JP2831121B2 - 送風機 - Google Patents

送風機

Info

Publication number
JP2831121B2
JP2831121B2 JP32685490A JP32685490A JP2831121B2 JP 2831121 B2 JP2831121 B2 JP 2831121B2 JP 32685490 A JP32685490 A JP 32685490A JP 32685490 A JP32685490 A JP 32685490A JP 2831121 B2 JP2831121 B2 JP 2831121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotating shaft
fan
motor outer
fans
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32685490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04194398A (ja
Inventor
康幸 高木
博三 今井
周滋 釜谷
新二 金林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32685490A priority Critical patent/JP2831121B2/ja
Publication of JPH04194398A publication Critical patent/JPH04194398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2831121B2 publication Critical patent/JP2831121B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は送風機、特に互いに逆方向に回転する一対の
ファンを備えた送風機に関するものである。
【従来の技術】
互いに逆方向に回転する一対のファンを備えたものと
して、実開昭61−31696号公報に示されたものがある。
これは第3図に示すように、器体1に回転自在に支持さ
れている回転軸2にモータインナー3及びファン51を固
着するとともに、回転軸2に対して遊転自在となってい
るモータアウター4に他方のファン52を固着したもので
あって、回転軸2に設けられるとともにモータインナー
3に接続された整流子21に、モータアウター4に設けら
れた刷子22が接触している。またモータアウター4には
刷子22とつながったスリップリング23が設けられてお
り、器体1に設けた刷子24がこのスリップリング23に接
触している。 このようなモータインナー3とモータアウター4とで
構成されるモータは、その回転時、モータインナー3と
モータアウター4の両者が夫々互いに逆方向に回転する
ものであり、この結果、一対のファン51,52も互いに逆
方向に回転する。
【発明が解決しようとする課題】
この場合、モータアウター4側の刷子22と、モータイ
ンナー3側の整流子21とは互いに逆方向に回転するため
に、両者の周速はファン51とファン52の回転数を加算し
たものと等しくなり、従来のモータよりもチャタリング
が発生し易くなるとともに、寿命や電波障害の問題、あ
るいは騒音が大きくなるという問題がある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところはモータインナーとモータアウター
とを互いに逆方向に回転させるものにおいて、長寿命化
と騒音の低減、そして電波障害の低減を図ることができ
る送風機を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、器体に回転自在に支持された回転
軸と、この回転軸に固着されたモータアウターと、回転
軸に対して回転自在に支持されるとともにモータアウタ
ーと対向するモータインナーと、モータインナーの一端
側に設けられた回路ブロックと、モータアウター側に設
けられたファンと、モータインナー側に設けられたファ
ンとからなり、モータアウターのマグネットの磁気を磁
気検出素子で検出してモータインナーのコイルに流す電
流を切り換える回路ブロックは、器体に設けられた刷子
と接触するスリップリングを備えていることに特徴を有
している。 [作用] 本発明によれば、回路ブロックによってモータインナ
ーとモータアウターとの間を非接触とすることができ
る。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、器
体1は円筒状の風洞10と、この風洞10の両端に配設され
たエンドブラケット11,11で構成されており、両エンド
ブラケット11,11間には回転軸2が架設されている。各
エンドブラケット11,11に軸受け12,12を介して支持され
ることで器体1に対して回転自在となっている回転軸2
の一端側には、ヨーク41及びマグネット42からなるモー
タアウター4が固着されている。 また回転軸2の中央部外周には、夫々軸受13,13を介
してパイプ14が取り付けられており、回転軸2に対して
遊転自在なパイプ14の一端側外周には、鉄芯31とコイル
32とからなるモータインナー3が固着されて、上記モー
タアウター4の内周側にモータインナー3が位置してい
る。 そしてパイプ14の他端側には、駆動回路が実装された
プリント基板16を回路ケース15に納めた駆動回路ブロッ
ク7が固着されている。またこのプリント基板16に接続
されたホール素子等の磁気検出素子17がモータインナー
3側に向けて突出して、モータアウター4におけるマグ
ネット42の内周側に位置している。 更に上記回路ケース15には、スリップリング23が外周
側に設けられた円筒状の端子台18が固着されており、こ
のスリップリング23にはエンドブラケット11に設けられ
た刷子24が接触している。 一対のファン51,52は、モータインナー3と一体に回
転する駆動回路ブロック7の外周面と、モータアウター
4の外周面とに各々固着されている。 しかしてこのものにおいては、刷子24,24間に電圧を
印加すると、上記駆動回路がマグネット42位置に応じた
電流をコイル32に流すために、モータアウター4とモー
タインナー3とが吸引反発を繰り返して互いに反対方向
に回転し、この結果、ファン51,52も互いに逆方向に回
転する。 ここにおいては、モータインナー3及びモータアウタ
ー4は共に回転自在となってはいるが、摺動部があるた
めに回転ロストルクがある。そして両者の回転ロストル
クに大きな差があれば、回転ロストルクの小さい方だけ
回転し、大きい方は静止したままとなったり、両者の回
転数の差が大きくて送風効率が悪くなる。今、静止物に
対するモータアウター4の回転ロストルクを考えると、
これは軸受け12,12と回転軸2に発生するロスであり、
静止物に対するモータインナー3の回転ロストルクは、
スリップリング23と刷子24との間に発生するロスである
から、この両ロストルクがほぼ同一となるように、回転
軸2と軸受け12との間のクリアランス、軸受油、面粗
さ、接触面積、刷子24とスリップリング23との間の接触
面積、面粗さ、刷子圧力等を制御することで、一対のフ
ァン51,52の回転数がほぼ同じとなり、送風効率を高め
ることができる。 この時、両ファン51,52の回転数を完全に一致させる
よりも、風の流れに対して吐出側となる方に位置するフ
ァン51,52の回転数を吸い込み側となる他方のファン52,
51の回転数より高くした方が、送風効率は高くなる。 第2図に他の実施例を示す。これは風洞10の内面に軸
方向にスライド自在なスライダー6を配置して、このス
ライダー6をファン51側に移動させて爪61で係止すれ
ば、スライダー6がファン51と接触してファン51の回転
を止めるために、ファン52のみが回転するようにしたも
のである。一方のファン52のみを回転させるか、両ファ
ン51,52を共に回転させるかによって、風量の制御を行
えるものである。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、回路ブロックによっ
てモータインナーとモータアウターとの間を非接触とす
ることができるものであり、これに伴って長寿命化と騒
音の低減、そして電波障害の低減を図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は他の実施
例の断面図、第3図は従来例の断面図であって、1は器
体、2は回転軸、3はモータインナー、4はモータアウ
ター、7は駆動回路ブロック、23はスリップリング、24
は刷子を示す。
フロントページの続き (72)発明者 金林 新二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−31696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 25/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体に回転自在に支持された回転軸と、こ
    の回転軸に固着されたモータアウターと、回転軸に対し
    て回転自在に支持されるとともにモータアウターと対向
    するモータインナーと、モータインナーの一端側に設け
    られた回路ブロックと、モータアウター側に設けられた
    ファンと、モータインナー側に設けられたファンとから
    なり、モータアウターのマグネットの磁気を磁気検出素
    子で検出してモータインナーのコイルに流す電流を切り
    換える回路ブロックは、器体に設けられた刷子と接触す
    るスリップリングを備えていることを特徴とする送風
    機。
  2. 【請求項2】モータアウター側の回転ロストルクとモー
    タインナー側の回転ロストルクとがほぼ同一とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 【請求項3】風の流れに対して吐出側に位置するファン
    の回転数が吸い込み側に位置するファンの回転数よりも
    高くされていることを特徴とする請求項1記載の送風
    機。
  4. 【請求項4】いずれか一方のファンを固定自在としてい
    ることを特徴とする請求項1記載の送風機。
JP32685490A 1990-11-27 1990-11-27 送風機 Expired - Fee Related JP2831121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32685490A JP2831121B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32685490A JP2831121B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04194398A JPH04194398A (ja) 1992-07-14
JP2831121B2 true JP2831121B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=18192463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32685490A Expired - Fee Related JP2831121B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2831121B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002021777A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Michihiro Nishi ジェットファン
JP2010007546A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Sadayuki Amiya 二重反転式同期送風機
EP3959805A4 (en) * 2019-04-23 2023-01-11 CR Flight L.L.C. CONTRA-ROTATING AXIAL ELECTRIC MOTOR ARRANGEMENT

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04194398A (ja) 1992-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6896492B2 (en) Magnetically driven air moving apparatus, with magnetically tipped fan blades and a single field coil and core
JP3200281B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2831121B2 (ja) 送風機
US4491094A (en) Vacuum pump-radiator fan drive system
JP3768846B2 (ja) 電動機の回転子組立及び送風機及び空気調和機
GB2102216A (en) Noise reducing motor fan drive
JPH08237895A (ja) 電動機の回転子
JPH0312045Y2 (ja)
JPH0819204A (ja) モータ
JPH0333176Y2 (ja)
CN212362226U (zh) 风机组件和空调
JP3505668B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH10143989A (ja) モータ
JP3505667B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH08177859A (ja) ファン用軸受
JPH0631355U (ja) 直流電動機
JPH05168183A (ja) モータの防振装置
JP2000354350A (ja) ファンモータ
KR200210433Y1 (ko) 편평형 직류 무정류자 전동기
JPH0312044Y2 (ja)
KR100371492B1 (ko) 브러쉬리스 모터
JPH0736580U (ja) 電動機のブラシ構造
JPH06351192A (ja) 回転翼装置
CN114844268A (zh) 一种内转子电机
KR20230113476A (ko) 환형 모터

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees