JP2827140B2 - 非石綿系摩擦材 - Google Patents
非石綿系摩擦材Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキパッ
ド,ブレーキライニング,クラッチフェーシング等とし
て使用される摩擦材であって、繊維成分として石綿を含
まず、制動時の鳴き性能が良好で、耐フェード性及び耐
摩耗性も良好な非石綿系摩擦材に関するものである。
ド,ブレーキライニング,クラッチフェーシング等とし
て使用される摩擦材であって、繊維成分として石綿を含
まず、制動時の鳴き性能が良好で、耐フェード性及び耐
摩耗性も良好な非石綿系摩擦材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のブレーキパッド,ブレー
キライニング,クラッチフェーシング等に使用される摩
擦材は、その基材として石綿が多く使用されているが、
石綿はその粉塵が人体への有害性を指摘された結果、そ
の使用を規制されつつあり、石綿を使用しない摩擦材に
対する要求が強くなってきている。
キライニング,クラッチフェーシング等に使用される摩
擦材は、その基材として石綿が多く使用されているが、
石綿はその粉塵が人体への有害性を指摘された結果、そ
の使用を規制されつつあり、石綿を使用しない摩擦材に
対する要求が強くなってきている。
【0003】そこで、石綿を使用しない非石綿系摩擦材
について多くの提案がなされているが、それらの多くは
繊維成分として耐熱性有機繊維,ガラス繊維,金属繊維
を用い、結合材としてフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂
を、充填材粉末成分として黒鉛,硫酸バリウム,アルミ
ナ等を用いたものである。
について多くの提案がなされているが、それらの多くは
繊維成分として耐熱性有機繊維,ガラス繊維,金属繊維
を用い、結合材としてフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂
を、充填材粉末成分として黒鉛,硫酸バリウム,アルミ
ナ等を用いたものである。
【0004】然し乍ら、結合材として上記のフェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂を使用した摩擦材は、高温下では
前記樹脂が融解又は分解してガスが発生し、フェード現
象を起こして摩擦係数が不安定になるという問題点があ
る。この問題点を解決するために、前記樹脂成分を摩擦
材全量の15〜25体積%と少量に抑えているが、有機
結合材を減少させると、摩擦材の強度及び耐摩耗性の低
下を避けることは出来ず、また、制動時に不快な鳴きを
発生することが多かった。即ち、非石綿系の摩擦材にあ
っては、石綿系の摩擦材に比して結合材の量を多くしな
いと、摩擦材としての充分な強度及び耐摩耗性を得られ
ず、しかも制動時に不快な鳴きの発生を避けられなかっ
たのである。
樹脂等の熱硬化性樹脂を使用した摩擦材は、高温下では
前記樹脂が融解又は分解してガスが発生し、フェード現
象を起こして摩擦係数が不安定になるという問題点があ
る。この問題点を解決するために、前記樹脂成分を摩擦
材全量の15〜25体積%と少量に抑えているが、有機
結合材を減少させると、摩擦材の強度及び耐摩耗性の低
下を避けることは出来ず、また、制動時に不快な鳴きを
発生することが多かった。即ち、非石綿系の摩擦材にあ
っては、石綿系の摩擦材に比して結合材の量を多くしな
いと、摩擦材としての充分な強度及び耐摩耗性を得られ
ず、しかも制動時に不快な鳴きの発生を避けられなかっ
たのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記の非石綿系摩擦材において、低温から高温まで安定し
た摩擦性能を示し、鳴き性能が優れた摩擦材を提供する
ことを、その課題とするものである。
記の非石綿系摩擦材において、低温から高温まで安定し
た摩擦性能を示し、鳴き性能が優れた摩擦材を提供する
ことを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決することを目的としてなされたもので、その構成は、
石綿以外の繊維成分と、熱硬化性樹脂成分と、充填材粉
末成分とを含有する摩擦材において、その一部に樹脂コ
ーティングされたバーミキュライトを含むことを特徴と
するものである。即ち、本発明の発明者は、上記の課題
を解決することを目的として、研究を重ねた結果、補助
材として一部に樹脂コーティングされたバーミキュライ
トを特定量含ませることにより、上記の目的を達成でき
ることを知得し、本発明をなし遂げたのである。
決することを目的としてなされたもので、その構成は、
石綿以外の繊維成分と、熱硬化性樹脂成分と、充填材粉
末成分とを含有する摩擦材において、その一部に樹脂コ
ーティングされたバーミキュライトを含むことを特徴と
するものである。即ち、本発明の発明者は、上記の課題
を解決することを目的として、研究を重ねた結果、補助
材として一部に樹脂コーティングされたバーミキュライ
トを特定量含ませることにより、上記の目的を達成でき
ることを知得し、本発明をなし遂げたのである。
【0007】バーミキュライトはSiO2,MgO,A
l2O3を主成分とする雲母状の鉱物であって、適度な
硬度とへき開性を有している。即ち、バーミキュライト
を添加すると、低負荷時にはマイルドな研削材としてμ
を上げ、高負荷時には破壊されて高硬度の摩耗粉を生成
し、安定した摩擦係数を維持し、且つ摩擦材の摩耗量を
少なくする効果がある。鳴き性能を向上させる理由とし
ては、制動時部分的に大きな摩擦力が働いて、鳴きの原
因となる摩擦振動が起こる前にバーミキュライトが崩壊
するためと考えられる。
l2O3を主成分とする雲母状の鉱物であって、適度な
硬度とへき開性を有している。即ち、バーミキュライト
を添加すると、低負荷時にはマイルドな研削材としてμ
を上げ、高負荷時には破壊されて高硬度の摩耗粉を生成
し、安定した摩擦係数を維持し、且つ摩擦材の摩耗量を
少なくする効果がある。鳴き性能を向上させる理由とし
ては、制動時部分的に大きな摩擦力が働いて、鳴きの原
因となる摩擦振動が起こる前にバーミキュライトが崩壊
するためと考えられる。
【0008】而して、本発明において使用されるバーミ
キュライトは、前記のものそのまま又はそれに焼成加工
を施したもののいずれでもよく、その含有量は、摩擦材
全量の0.1〜30体積%が望ましい。前記の量が0.
1%以下では効果がなく、30%以上ではそれ以上効果
が増大しないばかりでなく、摩擦材の機械的強度に悪影
響を与えるので好ましくない。また、バーミキュライト
の粒径は2mm以下が望ましく、それ以上では分散性が
悪く、機械的強度が低下したり、対面に対する攻撃性が
悪化するので、好ましくない。
キュライトは、前記のものそのまま又はそれに焼成加工
を施したもののいずれでもよく、その含有量は、摩擦材
全量の0.1〜30体積%が望ましい。前記の量が0.
1%以下では効果がなく、30%以上ではそれ以上効果
が増大しないばかりでなく、摩擦材の機械的強度に悪影
響を与えるので好ましくない。また、バーミキュライト
の粒径は2mm以下が望ましく、それ以上では分散性が
悪く、機械的強度が低下したり、対面に対する攻撃性が
悪化するので、好ましくない。
【0009】また、本発明において、繊維成分として使
用されるものには、アラミド繊維等の有機繊維、ガラス
繊維,ロックウール,セラミック繊維等の無機繊維、
銅,青銅,アルミニウム,黄銅等の金属繊維が挙げら
れ、一方、結合材としては、フェノール樹脂,尿素樹
脂,メラミン樹脂又はそれらの変性樹脂のような熱硬化
性樹脂や、ポリアセタール樹脂,芳香族ポリイミド樹
脂,フッ素樹脂等の耐熱性樹脂が挙げられる。更に、充
填材としては、黒鉛,金属粉,二硫化モリブデン,カシ
ューダストのような潤滑作用のあるものや、硫酸バリウ
ム,炭酸カルシウム等が挙げられる。一方、バーミキュ
ライトに施す樹脂コーティングに使用される樹脂として
は、前記結合材と同様の樹脂が挙げられる。
用されるものには、アラミド繊維等の有機繊維、ガラス
繊維,ロックウール,セラミック繊維等の無機繊維、
銅,青銅,アルミニウム,黄銅等の金属繊維が挙げら
れ、一方、結合材としては、フェノール樹脂,尿素樹
脂,メラミン樹脂又はそれらの変性樹脂のような熱硬化
性樹脂や、ポリアセタール樹脂,芳香族ポリイミド樹
脂,フッ素樹脂等の耐熱性樹脂が挙げられる。更に、充
填材としては、黒鉛,金属粉,二硫化モリブデン,カシ
ューダストのような潤滑作用のあるものや、硫酸バリウ
ム,炭酸カルシウム等が挙げられる。一方、バーミキュ
ライトに施す樹脂コーティングに使用される樹脂として
は、前記結合材と同様の樹脂が挙げられる。
【0010】本発明の非石綿系摩擦材は、一部に樹脂コ
ーティングを施したバーミキュライトを含ませることに
よって、μが高く安定して、耐フェード性が向上すると
共に鳴き性能も向上し、耐摩耗性も良好となる。樹脂コ
ーティングを施したバーミキュライトを用いると、摩擦
中におけるその脱落が防止され、前記の効果は一層顕著
なものとなる。
ーティングを施したバーミキュライトを含ませることに
よって、μが高く安定して、耐フェード性が向上すると
共に鳴き性能も向上し、耐摩耗性も良好となる。樹脂コ
ーティングを施したバーミキュライトを用いると、摩擦
中におけるその脱落が防止され、前記の効果は一層顕著
なものとなる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。結合
材としてフェノール樹脂を、繊維成分としてアラミド繊
維,ロックウール,銅繊維をそれぞれ用い、充填材とし
て黒鉛,硫酸バリウムを、補助材として樹脂コーティン
グを施したバーミキュライトをそれぞれ用いると共に他
に適宜の摩擦調整剤を用いて、これらを均一に混合し、
室温,圧力400kg/cm2で予備成型した後、温度
150℃,圧力400kg/cm2で10分間加熱加圧
成型し、次いで温度180℃で5時間熱処理して、表1
に示す実施例Dの摩擦材を得た。また、バーミキュライ
トを用いない比較例の摩擦材を同様にして得た。なお、
表1には、同様にして得た補助剤として樹脂コーティン
グを施さないバーミキュライトを用いた摩擦材を参考例
A,B,Cとして示す。
材としてフェノール樹脂を、繊維成分としてアラミド繊
維,ロックウール,銅繊維をそれぞれ用い、充填材とし
て黒鉛,硫酸バリウムを、補助材として樹脂コーティン
グを施したバーミキュライトをそれぞれ用いると共に他
に適宜の摩擦調整剤を用いて、これらを均一に混合し、
室温,圧力400kg/cm2で予備成型した後、温度
150℃,圧力400kg/cm2で10分間加熱加圧
成型し、次いで温度180℃で5時間熱処理して、表1
に示す実施例Dの摩擦材を得た。また、バーミキュライ
トを用いない比較例の摩擦材を同様にして得た。なお、
表1には、同様にして得た補助剤として樹脂コーティン
グを施さないバーミキュライトを用いた摩擦材を参考例
A,B,Cとして示す。
【0012】上記の方法により作製した実施例D及び比
較例の摩擦材をJASOの「乗用車ブレーキ装置ダイナ
モメーター試験方法」に規定されている摩擦性能試験に
よりテストした結果及び実車鳴きテストの結果を表2に
示す。なお、表2中のA,B,Cは樹脂コーティングを
施していないバーミキュライトを用いた参考例の摩擦材
である。
較例の摩擦材をJASOの「乗用車ブレーキ装置ダイナ
モメーター試験方法」に規定されている摩擦性能試験に
よりテストした結果及び実車鳴きテストの結果を表2に
示す。なお、表2中のA,B,Cは樹脂コーティングを
施していないバーミキュライトを用いた参考例の摩擦材
である。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、繊維基
材として石綿を含まない本発明非石綿系摩擦材は、実施
例に示したように、アラミド繊維等の有機繊維やロック
ウール等の無機繊維、銅繊維等の金属系繊維、フェノー
ル樹脂等の結合材及び、黒鉛,硫酸バリウム等の充填材
成分から成るもので、その一部に補助材として樹脂コー
ティングを施したバーミキュライトを含ませた結果、μ
が高く安定して耐フェード性が向上するばかりでなく、
耐摩耗性及び鳴き性能も著しく向上するので、自動車の
ブレーキパッド,ブレーキライニング,クラッチフェー
シング等に使用する摩擦材として好適である。
材として石綿を含まない本発明非石綿系摩擦材は、実施
例に示したように、アラミド繊維等の有機繊維やロック
ウール等の無機繊維、銅繊維等の金属系繊維、フェノー
ル樹脂等の結合材及び、黒鉛,硫酸バリウム等の充填材
成分から成るもので、その一部に補助材として樹脂コー
ティングを施したバーミキュライトを含ませた結果、μ
が高く安定して耐フェード性が向上するばかりでなく、
耐摩耗性及び鳴き性能も著しく向上するので、自動車の
ブレーキパッド,ブレーキライニング,クラッチフェー
シング等に使用する摩擦材として好適である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 3/14 520 F16D 69/02
Claims (4)
- 【請求項1】 石綿以外の繊維成分と、熱硬化性樹脂成
分と、充填材粉末成分とを含有する摩擦材において、そ
の一部に樹脂コーティングされたバーミキュライトを含
むことを特徴とする非石綿系摩擦材。 - 【請求項2】 コーティングする樹脂が、フェノール樹
脂,尿素樹脂,メラミン樹脂又はそれらの変性樹脂のう
ちの少なくとも一種類の熱硬化性樹脂や、ポリアセター
ル樹脂,芳香族ポリイミド樹脂,フッ素樹脂のうちの少
なくとも一種類の耐熱性樹脂であることを特徴とする請
求項1に記載の非石綿系摩擦材。 - 【請求項3】 バーミキュライトの量が摩擦材全体の
0.1〜30体積%であることを特徴とする請求項1又
は2に記載の非石綿系摩擦材。 - 【請求項4】 石綿以外の繊維成分が、有機繊維,無機
繊維,金属繊維の少なくともいずれかの繊維であること
を特徴とする請求項1又は2に記載の非石綿系摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41293690A JP2827140B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 非石綿系摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41293690A JP2827140B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 非石綿系摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04222891A JPH04222891A (ja) | 1992-08-12 |
| JP2827140B2 true JP2827140B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18521676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41293690A Expired - Fee Related JP2827140B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 非石綿系摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2827140B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE787128A (fr) * | 1971-08-16 | 1972-12-01 | Mars Inc | Discriminateur de pieces de monnaie |
| JP2009275063A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 摩擦材 |
| JP2011148675A (ja) * | 2009-05-15 | 2011-08-04 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 粉体粒子およびその製造方法ならびにこの粉体粒子を用いた摩擦材 |
| CN118956193B (zh) * | 2024-10-12 | 2025-07-18 | 德鹿新材料技术(上海)有限公司 | 一种含气凝胶复合改性硅酸盐粘结剂的建筑隔热防火涂料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP41293690A patent/JP2827140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04222891A (ja) | 1992-08-12 |
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