JP2833577B2 - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波無線通
信装置における送信装置に関し、特に送信装置の電源立
ち上げ時の過電流に対する誤動作を防止した送信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の送信装置の構成を示した
図である。
【0003】本図において、送信装置100は、中間周
波数を入力し、マイクロ波帯の高周波信号を得ている。
【0004】すなわち、送信装置100に入力された中
間周波数の信号は、周波数変換器1に入力して電圧制御
発振器2の出力と周波数変換され高周波信号を出力して
いる。
【0005】電圧制御発振器2は、位相検器4、直流
増幅器3、基準周波数発振器5により、通常用いられる
位相同期発振器(PLO)を構成し、出力周波数が安定
な局部発振出力を得ている。
【0006】そして、位相同期発振器の位相同期ループ
が正常か否かをアラーム検出回路6を介して出力してい
る。
【0007】一方、周波数変換器1の出力は、マイクロ
波帯の高周波電力増幅器9に入力され、高出力の高周波
信号出力となっている。
【0008】この高周波電力増幅器9の電源は、所要電
力が多いため送信装置100の他の回路等とは独立した
電源18によって供給されている。また、電源18の出
力には、電源出力の電流を計測し、異常電流を検出する
過電流検出回路10が接続されている。この過電流検出
回路10は、検出した過電流時に、電源18の内部のサ
ーキットブレーカをトリップするためのブレーカトリッ
プ信号13を出力する。また、前述したアラーム検出回
路6の出力は、電源18に入力し、APC ALM時に
もサーキットブレーカをトリップしていた。
【0009】なお、11は送信装置100全体に供給す
る主電源である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術の送信装置の高周波電力増幅器9は、定常電流が5A
流れ、過電流検出回路10の過電流スレッショルド電流
は定常電流よりも20%だけ大きな6Aに設定されてい
る。
【0011】一方、電源18が投入された場合には、投
入から数msの期間だけ前述の過電流スレッショルド電
流よりも大きな電流が流れ、電源の最大容量である7A
を最大として電流が流れてしまう。
【0012】これは、高周波電力増幅器9は、FETを
用いた増幅器であるが、FET等の保護や、出力ノイズ
軽減用に電源ラインに大容量コンデンサを用いるからで
ある。
【0013】以上述べた送信装置の高周波電力増幅器で
は、電源投入直後に非常に大きな突入電流が発生し、そ
の突入電流によって過電流検出回路が動作することにな
る。
【0014】この場合に、過電流の設定電流をかかる突
入電流の値まで考慮して大きな電流値にすることは本来
の過電流を検出する観点からは適当ではない。
【0015】また、突入電流を減らすことも高周波電力
装置の特性上難しい。このため、数msという短時間で
はあるが過電流検出回路が動作しないよう時定数を設定
して保護していたが、実際の過電流検出を瞬時に検出す
ることができない問題を有していた。
【0016】本発明の目的は、上述した問題の解決を図
り、過電流検出の誤動作に対する保護回路を設け信頼性
/操作性を向上させた送信装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】 本発明の送信装置
は、中間周波数帯の信号を局部発振出力を用いて周波数
変換し、高周波電力増幅器により高周波電力を出力する
送信装置において、前記局部発振出力を出力する位相同
期ループのアラーム情報を検出するアラーム検出回路
と、前記高周波電力増幅器に供給する供給電流が所定の
値以上であることを検出し、ブレーカトリップ信号を出
力する過電流検出回路と、前記アラーム情報と前記ブレ
ーカトリップ信号とを入力し、前記ブレーカトリップ信
を所定の時間マスクするリセット回路と、前記アラー
ム情報と前記リセット回路の制御信号出力に基づき、内
部のサーキットブレーカがオン又はオフとなる電源とを
具備することを特徴とする。
【0018】この結果、過電流検出回路からの出力制御
信号を電源投入後のある一定時間リセット回路により電
源に対する制御信号をマスクすることにより、電源投入
時に発生する突入電流に対する過電流検出回路の誤動作
による誤制御を防いでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1を参照すると本発明の実施の形態は中
間周波数帯の信号を電圧制御発振器の2の発振信号に基
づき高周波帯に変換する周波数変換器1と、その出力信
号を増幅し出力する高周波電力増幅器9と、基準周波数
発振器5の発振信号と電圧制御発振器2の発振信号を逓
降した信号の位相差を検する位相検器(PD)4
と、位相検出器4の出力電圧を増幅する直流増幅器3
と、直流増幅器3の出力電圧に基づき電圧制御発振器2
の周波数変換器1への出力が正常か異常かを判断するア
ラーム検出回路(ALM)6と、その出力が正常であれ
ば高周波電力増幅器9へ供給する電源出力をONにし異
常(APC ALM)であればOFFにする機能をもつ
ブレーカを有する電源18と、その電源出力の電流を計
測し異常電流を検出したとき前記電源18のブレーカ1
2をトリップするためのブレーカトリップ信号13を出
力する過電流検出回路(IDET)10と、APC A
LMが正常になってから一定の時間ブレーカトリップ信
号13をマスクした制御信号14を電源18に出力する
リセット(RESET)回路7と以上の系全体に電源
供給をする主電源11で構成される。
【0021】次に、図2は、図1の構成についてのタイ
ムチャートを示した図である。
【0022】図2を参照すると、本発明の実施例は主電
源11の立ち上げ(OFF→ON)後しばらくして電圧
制御発振器2の周波数が安定し正常状態になったことを
ALM検出回路6が検出し電源18に対し高周波電力増
幅器9への供給電源をONするALM制御信号15を出
力する(ALM→NORM)。
【0023】この結果、電源18がONとなり、電源
の出力電圧16が得られる(OFF→ON)。次に、
電源供給された高周波電力増幅器9がONとなる瞬間に
高周波電力増幅器9の高周波回路の回路保護/出力ノイ
ズ軽減用に使用される大容量コンデンサのチャージ電流
等で突入電流が発生し、それにより過電流検出回路10
が過電流を検出し電源18へのブレーカトリップ信号1
3を発動する(OFF→ON)。
【0024】本発明の実施例では過電流保護回路10と
電源18の間にリセット回路7を備えており、リセット
回路7はALM検出回路6から電源18に出力するAL
M制御信号15を同時に受ける。そのALM制御信号1
5がALMからNORMになった瞬間から高周波電力増
幅器9の突入電流が安定し過電流検出回路10のブレー
トリップ信号13がOFFとなるまでのマスク時間
(Tm )だけマスク信号を発生し、制御信号14には電
源投入直後のブレーカトリップ信号13のみが電源18
に入力しないことになる。
【0025】この結果、電源投入直後に発生する突入電
流によって過電流検出回路が誤動作する問題を解決する
ことができる。
【0026】次に、リセット回路7の構成に関しては、
例えば、図4に示すブロック図が考えられる。
【0027】すなわち、ALM制御信号15は、マスク
時間Tm のパルスを発生する単安定マルチバイブレータ
71に入力し、その出力72を得る。出力72はインバ
ータ73で反転され、ブレーカトリップ信号13と共に
アンドゲート74に入力して、制御信号14を出力す
る。
【0028】ここで、マスク時間Tmは、高周波電力増
幅器9の突入電流が過電流検出回路10の過電流スレッ
ショルド電流を越える時間(数ms)よりも大きな値、
例えば、5ms程度にすればよい。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に述べたように本発明は、誤
動作に対し一定時間ブレーカトリップ信号をマスクする
リセット回路を具備しているため、主電源立ち上げ時の
突入電流による過電流検出回路誤動作によるブレーカト
リップを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の送信装置の一実施の形態の動作を示す
タイムチャートである。
【図3】本発明のリセット回路の構成を示す図である。
【図4】従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 周波数変換器 2 電圧制御発振器 3 直流増幅器 4 位相検出器 5 基準周波数発振器 6 アラーム検出回路 7 リセット回路 9 高周波電力増幅器 10 過電流検出回路 11 主電源 12 サーキットブレーカ 13 ブレーカトリップ信号 14 制御信号 15 ALM制御信号18 電源 71 単安定マルチバイブレータ 73 インバータ 74 アンドゲート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間周波数帯の信号を局部発振出力を用
    いて周波数変換し、高周波電力増幅器により高周波電力
    を出力する送信装置において、 前記局部発振出力を出力する位相同期ループのアラーム
    情報を検出するアラーム検出回路と、 前記高周波電力増幅器に供給する供給電流が所定の値以
    上であることを検出し、ブレーカトリップ信号を出力す
    る過電流検出回路と、 前記アラーム情報と前記ブレーカトリップ信号とを入力
    し、前記ブレーカトリップ信号を所定の時間マスクする
    リセット回路と、 前記アラーム情報と前記リセット回路の制御信号出力に
    基づき、内部のサーキットブレーカがオン又はオフとな
    る電源とを具備することを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のアラーム情報は、 電源投入時に前記高周波電力増幅器の突入電流によって
    発生する過電流によることを特徴とする請求項1記載の
    送信装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間は、前記アラーム情報が
    アラームから正常となった時間から前記高周波電力増幅
    器の突入電流の時間よりも大きい時間までであることを
    特徴とする請求項1、2記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット回路は、 前記アラーム情報と前記ブレーカトリップ信号を入力
    し、 前記アラーム情報は単安定マルチバイブレータを介して
    所定のマスク時間のパルスに変換し、 前記パルスの反転出力と、前記ブレーカトリップ信号と
    をアンドゲートを通して出力することを特徴とする請求
    項1記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波電力増幅器は、マイクロ波帯
    のFET電力増幅器であることを特徴とする請求項1記
    載の送信装置。
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