JPH0528956Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528956Y2 JPH0528956Y2 JP1985193638U JP19363885U JPH0528956Y2 JP H0528956 Y2 JPH0528956 Y2 JP H0528956Y2 JP 1985193638 U JP1985193638 U JP 1985193638U JP 19363885 U JP19363885 U JP 19363885U JP H0528956 Y2 JPH0528956 Y2 JP H0528956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- frequency
- motor
- residual voltage
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はインバータにより電動機駆動を行うイ
ンバータ装置に係り、特に電動機回転中に再起動
運転機能を有するインバータ装置の制御回路に関
するものである。
ンバータ装置に係り、特に電動機回転中に再起動
運転機能を有するインバータ装置の制御回路に関
するものである。
電動機駆動を行うインバータ装置においては、
運転最中に例えばインバータを瞬時に停止させた
場合は電動機から残留電圧と呼ばれる発電効果を
生じる。その発電効果は電動機内の残留磁束によ
るものであつて、これは電動機の回転数に比例し
た周波数を有するものであり、電動機から出力さ
れインバータに吸収されるものとなる。そして、
この残留電圧が発生している最中にインバータに
より電動機を再起動するものとすれば、過電流が
流れることから支障をきたすものとなる。なお、
その残留電圧は通常数百(ms)で微小なものと
なる。
運転最中に例えばインバータを瞬時に停止させた
場合は電動機から残留電圧と呼ばれる発電効果を
生じる。その発電効果は電動機内の残留磁束によ
るものであつて、これは電動機の回転数に比例し
た周波数を有するものであり、電動機から出力さ
れインバータに吸収されるものとなる。そして、
この残留電圧が発生している最中にインバータに
より電動機を再起動するものとすれば、過電流が
流れることから支障をきたすものとなる。なお、
その残留電圧は通常数百(ms)で微小なものと
なる。
このため、従来再起動する条件としては数
(Sec)の時間経過後再起動させ、電流制限機能
を効用してインバータ出力周波数を引き戻し、電
動機回転周波数をインバータ出力周波数に同期さ
せてから設定周波数まで再加速させる便法が用い
られている。
(Sec)の時間経過後再起動させ、電流制限機能
を効用してインバータ出力周波数を引き戻し、電
動機回転周波数をインバータ出力周波数に同期さ
せてから設定周波数まで再加速させる便法が用い
られている。
そして、これがさらに改善されて電動機の回転
周波数の検知から、これにインバータ出力周波数
を同期させ再起動させるようにした手法を用いる
のが一般的になつている。これを第2図および第
3図に示す。
周波数の検知から、これにインバータ出力周波数
を同期させ再起動させるようにした手法を用いる
のが一般的になつている。これを第2図および第
3図に示す。
第2図は電動機回転数検出器が用いられた従来
例を示すもので、1は例えば交流入力を得て直流
変換しその直流を交流に逆変換のうえ電動機2を
駆動するインバータ、3は電動機2の回転数に対
応したパルス信号を送出する回転数検出器、4は
周波数設定器である。
例を示すもので、1は例えば交流入力を得て直流
変換しその直流を交流に逆変換のうえ電動機2を
駆動するインバータ、3は電動機2の回転数に対
応したパルス信号を送出する回転数検出器、4は
周波数設定器である。
すなわち、インバータ1が三相交流入力101
を入力してインバータ出力102により電動機2
を駆動する系において、インバータ1には回転数
検出器3から電動機回転数検出信号301を得る
ことにより、その電動機回転周波数にインバータ
1の出力周波数を同期のうえ再起動が可能であ
り、そののち周波数設定器4出力の周波数設定指
令401に制御し得るものである。
を入力してインバータ出力102により電動機2
を駆動する系において、インバータ1には回転数
検出器3から電動機回転数検出信号301を得る
ことにより、その電動機回転周波数にインバータ
1の出力周波数を同期のうえ再起動が可能であ
り、そののち周波数設定器4出力の周波数設定指
令401に制御し得るものである。
第3図は電動機回転周波数検出器が用いられた
他の従来例を示すもので、5は変圧器を用いて残
留電圧を検知するようにした回転周波数検出器、
103は電圧出力である。図中、第2図と同符号
のものは同じ構成部分を示す。
他の従来例を示すもので、5は変圧器を用いて残
留電圧を検知するようにした回転周波数検出器、
103は電圧出力である。図中、第2図と同符号
のものは同じ構成部分を示す。
第3図において、回転周波数検出器5は変圧器
5aおよび変圧器5a出力を電動機回転周波数検
出信号501として発生する周波数検知信号変換
器5bからなる1例のものである。
5aおよび変圧器5a出力を電動機回転周波数検
出信号501として発生する周波数検知信号変換
器5bからなる1例のものである。
よつて、第3図に示されるものは、第2図の接
続構成における電動機回転数検出信号301の信
号発生部に代えて電動機回転周波数検出信号50
1を得る信号発生部を具備するものであり、残留
電圧の検知によつて第2図装置と同様な機能を有
する。
続構成における電動機回転数検出信号301の信
号発生部に代えて電動機回転周波数検出信号50
1を得る信号発生部を具備するものであり、残留
電圧の検知によつて第2図装置と同様な機能を有
する。
インバータ装置において電動機回転中に再起動
するものとすれば、電動機の回転数の降下に伴い
電動機ならびに電動機に連結される負荷に大きな
衝撃を与えるものとなる。よつて、前述した如き
電動機の回転数の検知からインバータ出力周波数
を同期させる手法が用いられるものとなつてい
る。さらには、かかる場合に例えばパルスジエネ
レータ等の回転数検出器を設けることが不可能な
場合が生じるものとなるなどから、残留電圧検出
用変圧器を用いる方式が多く採用されるものとな
つていた。
するものとすれば、電動機の回転数の降下に伴い
電動機ならびに電動機に連結される負荷に大きな
衝撃を与えるものとなる。よつて、前述した如き
電動機の回転数の検知からインバータ出力周波数
を同期させる手法が用いられるものとなつてい
る。さらには、かかる場合に例えばパルスジエネ
レータ等の回転数検出器を設けることが不可能な
場合が生じるものとなるなどから、残留電圧検出
用変圧器を用いる方式が多く採用されるものとな
つていた。
しかしながら、第3図に示した如く従来のかよ
うな装置においてはインバータ装置の運転中は変
圧器5aが接続されてなるものであることから、
その変圧器部が、インバータ装置では低周波域で
のトルク補正として周波数に対して出力電圧を上
げるいわゆるブースタ特性が必要なため、通常の
(50/60)Hz用に比べて大きい容量が必要となる不
具合点を有していた。
うな装置においてはインバータ装置の運転中は変
圧器5aが接続されてなるものであることから、
その変圧器部が、インバータ装置では低周波域で
のトルク補正として周波数に対して出力電圧を上
げるいわゆるブースタ特性が必要なため、通常の
(50/60)Hz用に比べて大きい容量が必要となる不
具合点を有していた。
本考案は上述したような不具合点を除去するた
めなされたもので、電動機の回転数に比例する残
留電圧の周波数を検知する変圧器および信号変換
器を具備するとともに、その変圧器部分を停止時
のみ接続して運転と同時に切り離す如く作用する
スイツチを設けてなる格別なインバータ装置の制
御回路を実現したものである。
めなされたもので、電動機の回転数に比例する残
留電圧の周波数を検知する変圧器および信号変換
器を具備するとともに、その変圧器部分を停止時
のみ接続して運転と同時に切り離す如く作用する
スイツチを設けてなる格別なインバータ装置の制
御回路を実現したものである。
本考案は前述の解決手段を用いることより、イ
ンバータ停止中のみ残留電圧の検知を行う回転周
波数検出器を備え、該回転周波数検出器より出力
周波数を得るものである。
ンバータ停止中のみ残留電圧の検知を行う回転周
波数検出器を備え、該回転周波数検出器より出力
周波数を得るものである。
第1図は本考案の一実施例の要部構成を示すも
ので、5′は変圧器5a′、周波数検知信号変換器
5bおよび接点Sを有するスイツチ5cからなる
回転周波数検出器である。図中、第2図および第
3図と同符号のものは同じ機能を有する部分を示
す。
ので、5′は変圧器5a′、周波数検知信号変換器
5bおよび接点Sを有するスイツチ5cからなる
回転周波数検出器である。図中、第2図および第
3図と同符号のものは同じ機能を有する部分を示
す。
すなわち、回転周波数検出器5′において変圧
器5a′は接点Sを通して電圧出力103を得るも
のであり、変圧器5a′出力を周波数検知信号変換
器5bを介して電動機回転周波数検出信号50
1′としてインバータ1に発生するものである。
器5a′は接点Sを通して電圧出力103を得るも
のであり、変圧器5a′出力を周波数検知信号変換
器5bを介して電動機回転周波数検出信号50
1′としてインバータ1に発生するものである。
さらに、スイツチ5cがインバータ1の運転信
号104が与えられると接点Sを開路し、インバ
ータが停止したとき接点Sを開路する如く作用す
る。かようにして、インバータ停止中つまりイン
バータが停止状態にありかつ電動機の回転中にの
み、変圧器5a′および周波数検知信号変換器5b
を効用して電動機回転周波数検出信号501′を
送出し得るものとなる。したがつて、かような電
動機回転周波数検出信号の発生により、電動機回
転中の再起動に対して、第3図装置の機能の何ら
損うことなく作用し得ることは明らかである。
号104が与えられると接点Sを開路し、インバ
ータが停止したとき接点Sを開路する如く作用す
る。かようにして、インバータ停止中つまりイン
バータが停止状態にありかつ電動機の回転中にの
み、変圧器5a′および周波数検知信号変換器5b
を効用して電動機回転周波数検出信号501′を
送出し得るものとなる。したがつて、かような電
動機回転周波数検出信号の発生により、電動機回
転中の再起動に対して、第3図装置の機能の何ら
損うことなく作用し得ることは明らかである。
なお接点Sの挿入の場合、変圧器5a′の一次側
入力の二本全てまたはその一本のみのどちらでも
よいことは勿論である。
入力の二本全てまたはその一本のみのどちらでも
よいことは勿論である。
以上説明したように本考案によれば、つぎの如
き効果を得ることができる。
き効果を得ることができる。
(1) 残留電圧検出用変圧器をインバータ停止中の
み効用するものとして、小型化でき安価にな
る。
み効用するものとして、小型化でき安価にな
る。
(2) さらには変圧器をインバータ運転中切り離し
て故障時の信頼性を向上できるばかりでなく、
変圧器一次ヒユーズを削除可能になる。
て故障時の信頼性を向上できるばかりでなく、
変圧器一次ヒユーズを削除可能になる。
第1図は本考案の一実施例の要部構成を示す系
統図、第2図は電動機回転数検出器が用いられた
従来例を示す系統図、第3図は電動機回転周波数
検出器が用いられた他の従来例を示す系統図であ
る。 1……インバータ、2……電動機、4……周波
数設定器、5,5′……回転周波数検出器、10
3……電圧出力、104……運転信号、501,
501′……電動機回転周波数検出信号。
統図、第2図は電動機回転数検出器が用いられた
従来例を示す系統図、第3図は電動機回転周波数
検出器が用いられた他の従来例を示す系統図であ
る。 1……インバータ、2……電動機、4……周波
数設定器、5,5′……回転周波数検出器、10
3……電圧出力、104……運転信号、501,
501′……電動機回転周波数検出信号。
Claims (1)
- インバータの出力側に残留電圧検出用変圧器を
少なくとも備え、該残留電圧検出用変圧器により
電動機回転周波数を検出しかつインバータ出力周
波数を同期させ、電動機回転中再起動させるよう
にしたインバータ装置の制御回路において、イン
バータ運転中開路する接点を有するスイツチを設
けるとともに、該接点を前記残留電圧検出用変圧
器の一次側に配して該残留電圧検出用変圧器をイ
ンバータ停止中のみ接続するように構成したこと
を特徴とするインバータ装置の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985193638U JPH0528956Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985193638U JPH0528956Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101395U JPS62101395U (ja) | 1987-06-27 |
JPH0528956Y2 true JPH0528956Y2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=31149844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985193638U Expired - Lifetime JPH0528956Y2 (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528956Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP1985193638U patent/JPH0528956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62101395U (ja) | 1987-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4409533A (en) | Method of restarting induction motor and apparatus for carrying out the same | |
JP3156346B2 (ja) | インバータ装置及びその瞬時停電再始動方法 | |
WO1990010333A1 (en) | Device for preventing inrush current from flowing into electric apparatus | |
JPH0528956Y2 (ja) | ||
JPH07110154B2 (ja) | 誘導電動機の運転制御方法及びその装置 | |
JPH09247973A (ja) | 磁気軸受を用いたモータの停止方法 | |
JPH0773435B2 (ja) | 誘導電動機の瞬停再起動時の制御方法 | |
JPS6122794A (ja) | 電圧型インバ−タの再起動法 | |
KR950003875B1 (ko) | 범용 인버터의 순시 정전 재시동 방법 | |
JP3246837B2 (ja) | インバータ装置 | |
JPH0324158B2 (ja) | ||
JPH0634624B2 (ja) | 電圧型インバータの瞬停再起動装置 | |
JP2001352681A (ja) | 系統連系用エンジン駆動発電機の制御電源補償装置 | |
JPS6216745Y2 (ja) | ||
JPS6244098A (ja) | インバータ装置の制御方法 | |
JPH1042590A (ja) | 電圧形インバータ | |
JPH0441756Y2 (ja) | ||
JPS5829380A (ja) | 無整流子電動機の起動方法 | |
JPS6311916Y2 (ja) | ||
JP3050610B2 (ja) | 電源装置 | |
JPS6218984A (ja) | 誘導電動機の急速停止装置 | |
JPS62207195A (ja) | 誘導電動機の再始動方法 | |
JPS6355294B2 (ja) | ||
JPH07245872A (ja) | 可変速発電電動機 | |
JPH0667271B2 (ja) | モ−タ拾い上げ運転装置 |