JP2834301B2 - 管球の静電塗装方法 - Google Patents
管球の静電塗装方法Info
- Publication number
- JP2834301B2 JP2834301B2 JP26913290A JP26913290A JP2834301B2 JP 2834301 B2 JP2834301 B2 JP 2834301B2 JP 26913290 A JP26913290 A JP 26913290A JP 26913290 A JP26913290 A JP 26913290A JP 2834301 B2 JP2834301 B2 JP 2834301B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- disk
- holder
- coating method
- electrostatic coating
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は管球の静電塗装方法に関するものである。
従来の技術 高圧水銀ランプ,メタルハライドランプ,高圧ナトリ
ウムランプ等の外管バルブに静電塗装方法によって塗布
膜を形成することはよく知られている。
ウムランプ等の外管バルブに静電塗装方法によって塗布
膜を形成することはよく知られている。
第3図および第4図は従来の外管バルブ塗布膜形成方
法の工程説明図で、第3図は塗布方法を、第4図は塗布
膜のはぎ取り方法をそれぞれ示している。第3図におい
て、ホルダ6と中空の皿形弾性円盤7とで構成された本
体に外管バルブ1のネック部を挿入保持して、皿形弾性
円盤7と外管バルブ1のネック部とを密接させ、ホルダ
6および円盤7を通して粉体を送り込み(図示せず)、
外管バルブ1の内面に塗布する。次に第4図において、
ホルダ8と弾性翼9とで構成された本体は常時回転して
おり、前記外管バルブを本体に徐々に挿入していく。弾
性翼9の幅はネック境界部の径より大きくなっており、
本体下端部まで外管バルブ1を挿入することによって外
管ネック境界部と弾性翼9とを密接させ、外管バルブ1
の内面に塗布された塗布膜の一部をはぎ取り所望する塗
布膜を形成するものである。
法の工程説明図で、第3図は塗布方法を、第4図は塗布
膜のはぎ取り方法をそれぞれ示している。第3図におい
て、ホルダ6と中空の皿形弾性円盤7とで構成された本
体に外管バルブ1のネック部を挿入保持して、皿形弾性
円盤7と外管バルブ1のネック部とを密接させ、ホルダ
6および円盤7を通して粉体を送り込み(図示せず)、
外管バルブ1の内面に塗布する。次に第4図において、
ホルダ8と弾性翼9とで構成された本体は常時回転して
おり、前記外管バルブを本体に徐々に挿入していく。弾
性翼9の幅はネック境界部の径より大きくなっており、
本体下端部まで外管バルブ1を挿入することによって外
管ネック境界部と弾性翼9とを密接させ、外管バルブ1
の内面に塗布された塗布膜の一部をはぎ取り所望する塗
布膜を形成するものである。
なお、ホルダ6,8はいずれも円筒形状を有しており、
外管ネック部と接して外管バルブを保持固定するように
なっている。
外管ネック部と接して外管バルブを保持固定するように
なっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような方法では、一旦塗布形成さ
れた塗布膜をはぎ取る工程があるために、粉体が無駄と
なり、また生産性の面からロスが大きいという問題があ
った。
れた塗布膜をはぎ取る工程があるために、粉体が無駄と
なり、また生産性の面からロスが大きいという問題があ
った。
課題を解決するための手段 本発明の管球の静電塗装方法は、上側に塗布膜用の傘
形弾性円盤を、下側に上下ばね駆動式円盤をそれぞれ備
えた円筒型のホルダに外管バルブのネック部を保持し、
さらに前記円盤を前記外管バルブのネック部境界付近に
密接した後、前記ホルダを通して粉体を前記外管バルブ
内に噴出させてこの外管バルブ内面に静電塗布するもの
である。
形弾性円盤を、下側に上下ばね駆動式円盤をそれぞれ備
えた円筒型のホルダに外管バルブのネック部を保持し、
さらに前記円盤を前記外管バルブのネック部境界付近に
密接した後、前記ホルダを通して粉体を前記外管バルブ
内に噴出させてこの外管バルブ内面に静電塗布するもの
である。
作用 本発明により、外管バルブの内面に塗布膜を形成する
とき、一工程ですませることができる。
とき、一工程ですませることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は本体の構成図で、この本体は上側に塗布膜用
の傘形弾性円盤2を、下側にばね5を介して上下に駆動
する円盤3をそれぞれ備えた円筒形のホルダ4で構成さ
れている。
の傘形弾性円盤2を、下側にばね5を介して上下に駆動
する円盤3をそれぞれ備えた円筒形のホルダ4で構成さ
れている。
まず、第2図(a)に示すように、本体に外管バルブ
1を挿入し円盤3の駆動末端まで押し下げる。この時、
傘形弾性円盤2は外管バルブ1と密接せず、ネック部境
界付近より高い個所に位置している。
1を挿入し円盤3の駆動末端まで押し下げる。この時、
傘形弾性円盤2は外管バルブ1と密接せず、ネック部境
界付近より高い個所に位置している。
次に、第2図(b)に示すように、ホルダ4の下端部
と円盤5との間に備えられたばね5によって外管バルブ
1が上昇し、これが傘形弾性円盤2と密接した個所で保
持固定される。その後、ホルダ4および弾性円盤2を通
して粉体を静電塗装により外管バルブ1内に噴出させ
て、その内面に塗布膜を形成する(図示せず)。
と円盤5との間に備えられたばね5によって外管バルブ
1が上昇し、これが傘形弾性円盤2と密接した個所で保
持固定される。その後、ホルダ4および弾性円盤2を通
して粉体を静電塗装により外管バルブ1内に噴出させ
て、その内面に塗布膜を形成する(図示せず)。
このように外管バルブ1の内面に静電塗装された塗布
膜は膜むらもなく、また傘形弾性円盤と外管バルブとの
密接部での不具合の発生もなかった。
膜は膜むらもなく、また傘形弾性円盤と外管バルブとの
密接部での不具合の発生もなかった。
発明の効果 以上説明したように、本発明の方法によれば、外管バ
ルブへの所望の塗布膜の形成が一つの工程で行え、した
がって粉体の無駄な使用がなくなり、生産性を向上する
ことができ、かつ、従来と同等の品質が得られるという
効果がある。
ルブへの所望の塗布膜の形成が一つの工程で行え、した
がって粉体の無駄な使用がなくなり、生産性を向上する
ことができ、かつ、従来と同等の品質が得られるという
効果がある。
第1図は本発明の管球の静電塗装方法を実施するための
装置の一例を示す一部切欠正面図、第2図(a),
(b)は本発明の一実施例の管球の静電塗装方法の工程
説明図、第3図は従来の塗布方法を説明するための図、
第4図は従来の塗布膜のはぎ取り方法を説明するための
図である。 1……外管バルブ、2……傘形弾性円盤、3……円盤、
4……ホルダ、5……ばね、6……皿形弾性円盤。
装置の一例を示す一部切欠正面図、第2図(a),
(b)は本発明の一実施例の管球の静電塗装方法の工程
説明図、第3図は従来の塗布方法を説明するための図、
第4図は従来の塗布膜のはぎ取り方法を説明するための
図である。 1……外管バルブ、2……傘形弾性円盤、3……円盤、
4……ホルダ、5……ばね、6……皿形弾性円盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05D 7/22 B05B 5/00 - 5/16 H01K 3/00 - 13/06 C03C 15/00 - 23/00
Claims (1)
- 【請求項1】上側に塗布膜用の傘形弾性円盤を、下側に
上下ばね駆動式円盤をそれぞれ備えた円筒型のホルダに
外管バルブのネック部を保持し、さらに前記円盤を前記
外管バルブのネック部境界付近に密接した後、前記ホル
ダを通して粉体を前記外管バルブ内に噴出させてこの外
管バルブ内面に静電塗布することを特徴とする管球の静
電塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913290A JP2834301B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 管球の静電塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26913290A JP2834301B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 管球の静電塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145983A JPH04145983A (ja) | 1992-05-19 |
JP2834301B2 true JP2834301B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17468142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26913290A Expired - Lifetime JP2834301B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 管球の静電塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2834301B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP26913290A patent/JP2834301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04145983A (ja) | 1992-05-19 |
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