JP2832198B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JP2832198B2
JP2832198B2 JP1076542A JP7654289A JP2832198B2 JP 2832198 B2 JP2832198 B2 JP 2832198B2 JP 1076542 A JP1076542 A JP 1076542A JP 7654289 A JP7654289 A JP 7654289A JP 2832198 B2 JP2832198 B2 JP 2832198B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力する信号を直流的にはレベルシフト
し、交流的には減衰させるようにしたレベルシフト回路
に関する。
〔従来の技術〕
第3図に従来のレベルシフト回路の一例を示す。この
回路は、入力端子1が接続されるトランジスタQ1のエミ
ッタに抵抗R1(抵抗値R1)と電流I1の定電流源2を直列
接続して、その抵抗R1と定電流源2との共通接続点aを
出力端子3に接続したものである。
この回路では、抵抗R1の値R1と定電流源2の電流I1の
積(R1×I1)できまる電圧だけ入力信号がレベルシフト
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこの回路では、信号の直流レベルは変化する
が、交流的にみると、信号の振幅は変化しない。
本発明の目的は、信号の直流レベルの変化と共に振幅
も変化するようにしたレベルシフト回路を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明は、ベースに入力信号が印加する第
1のトランジスタのエミッタに第1の抵抗を接続し、該
第1の抵抗の他端と接地間に第1の定電流源を接続し前
記第1の抵抗と該第1の定電流源との共通接続点からレ
ベルシフトされた出力信号を取り出すようにしたレベル
シフト回路において、 上記共通接続点に第2の抵抗を接続し、該第2の抵抗
の他端に第2のトランジスタのエミッタ及び第2の定電
流源を接続し、該第2の定電流源の他端を接地に接続す
ると共に、無信号時に上記第2の抵抗の両端の電圧が同
一となるよう、上記第2のトランジスタのベース電圧を
設定して構成した。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はそ
の原理を示す図である。ここでは、抵抗R1と定電流源2
との共通接続点aに抵抗R2(抵抗値がR2)を接続し、そ
の抵抗R2の他端を交流的に接地に接続している。
この結果、直流的にはR1×I1のだけレベルがシフト
し、交流的にはR2/(R1+R2)だけ信号が減衰して出力
端子3に現れることになる。
第2図はその具体的な回路を示す図である。ここで
は、抵抗R2の他端をトランジスタQ2のエミッタと電流I2
の定電流源4との共通接続点bに接続し、そのトランジ
スタQ2のベースに電圧源5により電圧Vcを印加してい
る。
ここで、その電圧源5の電圧Vcを調製して上記接続点
bの直流電位を、無信号時に接続点aの直流電位に一致
させれば、抵抗R2には直流電流が流れない。
このとき、定電流源4はその内部インピーダンスが小
さく、またトランジスタQ2はエミッタに定電流源4が接
続されていることによりエミッタホロワとして機能する
のでエミッタの出力インピーダンスが低下し、そのエミ
ッタ(接続点b)を交流的には接地点としてみることが
できる。
従って、接続点aに現れる信号は、直流的にはR1×I1
だけレベルシフトされ、交流的にはR2/(R1+R2)だけ
減衰を受けた信号となる。
ただし、この接続点aに現れた信号をそのまま出力端
子3に出力すると、その出力インピーダンスが抵抗R1と
R2の並列インピーダンスとなり大きな値となる。
そこで、本実施例ではトランジスタQ3と電流I3の定電
流源6からなるエミッタホロワを介在させて出力インピ
ーダンスを低下している。
以上のように本実施例の回路では、トランジスタQ1、
Q3の各々のベース・エミッタ間電圧をVBE1、VBE3とする
と、出力端子3に得られる電圧VOUTは、Vinを入力端子
1に印加する電圧とすると、 VOUT=Vin−(VBE1+VBE3+I1×R1) となり、直流的にカッコ内分だけレベルシフトされる。
また交流的には、R2/(R1+R2)の減衰回路となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のレベルシフト回路によれ
ば、直流のレベルシフトに加えて交流の減衰回路として
働くので、多段接続される回路の段間に使用すれば、入
出力の直流レベルや振幅のダイナミックレンジ等の違い
を揃えることができるという特徴がある。また、本発明
ではコンデンサは必要なく、IC化が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレベルシフト回路の原理を示す回路
図、第2図はその具体的な回路図、第3図は従来のレベ
ルシフト回路の回路図である。 1……入力端子、2……定電流源、3……出力端子、4
……定電流源、、5……電圧源、6……定電流源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに入力信号が印加する第1のトラン
    ジスタのエミッタに第1の抵抗を接続し、該第1の抵抗
    の他端と接地間に第1の定電流源を接続し前記第1の抵
    抗と該第1の定電流源との共通接続点からレベルシフト
    された出力信号を取り出すようにしたレベルシフト回路
    において、 上記共通接続点に第2の抵抗を接続し、該第2の抵抗の
    他端に第2のトランジスタのエミッタ及び第2の定電流
    源を接続し、該第2の定電流源の他端を接地に接続する
    と共に、上記第2の抵抗の両端の直流電圧が同一となる
    よう、上記第2のトランジスタのベース電圧を設定し
    た、 ことを特徴とするレベルシフト回路。
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