JP2572066B2 - 静電荷像現像用液体現像剤 - Google Patents

静電荷像現像用液体現像剤

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷等に用いら
れる液体現像剤に関する。
〔従来技術〕
トナー類の定着方式としては、電熱ヒータによる加熱
雰囲気中を通過させるオープン定着方式、少くとも一方
が加熱ロールである一対のロール間を通過させる熱ロー
ル定着方式、あるいは、一対の剛性ロール間を常温で通
過させる圧力定着方式等が知られている。
液体現像剤を使用した複写機は、ほとんどすべてオー
プン定着を使用していた。
これらの定着方式のうち、熱ロール定着方式は、加熱
ロールの表面と被定着基体上のトナー像保持面が圧接触
するため、トナー像を被定着基体上に融着する際の熱効
率が極めて高く、迅速に定着することができるので、特
に高速度複写を目的とする画像形成装置には、極めて好
適である。
そして、熱ロール定着方式では、加熱ロール表面にト
ナーが加熱溶融状態で圧接触するため、トナーの一部が
ロール表面に付着して再び被定着基体上に付着し画像を
汚す、いわゆるオフセット現象をおこし易い欠点があ
る。
〔目的〕
本発明は、熱効率が高く、高速定着可能な熱ロール定
着方式を用いた時、オフセット現像を発生しない新規な
液体現像剤を提供することを目的とするものである。
〔構成〕
一般に、液体現像剤を熱定着すると、担体液が存在す
るため、トナー粒子が担体液に溶解、膨潤するため、ト
ナー層の凝集力が低下し、いわゆる“ホットオフセッ
ト”が生じやすい傾向にある。
本発明においては、カルボキシル基をもつポリオレフ
ィンを架橋させることにより、上記問題を解決するもの
である。
本発明に使用するポリオレフィン樹脂はエチレン、プ
ロピレン、ブチレン等の単独重合体又は共重合体であ
り、コモノマーとしては酢酸ビニル、塩化ビニル、(メ
タ)アクリル酸エステル等を使用することができる。ま
た、塩素等で変性したハロゲン化ポリオレフィンも使用
できる。変性に使用されるα,β−不飽和カルボン酸又
はジカルボン酸或いはそれらの酸無水物としてアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸モノアルキルエステル、
フマル酸モノアルキルエステル、クロトン酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、無水イタ
コン酸等が挙げられる。
また、多官能架橋性化合物としては、カルボキシル基
又は酸無水基と反応しうるグリシジル基、水酸基、アミ
ノ基の如き官能基を有する化合物であり、例えばビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、グリセリンジグリシジルエー
テル、パラオキシ安息香酸ジグリシジルエステルエーテ
ル等のような多価エポキシ化合物;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキ
サングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等のよ
うな多価アルコール;ジアミノジフェニルメタン等の多
価アミン類、或いは、1分子中に平均して2個以上の水
酸基、エポキシ基、アミノ基を1個以上含有するポリエ
ポキシ樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ビニル系重合体等が使用できる。これらの化合物の
使用量は変性されたポリオレフイン樹脂のカルボキシル
基、酸無水基に対して0.05〜10当量、好ましくは0.1〜
2.0当量が適当である。
本発明に使用できる着色材としては、プリンテックス
V、プリンテックスU、プリンテックスG、スペシャル
ブラック15、スペシャルブラック4、スペシャルブラッ
ク4−B(以上デグサ社製)、三菱#44、#30、MR−1
1、MA−100(以上三菱化成社製)、ラーベン1035、ラー
ベン1252、ニュースペクトラII(以上コロンビアカーボ
ン社製)、リーガル400、660、ブラックパール900、110
0、1300、モガールL(以上キャボット社製)などの無
機顔料およびフタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、スカイブルー、ローダミンレーキ、マイカイト
グリーンレーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコッ
クブルーレーキ、ナフトールグリーンB、ナフトールグ
リーンY、ナフトールイエローS、ナフトールレッド、
リソールファーストイエロー2G、パーマネントレッド4
R、ブリリアントファストスカーレット、ハンザイエロ
ー、ベンジジンイエロー、リソールレッド、レーキレッ
ドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、パー
マネントレッドF5R、ピグメントスカーレット3Bインジ
ゴ、チオインジゴオイルピンクおよびボルドー10Bなど
の有機顔料があげられる。
以上の顔料を前記樹脂と、二本ロール、ニーダー、ク
ラッシャーなどで混練、粉砕し、顔料を処理することが
できる。また、前記樹脂とともに下記の樹脂を使用して
も良い。
イーストマンケミカル(Eastman Chemical)社 N−10,N−11,N−12,N−14,N−34,N−45,C−10,C−13,C
−15,C−16,E−10,E−11,E−12,E−14,E−15, 三井石油化学社 110P,220P,220MP,820MP,410MP,210MP,310MP,405MP,200
P,4202E,4053E 三洋化成社 131P,151P,161P,171P,E300,E250P サゾール社 H1,H2,A1,A2,A3,A4 バスフ(BASF)社 OA WAX,A WAX ペトロライト(Petrolite)社 バレコ(BARCO)500、バレコ(BARECO)2000,E−730,E
−2018,E−2020,E−1040、ペトロナバ(Petronaba)
C、ペトロナバ(Petronaba)C−36、ペトロナバ(Pet
ronaba)C−400,ペトロナバ(Petronaba)C−7500 ヘキスト(Hoechst)社 PE580,PE130,PED121,PED136,PED153,PED521,PED522,PED
534 ユニオンカーバイド社 DYNI,DYNF,DYNH,DYNJ,DYNK モンサント社 オルゾン(ORUZON)805,705,50 デュポン社 アラトン(ALATHON)3,10,12,14,16,20,22,23 アライドケミカル社 ACポリエチレン6,6A,615 三井ポリケミカル社 エバフレックス150.210,220,250,260,310,360,410,420,
450,460,550,560 などの合成ポリエチレン、ポリプロピレン及びその変成
したもの、カルナバワックス、モンタンワックス、キャ
ンデリラワックス、シュガーケーンワックス、オーリキ
ュリーワックス、密蝋、木蝋、ヌカ蝋などの天然ワック
ス、エステルガム、硬化ロジンなどの天然樹脂、天然樹
脂変成マレイン酸樹脂、天然樹脂変成フェノール樹脂、
天然樹脂変成ポリエステル樹脂、天然樹脂変成ペンタエ
リスリトール樹脂、エポキシ樹脂などの天然樹脂変成硬
化樹脂。
本発明の分散用樹脂としては、 一般式 であらわされるビニルモノマーAと 一般式 で表わされるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニ
ルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、
スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ば
れるモノマーBの各一種づつもしくは、数種の共重合
体、グラフト共重合体が使用される。
分散用樹脂の使用量は、本発明の特徴とする樹脂成分
1重量部に対し、通常0.1〜3重量部、好ましくは0.5〜
1.5重量部の割合で使用する。又、トナー組成物中に存
在しうる全樹脂成分は、液体成分100重量部に対し、5
〜100重量部好ましくは5〜20重量部である。
担体液としては、シクロヘキサン、n−ヘキサン、n
−ヘプタン、n−ノナン、n−オクタン、イソオクタ
ン、イソドデカン、リグロイン及びそれらの混合物等の
石油系脂肪族炭化水素(市販品としてエッソスタンダー
ド石油社製アイソパーE,G,H,L,Kやシャル石油社製シェ
ルゾール71、ソルベツソ150等がある)が使用される。
これらの着色材、樹脂、担体液をボールミル、キティ
ーミル、ディスクミル、ピンミル、振動ミルなどの分散
機に投入、分散、混練を行う。
〔実施例〕
製造例1 ポリエチレンOA WAX(BASF製) 300部 トルエン 1000部 無水マレイン酸 5部 ジターシャルブチルパーオキサイド 2部 を4つ口フラスコで140℃で3時間反応させた後、減
圧、溶剤を除去した後、ペンタエリスリトール3部を加
え、210℃まで昇温し、樹脂を得た。
製造例2 ポリエチレンN−10(イーストマンケミカル製) 300部 トルエン 1000部 無水マレイン酸 6部 ジクミルパーオキサイド 2部 を4つ口フラスコで140℃で3時間反応した後、パーオ
キシ安息香酸ジグリシジルエステルエーテル4部を加
え、210℃まで昇温し、樹脂を得た。
製造例3 塩素化ポリプロピレンスーパークロン773H(山陽国策パ
イプ) 900部 無水マレイン 5部 を80℃で12時間反応させ徐冷後アセトンに再沈させた。
この樹脂を乾燥させ100部に対しネオペンチルグリコー
ル1部を加え、200℃で30分反応させ樹脂を得た。
実施例1 製造例1の樹脂 70重量部 Printex(デグサ社カーボンブラック) 30重量部 を二本ロールで混練後粉砕した。
前記粉砕物 50重量部 ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリレート/
メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/
5)共重合体アイソパーH20%溶液 100重量部 アイソパーH(EXXSON社) 200重量部 をボールミルに入れ24時間分散後、さらにアイソパーH
を300重量部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーと
した。これを200gとりアイソパーH1に希釈、現像剤と
した。
実施例2 製造例2の樹脂 57重量部 250p(三洋化成ポリエチレン) 8重量部 MA60(三菱化成カーボンブラック) 35重量部 をクラッシャーで混練後粉砕した。
前記粉砕物 60重量部 ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート/メ
タクリル酸/ヒドロキシメチルメタクリレート(85/7/4
/4)共重合体アイソパーH10%溶液 200重量部 アイソパーH 100重量部 以下実施例1と同様に実施した。
実施例3 製造例3の樹脂 60重量部 AC400A(アライドケミカル社) 10重量部 リーガル400(キャボット社) 30重量部 をクラッシャーで混練粉砕した。以下実施例1と同様に
実施した。
比較例 実施例1において製造例1の樹脂の代りにOA WAXをそ
のまま使用したもの。
リコー製CT5085で定着ヒーターoffで画像を出した
後、定着試験機で非オフセット領域を調べた。結果を下
表に示す。
以上の結果より明らかなとおり、本発明によりオフセ
ット現象を示さない熱ローラ定着可能な広範囲の温度巾
が得られ、熱ローラ定着が可能であることがわかる。
〔効果〕
本発明現像剤によりオフセット現像が生ずることなく
熱ローラ定着が可能となり、高速定着が容易となった。
又、本発明の液体現像剤はフラッシュ定着法によって
も、ニジミ等のないシャープネスの高い定着を行ないう
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 香代子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−4249(JP,A) 特開 昭53−22440(JP,A) 特開 昭58−182645(JP,A) 特開 昭58−106553(JP,A) 特開 昭60−10263(JP,A) 特開 昭50−30528(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪族炭化水素を主成分とする担体液中に
    トナー粒子を分散してなる静電写真用液体現像剤におい
    て、α,β−不飽和カルボン酸、α,β−不飽和ジカル
    ボン酸、あるいはそれらの酸無水物で変成されたポリオ
    レフィン樹脂と該酸成分と反応する官能基を2個以上も
    つ架橋性化合物とをトナー粒子中に含有することを特徴
    とする静電写真用液体現像剤。
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