JP2829170B2 - ラックマウント実装方式 - Google Patents

ラックマウント実装方式

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JP2829170B2
JP2829170B2 JP32221591A JP32221591A JP2829170B2 JP 2829170 B2 JP2829170 B2 JP 2829170B2 JP 32221591 A JP32221591 A JP 32221591A JP 32221591 A JP32221591 A JP 32221591A JP 2829170 B2 JP2829170 B2 JP 2829170B2
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fan
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憲浩 小池
浩行 金子
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラントにおける
計装制御盤などの筐体内へのラックマウントの実装方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筐体の前面側と背面側との両側に
それぞれラックを複数段実装する場合、図2に示すよう
に行なっていた。すなわち、筐体1の前面扉2および背
面扉3にそれぞれ前面を向けて複数のラック4が高さを
揃え、且つ前後方向に所定寸法離間して積み重ねられて
配置されていた。各ラック4には、その後斜め上方へ排
気するラックファン5が設けられており、筐体1内の頂
部には、背面扉3上端部の通風窓6へ排気する筐体ファ
ン7が設けられている。また、前面扉2および背面扉3
の各下部には、通風窓8,9が設けられている。
【0003】各ラックファン5および筐体ファン7が回
転しているときには、前面扉2および背面扉3の通風窓
8,9から流入した空気は、各扉の内側を通って矢印で
示すように各ラック4に入り、ラックファン5により後
斜め上方へ排出され、前面側のラックと背面側のラック
の間の空間を上へ向って流れ、筐体1内の頂部に設けら
れた筐体ファン7により背面扉3上端部の通風窓6を経
て外部へ排出される。この空気流により、各ラック4で
発生した熱が筐体外へ運ばれ、筐体1内の各ラック4の
温度上昇を防いでいる。
【0004】しかしながら、例えば、前面側の最下段の
ラック4のラックファン5が故障で停止した場合、その
ラック4と同じレベルにある背面側の最下段のラック4
のラックファン5から出た暖められた空気が、破線で示
した矢印のように、ラックファン5の停止している前面
側最下段のラック4に流れ込み、ラック内の機器を逆に
暖めてしまうという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の欠点に
鑑み、本発明は、ラックファンに故障が発生した場合で
も、そのラックへ暖められた空気が入ることがなく、ラ
ック内の機器の温度上昇を防げるラックマウント実装方
式を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のラックマウント
実装方式は、筐体の前面側と背面側との両側にそれぞれ
ラックをその前面を外に向け上下方向に複数段実装する
場合、各ラックにはその後斜め上方へ排気するファンを
設け、前面側のラックと背面側のラックとは設置高さを
ずらし且つ前後方向に所定寸法離間して配置したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のラックマウント実装方式においては、
各ラックのファンにより暖められた空気はラックの後斜
め上方へ排出され、前面側のラックと背面側のラックと
の間の空間の煙突効果で筐体上部へ流れ、筐体ファンを
介して外部へ排出される。そして、ある一つのラックの
ファンが故障を起こして停止しても、そのラックと対向
しているラックは設置高さのずれがあるため、このラッ
クのファンによる排気が前記ファンの停止したラックへ
流入しないので、暖められた空気によるラック内の機器
の温度上昇が起こらない。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基いて本発明を
詳細に説明する。
【0009】図1に本発明のラックマウント実装方式の
一実施例を示す。図1において、筐体11の前面扉12
および背面扉13にそれぞれ前面を向けて複数のラック
14が、前面側のラック14は最上位のものが筐体11
の天井に近接している高さに4段、背面側のラック14
は正面側のラックよりほぼラック単体の高さの半分だけ
低くなった高さに4段というように設置高さをずらし、
且つ前後方向に所定寸法離間して積み重ねられて配置さ
れている。
【0010】各ラック14には、その後斜め上方へ排気
するラックファン15が設けられている。また、筐体1
1の背面側のラック14の最上位のものの上の空間には
筐体ファン17が設けられており、背面扉13上端部の
通風窓16を介して外部へ排気するようになっている。
さらに、前面扉12および背面扉13の各下部には、通
風窓18,19が設けられている。
【0011】上記のように構成された本発明一実施例の
ラックマウント実装方式による筐体においては、各ラッ
クファン15および筐体ファン17が回転しているとき
には、前面扉12および背面扉13の通風窓18,19
から流入した空気は、各扉の内側を通って矢印で示すよ
うに各ラック14に入り、ラックファン15により後斜
め上方へ排出され、前面側のラックと背面側のラックの
間の空間の煙突効果で上方へ流れ、筐体11内上部に設
けられた筐体ファン17により背面扉13上端部の通風
窓16を経て外部へ排出される。この空気流により、各
ラック14で発生した熱が筐体11外へ運ばれ、筐体1
1内の各ラック14の温度上昇を防いでいる。
【0012】そして、ある一つのラック、例えば、前面
側最下段のラック14のラックファン15が故障で停止
した場合、そのラックに対向している背面側のラック1
4は設置高さがずれているため、そのラック14から排
出された暖かい空気がファンの停止したラックに流入す
ることがないので、ラックファンの停止したラック内の
機器の暖気による温度上昇が起こらない。また、前面側
のラック14の最上段のものが筐体11の天井に近接し
ているため、前面側のラックと背面側のラックとの間の
上下方向の空間が、筐体ファン17の配置されている背
面側のラックの最上段のラックの上方の空間に直接つな
がる形状になり、煙突効果が高まり、上下方向の空間で
の暖かい空気の上昇が速く、この点からもラックファン
の停止したラックへの暖気の流入が抑えられる。
【0013】このように、本発明一実施例のラックマウ
ント実装方式による筐体では、ラックファン停止が発生
しても、そのラックの機器の温度上昇を回避でき、電子
部品の劣化や装置の誤動作等の不具合を防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、筐
体の前面側と背面側との両側にそれぞれラックをその前
面を外に向け上下方向に複数段実装する場合、各ラック
にはその後斜め上方へ排気するファンを設け、前面側の
ラックと背面側のラックとは設置高さをずらし且つ前後
方向に所定方向離間して配置したことを特徴とするラッ
クマウント実装方式を実現したことにより、ある一つの
ラックのファンが故障を起こして停止しても、そのラッ
クに対向しているラックは設置高さがずれているため、
対向した側のラックから排出された暖かい空気がファン
の停止したラックに流入することがないので、ラックフ
ァンの停止したラック内の機器の暖気による温度上昇が
起こらない。したがって、本発明のラックマウント実装
方式による筐体では、ラックのファン停止が発生しても
そのラック機器の温度上昇を回避でき、電子部品の劣化
や装置の誤動作等の不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラックマウント実装方式の一実施例に
よる筐体の概略側面図である。
【図2】従来技術のラックマウント実装方式による筐体
の概略側面図である。
【符号の説明】
11…筐体 12…前面扉 13…背面扉 14…ラック 15…ラックファン 16…通風窓 17…筐体ファン 18…通風窓 19…通風窓

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面側と背面側との両側にそれぞ
    れラックをその前面を外に向け上下方向に複数段実装す
    る場合、各ラックにはその後斜め上方へ排気するファン
    を設け、前面側のラックと背面側のラックとは設置高さ
    をずらし且つ前後方向に所定寸法離間して配置したこと
    を特徴とするラックマウント実装方式。
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