JP2824601B2 - タコジエネレータ断線検出方法および速度制御装置 - Google Patents

タコジエネレータ断線検出方法および速度制御装置

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JP2824601B2
JP2824601B2 JP2119672A JP11967290A JP2824601B2 JP 2824601 B2 JP2824601 B2 JP 2824601B2 JP 2119672 A JP2119672 A JP 2119672A JP 11967290 A JP11967290 A JP 11967290A JP 2824601 B2 JP2824601 B2 JP 2824601B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、印刷機の回転速度をタコジェネレータに
て検出し、このタコジェネレータの検出する回転速度と
設定速度とを比較して、印刷機の回転速度をフィードバ
ック制御する速度制御装置において、タコジェネレータ
の検出々力が生ずる線路の断線検出に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より、各種の印刷機においては、印刷機(原動モ
ータ)の回転速度をタコジェネレータにて検出し、この
タコジェネレータの検出する回転速度と設定速度とを比
較して、原動モータの回転速度をフィードバック制御す
るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような速度制御装置においては、
タコジェネレータの検出々力が生ずる線路が断線する
と、設定速度と比較される検出回路速度が零となってし
まうため、検出回路速度を設定速度に合致させるように
原動モータの増速制御が繰り返し実行され、これにより
原動モータが暴走してしまうという問題があった。
殊に、印刷機では、低速回転させながらゴム胴の洗浄
を行うことが実施されており、このような状況下におい
て上述したような線路の断線が生じると、急速回転する
ゴム胴に手を巻き込まれたりする等の危険がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するために提案された
もので、タコジェネレータの検出々力が生ずる線路に高
周波信号を重畳するものとし、この高周波信号の重畳の
有無に基づき上記線路の断線を検出するようにしたもの
である。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、タコジェネレータの検
出々力が生ずる線路のどこかに断線が生じると、その線
路に重畳されている高周波信号が消失する。したがっ
て、この高周波信号の重畳の有無を監視することによ
り、上記線路の断線を検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係るタコジェネレータ断線検出方法お
よび速度制御装置を詳細に説明する。
第1図はこの断線検出方法の一実施例を適用してなる
速度制御装置のブロック回路構成図である。同図におい
て、1は印刷機における原動モータ、2はこの原動モー
タ1の回転速度に応じた電圧(検出々力)を発生するタ
コジェネレータ、3は所定周波数以下の電圧信号を通過
させるローパスフィルタ、4はこのローパスフィルタ3
を通過するタコジェネレータ2の検出々力を入力とし、
この検出々力に基づく原動モータ1の回転速度と本機制
御回路10より与えられる設定速度(モータ駆動指令値)
とを比較し、その差に応じたコントロール信号を出力す
るモータコントロール回路、5はこのモータコントロー
ル回路4の出力するコントロール信号を受けて原動モー
タ1を駆動するモータ駆動回路、6はタコジェネレータ
2に対して直列に接続されこのタコジェネレータ2の検
出々力が生ずる線路Lに高周波信号を重畳する高周波発
振器、7は線路Lの断線を検出するタコジェネレータ断
線検出回路である。
高周波発振器6の発生する高周波信号は、ローパスフ
ィルタ3において規定される上記所定周波数よりも、充
分高い周波数fpとされている。また、タコジェネレータ
断線検出回路7は、周波数fp検出回路7−1とインバー
タ7−2とアンドゲート7−3とにより構成され、ロー
パスフィルタ3とタコジェネレータ2との接続線路につ
ながれている。このタコジェネレータ断線検出回路7に
おいて、周波数fp検出回路7−1は、第2図に示すよう
に、周波数fpを中心とする所定帯域幅の周波数信号を通
過させるバンドパスフィルタ7−11と、このバンドパス
フィルタ7−11を通過する周波数信号を整流する整流回
路7−12と、この整流回路7−12の整流出力を増幅する
オペアンプ7−13と、このオペアンプ7−13の増幅出力
を波形整形する波形整形回路7−14とから構成されてい
る。そして、この波形整形回路7−14の出力がインバー
タ7−2へ与えられ、このインバータ7−2による反転
出力がアンドゲート7−3の一端へ与えられ、このアン
ドゲート7−3「H」レベルの出力が断線検出信号とし
て、本機制御回路10へ送られるものとなっている。な
お、アンドゲート7−3の他端には、本機制御回路10よ
り「H」レベルの活性化信号が与えられている。また、
本機制御回路10は、アンドゲート7−3からの断線検出
信号を受けて、モータコントロール回路4へ原動モータ
1の回転を強制的に停止するモータ駆動停止指令を供与
するものとして構成されている。
次に、このように構成された速度制御装置の動作を説
明する。
線路Lに断線が生じていない通常時にあっては、原動
モータ1が回転すると、この駆動モータ1の回転速度に
応じた電圧がタコジェネレータ2に発生する。すなわ
ち、ローパスフィルタ3の入力端と線路Lを介しての接
地間にタコジェネレータ2の検出々力が生じ、この検出
々力がローパスフィルタ3を通過してモータコントロー
ル回路4へ与えられる。そして、この検出々力に基づく
原動モータ1の回転速度と本機制御回路10より与えられ
る設定速度とがモータコントロール回路4にて比較さ
れ、その差に応じたコントロール信号がモータ駆動回路
5へ与えられ、設定速度と検出回転速度とが合致するよ
うに、原動モータ1の回転速度がフィードバック制御さ
れる。このとき、線路Lには高周波発振器6の発生する
高周波信号が重畳されているが、ローパスフィルタ3は
所定周波数以下の電圧信号のみを通過させるので、その
所定周波数よりも充分に高い周波数fpの高周波信号が、
モータコントロール回路4へ与えられることはない。
このような状態にあって、線路Lに断線が生じると、
すなわち線路Lの電線路が切断されたり、線路Lの途中
に配置されるコネクタ8−1や8−2の嵌合がはずれた
り、タコジェネレータ2のブラシ間での接触不良が生じ
たり、線路Lの途中に配置される端子台(図示せず)で
の端子ねじの緩みによる導通不良が生じたりすると、ロ
ーパスフィルタ3の入力端へのタコジェネレータ2の検
出々力が消失する。すなわち、ローパスフィルタ3の入
力端レベルが、原動モータ1の回転速度が零であること
を示す検出々力と同値となる。このため、線路Lに断線
が生じると、モータコントロール回路4では原動モータ
1の回転速度が零であるものと判断して、この回転速度
と設定速度とを比較し、その差に応じたコントロール信
号を送出しようとする。しかし、この場合、線路Lの断
線は、タコジェネレータ断線検出回路7において常に監
視されている。すなわち、線路Lが断線していない状態
では、線路Lに重畳されている高周波信号が周波数fp検
出回路7−1のバンドパスフィルタ7−11を通過し、こ
の高周波信号を整流・増幅・波形整形して得られる
「H」レベルの信号が、インバータ7−2へ与えられて
いる。このため、インバータ7−2の出力する「L」レ
ベルの信号がアンドゲート7−3の一端へ与えられ、ア
ンドゲート7−3の出力は「L」レベルを維持してい
る。このような状態で、線路Lに断線が生じると、線路
Lに重畳されている高周波信号が消失し、インバータ7
−2の出力が「H」レベルとなる。このため、アンドゲ
ート7−3の両入力が「H」レベルとなって、その出力
が「H」レベルへと転じる。すなわち、本機制御回路10
に対して、アンドゲート7−3より断線検出信号が送ら
れるものとなる。この断線検出信号を受けて、本機制御
回路10は、モータコントロール回路4へモータ駆動停止
指令を供与し、原動モータ1の回転を強制的に停止す
る。
このように、本実施例による速度制御装置によると、
線路Lの断線がその線路Lに重畳された高周波信号の消
失として確実に検出され、原動モータ1の強制的な停止
が行われるため、原動モータ1が暴走してしまうことが
ない。このため、低速回転させながらゴム胴の洗浄を行
う際の安全性が確保され、急速回転するゴム胴に手を巻
き込まれたりする等の事故を未然に防止することができ
るようになる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によるタコジェネレータ
断線検出方法および速度制御装置によると、タコジェネ
レータの検出々力が生ずる線路に高周波信号を重畳する
ものとし、この高周波信号の重畳の有無に基づき上記線
路の断線を検出するようにしたので、その線路の断線を
確実に検出して、印刷機の回転を強制的に停止すること
が可能となる。
これにより、低速回転させながら版胴の洗浄を行う際
の安全性を確保し、急速回転するゴム胴に手を巻き込ま
れたりする等の事故を未然に防止することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタコジェネレータ断線検出方法の
一実施例を適用してなる速度制御装置のブロック回路構
成図、第2図はこの速度制御装置におけるタコジェネレ
ータ断線検出回路の内部構成を示すブロック図である。 1……原動モータ、2……タコジェネレータ、3……ロ
ーパスフィルタ、4……モータコントロール回路、6…
…高周波発振器、7……タコジェネレータ断線検出回
路、L……線路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 33/00,33/14 G01R 31/02 H02P 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷機の回転速度をタコジェネレータにて
    検出し、このタコジェネレータの検出する回転速度と設
    定速度とを比較して、前記印刷機の回転速度をフィード
    バック制御する速度制御装置において、 前記タコジェネレータの検出々力が生ずる線路に高周波
    信号を重畳し、この高周波信号の重畳の有無に基づき前
    記線路の断線を検出するようにしたことを特徴とするタ
    コジェネレータ断線検出方法。
  2. 【請求項2】印刷機の回転速度をタコジェネレータにて
    検出し、このタコジェネレータの検出する回転速度と設
    定速度とを比較して、前記印刷機の回転速度をフィード
    バック制御する速度制御装置において、前記タコジェネ
    レータの検出々力が生ずる線路に高周波信号を重畳する
    高周波発振手段と、前記高周波信号の重畳の有無に基づ
    き前記線路の断線を検出する断線検出手段とを備えた速
    度制御装置。
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