JP2830940B2 - 変調磁界発生装置 - Google Patents

変調磁界発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光磁気記録方式における変調磁界発生装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の変調磁界発生装置は一般に第3図に示
すような構成になっている。ここでは、変調磁界発生装
置32は光学ヘッド31に対向する位置にアーム35にて、光
磁気ディスク30を挾むように配設されており、そのコイ
ルに対して情報信号源33から信号電流をうける。一方、
光磁気ディスク30はスピンドルモータ34で回転駆動され
る。上記変調磁界発生装置32は、例えば、第4図に示す
ように、磁性体ブロック1上に導体パターンにより端子
4を形成し、その内端に上方に連なる接続点6を構成す
るように上記接続点および端子4を残して絶縁層7を積
層し、ここに渦巻状の導体パターンによってプリントコ
イル3を形成することで上記コイル内端を上記接続点6
に接続すると共に、その外端を上記絶縁層7の縁から磁
性体ブロック1にかけて設けた端子5に接続するように
構成されている。
この変調磁界発生装置32は光磁気記録媒体、ここでは
光磁気ディスク30の磁化の方向を反転させるために必要
で十分な磁界を上記記録媒体に印加する必要がある。し
かし、記録密度の向上や高速動作の要求から、所望の磁
界強度を得ることが困難である。そこで、上記変調磁界
発生装置に供給する信号電流を大きくすれば、所望の磁
界強度を得ることが可能であるが、消費電力の増大、発
熱、導体パターンの断線といった弊害を生じる。
(発明が解決しようとする課題) 変調磁界発生装置に供給する信号電流を大きくするこ
となく所望の磁界強度を得るためには、変調磁界発生装
置と光磁気記録媒体との間隔tを小さくすればよいが、
上記記録媒体の面振れ、厚さムラ、反りなどの形状的欠
陥によって、上記変調磁界発生装置が上記記録媒体の表
面に接触し、もしくなゴミなどの巻込みにより、上記記
録媒体の表面に、その保護膜の厚さ以上の傷を付けるお
それがある。また、変調磁界発生装置自体も破損され、
記録・再生が行えなくなるというおそれがある。
(発明の目的) 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、たと
え、記録媒体側に面振れ、厚さムラ、反りなどの形状的
欠陥があっても、接触による変調磁界発生装置側の破損
や光磁気記録媒体の傷を回避あるいは軽減できる状態
で、両者の間隔を可及的に小さくさせることができる変
調磁界発生装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本発明では、光磁気記録媒体に光学ヘッド
からの光ビームを照射して温度上昇させると共に変調磁
界を印加して磁化配向を有する磁区の向きをかえ、情報
を記録するようにした光磁気記録方式において、主たる
磁界成分が上記記録媒体の記録層に対して垂直となるよ
うに配置された磁界発生用コイルが上記記録媒体の記録
層に対向した平面において、螺旋状の巻線部を具備し、
かつ上記巻線部が、その外周部よりも内周部が上記記録
媒体に接近するように構成されている。
(作用) したがって、変調磁界発生装置の傾き、光磁気記録媒
体の面振れ、厚さムラ、反りなどがあっても、両者はた
とえ接触しても、広い面積で接するので、損傷を回避
し、あるいは軽減することができる。したがって、可及
的に両者の間隔を小さくできるから、比較的小電力で所
望の磁界強度が得られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明
する。ここでは、第1図(a),(b)に示すように、
光磁気記録媒体と対向する磁性体ブロック1の面が外周
から内周に近づくにつれ、上記記録媒体との間隔が小さ
くなるような曲面を持ち、この面上に導体パターンによ
り端子4を形成し、その内端に上方に連なる接続点6を
構成するように上記接続点6および端子4の外端を残し
て絶縁層7をその上に積層する。また、上記絶縁層7上
にらせん状の導体パターンによって、プリントコイル3
を形成し、そのコイル内端を上記接続点6に接続すると
共に、その外端を上記絶縁層7の縁から磁性体ブロック
1にかけて設けた端子5に接続する。上記構成の変調磁
界発生装置と第4図に示した従来の変調磁界発生装置と
に対するそれぞれの光磁気記録媒体の間隔に対する比較
を第2図を参照しながら説明する。今、光磁気記録媒体
に対して、変調磁界発生装置が平行な面より約10度傾向
いた場合を想定すると、第2図から明らかなように、上
記変調磁界発生装置の対向面が曲面になっているため、
従来の場合(a)に比べて上記間隔がcの距離だけ減少
する。換言すれば、間隔cの距離だけ間隔を狭くしても
よいことになる。また、第2図(a)の従来例では、最
外周のエッジ部が記録媒体の表面に接する形となるか
ら、記録媒体側の面振れ、厚さムラ、反りなどで接触が
起った時、記録媒体表面の保護膜を損傷するおそれがあ
るが、第2図(b)の本発明の形態では、曲面の一部が
広い面積で接触することになるので、上述の傷を回避で
き、あるいは軽減させることができる。
なお、上記実施例において、符号2は変調磁界発生装
置の対向面を覆う保護層である。
上記実施例において、上記対向面の曲面は球面など三
次曲面でもよいが、製作上の点を考慮した場合、記録媒
体の旋回方向に対してシリンドリカルな二次曲面であっ
てもよい。
(発明の効果) 本発明は以上詳述したように、変調磁界発生装置の取
付け誤差による傾向きや、光磁気記録媒体の面振れ、厚
さムラ、反りなどがあっても、ゴミなどを巻込む発生確
率が減少し、接触した場合でも広い面積で接するため損
傷を回避あるいは軽減できる。したがって、両者間の間
隔を可及的に減少させることが可能で、小出力でも所望
の磁界強度が確保でき、また、両者の信頼性も向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の一実施例を示す上面図
および断面図、第2図(a),(b)は従来例と本発明
の実施例との比較を模式的に示した図、第3図はバイア
ス磁界発生器の構成を示す光磁気記録装置の模式図、第
4図は従来例の上面図および断面図である。 1……磁気体ブロック、2……保護膜(絶縁層)、3…
…プリントコイル、4,5……端子、6……接続点、7…
…絶縁層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録媒体に光学ヘッドからの光ビー
    ムを照射して温度上昇させると共に変調磁界を印加して
    磁化配向を有する磁区の向きをかえ、情報を記録するよ
    うにした光磁気記録方式において、主たる磁界成分が上
    記記録媒体の記録層に対して垂直となるように配置され
    た磁界発生用コイルが上記記録媒体の記録層に対向した
    平面において、螺旋状の巻線部を具備し、かつ上記巻線
    部が、その外周部よりも内周部が上記記録媒体に接近す
    るように構成されていることを特徴とする変調磁界発生
    装置。
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