JPS6330232Y2 - - Google Patents

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JPS6330232Y2
JPS6330232Y2 JP16531781U JP16531781U JPS6330232Y2 JP S6330232 Y2 JPS6330232 Y2 JP S6330232Y2 JP 16531781 U JP16531781 U JP 16531781U JP 16531781 U JP16531781 U JP 16531781U JP S6330232 Y2 JPS6330232 Y2 JP S6330232Y2
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circuit
relay
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commutation
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【考案の詳細な説明】 本考案は起動失敗検知装置に係り、特に強制転
流式起動回路を有する無整流子電動発電機に適用
するに好適な起動失敗検知装置に関する。
第1図は従来の起動失敗検知装置を備える無整
流子電動発電機の回路構成図で、特に電気車に用
いた場合を例示するものである。同図中10は電
動発電機の電動機側固定子、20は電動発電機の
発電機側固定子、30は回転子巻線に直流電流を
供給する如く構成される回転子回路、40は発電
機側固定子20の出力交流電力を直流変換し、回
転子回路30に供給する整流回路、50は電動機
側固定子10に交流電流を供給するためのサイリ
スタインバータ、60は図示しない架線より集電
する集電子、3は集電子60からの主回路に介挿
されるコンタクタ31を操作する高速度遮断器、
2は主回路に直列に介挿される起動抵抗、9は起
動抵抗2を短絡するコンタクタ91を操作する起
動抵抗短絡用接触器、1はダイオードDd、サイ
リスタACRf、転流用リアクトルCML、転流用コ
ンデンサCMCから成る強制転流回路、6は接点
1,62を操作する起動指令リレー、5は発電機
側固定子20の出力電圧を検知して接点51,52
を操作する出力電圧検知リレー、7は接点71
操作する出力電圧検知補助リレー、8は起動失敗
を検出すべく一定時間を置いて接点81を操作す
る起動失敗出力用限時リレーである。
かかる構成に於いて、通常運転時は電動機巻線
を構成する電動機側固定子10に誘起する速度電
力を利用してサイリスタインバータ50を自然転
流しているため、特別な転流回路を用いることな
く電動発電機としての動作を行なわせることが可
能である。
一方、始動時に於いては、速度起電力が得られ
ないため、強制転流回路1を動作させてサイリス
タインバータ50を構成する各サイリスタを消弧
させている。この際、強制転流回路1の容量を小
型化するべく、始動時のみ主回路に直列に起動抵
抗2を挿入してサイリスタACRfに流れる電流を
制限している。
次に、起動時に於いて、これが正常に行なわれ
た場合の動作を説明するに、起動指令に基いて起
動指令リレー6が動作すると接点61,62が閉路
する。その結果、、高速度遮断器3に接点61,8
を介して通電されるためコンタクタ31が投入さ
れる。同時に、接点62,52を介して出力電圧検
知補助リレー7に通電されるため接点71が閉路
して起動失敗限時リレー8に対する通電が開始さ
れる。
なお、コンタクタ31の投入により、サイリス
タインバータ50は強制転流回路1の助けによ
り、交流電流を発生するが、その結果電動発電機
は回転子に設けたダンパ巻線を利用した誘導電動
機として回転を開始する。しかる後に、自然転流
が可能な速度、つまり出力電圧が十分になり、出
力電圧検知リレー5が動作すると、接点51が閉
路すると共に接点52が開路する。その結果、接
点51を介して起動抵抗短絡用接触器9に通電さ
れるため、コンタクタ91が閉路して起動抵抗2
が短絡され、同時に強制転流回路1の動作を停止
して自然転流に移行する。一方、接点52の開路
により、出力電圧検知補助リレー7は通電を停止
され、その接点71が開路するため、起動失敗出
力用限時リレー8は通電を断たれ、限時動作を中
止する。
次に、起動時に於いて、回路動作の不具合ある
いは出力側の負荷が過大のため充分な速度起電力
が得られず起動出来ない場合について説明する
に、起動指令に基づいて起動指令リレー6が動作
すると接点61,62が閉路する。その結果、高速
度遮断器3に接点61,81を介して通電されるた
め、コンタクタ31が投入される。同時に接点6
,52を介して出力電圧検知補助リレー7に通電
されるため、接点71が閉路して起動失敗限時リ
レー8に対する通電が開始される。
なお、コンタクタ31の投入により、サイリス
タインバータ50は強制転流回路1の助けにより
起動しようとするが、ここで強制転流回路1が動
作せず起動失敗が発生したり、出力側の負荷が重
過ぎる様な場合、いつまでも出力電圧は十分なレ
ベルにまで立上がらない。このため、出力電圧検
知リレー5はいつまでも動作せず、接点51は開
路したまま、接点52は閉路したままとなる。
この状態が一定時間継続すると起動失敗出力用
限時リレー8が動作してその接点81を開路する。
その結果、高速遮断器3の通電が断たれ、コンタ
クタ31を開路して主回路の電流を遮断する。
上に述べた如く、従来の起動失敗検知装置は出
力電圧が所定時間内に所定のレベルに達し得ない
ことを検出して回路を遮断していたため、強制転
流回路1が動作せずに起動失敗となつた場合、起
動失敗出力用限時リレー8が動作するまで起動抵
抗2に電流が流れてしまう。このため、起動抵抗
2は強制転流失敗時の電流に見合つた容量とする
必要があり、電気車等に於いてはその容積は無視
出来ないものとなつてしまう。
従つて、本考案の目的は上記従来技術の欠点を
なくし、強制転流回路の不動作については、これ
を直接検知して直ちに主回路を遮断することによ
り起動抵抗に過大電流が流れるのを防止して、起
動抵抗の容量低減を可能とした起動失敗検知装置
を提供するにある。
以下、図面に従つて本考案の実施例を説明す
る。
第2図は本考案の一実施例に係る起動失敗検知
装置を備える無整流子電動発電機の回路構成図
で、同図中4は強制転流回路1の強制転流電流を
検知して接点を開路する電流検知リレー、10は
通電により一定時間置いて接点101を開路する
転流失敗検知限時リレー、63は起動指令リレー
6の動作時に閉路する接点、53は出力電圧検知
リレー5の動作時に開路するリレーである。
かかる構成に於いて、通常運転時は第1図の構
成と全く同様にして、サイリスタインバータ50
を自然転流しながら電動発電機としての動作が行
なわれる。
次に、起動時に於いてこれが正常に行なわれた
場合の動作について第3図のタイムチヤートに従
つて説明するに、起動指令に基いて起動指令リレ
ー6が動作すると接点61,62,63が閉路する。
その結果、高速度遮断器3に接点61,81,10
を介して通電されるため、第3図aに示す如く
コンタクタ31が投入され主回路に対する通電が
開始される。同時に、接点62,52を介して出力
電圧検知補助リレー7に通電され、接点71が閉
路して起動失敗限時リレー8に対する通電が開始
され、一方、接点63,41,53を介して転流失
敗検知限時リレー10に対する通電が開始され
る。
なお、コンタクタ31の投入により、サイリス
タインバータ50は強制転流回路1の助けによ
り、交流電流を発生するが、正常時には強制転流
回路1が動作して第3図cに示す如く強制転流電
流が流れるため、電流検知リレー4が第3図dに
示す如く動作してその接点41を開路する。その
結果、転流失敗検知限時リレー10に対する通電
が断たれ、その限時動作を中止させる。
一方、サイリスタインバータ50の起動に伴な
い第3図bに示す如く出力電圧が十分になると、
第3図eに示す如く電圧検知リレー5が動作して
接点51が閉路すると共に接点52,53が開路す
る。その結果、接点51を介して起動抵抗短絡用
接触器9に通電されるため、コンタクタ91が閉
路して起動抵抗2が短絡され、同時に強制転流回
路1の動作を停止して自然転流に移行する。一
方、接点52の開路により、出力電圧検知補助リ
レー7は通電を停止され、その接点71が開路す
るため、起動失敗出力用限時リレー8は通電を断
たれ、限時動作を中止する。また、強制転流回路
1の動作停止に伴ない、第3図cに示す如く、強
制転流電流もなくなるため、第3図dに示す如く
電流検知リレー4が不動作となり接点41を閉路
する。但し、この時、転流失敗検知限時リレー1
0に直列に介挿される接点53は開路しているた
め、リレー10には通電されない。
次に、起動時に強制転流回路1は正常に動作し
たものの、出力側の負荷の過大により充分な速度
起電力が得られず起動出来ない場合の動作につい
て、第4図のタイムチヤートに従つて説明する
に、起動指令に基いて起動指令リレー6が動作す
ると接点61,62,63が閉路する。その結果、
高速度遮断器3に接点61,81,101を介して
通電されるため、第4図aに示す如くコンタクタ
1が投入され、主回路に対する通電が開始され
る。同時に、接点62,52を介して出力電圧検知
補助リレー7に通電され、接点71が閉路して起
動失敗出力限時リレー8に対する通電が開始さ
れ、一方、接点63,4,53を介して転流失敗検
知限時リレー10に対する通電が開始される。
なお、コンタクタ31の投入によりサイリスタ
インバータ50は強制転流回路1の助けにより交
流電流を発生するが、強制転流回路1の動作によ
り第4図cに示す如く強制転流電流が流れるた
め、電線検知リレー4が第4図dに示す如く動作
してその接点41を開路する。その結果、転流失
敗検知限時リレー10に対する通電が断たれ、そ
の限時動作を中止させる。
ここで、出力側の負荷が重過ぎる等の理由から
十分な速度起電力が得られた場合、第4図bに示
す如く出力電圧がいつまでたつても十分なレベル
に達せず、第4図dに示す如く電圧検知リレー5
が不動作のままの場合、接点51は開路したまま、
接点52,53は閉路したままとなる。
この状態が一定時間継続すると第4図eに示す
如く、起動失敗出力用限時リレー8が動作してそ
の接点81を開路する。その結果、高速度遮断器
3の通電が断たれ、第4図aに示す如く、コンタ
クタ31が開路して主回路の電流が遮断される。
次に、起動時に強制転流回路1の異常によりサ
イリスタインバータ50が転流失敗を起して起動
出来ない場合の動作について、第5図のタイムチ
ヤートに従つて説明するに、起動指令に基いて起
動指令リレー6が動作すると接点61,62,63
が閉路する。その結果、高速度遮断器3に接点6
,81,10を介して通電されるため、第5図a
に示す如くコンタクタ31が投入され、主回路に
対する通電が開始される。同時に、接点62を介
して出力電圧検知補助リレー7に通電され、接点
1が閉路して起動失敗出力限時リレー8に対す
る通電が開始され、一方、接点63,41,53
介して転流失敗検知限時リレー10に対する通電
が開始される。
なお、コンタクタ31の投入によりサイリスタ
インバータ50は強制転流回路1の助けにより交
流電流を発生しようとするが、強制転流回路1が
不動作のため転流失敗を起してしまう。この時、
強制転流回路1には第5図bに示す如く強制転流
電流は流れないため、電流検知リレー4は不動作
のままとなり、接点41も閉路のままとなる。
この状態が、一定時間継続すると第5図cに示
す如く、転流失敗検知限時リレー10が動作して
その接点101を開路する。その結果、高速度遮
断器3の通電が断たれ、第5図aに示す如く、コ
ンタクタ31が開路して主回路の電流が遮断され
る。
なお、転流失敗検知限時リレー10の動作時間
は極めて短い時間に設定されるため、起動抵抗2
に転流失敗による過大な負荷が長時間にわたつて
印加されることはない。
なお、強制転流回路の動作、不動作の検出を行
うに当つて、上記実施例では変流器を用いた場合
を例示したが、本考案の実施はこれに限定される
ものはなく、他の電流検知手段を用いてもよいこ
とは云うまでもない。
以上述べた如く、本考案によれば転流失敗に起
因する変換回路の起動失敗を迅速に検知して適宜
保護動作を行なわせることが出来るため、変換回
路に起動時に直列に介挿される起動抵抗の容量を
低減させることを可能ならしめた起動失敗検知装
置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の起動失敗検知装置を備える無整
流子電動発電機の回路構成図、第2図は本考案の
一実施例に係る起動失敗検知装置を備える無整流
子電動発電機の回路構成図、第3図、第4図、第
5図は第2図の構成の動作を説明するためのタイ
ムチヤートである。 1……強制転流回路、50……サイリスタイン
バータ、2……起動抵抗、4……電流検知リレ
ー、5……出力電圧検知リレー、6……起動指令
リレー、8……起動失敗出力用限時リレー、10
……転流失敗検知限時リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイリスタを用いて直流を交流に変換する変換
    回路と、この変換回路のサイリスタを強制転流さ
    せる転流回路と、この転流回路の電流を検出する
    電流検出器と、上記変換回路を強制転流させる時
    に上記電流検出器の出力を判別して、起動時から
    一定時間以内に電流が無い場合に主回路を遮断す
    る保護回路とを具えることを特徴とする起動失敗
    検知装置。
JP16531781U 1981-11-05 1981-11-05 起動失敗検知装置 Granted JPS5870100U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16531781U JPS5870100U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 起動失敗検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16531781U JPS5870100U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 起動失敗検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5870100U JPS5870100U (ja) 1983-05-12
JPS6330232Y2 true JPS6330232Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=29957520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16531781U Granted JPS5870100U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 起動失敗検知装置

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JPS5870100U (ja) 1983-05-12

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