JP2831984B2 - パチンコゲーム機の管理装置 - Google Patents

パチンコゲーム機の管理装置

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JP2831984B2
JP2831984B2 JP33945296A JP33945296A JP2831984B2 JP 2831984 B2 JP2831984 B2 JP 2831984B2 JP 33945296 A JP33945296 A JP 33945296A JP 33945296 A JP33945296 A JP 33945296A JP 2831984 B2 JP2831984 B2 JP 2831984B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコゲーム機の管
理を、そのパチンコゲーム機側から出力されるアウト玉
数信号及びセーフ玉数信号並びにそのパチンコゲーム機
と1対1で対応するように設置された玉貸機側から出力
される貸出信号に基づいた演算により行うようにしたパ
チンコゲーム機の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホールにおいては、良く知られ
ているように、パチンコゲーム機に対し所謂釘調整を行
うことによってそのパチンコゲーム機の出玉率の調節を
図るようにしている。このような釘調整のためには、従
来より、パチンコゲーム機における出玉状況(差玉数、
出玉率、打止回数など)の推移を示す管理用データを利
用することが行われており、このような管理用データの
集計を複数台のパチンコゲーム機について行うための管
理装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコゲ
ーム機の釘調整をより的確に行うためには、パチンコゲ
ーム機毎の出玉状況の推移の他に、そのパチンコゲーム
機と対応して設置されている玉貸機での売上状況の推移
も加味することが望ましいとされている。しかしなが
ら、従来では、このような玉貸機での売上状況を示す売
上データを、前記パチンコゲーム機についての管理用デ
ータとは別のデータとして得るようにしているため、そ
の売上データを上述したような釘調整に利用するために
は、当該売上データの推移状態をパチンコゲーム機毎の
出玉状況の推移状態と一々突き合わせる必要があってき
わめて面倒であり、この点が未解決の課題となってい
た。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、パチンコゲーム機の出玉状況の推移
を示す管理用データと当該パチンコゲーム機と対応する
ように設置された玉貸機での売上状況の推移とを示す売
上データとを有機的に結合させた状態で把握できるよう
になり、以て上記のような管理用データ及び売上データ
に基づいたパチンコゲーム機の釘調整を容易且つ的確に
行い得るなどの効果を奏するパチンコゲーム機の管理装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、パチンコゲーム機側から出力されるアウ
ト玉数信号及びセーフ玉数信号並びにそのパチンコゲー
ム機と1対1で対応するように設置された玉貸機側から
出力される貸出信号に基づいてパチンコゲーム機の収支
演算を行うようにしたパチンコゲーム機の管理装置にお
いて、前記各玉数信号に基づいてパチンコゲーム機毎の
出玉状況の推移を示す管理用データを演算する管理用デ
ータ演算手段と、前記貸出信号に基づいて玉貸機毎の売
上状況の推移を示す売上データを演算する売上データ演
算手段と、個々のパチンコゲーム機についての前記管理
用データに対して当該パチンコゲーム機に対応した玉貸
機についての前記売上データを組み合わせた履歴データ
を作成して出力するデータ処理手段とを備えた構成とし
たものである。
【0006】この構成によれば、パチンコゲーム機で遊
技が行われている状態時には、そのパチンコゲーム機側
からアウト玉数信号及びセーフ玉数信号が出力されるよ
うになり、管理用データ演算手段が、それらの各玉数信
号に基づいてパチンコゲーム機毎の出玉状況の推移を示
す管理用データを演算するようになる。また、玉貸機に
おいてパチンコ玉の貸出動作が行われたときには、当該
玉貸機側から貸出信号が出力されるようになり、売上デ
ータ演算手段が、その貸出信号に基づいて玉貸機毎の売
上状況の推移を示す売上データを演算するようになる。
さらに、データ処理手段が、個々のパチンコゲーム機に
ついての前記管理用データに対して、当該パチンコゲー
ム機に対応した玉貸機についての前記売上データを組み
合わせた履歴データを作成して出力するようになる。
【0007】つまり、パチンコゲーム機の出玉状況の推
移を示す管理用データと当該パチンコゲーム機と対応す
るように設置された玉貸機での売上状況の推移とを示す
売上データとを有機的に結合させたデータとして自動的
に得ることができるものであり、斯様に結合された管理
用データ及び売上データに基づいてパチンコゲーム機の
釘調整を容易且つ的確に行い得るようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。第1図には、パチンコゲ
ーム機の管理装置の電気的構成のうち、本発明の要旨に
関連した部分のみが機能ブロックの組合わせにより示さ
れている。但し、上記管理装置は、実際にはコンピュー
タにより構成されて多数台のパチンコゲーム機を集中的
に管理するようになっているが、第1図では説明の便宜
上1台のパチンコゲーム機に関連した機能ブロックのみ
を示した。
【0009】即ち、パチンコゲーム機1からは、10個
のアウト玉が発生する毎にアウト玉数信号たる計数パル
スP1 が1パルス出力されると共に、10個のセーフ玉
が発生する毎にセーフ玉数信号たる計数パルスP2 が1
パルス出力される。このパチンコゲーム機1は、動作状
態で入賞率が極端に高くなる電気役物を備え、遊技中に
所定の条件が成立したときに上記電気役物を動作させる
特賞状態を呈するようなっており、特賞状態にある期間
中は特賞信号Sf(ハイレベル信号)を連続的に発生す
る。
【0010】また、玉貸機2は、パチンコゲーム機1で
の遊技者が遊技状態のままパチンコ玉の貸出を受け得る
ようにそのパチンコゲーム機1と1対1で対応して設置
されており、この玉貸機2からは、100円分のパチン
コ玉の貸出動作を行う毎に貸出信号たる計数パルスP3
が1パルス出力されるようになっている。
【0011】上記各計数パルスP1 〜P3 及び特賞信号
Sfは、管理装置3に信号ラインを介して与えられるも
のであり、以下この管理装置3について述べる。4はア
ウト玉数を示す計数パルスP1 を入力部5を介して受け
るアウト玉計数部で、これはリセット端子Rを通じて初
期化されるようになっており、入力される計数パルスP
1 を順次加算してその加算結果を上記初期化後における
アウト玉数を示す数値信号N1 として出力する。
【0012】6はセーフ玉数を示す計数パルスP2 を前
記入力部5を介して受けるセーフ玉計数部で、これはリ
セット端子Rを通じて初期化されるようになっており、
入力される計数パルスP2 を順次加算してその加算結果
を上記初期化後におけるセーフ玉数を示す数値信号N2
として出力する。
【0013】7は減算部で、これは数値信号N1 により
示されるアウト玉数から数値信号N2 により示されるセ
ーフ玉数を減算し、その減算結果を各計数部4、6の初
期化後におけるパチンコゲーム機1の差玉数を示す数値
信号N3 として出力する。
【0014】8は上記数値信号N2 に対する数値信号N
1 の百分率比(つまりセーフ玉数に対するアウト玉数の
比)を演算する除算部で、その演算結果をパチンコゲー
ム機1の出玉率を示す数値信号N0 として出力する。
【0015】9は玉貸機2による貸出高を示す前記計数
パルスP3 を入力部10を介して受ける貸出高計数部
(本発明でいう売上データ演算手段に相当)で、これは
リセット端子Rを通じて初期化されるようになってお
り、入力される計数パルスP3 を順次加算してその加算
結果を上記初期化後における貸出高をパチンコ玉数に換
算して示す数値信号N4 として出力する。
【0016】そして、上述した数値信号N1 は、パチン
コゲーム機1のアウト玉数データとして後述する情報処
理部11に入力され、同じく数値信号N3 、N0 及びN
4 は、夫々パチンコゲーム機1の差玉数データ、出玉率
データ及び当該パチンコゲーム機1での遊技者が玉貸機
2から貸出を受けたパチンコ玉量を示す売上データ(貸
出高データ)として情報処理部11に入力される。尚、
上記数値信号N0 、N1 、N3 は、本発明でいうパチン
コゲーム機1毎の管理用データに相当し、数値信号N4
は本発明でいう玉貸機2毎の売上データに相当する。
【0017】12は入力部5を経た後の計数パルスP1
をトランスファゲート12aを介して受けるアウト玉計
数部で、これはリセット端子Rを通じて初期化されるよ
うになっており、入力される計数パルスP1 を順次加算
してその加算結果を上記初期化後におけるアウト玉数を
示す数値信号N5 として出力する。尚、トランスファゲ
ート12aは、そのゲート端子にハイレベル信号が与え
られた状態でのみ信号の通過を許容するようになってい
る。
【0018】13は計数パルスP2 を入力部5を介して
受けるセーフ玉計数部で、これはリセット端子Rを通じ
て初期化されるようになっており、入力される計数パル
スP2 を順次加算してその加算結果を上記初期化後にお
けるセーフ玉数を示す数値信号N6 として出力する。
【0019】14は減算部で、これは数値信号N5 によ
り示されるアウト玉数から数値信号N6 により示される
セーフ玉数を減算し、その減算結果を各計数部12、1
3の初期化後におけるパチンコゲーム機1の差玉数を示
す数値信号N7 (本発明でいう管理用データに相当)と
して出力する。そして、この数値信号N7 は、パチンコ
ゲーム機1における遊技者の持玉数データとして前記情
報処理部11に入力される。
【0020】15は打止設定値記憶部で、これには任意
に変更可能な打止設定値Nz(負の値)が記憶されてい
る。16は打止制御用の比較部で、これは上記打止設定
値Nzと前記減算部14からの数値信号N7 とを比較
し、Nz≧N7 の関係となったとき、つまりパチンコゲ
ーム機1の差玉数が打止設定値Nzに達したときにパル
ス状の打止信号Szを出力するようになっており、この
打止信号Szは前記情報処理部11のセット端子A2 に
対して、パチンコゲーム機1毎の管理用データの一部と
して与えられる。
【0021】17は信号保持部で、これは打止信号Sz
が出力された時点からリセット端子Rを通じて初期化さ
れるまでの期間その打止信号Szの出力状態を保持する
ように構成されている。そして、斯かる信号保持部17
から打止信号Szが出力された状態では、パチンコゲー
ム機1へのパチンコ玉の新規供給を停止したり或はパチ
ンコ玉発射装置の電源を遮断するなどして当該パチンコ
ゲーム機1での遊技を禁止した打止状態に切換えられる
構成となっている。
【0022】また、18は打止回数計数部で、これは打
止信号Szの出力回数を計数し、その計数結果をパチン
コゲーム機1の打止回数を示すデータ(本発明でいう管
理用データに相当)として記憶部19に記憶させるよう
になっている。
【0023】20は打込設定値記憶部で、これには任意
に変更可能な打込設定値Naが記憶されており、この実
施例では打込設定値Naを零としている。21は比較部
で、これは上記打込設定値Naと前記減算部14からの
数値信号N7 とを比較し、Na≦N7 の状態時、つまり
パチンコゲーム機1が打込状態(アウト玉数がセーフ玉
数より多い状態)となってその差玉数が零以上あるとき
に、ハイレベル信号より成る打込信号Saを出力した状
態を呈し、他の状態ではローレベル信号を出力した状態
を呈するようになっている。そして、上記比較部21の
出力は、インバータ22により反転された後に前記トラ
ンスファゲート12aのゲート端子に与えられるように
なっている。
【0024】23は外部操作に応じてリセットパルスR
Pを出力する開放手段で、そのリセットパルスRPによ
って、前記アウト玉計数部12、セーフ玉計数部13が
OR回路24を通じて初期化されると共に、前記アウト
玉計数部4、セーフ玉計数部6、貸出高計数部9がOR
回路24、25及び遅延回路26を通じて初期化される
ようになっており、また、上記リセットパルスRPによ
り前記信号保持部17も同時に初期化されるようになっ
ている。尚、遅延回路26は、入力された信号を所定の
短時間だけ遅延させる構成である。
【0025】27は玉貸機2の貸出高を示す前記計数パ
ルスP3 を前記入力部10を介して受ける貸出高計数部
で、これはリセット端子Rを通じて初期化されるように
なっており、入力される計数パルスP3 を順次加算して
その加算結果を上記初期化後における貸出高を示す数値
信号N8 として出力する。28は基準額記憶部で、これ
には任意に変更可能な基準額設定値Nxが記憶されてお
り、この実施例では基準額設定値Nxを500円相当値
としている。29は比較部で、これは上記基準額設定値
Nxと前記貸出高計数部27からの数値信号N8 とを比
較し、Nx≦N8 の状態となったとき、つまり玉貸機2
により500円相当量以上のパチンコ玉が貸出されたと
きにハイレベル信号を出力した状態を呈し、他の状態で
ローレベル信号を出力した状態を呈するようになってお
り、その出力はトランスファゲート30のゲート端子に
与えられる。尚、このトランスファゲート30も、その
ゲートにハイレベル信号が与えられた状態でのみ信号の
通過を許容するようになっている。
【0026】31は差玉設定値記憶部で、これには任意
に変更可能な負の差玉設定値Nyが記憶されており、こ
の実施例では差玉設定値Nyを「−1」としている。3
2は比較部で、これは上記差玉設定値Nyと前記減算部
14からの数値信号N7 とを比較し、Ny≧N7 の状態
時、つまりパチンコゲーム機1の差玉数が負の値にある
状態では出力端子Qからハイレベル信号を出力すると共
に出力端子Q′からローレベル信号を出力し、Ny<N
7 の状態時、つまりパチンコゲーム機1の差玉数が零若
しくは正の値にある状態では出力端子Qからローレベル
信号を出力すると共に出力端子Q′からハイレベル信号
を出力するようになっている。
【0027】そして、比較部32の出力端子Qからのハ
イレベル信号は、前記トランスファゲート30を通じて
第1の検出信号S1 として出力されるものであり、この
第1の検出信号S1 によって、前記アウト玉計数部1
2、セーフ玉計数部13がOR回路24を通じて初期化
されると共に、前記アウト玉計数部4、セーフ玉計数部
6、貸出高計数部9がOR回路24、25及び遅延回路
26を通じて初期化されるようになっている。また、上
記第1の検出信号S1 は、情報処理部11のセット端子
A3 にも与えられる。
【0028】34は第1の客交替回数計数部で、これは
前記第1の検出信号S1 の出力回数を計数し、その計数
結果をパチンコゲーム機1における第1の客交替数(パ
チンコ玉の貸出を伴う遊技客の交替数)を示すデータ
(本発明でいう管理用データに相当)として記憶部19
に記憶させるようになっている。
【0029】パチンコゲーム機1から出力される特賞信
号Sfは、入力部35介した後にOR回路36aに対し
て直接並びにインバータ36bを介して入力されるよう
になっており、上記OR回路36aの出力は前記OR回
路25に入力されるようになっている。従って、アウト
玉計数部4、セーフ玉計数部6、貸出高計数部9は、特
賞信号Sfの出力開始時及び出力停止時において、遅延
回路26の遅延時間経過後に初期化される。また、上記
OR回路36aの出力は、情報処理部11のセット端子
A1 に与えられるようになっている。尚、37は特賞回
数計数部で、これは入力部35を介して入力される特賞
信号Sfを計数し、その計数結果をパチンコゲーム機1
における特賞回数を示すデータ(本発明でいう管理用デ
ータに相当)として記憶部19に記憶させるようになっ
ている。
【0030】前記比較部21からの打込信号Saは、ト
ランスファゲート38のゲート端子にも入力されてこれ
を導通させるようになっており、このトランスファゲー
ト38が導通された状態では、前記減算部7からの数値
信号N3 が3比較部39に与えられる。この比較部39
は、上記数値信号N3 と前記貸出高計数部9からの数値
信号N4 とを比較し、N3 >N4 の関係になった場合、
つまり減算部7の初期化後における差玉数が貸出高計数
部9の初期化後における玉貸機2による貸出高に対応し
たパチンコ玉数より多い場合には、第2の検出信号S2
を出力するものであり、この第2の検出信号S2 は、前
記OR回路24の入力端子並びに情報処理部11のセッ
ト端子A4 に与えられる。
【0031】40は持込玉数計数部で、これは上記第2
の検出信号S2 が出力された時点からの前記数値信号N
3 の増加量を計数し、その計数結果を示す数値信号N9
を遊技者による持込パチンコ玉数(他のパチンコゲーム
機から持込んだパチンコ玉数)データ(本発明でいう管
理用データに相当)として情報処理部11に与える。
尚、この持込玉計数部40は、前記OR回路24及び3
6aの出力によりOR回路40aを通じて初期化される
ようになっている。また、41は第2の客交替回数計数
部で、これは第2の検出信号S2 の出力回数を計数し、
その計数結果をパチンコゲーム機1における第2の客交
替数(パチンコ玉を持込んだ遊技者の交替数)を示すデ
ータ(本発明でいう管理用データに相当)として記憶部
19に記憶させるようになっている。
【0032】尚、上述したアウト玉計数部4、12、セ
ーフ玉計数部6、13、減算部7、14、除算部8など
によって本発明でいう管理用データ演算手段33が構成
されるものである。
【0033】さて、前記情報処理部11は、前記記憶部
19と共に本発明でいうデータ処理手段43を構成する
ものであり、そのセット端子A1 〜A4 に立上がり信号
が与えられる毎に各数値信号N0 、N1 、N 4、N3 、
N7 、N9 を記憶部19に記憶させるという記憶制御動
作を行う構成となっている。具体的には、情報処理部1
1は、各セット端子A1 〜A4 に対する信号入力状態に
応じて、以下〜の動作を行う。
【0034】セット端子A1 に立上り信号が与えられ
たとき、つまり特賞信号Sfの入力時及び入力停止時に
は、数値信号N0 、N1 、N3 、N5 、N7 により示さ
れる出玉率、アウト玉数、差玉数、貸出高、持玉数の各
データを記憶部19に記憶させる。 セット端子A2 に立上り信号が与えられたとき、つま
り打止信号Szが出力されたときには、上記各データを
打止発生を示すデータと共に記憶部19に記憶させる。 セット端子A3 に立上り信号が与えられたとき、つま
り第1の検出信号S1が出力されたときには、上記各デ
ータを客交替を示すデータと共に記憶部19に記憶させ
る。 セット端子A4 に立上り信号が与えられたとき、つま
り第2の検出信号S2が出力されたときには、上記各デ
ータ及び数値信号N9 により示される持込玉数を示すデ
ータを客交替を示すデータと共に記憶部19に記憶させ
る。そして、記憶部19の記憶内容は、プリンタ42を
通じてプリントアウトできるように構成されている。
【0035】次に、上記構成の作用のうち、本発明の要
旨に直接的に関連した部分についてのみ説明する。パチ
ンコゲーム機1で遊技が行われている状態時には、その
パチンコゲーム機1から計数パルスP1 及びP2 が出力
され、計数パルスP1 を加算するアウト玉計数部4及び
12から夫々アウト玉数を示す数値信号N1 及びN5 が
出力されると共に、計数パルスP2 を加算するセーフ玉
計数部6及び13から夫々セーフ玉数を示す数値信号N
2 及びN6 が出力される。これにより、減算部7及び1
4は、上記数値信号N1 、N2 の差及び数値信号N5 、
N6 の差を順次演算して、各演算結果を夫々パチンコゲ
ーム機1の差玉数を示す数値信号N3 及びN7 として出
力する。また、除算部8は、数値信号N1 、N2 に基づ
いた演算により出玉率を示す数値信号N0 を出力する。
【0036】この場合、減算部14からの数値信号N7
が零以上ある状態、つまりパチンコゲーム機1が打込状
態にあるときには、比較部21から打込信号Sa(ハイ
レベル信号)が出力されるようになり、その打込信号S
aはインバータ22によりローレベル信号に反転されて
トランスファゲート12aのゲート端子に与えられるこ
とになる。
【0037】このため、トランスファゲート12aが計
数パルスP1 の通過を阻止するようになり、従ってパチ
ンコゲーム機1が打込状態にある期間には、アウト玉計
数部12による計数パルスP1 の加算動作が停止され、
これによりパチンコゲーム機1において遊技者により打
込状態となったパチンコ玉数については、これが減算部
14での差玉数の演算結果に反映されないようになる。
この結果、パチンコゲーム機1が二以上の遊技者による
遊技を経て打止に至った場合に、遊技者が獲得するパチ
ンコ玉数が打止設定値Nzより多くなる事態が防止され
る。
【0038】一方、上記数値信号N7 が負の値にある状
態、つまり遊技者がパチンコ玉を獲得した状態にあると
きには、比較部21から打込信号Saが出力されること
がないから、トランスファゲート12aが計数パルスP
1 の通過を許容している。この状態で、遊技者が獲得す
るパチンコ玉数が増加して減算部14により演算される
差玉数が負の方向に増大し、以て数値信号N7 が打止設
定値Nzに達したときには、比較部16から打止信号S
zが出力されると共に、これを信号保持部17が保持す
るようになるから、この打止信号Szに基づいてパチン
コゲーム機1が打止状態に切換えられる。
【0039】尚、斯かる打止状態を解除するには、開放
手段23を操作してこれからリセットパルスRPを出力
させ、以てアウト玉計数部12、セーフ玉計数部13及
び信号保持部17を初期化すれば良い。また、上記打止
信号Szは打止回数計数部18により計数され、その計
数結果つまりパチンコゲーム機1の打止回数は記憶部1
9に記憶されるようになる。
【0040】さて、差玉数を示す前記数値信号N7 が負
の値にある状態では、比較部32は、その出力端子Qか
らハイレベル信号を出力し、出力端子Q′からローレベ
ル信号を出力している。この状態で、貸出高計数部27
からの数値信号N8 、つまり玉貸機2からの計数パルス
P3 の計数結果を示す数値信号N8 が基準額設定値Nx
(500円相当値)に達したときには、比較部29から
ハイレベル信号が出力されてトランスファゲート30が
信号の通過を許容した導通状態となる。
【0041】従って、数値信号N7 が負の値にある状態
で玉貸機2が500円相当量以上のパチンコ玉の貸出動
作を行なったときには、トランスファゲート30から第
1の検出信号S1 が出力されて、アウト玉計数部12、
セーフ玉計数部13の計数内容が初期化されるため、減
算部14の計数内容が初期化されるようになる。
【0042】ここで、前記数値信号N7 が負の値にある
状態、つまりパチンコゲーム機1での遊技者がパチンコ
玉を獲得した状態にあるときには、当然のことながら当
該遊技者は玉貸機2から500円相当量ものパチンコ玉
の貸出を受けることがない。従って、数値信号N7 が負
の値にある状態において前述のように第1の検出信号S
1 が出力された場合には、これを遊技者が交替したもの
と判断することができる。
【0043】即ち、斯様に第1の検出信号S1 が出力さ
れたときには、パチンコゲーム機1での遊技者交替が行
われたものとして減算部14の演算内容が初期化される
ものであり、これにてパチンコゲーム機1が二以上の遊
技者による遊技を経て打止に至った場合に、遊技者が獲
得するパチンコ玉数が打止設定値Nzより少なくなる事
態を未然に防止できるようになる。尚、上記第1の検出
信号S1 は、第1の客交替回数計数部34により計数さ
れ、その計数結果つまりパチンコゲーム機1での第1の
客交替回数は記憶部19に記憶されるようになる。
【0044】また、減算部7からの数値信号N3 により
示される差玉数が貸出高計数部9からの数値信号N4 に
より示される貸出高(玉貸機2による貸出高)に対応し
たパチンコ玉数より多い状態、即ち他のパチンコゲーム
機1からパチンコ玉が持込まれた状態では、比較部39
が第2の検出信号S2を発生し、これによりOR回路2
4などを通じて各計数部4、5、9、12、13が初期
化されるものであり、このように検出信号S2 が出力さ
れた場合には、パチンコゲーム機1において遊技者が交
替したものと判断することができる。尚、上記第2の検
出信号S2 は、第2の客交替回数計数部41により計数
され、その計数結果つまりパチンコゲーム機1での第2
の客交替回数は記憶部19に記憶されるようになる。
【0045】一方、上述のように第1の検出信号S1 及
びリセットパルスRPが出力された各場合には、アウト
玉計数部4、セーフ玉計数部6、貸出高計数部9が遅延
回路26を通じて初期化されるようになる。また、これ
らアウト玉計数部4、セーフ玉計数部6、貸出高計数部
9は、パチンコゲーム機1から特賞信号Sfが出力開始
されたとき及び出力停止されたときにも遅延回路26を
通じて初期化される。従って、情報処理部11に対して
与えられる数値信号N0 、N1 、N3 及びN4、つまり
パチンコゲーム機1の出玉率データ、アウト玉数デー
タ、差玉数データ及び玉貸機2の売上データは、以下
(a)〜(e)の各時点からの各データを示すことにな
る。
【0046】(a)パチンコゲーム機1の遊技者が交替
して当該遊技者が玉貸機2から貸出を受けたパチンコ玉
で遊技を開始した時点(第1の検出信号S1 の出力時
点)。 (b)パチンコゲーム機1の遊技者が交替して当該遊技
者が他から持ち込んだパチンコ玉で遊技を開始した時点
(第2の検出信号S2 の出力時点)。 (c)パチンコゲーム機1の打止状態が開放手段23に
より解除された時点(リセットパルスRPの出力時
点)。 (d)パチンコゲーム機1での特賞状態発生時点(特賞
信号Sfの出力開始時点)。 (e)パチンコゲーム機1での特賞状態終了時点(特賞
信号Sfの出力停止時点)。
【0047】この場合、情報処理部11は、特賞信号S
fの出力時点及び出力停止時点、打止信号Szの出力時
点、第1及び第2の検出信号S1 及びS2 の出力時点に
おいて、前記各数値信号N0 、N1 、N3 、N4 を減算
部14からの数値信号N7 、及び持込玉数計数部40か
らの数値信号N9 、並びに打止発生を示すデータ、客交
替を示すデータと共に記憶部19に記憶させる構成とな
っており、従って記憶部19には、前記(a)〜(e)
の各時点からのパチンコゲーム機1の出玉率データ、ア
ウト玉数データ、差玉数データ及び玉貸機2の売上デー
タが記憶されると共に、数値信号N7 により示される遊
技者の持玉、数値信号N9 により示される遊技者による
持込玉、並びに打止発生、客交替を示すデータが同時に
記憶されるものである。
【0048】そして、記憶部19の記憶内容は、プリン
タ42によって例えば第2図のようにプリントアウトさ
れるようになっている。具体的には、パチンコゲーム機
1での遊技者の交替毎、打止の発生毎、特賞状態の発生
及び終了毎におけるアウト玉数、差玉数、出玉率などの
データ、つまり本発明でいうパチンコゲーム機1毎の管
理用データに対して、当該パチンコゲーム機1に対応し
た玉貸機2についての売上データを組み合わせた履歴デ
ータAがプリントアウトされるようになっている。尚、
上記履歴データA中には、パチンコゲーム機1での打止
回数、特賞回数、第1の客交替回数、第2の客交替回数
についてのデータも含まれている。
【0049】要するに、本実施例の構成によれば、パチ
ンコゲーム機1の出玉状況の推移を示す管理用データと
当該パチンコゲーム機1と対応するように設置された玉
貸機2での売上状況の推移とを示す売上データとを有機
的に結合させた履歴データ(図2に符号Aにより示す)
を自動的に得ることができるものであり、斯様な履歴デ
ータに基づいてパチンコゲーム機の釘調整を容易且つ的
確に行い得るようになる。
【0050】尚、第2図中において、「*」印は打止発
生を示すデータ或は客交替を示すデータに対応し、持込
玉数、アウト玉数、差玉数、持玉数の各データは、実際
の数値の1/10を示す。
【0051】また、上記実施例において、開放手段23
からリセットパルスRPが出力された時点においても情
報処理部11による記憶部19への記憶制御動作を行う
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図2】記憶部の記憶内容の出力例を示す図
【符号の説明】
図面中、1はパチンコゲーム機、2は玉貸機、3は管理
装置、4、12はアウト玉計数部、6、13はセーフ玉
計数部、9は貸出高計数部(売上データ演算手段)、1
1は情報処理部、19は記憶部、33は管理用データ演
算手段、43はデータ処理手段を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコゲーム機側から出力されるアウ
    ト玉数信号及びセーフ玉数信号並びにそのパチンコゲー
    ム機と1対1で対応するように設置された玉貸機側から
    出力される貸出信号に基づいてパチンコゲーム機の収支
    演算を行うようにしたパチンコゲーム機の管理装置にお
    いて、 前記各玉数信号に基づいてパチンコゲーム機毎の出玉状
    況を示す管理用データを演算する管理用データ演算手段
    と、 前記貸出信号に基づいて玉貸機毎の売上状況を示す売上
    データを演算する売上データ演算手段と、 個々のパチンコゲーム機についての前記管理用データに
    対して当該パチンコゲーム機に対応した玉貸機について
    の前記売上データを組み合わせた履歴データを作成して
    出力するデータ処理手段とを備えたことを特徴とするパ
    チンコゲーム機の管理装置。
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