JP2829679B2 - 立型シールド機による大深度立坑構築方法 - Google Patents

立型シールド機による大深度立坑構築方法

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勝稔 浅井
隆文 下河内
宏 岩本
貴夫 上田
泰三 内田
義文 藤井
靖 神崎
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Takenaka Komuten Co Ltd
Takenaka Doboku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば地表面下50
〜100mの大深度地下に道路や鉄道あるいは地下立体
空間構造物を構築するためのアクセス用立坑の構築に実
施される立型シールド機による大深度立坑構築方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、立坑構造物を構築する技術として
は、 1)開削工法 2)ケーソン工法 3)PCウエル工法 などが広く一般的に実施されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来実施されている
上記1)、2)、3)の工法は、施工規模や施工深度に
より利害得失があり、状況に応じてそれぞれの工法が採
用され実施されている。しかし、いずれにしても地表面
下50〜100mに達し、5〜10kg/cm2 の大きな地
下水圧が作用する大深度地下に、工期、工費ともに満足
できる内容で立坑構造物を実現するために有効な工法は
存在しない。たとえば開削工法は、深度が深くなると地
下水及び地下水圧対策が重要課題となり、コストアップ
となる。ケーソン工法やPCウエル工法は、ある程度の
大深度立坑の構築は可能であるが、施工精度やコストな
どに問題が大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した従来技術の課題
を解決するための手段として、この発明に係る立型シー
ルド機による大深度立坑構築方法は、図面に実施例を示
したとおり、 a) 地面上の所定位置に密閉型で泥水加圧式の立型シ
ールド機1を下向きに配置し、同立型シールド機1の反
力装置2を設けて垂直下向きに掘進を行なう段階(図1
A,B)と、 b) 所定の深度まで立坑5を掘進した立坑底盤部6の
位置においてカッターヘッド3を拡径させ、且つこのカ
ッターヘッド3を垂直下向きに所定のストローク掘進さ
せて拡底掘進を行なう段階(図1C)と、 c) 前記拡底掘進部9内に鉄骨又は鉄筋を設置し、コ
ンクリートを打設して立坑底盤6を構築する段階と、よ
り成ることを特徴とする。
【0005】また、本発明に適用される立型シールド機
1は、そのカッターヘッド3がセンター支持タイプのス
ポーク型で、半径方向に拡縮可能な構成であり、しかも
掘進方向に所定のストローク進退可能な構成であること
を特徴とする。
【0006】
【作用】立型シールド機1は、当初は反力装置2に掘進
反力をとって垂直下向きに掘進する。その後はシールド
セグメント8と地盤との周面摩擦に推進反力をとって掘
進する。地下水及び地下水圧に対しては、密閉型で泥水
加圧式の立型シールド機1の泥水圧制御により掘進先端
部の切羽の安定性が確保される。また、掘進部後方はシ
ールドセグメント8とその内側に施工した本巻覆工によ
り止水される。
【0007】カッターヘッド3は、そのアーム3b,3
c(スポーク)が半径方向に伸縮して最小3m位から最
大6m位までの縮径又は拡径が行なわれる。そして、中
心軸(回転軸)4の掘進方向への進退動作により、深さ
にして2〜3mの拡底掘進が行なわれる(図1C)。拡
底掘進の終了後は、カッターヘッド3を縮径することに
より、潜水夫が切羽へ入ってカッターヘッド3を立坑5
内へ回収する。あるいはカッターヘッド3を立坑底盤6
の補強材(鉄骨)として利用することも行なわれる。
【0008】立坑底盤部6のコンクリートが固まり、立
型シールド機1の外枠1aの先端との止水が行なわれる
結果、地下水の進入の心配もなく、地下水圧は立坑底盤
6で受け止め、その負荷はシールド覆工の周面まさつと
して地盤に伝える構造物が出来上がる。
【0009】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1Aは地面上の所定位置に立型シールド機1を下向き
に配置し、その上に反力装置2を設けて垂直下向きに掘
進を開始する準備を整えた段階を示している。適用され
る立型シールド機1は、密閉型で泥水加圧式とされてい
る。しかも、カッターヘッド3は、図2A、Bに示した
ようにアーム(スポーク)1b,1cが半径方向に0〜
1.5m程度伸縮可能で、カッターヘッド3は最小径を
3m位まで縮径され、最大径は6mぐらいまで拡径され
得る。図2A,Bにおいて1dはアーム1b,1cに取
り付けた可動ビット、1eは固定ビットである。カッタ
ーヘッド3の中心軸4は、0〜2.5m位のストローク
で掘進方向に進退可能な構成とされている。反力装置2
は地中アンカー7、7により地盤に反力をとる構成とさ
れている。
【0010】図1Bは立型シールド機1により垂直下向
きに掘進を進め、立坑5の構築がある程度まで進捗した
段階を示し、図1Cは地表面下50m〜100mの目標
とする深度にまで立坑5の構築が進み、立坑底盤部の位
置で拡底掘進が行なわれた段階を示している。この拡底
掘進は立坑底盤6を構築するための準備であり、シール
ドカッター3を直径6m位まで拡径し、掘進方向に2〜
3m掘進する。前記の拡底掘進においては、当然掘削チ
ャンバー(拡底掘進部)9内の泥水量は増加するが、シ
ールド機1の泥水圧制機構により、圧力一定で泥水量の
み変化させる方法で一定水圧を(5〜10kg/cm2)を保
持する。上述の拡底掘進が所定ストロークまで進んだ段
階で、掘削チャンバー9内の泥水中に凝集材を投入し、
良く攪拌して泥水分離を起こさせ、清水置換を行なう。
かくすることにより、切羽に入った潜水夫の良好な視界
が確保される。上記の清水置換の完了後に、立型シール
ド機1の第1バルクヘッド(圧力壁)1b及び第2バル
クヘッド(圧力壁)1cのマンホールの開閉操作と、両
者に仕切られた潜水室1dの進水又は排水制御及び水圧
制御により、潜水夫を切羽(掘削チャンバー9)内に入
らせる。潜水夫が入る前に、カッターヘッド3は予め最
小径に縮径させ、第1バルクヘッド1bに可能なかぎり
接近した位置まで後退(上昇)させた状態としておく。
そして、潜水夫によりカッターヘッド3を解体させ、解
体部品を潜水室1d内に持ち込む方法でカッターヘッド
3の回収を行なう。あるいはカッターヘッド3を最小縮
径状態のまま第1バルクヘッド1bのマンホールを通じ
て潜水室1dまで後退させる方法で回収を行なう方法も
実施される。
【0011】上述のようにしてカッターヘッド3を回収
した後、拡底掘進された掘削チャンバー9内へは逆に鉄
筋及び鉄骨を持ち込み、それらを組み立てて立坑底盤6
の補強材が設置される。なお、鉄骨を持ち込む代わり
に、カッターヘッド3を鉄骨代用に利用することも可能
である。前記のようにして補強材を設置した後に、潜水
夫は掘削チャンバー9から立坑5内へ帰還する。そし
て、泥水と置換する方法で掘削チャンバー9内に水中コ
ンクリートを打設して立坑底盤6を構築する(図1
D)。なお、立坑底盤6の完全な止水の一手段として、
立型シールド機1の外枠1aを構成するシールドスキン
プレート1fを30〜100cm位進退可能に構成し、こ
れを止水プレートとして利用する。図3に示したよう
に、掘削チャンバー9内に水中コンクリートを打設後、
そのコンクリートが未だ固まらない間に、前記のシール
ドスキンプレート1fを前進させてコンクリート中に十
分に深く貫入させ固着させるのである。
【0012】上述のようにして立坑底盤6のコンクリー
トが完全に硬化し完成された後に、掘削チャンバー9内
へは残余の泥水を排除し、立型シールド機1のスキンプ
レートを外枠1aの型枠として本巻覆工を実施する。こ
の場合、上部に施工されているシールドセグメント8の
下底部は、推進ジャッキを操作し中空鋼管とコンクリー
ト間詰支保材とによって仮受け支持する。前記本巻覆工
は、前記の支保材を巻き込んだ形で施工する。
【0013】かくして地表面下100m程度の大深度立
坑5の構築が完成する。その後、第1、第2のバルクヘ
ッド1b、1c内の圧力を低下させ、カッターヘッド3
を含む立型シールド機1の未回収主要装置の解体と回収
を行ない、それらを再利用に供することが可能である。
【0014】
【本発明が奏する効果】本発明に係る立型シールド機に
よる大深度立坑構築方法によれば、大深度の未利用地下
空間の開発に必須のアクセス用立坑を提供できる。しか
も、そうしたアクセス用立坑を効率よく、経済的に、し
かも安全に施工できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Dは本発明の立坑構築方法の枢要な工程図
である。
【図2】A、Bは立型シールド機のカッターヘッドの縮
径、拡径状態を示した底面図である。
【図3】立坑底盤の止水構造を示した断面図である。
【符号の説明】
1 立型シールド機 2 反力装置 5 立坑 6 立坑底盤部 3 カッターヘッド 9 拡底掘進部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 宏 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所 (72)発明者 上田 貴夫 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所 (72)発明者 内田 泰三 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 藤井 義文 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 神崎 靖 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (56)参考文献 特開 昭60−164597(JP,A) 特開 昭59−85093(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 1/03 E21D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) 地面上の所定位置に密閉形で泥水加
    圧式の立型シールド機を下向きに配置し、同シールド機
    の反力装置を設けて垂直下向きに掘進を行なう段階と、 b) 所定の深度まで立坑を掘進した立坑底盤部の位置
    においてカッターヘッドを拡径させ、且つこのカッター
    ヘッドを垂直下向きに所定のストローク掘進させて拡底
    掘進を行なう段階と、 c) 前記拡底掘進部内に鉄骨又は鉄筋を設置し、コン
    クリートを打設して立坑底盤を構築する段階と、より成
    ることを特徴とする、立型シールド機による大深度立坑
    構築方法。
  2. 【請求項2】 立型シールド機は、そのカッターヘッド
    がセンター支持タイプのスポーク型で、半径方向に拡縮
    可能な構成であり、しかも掘進方向に所定のストローク
    進退可能な構成であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載した立型シールド機による大深度立坑構
    築方法。
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