JP2833542B2 - 自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装置 - Google Patents
自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装置Info
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- JP2833542B2 JP2833542B2 JP27453695A JP27453695A JP2833542B2 JP 2833542 B2 JP2833542 B2 JP 2833542B2 JP 27453695 A JP27453695 A JP 27453695A JP 27453695 A JP27453695 A JP 27453695A JP 2833542 B2 JP2833542 B2 JP 2833542B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムや印
画紙等のハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材料と
いう)を現像処理する自動現像処理装置において、補充
用の各種処理液を区分けカートリッジに入れて収納する
ための自動現像処理装置における処理液カートリッジ収
納装置に関するものである。
画紙等のハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材料と
いう)を現像処理する自動現像処理装置において、補充
用の各種処理液を区分けカートリッジに入れて収納する
ための自動現像処理装置における処理液カートリッジ収
納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動現像処理装置にも各種のも
のがあり、感光材料のうち写真フィルムを専用に現像処
理する装置や、印画紙を専用に現像処理する装置、或い
は写真フィルムと印画紙を現像処理する装置や、これら
の装置に写真焼付け機を組み合わせた装置等がある。
のがあり、感光材料のうち写真フィルムを専用に現像処
理する装置や、印画紙を専用に現像処理する装置、或い
は写真フィルムと印画紙を現像処理する装置や、これら
の装置に写真焼付け機を組み合わせた装置等がある。
【0003】例えば写真焼付け機とペーパー自動現像機
とを一体化した自動現像処理装置においては、上記写真
焼付け機によって感光材料に原画の画像を露光後、この
感光材料を上記ペーパー自動現像機によって現像、脱
銀、洗浄、安定化等の処理が行われる。ところで、これ
らの処理を行うための各種処理液は、感光材料の処理に
伴って液量が減少し液質も劣化していく。従って、処理
液の性能を一定に保持するために各種処理液の補充をす
る必要がある。この補充のために設けられる各種処理液
は、図10に示すように種類ごとに区分けされた複数の
補充タンクaに充填されている。
とを一体化した自動現像処理装置においては、上記写真
焼付け機によって感光材料に原画の画像を露光後、この
感光材料を上記ペーパー自動現像機によって現像、脱
銀、洗浄、安定化等の処理が行われる。ところで、これ
らの処理を行うための各種処理液は、感光材料の処理に
伴って液量が減少し液質も劣化していく。従って、処理
液の性能を一定に保持するために各種処理液の補充をす
る必要がある。この補充のために設けられる各種処理液
は、図10に示すように種類ごとに区分けされた複数の
補充タンクaに充填されている。
【0004】これらの補充タンクaは、機種によっても
異なるが各々の自動現像処理装置内の所定箇所に設けら
れ、設置した補充タンクaの傍に設けられた開閉蓋bを
開けることによって、自動現像処理装置から各々補充タ
ンクaの処理液流入部cが露出するようになっている。
異なるが各々の自動現像処理装置内の所定箇所に設けら
れ、設置した補充タンクaの傍に設けられた開閉蓋bを
開けることによって、自動現像処理装置から各々補充タ
ンクaの処理液流入部cが露出するようになっている。
【0005】自動現像処理装置の使用によって各々補充
タンクaに充填した各種処理液が減少したことをセンサ
(図示せず)等によって検知された場合は、処理液の減
少した補充タンクa毎に開閉口dを開け、各々補充タン
クaに入れた処理液に該当する種類の処理液が入った容
器(図示せず)を確認した後、上記開閉口dから所望の
処理液を補充タンクaに注入すると共に、水も合わせて
注入し、補充タンクaに設けた攪拌棒eによって注入し
た溶液を攪拌していた。
タンクaに充填した各種処理液が減少したことをセンサ
(図示せず)等によって検知された場合は、処理液の減
少した補充タンクa毎に開閉口dを開け、各々補充タン
クaに入れた処理液に該当する種類の処理液が入った容
器(図示せず)を確認した後、上記開閉口dから所望の
処理液を補充タンクaに注入すると共に、水も合わせて
注入し、補充タンクaに設けた攪拌棒eによって注入し
た溶液を攪拌していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用さ
れる処理液にも現像液や漂白液,定着液、安定液など複
数の種類があり、処理液の減少した補充タンクaごとに
複数の処理液からその補充タンクaの処理液に該当する
処理液を選び、その都度所定の量の処理液と水を補充し
ていたのでは、処理液の選び間違いや注入量の誤り等が
考えられるため、このようなやり方による処理液の補充
には問題があった。
れる処理液にも現像液や漂白液,定着液、安定液など複
数の種類があり、処理液の減少した補充タンクaごとに
複数の処理液からその補充タンクaの処理液に該当する
処理液を選び、その都度所定の量の処理液と水を補充し
ていたのでは、処理液の選び間違いや注入量の誤り等が
考えられるため、このようなやり方による処理液の補充
には問題があった。
【0007】また、上記の処理液の注入と共に水も注入
し、注入後に攪拌棒eで攪拌するといった作業が付帯す
るため、処理液の補充のたびに繰り返し攪拌作業をする
ことは作業員にとっても大変であり、また現像処理作業
の中断時間を極力短くするといった点からも問題であっ
た。
し、注入後に攪拌棒eで攪拌するといった作業が付帯す
るため、処理液の補充のたびに繰り返し攪拌作業をする
ことは作業員にとっても大変であり、また現像処理作業
の中断時間を極力短くするといった点からも問題であっ
た。
【0008】さらに、容器から補充タンクaに処理液を
注入中に処理液をこぼしてしまうといった問題もあっ
た。
注入中に処理液をこぼしてしまうといった問題もあっ
た。
【0009】また、複数の補充タンクaごとにそれぞれ
の容器から各補充タンクaに該当する処理液を補充して
いくことは、手間も時間もかかり、その間の自動現像処
理装置による処理作業の中断時間も長くなり、円滑に自
動現像処理作業を進めていく点でも問題であった。その
ため、処理液の補充タンクaへの補充にはある程度の経
験者が作業をしなければならず、誰にでも簡単にできる
ものではなかった。
の容器から各補充タンクaに該当する処理液を補充して
いくことは、手間も時間もかかり、その間の自動現像処
理装置による処理作業の中断時間も長くなり、円滑に自
動現像処理作業を進めていく点でも問題であった。その
ため、処理液の補充タンクaへの補充にはある程度の経
験者が作業をしなければならず、誰にでも簡単にできる
ものではなかった。
【0010】そこで、最近は上記のような問題点に鑑み
て、複数の処理液を区分けして充填したカートリッジを
自動現像処理装置に設置し、処理液がなくなれば新しい
カートリッジと交換するだけで各種の処理液を補充でき
るようにして、上記のような問題を解決することが試み
られている。
て、複数の処理液を区分けして充填したカートリッジを
自動現像処理装置に設置し、処理液がなくなれば新しい
カートリッジと交換するだけで各種の処理液を補充でき
るようにして、上記のような問題を解決することが試み
られている。
【0011】本発明はこのような点に鑑みて開発された
ものであり、その目的とするところは、感光材料を現像
処理する種々の自動現像処理装置に使用でき、複数の処
理液を別々に収納できるように区分けしたカートリッジ
が処理液カートリッジ収納装置の所定箇所に確実に設置
されて、各々処理液を供給できるような状態にセットさ
れたことを機械的および電気的に検知して、処理液カー
トリッジの所定位置への載設ミスを防止できるようにし
た自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装
置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、感光材料を現像
処理する種々の自動現像処理装置に使用でき、複数の処
理液を別々に収納できるように区分けしたカートリッジ
が処理液カートリッジ収納装置の所定箇所に確実に設置
されて、各々処理液を供給できるような状態にセットさ
れたことを機械的および電気的に検知して、処理液カー
トリッジの所定位置への載設ミスを防止できるようにし
た自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、上記請求項1記載の本発明の自動現像処理装置に
おける処理液カートリッジ収納装置は、感光材料を自動
的に現像できるようにした自動現像処理装置において、
少なくとも2種類の処理液を区分けして充填した処理液
カートリッジを、上記自動現像処理装置に設けたカート
リッジ載置板上に着脱自在に載設でき、且つ上記処理液
カートリッジの各処理液の突出した吐出ノズルが、上記
カートリッジ載置板に穿設した対応する各挿入穴に同時
に挿着できるように、連通する吐出ノズル挿通穴と吐出
ノズル係止穴を1組とした穴を所定間隔を以て形成した
スライド板を上記カートリッジ載置板にスライド可能に
設け、このスライド板に当接板を垂設し、さらに、上記
カートリッジ載置板の下方に、各挿入穴に挿着された各
吐出ノズルに対応する処理液送出ノズルを設けた支持部
材を設けると共に、この支持部材の所定箇所に邪魔板を
設け、上記スライド板の吐出ノズル挿通穴がカートリッ
ジ載置板の各挿入穴に位置している時に、上記スライド
板の当接板に支持部材の邪魔板が当接して上記支持部材
の上方への移動を阻止でき、且つスライド板のスライド
によってカートリッジ載置板の各挿入穴にスライド板の
各吐出ノズル係止穴が移動して、この各吐出ノズル係止
穴の内縁で処理液カートリッジの各吐出ノズルを係止時
に、上記スライド板の当接板が支持部材の邪魔板から離
れて、上記支持部材の上方への移動を可能とした構成に
してある。
的を達成するために、次のような構成にしてある。すな
わち、上記請求項1記載の本発明の自動現像処理装置に
おける処理液カートリッジ収納装置は、感光材料を自動
的に現像できるようにした自動現像処理装置において、
少なくとも2種類の処理液を区分けして充填した処理液
カートリッジを、上記自動現像処理装置に設けたカート
リッジ載置板上に着脱自在に載設でき、且つ上記処理液
カートリッジの各処理液の突出した吐出ノズルが、上記
カートリッジ載置板に穿設した対応する各挿入穴に同時
に挿着できるように、連通する吐出ノズル挿通穴と吐出
ノズル係止穴を1組とした穴を所定間隔を以て形成した
スライド板を上記カートリッジ載置板にスライド可能に
設け、このスライド板に当接板を垂設し、さらに、上記
カートリッジ載置板の下方に、各挿入穴に挿着された各
吐出ノズルに対応する処理液送出ノズルを設けた支持部
材を設けると共に、この支持部材の所定箇所に邪魔板を
設け、上記スライド板の吐出ノズル挿通穴がカートリッ
ジ載置板の各挿入穴に位置している時に、上記スライド
板の当接板に支持部材の邪魔板が当接して上記支持部材
の上方への移動を阻止でき、且つスライド板のスライド
によってカートリッジ載置板の各挿入穴にスライド板の
各吐出ノズル係止穴が移動して、この各吐出ノズル係止
穴の内縁で処理液カートリッジの各吐出ノズルを係止時
に、上記スライド板の当接板が支持部材の邪魔板から離
れて、上記支持部材の上方への移動を可能とした構成に
してある。
【0013】上記請求項2記載の本発明の自動現像処理
装置における処理液カートリッジ収納装置は、感光材料
を自動的に現像できるようにした自動現像処理装置にお
いて、少なくとも2種類の処理液を区分けして充填した
処理液カートリッジを、上記自動現像処理装置に設けた
カートリッジ載置板上に着脱自在に載設でき、且つ上記
処理液カートリッジの各処理液の突出した吐出ノズル
が、上記カートリッジ載置板に穿設した対応する各挿入
穴に同時に挿着できるように、連通する吐出ノズル挿通
穴と吐出ノズル係止穴を1組とした穴を所定間隔を以て
形成したスライド板を上記カートリッジ載置板にスライ
ド可能に設け、このスライド板に当接板を垂設し、さら
に、上記カートリッジ載置板の下方に、各挿入穴に挿着
された各吐出ノズルに対応する処理液送出ノズルを設け
た支持部材を固定して設けると共に、この支持部材の所
定箇所に邪魔板を設け、上記スライド板の吐出ノズル挿
通穴がカートリッジ載置板の各挿入穴に位置している時
に、上記スライド板の当接板に支持部材の邪魔板が当接
して上記カートリッジ載置板の下方への移動を阻止で
き、且つスライド板のスライドによってカートリッジ載
置板の各挿入穴にスライド板の各吐出ノズル係止穴が移
動して、この各吐出ノズル係止穴の内縁で処理液カート
リッジの各吐出ノズルを係止時に、上記スライド板の当
接板が支持部材の邪魔板から離れて、上記カートリッジ
載置板の下方への移動を可能とした構成にしてある。
装置における処理液カートリッジ収納装置は、感光材料
を自動的に現像できるようにした自動現像処理装置にお
いて、少なくとも2種類の処理液を区分けして充填した
処理液カートリッジを、上記自動現像処理装置に設けた
カートリッジ載置板上に着脱自在に載設でき、且つ上記
処理液カートリッジの各処理液の突出した吐出ノズル
が、上記カートリッジ載置板に穿設した対応する各挿入
穴に同時に挿着できるように、連通する吐出ノズル挿通
穴と吐出ノズル係止穴を1組とした穴を所定間隔を以て
形成したスライド板を上記カートリッジ載置板にスライ
ド可能に設け、このスライド板に当接板を垂設し、さら
に、上記カートリッジ載置板の下方に、各挿入穴に挿着
された各吐出ノズルに対応する処理液送出ノズルを設け
た支持部材を固定して設けると共に、この支持部材の所
定箇所に邪魔板を設け、上記スライド板の吐出ノズル挿
通穴がカートリッジ載置板の各挿入穴に位置している時
に、上記スライド板の当接板に支持部材の邪魔板が当接
して上記カートリッジ載置板の下方への移動を阻止で
き、且つスライド板のスライドによってカートリッジ載
置板の各挿入穴にスライド板の各吐出ノズル係止穴が移
動して、この各吐出ノズル係止穴の内縁で処理液カート
リッジの各吐出ノズルを係止時に、上記スライド板の当
接板が支持部材の邪魔板から離れて、上記カートリッジ
載置板の下方への移動を可能とした構成にしてある。
【0014】上記請求項3記載の本発明の自動現像処理
装置における処理液カートリッジ収納装置は、請求項1
または2の構成を有し、支持部材および/またはカート
リッジ載置板にセンサを設け、支持部材の所定位置への
上昇、またはカートリッジ載置板の所定位置への下降を
上記センサで検知するようにした構成にしてある。
装置における処理液カートリッジ収納装置は、請求項1
または2の構成を有し、支持部材および/またはカート
リッジ載置板にセンサを設け、支持部材の所定位置への
上昇、またはカートリッジ載置板の所定位置への下降を
上記センサで検知するようにした構成にしてある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。本発明の自動現像処理装置における処理液カ
ートリッジ収納装置は、感光材料を自動的に現像できる
種々の自動現像処理装置に設けることができ、少なくと
も2種類の処理液を区分けして充填した処理液カートリ
ッジを、誰にでも簡単に所定位置に載置して、上記処理
液カートリッジの各処理液室に設けた処理液吐出ノズル
を同時に挿着固定できるようにしてある。
説明する。本発明の自動現像処理装置における処理液カ
ートリッジ収納装置は、感光材料を自動的に現像できる
種々の自動現像処理装置に設けることができ、少なくと
も2種類の処理液を区分けして充填した処理液カートリ
ッジを、誰にでも簡単に所定位置に載置して、上記処理
液カートリッジの各処理液室に設けた処理液吐出ノズル
を同時に挿着固定できるようにしてある。
【0016】すなわち、処理液カートリッジ収納装置
は、自動現像処理装置の側部の開閉扉を開けることによ
って出し入れ自在となるように設置され、この処理液カ
ートリッジ収納装置のカートリッジ載置板上に、現像液
や漂白液,定着液といった少なくとも2種類の処理液を
区分けして充填した処理液カートリッジを着脱自在に載
設できるようにしてある。
は、自動現像処理装置の側部の開閉扉を開けることによ
って出し入れ自在となるように設置され、この処理液カ
ートリッジ収納装置のカートリッジ載置板上に、現像液
や漂白液,定着液といった少なくとも2種類の処理液を
区分けして充填した処理液カートリッジを着脱自在に載
設できるようにしてある。
【0017】また、上記処理液カートリッジは、各処理
液を区分けして充填した各処理液室の外側に吐出ノズル
が突出している。この各吐出ノズルの先端近傍には、外
周に環状凹部が形成されている。
液を区分けして充填した各処理液室の外側に吐出ノズル
が突出している。この各吐出ノズルの先端近傍には、外
周に環状凹部が形成されている。
【0018】また、上記のカートリッジ載置板には、上
記処理液カートリッジの各吐出ノズルを夫々挿入できる
ように、所定間隔ごとに挿入穴が穿設されている。
記処理液カートリッジの各吐出ノズルを夫々挿入できる
ように、所定間隔ごとに挿入穴が穿設されている。
【0019】そして処理液カートリッジ収納装置のカー
トリッジ載置板上に載置した処理液カートリッジの各々
吐出ノズルが、上記カートリッジ載置板に穿設した対応
する各挿入穴に同時に挿着固定できるように、各吐出ノ
ズルを挿通できる吐出ノズル挿通穴とこの吐出ノズル挿
通穴に連通する吐出ノズル係止穴を1組とした穴を所定
間隔を以て少なくとも2か所に形成したスライド板が、
上記のカートリッジ載置板にスライド可能に設けてあ
る。このスライド板には所定位置に当接板が垂設してあ
る。
トリッジ載置板上に載置した処理液カートリッジの各々
吐出ノズルが、上記カートリッジ載置板に穿設した対応
する各挿入穴に同時に挿着固定できるように、各吐出ノ
ズルを挿通できる吐出ノズル挿通穴とこの吐出ノズル挿
通穴に連通する吐出ノズル係止穴を1組とした穴を所定
間隔を以て少なくとも2か所に形成したスライド板が、
上記のカートリッジ載置板にスライド可能に設けてあ
る。このスライド板には所定位置に当接板が垂設してあ
る。
【0020】さらに、上記カートリッジ載置板の下方に
は、各挿入穴に挿着された各吐出ノズルに対応する処理
液送出ノズルを設けた支持部材が上下動可能なように設
けられている。この支持部材の所定箇所には邪魔板が設
けられ、上記スライド板の吐出ノズル挿通穴がカートリ
ッジ載置板の各挿入穴に位置している時に、上記スライ
ド板の当接板に支持部材の邪魔板が当接して上記支持部
材の上方への移動を阻止できるようにしてある。
は、各挿入穴に挿着された各吐出ノズルに対応する処理
液送出ノズルを設けた支持部材が上下動可能なように設
けられている。この支持部材の所定箇所には邪魔板が設
けられ、上記スライド板の吐出ノズル挿通穴がカートリ
ッジ載置板の各挿入穴に位置している時に、上記スライ
ド板の当接板に支持部材の邪魔板が当接して上記支持部
材の上方への移動を阻止できるようにしてある。
【0021】上記スライド板のスライドによってカート
リッジ載置板の各挿入穴にスライド板の各吐出ノズル係
止穴が移動して、この各吐出ノズル係止穴の内縁で処理
液カートリッジの各吐出ノズルを係止した時に、上記ス
ライド板の当接板が支持部材の邪魔板の位置から外れ、
上記支持部材の上方への移動が可能となり、支持部材の
各処理液送出ノズルを上方に位置する処理液カートリッ
ジの各吐出ノズルに接続することができる。
リッジ載置板の各挿入穴にスライド板の各吐出ノズル係
止穴が移動して、この各吐出ノズル係止穴の内縁で処理
液カートリッジの各吐出ノズルを係止した時に、上記ス
ライド板の当接板が支持部材の邪魔板の位置から外れ、
上記支持部材の上方への移動が可能となり、支持部材の
各処理液送出ノズルを上方に位置する処理液カートリッ
ジの各吐出ノズルに接続することができる。
【0022】また、カートリッジ載置板が上下動し、支
持部材が固定されている構成の場合も、上記同様にして
スライド板に当接板が、支持部材に邪魔板が設けられて
いる構成においても上記同様の作用・効果を得ることが
できる。
持部材が固定されている構成の場合も、上記同様にして
スライド板に当接板が、支持部材に邪魔板が設けられて
いる構成においても上記同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0023】さらに、上記の各構成の処理液カートリッ
ジ収納装置において、支持部材および/またはカートリ
ッジ載置板にセンサを設けることにより、支持部材また
はカートリッジ載置板の昇降によって、処理液カートリ
ッジの各吐出ノズルと支持部材の各処理液送出ノズルと
の接続をセンサで検知する。このセンサが検知しない時
は自動現像処理装置の次工程が作動しないようにして自
動現像処理装置の誤作動を電気的にも防止できるように
してある。
ジ収納装置において、支持部材および/またはカートリ
ッジ載置板にセンサを設けることにより、支持部材また
はカートリッジ載置板の昇降によって、処理液カートリ
ッジの各吐出ノズルと支持部材の各処理液送出ノズルと
の接続をセンサで検知する。このセンサが検知しない時
は自動現像処理装置の次工程が作動しないようにして自
動現像処理装置の誤作動を電気的にも防止できるように
してある。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図1〜図12に
基づいて説明する。図1はフィルム専用の自動現像処理
装置1を示す斜視図であり、この自動現像処理装置1の
側面には手前に引くと開放する開閉扉2が設けてある。
この開閉扉2の内側には、図2及び図3に示すように両
側にローラ(図示せず)を設けて複数段に組み合わせた
伸縮自在な引出し板台3が設けてある。
基づいて説明する。図1はフィルム専用の自動現像処理
装置1を示す斜視図であり、この自動現像処理装置1の
側面には手前に引くと開放する開閉扉2が設けてある。
この開閉扉2の内側には、図2及び図3に示すように両
側にローラ(図示せず)を設けて複数段に組み合わせた
伸縮自在な引出し板台3が設けてある。
【0025】この引出し板台3の上面には処理液カート
リッジ収納装置4が設けてある。この実施例では4種類
の処理液を区分けして充填した処理液カートリッジ5
と、2種類の処理液を区分けして充填した処理液カート
リッジ6をそれぞれセットできるように2台の処理液カ
ートリッジ収納装置4a、4bが設けてある。
リッジ収納装置4が設けてある。この実施例では4種類
の処理液を区分けして充填した処理液カートリッジ5
と、2種類の処理液を区分けして充填した処理液カート
リッジ6をそれぞれセットできるように2台の処理液カ
ートリッジ収納装置4a、4bが設けてある。
【0026】各処理液カートリッジ収納装置4a、4b
は、全体が直方体形状であって、図4に示すように内部
に各種の装置が内蔵してある(処理液カートリッジ収納
装置4aを例示する)。尚、処理液カートリッジ収納装
置4bも2種類の処理液を区分けして充填した処理液カ
ートリッジ6をセットできるものであって、内部構造は
処理液カートリッジ収納装置4aの中央で縦に二分割し
た構成と略同様である。
は、全体が直方体形状であって、図4に示すように内部
に各種の装置が内蔵してある(処理液カートリッジ収納
装置4aを例示する)。尚、処理液カートリッジ収納装
置4bも2種類の処理液を区分けして充填した処理液カ
ートリッジ6をセットできるものであって、内部構造は
処理液カートリッジ収納装置4aの中央で縦に二分割し
た構成と略同様である。
【0027】図4および図5に示すように処理液カート
リッジ収納装置4aの上部にはカートリッジ載置板7が
固着してある。このカートリッジ載置板7には所定間隔
を以て一列に挿入穴8が穿設してある。この各挿入穴8
は、処理液カートリッジ5(図5参照)をカートリッジ
載置板7(図2参照)上に載置した時、処理液カートリ
ッジ5の各吐出ノズル9をそれぞれ挿入することができ
る。
リッジ収納装置4aの上部にはカートリッジ載置板7が
固着してある。このカートリッジ載置板7には所定間隔
を以て一列に挿入穴8が穿設してある。この各挿入穴8
は、処理液カートリッジ5(図5参照)をカートリッジ
載置板7(図2参照)上に載置した時、処理液カートリ
ッジ5の各吐出ノズル9をそれぞれ挿入することができ
る。
【0028】また、処理液カートリッジ収納装置4aの
中央部分には長手方向に沿って支持部材10が上下作動
手段11によって上下動可能に設けられている。この支
持部材10には、上記各挿入穴8に合致するようにして
各処理液送出ノズル12が設けてあり、各処理液送出ノ
ズル12にはホース13が接続してある。上記の支持部
材10は操作レバー14を半回転位することによって上
下動させることができる。
中央部分には長手方向に沿って支持部材10が上下作動
手段11によって上下動可能に設けられている。この支
持部材10には、上記各挿入穴8に合致するようにして
各処理液送出ノズル12が設けてあり、各処理液送出ノ
ズル12にはホース13が接続してある。上記の支持部
材10は操作レバー14を半回転位することによって上
下動させることができる。
【0029】また、上記カートリッジ載置板7の内側で
各挿入穴8の下方には、処理液カートリッジ5の吐出ノ
ズル9を挿入ガイドするためのガイド部材15が、カー
トリッジ載置板7と数ミリの隙間を以て止め部材16で
固着されている。
各挿入穴8の下方には、処理液カートリッジ5の吐出ノ
ズル9を挿入ガイドするためのガイド部材15が、カー
トリッジ載置板7と数ミリの隙間を以て止め部材16で
固着されている。
【0030】上記のカートリッジ載置板7と各ガイド部
材15との隙間部分には、図6〜図8に示すスライド板
17がスライド可能なように設けられている。このスラ
イド板17は細長い長方形状であって、2か所に長孔1
8が長手方向に沿って穿設してある。このスライド板1
7の各長孔18には、カートリッジ載置板7の裏面の2
か所に垂設したスタッドボルト19が挿通されている。
この各スタッドボルト19には、上記長孔18内を移動
できる小径部20aを形成してなるカラー20が挿着さ
れ、各スタッドボルト19の先端に止めナット21を設
けて、上記カラー20を支持している。
材15との隙間部分には、図6〜図8に示すスライド板
17がスライド可能なように設けられている。このスラ
イド板17は細長い長方形状であって、2か所に長孔1
8が長手方向に沿って穿設してある。このスライド板1
7の各長孔18には、カートリッジ載置板7の裏面の2
か所に垂設したスタッドボルト19が挿通されている。
この各スタッドボルト19には、上記長孔18内を移動
できる小径部20aを形成してなるカラー20が挿着さ
れ、各スタッドボルト19の先端に止めナット21を設
けて、上記カラー20を支持している。
【0031】このようにしてスライド板17は、カート
リッジ載置板7の裏面にスライド可能に支持されてい
る。このスライド板17には、上記処理液カートリッジ
5の各処理液の突出した吐出ノズル9が、上記カートリ
ッジ載置板7に穿設した対応する各挿入穴8(図2参
照)に同時に挿着固定できるように、上記各吐出ノズル
9を挿通できる吐出ノズル挿通穴22と、この吐出ノズ
ル挿通穴22に連通する吐出ノズル係止穴23を1組と
した穴が所定間隔を以て4か所に形成してある。また、
各吐出ノズル9をカートリッジ載置板7の各挿入穴8お
よびスライド板17の各吐出ノズル挿通穴22(及びガ
イド部材15)に同時に挿入時に、このスライド板17
をスライドさせることによって、上記各吐出ノズル9の
外周に形成した環状凹部24(図5参照)に、スライド
板17の各吐出ノズル係止穴23の内縁23a(図6、
図7参照)が嵌まり込んで各吐出ノズル9を係止し、各
吐出ノズル9を上記カートリッジ載置板7に同時に固定
できるようにしてある。
リッジ載置板7の裏面にスライド可能に支持されてい
る。このスライド板17には、上記処理液カートリッジ
5の各処理液の突出した吐出ノズル9が、上記カートリ
ッジ載置板7に穿設した対応する各挿入穴8(図2参
照)に同時に挿着固定できるように、上記各吐出ノズル
9を挿通できる吐出ノズル挿通穴22と、この吐出ノズ
ル挿通穴22に連通する吐出ノズル係止穴23を1組と
した穴が所定間隔を以て4か所に形成してある。また、
各吐出ノズル9をカートリッジ載置板7の各挿入穴8お
よびスライド板17の各吐出ノズル挿通穴22(及びガ
イド部材15)に同時に挿入時に、このスライド板17
をスライドさせることによって、上記各吐出ノズル9の
外周に形成した環状凹部24(図5参照)に、スライド
板17の各吐出ノズル係止穴23の内縁23a(図6、
図7参照)が嵌まり込んで各吐出ノズル9を係止し、各
吐出ノズル9を上記カートリッジ載置板7に同時に固定
できるようにしてある。
【0032】さらに、上記のスライド板17のほぼ中央
の裏面側には、図8(図6,図7)に示すように垂直方
向に当接板25が垂設してある。さらに、このスライド
板17を外方にスライドさせて、カートリッジ載置板7
の各挿入口8の位置にスライド板17の吐出ノズル挿通
穴22が位置しているとき当接板25は図9に示す矢印
方向にスライドし、25aの位置へ移動する。すなわ
ち、カートリッジ載置板7に載置した処理液カートリッ
ジ5(6)の各吐出ノズル9が、上記スライド板17の
吐出ノズル係止穴23の内縁23aに係止されて固定さ
れていない時(図6示す状態)、上記支持部材10がス
ライド板17の当接板25aに邪魔されて強制的に上昇
できないように、支持部材10には上記当接板25aに
上昇を阻止される位置に邪魔板26が水平に設けられて
いる。
の裏面側には、図8(図6,図7)に示すように垂直方
向に当接板25が垂設してある。さらに、このスライド
板17を外方にスライドさせて、カートリッジ載置板7
の各挿入口8の位置にスライド板17の吐出ノズル挿通
穴22が位置しているとき当接板25は図9に示す矢印
方向にスライドし、25aの位置へ移動する。すなわ
ち、カートリッジ載置板7に載置した処理液カートリッ
ジ5(6)の各吐出ノズル9が、上記スライド板17の
吐出ノズル係止穴23の内縁23aに係止されて固定さ
れていない時(図6示す状態)、上記支持部材10がス
ライド板17の当接板25aに邪魔されて強制的に上昇
できないように、支持部材10には上記当接板25aに
上昇を阻止される位置に邪魔板26が水平に設けられて
いる。
【0033】そして、スライド板17を内方にスライド
させ、スライド板17の吐出ノズル係止穴23の内縁2
3aで処理液カートリッジ5(6)の各吐出ノズル9を
固定した時には、スライド板17の当接板25は、上記
支持部材10の邪魔板26の位置からずれ図9に示す矢
印の逆方向にスライドし、25の位置へ移動し、支持部
材10を上下作動手段11によって上昇させることがで
きるようにしてある。このことにより、処理液カートリ
ッジ5(6)が適正にカートリッジ載置板7上に載置さ
れ、処理液カートリッジ5(6)の各吐出ノズル9がス
ライド板17によって確実に固定されていない時は、支
持部材10に設けた各処理液送出ノズル12を上記各吐
出ノズル9に接続できない。
させ、スライド板17の吐出ノズル係止穴23の内縁2
3aで処理液カートリッジ5(6)の各吐出ノズル9を
固定した時には、スライド板17の当接板25は、上記
支持部材10の邪魔板26の位置からずれ図9に示す矢
印の逆方向にスライドし、25の位置へ移動し、支持部
材10を上下作動手段11によって上昇させることがで
きるようにしてある。このことにより、処理液カートリ
ッジ5(6)が適正にカートリッジ載置板7上に載置さ
れ、処理液カートリッジ5(6)の各吐出ノズル9がス
ライド板17によって確実に固定されていない時は、支
持部材10に設けた各処理液送出ノズル12を上記各吐
出ノズル9に接続できない。
【0034】さらに、図9に示すようにカートリッジ載
置板7および支持部材10には、小磁片28aと磁気セ
ンサ28bとからなるセンサ28が設けられている。カ
ートリッジ載置板7に設けられる小磁片28aは揺動板
29aに設けられ、この揺動板29aの端はカートリッ
ジ載置板7の裏面に設けた支持ブラケット29bによっ
て軸29cを介して揺動可能に支持され、通常はバネ
(図示せず)によってカートリッジ載置板7の裏面側に
位置している。この揺動板29aには押圧杆29dが設
けられ、押圧杆29dは、カートリッジ載置板7に設け
た開口から上方に突出している。
置板7および支持部材10には、小磁片28aと磁気セ
ンサ28bとからなるセンサ28が設けられている。カ
ートリッジ載置板7に設けられる小磁片28aは揺動板
29aに設けられ、この揺動板29aの端はカートリッ
ジ載置板7の裏面に設けた支持ブラケット29bによっ
て軸29cを介して揺動可能に支持され、通常はバネ
(図示せず)によってカートリッジ載置板7の裏面側に
位置している。この揺動板29aには押圧杆29dが設
けられ、押圧杆29dは、カートリッジ載置板7に設け
た開口から上方に突出している。
【0035】そして図3に示すようにカートリッジ載置
板7に処理液カートリッジ5(6)が載置された時、処
理液カートリッジ5(6)によって押圧杆29dが下方
に押圧され、この動きに連動して揺動板29aも斜め方
向に降下する。このことにより揺動板29aに設けた小
磁片28aも斜め下方に移動する。
板7に処理液カートリッジ5(6)が載置された時、処
理液カートリッジ5(6)によって押圧杆29dが下方
に押圧され、この動きに連動して揺動板29aも斜め方
向に降下する。このことにより揺動板29aに設けた小
磁片28aも斜め下方に移動する。
【0036】上記のような状態で待機する小磁片28a
に対し、下方から上昇してきた支持部材10が所定位置
で停止した時、支持部材10に設けた磁気センサ28b
は上記小磁片28aによって検知されることになる。こ
の検知された状態の時には、支持部材10に設けた各処
理液送出ノズル12は、処理液カートリッジ5(6)の
各吐出ノズル9と接続された状態となり、上記センサ2
8の検知によってこのことが電気的に確認され、自動現
像処理装置1を再び使用できる状態となる。尚、センサ
28はリミットスイッチ、その他の検出機器であっても
よい。
に対し、下方から上昇してきた支持部材10が所定位置
で停止した時、支持部材10に設けた磁気センサ28b
は上記小磁片28aによって検知されることになる。こ
の検知された状態の時には、支持部材10に設けた各処
理液送出ノズル12は、処理液カートリッジ5(6)の
各吐出ノズル9と接続された状態となり、上記センサ2
8の検知によってこのことが電気的に確認され、自動現
像処理装置1を再び使用できる状態となる。尚、センサ
28はリミットスイッチ、その他の検出機器であっても
よい。
【0037】図10〜図12は別の実施例の自動現像処
理装置における処理液カートリッジ収納装置を示す。こ
の実施例ではカートリッジ載置板7が上下作動機構30
によって上下動し、各処理液送出ノズル12を設けた支
持部材10は処理液カートリッジ収納装置4a(4b)
内に固定されている。
理装置における処理液カートリッジ収納装置を示す。こ
の実施例ではカートリッジ載置板7が上下作動機構30
によって上下動し、各処理液送出ノズル12を設けた支
持部材10は処理液カートリッジ収納装置4a(4b)
内に固定されている。
【0038】この装置においても上記実施例と同様に、
当接板、邪魔板(図示省略)、センサ28(28a、2
8b)、その他の部品が設けられている。作用、効果は
上記実施例と同様であり説明を省略する。
当接板、邪魔板(図示省略)、センサ28(28a、2
8b)、その他の部品が設けられている。作用、効果は
上記実施例と同様であり説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】以上、上記のように請求項1記載の本発
明の自動現像処理装置では、2種類の処理液を区分けし
て充填した処理液カートリッジが、処理液カートリッジ
収納装置のカートリッジ載置板上の所定位置に正確にセ
ットされていないと、各々吐出ノズルを設けた支持部材
を上昇させて、処理液カートリッジの各々処理液吐出ノ
ズルと接続させることができない。したがって、処理液
カートリッジの所定位置への設置ミスを確実に防止する
ことができる。
明の自動現像処理装置では、2種類の処理液を区分けし
て充填した処理液カートリッジが、処理液カートリッジ
収納装置のカートリッジ載置板上の所定位置に正確にセ
ットされていないと、各々吐出ノズルを設けた支持部材
を上昇させて、処理液カートリッジの各々処理液吐出ノ
ズルと接続させることができない。したがって、処理液
カートリッジの所定位置への設置ミスを確実に防止する
ことができる。
【0040】請求項2記載の本発明の自動現像処理装置
における処理液カートリッジ収納装置では、2種類の処
理液を区分けして充填した処理液カートリッジが、処理
液カートリッジ収納装置のカートリッジ載置板上の所定
位置に正確にセットされていないと、上記カートリッジ
載置板を降下させて、処理液カートリッジ収納装置内に
固定して設けた各々吐出ノズルと接続させることができ
ない。したがって、処理液カートリッジの所定位置への
設置ミスを確実に防止することができる。
における処理液カートリッジ収納装置では、2種類の処
理液を区分けして充填した処理液カートリッジが、処理
液カートリッジ収納装置のカートリッジ載置板上の所定
位置に正確にセットされていないと、上記カートリッジ
載置板を降下させて、処理液カートリッジ収納装置内に
固定して設けた各々吐出ノズルと接続させることができ
ない。したがって、処理液カートリッジの所定位置への
設置ミスを確実に防止することができる。
【0041】請求項3記載の本発明の自動現像処理装置
における処理液カートリッジ収納装置では、センサによ
って電気的にも処理液カートリッジが所定位置に正確に
セットしたことを確認して、自動現像処理装置を作動さ
せる確認信号を送ることができ、請求項1または請求項
2の機械的な設置ミスの防止と相まって、処理液カート
リッジの所定位置への設置ミスを電気的にさらに確実に
防止することができる。
における処理液カートリッジ収納装置では、センサによ
って電気的にも処理液カートリッジが所定位置に正確に
セットしたことを確認して、自動現像処理装置を作動さ
せる確認信号を送ることができ、請求項1または請求項
2の機械的な設置ミスの防止と相まって、処理液カート
リッジの所定位置への設置ミスを電気的にさらに確実に
防止することができる。
【図1】本発明に係る処理液カートリッジ収納装置を設
けた自動現像処理装置の斜視図である。
けた自動現像処理装置の斜視図である。
【図2】処理液カートリッジ収納装置を自動現像処理装
置から外に引き出した状態を示す斜視図である。
置から外に引き出した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の各処理液カートリッジ収納装置4a、4
bに処理液カートリッジ5、6を載設した状態を示す斜
視図である。
bに処理液カートリッジ5、6を載設した状態を示す斜
視図である。
【図4】処理液カートリッジ収納装置4aの内部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】処理液カートリッジ5の簡略正面図である。
【図6】スライド板17の各吐出ノズル挿通穴22に各
吐出ノズル9を挿入した状態を示すスライド板の平面図
である。
吐出ノズル9を挿入した状態を示すスライド板の平面図
である。
【図7】スライド板17の吐出ノズル係止穴23の内縁
23aに各吐出ノズル9を係止させた状態を示す処理液
カートリッジ収納装置4aの平面図である。
23aに各吐出ノズル9を係止させた状態を示す処理液
カートリッジ収納装置4aの平面図である。
【図8】スライド板17の支持状態を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図9】処理液カートリッジ収納装置4aの内部を示す
簡略説明図である。
簡略説明図である。
【図10】別の実施例の処理液カートリッジ収納装置の
一部カートリッジ載置板を除去した状態の斜視図であ
る。
一部カートリッジ載置板を除去した状態の斜視図であ
る。
【図11】別の実施例の処理液カートリッジ収納装置4
aの内部を示す正面図である。
aの内部を示す正面図である。
【図12】別の実施例の処理液カートリッジ収納装置4
bの内部を示す正面図である。
bの内部を示す正面図である。
【図13】従来例の斜視図である。
1 自動現像処理装置 5 処理液カートリッジ 6 処理液カートリッジ 7 カートリッジ載置板 8 挿入穴 9 吐出ノズル 11 上下作動手段 17 スライド板 22 吐出ノズル挿通穴 23 吐出ノズル係止穴 25 当接板 26 邪魔板 28 センサ 30 上下作動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−80717(JP,A) 特開 平9−73158(JP,A) 特開 平6−130642(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00
Claims (3)
- 【請求項1】 感光材料を自動的に現像できるようにし
た自動現像処理装置において、少なくとも2種類の処理
液を区分けして充填した処理液カートリッジを、上記自
動現像処理装置に設けたカートリッジ載置板上に着脱自
在に載設でき、且つ上記処理液カートリッジの各処理液
の突出した吐出ノズルが、上記カートリッジ載置板に穿
設した対応する各挿入穴に同時に挿着できるように、連
通する吐出ノズル挿通穴と吐出ノズル係止穴を1組とし
た穴を所定間隔を以て形成したスライド板を上記カート
リッジ載置板にスライド可能に設け、このスライド板に
当接板を垂設し、さらに、上記カートリッジ載置板の下
方に、各挿入穴に挿着された各吐出ノズルに対応する処
理液送出ノズルを設けた支持部材を設けると共に、この
支持部材の所定箇所に邪魔板を設け、上記スライド板の
吐出ノズル挿通穴がカートリッジ載置板の各挿入穴に位
置している時に、上記スライド板の当接板に支持部材の
邪魔板が当接して上記支持部材の上方への移動を阻止で
き、且つスライド板のスライドによってカートリッジ載
置板の各挿入穴にスライド板の各吐出ノズル係止穴が移
動して、この各吐出ノズル係止穴の内縁で処理液カート
リッジの各吐出ノズルを係止時に、上記スライド板の当
接板が支持部材の邪魔板から離れて、上記支持部材の上
方への移動を可能とした構成を特徴とする自動現像処理
装置における処理液カートリッジ収納装置。 - 【請求項2】 感光材料を自動的に現像できるようにし
た自動現像処理装置において、少なくとも2種類の処理
液を区分けして充填した処理液カートリッジを、上記自
動現像処理装置に設けたカートリッジ載置板上に着脱自
在に載設でき、且つ上記処理液カートリッジの各処理液
の突出した吐出ノズルが、上記カートリッジ載置板に穿
設した対応する各挿入穴に同時に挿着できるように、連
通する吐出ノズル挿通穴と吐出ノズル係止穴を1組とし
た穴を所定間隔を以て形成したスライド板を上記カート
リッジ載置板にスライド可能に設け、このスライド板に
当接板を垂設し、さらに、上記カートリッジ載置板の下
方に、各挿入穴に挿着された各吐出ノズルに対応する処
理液送出ノズルを設けた支持部材を固定して設けると共
に、この支持部材の所定箇所に邪魔板を設け、上記スラ
イド板の吐出ノズル挿通穴がカートリッジ載置板の各挿
入穴に位置している時に、上記スライド板の当接板に支
持部材の邪魔板が当接して上記カートリッジ載置板の下
方への移動を阻止でき、且つスライド板のスライドによ
ってカートリッジ載置板の各挿入穴にスライド板の各吐
出ノズル係止穴が移動して、この各吐出ノズル係止穴の
内縁で処理液カートリッジの各吐出ノズルを係止時に、
上記スライド板の当接板が支持部材の邪魔板から離れ
て、上記カートリッジ載置板の下方への移動を可能とし
た構成を特徴とする自動現像処理装置における処理液カ
ートリッジ収納装置。 - 【請求項3】 支持部材および/またはカートリッジ載
置板にセンサを設け、支持部材の所定位置への上昇、ま
たはカートリッジ載置板の所定位置への下降を上記セン
サで検知するようにしたことを特徴とする請求項1また
は2記載の自動現像処理装置における処理液カートリッ
ジ収納装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27453695A JP2833542B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装置 |
EP96307557A EP0769718B1 (en) | 1995-10-19 | 1996-10-17 | Processing liquid storage apparatus in automatic developer system, and photographic processing apparatus |
DE69625772T DE69625772T2 (de) | 1995-10-19 | 1996-10-17 | Vorratsbehälter für Behandlungsflüssigkeiten in einem automatischen Entwicklungssystem und photographische Behandlungsvorrichtung |
US08/734,185 US5765071A (en) | 1994-10-23 | 1996-10-21 | Processing liquid storage apparatus in automatic developer system, and photographic processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27453695A JP2833542B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114078A JPH09114078A (ja) | 1997-05-02 |
JP2833542B2 true JP2833542B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17543083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27453695A Expired - Fee Related JP2833542B2 (ja) | 1994-10-23 | 1995-10-23 | 自動現像処理装置における処理液カートリッジ収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833542B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP27453695A patent/JP2833542B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09114078A (ja) | 1997-05-02 |
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