JP2574572B2 - 画像符号化方法及び画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化方法及び画像符号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル画像を圧縮し
て、伝送、記録する際に用いる画像符号化方法及び画像
符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル画像の符号化方法とし
て、画像を近接する複数の画素からなるブロックに分割
し、対象としている画像の時間的に前または後の画像を
参照画像として現在の画像を予測し、その予測誤差をブ
ロック毎に符号化する方法が行われている。この方法で
は、符号化の対象としているブロックの画素レベルの分
散と予測誤差ブロックの誤差信号の分散とを比較して、
符号化対象ブロックを直接符号化するか、あるいは予測
誤差を符号化するかを選択している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
方法では移動体の残像ノイズが発生し、画質劣化を招く
という問題点を有していた。これは、画像内の物体の移
動によって、参照画像内にはなかった画像の部分が新た
に出現し、前記の領域を参照画像から予測するのは困難
であり、符号化ノイズが増大し残像ノイズとなるためで
ある。また、画像の画素レベルの変化量が少ない領域に
発生する残像ノイズは特に目立ち、著しく画質の劣化を
招く。
【0004】本発明はかかる点に鑑み、この残像ノイズ
を除去し、かつ高能率な画像符号化を実現する画像符号
化方法及び画像符号化装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を近接す
る複数の画素からなるブロックに分割し、参照画像を用
いて符号化対象画像を予測し、ブロック毎に符号化する
方法であって、前記符号化対象画像内で新たに出現した
画像領域を含むブロックを前記参照画像とは独立な独立
ブロックとして検出し、前記独立ブロックにおいては前
記参照画像には依存することなく、独立に符号化処理
し、前記独立ブロックの検出方法は、符号化対象画像内
の対象ブロックに含まれる画素のレベル変化量と、参照
画像内の前記対象ブロックと同位置にある参照ブロック
に含まれる画素のレベル変化量との差を測定し、前記変
化量の差が所定量より大きい場合、前記対象ブロックを
独立ブロックとして検出するように構成されたものであ
る。
【0006】また本発明の画像符号化装置は前述の画像
符号化方法を実現するための装置であり、画像を近接す
る複数の画素からなるブロックに分割し、参照画像を用
いて符号化対象画像を予測しブロック毎に符号化する装
置であって、前記符号化対象画像内で新たに出現した画
像領域を含むブロックを前記参照画像とは独立な独立ブ
ロックとして検出する独立ブロック検出器と、前記独立
ブロック検出器によって検出された独立ブロックにおい
ては前記参照画像には依存することなく、独立に符号化
処理する符号化器とを具備し、前記独立ブロック検出器
は、画像内のブロックに含まれる画素のレベル変化量を
測定する変化量測定器と、前記変化量測定器によって得
られた符号化対象画像内の対象ブロックのレベル変化量
と前記対象ブロックと同位置にある参照画像内の参照ブ
ロックのレベル変化量との差を出力する差分器と、前記
差分器の出力と所定量とを比較する比較器とによって構
成され、前記差分器の出力が所定量より大きい場合、前
記対象ブロックを独立ブロックとして検出するように構
成されたものである
【0007】
【作用】これにより、符号化対象画像で新たに出現した
領域を検出し、前記領域においては参照画像には依存す
ることなく、独立に符号化処理することによって、移動
体の残像が除去され、画質の向上が得られる。
【0008】
【実施例】以下本発明の画像符号化方法及び画像符号化
装置の一実施例について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0009】ここでは、画像はフレーム単位に処理し、
予測に用いる参照画像として符号化対象画像よりも過去
のフレームを用いる。また、参照画像を用いて動き検出
を行い、すでに復号されている前記参照画像の再生画像
からブロック毎に動き補償を行って得られた予測信号ブ
ロックによって符号化対象ブロックを予測し、その予測
誤差信号をブロック毎に符号化する方法について説明す
る。
【0010】まず、(図1)は、本発明の基本構成の第
一の実施例の画像符号化装置のブロック図を示すもので
ある。(図1)において、参照ブロックは符号化対象ブ
ロックと同位置にある参照画像内のブロックであり、予
測誤差ブロックは予測信号により符号化対象ブロックを
予測したときの予測誤差信号のブロックである。また、
選択器2は(図2)において入力をa、b、cとしたと
き、c=1の場合の出力dはaとなり、それ以外の出力
dはbとなる。
【0011】まず、参照ブロックと符号化対象ブロック
とを独立ブロック検出器1に入力し、符号化対象ブロッ
クが参照ブロックには依存しない独立なブロックである
かを検出する。符号化対象ブロックが独立ブロックであ
ると検出されると、選択器2によって符号化対象ブロッ
クが符号化器へ入力され、参照画像とは独立に符号化さ
れる。つまり、フレーム内符号化が行われる。一方、符
号化対象ブロックが独立ブロックでないときは、選択器
2によって予測誤差ブロックが符号化器へ入力され、フ
レーム間符号化が行われる。このように、参照画像と独
立であるか依存するかを検出することによって、フレー
ム内符号化あるいはフレーム間符号化を適応的に行えば
移動体の残像ノイズを除去することができ、画質改善が
得られる。
【0012】次に、(図3)を用いて本発明の第二の実
施例を説明する。(図3)において第一の実施例と同
様、参照ブロックは符号化対象ブロックと同位置にある
参照画像内のブロックであり、予測誤差ブロックは予測
信号により符号化対象ブロックを予測したときの予測誤
差信号のブロックである。変化量測定器3、4は同一の
構成をしており、ブロック内の画素レベルの変化量とし
て、画素レベルの分散を計算し出力する。また、差分器
5は、入力された二つの変化量の差の大きさを出力する
ものである。比較器6は、(図4)における比較器7と
同じものであり、(図4)において、入力a、bに対し
てaがbよりも大きいとき、出力cは1となり、それ以
外では出力cは0となるものである。
【0013】まず、参照ブロック内の画素のレベル変化
量と、符号化対象ブロック内の画素のレベル変化量を、
それぞれ変化量測定器3、4で測定する。次に、変化量
の差の大きさを求め、その差が所定量CONST0より
も大きいかを検出する。変化量の差の大きさがCONS
T0より大きい場合、符号化対象ブロックは独立ブロッ
クであると認識され、選択器2によって符号化対象ブロ
ックが符号化器へ入力され、フレーム内符号化が行われ
る。前記変化量の差がCONST0以下であれば、予測
誤差ブロックが符号化器へ入力されフレーム間符号化を
行う。
【0014】なお、所定量CONST0は、画素レベル
を256諧調とした場合、500前後が適している。こ
れは、画素レベルの変化が小さいブロックの分散は30
以下であり、画素レベルの変化の大きい複雑なブロック
では、そのブロックの分散は500を越す値をとるから
である。しかし、CONST0は前述の値に限られたも
のではなく、画像によって適応的に変化させれば効率的
な符号化が行える。
【0015】このように適応的にフレーム内符号化を行
うことにより、移動体の残像ノイズが除去され、画質が
改善する。
【0016】次に、(図5)を用いて本発明の第三の実
施例を説明する。(図5)において第一および第二の実
施例と同様、参照ブロックは符号化対象ブロックと同位
置にある参照画像内のブロックであり、予測誤差ブロッ
クは予測信号により符号化対象ブロックを予測したとき
の予測誤差信号のブロックである。変化量測定器8〜1
0は同一の構成をしており、ブロック内の画素レベルの
変化量として画素レベルの分散を計算し出力する。ま
た、比較器11〜14は(図4)に示す比較器7と同一
のものである。また、AND回路15〜17、及びOR
回路18はそれぞれ論理積及び論理和を計算し出力する
ものである。選択器2は第一の実施例のものと同じであ
り、OR回路18の出力によって符号化対象ブロックを
符号化器へ入力しフレーム内符号化を行うか、あるいは
予測誤差を符号化器へ入力しフレーム間符号化を行うか
を選択するものである。また、CONST1、CONC
T2、CONST3は所定の定数である。
【0017】従来の方法では、符号化対象ブロックの画
素レベルの変化量と予測誤差ブロックの画素レベルの変
化量とを比較して、フレーム内符号化あるいはフレーム
間符号化を選択している。つまり、変化量測定器9、1
0、比較器13、14、AND回路17、および選択器
2で構成されている。また、比較器14はフレーム内符
号化を選択するよりもフレーム間符号化を選択すること
を多くするためのものである。これは、離散コサイン変
換(DCT)符号化方法を用いた場合、フレーム内符号
化においては、DCTの直流成分の符号化に要する情報
量が多くいるため、符号化効率の低下を招くことが恐れ
があり、これを防ぐためのものである。
【0018】まず、参照ブロックの画素レベルの分散を
変化量測定器8で計算し、比較器11によって所定量C
ONST1と比較される。同様に、符号化対象ブロック
の画素レベルの分散を変化量測定器9で計算し、比較器
12によって所定量CONST2と比較される。参照ブ
ロックの分散がCONST1よりも大きく、かつ符号化
対象ブロックの分散がCONST2よりも小さい場合
は、前記符号化対象ブロックは参照画像とは独立な独立
ブロックであると認識され、選択器2により符号化対象
ブロックが符号化器に入力されフレーム内符号化が行わ
れる。この場合は過去のフレームでは画素レベルの変化
が複雑であった部分が現フレームでは画素レベルの変化
の小さい平坦な部分になっていることを意味している。
このようなブロックにおいて、予測誤差信号を符号化す
るフレーム間符号化を行えば、残像ノイズが発生し画質
劣化を招くが、参照フレームとは独立に符号化すれば、
残像ノイズを除去することが可能である。
【0019】次に、参照ブロックが複雑に画素レベルの
変化するブロックであるが、符号化対象ブロックの分散
はCONST2よりは大きく、画素レベルの変化が小さ
い平坦部とは認識されない場合は、従来の方法と同様に
符号化対象ブロックの分散と予測誤差ブロックの分散と
を比較器13において比較し、その大小にしたがってフ
レーム内符号化あるいはフレーム間符号化を行う。ただ
し、比較器14の出力には依存しない。また、参照ブロ
ックが複雑に画素レベルの変化するブロックではない場
合は、従来通りフレーム内符号化あるいはフレーム間符
号化を選択し符号化する。
【0020】(図6)において、フレーム内符号化とフ
レーム間符号化を選択する領域を示している。このよう
に、参照画像では画素レベルの変化量の大きい複雑な領
域が、現時点では画素レベルの変化量の小さい平坦な領
域になっているような残像ノイズの特に発生する領域を
フレーム内符号化することによって、残像ノイズが発生
せず画質の向上が得られる。
【0021】なお、上述の第三の実施例における所定量
CONST1、CONST2、CONST3は、画素レ
ベルを256諧調としたとき、それぞれ500、30、
1000前後が適しているが、これは、画素のレベル変
化量の小さい平坦なブロックの分散は30以下であり、
レベル変化量の大きい複雑なブロックの分散は500を
越える値をとるためである。しかし、これに限るもので
なく、また画像によって適応的に変化させることによっ
て効率的な符号化が行える。
【0022】また、画像をフレーム単位で扱ったが、フ
ィールド単位で扱っても構わない。また、参照画像を時
間的に前の画像としたが、後の画像あるいは、前後の画
像であっても構わない。更に、本実施例の変化量測定器
ではブロック内の画素レベルの分散を計算し出力する
が、これに限るものではなく、例えばブロック内の画素
レベルとその平均値との差の絶対値の和、周辺の画素レ
ベルとの差分値の和など画素レベルの変化量を示す尺度
であれば何でも構わない。
【0023】なお、参照画像は符号化対象画像を符号化
するときには、すでに符号化されたものであるから、改
めてブロック内の画素レベルの変化量を測定する必要は
なく、符号化時に測定した前記変化量を遅延素子によっ
て遅延させ用いても良い。
【0024】また、符号化対象ブロック内の画素の複数
の画素レベルが所定量範囲内にある場合のみ、独立ブロ
ックの検出を行ってもよい。これは、残像ノイズが人間
の目につき易い画素レベルの範囲があるためであり、こ
の範囲内のみ処理しようというものである。この一実施
例としては、対象ブロック内の画素の画素レベルの平均
値を測定し、前記平均値が所定範囲内にあるときのみ、
独立ブロックの検出を行えばよい。また、平均値に限ら
ず、複数の代表画素の画素レベルが所定範囲内にあるこ
とを検出してもよい。所定範囲は画素レベルが256諧
調の場合、120〜180程度が適当であるがこれに限
るものではない。
【0025】また、画像信号が輝度信号と色信号とから
なる場合、それぞれ独立ブロックの検出を行い処理して
もよいし、輝度信号のみで独立ブロックの検出を行い、
輝度信号において独立ブロックであれば色信号のブロッ
クも独立ブロックとして処理してもよい。また、輝度信
号において独立ブロックであると認識された場合のみ、
色信号においても独立ブロックの検出を行い処理しても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像を近接する
複数の画素からなるブロックに分割し、参照画像を用い
て符号化対象画像を予測しブロック毎に符号化する方法
において、前記符号化対象画像信号内で新たに出現した
画像領域を含むブロックを独立ブロックとして検出し、
前記独立ブロックにおいては前記参照画像には依存する
ことなく、独立に符号化処理するように構成することに
より、移動体の残像ノイズを除去することが可能とな
り、画質改善が得られる。
【0027】また、画像を近接する複数の画素からなる
ブロックに分割し、参照画像を用いて符号化対象画像を
予測しブロック毎に符号化する装置において、前記符号
化対象画像信号内で新たに出現した画像領域を含むブロ
ックを独立ブロックとして検出する独立ブロック検出器
と、前記独立ブロック検出器によって検出された独立ブ
ロックにおいては前記参照画像には依存することなく、
独立に符号化処理する手段とで構成することにより、移
動体の残像ノイズを除去することが可能となり、画質改
善が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の画像符号化装置のブロ
ック図
【図2】本発明の第一の実施例の選択器のブロック図
【図3】本発明の第二の実施例の画像符号化装置のブロ
ック図
【図4】本発明の第二の実施例の比較器のブロック図
【図5】本発明の第三の実施例の画像符号化装置のブロ
ック図
【図6】同第三の実施例のフレーム内符号化とフレーム
間符号化の選択領域の説明図
【符号の説明】
1 独立ブロック検出器 2 選択器 3 変化量測定器 4 変化量測定器 5 差分器 6 比較器 7 比較器 8 変化量測定器 9 変化量測定器 10 変化量測定器 11 比較器 12 比較器 13 比較器 14 比較器 15 AND回路 16 AND回路 17 AND回路 18 OR回路

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を近接する複数の画素からなるブロ
    ックに分割し、参照画像を用いて符号化対象画像を予測
    し、ブロック毎に符号化する方法であって、前記符号化
    対象画像内で新たに出現した画像領域を含むブロックを
    前記参照画像とは独立な独立ブロックとして検出し、前
    記独立ブロックにおいては前記参照画像には依存するこ
    となく、独立に符号化処理し、前記独立ブロックの検出
    方法は、符号化対象画像内の対象ブロックに含まれる画
    素のレベル変化量と、参照画像内の前記対象ブロックと
    同位置にある参照ブロックに含まれる画素のレベル変化
    量との差を測定し、前記変化量の差が所定量より大きい
    場合、前記対象ブロックを独立ブロックとして検出する
    ことを特徴とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】 符号化対象画像内の対象ブロックに含ま
    れる画素のレベル変化量が第一の所定量以下であり、か
    つ参照画像内の前記対象ブロックと同位置にある参照ブ
    ロックに含まれる画素のレベル変化量が第二の所定量以
    上である場合、前記対象ブロックを独立ブロックとして
    検出することを特徴とする請求項1記載の画像符号化方
    法。
  3. 【請求項3】 対象ブロック内の複数の画素の画素レベ
    ルが所定範囲内である場合に、前記対象ブロックに対し
    て独立ブロック検出を行うことを特徴とする請求項
    たは記載の画像符号化方法。
  4. 【請求項4】 画像信号が輝度信号と色信号からなる場
    合において、独立ブロックの検出は、輝度信号について
    行い、色信号では独立ブロックの検出は行わずに輝度信
    号の独立ブロックと同位置にあるブロックを色信号にお
    いても独立ブロックとすることを特徴とする請求項1記
    載の画像符号化方法。
  5. 【請求項5】 画像を近接する複数の画素からなるブロ
    ックに分割し、参照画像を用いて符号化対象画像を予測
    しブロック毎に符号化する装置であって、前記符号化対
    象画像内で新たに出現した画像領域を含むブロックを前
    記参照画像とは独立な独立ブロックとして検出する独立
    ブロック検出器と、前記独立ブロック検出器によって検
    出された独立ブロックにおいては前記参照画像には依存
    することなく、独立に符号化処理する符号化器とを具備
    し、前記独立ブロック検出器は、画像内のブロックに含
    まれる画素のレベル変化量を測定する変化量測定器と、
    記変化量測定器によって得られた符号化対象画像内の
    対象ブロックのレベル変化量と前記対象ブロックと同位
    置にある参照画像内の参照ブロックのレベル変化量との
    差を出力する差分器と、前記差分器の出力と所定量とを
    比較する比較器とによって構成され、前記差分器の出力
    が所定量より大きい場合、前記対象ブロックを独立ブロ
    ックとして検出することを特徴とする画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 独立ブロック検出器は、画像内のブロッ
    クに含まれる画素のレベル変化量を測定する変化量測定
    器と、符号化対象画像内の対象ブロックのレベル変化量
    が第三の所定量よりも小さいことを検出する第一の比較
    器と、前記対象ブロックと同位置にある参照画像内の参
    照ブロックに含まれる画素のレベル変化量が第四の所定
    量より大きいことを検出する第二の比較器とで構成さ
    れ、前記対象ブロックのレベル変化量が第三の所定量よ
    りも小さく、かつ前記参照ブロックのレベル変化量が第
    四の所定量よりも大きい場合、前記対象ブロックを独立
    ブロックとすることを特徴とする請求項記載の画像符
    号化装置。
  7. 【請求項7】 独立ブロック検出器は、対象ブロック内
    の複数の画素の画素レベルが所定範囲内であることを検
    出する手段と、前記対象ブロックが独立ブロックである
    ことを検出する手段とで構成され、前記複数の画素の画
    素レベルが所定範囲内である場合、前記対象ブロックに
    対して独立ブロックの検出を行うことを特徴とする請求
    または記載の画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 画像信号が輝度信号と色信号からなる場
    合において、独立ブロックの検出は、輝度信号について
    行い、色信号では独立ブロックの検出は行わずに輝度信
    号の独立ブロックと同位置にあるブロックを色信号にお
    いても独立ブロックとすることを特徴とする請求項
    載の画像符号化装置。
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