JP2829865B2 - 眼科吸引装置 - Google Patents

眼科吸引装置

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JP2829865B2
JP2829865B2 JP1180288A JP18028889A JP2829865B2 JP 2829865 B2 JP2829865 B2 JP 2829865B2 JP 1180288 A JP1180288 A JP 1180288A JP 18028889 A JP18028889 A JP 18028889A JP 2829865 B2 JP2829865 B2 JP 2829865B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は眼科手術の際に用いる眼科吸引装置に関す
る。
従来の技術 眼の硝子体手術や白内障手術等では、眼球内の内容物
を外に吸引することがある。
たとえば硝子体手術においては、にごった硝子体を眼
球の外に吸引してその代わりに眼圧を回復するために潅
流液を補充する。
発明が解決しようとする課題 ところでこの吸引は、吸引装置を用いる。吸引装置は
吸引した硝子体を収容する収容部を有する。手術が終了
すると、収容した硝子体を収容部から排出するのであ
る。この場合収容体を装置からはずしてから、もっぱら
硝子体の自重により排出を行っていた。そして収容体内
の清掃を行うのである。
発明の目的 この発明は、手術が終了し、収容体内の被吸引物の排
出及び清掃を収容体を吸引装置からとりはずさなくとも
行え手術後の管理が容易になる眼科吸引装置を提供する
ことを目的とする。
発明の要旨 この発明は特許請求の範囲に記載の眼科吸引装置を要
旨としている。
課題を解決するための手段 吸引口部30は被吸引物34を吸収するものである。
吸引通路8aは被吸引物34を吸引口部30から収容部20へ
と導びく。
収容部20は被吸引物34を収容する。
圧力調整部26は被吸引物34を吸引するために少くとも
収容部20を所定の陰圧にする。
圧力検出器27は、収容部内の圧力を検知し、圧力調整
部26と接続されている。
圧縮源24は収容部20内へ圧縮気体を送る。
入路としての圧縮入路22は圧縮源24と収容部20を通じ
させる。
圧縮停止弁25は収容部20への圧縮気体の送りを停止さ
せる。
排出口30は収容部20に収容された被吸引物34を排出さ
せる。
排出弁31は排出を停止させる。圧縮源からの圧縮気体
により収容部内の被吸引物を排出する構造である。
作 用 収容部20を取付けたままで被吸引物34を排出する。
実施例1 第1図は眼科手術装置に設けられたこの発明の眼科吸
引装置を示している。
眼科手術では、病眼ともいう被検眼13の水晶体aと網
膜bの間にあるゲル状の硝子体14の濁った部分である被
吸引物34を吸引して取り除き、その代わりに透明な液体
に置き換える。これにより光が水晶体aを通過して網膜
bに到達できるようにして視力回復を図る。
[眼科手術装置] 眼科手術装置は、この発明の眼科吸引装置1、カッタ
ー駆動ユニット2、光源ユニット3、ライトガイド6、
潅流プラグ7、潅流部9などを有している。
[眼科吸引装置1] カッター5は挿入部5aを有している。この挿入部5a
は、眼球13の強膜15を通して眼球13の内部に差し込まれ
ている。
挿入部5aの先端部分には吸引口部30が設けられてい
る。カッター5は、吸引口部30に入った被吸引物34を切
除できるようになっている。眼科吸引装置1が作動する
と、この切除した被吸引物34は、挿入部5aの中および吸
引通路8aを経て収容部20に吸引できるようになってい
る。吸引通路8aの途中には吸引停止弁21が設けられてい
る。
収容部20には上記吸引通路8aと圧縮入路22と通路23が
接続されている。圧縮入路22はエアコンプレッサなどの
圧縮源24につながれている。圧縮入路22の途中には圧縮
停止弁25を有している。
通路23は圧力調整部26につながれている。
収容部20には収容部20内の圧力を検出する圧力検出器
27がつながれている。圧力検出器27の検出圧力に基いて
圧力調整部23をコントロールして、収容部20内の圧力を
所定値にする。圧力源24は収容部20内へ圧縮気体を送る
ためのものである。たとえば圧縮エアーを送る。圧力調
整部26は真空ポンプのようなもので収容部20と吸引通路
8a内を陰圧にする。
収容部20の下部には排出口30を有している。この排出
口30には排出弁31を有している。
[カッター駆動ユニット2] カッター駆動ユニット2は、圧搾空気用チューブ8bが
接続されている。チューブ8bを介して圧搾空気をカッタ
ー5に送り、この圧搾空気によりカッター5を作動して
被吸引物34を切除するようになっている。
[光源ユニット3] 光源ユニット3は、ライトガイド6に光ファイバーを
介して光を送れるようになっている。ライトガイド6の
先端は眼球13内に挿入されている。そしてライトガイド
6は吸引口部30の付近に光を当てることができるもので
ある。
[潅流部9] 潅流部9には潅流液が入っている。この潅流液は潅流
チューブ4aおよび潅流プラグ7を介して眼球13の中に送
れるようになっている。この潅流液は、被吸引物34を切
除および吸引した後に、代わりに眼球13内を満たし眼圧
回復を図るものである。
[操 作] 術者の操作により吸引開始になると、吸引停止弁21は
オフになり、収容部20及び吸引通路8aは圧力調整部26に
よって術者が設定した所定の陰圧となる。
これにより、被吸引物34は吸引口部30、吸引通路8aを
通って収容部20へ導かれる。
圧力検知器27は収容部20内の圧力を常に検知し、圧力
調整部26へ知らせている。吸引中は排出弁31と圧縮停止
弁25はオン状態、すなわち閉じている。
手術が終了すると、吸引停止弁21は閉じる。
被吸引物34の清掃をする場合、排出弁31は開き、圧縮
停止弁25も開いて、収容部20内へは圧縮気体が送られ、
被吸引物34は収容部20から外部へ排出される。
被吸引物34の排出が終了し収容部20に被吸引物34がな
くなると、収容部20内は気体だけとなる。この気体は手
術により選択されるもので滅菌の必要がなければ大気
(空気)でよいし、滅菌の必要があればそれに応じた気
体であればよい。
上述したように、収容部20は眼科吸引装置1に組こん
だままで中の被吸引物34を完全に排出してしかも圧縮気
体により清掃をすることができる。このため手術後の収
容部20の保守管理が非常にやりやすい。
実施例2 第2図の実施例2では、実施例1の眼科吸引装置に排
出用の容器100を付加したものである。この容器100は別
の所から排出口30に移動して被吸引物を受けるものであ
る。実施例2の他の部分は実施例1と同じなので同じ符
号を付けて説明を省略する。
実施例3 第3図の実施例3では、圧縮入路220に別の通路230が
設けられている。この通路230の一端231は接続部232に
着脱自在に接続されている。吸引通路8aもこの接続部23
2に着脱自在に接続されている。通路230の途中には圧縮
停止弁240が設けられている。
このようにすることで、圧縮停止弁25を閉じ圧縮停止
弁240を開け、吸引装置8aをはずす。そして吸引停止弁2
1を開けて排出弁31を開ければ圧縮源24を作動すること
により、収容部20内の被吸引物の排出と清掃が行え又、
吸引通路の一部であるA部分も清掃できる。
実施例3の他の部分は実施例1のものと同じなので同
じ符号を付して説明を省略する。
ところでこの発明は上述の実施例に限定されない。
たとえば、圧縮源によって排出した後の滅菌は気体で
なく、光を利用したものでもよい。この際の収容部や吸
引通路などは光を通す材質を用いてもよい。
発明の効果 この発明によれば、収容部をはずさなくても、収容部
に強制的に吸引された被吸引物を圧縮気体により収容部
内から完全に排出ししかも清掃を行えるので、手術後の
収容部の管理が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の眼科吸引装置の実施例1を示す図、
第2図は実施例2を示す図、第3図は実施例3を示す図
である。 1……眼科吸引装置 5……カッター 8a……吸引通路 20……収容部 21……吸引停止弁 22……圧縮入路 23……通路 24……圧縮源 25……圧縮停止弁 26……圧力調整部 27……圧力検出器 34……被吸引物

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被吸引物を吸引するための吸引口部と、 被吸引物を吸引口部から収容部へと導びく吸引通路と、 被吸引物を収容する収容部と、 被吸引物を吸引するために少くとも収容部を所定の陰圧
    にする圧力調整部と、 収容部内の圧力を検知し、圧力調整部と接続された圧力
    検知器と、 収容部内へ圧縮気体を送るための圧縮源と、 圧縮源と収容部を通じさせる入路と、 収容部への圧縮気体の送りを停止させるための圧縮停止
    弁と、 収容部に収容された被吸引物を排出させるための排出口
    と、 排出を停止させるための排出弁と、を有し、圧縮源から
    の圧縮気体によって収容部内の被吸引物を排出口から外
    部に排出させる構成となることを特徴とする眼科吸引装
    置。
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