JP2830856B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JP2830856B2
JP2830856B2 JP23349996A JP23349996A JP2830856B2 JP 2830856 B2 JP2830856 B2 JP 2830856B2 JP 23349996 A JP23349996 A JP 23349996A JP 23349996 A JP23349996 A JP 23349996A JP 2830856 B2 JP2830856 B2 JP 2830856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像符号化装置に関
し、特に画像符号化に際してフレーム内符号化を行うリ
フレッシュ動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像符号化装置においては、通
常、動画像信号の高能率符号化に動き補償予測が用いら
れる。しかしながら、動き補償予測は伝送路誤り等によ
るミスマッチを伝搬するため、画像符号化を行う際に送
信側から受信側への伝送路誤りの影響がいつまでも残存
することを防ぐ目的で、送信側のローカルデコード画像
と受信側のデコード画像との不一致が生じた場合でも速
やかに一致させられるように周期的にフレーム内符号化
(イントラ符号化)によるリフレッシュ動作を行ってい
る。このフレーム内符号化は動画像信号を動き補償予測
を用いずに符号化する方法である。
【0003】上記の画像符号化装置においては、図8に
示すように、ラインカウンタ回路12と、リフレッシュ
タイミング発生回路14とを含んで構成されている。ラ
インカウンタ回路12は入力端子11から入力されるラ
イン同期信号hの入力回数を計数し、入力端子13から
符号化フレーム同期信号iが入力されるとその計数値を
リセットするようになっている。
【0004】リフレッシュタイミング発生回路14には
ラインカウンタ回路12から出力されるライン番号iと
入力端子11からフレーム番号kとが入力され、画面の
上のラインから下のラインヘと順番にリフレッシュ開始
信号lを生成して出力端子16から出力することで、図
示せぬ画像符号化部でリフレッシュ動作が実行されるよ
うにしている。この技術については、特開平04−20
7780号公報に記載されている。
【0005】上記の技術ではリフレッシュ動作時に動き
補償予測を用いないフレーム内符号化を実行し、非リフ
レッシュ動作時に動き補償予測を用いたフレーム間符号
化(インター符号化)を実行している。このフレーム内
符号化はフレーム間符号化と比較して再生画像の符号化
ノイズ変化が認められるため、上記のようなリフレッシ
ュ対象領域を画面の上から下に向けて移動させる方法の
場合、リフレッシュ対象領域がそのまま横筋状の帯とし
て動くのが検知される。
【0006】このように、周期的なリフレッシュ動作で
はリフレッシュ対象領域がそのまま横筋状の帯として画
面の上部から下部に移動するというリフレッシュ画像が
知覚されるので、そのリフレッシュ画像を目立たなくす
るためにリフレッシュ動作をランダムに行う方法が考案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像符
号化装置では、周期的に動き補償予測を用いないフレー
ム間符号化を用いてリフレッシュ動作を行っているの
で、リフレッシュ対象領域がそのまま横筋状の帯として
画面の上部から下部に移動するというリフレッシュ画像
が知覚され、結果として画質劣化と認識されてしまうこ
ととなる。
【0008】このリフレッシュ画像を目立たせない方法
として、リフレッシュ動作をランダムに行う方法が考案
されているが、リフレッシュ動作をランダムに行うと、
動き補償予測による誤り伝搬がいつまでも残存する可能
性がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、リフレッシュ画像を目立たせなくするとともに、
ランダムリフレッシュを行った場合の誤りがいつまでも
リフレッシュされずに伝搬し続けることを防止すること
ができる画像符号化装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による画像符号化
装置は、動画像信号の符号化において動き補償予測が用
いられかつ前記動き補償予測におけるミスマッチの伝搬
を防止するために前記動画像信号を前記動き補償予測を
用いないフレーム内符号化で符号化するリフレッシュ動
作を行う画像符号化装置であって、乱数を基にして前記
リフレッシュ動作を行う領域を設定するランダムリフレ
ッシュ領域設定手段と、前記ランダムリフレッシュ領域
設定手段による前記リフレッシュ動作を行う領域の設定
が連続して実施されない回数を前記領域毎に計数する計
数手段と、前記計数手段の計数値が予め設定された所定
値を越えた時にその計数値に対応する領域に対して前記
リフレッシュ動作を強制的に行うよう制御する制御手段
とを備えている。
【0011】本発明による他の画像符号化装置は、動画
像信号の符号化において動き補償予測が用いられかつ前
記動き補償予測におけるミスマッチの伝搬を防止するた
めに前記動画像信号を前記動き補償予測を用いないフレ
ーム内符号化で符号化するリフレッシュ動作を行う画像
符号化装置であって、乱数を基にして前記リフレッシュ
動作を行う領域を設定するランダムリフレッシュ領域設
定手段と、前記ランダムリフレッシュ領域設定手段によ
る前記リフレッシュ動作を行う領域の設定が連続して実
施されない回数を前記領域毎に計数する計数手段と、前
記計数手段の計数値が予め設定された設定値を越えた時
にその計数値に対応する領域を前記動き補償予測の参照
領域とすることを禁止する禁止手段とを備えている。
【0012】本発明による別の画像符号化装置は、動画
像信号の符号化において動き補償予測が用いられかつ前
記動き補償予測におけるミスマッチの伝搬を防止するた
めに前記動画像信号を前記動き補償予測を用いないフレ
ーム内符号化で符号化するリフレッシュ動作を行う画像
符号化装置であって、乱数を基にして前記リフレッシュ
動作を行う領域を設定するランダムリフレッシュ領域設
定手段と、前記ランダムリフレッシュ領域設定手段によ
る前記リフレッシュ動作を行う領域の設定が連続して実
施されない回数を前記領域毎に計数する計数手段と、前
記計数手段の計数値に基づいて強制的にリフレッシュ動
作を行う領域を設定する強制リフレッシュ領域設定手段
と、前記ランダムリフレッシュ領域設定手段で設定され
る領域及び前記強制リフレッシュ領域設定手段で設定さ
れる領域に対してリフレッシュ動作を指示する信号を生
成するリフレッシュ判定手段と、前記計数手段の計数値
を基に前記動き補償予測で参照されることを禁止する領
域を設定する動き補償禁止領域設定手段と、前記リフレ
ッシュ判定手段で生成された信号に基づいて前記フレー
ム内符号化及び前記動き補償予測を用いたフレーム間符
号化のうちのいずれか一方を実行する画像符号化手段と
を備えている。
【0013】本発明ではリフレッシュ動作をランダムに
行われることで、リフレッシュ対象領域が操作者の目で
知覚されにくくしている。同時に、非リフレッシュ動作
が連続して所定回数以上選択された領域に対して強制的
にリフレッシュ動作を行うことで、リフレッシュ動作の
ランダム制御を行っても伝送路誤りの影響が残存しない
ようにしている。
【0014】また、本発明では非リフレッシュ動作の連
続回数がしきい値以上の領域に対して動き補償予測の参
照領域とすることを禁止しているので、動き補償予測に
よる非リフレッシュ領域の移動に伴う伝送路誤りの影響
の残存を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図である。図において、本発明の一実
施例による画像符号化装置はランダムリフレッシュ領域
判定部1と、リフレッシュ判定部2と、強制リフレッシ
ュ領域設定部3と、連続非リフレッシュ回数計数部4
と、動き補償禁止領域設定部5と、画像符号化部6とか
ら構成されている。
【0016】ランダムリフレッシュ領域設定部1は乱数
を基にしてリフレッシュ動作を行う領域を設定し、ラン
ダムリフレッシュ信号aをリフレッシュ判定部2へ出力
する。リフレッシュ判定部2はランダムリフレッシュ領
域設定部1から出力されるランダムリフレッシュ信号a
と強制リフレッシュ領域設定部3から出力される強制リ
フレッシュ信号bとから当該領域をリフレッシュするか
どうかの判定を行い、リフレッシュ信号cを連続非リフ
レッシュ回数計数部4及び画像符号化部6に出力する。
【0017】強制リフレッシュ領域設定部3は連続非リ
フレッシュ回数計数部4から出力される計数値dを基に
各領域毎に条件判断を行い、強制的にリフレッシュ動作
を行うと判断した領域に対する強制リフレッシュ信号b
を生成してリフレッシュ判定部2に出力する。連続非リ
フレッシュ回数計数部4はリフレッシュ判定部2から出
力されるリフレッシュ信号cから各領域毎に非リフレッ
シュ動作が何回連続しているかを計数し、その計数値d
を強制リフレッシュ領域設定部3及び動き補償禁止領域
設定部5に出力する。
【0018】動き補償禁止領域設定部5は連続非リフレ
ッシュ回数計数部4から出力される計数値dを基に各領
域毎に条件判断を行い、動き補償予測の参照画像とする
ことを禁止すると判断した領域に対する動き補償禁止信
号eを生成して画像符号化部6に出力する。
【0019】画像符号化部6は入力端子8から入力され
る入力画像信号gをリフレッシュ判定部2から出力され
るリフレッシュ信号cに従つて動き補償予測を用いない
フレーム内符号化(イントラ符号化)または動き補償予
測を用いるフレーム間符号化(インター符号化)を実行
して符号化信号fを出力端子7に出力する。
【0020】図2は図1のランダムリフレッシュ領域設
定部1の構成を示すブロック図である。図において、ラ
ンダムリフレッシュ領域設定部1は乱数生成部1aと比
較部1bとを備えている。
【0021】乱数生成部1aは乱数を生成し、その乱数
を比較部1bに出力する。比較部1bは乱数生成部1a
から入力された乱数と所与のしきい値Aとを比較し、乱
数がしきい値Aよりも大きいときにランダムリフレッシ
ュ信号aを出力する。このランダムリフレッシュ領域設
定部1においてはランダムリフレッシュの生起確率がし
きい値Aによって設定される。
【0022】図3は図1のリフレッシュ判定部2の構成
を示すブロック図である。図において、リフレッシュ判
定部2はオア演算部2aを備えている。オア演算部2a
はランダムリフレッシュ領域設定部1からのランダムリ
フレッシュ信号aと強制リフレッシュ領域設定部3から
の強制リフレッシュ信号bとのオア演算を行い、その演
算結果をリフレッシュ信号cとして出力する。
【0023】図4は図1の強制リフレッシュ領域設定部
3の構成を示すブロック図である。図において、強制リ
フレッシュ領域設定部3は比較部3aを備えている。比
較部3aは連続非リフレッシュ回数計数部4からの計数
値dと所与のしきい値Bとを比較し、計数値dがしきい
値Bよりも大きいときに強制リフレッシュ信号bを出力
する。
【0024】図5は図1の連続非リフレッシュ回数計数
部4の構成を示すブロック図である。図において、連続
非リフレッシュ回数計数部4はクリア付き+1加算部4
aと、RAM(ランダムアクセスメモリ)4bと、符号
化領域アドレス生成部4cとを備えている。
【0025】符号化領域アドレス生成部4cは各領域の
計数結果を格納するRAM4bのアドレスを全て順番に
生成してRAM4bに供給する。RAM4bは符号化領
域アドレス生成部4cから供給されるアドレスに示され
たデータをクリア付き+1加算部4aへ供給する。
【0026】クリア付き+1加算部4aはRAM4bか
らのデータのうちリフレッシュ判定部2からのリフレッ
シュ信号cによって指定される領域の計数値dを0クリ
アし、リフレッシュ信号cによって指定されない他の領
域の計数値dに1を加算した後にRAM4bに供給する
とともに、外部に出力する。
【0027】図6は図1の動き補償禁止領域設定部5の
構成を示すブロック図である。図において、動き補償禁
止領域設定部5は比較部5aを備えている。比較部5a
は連続非リフレッシュ回数計数部4からの計数値dと所
与のしきい値Cとを比較し、計数値dがしきい値Cより
も大きいときに動き補償禁止信号eを出力する。
【0028】第7図は図1の画像符号化部6の構成を示
すブロック図である。図において、画像符号化部6はR
AM6aと、動きベクトル設定部6bと、セレクタ6
c,6fと、動きベクトル検出部6dと、フレームメモ
リ6eと、加算器6gと、離散コサイン逆変換部6h
と、逆量子化部6iと、減算器6jと、離散コサイン変
換部6kと、量子化部6lと、可変長符号化部6mとか
ら構成されている。
【0029】減算器6jは入力画像信号gからセレクタ
6fで選択された予測信号を減算し、予測誤差信号を離
散コサイン変換部6kに出力する。離散コサイン変換部
6kは減算器6jからの予測誤差信号の離散コサイン変
換を実行し、離散コサイン変換係数を量子化部6lに出
力する。
【0030】量子化部6lは離散コサイン変換部6kか
らの離散コサイン変換係数の量子化処理を行い、量子化
係数を可変長符号化部6m及び逆量子化部6iに出力す
る。可変長符号化部6mは量子化部6lからの量子化係
数と動きベクトル検出部6dからの動きベクトル情報と
の可変長符号化を行い、符号化信号fを出力する。
【0031】逆量子化部6iは量子化部6lからの量子
化係数の逆量子化処理を行い、再生離散コサイン変換係
数を離散コサイン逆変換部6hに出力する。離散コサイ
ン逆変換部6hは逆量子化部6iからの再生離散コサイ
ン変換係数の離散コサイン逆変換を行い、再生予測誤差
信号を加算器6gに出力する。
【0032】加算器6gは離散コサイン逆変換部6hか
らの再生予測誤差信号とセレクタ6fで選択された予測
信号との加算処理を行い、ローカルデコード信号をフレ
ームメモリ6eに出力する。フレームメモリ6eは加算
器6gからのローカルデコード信号の書込み及び動きベ
クトル検出部6dからの動きべクトル情報に従った動き
補償予測信号の読出しを行い、動き補償予測信号をセレ
クタ6kに出力する。
【0033】セレクタ29はフレームメモリ6eからの
動き補償予測信号または一定信号“0”のどちらかをリ
フレッシュ信号cによって選択し、予測信号を加算器6
gと減算器6jとに出力する。動きベクトル検出部6d
は入力画像信号gから評価値演算を行い、最適な動きベ
クトル情報をフレームメモリ6eと可変長符号化部6m
とに出力する。動きベクトル設定部6bは探索範囲内の
動きベクトル情報を順次生成してRAM6aとセレクタ
6cとに出力する。
【0034】RAM6aは動きベクトル設定部6bから
の動きベクトルが“0”ベクトルのときに動き補償禁止
信号eを格納し、各動きベクトルに対応した領域が動き
補償禁止かどうかを示す信号をセレクタ6cに出力す
る。セレクタ6cはRAM6aからの信号に従って動き
補償禁止の時に“0”ベクトルを選択し、動き補償禁止
以外の時に動きベクトル情報を選択して動きベクトル検
出部6dに出力する。
【0035】このように、ランダムリフレッシュ領域設
定部1で乱数を基にしてリフレッシュ動作を行う領域を
設定し、このリフレッシュ領域の設定が連続して実施さ
れない回数を連続非リフレッシュ回数計数部4で計数す
るとともに、その計数値が予め設定されたしきい値Bを
越えた時に強制リフレッシュ領域設定部3からその計数
値に対応する領域に対してリフレッシュ動作を強制的に
行う指示することによって、リフレッシュ画像を目立た
せなくするとともに、ランダムリフレッシュを行った場
合の誤りがいつまでもリフレッシュされずに伝搬し続け
ることを防止するこことができる。
【0036】また、ランダムリフレッシュ領域設定部1
で乱数を基にしてリフレッシュ動作を行う領域を設定
し、このリフレッシュ領域の設定が連続して実施されな
い回数を連続非リフレッシュ回数計数部4で計数すると
ともに、その計数値が予め設定されたしきい値Cを越え
た時にその計数値に対応する領域を動き補償禁止領域設
定部5で動き補償予測の参照領域とするのを禁止するこ
とによって、リフレッシュ画像を目立たせなくするとと
もに、ランダムリフレッシュを行った場合の誤りがいつ
までもリフレッシュされずに伝搬し続けることを防止す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像符号化
装置によれば、乱数を基にしてリフレッシュ動作を行う
領域を設定し、このリフレッシュ領域の設定が連続して
実施されない回数を計数するとともに、その計数値が予
め設定された所定値を越えた時にその計数値に対応する
領域に対してリフレッシュ動作を強制的に行うことによ
って、リフレッシュ画像を目立たせなくするとともに、
ランダムリフレッシュを行った場合の誤りがいつまでも
リフレッシュされずに伝搬し続けることを防止すること
ができるという効果がある。
【0038】また、本発明の他の画像符号化装置によれ
ば、乱数を基にしてリフレッシュ動作を行う領域を設定
し、このリフレッシュ領域の設定が連続して実施されな
い回数を計数するとともに、その計数値が予め設定され
た設定値を越えた時にその計数値に対応する領域を前記
動き補償予測の参照領域とするのを禁止することによっ
て、リフレッシュ画像を目立たせなくするとともに、ラ
ンダムリフレッシュを行った場合の誤りがいつまでもリ
フレッシュされずに伝搬し続けることを防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のランダムリフレッシュ領域設定部の構成
を示すブロック図である。
【図3】図1のリフレッシュ判定部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1の強制リフレッシュ領域設定部の構成を示
すブロック図である。
【図5】図1の連続非リフレッシュ回数計数部の構成を
示すブロック図である。
【図6】図1の動き補償禁止領域設定部の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図1の画像符号化部の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ランダムリフレッシュ領域設定部 1a 乱数生成部 1b,3a,5a 比較部 2 リフレッシュ判定部 2a オア演算部 3 強制リフレッシュ領域設定部 4 連続非リフレッシュ回数計数部 4a クリア付き+1加算部 4b,6a RAM 4c 符号化領域アドレス生成部 5 動き補償禁止領域設定部 6 画像符号化部 6b 動きベクトル設定部 6c,6f セレクタ 6d 動きべクトル検出部 6e フレームメモリ 6g 加算器 6h 離散コサイン逆変換部 6i 逆量子化部 6j 減算器 6k 離散コサイン変換部 6l 量子化部 6m 可変長符号化部 7 出力端子 8 入力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像信号の符号化において動き補償予
    測が用いられかつ前記動き補償予測におけるミスマッチ
    の伝搬を防止するために前記動画像信号を前記動き補償
    予測を用いないフレーム内符号化で符号化するリフレッ
    シュ動作を行う画像符号化装置であって、乱数を基にし
    て前記リフレッシュ動作を行う領域を設定するランダム
    リフレッシュ領域設定手段と、前記ランダムリフレッシ
    ュ領域設定手段による前記リフレッシュ動作を行う領域
    の設定が連続して実施されない回数を前記領域毎に計数
    する計数手段と、前記計数手段の計数値が予め設定され
    た所定値を越えた時にその計数値に対応する領域に対し
    て前記リフレッシュ動作を強制的に行うよう制御する制
    御手段とを有することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段の計数値が予め設定された
    設定値を越えた時にその計数値に対応する領域を前記動
    き補償予測の参照領域とすることを禁止する禁止手段を
    含むことを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記計数手段の計数値
    に基づいて強制的にリフレッシュ動作を行う領域を設定
    する強制リフレッシュ領域設定手段を含むことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 動画像信号の符号化において動き補償予
    測が用いられかつ前記動き補償予測におけるミスマッチ
    の伝搬を防止するために前記動画像信号を前記動き補償
    予測を用いないフレーム内符号化で符号化するリフレッ
    シュ動作を行う画像符号化装置であって、乱数を基にし
    て前記リフレッシュ動作を行う領域を設定するランダム
    リフレッシュ領域設定手段と、前記ランダムリフレッシ
    ュ領域設定手段による前記リフレッシュ動作を行う領域
    の設定が連続して実施されない回数を前記領域毎に計数
    する計数手段と、前記計数手段の計数値が予め設定され
    た設定値を越えた時にその計数値に対応する領域を前記
    動き補償予測の参照領域とすることを禁止する禁止手段
    とを有することを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 動画像信号の符号化において動き補償予
    測が用いられかつ前記動き補償予測におけるミスマッチ
    の伝搬を防止するために前記動画像信号を前記動き補償
    予測を用いないフレーム内符号化で符号化するリフレッ
    シュ動作を行う画像符号化装置であって、 乱数を基にして前記リフレッシュ動作を行う領域を設定
    するランダムリフレッシュ領域設定手段と、 前記ランダムリフレッシュ領域設定手段による前記リフ
    レッシュ動作を行う領域の設定が連続して実施されない
    回数を前記領域毎に計数する計数手段と、 前記計数手段の計数値に基づいて強制的にリフレッシュ
    動作を行う領域を設定する強制リフレッシュ領域設定手
    段と、 前記ランダムリフレッシュ領域設定手段で設定される領
    域及び前記強制リフレッシュ領域設定手段で設定される
    領域に対してリフレッシュ動作を指示する信号を生成す
    るリフレッシュ判定手段と、 前記計数手段の計数値を基に前記動き補償予測で参照さ
    れることを禁止する領域を設定する動き補償禁止領域設
    定手段と、 前記リフレッシュ判定手段で生成された信号に基づいて
    前記フレーム内符号化及び前記動き補償予測を用いたフ
    レーム間符号化のうちのいずれか一方を実行する画像符
    号化手段とを有することを特徴とする画像符号化装置。
JP23349996A 1996-09-04 1996-09-04 画像符号化装置 Expired - Lifetime JP2830856B2 (ja)

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