力電圧が規定値に
達する。
【0016】なお、本発明は間欠動作による過電流防止
のみならず入力電流電圧の印加時に生じる過電流の防止
にも効果があることは明かである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、過電流検出用の抵抗を用いずに間欠動作時の過電流
を防止することができ、したがって、電源として大容量
のバッテリーを不要とすることができる。すなわち、小
型計量の電源回路とする事ができ、携帯に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 出力段 2 差動増幅部 3 バンドギャプ回路(基準電圧発生手段) 5 検出部 7 スイッチ部(スイッチ手段) Q4 トランジスタ(切換手段) Q5 トランジスタ(電流抑制経路) R3 抵抗(電流抑制経路)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電源から供給される電流を制御
    端子に流れる電流によって増減して出力する出力段と、 前記出力段の出力電圧に対応する値を検出する検出部
    と、 基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、 前記基準電圧と前記検出部の検出電圧とが等しくなるよ
    うに前記制御端子に流れる電流を制御する差動増幅部
    と、 高抵抗の電流抑制経路と、 出力電圧が所定値を超えるか否かによりオン/オフ状態
    が切り換わり、これによって、前記出力電圧が所定値以
    下の場合には前記制御端子を流れる電流の経路に前記電
    流抑制経路を介挿する切換手段とを具備することを特徴
    とする電源回路。
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