JP2828781B2 - 多段式油圧シリンダによる入れ子式ブーム - Google Patents

多段式油圧シリンダによる入れ子式ブーム

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Description

【発明の詳細な説明】 例えばクレーンや掘削機のブームのような入れ子式ブ
ームの伸縮用に、入れ子式すなわち多段式の油圧シリン
ダがしばしば用いられる。入れ子式ブームの各段階、す
なわち、いわゆるテレメンバーは通常において多段入れ
子式油圧シリンダの1ユニットに関連している。動作中
において油圧シリンダは曲げの力を受けており、曲げの
力は油圧シリンダの長さに比例して増加し、油圧シリン
ダの無荷重時の重量と持ち上げる荷重によって生じる。
このような曲げの力は油圧シリンダの座屈を引き起こす
おそれがある。
これまで、このような座屈を防止するためにシリンダ
壁部を適当な寸法にして補強していた。しかしながら、
このような油圧シリンダ壁部の寸法による補強は油圧シ
リンダの無荷重時の重量を増大させるだけでなく持ち上
げられる最大荷重量を減少しなければならなかった。
それゆえ、本発明の目的は多段式油圧シリンダにより
入れ子式ブームを構成して、油圧シリンダの座屈防止可
能な寸法取りに頼ることなく、いかなる動作条件におい
ても油圧シリンダが座屈の恐れなく使用できるようにす
ることである。
さらに、この目的は請求項1に開示する本発明により
達成される。
すなわち、本発明の手段により実現可能となる技術的
進歩は、油圧シリンダが当初から座屈防止部材として構
成されているブームのテレメンバーによりその全長また
はその選択された部分にわたって支持されることを補助
する手段を用いることにより主に達成される。さらに、
本発明による技術進歩における特別な利点は、ブームの
延伸過程における最終段階においてだけではなくすべて
の中間段階およびブームの延伸過程における一の段階か
ら次の段階に移る間でさえも油圧シリンダの座屈に対す
る保護が存在していることである。
本発明の他の目的は、本発明による支持手段が個々の
油圧シリンダユニットにおける相互間の回転変位を確実
に防止することにより、油圧シリンダユニット相互間の
回転を防止することである。
以下、実施態様に基づきかつ添付図面を参照して本発
明を詳細に説明する。
図1は完全に延伸した状態の5個のテレメンバーと5
段階油圧シリンダとから成るブームの概略図である。
図2は図1のブームを示しているが、2個のテレメン
バーおよび2個の油圧シリンダユニットのみが延伸して
いる。
図3は図1および図2のブームを示しているが、1個
のテレメンバーおよび1個の油圧シリンダユニットのみ
が延伸している。
図4は完全に縮退した状態の図1ないし図3のブーム
を示している。
図5は完全に縮退した状態の油圧シリンダの一例を示
している。
図6は座屈保護装置の構成要素間における協同作動を
示している。
図7は図1に概ね相当するが、タイロッドが好適に引
かれた状態を示している。
図8は完全に延伸した状態の図7のブームを示してい
るが、不適性な動作状態になっている。
図9も完全に延伸した状態の図7のブームを示してい
るが、別の不適性な動作状態になっている。
図1に示すように、入れ子式ブームは非入れ子式の基
端部材KGと5個の入れ子式部材AないしEとから構成さ
れており、入れ子式部材を以下テレメンバーと称する。
基端部材GKからテレメンバーEまで(部材Eは最も離れ
て延伸しており、直径に関して最小の大きさを有してい
る)、各テレメンバーの直径および基部面積がそれ自体
既知の態様で減少している。
テレメンバーAないしEの基端部材GKからそれぞれ延
出したり基端部材GK内にそれらを縮退するために油圧シ
リンダが用いられており、油圧シリンダはブームの基端
部材GK内に配された基端ユニット「0」に加えて5個の
入れ子式シリンダユニットIないしVから構成されてい
る。この場合、シリンダユニットIは基端ユニット
「0」に続いてテレメンバーAを伸縮させ、シリンダユ
ニットIIはシリンダユニットIに続いてテレメンバーB
を伸縮させ、シリンダIIIシリンダユニットIIに続いて
テレメンバーCを伸縮させ、シリンダユニットIVはシリ
ンダユニットIIIに続いてテレメンバーDを伸縮させ、
さらに、最終ユニットVはシリンダユニットIVに続いて
最も遠隔に延伸可能なテレメンバーである最も外側のテ
レメンバーEを伸縮させる。
図1において概略的に示すように、各シリンダユニッ
トIないしIVの上端部は2本のタイロッド10の上端部に
接続しており、タイロッドの下端部は動作伝達式にシリ
ンダユニットに関連するそれぞれのテレメンバーAない
しDの基端部に接続している。したがって、シリンダユ
ニットIはタイロッドのような手段によりテレメンバー
Aに動作伝達式に接続しており、シリンダユニットIIは
これに対応するタイロッドから成る手段によりテレメン
バーBに動作伝達式に接続しており、シリンダユニット
IIIはこれに対応するタイロッドから成る手段によりテ
レメンバーCに動作伝達式に接続しており、さらに、シ
リンダユニットIVはこれに対応するタイロッドから成る
手段によりテレメンバーDに動作伝達式に接続してい
る。さらに、最も遠隔に延出するシリンダユニットVの
みがなんらのタイロッドも使用することなく最上部テレ
メンバーEに動作伝達式に接続している。このように構
成するためにタイボルト(図示せず)が用いられてお
り、タイボルトは貫通孔7を延出している。さらに、貫
通孔はシリンダユニットVの上端部に設けられて動作伝
達式にテレメンバーEに接続している。
なお、上述のタイロッド10は牽引ケーブル等のように
構成することもできる。すなわち、各入れ子式油圧シリ
ンダユニットの動作が同時かつ均一に関連するテレメン
バーに伝達されればよい。
また、図1ないし図4に示すように、各ブーム部材の
直径および断面積は基端部材GKから最小のテレメンバー
Eまで連続的に減少している。同様に、各シリンダユニ
ットの直径も基端ユニット「0」から最も遠隔に延出可
能で最も細いシリンダユニットVまで減少している。
最も遠隔に延出可能なテレメンバーEの内部にはその
内壁に沿って延出しかつ油圧シリンダの長軸に平行な2
本の対向する支持レール3、3′が備えられており、支
持レール3、3′は、図1および図6に示すように、十
分な立体的大きさを持ってテレメンバーの内壁に溶接さ
れている。
支持レール3、3′に係合する支持爪4、4′がシリ
ンダユニットIVの上端部の領域に備えられており、支持
爪4、4′は図6に示すように互いに対向して配置され
かつシリンダユニットIVの外壁に溶接されている。な
お、最も細いシリンダユニットVには支持爪は設けられ
ておらず図6にも示されていない。
支持レール3、3′の長さは関連するテレメンバーE
の長さに概ね相当している。図4および以下の説明から
分かるように、支持レール3、3′の長さをその縮退状
態(図4)においてすべての支持爪4、4′がレール
3、3′に係合するように決める必要があることが明ら
かである。さらに、図1ないし図4から明らかなよう
に、テレメンバーA、B、CおよびDは長い支持レール
3、3′の代わりに短い支持レール片5、5′のみを有
しているが、支持レール片5、5′は最外部のテレメン
バーEの支持レール3、3′と同一面内に延出してレー
ルと位置的に整合している。
また、短い支持レール片5、5′は関連するテレメン
バーAないしDの内壁にそれぞれ固定接続しており、好
ましくは、上述のテレメンバーの基端部内に備えられて
いる。なお、長いレール3は短いレール片5とその延長
上で位置整合しており、また、長いレール3′は短いレ
ール片5′とその延長上で位置整合している。好ましく
は、レール3、3′および短いレール片5、5′はベベ
ル状の端部を備えている。
図1におけるブームの完全延伸状態において、油圧シ
リンダの基端ユニット「0」の2個の支持爪4、4′は
テレメンバーAに配された2個の短い支持レール片5、
5′に係合しており、シリンダユニットIの支持爪4、
4′はテレメンバーBの短い支持レール片5、5′に係
合している。さらに、このような完全延伸状態において
は、シリンダユニットIIの支持爪4、4′がテレメンバ
ーCの短い支持レール片5、5′に係合しており、シリ
ンダユニットIIの支持爪4、4′がテレメンバーDの短
い支持レール片5、5′に係合している。さらに、上述
したように、最も遠隔に延出しているテレメンバーEの
長い支持レール3、3′はシリンダユニットIVの支持爪
4、4′に永久的に係合している。
図6から分かるように、支持爪4、4′は支持レール
3、3′およびこれらのレールに位置整合する支持レー
ル片5、5′とを3辺で囲んでいる。すなわち、各爪は
断面C字形の形状を有しており、その開口部がレール
3、3′および支持レール片5、5′に向いている。
このように爪4、4′がレール3、3′と短いレール
片5、5′にそれぞれ係合しているために、油圧シリン
ダ(図6においては油圧シリンダユニットIVのみを例示
的に示している)は支持爪4、4′の一方が支持レール
3、3′の一方または支持レール片5、5′の一方とそ
の左または右側の側面若しくはその上端部または下端部
(図6)において接触するまでの間のみ曲がることがで
きる。すなわち、すべてのシリンダユニットまたは少な
くとも1個のシリンダユニットが上記の爪およびレール
構造の手段により関連するテレメンバー上に制止され、
かつ、テレメンバーが持ち上げる荷重に対して当初より
固定した寸法を有しているために、油圧シリンダの水平
または垂直の曲げが不可能になる。
さらに、図1ないし図4から明らかなように、最も外
側のテレメンバーEの対向する支持レール3、3′の内
側間の幅はテレメンバーAないしDの対向する支持レー
ル片5、5′の内側間の幅に相当する。
以下、テレメンバーおよびシリンダユニットが図4の
完全に縮退した始動位置から部分的に延伸した中間位置
を経て図1の完全に延伸した位置に移動する動作を説明
する。
まず、図4の始動位置において、すべてのテレメンバ
ーAないしEはそれぞれの大きさによりブームの基端部
材GKの中に収容されており、シリンダユニットIないし
Vもそれぞれの大きさに応じてシリンダの基端ユニット
「0」の中に収容されている。
この位置において、シリンダユニットがそれぞれ延出
するテレメンバーの各基端部(底部)は互いに面してお
り、油圧シリンダの長軸に平行に概ね支持レール片5、
5′の寸法分だけ離間している。さらに、図4の始動位
置において、シリンダ基端部材GKとすべてのシリンダユ
ニットAないしEの支持爪4、4′は最も内側のテレメ
ンバーEにおける2個の支持レール3、3′に係合して
いる。なお、すべての支持爪のレール3、3′への係合
を可能にするために、レール3、3′はシリンダの長手
軸方向においてより大きな寸法を有すること、すなわ
ち、前述したように、これらが短い支持レール5、5′
よりも長いことが必要になる。
次いで、シリンダユニットIに油圧がかかると、シリ
ンダユニットは基端ユニット「0」の外に出る。すなわ
ち、タイロッド10(図示せず)から成る手段または他の
適当な接続手段により、シリンダユニットIはテレメン
バーAに(より正確にはテレメンバーAの基端部に)固
定されて、シリンダの力FzylがテレメンバーAに伝達し
て、このテレメンバーがシリンダユニットIと共に同時
かつ均一に上方に移動する。しかしながら、既に述べた
ように、テレメンバーAはこの時点でまだテレメンバー
BないしEを収容しているために、これらのテレメンバ
ーBないしEもまたテレメンバーAと共に上方に移動
し、これと共にシリンダユニットIないしIVが移動す
る。さらに、図4の状態および図3の状態の間に起こる
連続移動の間に、最も内側のテレメンバーEの支持レー
ル3、3′が上方に移動するが、シリンダの基端ユニッ
ト「0」に関連する支持爪4、4′は静止したままであ
る。それゆえ、最も内側のテレメンバーEのレール3、
3′はシリンダの基端部材GKの支持爪4、4′に対して
移動する。この相対移動の間に、支持レール3、3′の
下端部が油圧シリンダの基端ユニット「0」に関連する
支持爪4、4′との係合から外れる。続いて、シリンダ
ユニットIの上方移動の継続中に、基端ユニット「0」
の支持爪がまずテレメンバーDの支持レール片5、5′
と係合および離脱し、次いで、テレメンバーCのレール
片さらにテレメンバーBのレール片と係合離脱する。こ
の時、支持レール片5、5′は支持レール3、3′と位
置整合している。その後、シリンダユニットIが完全に
延出する(図3)と、シリンダの基端ユニット「0」の
支持爪4、4′はテレメンバーAの支持レール片5、
5′と係合する。このような支持爪を介する上述の支持
レールまたは支持レール片の移動を簡単にするために、
既に述べたようにレールまたはレール片の端部をベベル
状にしている。
支持爪4、4′のシリンダ長手軸方向に平行な長さす
なわち寸法は、「不適性なねじ係合」の防止、すなわ
ち、支持爪の支持レールまたは支持レール片からの不本
意な係合離脱を防止するように、支持レールと支持レー
ル片の隣接端部間の間隔をそれぞれ橋渡しするように選
択(図5)される。
この場合、目的とする油圧シリンダの曲げに対する保
護は最終の、例えば、図1の位置のみならず、図1の位
置から図4の位置に至るまでの中間位置やその延伸中に
おいても保証される。
次の段階、すなわち、図3の位置から図2の位置に至
るブームの延伸中において、シリンダユニットIIは圧力
を加えられた手段により延伸する。このユニットもまた
タイロッド10等(図示せず)を介して関連するテレメン
バーBに接続している。この場合も、テレメンバーBお
よびテレメンバーB内に収容されるテレメンバーC、D
およびEの上方移動により、相対的移動がシリンダユニ
ットIに関連する支持爪4、4′とテレメンバーDおよ
びCの支持レール3、3′および支持レール片5、5′
の間に生じる。シリンダのストローク動作が終了すると
(シリンダII)、図2から分かるように、ユニットIIに
関連する支持爪4、4′がテレメンバーBのレール片
5、5′と係合する。
その後、テレメンバーC、DおよびEはシリンダユニ
ットIII、IVおよびVの連続的な延伸により、ブームが
図1の完全延伸位置に到達するまでアナログ態様で延出
する。この場合注意すべきことは、図4から図1までの
すべての延伸状態において、シリンダユニットIVの支持
爪4、4′が常に最も内側のテレメンバーEの支持レー
ル3、3′に係合していることである。
図1の位置から図4の位置にブームが縮退する場合、
上述の動作段階が逆順で実行され、最小径を有してテレ
メンバーEが固定しているシリンダユニットVが最初に
縮退し、これに関連するテレメンバーDを有するシリン
ダユニットIVが縮退し、さらに、これに続いて、テレメ
ンバーCを備えるシリンダユニットIII、テレメンバー
Bを備えるシリンダユニットIIおよびテレメンバーAを
備えるシリンダユニットIが縮退する。
なお、本発明においては上記の把持爪とレールまたは
レール片を交換することが可能であることは言うまでも
ない。なお、この場合、個々のシリンダユニットにはレ
ールまたは短いレール片が固定されており、テレメンバ
ーの内壁には支持爪が固定されていて、爪がレールまた
はレール片に係合して油圧シリンダの曲げを防ぐ。
さらに、図1にないし図4により特に明らかなよう
に、多段式油圧シリンダの基端ユニット0はその基底部
において入れ子式ブームの基端部材GKに固定されてい
る。また、その頭部においては、最も外側のすなわち最
も遠隔に延伸可能なシリンダユニットVおよびこれに関
連する最小径を有する最も外側のテレメンバーEが互い
に接続している。さらに、シリンダユニットIないしIV
はそれらの間にシリンダユニットに割り当てられたテレ
メンバーAないしDと共に配列されている。図1に概略
的に示すように、油圧シリンダユニットIないしIVの上
端部は関連するテレメンバーAないしDの底部にタイロ
ッド10を介して接続している。加えて、タイロッドの上
端部が対応する支持爪4、4′により対応する油圧シリ
ンダユニットの上端部に接続している一方で、タイロッ
ドの下端部がそれぞれ対応するテレメンバーの底部に長
手方向に移動可能に接続している。既に述べたように、
タイロッド10はシリンダユニットが油圧により延出する
時に対応するテレメンバーを同一方向に追随的に移動す
る。
図1に示すタイロッドの実地態様はブームにおけるテ
レメンバーの油圧による延伸および縮退の連続における
異常時に効果的に作用することができる。すなわち、異
常とは、レール片5、5′および対応する支持爪4、
4′が一または複数のテレメンバーにおいて互いに係合
せず、これによって、個々のテレメンバーやシリンダユ
ニットの互いにおける相対的な捩れが生じたり、シリン
ダの曲げ防止機能が損なわれることである。
次に、タイロッド10の数例の固定および接続方法につ
いて説明する。すなわち、この方法により、上述の危険
性が防止でき、タイロッドとシリンダユニットが垂直方
向および水平方向に永久的に案内できる。この結果、個
々のテレメンバーの互いにおける相対的な捩れや個々の
油圧シリンダユニットの互いにおける相対的な捩れが防
止でき、レール片5、5′や支持爪4、4′の水平また
は垂直方向の位置のずれが回避できる。
タイロッドの一方で対応するシリンダユニットに、ま
た、その他方で対応するテレメンバーの底部に取り付け
る有利な固定方法の一例を図7、図8および図9に示
す。なお、図7、図8および図9は同一スケールであ
り、一緒に考えるべきである。特に注意すべきことは、
図7、図8および図9においてすべてのテレメンバーお
よびすべてのシリンダユニットが同一寸法であることで
ある。すなわち、図7においては基端部GKとそのテレメ
ンバーA、B、C、D、Eおよびこれらにそれぞれ対応
する完全に延伸した状態の油圧シリンダユニット0、
I、II、III、IVおよびVを備えるブームが示されてい
るが、図7以外は完全に延伸していない動作状態になっ
ており、これらは図7に比してテレメンバーおよび/ま
たはシリンダユニットが見かけ上小さな寸法に見える。
なお、本発明を理解するのに最も要すると思われる参
照符号は図7ないし図9のみに示した。なお、図8およ
び図9においては、これらの図を簡明にするために図7
において用いた参照符号を大まかに配している。
まず図7において、テレメンバーAのタイロッドすな
わち油圧シリンダユニットIの上端部を支持爪4および
4′を介してテレメンバーAの底部に接続しているタイ
ロッドは参照符号10Aで示されている。同様に、テレメ
ンバーBのタイロッドすなわち油圧シリンダユニットII
の上端部をテレメンバーBの底部に接続しているタイロ
ッドは参照符号10Bで示されている。さらに、これに対
応する表示がテレメンバーCのタイロッド10Cおよびテ
レメンバーDのタイロッド10Dにおいてなされている。
図7ないし図9から分かるように、テレメンバーAの
タイロッド10Aはそれらの上端部によりシリンダユニッ
トIの支持爪4、4′に固定されている。この場合、タ
イロッド10Aがそれぞれ通過する開口部1がテレメンバ
ーBの底部9に形成されており、テレメンバーCおよび
Dの底部9にも同様に形成されている。さらに、図7な
いし図9に概略的に示すように、タイロッド10Aの下端
部はテレメンバーAの底部9に固定されている。好まし
くは、タイロッドの下端部は底部9に埋め込まれたナッ
ト若しくは底部に取り付けた他の固定手段により固定さ
れる。さらに、テレメンバーBのタイロッド10Bはそれ
らの上端部がテレメンバーBに対応する油圧シリンダユ
ニットIIの支持爪4、4′に固定されている。このタイ
ロッドBの上端部の固定から始まって、これらのタイロ
ッドはテレメンバーCの底部に設けた開口部1を貫通し
ている。而して、タイロッド10Bの下端部はテレメンバ
ーBの底部9に接続している。さらに、テレメンバーC
のタイロッド10Cはそれらの上端部においてテレメンバ
ーCに対応する油圧シリンダユニットIIIの支持爪4、
4′に固定されており、タイロッド10Cの下端部はテレ
メンバーCの底部9に固定されている。さらに、タイロ
ッド10CはテレメンバーDの底部における底部開口部1
を貫通している。同様に、テレメンバーDのタイロッド
10Dはそれらの上端部において油圧シリンダユニットIV
の支持爪4、4′に固定されており、タイロッド10Dの
下端部はテレメンバーDの底部9に接続している。さら
に、タイロッド10Dは最も外側のテレメンバーEの底部
9を貫通している。
例えば、テレメンバーCに接続しているシリンダユニ
ットIIIが、シリンダユニットIIが対応するテレメンバ
ーBと共に完全に延伸した長さに到達する前に延出し
て、延出したテレメンバーCの底部開口部1が上述の構
造によりテレメンバーBおよび油圧シリンダユニットII
に対応するタイロッド10Bに沿って摺動する。ユニットI
IIの最大の上昇時において、テレメンバーCの底部9に
おける開口部1がタイロッドのシリンダユニットIIにお
ける接続に先立って停止状態になる。
上述の動作機構は最も外側のテレメンバーEおよびそ
れのシリンダユニットVを除いてすべてのシリンダユニ
ットとこれに対応するテレメンバーに適用できる。すな
わち、既に述べたように、シリンダユニットVはテレメ
ンバーEの底部にタイロッドを介して接続しておらず、
シリンダユニットIVの案内爪はテレメンバーEの案内レ
ール3、3′から離脱することがないからである。
このようなタイロッドの固定方法によって、すべての
タイロッドが底部開口部1により垂直方法および水平方
向に永久的に案内される。それゆえ、すべてのシリンダ
ユニットは同時に案内爪により永久的に案内される。
上述の固定方法による一般的な態様により、個々のシ
リンダユニットおよびこれらに関連するテレメンバーが
互いに回転したり捩れなくなる。
さらに、上述のタイロッドの固定方法により得られる
技術動作における信頼性を改善するという利点を図8お
よび図9を参照して説明する。
再度断っておくが、図8および図9はテレメンバーお
よび油圧シリンダユニット等を示しており、図7と同一
スケールである。図7ないし図9との比較において、油
圧シリンダの基端部材0の支持爪4、4′のテレメンバ
ーAの底部におけるレール5、5′への係合について
は、このような係合はこれら3つの図のすべてにおいて
起こり同一の高さになる。テレメンバーBのレール片
5、5′におけるシリンダユニットIの案内爪4、4′
の係合について言えば、その状態は図7および図8にお
いて同一であるが、図9においては、図7および図8に
示した高さと同一なのはシリンダユニットIの支持爪
4、4′のみであり、図9において支持爪4、4′はテ
レメンバーBのレール片5、5′に係合していない。
なお、図7のブームは完全に延伸した状態であるが、
図8および図9の同一ブームは異なる延伸または縮退状
態に示されている。
図8はシリンダユニットIIが不正常動作ゆえにシリン
ダユニットIIがまだ完全に延出していない段階または部
分的に延出した段階にもかかわらず既に縮退(シリンダ
ユニットI内に)している状態を示している。すなわ
ち、正常であれば、延伸動作がシリンダユニットIない
しVの順で起こり、縮退動作がVないしIの順で適正に
起こる。しかしながら、図8において分かるように、不
適正に縮退したシリンダユニットIIがこれを支持するテ
レメンバーの後端部から突出できずに、シリンダユニッ
トIIの支持爪4、4′がレール片5、5′に係合した状
態になっている。しかしながら、不適正に縮退するユニ
ットIIは図7に示すようなタイロッドの永久的案内とそ
れらの対応するテレメンバーへの固定によりこれを支持
するテレメンバーCに沿って引かれる。而して、シリン
ダユニットIIが続いて縮退すると、テレメンバーBがこ
れに同期して移動する(テレメンバーCの底部9がテレ
メンバーBの底部9上に静止しているために、テレメン
バB上に力が作用する)。それゆえ、シリンダユニット
Iの爪4、4′がテレメンバーBの支持レール片5、
5′から外れてテレメンバーCのレール片5、5′側に
摺動する。これらのレール片はテレメンバーCがテレメ
ンバーBに接近した時にタイロッド10Bを介して既に高
さおよび位置に関して中央にある。本発明の固定方法に
より、シリンダユニットの不適正な連続的縮退残部にも
かかわらず、上記曲げに対する支持作用は完全に維持さ
れている。
以下、上述の中央の位置についてタイロッド10Bを参
照例に説明する。
タイロッド10BはテレメンバーCの底部開口部1を貫
通しているが、これに対して摺動しない。しかしなが
ら、タイロッド10Bは後方に押されてテレメンバーBの
底部における目のような固定手段から外れる。これらの
固定手段および底部開口部は同一の高さおよび位置にあ
って、テレメンバーBおよびCが互いに接近する時にこ
れら両方を貫通して延出するタイロッド10Bを介してテ
レメンバーBおよびCを中央に位置させる。それゆえ、
テレメンバーBのレール片5、5′およびテレメンバー
Cのレール片5、5′は同時に相対的に位置合わせされ
る。
したがって、他のすべてのテレメンバーCのレール片
5、5′はテレメンバーEを除いて相対的に中央に位置
合わせされている。
図9はシリンダユニットIIが完全に延伸する前に誤動
作等によりシリンダユニットIIIが延伸した状態を示し
ている。このようなシリンダユニットIIおよびIIIの誤
った順番での動作により、参照記号Yで図9に示すよう
に、レール片5、5′間の空隙が形成される。したがっ
て、シリンダユニットIの支持爪4、4′は空隙中にあ
って、テレメンバーBの支持レール片5、5′との係合
から離脱するが、このような係合は図8においては存在
する。
上述の空隙YはテレメンバーC、DおよびEがそれら
のレール片5、5′を底部側に置いたまま残りのテレメ
ンバーから離れることによって同様に生じる。この空隙
Y、すなわち図9においてテレメンバーAおよびBの間
に例示的に示されるものはシリンダユニットIに対応す
る支持爪4、4′により橋渡しすることが不可能である
ために、所望の曲げの保護を確実に維持することが困難
になり、個々のテレメンバー間における相対的な捩れが
起こり得るようになる。
しかしながら、上端部においてシリンダユニットIに
接続し、下端部においてテレメンバーAの底部と接続し
ているタイロッド10Aの作用により、支持爪4、4′が
テレメンバーBのレール片5、5′に対して位置合わせ
した状態に維持されるので、レール片およびシリンダユ
ニットIIの相対的な捩れが防止できる。それゆえ、もし
も図9に示す状態からシリンダユニットIIがさらに延出
する間に支持爪とレール片が互いに割り当てられた高さ
に戻れば、支持爪とレール片の間の所望の係合関係を部
材の相対的な整合関係が定常的に維持された結果として
容易に再現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F15B 15/16 B66C 23/68 N P (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 23/00 - 23/94

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーム部材を延出縮退させるための多段式
    油圧シリンダを備え、シリンダユニット(0−V)の少
    なくとも一に支持装置の第1構成要素(4、4′)が固
    定されており、入れ子式ブーム部材(A−E)の少なく
    とも一に前記支持装置の第2構成要素(3、3′、5、
    5′)が固定されており、前記第2構成要素が前記第1
    構成要素(4、4′)と協同して前記ブーム部材に前記
    油圧シリンダを支持する入れ子式ブームにおいて、前記
    支持装置の第1構成要素が2個の対向する爪(4、
    4′)として形成され、第2構成要素が2個の対向する
    レール(3、3′)または2個の対向するレール片
    (5、5′)として形成され、前記爪が前記レールまた
    はレール片を囲んでおり、前記レールまたはレール片が
    ブーム部材の内壁上に設けられていることを特徴とする
    ブーム。
  2. 【請求項2】最小径のブーム部材(E)の前記第2構成
    要素が前記ブーム部材(E)の内壁に沿って延出する対
    向レール(3、3′)として形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のブーム。
  3. 【請求項3】最小径のブーム部材(E)と最大径のブー
    ム部材(GK)との間に位置するブーム部材において、前
    記第2構成要素が前記ブーム部材の内壁の基端部に設け
    られた対向する短いレール片(5、5′)として形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載のブ
    ーム。
  4. 【請求項4】レール(3、3′)および短いレール片
    (5、5′)の各々が長手方向に同一面内に配置されて
    おり、これらが互いに位置整合状態でシリンダ軸に平行
    に延出していることを特徴とする請求項3に記載のブー
    ム。
  5. 【請求項5】油圧シリンダの入れ子式ユニット(Iない
    しV)の各々が入れ子式ブーム部材(AないしE)の一
    に機械的に接続しており、各ブーム部材が同時かつ均一
    に対応するものと作用することを特徴とする請求項1な
    いし6に記載のブーム。
  6. 【請求項6】機械的接続部材としてタイロッド(10)が
    備えられており、前記タイロッド(10)がシリンダユニ
    ット(IないしIV)の前端部を対応するブーム部材(A
    ないしD)の基端面に接続することを特徴とする請求項
    5に記載のブーム。
  7. 【請求項7】最小径のブーム部材(E)に備えられたシ
    リンダユニット(V)の前端部が前記ブーム部材(E)
    の前端部に接続していることを特徴とする請求項5に記
    載のブーム。
  8. 【請求項8】対向する支持レール(3、3′)の内側間
    の幅と対向する支持レール片(5、5′)の内側間の幅
    がすべての入れ子式ブーム部材(AないしE)において
    同一であることを特徴とする請求項2に記載のブーム。
  9. 【請求項9】ブームの完全に縮退した状態において、す
    べての支持爪(4、4′)が最小径ブーム部材(E)の
    支持レール(3、3′)と係合していることを特徴とす
    る請求項2に記載のブーム。
  10. 【請求項10】タイロッド(10Aないし10D)がそれらの
    各上端部において前記油圧シリンダの対応するユニット
    (IないしIV)の支持爪(4、4′)に固定されてお
    り、前記タイロッドがそれらの各下端部においてそれぞ
    れ対応するテレメンバー(AないしD)の底部(9)に
    長手方向に移動可能に保持されており、テレメンバー
    (BないしD)の底部(9)内にそれぞれ隣接するより
    大径のテレメンバーのタイロッド(10)のための貫通開
    口部(10)が設けられていることを特徴とする請求項7
    に記載のブーム。
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