JP2829833B2 - 暖房器 - Google Patents

暖房器

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JP2829833B2
JP2829833B2 JP7000589A JP58995A JP2829833B2 JP 2829833 B2 JP2829833 B2 JP 2829833B2 JP 7000589 A JP7000589 A JP 7000589A JP 58995 A JP58995 A JP 58995A JP 2829833 B2 JP2829833 B2 JP 2829833B2
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英紀 佐藤
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SANHOTSUTO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人の視覚に訴えて暖房
感を与える暖房器に関する。
【0002】
【従来の技術】揺らぐ光が、人に安堵感を与えることは
知られ、またその揺らぐ光の色によって、暖かみを感じ
させることは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
揺らぐ光による映像を利用し、視覚に訴えて暖房感を与
える暖房器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するため、請求項1記載の暖房器は、放熱部を備え
る筐体内に、デスプレイ装置を設け、該デスプレイ装置
、液体を充たした容器と、該容器の外方から該容器に
充した液体の液面を照らす光源と、該光源から該液体の
液面を通過した光を反射させる反射板と該液体の液面
を波打たせる波打たせ手段とを備え、且つ該光源からの
光に炎色感を与えることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の暖房器は、放熱部を備える
筐体内に、デスプレイ装置を設け、デスプレイ装置
は、前面を光透過壁に構成した容器と、該容器に充した
液体と、該光透過壁面に接近させて設けたスクリーン
と、該スクリーンに対向させて設けた反射板と、該容器
に充した液体の液面を照らす光源と、該液体の液面を波
打たせる波打たせ手段とを備え、且つ該反射板からの反
射光に炎色感を与えることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の暖房器は、請求項1または
2記載の暖房器において、前記反射板をホログラムフイ
ルムとしたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の暖房器は、請求項1または
2または3記載の暖房器において、光源と液面との間に
着色フィルターを設けて、光源からの光または反射板か
らの反射光に炎色感を与えることを特徴とする。
【0008】 請求項5記載の暖房器は、請求項1または
2または3記載の暖房器において、液体を炎に近い着色
料で着色させて、光源からの光または反射板からの反射
炎色感を与えることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成を備える請求項1の暖房器にあって
は、波打たせ手段により、液面に波を打たせた状態で、
光源から液面に向かって光を照射すると、液面の乱れに
よって、反射板に反射する光りに粗密を生じ、炎に近い
ゆらぎが生じる。
【0010】 そして、請求項2の暖房器にあっては、そ
の光のゆらぎをスクリーンに映し出して見ることができ
る。
【0011】 請求項3記載の暖房器にあっては、波打た
せ手段により、液面に波を打たせた状態で、光源から液
面に向かって光を照射すると、液面の乱れによって、ホ
ログラムフイルムに反射する光りに炎に近いゆらぎが生
じる。
【0012】このゆらぎは、見る角度によって、また
は、該ホログラムフイルムを光透過壁との間隔の設定の
仕方によって、またはホログラムフイルムの光源との距
離並びに傾きを選択することで自在に変化する。
【0013】請求項4記載または請求項5記載の暖房器
にあっては、該着色フィルターによって簡単に反射光
炎色感を与えることができる。
【0014】
【実施例】本発明実施の1例を図について説明する。図
1乃至図において、1は少なくとも一側面を光透過壁
で構成した横長の偏平な長方体からなる容器を示し、該
容器1はガラスまたは樹脂から成る光透過板で構成し、
その一側の横長側面のみを残して他の面は塗料の塗布等
で不透明に構成し、残る容器1の光透過壁1aの外側面
にスクリーン2を取付けた。3は該容器1内に充した水
その他の液体、4は該容器1内にスクリーン2に対向す
るように設けた反射板を示し、該反射板4は光透過壁1
aに沿って平行に伸びる凸面鏡とした。5は該容器1の
上方から該液体の液面を照らす光源、6は該液体の液
面を波打たせる波打たせ手段を示す。これを更に詳細に
説明すると、該光源5は出来るだけ点に近い白熱球その
他の電球を用い、波打たせ手段6としては、該液面に向
かって風を吹き付ける送風機を用いた。
【0015】かくて、波打たせ手段6により、液面を波
立せ、光源5から液面に向かって光を照射するときは、
液面の乱れによって凸面鏡4に反射される光りに粗密を
生じ、しかも凸面鏡4によって上下方向に引き伸ばさ
れ、その粗密の光は液面の乱れに応じてゆらぐ。これが
スクリーン2に映し出される。尚、反射板4は凸面鏡に
限らず凹面鏡であっても良い
【0016】そして、凸面鏡4を用いるときは、該容器
1の光透過壁1aの内面に対し一定の角度以下の入射角
を持つ光は、反射されスクリーン2に映し出されない。
したがって、該光源5からの光に炎色感を与える着色
すれば、スクリーン2に映し出される映像は、図2、図
4にBで示すように炎状に見える。このデスプレイ装置
Aを、図並びに図に示すように壁に埋込んで使用す
る温風吹出型の暖房器に組込むと見る者に安らぎを与え
ると共に、視覚を通じた暖房感を与えることが出来る。
これを説明すると、デスプレイ装置Aを壁に埋込む式の
筐体16内に設け、該デスプレイ装置Aの裏側に、放熱
としてのボイラと連なる放熱管7臨む温風通路8を
設けると共に、デスプレイ装置Aの下部に吸気口9を、
デスプレイ装置Aの上部に吹出口10を設け、該温風通
路8に設けた送風機11で該温風通路8を通って吹出口
10に向かう空気の流れを作って温風暖房を行う。
【0017】尚、光源5からの光に炎色感を与える手段
としては、該光源5としての電球を赤色に着色させても
良いが、該光源5と液面との間にフィルター12を設け
ても良い。そして、該フィルター12を例えば、回転す
るものとし、該フィルター12を赤色から黄色にグラデ
ーションさせればより炎の質感が高まる。更に、該液体
自体を染料で赤く着色しても良い。また、液体を着色
料、例えば染料で着色して、炎の色感を出すこともでき
る。尚、図5に示すように、凸面鏡4の上下方向に数段
に設けるときは、炎が数段に重なったような状態の像が
得られる。この場合、該温風の一部を誘導板13によっ
て該液面に向かって吹き付けるようにすることで、波打
たせるようにした。尚、波打たせ手段6としては、送風
機に限るものでなく、後述する図に示すごとく、液中
に浸漬したノズル14aと連なる循環管14bにポンプ
14cを介在させ、該ノズル14aから液面に向かって
液体を噴出させることで液面を波立せることも出来、ま
たは超音波発機を用い、超音波発機のホーンを液面
及び液中に設置すること、回転体を液に入れて液体
の液面近くを撹拌することで、液体3の表面を波立たせ
ることも出来る。更に、ヒータを該液体3中に浸漬させ
て、液中に熱対流を生起させることでも液体3の表面を
波立たせることも出来る。
【0018】図6に示すものは、図の変形例を示すも
ので、容器1の前後壁を光透過壁1aに形成すると共
に、該後方の光透過壁1aの外側に平板状の反射鏡4を
該光透過壁1aに対し傾かせて設け、且つ該容器1の上
方に光源5を設け、更に図示しないが前述すると同様の
波打たせ手段6を設ける。かくて、該波打たせ手段6に
より、液面を波立せ、光源5から液面に向かって光を照
射するときは、液面の乱れによって反射鏡4に反射され
る光りに粗密を生じ、その反射光を容器1内の液を通し
て反対側の光透過壁1aの外側から見ることができる。
この場合も該光源5からの光に炎色感を与えれば像は図
2に示すように炎状に見える。
【0019】並びに図に示すものは、他の実施例
を示すもので、前述と同様に構成した横長の容器1に水
その他の液体を充たす。そして該容器1内に、該光透過
壁1aとの間に該液体が存在するようにこれに対向させ
てホログラムフイルム15を設けた。そして、前述と同
様に該容器1の上方に、これから該液体の液面を照らす
光源5を設けると共に、液面を波打たせる波打たせ手段
6を設ける。この波打たせ手段6は、前述するように液
中に浸漬したノズル14aと連なる循環管14bにポン
プ14cを介在させ、該ノズル14aから液面に向かっ
て液体を噴出させることで液面を波立せる。かくて、波
打たせ手段6により、液面に波を打たせた状態で、光源
5から液面に向かって光を照射すると、液面の乱れによ
って、ホログラムフイルム15に反射する光りにゆらぎ
が生じる。したがって、容器1の該光透過壁面1aを通
してホログラムフイルム15をみると、ゆらいだ光を見
ることができる。このゆらぎは見る角度によって、また
は、該ホログラムフイルム15を光透過壁1aとの間隔
の設定の仕方によって、またはホログラムフイルム15
の光源5との距離並びに傾きを選択することで自在に変
化する。尚、このデスプレイ装置Aも前述の第1実施例
と同様に、暖房器に組込んで使用する
【0020】 尚、図に示すものは図の変形例を示す
もので、容器1の前後壁を光透過壁1aに形成すると共
に、該後方の光透過壁1aの外側にホログラムフイルム
15を設け、且つ該容器1の上方に光源5を設け、更に
図示しないが前述すると同様の波打たせ手段6を設け
る。
【0021】 かくて、該波打たせ手段6により、液面を
波立せ、光源5から液面に向かって光を照射するとき
は、液面の乱れによってホログラムフイルム15に反射
される光りに粗密を生じ、その反射光を容器1内の液を
通して反対側の光透過壁1aの外側から見ることができ
る。尚このとき入射角θである場合、反射角θ´より少
ない角度で反射される反射光は容器1外に反射されるた
め見えない。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の暖房器にあっては、これ
に組込んだデスプレイ装置の反射板からの反射光がゆら
ことにより、これを見るものに安堵感を与えることが
出来るともに、視覚を通じて暖房感を与えることができ
る。請求項2の暖房器にあっては、反射光のゆらぎをス
クリーンに映し出させてことができてより安堵感と暖房
感を与えることができる。請求項3記載の暖房器にあっ
ては、ホログラムフイルムからの反射光のゆらによ
り、これを見るものに安堵感を与えることが出来る
もに、視覚を通じて暖房感を与えることができる。請求
項4と5記載の暖房器にあっては、簡単に反射板に反射
する光またはホログラムフイルムに反射する光に簡単に
炎色感を与えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一例を示す截断側面図
【図2】 図1の正面図
【図3】 暖房器に組付けるデスプレイ装置の截断側面
【図4】 図3の正面図
【図5】 図の変形例を示す図
【図6】 図の変形例を示す図
【図7】 暖房器に組付けるデスプレイ装置の他の実施
例を示す截断側面図
【図8】 図7の正面図
【図9】 図7の変形例を示す図
【符号の説明】
1 容器 1a 光透過壁 2 スクリーン 3 液体 4 反射板 5 光源 6 波打たせ手段 15 ホログラムフイルム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱部を備える筐体内に、デスプレイ装
    置を設け、該デスプレイ装置は、液体を充たした容器
    と、該容器の外方から該容器に充した液体の液面を照ら
    す光源と、該光源から該液体の液面を通過した光を反射
    させる反射板と該液体の液面を波打たせる波打たせ手
    段とを備え、且つ該光源からの光に炎色感を与えること
    を特徴とする暖房器。
  2. 【請求項2】 放熱部を備える筐体内に、デスプレイ装
    置を設け、デスプレイ装置は、前面を光透過壁に構成
    した容器と、該容器に充した液体と、該光透過壁面に
    近させて設けたスクリーンと、該スクリーンに対向させ
    設けた反射板と、該容器に充した液体の液面を照らす
    光源と、該液体の液面を波打たせる波打たせ手段とを備
    、且つ該反射板からの反射光に炎色感を与えることを
    特徴とする暖房器。
  3. 【請求項3】前記反射板をホログラムフイルムとしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2の暖房器。
  4. 【請求項4】 光源と液面との間に着色フィルターを設
    けて、光源からの光または反射板からの反射光に炎色感
    を与えることを特徴とする請求項1または請求項2また
    は請求項3記載の暖房器。
  5. 【請求項5】 液体を炎に近い着色料で着色させて、光
    源からの光または反射板からの反射光に炎色感を与える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3記載の暖房器。
JP7000589A 1994-09-26 1995-01-06 暖房器 Expired - Lifetime JP2829833B2 (ja)

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JP22981394 1994-09-26
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JPH08152682A JPH08152682A (ja) 1996-06-11
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JP2012190573A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Stanley Electric Co Ltd 誘導加熱装置及びこれに用いられる透過ホログラム書込みユニット

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