JP2829756B2 - 静電荷像用液体現像剤 - Google Patents
静電荷像用液体現像剤Info
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Description
本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷等に用いら
れる熱ロール定着用の液体現像剤に関する。
れる熱ロール定着用の液体現像剤に関する。
熱ロール定着ロール用の液体現像剤として、特開昭63
−301966〜301969号公報、同64−50062〜50067号,同64
−52167号,同64−142560〜142561号公報などがある。
これらは脂肪族炭化水素が主成分の担体液のため、その
脂肪族炭化水素のガスが複写機外に排出される、定着ロ
ールに塗布するためのシリコンオイルを供給しなければ
ならず、そのために複写機が複雑になったり、消耗品点
数が増すなどの問題があった。
−301966〜301969号公報、同64−50062〜50067号,同64
−52167号,同64−142560〜142561号公報などがある。
これらは脂肪族炭化水素が主成分の担体液のため、その
脂肪族炭化水素のガスが複写機外に排出される、定着ロ
ールに塗布するためのシリコンオイルを供給しなければ
ならず、そのために複写機が複雑になったり、消耗品点
数が増すなどの問題があった。
複写機から発生する炭化水素系の溶剤ガスの低減を目
的とする。 液体現像剤を使用した熱ロール定着装置において、定
着ロールへのオイル塗布装置の除去を可能とし、またオ
イル供給の手間を省く。 不燃性の液剤をある割合で混入させることにより引火
などの危険を少なくする。
的とする。 液体現像剤を使用した熱ロール定着装置において、定
着ロールへのオイル塗布装置の除去を可能とし、またオ
イル供給の手間を省く。 不燃性の液剤をある割合で混入させることにより引火
などの危険を少なくする。
近年、熱効率が高く高速定着が可能な液体現像剤の定
着方法として、熱ロール定着が提案されている。担体液
に炭化水素系の溶剤を使用し、この定着方法採用する
と、従来より使用されている雰囲気定着に比べ、若干単
位枚数あたりの溶剤ガス排出量が減少するが、高速で多
数枚複写をしたときには大量の溶剤ガスが発生する。ま
た、トナー層と定着ロールとの離型性を上げるためシリ
コンオイルの塗布が必要であった。本発明は、担体液と
してシリコーン系溶剤を用いることにより、上記欠点を
改良するとともに、トナーの凝集力を上げ、いわゆる
“ホットオフセット”を防止する点にある。 本発明に使用されるシリコーン系の溶剤としては、KF
96(信越シリコン)、SH200、SH344(東レシリコン)、
TSF451(東芝シリコン)などが挙げられ、その他デカメ
チルテトラシロキサン、オクタメチルトリシロキサン等
を使用してもよい。また、脂肪族炭化水素溶液としてシ
クロヘキサン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オク
タン、n−ノナン、イソオクタン、イソドデカン、リグ
ロイン及びそれらの混合物などの石油系炭化水素(市販
品としてエクソンケミカル社製アイソパーE,G,H,L,K,V
やシェル石油社製シェルゾール71、ソルッベッソ150、
等がある)が挙げられこれらを適宜混合して使用する。
転写用剤を低減するために、担体液は10cst以下、好ま
しくは3cst以下がよい。 本発明においてはトナーの凝集力を上げる手段とし
て、トナー樹脂成分に自己架橋性重合体および架橋した
高分子重合体を使用することがあげられる。 本発明に使用される自己架橋型重合体としては、共役
二重結合を有するジエン系化合物を含む共重合体あるい
は変性体が好ましい。例えばスチレン−ブタジエン共重
合体、スチレン−クロロプレン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−ピペリレン共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体などのビニル基を
有する化合物と共役二重結合を有するジエン系化合物と
の共重合体が特に好ましい。 本発明のさらにもうひとつの特徴は上記自己架橋型重
合体と、自己架橋を起こさずすでに架橋されている高分
子重合体とを併用して使用することにある。 本発明に使用できるすでに架橋されている高分子重合
体としては、例えばスチレンの如き芳香族ビニル化合物
類または例えばアクリル酸エステルの如き不飽和脂肪族
モノカルボン酸のエステル類または例えばマレイン酸エ
ステルの如き不飽和脂肪族多価カルボン酸のエステル類
のホモポリマー、コポリマー、ターポリマーを二価以上
の多官能性を有する化合物で架橋せしめた高分子重合
体、あるいは二価のアルコールと二塩基酸及び三価以上
のアルコール又はカルボン酸からなる非線状ポリエステ
ル樹脂等が好ましい。 総じて、重量平均分子量/数平均分子量が40よりも大
きく、重量平均分子量が100,000以上の重合体が好まし
い。また、自己架橋型合体/架橋型合体が0.5/9.5〜7/5
が好ましい。 本発明に使用できる着色材としては、プリンテックス
V、プリンテックスU、プリンテックスG、スペシャル
ブラック15、スペシャルブラック4、スペシャルブラッ
ク4−B(以上デグサ社製)、三菱#44、#30、MR−1
1、MA−100(以上三菱化成社製)、ラーベン1035、ラー
ベン1252、ニュースペクトII(以上コロンビアカーボン
社製)、リーガル400、660、ブラックパール900、110
0、1300、モーガルL(以上キャボット社製)などの無
機顔料およびフタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカイト
グリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコッ
クブルーレーキ、ナフトールグリーンB、ナフトールグ
リーンY、ナフトールイエローS、ナフトールレッド、
リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4
R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイエ
ロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレ
ッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パ
ーマネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3Bイン
ジゴ、チオインジゴオイルピンクおよびボルド−10Bな
どの有機顔料があげられる。 以上の顔料を前記樹脂と、二本ロール、ニーダーフラ
ッシャーなどで混練、粉砕し、顔料を処理することがで
きる。また、前記樹脂とともに下記の樹脂を使用しても
良い。 イーストマンケミカル(Eastman Chemical)社製 (N−10,N−11,N−12,N−14,N−34,N−45,C−10,C−1
3,C−15,C−16,E−10,E−11,E−12,E−14,E−15) 三井石油化学社製 (110P,220P,220MP,820MP,410MP,210MP,310MP,405MP,20
0P,4202E,4053E) 三洋化成社製 (131P,151P,161P,171P,E300,E250P) サゾール社製 (H1,H2,A1,A2,A3,A4) バスフ(BASF)社製 (OA WAX,A WAX) ペトロライト(Petrolite)社製 (バレコ(BARECO)500,同2000,E−730,E−2018,E−202
0,E−1040,ペトロナバ(Petronaba)C,同C−36,同C−
400,同C−7500) ヘキスト(Hoechst)社製 (PE580,PE130,PED121,PED136,PED153,PED521,PED522,P
ED534) ユニオンカーバイド社製 (DYNI,DYNF,DYNH,DYNJ,DYNK) モンサント社 (オルゾン(ORUZSON)805,705,50) デュポン社 (アラトン(ALATHON)3,10,12,14,16,20,22,23) アライドケミカル社 (ACポリエチレン6,6A,615) 三井ポリケミカル社 (エバフレックス150,210,220,250,260,310,360,410,42
0,450,460,550,560) などの合成ポリエステル、ポリプロピレン及びその変成
したもの、カルナバワックス、モンタンワックス、キャ
ンデリラワックス、シュガーケーンワックス、オーキュ
リーワックス、密蝋、木蝋、ヌカ蝋などの天然ワック
ス、エステルガム、硬化ロジンなどの天然樹脂、天然樹
脂変成マレイン酸樹脂、天然樹脂変成フェノール樹脂、
天然樹脂変成ポリエステル樹脂、天然樹脂変成ペンタエ
リストール樹脂、エポキシ樹脂などの天然樹脂変成硬化
樹脂等が併用できる。 また本発明に併用することが好ましい分散用樹脂とし
ては 一般式 (R1はHまたはCH3を、nは6〜20の整数を表わす。) であらわされるビニルモノマーAと 一般式 (R1はHまたはCH3を、 R2はH,CnH2n+1〔n=1〜5〕,C2H4OH, 〔m=1〜4〕を表わす。) で表わされるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニ
ルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、
スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ば
れるモノマーBの各一種づつもしくは、数種の共重合
体、グラフト共重合体があげられる。 またシリコン溶剤への分散性を上げるためにアクロイ
ル基を有するシリコン材料、信越シリコン社製のLS4080
などを共重合させても良いし、同様に東亜合成化学社製
のAK−5、チッソ社製のTM0701、FM0711、FM0721、FM07
25を使用しても良い。 これらの着色材、樹脂、担体液をボールミル、キティ
ーミル、ディスクミル、ピンミルなどの分散機に投入、
分散、混練を行い濃縮トナーを調製し、これを本発明の
担持液中に分散させることにより現像液を得ることがで
きる。
着方法として、熱ロール定着が提案されている。担体液
に炭化水素系の溶剤を使用し、この定着方法採用する
と、従来より使用されている雰囲気定着に比べ、若干単
位枚数あたりの溶剤ガス排出量が減少するが、高速で多
数枚複写をしたときには大量の溶剤ガスが発生する。ま
た、トナー層と定着ロールとの離型性を上げるためシリ
コンオイルの塗布が必要であった。本発明は、担体液と
してシリコーン系溶剤を用いることにより、上記欠点を
改良するとともに、トナーの凝集力を上げ、いわゆる
“ホットオフセット”を防止する点にある。 本発明に使用されるシリコーン系の溶剤としては、KF
96(信越シリコン)、SH200、SH344(東レシリコン)、
TSF451(東芝シリコン)などが挙げられ、その他デカメ
チルテトラシロキサン、オクタメチルトリシロキサン等
を使用してもよい。また、脂肪族炭化水素溶液としてシ
クロヘキサン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オク
タン、n−ノナン、イソオクタン、イソドデカン、リグ
ロイン及びそれらの混合物などの石油系炭化水素(市販
品としてエクソンケミカル社製アイソパーE,G,H,L,K,V
やシェル石油社製シェルゾール71、ソルッベッソ150、
等がある)が挙げられこれらを適宜混合して使用する。
転写用剤を低減するために、担体液は10cst以下、好ま
しくは3cst以下がよい。 本発明においてはトナーの凝集力を上げる手段とし
て、トナー樹脂成分に自己架橋性重合体および架橋した
高分子重合体を使用することがあげられる。 本発明に使用される自己架橋型重合体としては、共役
二重結合を有するジエン系化合物を含む共重合体あるい
は変性体が好ましい。例えばスチレン−ブタジエン共重
合体、スチレン−クロロプレン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−ピペリレン共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体などのビニル基を
有する化合物と共役二重結合を有するジエン系化合物と
の共重合体が特に好ましい。 本発明のさらにもうひとつの特徴は上記自己架橋型重
合体と、自己架橋を起こさずすでに架橋されている高分
子重合体とを併用して使用することにある。 本発明に使用できるすでに架橋されている高分子重合
体としては、例えばスチレンの如き芳香族ビニル化合物
類または例えばアクリル酸エステルの如き不飽和脂肪族
モノカルボン酸のエステル類または例えばマレイン酸エ
ステルの如き不飽和脂肪族多価カルボン酸のエステル類
のホモポリマー、コポリマー、ターポリマーを二価以上
の多官能性を有する化合物で架橋せしめた高分子重合
体、あるいは二価のアルコールと二塩基酸及び三価以上
のアルコール又はカルボン酸からなる非線状ポリエステ
ル樹脂等が好ましい。 総じて、重量平均分子量/数平均分子量が40よりも大
きく、重量平均分子量が100,000以上の重合体が好まし
い。また、自己架橋型合体/架橋型合体が0.5/9.5〜7/5
が好ましい。 本発明に使用できる着色材としては、プリンテックス
V、プリンテックスU、プリンテックスG、スペシャル
ブラック15、スペシャルブラック4、スペシャルブラッ
ク4−B(以上デグサ社製)、三菱#44、#30、MR−1
1、MA−100(以上三菱化成社製)、ラーベン1035、ラー
ベン1252、ニュースペクトII(以上コロンビアカーボン
社製)、リーガル400、660、ブラックパール900、110
0、1300、モーガルL(以上キャボット社製)などの無
機顔料およびフタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マラカイト
グリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコッ
クブルーレーキ、ナフトールグリーンB、ナフトールグ
リーンY、ナフトールイエローS、ナフトールレッド、
リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4
R、ブリリアントファーストスカーレット、ハンザイエ
ロー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレ
ッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パ
ーマネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3Bイン
ジゴ、チオインジゴオイルピンクおよびボルド−10Bな
どの有機顔料があげられる。 以上の顔料を前記樹脂と、二本ロール、ニーダーフラ
ッシャーなどで混練、粉砕し、顔料を処理することがで
きる。また、前記樹脂とともに下記の樹脂を使用しても
良い。 イーストマンケミカル(Eastman Chemical)社製 (N−10,N−11,N−12,N−14,N−34,N−45,C−10,C−1
3,C−15,C−16,E−10,E−11,E−12,E−14,E−15) 三井石油化学社製 (110P,220P,220MP,820MP,410MP,210MP,310MP,405MP,20
0P,4202E,4053E) 三洋化成社製 (131P,151P,161P,171P,E300,E250P) サゾール社製 (H1,H2,A1,A2,A3,A4) バスフ(BASF)社製 (OA WAX,A WAX) ペトロライト(Petrolite)社製 (バレコ(BARECO)500,同2000,E−730,E−2018,E−202
0,E−1040,ペトロナバ(Petronaba)C,同C−36,同C−
400,同C−7500) ヘキスト(Hoechst)社製 (PE580,PE130,PED121,PED136,PED153,PED521,PED522,P
ED534) ユニオンカーバイド社製 (DYNI,DYNF,DYNH,DYNJ,DYNK) モンサント社 (オルゾン(ORUZSON)805,705,50) デュポン社 (アラトン(ALATHON)3,10,12,14,16,20,22,23) アライドケミカル社 (ACポリエチレン6,6A,615) 三井ポリケミカル社 (エバフレックス150,210,220,250,260,310,360,410,42
0,450,460,550,560) などの合成ポリエステル、ポリプロピレン及びその変成
したもの、カルナバワックス、モンタンワックス、キャ
ンデリラワックス、シュガーケーンワックス、オーキュ
リーワックス、密蝋、木蝋、ヌカ蝋などの天然ワック
ス、エステルガム、硬化ロジンなどの天然樹脂、天然樹
脂変成マレイン酸樹脂、天然樹脂変成フェノール樹脂、
天然樹脂変成ポリエステル樹脂、天然樹脂変成ペンタエ
リストール樹脂、エポキシ樹脂などの天然樹脂変成硬化
樹脂等が併用できる。 また本発明に併用することが好ましい分散用樹脂とし
ては 一般式 (R1はHまたはCH3を、nは6〜20の整数を表わす。) であらわされるビニルモノマーAと 一般式 (R1はHまたはCH3を、 R2はH,CnH2n+1〔n=1〜5〕,C2H4OH, 〔m=1〜4〕を表わす。) で表わされるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニ
ルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、
スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ば
れるモノマーBの各一種づつもしくは、数種の共重合
体、グラフト共重合体があげられる。 またシリコン溶剤への分散性を上げるためにアクロイ
ル基を有するシリコン材料、信越シリコン社製のLS4080
などを共重合させても良いし、同様に東亜合成化学社製
のAK−5、チッソ社製のTM0701、FM0711、FM0721、FM07
25を使用しても良い。 これらの着色材、樹脂、担体液をボールミル、キティ
ーミル、ディスクミル、ピンミルなどの分散機に投入、
分散、混練を行い濃縮トナーを調製し、これを本発明の
担持液中に分散させることにより現像液を得ることがで
きる。
以下の実施例中「部」は全て「重量部」を表わす。 配合例1 スチレン−ブタジエン共重合体(自己架橋型) 50重量部 スチレン−メタクリル酸エステル共重合体 50重量部 配合例2 スチレン−ブタジエン共重合体(自己架橋型) 50重量部 多価アルコールにより架橋された非線状ポリエステル 50重量部 配合例3 スチレン−ブタジエン共重合体(自己架橋型) 50重量部 カルボン酸により架橋された非線状ポリエステル 50重量部 実施例1 配合例1の樹脂 70部 カーボンブラック(デグサ社製Printex V) 30部 を90℃で30分間二本ロールで混練後粉砕した。 前記粉砕物 50部 ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリレート
/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/
5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液 100部 アイソパーH(EXXSON社商品名) 200部 をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパー
Hを300部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとし
た。これを200g取り、KF96(信越シリコーン社製、粘度
3cst1中に希釈し、現像剤とした。 実施例2 配合剤2の樹脂 57部 250P(三洋化成社製ポリエチレン) 8部 MA60(三菱化成社製カーボンブラック) 35部 をフラッシャーで混練後粉砕した。 前記粉砕物 60部 ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート/
メタクリル酸/ヒドロキシメチルメタクリレート(85/7
/4/4)共重合体のアイソパーH10%溶液 200部 アイソパーH 100部 を用いた他は実施例1と同様にして現像剤を得た。 実施例3 ナイミーンS202 0.2部 マレイン酸/スチレン/n−ブチルアクリレート共重合
体(8/42/50) 60部 AC400A(アライドケミカル社製) 10部 リーガル400(キャボット社製) 30部 を140℃、60分間フラッシャーで混練粉砕した。 以下実施例1と同様にして現像剤を調製した。 比較例 実施例1〜3において希釈剤をアイソパーHとした以
外は同様にして、それぞれ比較現像剤1〜3を得た。 リコー製CT5085の定着部を熱ロール定着に改良した試
験機でオイルレスで定着試験を行った。その結果は次表
の通りであった。 以上の結果より明らかなとおり、本発明現像剤により
オフセット現象を示さない熱ローラ定着可能な範囲の温
度巾が得られ、熱ローラ定着が可能であることがわか
る。 また密閉された室内で、試験複写機を用い連続コピー
を行い、溶剤ガス濃度を測定したところ、比較現像剤を
用いた場合はいずれも300〜360ppmに対し、本発明現像
剤ではいずれも80〜150ppmと半減していた。
/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/
5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液 100部 アイソパーH(EXXSON社商品名) 200部 をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパー
Hを300部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとし
た。これを200g取り、KF96(信越シリコーン社製、粘度
3cst1中に希釈し、現像剤とした。 実施例2 配合剤2の樹脂 57部 250P(三洋化成社製ポリエチレン) 8部 MA60(三菱化成社製カーボンブラック) 35部 をフラッシャーで混練後粉砕した。 前記粉砕物 60部 ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート/
メタクリル酸/ヒドロキシメチルメタクリレート(85/7
/4/4)共重合体のアイソパーH10%溶液 200部 アイソパーH 100部 を用いた他は実施例1と同様にして現像剤を得た。 実施例3 ナイミーンS202 0.2部 マレイン酸/スチレン/n−ブチルアクリレート共重合
体(8/42/50) 60部 AC400A(アライドケミカル社製) 10部 リーガル400(キャボット社製) 30部 を140℃、60分間フラッシャーで混練粉砕した。 以下実施例1と同様にして現像剤を調製した。 比較例 実施例1〜3において希釈剤をアイソパーHとした以
外は同様にして、それぞれ比較現像剤1〜3を得た。 リコー製CT5085の定着部を熱ロール定着に改良した試
験機でオイルレスで定着試験を行った。その結果は次表
の通りであった。 以上の結果より明らかなとおり、本発明現像剤により
オフセット現象を示さない熱ローラ定着可能な範囲の温
度巾が得られ、熱ローラ定着が可能であることがわか
る。 また密閉された室内で、試験複写機を用い連続コピー
を行い、溶剤ガス濃度を測定したところ、比較現像剤を
用いた場合はいずれも300〜360ppmに対し、本発明現像
剤ではいずれも80〜150ppmと半減していた。
本発明現像剤を用いることにより、定着ロールにオイ
ル塗布を行わなくても、オフセット現象を起こすことな
く、熱ロール定着が可能となり、コンパクトな複写機で
高速、かつ低エネルギー定着が可能となった。また、複
写機より発生する炭化水素系ガス量も低減した。
ル塗布を行わなくても、オフセット現象を起こすことな
く、熱ロール定着が可能となり、コンパクトな複写機で
高速、かつ低エネルギー定着が可能となった。また、複
写機より発生する炭化水素系ガス量も低減した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 ひでみ 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭64−50062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 9/13 G03G 9/125
Claims (1)
- 【請求項1】シリコン系溶剤を主成分とする高抵抗低誘
電率の担体液中に、着色剤と樹脂とからなるトナー粒子
を分散してなる静電写真用液体現像剤において、前記樹
脂成分として自己架橋型重合体および架橋した高分子重
合体を含有することを特徴とする静電荷像用液体現像
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342244A JP2829756B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 静電荷像用液体現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342244A JP2829756B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 静電荷像用液体現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03200265A JPH03200265A (ja) | 1991-09-02 |
JP2829756B2 true JP2829756B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=18352223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1342244A Expired - Fee Related JP2829756B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 静電荷像用液体現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2829756B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1342244A patent/JP2829756B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03200265A (ja) | 1991-09-02 |
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